JP4401238B2 - 片面溶接装置 - Google Patents

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本発明は、互いに異なる特性を有する2方式の裏当装置を有し、溶接対象物の性状等によって裏当装置を使い分けることにより、適正な片面サブマージアーク溶接を行うことができる2方式の裏当装置を搭載した片面溶接装置に関する。
従来から片面溶接装置の裏当装置として、例えばレジン・フラックス(RF)方式及びフラックス・カッパー・バッキング(FCB)方式のものが知られている。
RF方式の裏当装置は、フラックスベルト又はフラックス袋内に設けられた下敷きフラックス上に熱硬化性樹脂を含んだ粉末状の裏当フラックスを収容して裏当フラックス層を形成し、この裏当フラックス層を、その下方に配置されたエアホースを膨張させることによって開先線の裏面に押し当てる装置であり、開先の表面側から一度に裏ビードを形成しながら片面サブマージアーク溶接が行われる。
図5はRF方式の裏当装置を採用した片面溶接装置における鋼板の突合せ溶接部分の断面を示す模式図である。被溶接材である一対の鋼板111の突合せ部にV型開先112が設けられている。V型開先112の開先線の裏面にはフラックス袋114及びエアホース115が収容された裏当治具116が配置されている。下敷きフラックス113を収容したフラックス袋114の上部には裏当フラックス117が敷き詰められている。
裏当フラックス117は、エアホース115に空気を導入してこれを膨張させることにより、フラックス袋114を介して開先線の裏面に押し当てられる。裏側の溶接金属118はスラグ119によって覆われており、このスラグ119は裏当フラックス117によって覆われている。またV型開先112の表面には溶接金属120が形成されている。溶接金属120はスラグ121によって覆われており、このスラグ121は、表フラックス122に覆われている。
一方、FCB方式は、例えば銅板の上にバッキングフラックスを一定厚さに散布し、これをエアホースにより被溶接鋼板の接合部開先線の裏面に押し当てるものであり、開先表面から片面溶接が行われる。
図6はFCB方式の裏当装置を採用した片面溶接装置における鋼板の突合せ溶接部分の断面を示す模式図である。被溶接材である一対の鋼板101の突合せ部にV型開先102が設けられている。V型開先102の裏面には裏当フラックス106が載置された銅板103が配置されている。この銅板103はエアホース104によって支持されており、エアホース104内のエアー量を可変することにより、開先線裏面への押しつけ力を調整する。裏側の溶接金属105はスラグ107によって覆われており、このスラグ107は銅板103に載置された裏当フラックス106によって覆われている。V型開先102の表面には溶接金属108が形成されている。溶接金属108はスラグ109によって覆われており、このスラグ109は表フラックス110に覆われている。
RF方式の裏当装置及びこれを採用した片側溶接方法に関する従来技術として、例えば特許文献1及び2が挙げられる。特許文献1には、フラックスを均一に散布するとともに散布高さを自由に調整でき、溶接終了後のフラックスを自動で回収することができるようにしたフラックス回収装置が開示されている(特許文献1、図1及び図2)。また、特許文献2には、未固化フラックスと固化フラックスとの流れを粗分離する分離帯を、その上端部がフラックスベルト上のフラックス中に突っ込むように配置した裏当フラックス回収装置が開示されている(特許文献2、図2)。
一方、FCB方式の裏当装置又はこれを採用した片面溶接方法に関する先行技術として、例えば特許文献3乃至6が挙げられる。特許文献3には、溶接ワイヤ、溶接ユニット、フラックス散布回収器を2以上の独立した走行台車に分離して搭載し、各台車の走行を独立に行えるようにし、これによって装置のノッキング等を解消する技術が開示されている(特許文献3、第1図等)。特許文献4には、被溶接鋼板のクランプ位置を変更することにより、薄板を溶接する薄板溶接モードと、厚板を溶接する厚板溶接モードを切替え可能とした技術が開示されている(特許文献4、図1及び図2)。特許文献5には、裏当てフラックス散布回収手段を昇降手段により被溶接鋼板と干渉しないように退避させ、又被溶接鋼板の搬送後には裏当部まで裏当フラックス散布回収手段を進出できるようにした片面溶接装置が記載されている(特許文献5、図3乃至図5)。また、特許文献6には、被溶接鋼板を拘束する手段が第1クランプ及び第2クランプからなり、第1クランプ及び第2クランプが、被溶接鋼板上に夫々配置される第1及び第2磁性体と、これら磁性体の直下に配置され前記各被溶接鋼板及び各磁性体を吸着自在な磁気吸着装置とで構成した片側溶接装置が記載されている(特許文献6、図1及び図2)。
上記RF方式の裏当装置を採用した片面溶接装置には、溶接開始前は裏当フラックスが粉末状であることから、鋼板裏面の歪、目違い、板厚差等に対する順応性がよいという利点があり、また、例えば8乃至35mmの鋼板を溶接することができることから比較的薄板まで片面溶接を行うことができるという利点を有している。更に、RF方式の裏当装置を採用した片面溶接装置には、溶接が開始されると、裏当フラックスはアーク直下で鋼板裏面に密着したまま固化するので、裏ビーの高さ及び幅が均一になり易いという利点もある。一方、FCB方式の裏当装置を採用した片面溶接装置には、例えば12乃至40mmまでの厚さの鋼板を溶接することができることから厚板の溶接に適しており、裏ビードの高さが揃いやすいという利点がある。
即ち、上記2方式の裏当装置を採用した片面溶接装置には、夫々他方にはない利点及び欠点があり、一方の裏当て方式のみで全ての溶接物に対応できるというものではない。従って、被溶接鋼板の性状に応じて裏当装置を使い分けられるように、1つの溶接装置が上記FCB方式及びRF方式の2つの裏当装置を備えていることが好ましい。
従来、このような2方式の裏当装置を有する片面溶接装置の開発が行われていた。図7は、RF方式の裏当装置及びFCB方式の裏当装置を有する従来の片面溶接装置の正面図である。フレーム201上に、第1裏当装置としてのRF方式の裏当装置210及び第2裏当装置としてのFCB方式の裏当装置220が並設されている。第1裏当装置210の頂部には裏当フラックスが収容されるフラックスコンベア211が配置されている。フラックスコンベア211の下方にはエアホース212が配置されており、このエアホース212に、例えば加圧空気を導入することによってフラックスコンベア211内の裏当フラックスが開先の裏面に当接するように配置される。第1裏当装置210の下方には、この第1裏当装置210全体を上下方向に昇降するためのエアー式昇降装置213が設けられており、その下方のフレーム201内には、第1裏当装置210全体を水平方向に平行移動させるための位置調整装置214が設けられている。
一方、第2裏当装置220の頂部には裏当フラックスを支持するための銅板221が配置されている。銅板221の下方にはエアホース222が配置されており、このエアホース222に、例えば加圧空気を導入することによって銅板221上の裏当フラックス層が図示省略した被溶接材の開先の裏面に当接される。第2裏当装置220の下部には、この第2裏当装置220全体を上下方向に昇降するための油圧式昇降装置223が設けられており、この油圧式昇降装置223の直上部には銅板221、エアホース222を一体に水平方向に移動させるための位置調整装置224が設けられている。第1裏当装置210と第2裏当装置220の間及びその両側には、夫々フレーム210上に柱材202が立設されており、この柱材202の上面に被溶接材を水平方向に移動させるためのパネル移動ローラ203が固定されている。
この片面溶接装置によれば、被溶接材の性状等に基づいて第1裏当装置210と第2裏当装置220とを使い分けて適正な片面サブマージアーク溶接が行われる。
実公昭49−8919号公報 特公昭54−40382号公報 特公昭51−7136号公報 特開平10−128581号公報 特開平11−33728号公報 特開2000−288785号公報
しかしながら、上記従来の2種類の裏当装置を備えた片面溶接装置は、フレーム上に単に2つの裏当装置を並設しただけのものであり、各裏当装置が夫々装置全体の昇降装置及び水平方向の位置調整装置を有していたために装置構造が複雑になり、メンテナンス性が悪く、故障頻度が高いという問題点があった。また、装置の占有空間が非常に大きくなり、適用範囲が限定されるという問題点もあった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、装置構造を簡素化して装置全体を小型化し、占有面積及び体積を狭小化して適用範囲を拡大させることができる2種類の裏当装置を搭載した片面溶接装置を提供することを目的とする。
本願発明に係る片面溶接装置は、仮止めされた複数個の被溶接材をその開先の裏面に裏当材を配置して上面から溶接する片面溶接装置において、相対的に水平方向に移動可能な第1フレーム及び第2フレームからなるフレームと、前記第1フレームを前記第2フレームに対して相対的に水平方向に移動させる位置調整装置と、前記第1フレーム上に配置された第1及び第2の裏当装置と、この第1及び第2の裏当装置にフラックスを供給するフラックス供給装置と、前記第2フレーム上に搭載され前記第1の裏当装置からのフラックスを回収する第1の回収部と、前記第2フレーム上に搭載され前記第2の裏当装置からのフラックスを回収する第2の回収部と、前記第1及び第2の裏当装置の上方で前記被溶接材を水平の一方に移動させる移動装置とを有し、前記第1裏当装置は、溶接線に沿って延びる桶状をなしフラックスを貯留するフラックス容器と、前記フラックス容器を前記フレームに相対的に上昇させる第1上昇装置とを有し、前記第2の裏当装置は、溶接線に沿って延びその上にフラックスが供給される銅板と、前記銅板を前記フレームに相対的に上昇させる第2の上昇装置とを有し、前記フラックス容器からあふれ出たフラックスが前記第1の回収部に回収され、前記銅板上から落下したフラックスが前記第2回収部に回収され、前記第1裏当装置における裏当フラックスによる片面溶接と、前記第2の裏当装置における銅板に裏打ちされた裏当フラックスによる片面溶接との双方の機能を備えることを特徴とする。
本発明において、前記フレームを昇降させる昇降装置を有することが好ましい。
本発明において、第1及び第2上昇装置は、例えば、夫々前記フラックス容器及び前記銅板の下部に配置された第1及び第2エアホースを有し、この第1及び第2エアホース内の気体圧力を上昇させることにより、夫々前記フラックス容器及び前記銅板を上昇させるものである。
本発明において、一の移動装置は、例えば、前記被溶接材をその溶接線に垂直の方向に移動させるローラと、このローラを回転駆動する駆動装置とを有する。
また、本発明において、他の移動装置は、例えば、前記被溶接材をその溶接線の方向に移動させるローラと、このローラを回転駆動する駆動装置とを有する。
更に、本発明において、フラックス供給装置は、例えば、フラックスを貯留したホッパであり、このホッパを前記フラックス容器又は銅板の長手方向に沿って移動させることにより、フラックスを前記フラックス容器内及び銅板上に散布するものである。
本願発明に係る片面溶接装置によれば、第1の裏当装置及び第2の裏当装置を有することにより、被溶接材の厚さ、歪の有無、目違いの有無等に合わせて裏当装置を使い分けて適正条件で片面溶接を行うことができるので、片面溶接装置の適用範囲が広がる。
また、本願発明に係る片面溶接装置によれば、第1及び第2の裏当装置をフレームごと昇降させる昇降装置を有することにより、装置構造が簡素化し、メンテナンス性が向上し、故障頻度を低減させることができる。
更に、本発明に係る片面溶接装置によれば、フレームが相対的に水平方向に移動可能な第1フレーム及び第2フレームからなり、第1及び第2裏当装置は前記第1フレーム上に搭載され、第1及び第2回収部は前記第2フレーム上に搭載されていて、前記第1フレームを前記第2フレームに対して相対的に水平方向に移動させる位置調整装置を有することにより、第1及び第2裏当装置におけるフラックス容器及び銅板の開先線に対する相対位置の微調整を行うことができる。
本発明に係る片面溶接装置によれば、第1及び第2上昇装置が、第1及び第2エアホースを有することにより、前記第1及び第2エアホース内の気体圧力を上昇させることによってフラックス容器又は銅板を被溶接材の開先線裏面に対して上昇させ、裏当てフラックスを開先線裏面に配置することができる。
また、本発明に係る片面溶接装置によれば、一の移動装置が、被溶接材をその溶接線に垂直の方向に移動させるローラと、このローラを回転駆動する駆動装置とを有することにより、被溶接材を溶接線と直行する方向に移動させる横流れ方式の片面溶接を行うことができる。
更に、本発明に係る片面溶接装置によれば、他の移動装置が、被溶接材をその溶接線の方向に移動させるローラと、このローラを回転駆動する駆動装置とを有することにより、被溶接材を溶接線と同一方向に移動させる縦流れ方式の片面溶接を行うことができる。
本発明に係る片面溶接装置によれば、フラックス供給装置が、フラックスを貯留したホッパであり、このホッパをフラックス容器又は銅板の長手方向に沿って移動させることにより、一のフラックス供給装置を共用してフラックス容器及び銅板上に必要量の裏当てフラックスを散布し、供給することもできる。
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照しつつ説明する。本実施形態に係る装置は、被溶接材の開先部分の裏面に裏当フラックスを配置する2方式の裏当装置を有し、この裏当装置の水平方向の位置調整装置と上下方向の昇降装置を共通に設けたものである。図1は、本発明の第1実施形態に係る片面溶接装置を示す正面図である。この片面溶接装置は被溶接材を溶接線に直交する方向に移動させる横流れ方式の片面溶接を行うものである。
走行レール1上に対をなす車輪2を有する台車70が搭載されている。台車70は走行レール1に沿って水平に設けられた枠体71と、この枠体71上に搭載された箱体72とを有している。箱体72は枠体71上に固定された水平の柱材73とこの柱材73上に均等に設けられた3本の垂直の柱材74、75、76を有している。柱材74、75及び76の上部には後述する被溶接材を支持し水平方向の一方に移動させるパネル移動ローラ3、補助ローラ8及び/又は被溶接材を磁気によって吸引し、固定する磁気マグネット装置7が必要に応じて設けられている。両側の垂直の柱材74、76間には中央の垂直柱材75を貫通させるように第2フレーム40が配置されており、この第2フレーム40は台車70の下部に固定された油圧式昇降装置80によって昇降自在に支持されている。第2フレーム40はその上端部に水平に張り渡された板材44及び45を有している。水平の板材44、45上には台車70の垂直柱材75を貫通させるように第1のフレーム30が搭載されており、この第1フレーム30上に走行レール1の長さ方向に沿って第1裏当装置10及び第2裏当て装置20が並設されている。
第1裏当装置10は、溶接線に沿って延びる桶状のフラックス容器11と、このフラックス容器11の下方に設けられフラックス容器11を上方に向かって押し上げるエアホース12を有している。一方、第2裏当装置20は溶接線に沿って延びる銅板21と、この銅板21の下方に配置され銅板21を上方に向かって押し上げるエアホース22を有している。
第1裏当装置10の下方の第2フレーム40の水平の板材44には第1裏当装置10のフラックス容器11から溢れたフラックスを受けて回収するためホッパ状のフラックス回収部13が設けられ、第2裏当て装置20の下方の第2フレーム40の水平の板材45には第2裏当て装置20の銅板21から溢れたフラックスを受けて回収するためホッパ状のフラックス回収部23が設けられている。ホッパ状の回収部13及び23の底部には夫々回収したフラックスを系外に排出するスクリューコンベア14及び24が設けられている。
2つの裏当装置10及び20が搭載された第1フレーム30とその下方の第2フレーム40との間には第1フレーム30を第2フレーム40に対して相対的に水平方向に移動させるためギヤ装置の組み合わせとその駆動モータとからなる位置調整装置5が設けられており、この位置調整装置5によって2つの裏当装置10及び20のフラックス容器11又は銅板21の溶接線に対する相対的位置を微調整する。
第1裏当装置10のフラックス容器11の上方及び第2裏当装置20の銅板21の上方には溶接線に沿って移動可能にホッパ状のフラックス供給装置6が配置されており、このフラックス供給装置6をフラックス容器11又は銅板21の上方まで移動させた後、溶接線に沿って移動させることによってフラックス容器11又は銅板21上に裏当てフラックスが散布され、裏当フラックス層が形成される。
次に、上記構成の第1実施形態に係る横流れ方式の片面溶接装置の動作について説明する。
図2(a)、(b)は、横流れ方式の片面溶接装置における被溶接材と裏当装置のフラックス容器との位置関係を示す模式図である。図2(a)において仮止めされた4枚の被溶接材50に対し、その溶接線51、52、53と同一方向に縦長のフラックス容器11が配置されている。
横流れ方式の片面溶接においては、第1の溶接線を溶接した後、第2の溶接線を溶接する必要があるので、第1溶接線を溶接した後も裏当装置の上方には被溶接材が存在し、開放されない。従ってフラックス容器11内に裏当フラックスを供給する際、被溶接材が邪魔になる、そこで本実施形態においては、装置全体を台車70に搭載し、第1及び第2裏当装置を第2フレーム40ごと上下方向に昇降する昇降装置80を有する。
実際の溶接操作を開始する前に、被溶接材の板厚、目違いの有無等を考慮して使用する裏当装置を決定する。例えば、被溶接材が比較的薄く、目違いがある場合はRF方式の第1の裏当装置10を使用する。
図1の片面溶接装置において、まず、裏当装置10の上方のフラックス供給装置6をフラックス容器11の上部まで移動し、フラックス容器11内に裏当てフラックスを均一に散布してフラックス層を形成する。
次に、パネル移動ローラ3及び補助ローラ8を駆動し、仮止めされた被溶接材50を裏当装置10の上部のパネルライン60に沿って移動し、第1溶接線51が裏当装置10のフラックス容器11と重なる位置で停止する(図2(b)参照)。このとき、第1フレーム30と第2フレーム40との間に設けられた位置調整装置5によって被溶接材50の第1溶接線51に対するフラックス容器11の相対位置を微調整する。
第1溶接線51に対するフラックス容器11の相対位置を決定した後、フラックス容器11の下方に設けられたエアホース12に加圧空気を導入しエアホース12を膨張させ、これによりフラックス容器11内の裏当てフラックス層を被溶接材50の第1溶接線51の下面に押しつけるように配置する。このとき磁気マグネット装置7を起動し、上方に押し上げられるように付勢された被溶接材50を磁気によって下方に引きつけて固定する。なお、磁気マグネット装置の上面と被溶接材とは直接接触しておらず、その間には若干の隙間が設けられている。
第1溶接線51の裏面に対する裏当てフラックスの配置及び被溶接材50の固定が終了した後、図示省略した溶接トーチを使用して、例えばV形開先の上方から片面サブマージアーク溶接を施して第1溶接線51を溶接する。
第1溶接線51の溶接が終了した後、被溶接材50を溶接線51に直交する方向(図2中右方向)に移動し、次の第2溶接線52がフラックス容器11と重なる位置で停止する。この状態で、昇降装置80を駆動して第1裏当装置10及び第2裏当装置20をフレーム40ごと下降させ、被溶接材50、即ち、パネルライン60と裏当装置10の上部との間に所定の空間を設ける。被溶接材50と裏当装置10との間に空間を設けた後、フラックス供給装置6をフラックス容器11の上方まで移動し、フラックス容器11内に裏当フラックスを散布して新しい裏当フラックス層を形成する。このようにして、新しいフラックス層を形成した後、フラックス供給装置6を水平移動してフラックス容器11及び溶接線から遠ざける。
次いで、昇降装置80によって第1裏当装置10及び第2裏当装置20を第2フレーム40ごと上方向に移動させ、第1裏当装置10のフラックス容器11を被溶接材50の第2溶接線52の裏面近傍で停止する。次に、エアホース12に加圧空気を導入してこれを膨張させその上部のフラックス容器11内の裏当フラックス層を第2溶接線52の裏面に当接させて配置して同様に第2溶接線52に対して片面サブマージアーク溶接を施す。その後、同様の操作を繰り返して第3溶接線に対して片面サブマージアーク溶接を施して被溶接材50の3つの溶接線の片面サブマージアーク溶接を終了する。
一方、本実施形態において、被溶接材が比較的厚く、目違いがない場合はFCB方式の第2の裏当装置20を使用する。図1の片面溶接装置において、先ず、フラックス供給装置6を第2裏当装置20の銅板21の上部まで移動し、銅板21上に裏当フラックスを均一に散布してフラックス層を形成する。このとき、銅板21からこぼれ落ちたフラックスは下方のフラックス回収部23によって回収され、スクリューコンベア24によって系外に排出される。
次に、パネル移動ローラ3及び補助ローラ8を駆動させ、仮止めされた被溶接材50を裏当装置20の上部のパネルライン60に沿って移動し、第1溶接線51が裏当装置20の銅板21と重なる位置で停止する。このとき、第1フレーム30と第2フレーム40との間に設けられた位置調整装置5によって被溶接材50の第1溶接線51に対する銅板21の相対位置を微調整する。
第1溶接線51に対する銅板21の相対位置を決定した後、銅板21の下方に設けられたエアホース22に加圧空気を導入してエアホース22を膨張させ、これにより銅板21上に形成され、この銅板21で裏打ちされた裏当てフラックス層を被溶接材50の第1溶接線51の下面に押しつけるように配置する。このとき磁気マグネット装置7を起動し、上方に押し上げられるように付勢された被溶接材50を磁気によって下方に引きつけて固定する。
第1溶接線51の裏面に対する裏当てフラックスの配置及び被溶接材50の固定が終了した後、第1裏当装置10を用いた場合と同様にして、開先表面から片面サブマージアーク溶接を施して第1溶接線51を溶接する。以下、第1裏当装置10を使用した場合に準じて第2溶接線52及び第3溶接線53を溶接し、第2裏当装置20を用いた一連の片面サブマージアーク溶接を終了する。
本実施形態によれば、片面溶接装置に第1(RF方式)の裏当装置と第2(FCB方式)の裏当装置とを並設したことにより、被溶接材の形態及び性状等に応じて裏当て装置を使い分けることができるので、片面溶接装置の適用範囲が大幅に拡大する。
また、2方式の裏当装置を一のフレーム上に並設し、これを水平方向に微調整する位置調整装置5を共通に設けるとともに、昇降装置を共通に設けたことにより装置全体がコンパクトになり、故障頻度が減少しメンテナンス性が向上する。
本実施形態によれば、第1及び第2裏当装置を搭載した第1フレーム30を第2フレーム40ごと昇降させる昇降装置80を設けたことにより、第1溶接線の溶接が終了した後、フレーム40ごと下降させて被溶接材50と裏当装置10との間に空間を設け、この空間を利用してフラックス供給装置6によってフラックス容器11内に新しいフラックス層を形成することができるので、横流れ方式の片面サブマージアーク溶接を連続して行うことができる。
本実施形態において、第2フレーム40の外周部に第1裏当装置のフラックス容器11及び第2裏当装置の銅板21の近傍の高さまで達する板塀を設けることが好ましい。これによって、フラックス容器11又は銅板21から落下した裏当フラックスを散乱させることなく下方のフラックス回収部13又は14に導いて回収することができる。
本実施形態において、フラックス供給装置6は、例えば溶接線に沿って設けられた第1裏当装置10のフラックス容器11又は第2裏当装置20の銅板21の長さ方向に沿って設けられた無端チェーンに支持され、これを駆動することによりフラックス容器11又は
銅板21の長さ方向に移動可能に設けられている。
次に、本発明の第2実施形態に係る片面溶接装置について図3を参照して説明する。図3は本発明の第2実施形態に係る片面溶接装置の正面図である。この片面溶接装置は縦流れ方式の溶接に使用するものである。
図3において、第2フレーム40上に第1フレーム30を相対的に水平移動可能に設け、第1フレーム30上に第1裏当装置10及び第2裏当装置20を並設した点は図1の装置と同様であり、同一の符号を付した部分は同一の作用を有するので説明を省略する。
本実施形態装置が図1の装置と相違するところは、台車70及び油圧式昇降装置80を省略し、第2フレーム40の下部に直接車輪2を設けて走行レール1上に載置した点である。なお、これに伴って第2フレーム40の各柱材の上部に電磁マグネット装置7、パネル移動ローラ3及びその駆動モータ4が設けられている。
次に、このような構成の第2実施形態に係る片面溶接装置の作用を第1実施形態に係る装置の作用との相違点に着目して説明する。
図4(a)、(b)は、本実施形態に係る縦流れ方式の片面溶接装置における被溶接材と裏当装置のフラックス容器との位置関係を示す模式図である。図4(a)において、仮止めされた2枚の被溶接材50に対し、溶接線51と同一方向にフラックス容器11が配置されており、被溶接材50は溶接線51と同一の方向に移動する。
実際の溶接操作を開始する前に、被溶接材の板厚、目違いの有無等を考慮して使用する裏当装置を決定する点は上記実施形態の場合と同様である。被溶接材が比較的薄く、目違いがある場合はRF方式の第1の裏当装置10を使用する。
溶接を開始するに際し、裏当て装置10の上方に設けられたフラックス供給装置6を用いてフラックス容器11内に裏当てフラックスを均一に散布してフラックス層を形成する。
次に、パネル移動ローラ3によって被溶接材50をパネルライン60に沿って移動し、被溶接材50の溶接線51をフラックス容器11と重なる位置で停止する(図4(b))。このとき、位置調整装置5によってフラックス容器11の溶接線51に対する位置を微調整する。
溶接線51に対するフラックス容器11の相対位置の微調整が終了した後、エアホース12に加圧空気を導入してこれを膨張させてフラックス容器11内のフラックス層を溶接線の裏面に配置し、以下、第1実施形態と同様にして溶接線51に対して片面サブマージアーク溶接を施す。溶接線51の溶接が終了した後、被溶接材50を溶接線51と同一方向(図4中右方向)に移動させることにより溶接装置から外して片面サブマージアーク溶接を終了する。
本実施形態において、被溶接材が比較的厚く、目違いがない場合はFCB方式の第2の裏当装置20を使用する。溶接を開始するに際し、裏当て装置20の上方に設けられたフラックス供給装置6を用いて銅板21上に裏当てフラックスを均一に散布してフラックス層を形成する。
次に、パネル移動ローラ3によって被溶接材50をパネルライン60に沿って移動し、被溶接材50の溶接線51を銅板21と重なる位置で停止する。このとき、位置調整装置5によって銅板21の溶接線51に対する位置を微調整する。
溶接線51に対する銅板21の相対位置の微調整が終了した後、エアホース22に加圧空気を導入してこれを膨張させ、銅板21上に形成され、この銅板21で裏打ちされたフラックス層を溶接線51の裏面に配置し、以下、第1裏当装置10を用いた場合に準じて溶接線51に対して片面サブマージアーク溶接を施す。
本実施形態によれば、第1(RF方式)裏当装置と第2(FCB方式)裏当装置とを並設したことにより、被溶接材の形態、性状等に応じて裏当て装置を使い分けて縦流れ方式の片面溶接を行うことができるので、片面溶接装置の適用範囲が大幅に拡大する。
また、2方式の裏当装置を一のフレーム上に並設し、これを水平方向に微調整する位置調整装置5を共通に設けたことにより装置全体がコンパクトになり、故障頻度が減少し、メンテナンス性が向上する。
上記各実施形態においては、第1裏当装置10と第2裏当装置20が夫々1台づつ搭載された片面溶接装置について説明したが、本願発明において、片面溶接装置に搭載される第1及び第2裏当装置の数は特に限定されるものではなく、被溶接材の溶接線数、採用する溶接方式、例えば縦流れ方式又は横流れ方式等によって設置台数が決定され、夫々2もしくは3台づつ又はそれ以上搭載することもできる。
第1裏当装置と第2裏当装置とを有し、第1裏当装置における裏当フラックスによる片面溶接と、第2の裏当装置における銅板に裏打ちされた裏当フラックスによる片面溶接との双方の機能を備えた本発明の片面溶接装置は、被溶接材の性状、採用する溶接方式等によって裏当装置を使い分けられるので、適用範囲が拡大し、片面サブマージアーク溶接の分野で特に有用である。
本発明の第1実施形態に係る片面溶接装置を示す正面図である。 横流れ方式の片面溶接における被溶接材とフラックス容器との関係を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る片面溶接装置を示す正面図である。 縦流れ方式の片面溶接における被溶接材とフラックス容器との関係を示す図である。 RF方式の裏当装置を採用した片面溶接装置の開先部分の断面図である。 FCB方式の裏当装置を採用した片面溶接装置の開先部分の断面図である。 従来技術を示す正面図である。
符号の説明
1:走行レール
2:車輪
3:パネル移動ローラ
4:モータ
5:位置調整装置
6:フラックス供給装置
7:電磁マグネット装置
8:補助ローラ
10:第1裏当装置
11:フラックス容器
12:エアホース
13:フラックス回収部
14:スクリューコンベア
20:第2裏当装置
21:銅板
22:エアホース
23:フラックス回収部
24:スクリューコンベア
30:第1フレーム
40:第2フレーム
41:柱材
42:柱材
43:柱材
44:板材
45:板材
50:被溶接材
51:(第1)溶接線
52:第2溶接線
53:第3溶接線
60:パネルライン
70:台車
71:枠体
72:箱体
73:水平の柱材
74:垂直の柱材
75:垂直の柱材
76:垂直の柱材
80:昇降装置
101:鋼板
102:V形開先
103:銅板
104:エアホース
105:溶接金属
106:裏当フラックス
107:スラグ
108:溶接金属
109:スラグ
110:表フラックス
111:鋼板
112:V形開先
113:下敷きフラックス
114:フラックス袋
115:エアホース
116:裏当治具
117:裏当フラックス
118:溶接金属
119:スラグ
120:溶接金属
121:スラグ
122:表フラックス
201:フレーム
202:柱材
203:パネル移動ローラ
210:第1裏当装置
211:フラックスコンベア
212:エアホース
213:エアー式昇降装置
214:位置調整装置
220:第2裏当装置
221:銅板
222:エアホース
223:油圧式昇降装置
224:位置調整装置

Claims (6)

  1. 仮止めされた複数個の被溶接材をその開先の裏面に裏当材を配置して上面から溶接する片面溶接装置において、
    相対的に水平方向に移動可能な第1フレーム及び第2フレームからなるフレームと、
    前記第1フレームを前記第2フレームに対して相対的に水平方向に移動させる位置調整装置と、
    前記第1フレーム上に配置された第1及び第2の裏当装置と、
    この第1及び第2の裏当装置にフラックスを供給するフラックス供給装置と、
    前記第2フレーム上に搭載され前記第1の裏当装置からのフラックスを回収する第1の回収部と、
    前記第2フレーム上に搭載され前記第2の裏当装置からのフラックスを回収する第2の回収部と、
    前記第1及び第2の裏当装置の上方で前記被溶接材を水平の一方に移動させる移動装置とを有し、
    前記第1裏当装置は、溶接線に沿って延びる桶状をなしフラックスを貯留するフラックス容器と、前記フラックス容器を前記フレームに相対的に上昇させる第1上昇装置とを有し、
    前記第2の裏当装置は、溶接線に沿って延びその上にフラックスが供給される銅板と、前記銅板を前記フレームに相対的に上昇させる第2の上昇装置とを有し、
    前記フラックス容器からあふれ出たフラックスが前記第1の回収部に回収され、
    前記銅板上から落下したフラックスが前記第2回収部に回収され、
    前記第1裏当装置における裏当フラックスによる片面溶接と、前記第2の裏当装置における銅板に裏打ちされた裏当フラックスによる片面溶接との双方の機能を備えることを特徴とする片面溶接装置。
  2. 前記フレームを昇降させる昇降装置を有することを特徴とする請求項1に記載の片面溶接装置。
  3. 前記第1及び第2上昇装置は、夫々前記フラックス容器及び前記銅板の下部に配置された第1及び第2エアホースを有し、この第1及び第2エアホース内の気体圧力を上昇させることにより、夫々前記フラックス容器及び前記銅板を上昇させることを特徴とする請求項1又は2に記載の片面溶接装置。
  4. 前記移動装置は、前記被溶接材をその溶接線に垂直の方向に移動させるローラと、このローラを回転駆動する駆動装置とを有することを特徴とする請求項2又は3に記載の片面溶接装置。
  5. 前記移動装置は、前記被溶接材をその溶接線の方向に移動させるローラと、このローラを回転駆動する駆動装置とを有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の片面溶接装置。
  6. 前記フラックス供給装置は、フラックスを貯留したホッパであり、このホッパを前記フラックス容器又は銅板の長手方向に沿って移動させることにより、フラックスを前記フラックス容器内及び銅板上に散布することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の片面溶接装置。
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