JP2006132119A - トンネル補修作業車 - Google Patents

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Abstract

【課題】トンネルの内壁面の補修作業のコストを低減することができるトンネル補修作業車を提供する。
【解決手段】フレーム23の上面に立設された支持筒体32に対し、昇降体33を昇降機構39によって昇降可能に支持する。前記昇降体33の上端部に支持台34を水平方向の旋回可能に装着し、支持台34に作業台支持バー35を介して作業台37を装着する。前記作業台支持バー35の先端部に支持脚36を装着し、作業台支持バー35及び作業台37を第2走行車線13の上面に支持する。前記昇降体33と支持台34の間に設けた旋回機構40によって、前記作業台37及び支持脚36の第1支持脚41を前記昇降体33の中心軸線と一致する旋回軸線O1の回りで旋回させることにより、前記作業台37をトンネル11のクラウン部全体にまたがる補修作業位置と、前記第1走行車線12の第1走行空間17側に退避した格納位置との間で切換可能に構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トンネルの内周壁面を補修するためのトンネル補修作業車に関する。
一般に、車両が走行する二つの車線を有するトンネルのクラウン部(上部内壁面)の補修工事を行う場合には、一方の車線の車両の通行止めを行い、他方の車線の車両の通行を可能にした交通規制状態で、トンネル補修作業車によって、トンネルのクラウン部のうち通行止め側のクラウン部半分の補修作業を行うようになっている。前記トンネル補修作業車として、従来、高所作業車が用いられている。この高所作業車として、車台上に旋回台を装着し、この旋回台に支柱を取り付け、この支柱にフートピンでブームを枢支し、このブームの先端部に作業台を水平旋回(首振り)自在に取り付けたものが提案されている。(特許文献1参照)
又、従来のトンネルの内壁の補修装置として、トンネルの片側車線を走行可能な搬送車両に作業架台を装着し、この作業架台に設けられた昇降台部に対し、中央線側に突出可能な拡張台部が設けられ、この拡張台部に設けられた作業床上の作業者がトンネルの内壁の補修を行うようになっている。(特許文献2参照)
特開2002−87770号公報 特開2002−295187号公報
ところが、特許文献1に開示された従来のトンネル補修に用いられる高所作業車は、車幅方向の作業台の旋回領域が一方の走行車線のクラウン部のみを補修する程度に限定されているので、一方の走行車線のクラウン部の補修作業が終了した後に、他方の走行車線の車両の通行を規制し、高所作業車によって、他方の走行車線のクラウン部の補修作業を行う必要がある。このため、作業が非常に面倒で、補修作業コストの低減を図ることが難しいという問題があった。
又、特許文献2に開示された従来のトンネルの内壁の補修装置は、昇降台部に対し、中央線側に突出可能な拡張台部が設けられているが、通行可能な車線の上方の全域を同時に補修できる程度に拡張台部が拡張できない。このため、特許文献1に記載された技術に存する問題と同様に作業が非常に面倒で、補修作業コストの低減を図ることが難しいという問題があった。
本発明は、トンネルの内壁面の補修作業のコストを低減することができるトンネル補修作業車を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、トンネル内の二車線のうち片側の車線を移動可能な車体フレームと、前記車体フレームに昇降機構を介して装着された作業台と、前記作業台を前記トンネル内の他側の車線の上方空間に張り出す作業台張出手段とを備えたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記作業台張出手段は、作業台を旋回して張り出す旋回機構により構成されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1において、前記作業台張出手段は、作業台を構成する複数に分割された作業床を案内機構により張り出し可能に構成されていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項において、前記車体フレーム又は作業台の先端部には、前記作業台張出手段により作業台が他側の車線の上方空間に張り出された状態で、作業台を安定化する作業台安定化手段が設けられていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4において、前記作業台安定化手段は前記作業台の先端部に連結され、他側の車線の路面に支持される支持脚であることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5において、前記支持脚は長さ調節可能に構成され、その下端にキャスターが取り付けられていることを要旨とする。
本発明によれば、トンネル内の二車線のうち片側の車線を移動可能な車体フレームに昇降機構を介して装着された作業台を前記トンネル内の他側の車線の上方空間に張り出す作業台張出手段を設けた。このため、トンネル内部のクラウン部全体の補修作業を片側の車線の通行規制を行うのみで、一度に行うことができ、トンネルのクラウン部の補修作業のコストを低減することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化したトンネル補修作業車の一実施形態を図1〜図7に従って説明する。
最初にトンネル11について説明すると、図1に示すように、トンネル11の底面には、左側の第1走行車線12と、右側の第2走行車線13の二つの車線が設けられ、第1走行車線12の左側には路肩14が、第2走行車線13の右側にも路肩15が設けられている。前記トンネル11の内周壁面16と底部路面によって形成された空間は、仮想の中央区分線Hによって左側の第1走行空間17と、右側の第2走行空間18に区分されている。トンネル11の補修工事に際しては、片側の第2走行空間18に車両が走行する所定の空間を確保するための仮想の建築限界19が設けられ、この建築限界19内にトンネル補修作業車21の一部が侵入しないようになっている。
次に、トンネル11内で内周壁面16の補修作業を行うためのトンネル補修作業車21について説明する。図2に示すようにトンネル補修作業車21を構成するトラック22は、車体フレーム23と、その車体フレーム23の前(右)端部に装着された運転席24と、前記車体フレーム23の前端下部に装着された前輪25と、前記車体フレーム23の後端寄り位置に設けられた後輪26と、前記車体フレーム23の上面に水平に支持された車台27とによって構成されている。
前記車台27の上面には、取付台30が水平に装着され、この取付台30の上面に、トンネル補修装置31が装着されている。このトンネル補修装置31について説明すると、前記取付台30の運転席24側の上面には、支持筒体32が所定位置に立設され、この支持筒体32の収容穴32aには円柱状をなす昇降体33が昇降可能に挿入されている。前記昇降体33の上端部には、支持台34が旋回可能に支持されている。前記支持台34の上面には、図2に示すように左右一対の作業台支持バー35が水平方向に、かつ互いに平行に支持されている。この作業台支持バー35の先端部には、支持脚36がそれぞれ装着されている。又、作業台支持バー35の上面には、作業台37が装着されている。
図2に示すように、前記支持筒体32の収容穴32aの下部には昇降体33の下端面に油圧力を付与して昇降体33を上昇させるための作動室38が形成され、支持筒体32、昇降体33及び作動室38によって作業台37を昇降させるための昇降機構39が構成されている。前記昇降体33の上端部と前記支持台34の下面との間には作業台37を旋回させるための旋回機構40が介装されている。この旋回機構40の構成は省略されているが、例えば、昇降体33の上端外周面に取り付けたリング状の外歯を有するラックに対し、支持台34に設けたモータに回転可能に支持されたピニオンを噛み合わせる構成が考えられる。この実施形態では、前記旋回機構40が作業台37の先端部を第2走行空間18側に張り出す作業台張出手段としての機能を有している。
前記支持台34の下面には、図1に示すように前記昇降体33に関して、前記支持脚36と反対側に位置するようにバランスウェイトWが装着されている。このバランスウェイトWによって、前記支持脚36による作業台37の支持が行われていない図4に実線で示す状態で、作業台37の支持状態を安定化させるようになっている。
次に、作業台安定化手段としての前記支持脚36について説明すると、図1及び図2に示すように、前記作業台支持バー35の先端部には角パイプよりなる左右一対の第1支持脚41が下向きに、かつ互いに平行に連結されている。これらの第1支持脚41には、同じく角パイプよりなる第2支持脚42が上下方向の位置調節可能に挿入されている。この第2支持脚42の下端部には、フランジ継ぎ手43を介して、第3支持脚44が連結され、第3支持脚44の下端部には第2走行車線13の路面を転動可能なキャスター45が設けられている。図2に示すように、左右一対の第1支持脚41の下端部は連結バー46によって互いに連結されている。
前記両第1支持脚41の下端部には係止孔41a(図2参照)が形成され、前記第2支持脚42に設けた複数の係止孔42a(図1参照)のいずれか一つの係止孔42aと、前記係止孔41aとに係止ロッド47が貫通され、第1支持脚41と第2支持脚42を長さ調節可能に連結するようになっている。前記第1支持脚41にシリンダを設けて第2支持脚42を昇降動作するようにしてもよい。前記継ぎ手43の近傍には、ヒンジ機構48(図1参照)が設けられている。そして、フランジ継ぎ手43のボルトとナットによる連結状態を解除した状態で、前記第3支持脚44をヒンジ機構48を中心に第2支持脚42側にほぼ180度手作業によって反転可能に構成されている。このヒンジ機構48に電動モーター等を装着して、自動的に第3支持脚44を反転動作するようにしてもよい。
次に、前記作業台37について説明する。図2に示すように、前記作業台支持バー35の上面には、作業床51が水平方向に装着され、この作業床51の左右両側部には、作業台37の幅寸法を拡大するための補助作業床52が水平案内機構53によって作業床51から水平方向へ所定のストローク範囲内で張り出し可能に支持されている。前記補助作業床52の外側縁には、防護柵54が作業者によって起伏可能に装着されている。前記両作業台支持バー35の内側には、支持台34と作業床51の間に位置するように作業台37の長さを拡大するための補助作業床55が図示しない水平案内機構によって水平方向へ所定のストローク範囲内で作業者又は油圧シリンダによって往復動可能に装着されている。
前記取付台30の上面には、枠体61が装着され、この枠体61と前記取付台30の後端部との間には第1階段62が装着されている。前記枠体61には、第1階段62と、前記補助作業床52の間に配置可能な第2階段63が装着され、この第2階段63は、枠体61の内側に格納(図5参照)されるようになっている。この第2階段63の位置切換は、手動又は図示しないアクチュエーターによって自動的に行なわれるようになっている。前記枠体61の内側には発電機64と油圧ユニット65が設けられ、前記各機構を作動するようになっている。
次に、前記のように構成したトンネル補修作業車21の動作について説明する。
図6及び図7は、トンネル補修作業車21のトラック22に装着されたトンネル補修装置31の支持脚36及び作業台37が格納位置に保持された状態を示す。又、トンネル補修作業車21が、第1走行車線12の第1走行空間17側に停止された状態を示す。この状態において、旋回機構40によって作業台支持バー35を昇降体33の中心軸線O1の回りで旋回させると、図4に示すように、作業台支持バー35、支持脚36及び作業台37が水平方向に旋回動作される。これによって、作業台37の先端部及び支持脚36が、他方の車線13の第2走行空間18に位置するように配置される。この状態で、支持脚36の第3支持脚44をヒンジ機構48を中心に下方に180度反転して、キャスター45を第2走行車線13の上面に支持する。又、フランジ継ぎ手43をボルトとナットにより連結する。
次に、図5に示すように防護柵54を水平の待機状態から起立させて使用状態に保持する。一方、前記係止ロッド47を取り外し、昇降機構39を作動して作業台支持バー35、作業台37及び第1支持脚41を上方に移動することにより、図1に示すように、作業台37をトンネル11のクラウン部に接近させる。次に、第1支持脚41と第2支持脚42の係止孔41a,42aに係止ロッド47を貫通することによって両支持脚41,42を連結する。その後、図2に示すように、前記補助作業床52を作業床51から水平方向外側に移動し作業台37の幅寸法を拡張する。さらに、補助作業床55を図1に示すように作業台支持バー35内から外方向に移動してその先端をトンネル11の内周壁面16に接近させて停止する。
次に、図2に示すように、枠体61の内側に格納されていた第2階段63を第1階段62と補助作業床52の間に移動して、作業者の往来を可能にする。
図1及び図2に示す状態において、作業台37に搭乗した作業者によって、トンネル11のクラウン部の補修作業が行われる。なお、トンネル11の内周壁面16の左右両側下部の補修作業は、路肩14,15にいる作業者によって行われる。又、昇降機構39を作動することにより、前記作業台37の高さ位置を調整すると共に、前記補助作業床55を延長することによって、内周壁面16のクラウン部以外の中間高さ位置の内周壁面16の補修作業が行われる。
上記実施形態のトンネル補修作業車によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、前記取付台30に対して、作業台支持バー35及び作業台37を旋回機構40によって、第1走行車線12と第2走行車線13にまたがるように旋回可能に構成したので、トンネル11のクラウン部の補修作業を片側の第1走行車線12を規制するのみで、容易に行うことができる。このため、トンネルの補修作業に要するコストを大幅に低減することができる。
(2)上記実施形態では、昇降機構39によって、前記作業台支持バー35及び作業台37を昇降可能にすると共に、作業台支持バー35の両端部から一対の補助作業床55を延長可能に構成したので、クラウン部以外のトンネルの補修作業を容易に行うことができる。又、トンネル11の幅寸法の大小に応じて作業台37の長さ寸法を適正寸法に調整することができる。
(3)上記実施形態では、前記作業台支持バー35の先端部に支持脚36を装着したので、作業台支持バー35及び作業台37を使用状態に安定して支持することができる。
(4)上記実施形態では、前記作業床51に対して、補助作業床52を水平方向の往復動可能に装着したので、作業台37の幅寸法を大きくして床面積を多くすることができ、トンネル11の長手方向への作業エリアを増大して、作業能率を向上することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明を具体化したトンネル補修作業車の第2の実施形態を図8〜図11に従って説明する。なお、第2の実施形態において、第1の実施形態のトンネル補修作業車21の構成と同様の部分についてはその説明を簡略又は省略する。
この第2実施形態では、前記第1の実施形態の旋回機構40を省略している。そして、昇降機構39によって昇降動作される支持バー86の上面に、作業台37を装着し、その作業台37の先端部に支持脚36を装着している。
前記昇降機構39は、図9に示すように、前記取付台30に立設固定した左右一対の固定支持筒体84と、両固定支持筒体84の内部に上下方向の往復動可能に挿入された昇降ロッド85と、両昇降ロッド85の上端部に水平に支持された支持バー86とを備えている。そして、前記両固定支持筒体84の側部にそれぞれ取り付けられた油圧シリンダ87のロッド88によって、前記昇降ロッド85及び支持バー86を上下方向に往復動するようになっている。
前記作業台37について説明すると、この作業台37は、前記両支持バー86に水平に架橋された第1作業床89を備えている。この第1作業床89には、第2作業床90が第1案内機構91を介して所定のストローク範囲内で第1作業床89の側端面に取り付けた油圧シリンダ92のロッド93によって水平方向の往復動可能に支持されている。前記第2作業床90には第3作業床94が第2案内機構95によって所定のストローク範囲内で水平方向の往復動可能に装着されている。この第3作業床94は、第2作業床90に取り付けた油圧シリンダ96のロッド97によって往復動されるようになっている。前記第1及び第2案内機構91,95は、例えば横断面がコ字状の案内溝を有する案内レールに沿って複数のローラが転動する構成となっている。
前記第3作業床94の先端部には、支持脚36を構成する第1支持脚41が連結されている。前記第1支持脚41には油圧シリンダ49が取り付けられ、そのロッド50によって、前記第2支持脚42が昇降動作されるようになっている。前記第2支持脚42の下端部には、フランジ継ぎ手43を介して第3支持脚44が取り外し可能に装着されている。
前記取付台30には第1階段111が所定位置に装着されている。又、前記作業台37側の第1作業床89には、該第1作業床89とともに昇降される第2階段112が装着されている。前記取付台30には作業台113が装着されている。さらに、前記第1支持脚41の下端部にはブラケット114が水平位置に張り出し可能に連結されている。このブラケット114に梯子115が装着され、トンネル11の内周壁面16を補修するようになっている。
上記実施形態のトンネル補修作業車によれば、以下のような効果を得ることができる。
従って、第2の実施形態によれば、第1の実施形態に記載の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(1)上記第2の実施形態では、前記取付台30に昇降機構39を介して作業台37を昇降可能に装着し、作業台37を第1〜第3作業床89,90,94によって、作業台面積を拡張可能に構成したので、片側の第1走行車線12のみを規制するだけで、トンネル11内のクラウン部の補修作業を容易に行うことができ、そのコストの低減を図ることができる。
(2)第2の実施形態では、取付台30に作業台113を設けるとともに、第1支持脚41にブラケット114を設けて梯子115を装着するようにしたので、トンネル11内のクラウン部以外の補修作業を容易に行うことができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明を具体化したトンネル補修作業車の第3の実施形態を図12〜図15に従って説明する。
この第3の実施形態では、トンネル補修作業車21の前記トラック22に代えて、キャタピラ方式の車両121を用いている。その他の構成は、前述した第2の実施形態とほぼ同様である。
前記車両121は、車体フレーム122と、その下部に取付軸123を介して装着されたキャタピラ124とを備えている。前記車体フレーム122の一側端面には、固定支持筒体125を介して、可動支持筒体126が上下方向の往復動可能に支持され、この可動支持筒体126に前記昇降ロッド85が装着されている。前記車体フレーム122には梯子127が取り付けられている。
この第3の実施形態では、図14及び図15に示すようにトンネル補修装置31を車両121上に格納した状態で図示しないトレーラーにトンネル補修作業車21を搭載して運搬することができる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
○作業台安定化手段としての前記支持脚36を省略し、前記バランスウェイトWに作業台安定化手段としての機能を付与するようにしてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(a)請求項1〜6のいずれか1項において、前記作業台はトンネルの幅方向に張り出し可能な補助作業床を備えていることを特徴とするトンネル補修作業車。
この場合には、作業台の面積を広くして、1回の停車状態において、トンネルの長手方向の補修作業面積を大きくして作業能率を向上することができる。
(b)請求項1〜6又は(a)のいずれか1項において、前記作業台安定化手段は前記作業台を昇降可能に支持する作業台支持バーに装着されたバランスウエイトであることを特徴とするトンネル補修作業車。
この場合には、支持脚36を省略して、部品点数を低減し、トンネル補修装置31のコストを低減することができる。
この発明のトンネル補修作業車の第1の実施形態を示す使用状態の正面図。 第1の実施形態のトンネル補修作業車の使用状態の側面図。 第1の実施形態の作業台の使用状態の拡大平面図。 第1の実施形態のトンネル補修作業車の作業台を張り出した状態を示すトンネル補修作業車の背面図。 図4の右側面図。 第1の実施形態の支持脚及び作業台の格納状態を示す側面図。 第1の実施形態の支持脚及び作業台の格納状態を示す背面図。 この発明のトンネル補修作業車の第2の実施形態を示す使用状態の背面図。 第2の実施形態のトンネル補修作業車の使用状態の側面図。 第2の実施形態の支持脚及び作業台の格納状態を示す背面図。 第2の実施形態の支持脚及び作業台の格納状態を示す側面図。 この発明のトンネル補修作業車の第3の実施形態を示す使用状態の正面図。 第3の実施形態のトンネル補修作業車の使用状態の側面図。 第3の実施形態の支持脚及び作業台の格納状態を示す背面図。 第3の実施形態の支持脚及び作業台の格納状態を示す側面図。
符号の説明
11…トンネル、13…車線、23,122…車体フレーム、36,41,42…支持脚、37,113…作業台、39…昇降機構、40…旋回機構、45…キャスター、51…作業床、53…案内機構。

Claims (6)

  1. トンネル内の二車線のうち片側の車線を移動可能な車体フレームと、
    前記車体フレームに昇降機構を介して装着された作業台と、
    前記作業台を前記トンネル内の他側の車線の上方空間に張り出す作業台張出手段と
    を備えたことを特徴とするトンネル補修作業車。
  2. 請求項1において、前記作業台張出手段は、作業台を旋回して張り出す旋回機構により構成されていることを特徴とするトンネル補修作業車。
  3. 請求項1において、前記作業台張出手段は、作業台を構成する複数に分割された作業床を案内機構により張り出し可能に構成されていることを特徴とするトンネル補修作業車。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、前記車体フレーム又は作業台の先端部には、前記作業台張出手段により作業台が他側の車線の上方空間に張り出された状態で、作業台を安定化する作業台安定化手段が設けられていることを特徴とするトンネル補修作業車。
  5. 請求項4において、前記作業台安定化手段は前記作業台の先端部に連結され、他側の車線の路面に支持される支持脚であることを特徴とするトンネル補修作業車。
  6. 請求項5において、前記支持脚は長さ調節可能に構成され、その下端にキャスターが取り付けられていることを特徴とするトンネル補修作業車。
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