JP4976909B2 - 片面溶接装置 - Google Patents

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本発明は、造船所における船体ブロック製造ラインの板継ぎ工程等の大板の板継ぎ溶接に使用される片面溶接装置に関するものである。
一般に、造船所における船体の製造に際しては、複数枚の大面積の鉄鋼パネルを突き当て溶接して船体の外板が製造される。この外板の製造における鉄鋼パネルの突き当て溶接には、突き当てた鉄鋼パネルの片面に連続的に設けられる溶接線(開先)に沿って、被溶接材の裏面に裏当て台車を配置して、被溶接材の表面に複数の溶接トーチを移動させながら先行の溶接トーチによって開先を溶融して裏面ビードを形成するとともに、後行の溶接トーチによって表ビードを形成して、片面の1パスで溶接を完了させる片面溶接装置が用いられる(特許文献1参照)。
この複数枚の鉄鋼パネルの突き当て溶接において、突き当てられた各鉄鋼パネルの間に形成される複数の溶接線(開先)に沿って、鉄鋼パネルの裏面に複数の裏当て台車を配置して、一度に複数枚の鉄鋼パネルを突き当て溶接することが行われる。このとき、片面溶接装置が備える複数の裏当て台車を、それぞれ各溶接線に配置する位置決め作業は、オペレータの目視による手動操作により行っていた(特許文献2、特許文献3参照)。
例えば、3枚の鉄鋼パネルを突合せ溶接する場合の従来の方法について説明すると、まず、図17(a)に示すように、3枚の鉄鋼パネル171a,171b,171cを、仮付け定盤172の上に載置して突合せ、各鉄鋼パネル171a,171b,171cの突合せ部の両端にタブ板Wbを溶接して仮付けを行う。このとき、鉄鋼パネル171aと鉄鋼パネル171bとの間、および鉄鋼パネル171bと鉄鋼パネル171cの間には、連続して刻設された開先からなる溶接線173ab,173bcが形成される。次に、この仮付けされた鉄鋼パネル171a,171b,171cを搬送して、図17(b)に示すように、片面溶接定盤174の上に置かれた裏当て台車175a,175bの上に載置する。このとき、裏当て台車175a,175bの上面中央には、片面溶接時の鉄鋼パネル171a,171b,171cの溶接線173a,173bの裏面側にフラックスを供給する裏当て部176a,176bが配設されている。そして、図17(c)に示すように、オペレータは、目視によって裏当て台車175bの位置を確認しながら、手動で裏当て台車175bを動かして、裏当て部176bを、溶接線173bの直下に位置するように配置する。次に、図17(d)に示すように、裏当て台車175aを動かして、裏当て部176aを、溶接線173aの直下に位置するように配置する。このようにして、裏当て台車175a,175bの位置決めが行われる。
実開昭49−127426号公報 特開2006−51529号公報 特開2005−319512号公報
しかし、この位置決め作業におけるオペレータの目視による手動操作は、装置が大型で慣性が大きいため、クレーンで鉄鋼パネルを操作する場合などと同様に一度の操作ではなかなか位置決めが難しく、何度も位置修正を繰り返す必要があった。そのため手間と時間が掛っていた。
そこで、本発明の課題は、オペレータの手間を省き、複数の裏当て台車を正確かつ簡便に適正な位置に配置することができる片面溶接装置を提供することにある。
請求項に係る発明の片面溶接装置は、複数の被溶接材を突き合せて各被溶接材の間に並列に形成される複数の溶接線に沿って、被溶接材の裏側に複数の裏当て台車を配置して溶接を行う片面溶接装置であって、前記複数の裏当て台車の位置を制御する位置決め制御手段を有し、前記位置決め制御手段が、前記複数の溶接線と直交する方向に配置されたレール上における前記複数の裏当て台車の位置を検出する位置検出センサと、前記位置検出センサによって検出された各裏当て台車の位置に基づいて、各裏当て台車間の距離が、予め入力される前記複数の溶接線の間の距離Lになるよう裏当て台車を移動させる台車移動制御部と、を含むことを特徴とする。
この片面溶接装置では、位置決め制御手段の台車移動制御部が、予め入力される前記複数の溶接線の間の距離Lに基づいて、各裏当て台車の距離が前記入力された溶接線の間の距離Lになるよう前記裏当て台車を移動させることによって、複数の溶接線に沿って、被溶接材の裏側に複数の裏当て台車を配置することができる。
請求項に係る発明の片面溶接装置は、複数の被溶接材を突き合せて各被溶接材の間に並列に形成される複数の溶接線に沿って、被溶接材の裏側に複数の裏当て台車を配置して溶接を行う片面溶接装置であって、前記複数の裏当て台車の位置を制御する位置決め制御手段を有し、前記位置決め制御手段が、予め入力される被溶接材の一端側と第1の溶接線との間の距離L1と、前記第1の溶接線と当該第1の溶接線に隣接する第2の溶接線との間の距離L2とに基づいて、溶接定盤に設けられた被溶接材ストッパの位置を基準として、一端側の被溶接材を載置する裏当て台車と前記被溶接材ストッパとの距離がL1に、各裏当て台車間の距離がL2となるように各裏当て台車の位置を制御する台車移動制御部を含むことを特徴とする。
この片面溶接装置では、複数の被溶接材を突き合せて各被溶接材の間に並列に形成される複数の溶接線に沿って、被溶接材の裏側に複数の裏当て台車を配置して溶接を行う片面溶接装置であって、前記複数の裏当て台車の位置を制御する位置決め制御手段を有し、前記位置決め制御手段が、予め入力される前記被溶接材の一端側と第1の溶接線との間の距離L1と、前記第1の溶接線と当該第1の溶接線に隣接する第2の溶接線の間の距離L2とに基づいて、溶接用定盤に設けられた被溶接材ストッパの位置を基準として、一端側の被溶接材を載置する裏当て台車と前記被溶接材ストッパとの距離がL1に、裏当て台車間の距離がL2となるように各裏当て台車の位置を制御することによって、複数の溶接線に沿って、被溶接材の裏側に複数の裏当て台車を配置することができる。
請求項1および請求項に記載の発明では、オペレータの手間を省き、複数の裏当て台車を各溶接線に沿って、正確かつ簡便に適正な位置に配置して溶接を行うことができる。また、請求項1に記載の発明では、特別な器具または装置が不要であるため、低コストで、複数の溶接線に沿って、被溶接材の裏側に複数の裏当て台車を配置することができる。
また、請求項に記載の発明では、溶接定盤上に搬入した被溶接材の一端の位置を被溶接材ストッパによって位置決めできるため、被溶接材の位置決めが容易となる
以下、本発明の片面溶接装置(以下、「本発明の装置」という)の実施形態について図面に従って詳細に説明する。
図1は、2台の裏当て台車6a,6bを備える本発明の片面溶接装置1の実施形態を示す斜視図である。
片面溶接装置1は、幅方向に並設された複数のレール2と、レール2上を幅方向に移動可能な台車部3と、台車部3の上部に配置される土台フレーム4と、土台フレーム4の内側に設けられた裏当部5とを有する2台の裏当て台車6a,6bと、裏当て台車6a,6bの上方に、被溶接材の長手方向に沿って架設され、裏当て台車6a,6bと一体に形成された走行レール7に移動可能に懸架された溶接機8とを備える。
さらに、裏当て台車6a,6bは、それぞれ裏当部5を挟んで土台フレーム4の上部に交互に配設された複数のパネル移動用転動ローラ9、ガイドローラ10および被溶接材の固定に用いられる電磁固定装置11を備える。
また、裏当て台車6a,6bの台車部3は、駆動モータ(図示せず)によってレール2上を回転駆動する回転体12a,12bを有する。この回転体12a,12bの回転駆動によって、裏当て台車6a,6bが幅方向に移動される。
裏当部5は、図2に示すように、突き合わされた被溶接材W1,W2,W3の突合せ部に刻成された開先によって形成される溶接線WL1,WL2の裏側にフラックスを供給するものである。この裏当部5は、土台フレーム4の上部に並設された複数の昇降部13と、架台フレーム14と、裏当ローラ15と、裏当ローラ部15の上方に支持される底板16を備えた裏当板部17とを有する。
裏当板部17は、図2に示すように、裏当ローラ部15に支持される底板16と、底板16の上部に配置された銅板19と、銅板19を被溶接材W1,W2,W3に押し当てるためのエアホース18とを備える。
この片面溶接装置1は、図2に示すように、仮付け定盤(図示せず)において突合せ部の両端が仮付けされ、突合せ部に刻成された開先からなる溶接線WL1,WL2を有する被溶接材W1,W2,W3を、片面溶接装置1の幅方向に沿って、裏当て台車6a,6bのパネル移動用転動ローラ9およびガイドローラ10によって支持する。そして、台車部3の回転体12a,12bの回転駆動によって、裏当て台車6a,6bをそれぞれ移動して、裏当部5の上に正確に溶接線WL1,WL2を位置させ、溶接線WL1,WL2の裏側にフラックスを供給し、被溶接材W1,W2,W3の表側から溶接機8によって片面サブマージアーク溶接を行うものである。
この片面溶接装置1による溶接に際して、被溶接材W1,W2,W3の溶接線WL1,WL2の下に裏当部5が位置するように、裏当て台車6a,6bを位置決めする作業について、以下に説明する。
以下、片面溶接装置1による裏当て台車6a,6bの位置決め作業の第1実施形態について説明する。
この第1実施形態に係る片面溶接装置1は、図5に示す制御部50(位置決め制御手段、図15参照)を有する。
制御部50は、台車移動制御部52と、入力された溶接線WL1と溶接線WL2の間の距離Lに基づいて、裏当て台車6a,6bの台車部(台車移動部)3の回転体12a,12bを駆動する走行モータ54a,54bと、駆動信号を伝達するモータ動作処理部53およびサーボドライバ55a,55bを有する。また、台車部3は、レール2上の裏当て台車6a,6bの位置を検出する位置検出センサ56a,56bを有する。
図3は、片面溶接装置1による裏当て台車6a,6bの位置決め作業の第1実施形態の流れを示す図である。
この第1実施形態では、まず、図4(a)に示すように、仮付け定盤にて溶接線WL1,WL2の両端にタブ板Wbを溶接して仮付けされた、3枚の被溶接材W1,W2,W3の溶接線WL1と溶接線WL2の間の距離Lを、図5に示す片面溶接装置1の制御部(位置決め制御手段、図15参照)50の操作部51から、台車移動制御部52に入力する(図3のステップS1)。
そして、図4(b)に示すように、裏当て台車6a,6bの間の間隔、正確には、裏当て台車6aの銅板19と、裏当て台車6bの銅板19との間の距離が、前記入力された距離Lとなるように、裏当て台車6a,6bを移動させる。このとき、図5に示す片面溶接装置1の制御部50の台車移動制御部52は、入力された溶接線WL1と溶接線WL2の間の距離Lに基づいて、裏当て台車6a,6bの台車部(台車移動部)3の回転体12a,12bを駆動する走行モータ54a,54bに、モータ動作処理部53およびサーボドライバ55a,55bを介して、駆動信号を伝達する。これによって、裏当て台車6a,6bが幅方向に移動される。このとき、台車部3は、位置検出センサ56a,56bによって、レール2上の裏当て台車6a,6bの位置を検出し、検出された位置データを台車移動制御部52に伝達する。そして、裏当て台車6a,6bが所定の位置、すなわち、裏当て台車6aの銅板19と、裏当て台車6bの銅板19との間の距離が、前記入力された距離Lとなったとき、台車移動制御部52は、モータ動作処理部53およびサーボドライバ55a,55bを介して、裏当て台車6a,6bの移動を停止させる。これによって、裏当て台車6a,6bの間の間隔、すなわち、裏当て台車6aの銅板19と、裏当て台車6bの銅板19との間の距離が、前記入力された距離Lとなるように、位置決め作業が終了する(図3のステップS2)。
次に、図4(c)に示すように、仮付けされた被溶接材W1,W2,W3を溶接定盤に搬入して、溶接線WL1,WL2が、位置決めされた裏当て台車6a,6bの銅板19の上に正確に位置するように、被溶接材W1,W2,W3を載置する(図3のステップS3)。このとき、被溶接材W1,W2,W3はパネルラインのコンベアで搬送し、溶接線WL1,WL2と裏当て台車の位置決め作業は、オペレータが目視で行う。これにより、低コストで、複数の溶接線に沿って、被溶接材の裏側に複数の裏当て台車を配置することができる。
次に、片面溶接装置1による裏当て台車6a,6bの位置決め作業の第2実施形態について説明する。
この第2実施形態に係る片面溶接装置1は、図8に示す制御部(図15参照)80を有する。制御部80は、操作部81と、台車移動制御部82と、裏当て台車6a,6bの台車部(台車移動部)3の回転体12a,12bを駆動する走行モータ84a,84bと、駆動信号を伝達するモータ動作処理部83およびサーボドライバ85a,85bと、台車部3に配設された位置検出センサ86a,86bと、開先検出センサ87と、パネル送り量検出センサ87aと、台車目標位置算出部88と、センサアンプ89とを有する。図16に示すように、開先検出センサ148aは、被溶接材W1,W2,W3の長手方向に沿って架設された支持レールSから延設された支持脚SAに配設され、パネル送り量検出センサ87aは、裏当て台車6a,6bのガイドローラ10の回転軸に配設され、被溶接材W1,W2,W3の搬送時に、被溶接材W1,W2,W3の送り量を、ガイドローラ10の回転量によってパルスカウントして台車移動制御部82に伝達する。
図6は、片面溶接装置1による裏当て台車6a,6bの位置決め作業の第2実施形態の流れを示す図である。
この第2実施形態では、まず、図7(a)に示すように、仮付け定盤にて溶接線WL1,WL2の両端にタブ板Wbを溶接して仮付けされた、3枚の被溶接材W1,W2,W3を溶接定盤に搬送して、溶接定盤の上に載置された裏当て台車6a,6bの上に仮搭載する(図6のステップS1)。
そして、この被溶接材W1,W2,W3の搬送時に、開先検出センサ148aによって溶接線WL1,WL2を検出する(図6のステップS2)。検出された溶接線WL1,WL2のデータは、センサアンプ89を介して台車目標位置制御部88に入力される。この開先検出センサ148aによる溶接線WL1,WL2の検出は、被溶接材W1,W2,W3の搬送時に2回行われる。同時に、パネル送り量検出センサ87aが、被溶接材W1,W2,W3の送り量を、ガイドローラ10の回転量によってパルスカウントして台車目標位置制御部88に入力される。これによって、溶接線WL1,WL2がどこまで移動したか監視される。次に、被溶接材W1,W2,W3の搬送が完了し、被溶接材W1,W2,W3が停止すると、パネル送り量検出センサ87aから台車目標位置制御部88に伝達される被溶接材W1,W2,W3の送り量によって、溶接線WL1,WL2の停止位置が台車目標位置制御部88において把握される。
次に、図7(c)に示すように、台車目標位置に裏当て台車6a,6bを移動させる。すなわち、溶接線WL1,WL2の停止位置に裏当て台車6a,6bを移動させる(図6のステップS3)。これによって、図7(c)に示すように、溶接線WL1,WL2が、位置決めされた裏当て台車6a,6bの銅板19の上に正確に配置される。
このとき、図8に示す片面溶接装置1の制御部(位置決め制御手段)80においては、開先検出センサ148aからセンサアンプ89を介して台車目標位置算出部88に、被溶接材W1,W2,W3の溶接線WL1,WL2の検出と、その溶接線WL1,WL2の検出に伴って、パネル送り量検出センサ87aによって検出される溶接線WL1,WL2の位置が入力される。この溶接線WL1,WL2の位置に基づいて、台車目標位置算出部88は、各裏当て台車6a,6bの目標位置を算出し、算出した目標位置を台車移動制御部82に入力する。そして、台車移動制御部82は、入力された目標位置に基づいて、裏当て台車6a,6bの台車部(台車移動部)3の回転体12a,12bを駆動する走行モータ84a,84bに、モータ動作処理部83およびサーボドライバ85a,85bを介して、駆動信号を伝達する。これによって、裏当て台車6a,6bが幅方向に移動される。このとき、台車部3は、位置検出センサ86a,86bによって、レール2上の裏当て台車6a,6bの位置を検出し、検出された位置データを台車移動制御部82に伝達する。そして、裏当て台車6a,6bが所定の位置となったとき、台車移動制御部82は、モータ動作処理部83およびサーボドライバ85a,85bを介して、裏当て台車6a,6bの移動を停止させる。これによって、裏当て台車6a,6bの位置決め作業が終了する。これにより、被溶接材を溶接定盤上に特に位置に配慮せず搬入しても、各裏当て台車を各溶接線に沿って正確かつ適正な位置に配置でき、熟練した技量を必要とせず、コスト低減かつ省力化を図ることが可能となる。
次に、片面溶接装置1による裏当て台車6a,6bの位置決め作業の第3実施形態について説明する。
この第3実施形態に係る片面溶接装置1は、図11に示す制御部(位置決め制御手段)110を有する。制御部110は、操作部111と、台車移動制御部112と、モータ動作処理部113と、裏当て台車6a,6bの台車部(台車移動部)3の回転体を駆動する走行モータ114a,114bと、サーボドライバ115a,115bと、台車部3に配置され、レール2上の裏当て台車6a,6bの位置を検出する位置検出センサ116a,116bとを有する。また、図10(a)〜(c)に示すように、制御部(位置決め制御手段)110は、溶接定盤から突出自在の被溶接材ストッパ101a,101bを有し、かつ、この被溶接材ストッパ101a,101bの突出動作を制御するストッパ制御部117を有する。
図9は、片面溶接装置1による裏当て台車6a,6bの位置決め作業の第3実施形態の流れを示す図である。
この第3実施形態では、まず、図10(a)に示すように、仮付け定盤にて溶接線WL1,WL2の両端にタブ板Wbを溶接して仮付けされた、3枚の被溶接材W1,W2,W3の溶接線WL1と溶接線WL2の間の距離L2と、一端の被溶接材W1の端部と溶接線WL1の間の距離L1とを、図11に示す片面溶接装置1の制御部(位置決め制御手段、図15参照)110の操作部111から、台車移動制御部112に入力する(図9のステップS1)。
そして、図10(b)に示すように、裏当て台車6bと、被溶接材ストッパ101a,101bの裏当て台車側の側面との間の距離、正確には、裏当て台車6bの銅板19と、被溶接材ストッパ101a,101bの間の距離L1が、前記入力された距離L1となるとともに、裏当て台車6a,6bの間の間隔、正確には、裏当て台車6aの銅板19と、裏当て台車6bの銅板19との間の距離が、前記入力された距離L2となるように、裏当て台車6a,6bを移動させる。
次に、図11に示す片面溶接装置1の制御部(位置決め制御手段)110の台車移動制御部112は、裏当て台車6a,6bの位置決めを開始する前に予め入力されている裏当て台車6bと、被溶接材ストッパ101a,101bの裏当て台車側の側面との間の距離L1と、溶接線WL1と溶接線WL2の間の距離L2とに基づいて、裏当て台車6a,6bの台車部(台車移動部)3の回転体を駆動する走行モータ114a,114bに、モータ動作処理部113およびサーボドライバ115a,115bを介して、駆動信号を伝達する。これによって、裏当て台車6a,6bが幅方向に移動される。このとき、台車部3は、位置検出センサ116a,116bによって、レール2上の裏当て台車6a,6bの位置を検出し、検出された位置データを台車移動制御部112に伝達する。そして、裏当て台車6a,6bが所定の位置、すなわち、裏当て台車6aの銅板19と、裏当て台車6bの銅板19との間の距離が、前記入力された距離L2となったとき、台車移動制御部52は、モータ動作処理部113およびサーボドライバ115a,115bを介して、裏当て台車6a,6bの移動を停止させる。これによって、裏当て台車6bと、被溶接材ストッパ101a,101bの裏当て台車側の側面との間の距離が、前記距離L1となり、裏当て台車6a,6bの間の間隔、すなわち、裏当て台車6aの銅板19と、裏当て台車6bの銅板19との間の距離が、前記入力された距離L2となるように、位置決めする(図9のステップS2)。
次に、図10(c)に示すように、図11に示す制御部110のストッパ制御部117によって、通常は、溶接定盤から突出しないように、溶接定盤内に格納されている被溶接材ストッパ101a,101bを、溶接定盤の表面から突出させる(図9のステップS3)。そして、仮付けされた被溶接材W1,W2,W3を溶接定盤に搬入して、被溶接材ストッパ101a,101bに被溶接材W1の端側を当接させながら、被溶接材W1,W2,W3を、位置決めされた裏当て台車6a,6bの銅板19の上に載置する(図9のステップS4)。これによって、図10(c)に示すように、溶接線WL1,WL2が、位置決めされた裏当て台車6a,6bの銅板19の上に正確に配置される。これにより、溶接定盤上に搬入した被溶接材の一端の位置を被溶接材ストッパによって位置決めできるため、被溶接材の位置決めが容易となり、コスト低減かつ省力化を図ることができる。
次に、片面溶接装置1による裏当て台車6a,6bの位置決め作業の第4実施形態について説明する。
この第4実施形態に係る片面溶接装置1は、図14に示す制御部(位置決め制御手段)140を有する。制御部140は、台車移動制御部142と、モータ動作処理部143と、裏当て台車6a,6bの台車部(台車移動部)3の回転体を駆動する走行モータ144a,144bに駆動信号を伝達するサーボドライバ145a,145bと、裏当て台車6a,6bに配設された開先検出センサ148a,148bからの溶接線の検出に関する信号を伝達するためのセンサアンプ147a,147bとを有する。
また、図15に示す溶接機8は、溶接トーチ3A,3B,3Cを搭載した溶接走行台車4、走行レール移動部(走行レール移動手段)5、スライダ(台車移動手段)6および制御部150を備えるものである。そして、開先検出センサ148a,148bが、被溶接材W1,W2,W3の長手方向に沿って架設される走行レール7に懸架される溶接機8の支持台座4aから垂下された前支持腕4bから延設して、溶接トーチ3A,3B,3Cが通る溶接線(開先)の直上に位置するように配置される。溶接線WL1,WL2の検出に際しては、案内腕4gを上方に折り曲げ終端検知器10を溶接線WL1,WL2上から退避させた状態で、開先検出センサ148a,148bによる溶接線WL1,WL2の検出が行われる。
図12は、片面溶接装置1による裏当て台車6a,6bの位置決め作業の第4実施形態の流れを示す図である。
この第4実施形態では、まず、図13(a)に示すように、仮付け定盤にて溶接線WL1,WL2の両端にタブ板Wbを溶接して仮付けされた、3枚の被溶接材W1,W2,W3を溶接定盤に搬送して、溶接定盤の上に載置された裏当て台車6a,6bの上に仮搭載する(図12のステップS1)。
そして、片面溶接装置1に設けられた開先検出センサ148a,148bによって、被溶接材W1,W2,W3の溶接線WL1,WL2が検出されるまで、裏当て台車6a,6bを移動させる(図12のステップS2)。この被溶接材W1,W2,W3の溶接線WL1,WL2の検出は、図13に示す片面溶接装置1の制御部(図15参照)140において、操作部141から台車位置決め開始命令が入力されると同時に開始され、開先検出センサ148a,148bから、台車移動制御部142にセンサアンプ147a,147bを介して入力される。
次に、裏当て台車6a,6bを移動させて、溶接線WL1,WL2が、位置決めされた裏当て台車6a,6bの銅板19の上に正確に位置するようにする。これによって、図13(b)に示すように、溶接線WL1,WL2が、位置決めされた裏当て台車6a,6bの銅板19の上に正確に配置される。
このとき、図14に示す片面溶接装置1の制御部(位置決め制御手段)140においては、開先検出センサ148a,148bからセンサアンプ147a,147bを介して台車移動制御部142に、被溶接材W1,W2,W3の溶接線WL1,WL2の検出の有無が伝達される。そして、台車移動制御部142は、裏当て台車6a,6bの台車部(台車移動部)3の回転体を駆動する走行モータ144a,144bに、モータ動作処理部143およびサーボドライバ145a,145bを介して、駆動信号を伝達する。これによって、裏当て台車6a,6bが幅方向に移動される。開先検出センサ148a,148bが、それぞれ溶接線WL1,WL2を検出すると、その溶接線WL1,WL2の検出が台車移動制御部142に伝達される。このとき、台車移動制御部142は、モータ動作処理部143およびサーボドライバ145a,145bを介して、裏当て台車6a,6bの移動を停止させる。これによって、図13(b)に示すように、溶接線WL1,WL2が、位置決めされた裏当て台車6a,6bの銅板19の上に正確に配置される。これにより、開先検知センサによって前記溶接線を検出したときに前記台車移動部による前記裏当て台車の移動を停止させることによって、裏当て台車の位置決めを行うことができるため、位置決め作業の自動化が可能となり、コスト低減かつ省力化が可能となる。
本発明の片面溶接装置を示す斜視図である。 本発明の片面溶接装置における複数の裏当て台車と被溶接材を示す斜視図である。 本発明の片面溶接装置における裏当て台車の位置決め作業の第1実施形態を説明するフロー図である。 (a)〜(c)は、第1実施形態の各工程を順を追って示す図である。 第1実施形態に係る片面溶接装置の制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の片面溶接装置における裏当て台車の位置決め作業の第2実施形態を説明するフロー図である。 (a)〜(c)は、第2実施形態の各工程を順を追って示す図である。 第2実施形態に係る片面溶接装置の制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の片面溶接装置における裏当て台車の位置決め作業の第3実施形態を説明するフロー図である。 (a)〜(c)は、第3実施形態の位置決め作業の主要工程を順を追って説明する図である。 第3実施形態に係る片面溶接装置の制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の片面溶接装置における裏当て台車の位置決め作業の第4実施形態を説明するフロー図である。 (a)〜(b)は、第4実施形態の位置決め作業の主要工程を順を追って説明する図である。 第4実施形態に係る片面溶接装置の制御部の構成を示すブロック図である。 第4実施形態における溶接機に設置された開先検出センサの具体例を示す図である。 第2実施形態における開先検出センサと開先検出センサの具体例を示す図である。 (a)〜(d)は、従来の裏当て台車の位置決め作業を順を追って示す図である。
符号の説明
1 片面溶接装置
2 レール
3 台車部
4 土台フレーム
5 裏当部
6a,6b 裏当て台車
7 走行レール
8 溶接機
9 パネル移動用転動ローラ
10 ガイドローラ
12a,12b 回転体
19 銅板
50 制御部(位置決め制御手段)
51 操作部
52 台車移動制御部
53 モータ動作処理部
54a,54b 走行モータ
55a,55b サーボドライバ
56a,56b 位置検出センサ
80 制御部(位置決め制御手段)
81 操作部
82 台車移動制御部
83 モータ動作処理部
84a,84b 走行モータ
85a,85b サーボドライバ
86a,86b 位置検出センサ
87a,87b 開先検出センサ
88 台車目標位置算出部
89 センサアンプ
101a,101b 被溶接材ストッパ
110 制御部(位置決め制御手段)
111 操作部
112 台車移動制御部
113 モータ動作処理部
114a,114b 走行モータ
115a,115b サーボドライバ
116a,116b 位置検出センサ
117 ストッパ制御部
140 制御部(位置決め制御手段)
141 操作部
142 台車移動制御部
143 モータ動作処理部
144a,144b 走行モータ
145a,145b サーボドライバ
146a,146b 位置検出センサ
147a,147b センサアンプ
148a,148b 開先検出センサ
W1,W2,W3 被溶接材
WL1,WL2 溶接線

Claims (2)

  1. 複数の被溶接材を突き合せて各被溶接材の間に並列に形成される複数の溶接線に沿って、被溶接材の裏側に複数の裏当て台車を配置して溶接を行う片面溶接装置であって、
    前記複数の裏当て台車の位置を制御する位置決め制御手段を有し、
    前記位置決め制御手段が、
    前記複数の溶接線と直交する方向に配置されたレール上における前記複数の裏当て台車の位置を検出する位置検出センサと、
    前記位置検出センサによって検出された各裏当て台車の位置に基づいて、各裏当て台車間の距離が、予め入力される前記複数の溶接線の間の距離Lになるよう各裏当て台車を移動させる台車移動制御部と、
    を含むことを特徴とする片面溶接装置。
  2. 複数の被溶接材を突き合せて各被溶接材の間に並列に形成される複数の溶接線に沿って、被溶接材の裏側に複数の裏当て台車を配置して溶接を行う片面溶接装置であって、
    前記複数の裏当て台車の位置を制御する位置決め制御手段を有し、
    前記位置決め制御手段が、予め入力される被溶接材の一端側と第1の溶接線との間の距離L1と、前記第1の溶接線と当該第1の溶接線に隣接する第2の溶接線との間の距離L2とに基づいて、溶接定盤に設けられた被溶接材ストッパの位置を基準として、一端側の被溶接材を載置する裏当て台車と前記被溶接材ストッパとの距離がL1に、各裏当て台車間の距離がL2となるように各裏当て台車の位置を制御する台車移動制御部を含むことを特徴とする片面溶接装置。
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