JP2006132905A - 冷凍サイクル - Google Patents

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裕嗣 武内
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Abstract

【課題】 冷媒の流通抵抗の増加を抑制して二重管構造部における熱交換効率に優れる冷凍サイクルを提供する。
【解決手段】 冷凍サイクルにおいて、圧縮機110、凝縮器120、減圧器130、蒸発器140を順次環状に接続する配管150のうち、凝縮器120から減圧器130の間で高圧冷媒が流れる高圧配管151と、蒸発器140から圧縮機110の間で低圧冷媒が流れる低圧配管152との少なくとも一部を二重管構造とすると共に、二重管構造の外側配管161の長手方向両端部側で円周面に開口して、外側配管161と内側配管162との間に形成される内外間流路160aに繋がる冷媒の入口部163、出口部164の近傍に、内外間流路160aの断面積を拡大する拡大部160bを設け、内外間流路160aに高圧冷媒を流通させ、内側配管162内に低圧冷媒を流通させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両用空調装置に用いて好適な冷凍サイクルに関するものである。
従来、車両用の空調装置に備えられる冷凍サイクルとして、例えば、特許文献1に示されるものが知られている。即ち、この冷凍サイクルは、コンプレッサからコンデンサを経てエバポレータに至る高圧冷媒配管と、エバポレータからコンプレッサ至る低圧冷媒配管とが、少なくとも一部において、一方が他方の内部に入る二重管構造とされている。
これにより、高温の高圧冷媒と低温の低圧冷媒との間で熱交換が可能となり、コンデンサから流出する高圧冷媒は低圧冷媒によって過冷却され(サブクール方式の代替え)、液冷媒量を増加させてエバポレータ側に供給できる。エバポレータでは液冷媒量の増加に伴い冷媒流通抵抗が減少し、冷房能力が向上する。そして、エバポレータから流出する低圧冷媒は、高圧冷媒によって過熱され(スーパーヒートの代替え)、コンプレッサに対する液圧縮を防止できるようにしている。
特開2001−277842号公報
上記特許文献1では高圧冷媒と低圧冷媒との間における熱交換を可能とするものの、効率的な熱交換についての考えは特に示されていない。熱交換効率を向上させるには、基本的には高圧冷媒と低圧冷媒との間の伝熱面積を増加させることが必要となるが、そのためには二重管構造となる内側配管の外径を外側配管の内径に近づくように大きくすることが考えられる。
しかしながら、その場合、内側配管と外側配管との間の内外間流路は狭くなり、冷媒の流通抵抗が増大する。更に、外側配管の長手方向両端部側で円周面に開口して内外間流路に繋がる冷媒の入口部、出口部を設けた場合に、その近傍における冷媒の流通抵抗が増大する。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、冷媒の流通抵抗の増加を抑制して二重管構造部における熱交換効率に優れる冷凍サイクルを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明では、圧縮機(110)、凝縮器(120)、減圧器(130)、蒸発器(140)が配管(150)によって順次環状に接続されて、圧縮機(110)によって圧縮吐出された冷媒が循環する冷凍サイクルにおいて、配管(150)のうち、凝縮器(120)から減圧器(130)の間で高圧冷媒が流れる高圧配管(151)と、蒸発器(140)から圧縮機(110)の間で低圧冷媒が流れる低圧配管(152)との少なくとも一部を二重管構造とすると共に、二重管構造の外側配管(161)と内側配管(162)のうち、外側配管(161)の長手方向両端部側で円周面に開口して、外側配管(161)と内側配管(162)との間に形成される内外間流路(160a)に繋がる冷媒の入口部(163)、出口部(164)の近傍に、内外間流路(160a)の断面積を拡大する拡大部(160b)が設けられ、内外間流路(160a)を高圧冷媒が流通し、内側配管(162)内を低圧冷媒が流通することを特徴としている。
これにより、入口部(163)、出口部(164)近傍における冷媒の流通抵抗を低減できるので、内外間流路(160a)を流通する冷媒の流量を増加させることができ、高圧冷媒と低圧冷媒との熱交換効率を向上させることができる。
また、低圧冷媒を内側配管(162)内に流通させることで、外気と低圧冷媒との間での熱ロスを無くして、高圧冷媒と低圧冷媒間の熱交換効率を向上することができる。その結果、外側配管(161)の外表面に、低圧冷媒と外気との間を断熱するインシュレータを設ける必要がなくなる。
上記拡大部(160b)については、請求項2に記載の発明のように、入口部(163)、出口部(164)近傍で外側配管(161)の円周方向の一部あるいは全周を拡管させることで形成できる。
また、請求項3に記載の発明のように、拡大部(160b)は、入口部(163)、出口部(164)近傍で内側配管(162)の円周方向の一部あるいは全周が縮管されて形成さるようにしても良い。
請求項4に記載の発明では、圧縮機(110)、凝縮器(120)、減圧器(130)、蒸発器(140)が配管(150)によって順次環状に接続されて、圧縮機(110)によって圧縮吐出された冷媒が循環する冷凍サイクルにおいて、配管(150)のうち、凝縮器(120)から減圧器(130)の間で高圧冷媒が流れる高圧配管(151)と、蒸発器(140)から圧縮機(110)の間で低圧冷媒が流れる低圧配管(152)との少なくとも一部を二重管構造とすると共に、二重管構造の外側配管(161)と内側配管(162)のうち、内側配管(162)の表面には、溝部(162b、162d)が形成され、外側配管(161)と内側配管(162)との間に形成される内外間流路(160a)を高圧冷媒が流通し、内側配管(162)内を低圧冷媒が流通することを特徴としている。
これにより、溝部(162b、162d)によって内外間流路(160a)の断面積を拡大できるので、冷媒の流通抵抗を低減することができる。よって、内外間流路(160a)を流通する冷媒の流量を増加させることができ、高圧冷媒と低圧冷媒との熱交換効率を向上させることができる。
加えて、溝部(162b、162d)を形成することにより、内側配管(162)の表面積を増加させることができるので、即ち、内側配管(162)内を流通する冷媒と、内外間流路(160a)を流通する冷媒との伝熱面積を増加させることができるので、両者間の熱交換効率を向上できる。
また、低圧冷媒を内側配管(162)内に流通させることで、外気と低圧冷媒との間での熱ロスを無くして、高圧冷媒と低圧冷媒間の熱交換効率を向上することができる。その結果、外側配管(161)の外表面に、低圧冷媒と外気との間を断熱するインシュレータを設ける必要がなくなる。
請求項4に記載の発明において、請求項5に記載の発明のように、二重管構造を成す部位に、所定の搭載領域(1)への搭載条件に応じた曲げ部(160c)が形成されるものに用いて好適である。
即ち、内側配管(162)の表面に溝部(162b、162d)を形成することにより、内側配管(162)の断面剛性(断面係数)を上げることができ、曲げ部(160c)の形成に伴う、内側配管(162)の断面変形を抑制して内外間流路(160a)が狭くなってしまうことを抑制できるからである。
上記溝部(162b、162d)は、請求項6に記載の発明のように、内側配管(162)の長手方向に延びるストレート溝(162b)として形成することができる。
また、請求項7に記載の発明のように、溝部(162b、162d)は、内側配管(162)の長手方向に螺旋状に形成される螺旋溝(162d)として形成しても良い。
この場合は、内外間流路(160a)において、螺旋溝(162d)によって本来の長手方向の流れに対して螺旋状流れによる渦流(流れの乱れ)が形成されるので、熱伝達率を向上でき、熱交換効率を向上できる。また、内側配管(162)の全周に渡って溝部(162b、162d)が形成される形となるので、内側配管(162)の断面剛性(断面係数)を更に高めて、曲げ部(160c)形成時の変形抑制効果を向上させることができる。
また、請求項8に記載の発明のように、溝部(162b、162d)は、内側配管(162)の長手方向に延びるストレート溝(162b)と、内側配管(162)の長手方向に螺旋状に形成される螺旋溝(162d)とから成るようにしても良い。
請求項9に記載の発明では、二重管構造は、それぞれ個別に形成された外側配管(161)および内側配管(162)から成ることを特徴としている。
例えば、押出し成形のように外側配管(161)と内側配管(162)とを一体的に成形したものでは、外側配管(161)と内側配管(162)との間に長手方向に延びる接続部(特許文献1中の図2)が円周方向に数箇所必ず形成されて、内外間流路(160a)は、複数の流路に分割されることになる。よって、この接続部が内外間流路(160a)における冷媒の流通抵抗となる。また、二重管構造に曲げ部(160c)を形成する時に、例えば1つの分割流路において、変形によって外側配管(161)と内側配管(162)とが接触した場合、その分割流路は閉塞される形となってしまうので、冷媒流通抵抗が大きく増加する。しかし、ここでは外側配管(161)および内側配管(162)を個別にして二重管構造を形成するので、そのような問題が生ずることが無い。
請求項10に記載の発明では、蒸発器(140)の出口側における低圧冷媒は、過熱度が所定値以下となるようにしたことを特徴としている。
これにより、蒸発器(140)内の冷媒を、ほぼ過熱度を有さない飽和状態(気液二相)にして冷凍サイクル(100A)を作動させることができるので、蒸発器(140)における空気との熱交換性能(冷房性能)を向上させることができる。尚、蒸発器(140)から流出される冷媒は、二重管構造が形成される部位での熱交換により過熱度が与えられて完全な気相冷媒とされるので、圧縮機(110)に対する液圧縮を防止することができる。
本発明の冷凍サイクルは、請求項11に記載の発明のように、車両用に適用して好適である。
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明の冷凍サイクル100Aは、車両用の空調装置100に適用されたものであり、以下、具体的な構成について、図1〜図4を用いて説明する。尚、図1は空調装置100の全体を示す概略構成図、図2は冷凍サイクル100Aの車両での搭載状態を示す外観斜視図、図3は冷凍サイクル100Aの二重管部160を示す平面図、図4は図3のA−A部を示す断面図である。
車両は、ダッシュパネル3によって、走行用のエンジン10が搭載されるエンジンルーム1と、乗員用の車室2とに区画されており、空調装置100を構成する冷凍サイクル100Aおよび室内ユニット100Bのうち、冷凍サイクル100A(膨張弁130、蒸発器140を除く)がエンジンルーム(本発明における所定の搭載領域に対応)1内に配設され、また、室内ユニット100Bが車室2のインストルメントパネル内に配設されている。
因みに、室内ユニット100Bは、周知のように、空調ケース101内に送風機102、蒸発器140、ヒータコア103等が配設されて形成されるユニットである。送風機102は、車両の外気あるいは内気を空調空気として選択的に取り込んで、その空調空気を蒸発器140、ヒータコア103に送風するものである。蒸発器140は、後述する冷凍サイクル100Aの作動に伴う冷媒を内部で蒸発させて、その時の蒸発潜熱により空調空気を冷却する冷房用の熱交換器である。ヒータコア103は、エンジン10の温水を加熱源として空調空気を加熱する暖房用の熱交換器である。
尚、ヒータコア103にはエアミックスドア104が設けられており、このエアミックスドア104の開度に応じて、蒸発器140によって冷却された空調空気と、ヒータコア103によって加熱された空調空気との混合比率が可変され、乗員の設定する温度に調節されるようになっている。
冷凍サイクル100Aは、圧縮機110、凝縮器120、膨張弁130、上記蒸発器140から成り、これらが配管150によって順次接続されて閉回路を形成している。圧縮機110は、冷凍サイクル100A内の冷媒を高温高圧に圧縮する流体機器であり、ここではエンジン10の駆動力によって駆動されるようになっている。即ち、圧縮機110の駆動軸にはプーリ111が固定されており、エンジン10の駆動力がクランクプーリ11、駆動ベルト12を介してプーリ111に伝達され、圧縮機110は駆動される。尚、プーリ111には、駆動軸とプーリ111との間を断続する電磁クラッチ(図示せず)が設けられている。凝縮器120は、圧縮機110の吐出側に接続され、外気との熱交換によって冷媒を凝縮液化する熱交換器である。
膨張弁(本発明における膨張器に対応)130は、凝縮器120から流出される液相冷媒を減圧膨脹させて、等エンタルピ的に減圧する弁であり、蒸発器140に近接して設けられ、室内ユニット100B側に設けられている。膨張弁130は、蒸発器140から流出される冷媒(圧縮機110に吸入される冷媒)の過熱度が所定値となるように絞り開度を制御する温度式膨脹弁としている。本実施形態では、蒸発器140における冷媒の過熱度としては、例えば5℃(所定値)以下となるように、更に詳しくは0〜3℃となるように(ほとんど過熱度を持たないように)している。蒸発器140は、上記で説明したように空調空気を冷却する冷房用の熱交換器であり、蒸発器140の冷媒出口側は、圧縮機110の吸入側に接続されている。
そして、本発明においては、配管150のうち、凝縮器120から膨張弁130の間で圧縮機110からの高圧冷媒が流れる高圧配管151と、蒸発器140から圧縮機110の間で低圧冷媒が流れる低圧配管152との少なくとも一部を、二重管部160として形成している(二重管構造)。二重管部160は、700〜900mmレベルの長さを有しており、エンジン10およびその他の機器、ボディ等との干渉を避けるために、図2に示すように、複数の曲げ部160cが形成されて、エンジンルーム1内に搭載されている。
二重管部160は、図3、図4に示すように、それぞれ個別に形成された外側配管161と内側配管162とから成り、外側配管161の内部を内側配管162が貫通するように配設されている。外側配管161は、例えばアルミニウム製の6/8インチ管(外径19.05mm、内径16.65mm)であり、長手方向両端部の全周が縮管されて、内側配管162の円周表面に溶接されている。よって、外側配管161と内側配管162との間には空間が形成され、この空間が内外間流路160aと成るようにしている。
外側配管161の長手方向両端部側の円周面には、外部と内外間流路160aとを連通させる入口パイプ(本発明における入口部に対応)163と、出口パイプ(本発明における出口部に対応)164とが溶接されている。両パイプ163、164の先端側にはそれぞれジョイント163a、164aが設けられており、これらのジョイント163a、164aによって、入口パイプ163には凝縮器110側からの高圧配管151が接続され、また、出口パイプ164には膨張弁130側に向かう高圧配管151が接続され、内外間流路160aには高圧冷媒が流れるようにしている。
そして、外側配管161の両パイプ163、164近傍には、内外間流路160aの断面積を拡大する拡大部160bが設けられている。即ち、外側配管161の両パイプ163、164近傍には、全周拡管された拡管部161aが形成されており、この拡管部161aによって、内外間流路160aの断面積が拡大されるようにしている。
一方、内側配管162は、上記の外側配管161と同様に、例えばアルミニウム製の5/8インチ管(外径15.88mm、内径13.48mm)としている。即ち、内外間流路160aで高圧冷媒が流通しうる流路断面積を確保しつつ、内側配管162の外径をできるだけ外側配管161に近づけることで、その表面積を大きくするように設定している訳である。
内側配管162の長手方向両端部には、それぞれジョイント162cが設けられ、このジョイント162cによって、一方は蒸発器140側からの低圧配管152が接続され、また、他方は圧縮機110側に向かう低圧配管152が接続され、内側配管162内には低圧冷媒が流れるようにしている。
そして、内外間流路160aが形成される領域に対応する内側配管162の表面には、ストレート溝162b(本発明における溝部に対応)が設けられている。ストレート溝162bは、後加工によって内側配管162の円周方向に複数(ここでは図4に示すように3つ)配置され、長手方向にまっすぐ延びる溝としている。
次に、上記構成に基づく作動およびその作用効果について、図5に示すモリエル線図を加えて説明する。
乗員からのA/C(冷房)要求があると、圧縮機110の電磁クラッチが接続され、圧縮機110はエンジン10によって駆動され、蒸発器140側から冷媒を吸入、圧縮した後、高温の高圧冷媒として凝縮器120側に吐出する。高圧冷媒は凝縮器120において、冷却されて凝縮液化される(ほぼ液相状態)。凝縮液化された冷媒は、二重管部160の内外間流路160aを通り、膨張弁130で減圧膨張され、蒸発器140で蒸発される(過熱度0〜3℃のほぼ飽和ガス状態)。蒸発器140では、冷媒の蒸発に伴って空調空気が冷却される。そして、蒸発器140で蒸発した飽和ガス冷媒は、低温の低圧冷媒として二重管部160の内側配管162内を流通して、圧縮機110に戻る。
ここで、二重管部160を高圧冷媒、低圧冷媒が流通する際に両者間において熱交換が成され、高圧冷媒は冷却され、低圧冷媒は過熱されることになる(図5)。即ち、凝縮器120から流出した液相冷媒は、二重管部160で更に過冷却されて低温化が促進される(サブクール)。また、蒸発器140から流出した飽和ガス冷媒は、二重管部160で更に過熱されて過熱度を持ったガス冷媒となる(スーパーヒート)。
本発明では二重管部160において、凝縮器120からの液相冷媒(高圧冷媒)が流通しうる内外間流路160aを確保しつつ、内側配管162の外径(5/8インチ管)をできるだけ外側配管161(6/8インチ管)に近づけているので、内側配管162内を流通するガス冷媒(低圧冷媒)との伝熱面積を大きくして熱交換効率を向上させることができる。
そして、入口パイプ163、出口パイプ164の近傍において、外側配管161に拡管部161aを設けて(拡大部160bを設けて)、内外間流路160aの流路断面積を拡大するようにしているので、高圧冷媒の入口パイプ163から内側配管162への衝突抵抗、内側配管162の周方向への回り込みによる流通抵抗、および内外間流路160aの長手方向から内側配管162の周方向に回り込んで出口パイプ164に流入する際の流通抵抗を低減でき、総じて内外間流路160aを流通する高圧冷媒の流量を増加させることができ、高圧冷媒と低圧冷媒との熱交換効率を向上させることができる。
また、内外間流路160aに高温の高圧冷媒を流通させ、内側配管162内に低温の低圧冷媒を流通させるようにしているので、エンジンルーム1内の高温の空気と低圧冷媒との間での熱ロスを無くして、高圧冷媒と低圧冷媒間の熱交換効率を向上することができる。その結果、外側配管161の外表面に、低圧冷媒とエンジンルーム1内の高温の空気との間を断熱するインシュレータを設ける必要がなくなる。
また、ストレート溝162bによって内外間流路160aの断面積を拡大できるので、更に高圧冷媒の流通抵抗を低減することができる。よって、内外間流路160aを流通する高圧冷媒の流量を増加させることができ、高圧冷媒と低圧冷媒との熱交換効率を向上させることができる。
加えて、ストレート溝162bを形成することにより、内側配管162の表面積を増加させることができるので、即ち、内側配管162内を流通する低圧冷媒と、内外間流路160aを流通する高圧冷媒との伝熱面積を増加させることができるので、両者間の熱交換効率を向上できる。
また、内側配管162においては、ストレート溝162bのリブ効果によって、内側配管162の断面剛性(断面係数)を上げることができ、二重管部160の曲げ部160cの形成に伴う、内側配管162の断面変形を抑制して内外間流路160aが狭くなってしまうことを抑制できる。
尚、ストレート溝162bを後加工することにより、内側配管162におけるストレート溝162b近傍の一般円周部に加工硬化が得られ、内側配管162の断面剛性(断面係数)が向上する。よって、仮に図6に示すように、曲げ部160c形成時の断面変形に伴って外側配管161の内壁と、内側配管162の外壁とが接触したとしても、外側配管161による内側配管162の変形が抑えられて、ストレート溝162bの深さが小さくなるのを抑制できるので、ストレート溝162bによって内外間流路160aを確保できる。
ここで、二重管部160の形成にあたって、例えば、押出し加工のように外側配管161と内側配管162とを一体的に成形した場合には、外側配管161と内側配管162との間に長手方向に延びる接続部(特許文献1中の図2)が円周方向に数箇所必ず形成されて、内外間流路160aは、複数の流路に分割されることになる。よって、一体成形においては、この接続部が内外間流路160aにおける冷媒の流通抵抗となる。また、二重管部160に曲げ部160cを形成する時に、例えば1つの分割流路において、変形によって外側配管161の内壁と内側配管162の外壁とが接触した場合、その分割流路は閉塞される形となってしまうので、冷媒流通抵抗が大きく増加する。しかし、本発明では外側配管161および内側配管162を個別に形成されたものを用いるようにしているので、そのような問題が生ずることが無い。
また、通常、蒸発器140において、冷媒に過熱度を持たせると、空調空気との温度差が小さくなって熱交換性能(冷房性能)が低下する。しかし、本発明においては、二重管部160において蒸発器140から流出した冷媒に過熱度を持たせることができ、蒸発器140においては、冷媒に過熱度を持たせる必要が無い(飽和ガス状態)ことから、蒸発器140における空調空気との熱交換性能(冷房性能)を向上させることができる。そして、蒸発器140から流出される冷媒は、二重管部160での熱交換により過熱度が与えられて完全なガス冷媒(気相冷媒)とされるので、圧縮機110に対する液圧縮を防止することができる。
尚、入口パイプ163、出口パイプ164近傍における高圧冷媒の流通抵抗に応じて、外側配管161における拡管部161aは、入口パイプ163、出口パイプ164の近傍で円周方向の一部に設けるようにしても良い。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図7に示す。第2実施形態は、上記第1実施形態に対して、二重管部160における拡大部160b形成のための手法を変更したものである。
ここでは、入口パイプ163近傍(図7中では省略しているが出口パイプ164側も同じ)の内側配管162の円周方向の一部を縮管した縮管部162aを設けることで、拡大部160bを形成している。これにより、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
尚、入口パイプ163(出口パイプ164)近傍における高圧冷媒の流通抵抗に応じて、縮管部162aは、入口パイプ163(出口パイプ164)近傍で内側配管162の全周に設けるようにしても良い。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態を図8に示す。第3実施形態は、上記第1実施形態の内側配管162における溝部として、ストレート溝162aから内側配管162の長手方向に螺旋状に形成される螺旋溝162dに変更したものである。ここでは、3本の螺旋が組み合わされた3条螺旋溝162dとしている。
これにより、内外間流路160aにおいて、螺旋溝162dによって本来の長手方向の流れに対して螺旋状流れによる渦流(流れの乱れ)が形成されるので、熱伝達率を向上でき、熱交換効率を向上できる。
また、内側配管162の全周に渡って溝部(螺旋溝162d)が形成される形となるので、内側配管162の断面剛性(断面係数)を更に高めて、曲げ部160c(図2)形成時の変形抑制効果を向上させることができる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態を図9に示す。内側配管162に設ける溝部は、上記ストレート溝162bと螺旋溝162dとの組み合わせとしても良い。
(その他の実施形態)
上記各実施形態で説明した外側配管161と内側配管162の径サイズは、6/8インチ管および5/8インチ管の組み合わせに限定されるものでは無く、他のサイズとしても良い。例えば、内側配管162を6/8インチ管として、外側配管161をφ22mm管(内径19.6mm)とする、また、外側配管161を5/8インチ管として、内側配管162をφ12.7mm管(内径10.3mm)とする等、各種サイズでの対応が可能である。
また、二重管部160において拡大部160b、および溝部(162b、162d)を共に設けるものとして説明したが、それぞれ単独で設けるようにしても良い。
また、冷凍サイクル100Aを車両用の空調装置100に適用したものとしたが、これに限らず、家庭用の空調装置に適用しても良い。この場合、外側配管161の外気雰囲気温度は、車両用として使用されるエンジンルーム1の場合よりも低い条件で使用可能であるので、高圧冷媒と低圧冷媒の熱交換性能によっては、内外間流路160aに低圧冷媒を流通させ、内側配管162内に高圧冷媒を流通させるようにしても良い。
空調装置の全体を示す概略構成図である。 冷凍サイクルの車両での搭載状態を示す外観斜視図である。 冷凍サイクルの二重管部を示す平面図である。 図3のA−A部を示す断面図である。 二重管部における作用を示すモリエル線図である。 曲げ部の形成により、外側配管の内壁と内側配管の外壁とが接触した場合を示す断面図である。 第2実施形態における二重管部を示す斜視図である。 第3実施形態における二重管部を示す斜視図である。 第4実施形態における二重管部を示す斜視図である。
符号の説明
1 エンジンルーム(所定の搭載領域)
100 空調装置
100A 冷凍サイクル
110 圧縮機
120 凝縮器
130 膨張弁(減圧器)
140 蒸発器
150 配管
151 高圧配管
152 低圧配管
160 二重管部(二重管構造)
160a 内外間流路
160b 拡大部
160c 曲げ部
161 外側配管
162 内側配管
162b ストレート溝(溝部)
162d 螺旋溝(溝部)
163 入口パイプ(入口部)
164 出口パイプ(出口部)

Claims (11)

  1. 圧縮機(110)、凝縮器(120)、減圧器(130)、蒸発器(140)が配管(150)によって順次環状に接続されて、前記圧縮機(110)によって圧縮吐出された冷媒が循環する冷凍サイクルにおいて、
    前記配管(150)のうち、前記凝縮器(120)から前記減圧器(130)の間で高圧冷媒が流れる高圧配管(151)と、前記蒸発器(140)から前記圧縮機(110)の間で低圧冷媒が流れる低圧配管(152)との少なくとも一部を二重管構造とすると共に、
    前記二重管構造の外側配管(161)と内側配管(162)のうち、前記外側配管(161)の長手方向両端部側で円周面に開口して、前記外側配管(161)と前記内側配管(162)との間に形成される内外間流路(160a)に繋がる前記冷媒の入口部(163)、出口部(164)の近傍に、前記内外間流路(160a)の断面積を拡大する拡大部(160b)が設けられ、
    前記内外間流路(160a)を前記高圧冷媒が流通し、
    前記内側配管(162)内を前記低圧冷媒が流通することを特徴とする冷凍サイクル。
  2. 前記拡大部(160b)は、前記入口部(163)、前記出口部(164)近傍で前記外側配管(161)の円周方向の一部あるいは全周が拡管されて形成されたことを特徴とする請求項1に記載の冷凍サイクル。
  3. 前記拡大部(160b)は、前記入口部(163)、前記出口部(164)近傍で前記内側配管(162)の円周方向の一部あるいは全周が縮管されて形成されたことを特徴とする請求項1に記載の冷凍サイクル。
  4. 圧縮機(110)、凝縮器(120)、減圧器(130)、蒸発器(140)が配管(150)によって順次環状に接続されて、前記圧縮機(110)によって圧縮吐出された冷媒が循環する冷凍サイクルにおいて、
    前記配管(150)のうち、前記凝縮器(120)から前記減圧器(130)の間で高圧冷媒が流れる高圧配管(151)と、前記蒸発器(140)から前記圧縮機(110)の間で低圧冷媒が流れる低圧配管(152)との少なくとも一部を二重管構造とすると共に、
    前記二重管構造の外側配管(161)と内側配管(162)のうち、前記内側配管(162)の表面には、溝部(162b、162d)が形成され、
    前記外側配管(161)と内側配管(162)との間に形成される内外間流路(160a)を前記高圧冷媒が流通し、
    前記内側配管(162)内を前記低圧冷媒が流通することを特徴とする冷凍サイクル。
  5. 前記二重管構造を成す部位に、所定の搭載領域(1)への搭載条件に応じた曲げ部(160c)が形成されたことを特徴とする請求項4に記載の冷凍サイクル。
  6. 前記溝部(162b、162d)は、前記内側配管(162)の長手方向に延びるストレート溝(162b)としたことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の冷凍サイクル。
  7. 前記溝部(162b、162d)は、前記内側配管(162)の長手方向に螺旋状に形成される螺旋溝(162d)としたことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の冷凍サイクル。
  8. 前記溝部(162b、162d)は、前記内側配管(162)の長手方向に延びるストレート溝(162b)と、
    前記内側配管(162)の長手方向に螺旋状に形成される螺旋溝(162d)としたことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の冷凍サイクル。
  9. 前記二重管構造は、それぞれ個別に形成された前記外側配管(161)および前記内側配管(162)から成ることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の冷凍サイクル。
  10. 前記蒸発器(140)の出口側における前記低圧冷媒は、過熱度が所定値以下となるようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の冷凍サイクル。
  11. 車両に適用されることを特徴とする請求項1〜請求項10に記載の冷凍サイクル。
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