JPH10109671A - 磁気吸着クローラ型作業装置 - Google Patents

磁気吸着クローラ型作業装置

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JPH10109671A
JPH10109671A JP8266971A JP26697196A JPH10109671A JP H10109671 A JPH10109671 A JP H10109671A JP 8266971 A JP8266971 A JP 8266971A JP 26697196 A JP26697196 A JP 26697196A JP H10109671 A JPH10109671 A JP H10109671A
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JP
Japan
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magnetic
traveling
crawlers
crawler
chain
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JP8266971A
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English (en)
Inventor
Shigeru Kajiyama
茂 梶山
Hirotaka Nakahara
宏尊 中原
Takashi Hayata
隆 早田
Tsukasa Sasaki
典 佐々木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】磁気吸着クローラ作業装置のずり落ちをなくし
て走行性能の向上,操舵性能の向上及び吸着性能の向
上、により遠隔作業を確実に行えるようにする。 【解決手段】磁石片35を多数配置したチェーン34,
磁石片35の動きを規制するチェーンガイド及びチェー
ンを駆動する走行駆動ユニットとを具備した複数の磁気
クローラと、磁気クローラを同心円状に配置する走行台
車1と、これら複数の磁気クローラの少なくとも一つに
操舵機能を与える操舵駆動ユニットと、走行台車に超音
波検査などの作業ユニットから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼製容器などの壁
面に磁気吸着して追従走行しながら、遠隔自動で点検,
補修等の作業する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、特開昭57−133348号公報
のように鋼製容器1の壁面に磁気吸着する複数個のマグ
ネットにより閉ループが形成される磁気クローラ25を
2組配列し、これらを各々独立して回転させることによ
り、容器上を前進,後進及び方向変換などを行い、目的
の超音波探傷作業を遠隔自動で行うことが可能であっ
た。
【0003】また、特開昭62−268782号公報のように4
個のマグネットホイール17a,17b,17c,17
dにより走行面に磁気吸着するとともに、これらを走行
駆動用モータ21a,21b,21c,21dにより回
転させることにより移動装置1を走行できる。またマグ
ネットホイールは、ステアリング用モータ31a,31
b,31c,31dによりそれぞれ独立してステアリン
グ駆動が可能であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、前者
の磁気吸着クローラ型の超音波探傷装置(走行部材21)
は、吸着面が面接触のため大きな吸着力を得られるこ
と、走行時は先頭の磁石が吸着面から剥がれると同時に
最後部の磁石片が吸着する動作のため、これら中間の磁
石片は動かず吸着状態にあること等の特長がある。
【0005】しかし、この装置の課題は、垂直面での方
向変換で、滑りが発生して下方にずり落ちるため、その
場旋回ができない点である。すなわち、片側の磁気クロ
ーラ35を回転駆動させると、回転しながら滑りが発生
する。他方の磁気クローラ35はクラッチにより回転自
在なっているため、磁気クローラ35は回転し、かつ滑
りながらその方向を変える。このように、両側の磁気ク
ローラ35に滑りが発生し、重力により装置が下方にず
り落ちる。この他、両側の磁気クローラ35をそれぞれ
逆方向に回転駆動し、装置を旋回させる方法もあるが、
この場合も同様に滑りが発生し、下方にずり落ちる。
【0006】これに対して、後者の移動装置1は、マグ
ネットホイール17a,17b,17c,17dをそれ
ぞれステアリングモータ31a,31b,31c,31
dにより、独立してステアリング駆動ができるので、滑
りを発生させることなく、方向変換ができる。しかし、
この移動装置の課題は、吸着面が線接触になるため吸着
力を大きくできないこと、また回転駆動時に負荷が大き
くなると、マグネットホイール17a,17b,17
c,17dに回転滑りが発生し易くなること等である。
【0007】本発明の目的は、磁気吸着クローラ型作業
装置のずり落ちをなくし走行性能を向上させること、操
舵性能を向上させること及び走行面への吸着性能を向上
させること、により遠隔作業を確実に行えるようにする
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】ガイドレールにより、吸
着面の磁石片すべてに負荷が分散して懸かるような負荷
分散型の磁気クローラ方式とし、必要最小限の吸着面積
にした複数の磁気クローラとし、かつこれら複数台の磁
気クローラを走行台車同心円状に配置するとともに、こ
れらの磁気クローラのうち少なくとも一つの磁気クロー
ラを旋回動作を含む操舵を可能にする。
【0009】本発明によれば、走行面で所定の吸着力を
確保できるとともに、少なくとも一つの磁気クローラを
操舵可能にすることにより、滑りを発生させることな
く、その場旋回が可能になるなど、操舵性能が向上す
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の磁気吸着クローラ型作業
装置を、容器壁面の溶接部及びその近傍を検査する超音
波検査装置に適用した場合の一実施例について説明す
る。
【0011】図1は吸着面側から見た超音波検査装置1
0の平面図で、走行台車1に同心円状に配置された4台
の磁気クローラ3a,3b,3c,3dにより、図2に
示すような容器壁面40に磁気吸着し、これを図1のモ
ータ7a,7b,7c,7dで駆動することにより、吸
着走行させて超音波検査をする。
【0012】以下、超音波検査装置10の構成,動作な
どの詳細について説明する。超音波検査装置10は、図
2に示すように容器壁面40に磁気吸着しながら溶接部
60に沿って走行するとともに、超音波探触子を組み込
んだ探触子ヘッド21をアーム23に沿って走査し、溶
接部60及びその近傍の鋼材中の欠陥などを検査する。
この場合、溶接部60と直交した方向の溶接部61に沿
って移動させる必要もあるため、超音波検査装置10の
走行方向を変える必要がある。またこれらの溶接部6
0,61に沿って超音波検査装置10を追従走行させる
ため、これを操舵しながら追従制御する必要がある。モ
ータの駆動電源,超音波信号などの電気系統は、ケーブ
ル11を介して遠隔に設置される走行制御装置,超音波
送,受信装置と接続され、遠隔制御される。
【0013】超音波検査装置10は、図1のように、走
行台車1の下面(容器壁面側)の同心円19に沿って配
置された4台の台車5a,5b,5c,5dに取り付け
た磁気クローラ3a,3b,3c,3dを各々のモータ
7a,7b,7c,7dで回転駆動することにより、容
器壁面に磁気吸着しながら走行する。この走行距離は、
容器壁面に接触して回転する車輪8の回転数を、この車
軸に接続されるエンコーダ9で計数することにより検出
される。
【0014】また、超音波ビームを所定の検査範囲に入
射させるため、超音波探触子20をアーム23に沿って
走査する必要がある。このため、走行台車1に固定した
フレーム24に取り付けたモータ27でギヤ25,26
を介してボールねじ22を回転させることにより、これ
と移動自在に連結している探触子ヘッド21をアーム2
3に沿って移動させ、超音波探触子20を走査する。こ
の超音波探触子20の移動量は、ボールねじ22の回転
数をギヤ29,28を介して、フレーム24の他端に取
り付けたエンコーダ30で計数し、検出する。
【0015】磁気クローラ3a〜3dの側面は図3に示
す通りで、モータに連結した回転軸32の回転により回
転するスプロケット33は、これと噛み合うチェーン3
4上を回転しながら移動する。これによりチェーン34
は容器壁面40を移動するため、走行方向の先頭側の磁
石片35が新たに吸着するとともに、後端の磁石片35
が容器壁面40から剥がされる。この動作を繰り返すこ
とにより、走行台車1は移動する。このため、この二つ
のスプロケット33間の吸着している磁石片35は、チ
ェーン34の移動で容器壁面40から剥がされるまで吸
着したその位置に留まる。
【0016】この二つのスプロケット33間に吸着して
いる磁石片35には、負荷がこれら全体に分散して懸か
るようにし、かつ個々の剥がれを防止するために磁石片
35と連結したチェーンシャフト41をガイドレール3
6の溝内に入れ、壁面との垂直方向の動きを規制してあ
る。また、容器壁面40から剥がされた磁石片35のチ
ェーンシャフト41は、ガイドバー37に沿って摺動し
ながら移動する。
【0017】これらのチェーンシャフト41,ガイドバ
ー37,回転軸32は、2枚のホルダ6により挟まれる
ように支持される。またホルダ6は、台車5に4本の支
持シャフト31を介して支持されている。この間には台
車5と支持シャフト31と一体のつば39とにそれぞれ
両端が固定されたバネ38を介して弾性支持される。ま
た、台車5のシャフト12は、図1の走行台車1上の同
心円19に沿って取り付けてある。
【0018】これを図3のA〜A矢視で示すと図4にな
る。同様に図4から説明すると、走行台車1にシャフト
12を介して支持された台車5は、つば39と台車5に
固定されたバネ38を介して支持された支持シャフト3
1により、2枚のホルダ6を懸架している。このホルダ
6には、ガイドレール36とガイドバー37が取り付け
られ、これに沿ってチェーン34に連結された磁石片3
5とチェーンシャフト41が摺動する。この駆動は、モ
ータ7で回転軸32を回転させることにより、これと一
体のスプロケット33が回転するため、これと噛み合う
チェーン34も回転移動し、チェーンシャフト41を摺
動させるとともに磁石片35も移動させる。
【0019】図3,図4のシャフト12は、図1に示す
同心円19に沿って配置されるため、磁気クローラ3
a,3b,3c,3dを同心円19の接線に沿って整列
させることが可能になり、円滑な旋回動作(操舵)がで
きる。また、磁気クローラ3a〜3dを一方向に整列さ
せることにより、前進,後進が行える。さらに、走行面
のうねり,重力等による走行台車1の蛇行を防止するた
め、走行台車1に搭載した傾斜角センサ(図示せず)の
信号に基づいて、操舵用の磁気クローラ3c,3dを操
舵することにより、走行方向(走行台車の傾斜)の制御
も可能である。超音波検査装置10は直進走行の他に操
舵できるようにしてある。図1の4台の台車5a,5
b,5c,5dのうち、2台の台車5a,5bは、走行
台車1にこの状態で固定されて取り付けられ、他方の2
台の台車5c,5dは、走行台車1に同心円19の接線
方向にも旋回自在に取り付けられている。
【0020】図1に示す超音波検査装置10を、この面
と反対側の方から見ると図5になる。超音波検査装置1
0の走行台車1には、探触子ヘッド21をアーム23に
沿って走査するためにモータ27と、この位置を検出す
るエンコーダ30が走行台車1に取り付けてある。ま
た、走行台車1には、図1に示す台車5c,5dの図5
のシャフト12c,12dが貫通し、回転自在に取り付
けてある。図1の磁気クローラ3c,3dの操舵は、図
5のシャフト12c,12dを回転させるためのモータ
16c,16dがそれぞれ取り付けてあり、この回転力
がホルダ15c,15dに支持されたウオーム14c,
14dとウオームホイール12c,12dを介して伝達
することにより可能となる。
【0021】すなわち、図1に示すような磁気クローラ
3a,3b,3c,3dの配置により超音波検査装置1
0の前進,後進が可能になり、また、磁気クローラ3
c,3dの操舵により走行方向の制御が可能になる。さ
らに、磁気クローラ3c,3dを同心円19の接線方向
することにより旋回が可能になる。
【0022】超音波検査装置10を旋回させる時は、四
つの磁気クローラのうち三つの磁気クローラを停止させ
た状態にし、旋回させる一つの磁気クローラだけを旋回
動作させる。これにより超音波検査装置10の姿勢,位
置を変えずに磁気クローラの方向を変えることができ
る。続いて二つ目の磁気クローラだけを同様な方法で旋
回させる。
【0023】例えば、図1の磁気クローラ3cをまず旋
回させるため、図5のモータ16cを駆動し、シャフト
12cを回転させ、図1の磁気クローラ3cだけを同心
円19の接線方法に合わせれば、この動作中は残り三つ
の磁気クローラ3a,3b,3dで吸着しているので、
超音波検査装置10がずり落ちなど影響されない。磁気
クローラ3cの旋回動作が終わった後に残った磁気クロ
ーラ3dを同様に旋回させれば、残りの三つの磁気クロ
ーラ3a,3b,3cが磁気吸着しているので、超音波
検査装置10の姿勢,位置に影響を与えることなく、そ
の磁気クローラ3dのみを旋回できる。この後、同心円
19の接線方向に列んだ四つの磁気クローラ3a,3
b,3c,3dを同じ方向に回転させれば、超音波検査
装置10は、目標の方向にその場旋回ができる。
【0024】磁気クローラの所要旋回駆動力は、吸着力
と摩擦係数を乗じたものである。したがって例えば、走
行面が鋼製容器で、これと接する磁石片の接触面が鋼製
の場合であれば、摩擦係数は約0.2 であるため、磁気
クローラを旋回させる時は、吸着力の約1/5の小さい
力で方向変換ができる。
【0025】図1の磁気クローラ3a,3b,3c,3
dの配置方法に限定されるものでなく、図6に示すよう
に走行台車1の同心円19上に磁気クローラ52a,5
2b,52c,52dを正方形に配置し、モータ53
a,53b,53c,53dで駆動しても、超音波検査
装置10を同様に走行させることも可能である。この場
合は、図5に示す四つの磁気クローラすべてに操舵機構
を設けることが必要である。これを同心円19の接線方
向に向け、モータ53a,53b,53c,53dを同方
向に回転させることにより、その場旋回が可能になる。
また、操舵は四つの磁気クローラのすべてを旋回させる
か、あるいは自動車のように前あるいは後のいずれかの
二つの磁気クローラを旋回させても操舵することができ
る。
【0026】実施例では、磁気クローラ6をバネ38で
弾性支持する方式について説明したが、これに限定され
るものでなく、例えば、走行面の小さなうねりに対処し
て、磁石片35とチェーンシャフト41の間にバネを入
れ、これらを弾性支持すれば、磁石片35単体を壁面の
変化に追従させた動作ができる。
【0027】四つの磁気クローラ方式について説明した
が、これに限定されるものでなく、例えば、三つの磁気
クローラとし、走行台車の左右に配置した磁気クローラ
に走行機能を持たせ、前あるいは後に配置した磁気クロ
ーラに操舵機能だけあるいは操舵機能と走行機能の両機
能を持たせても、同様の目的を達成できる。
【0028】実施例では、四つの磁気クローラのすべて
にクローラを駆動する駆動機構を設けることで説明した
が、これに限定されるものでなく、例えば、操舵機能を
持つ磁気クローラに走行機能を設けずに従輪とし、残り
の二つの磁気クローラで走行駆動することもできる。
【0029】また、実施例では超音波検査装置に適用し
た場合について説明したが、これに限定されるものでな
く、例えば、渦流探触子を搭載させた渦流検査等の他の
点検作業あるいは溶接作業,磨き作業などに適用するこ
とができる。
【0030】上記、実施例によれば以下の効果がある。
【0031】1)旋回時に滑りが発生しないため、ずり
落ちがなくなる。
【0032】2)滑りがなくなるため、その場旋回がで
きる。
【0033】3)磁気クローラ3は、各々の吸着力の約
1/5の小さな力で旋回できる。
【0034】4)磁気クローラ3を同心円状に配置する
ため、旋回動作が円滑である。
【0035】5)磁気車輪の線接触に比べて、面接触に
なるため比較的大きな吸着力が得られる。
【0036】6)ガイドレール36で磁石片35を吸着
面の垂直方向の動きを規制しているため、吸着面にある
すべての磁石片に負荷を分散させることができる。
【0037】7)バネ38等を介して弾性支持している
ため、走行面のうねり等の変化に追従できる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、磁気吸着クローラ型作
業装置のずり落ち等をなくすることができるため、走行
性能の向上,操舵性能の向上及び吸着性能の向上、によ
り遠隔作業を確実に行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の吸着面から見た平面図。
【図2】図1の走行状態を示す平面図。
【図3】磁気クローラを部分断面にした側面図。
【図4】図3の断面図。
【図5】図1の反対側から見た平面図。
【図6】他の実施例を示す吸着面から見た平面図。
【符号の説明】
1…走行台車、3…磁気クローラ、5…台車、7,27
…モータ、8…車輪、9,30…エンコーダ、10…超
音波検査装置、19…同心円、20…探触子、21…探
触子ヘッド、22…ボールねじ、23…アーム、24…
フレーム、25,26,28,29…ギヤ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 典 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁石片を多数配置した閉ループ状のチェー
    ン、上記磁石片の動きを規制するチェーンガイド及び上
    記チェーンを駆動する走行駆動ユニットとを具備した磁
    気クローラと、上記磁気クローラを同心円状に複数個を
    配置した走行台車と、上記走行台車の移動量を検出する
    検出機構と、複数の上記磁気クローラの少なくとも一つ
    に操舵動作を与える操舵機構と、上記走行台車に搭載し
    た超音波検査などの作業ユニットとから構成されること
    を特徴とする磁気吸着クローラ型作業装置。
  2. 【請求項2】磁石片を多数配置した閉ループ状のチェー
    ン、上記磁石片の動きを規制するチェーンガイド及び上
    記チェーンを駆動する走行駆動ユニットとを具備した磁
    気クローラと、上記磁気クローラを前後左右の同心円状
    に4個配置する走行台車と、上記走行台車の移動量を検
    出する検出機構と、上記四つの磁気クローラのうち左右
    の二つの磁気クローラと、前後の二つの磁気クローラに
    具備した操舵機構と、上記走行台車に搭載した超音波検
    査などの作業ユニットとから構成されることを特徴とす
    る磁気吸着クローラ型作業装置。
  3. 【請求項3】磁石片を多数配置した閉ループ状のチェー
    ン、上記磁石片の動きを規制するチェーンガイド及び上
    記チェーンを駆動する走行駆動ユニットとを具備した三
    つの磁気クローラと、上記三つの磁気クローラを走行台
    車に左右,前あるいは後の同心円状に配置した走行台車
    と、上記走行台車の移動量を検出する検出機構と、上記
    走行台車の左右に配置した走行機能だけの二つの上記磁
    気クローラと、上記走行台車の前あるいは後に配置した
    上記磁気クローラに具備した操舵機構と、上記走行台車
    に搭載した超音波検査などの作業ユニットとから構成さ
    れることを特徴とする磁気吸着クローラ型作業装置。
  4. 【請求項4】複数の磁気クローラを各々弾性自在に走行
    台車に支持した請求項1,2または3に記載の磁気吸着
    クローラ型作業装置。
  5. 【請求項5】複数の磁石片を各々弾性自在に上記クロー
    ラ用チェーンに支持した請求項4に記載の磁気吸着クロ
    ーラ型作業装置。
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Cited By (5)

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