JP2006131377A - 物品一時保管場所管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 一時保管場所の物品の状況を適切に管理し得る物品一時保管場所管理システムを提供する。
【解決手段】 本発明は、本来の保管場所が定まっている物品を一時的に保管する一時保管場所に保管されている物品を管理する物品一時保管場所管理システムである。本発明は、一時保管場所に保管されている物品のそれぞれに設けられている非接触IDタグをアクセスするタグアクセス手段と、一時保管場所に保管されている物品のデータを記憶している一時保管場所物品データベース手段と、タグアクセス手段を駆動制御して、一時保管場所に保管されている物品のデータを収集して、一時保管場所物品データベース手段を更新する一時保管場所物品管理手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は物品一時保管場所管理システムに関し、例えば、レンタルビデオ店や図書館などで返却物品を正規の保管場所に戻すまでに返却物品を一時的に保管しておく場所での保管状態を管理する場合に適用し得るものである。
例えば、ビデオテープ、CD(コンパクトディスク)、DVD(デジタル多用途ディスク)などの物品をレンタルするレンタルショップにおいては、物品が返却された際には、店員は、情報処理装置などに返却された旨を入力操作した後、一時的な保管場所(例えば棚)に保管し、その後、正規の保管場所に移動する。このような一時保管場所に返却物品を一時的に保管することにより、人気の物品の返却の事実をユーザが認識し易くすると共に、正規の保管場所への移動作業を効率的なものとするようにしている。
一般的には、物品又はその収容ケースなど(以下、単に物品と呼ぶ)に、バーコードラベルや非接触IDタグなどが貼付されており、店員は、情報処理装置に接続されているバーコードリーダーやタグリーダーなどによって、物品を特定する情報を入力する。
ところで、バーコードラベルや非接触IDタグを利用して物品を管理するシステムは種々提案されているが(特許文献1参照)、一時保管場所を対象としたものは存在しない。
特開平10−334198号公報
ところで、一時保管場所があっても、物品返却時の入力操作によって、情報処理装置又はその上位の装置は、その物品の情報を、正規の保管位置に保管されている状態にする。このような管理方法では、物品が正規の保管場所に移動される前の一時保管場所に保管されている期間では、管理情報上の保管場所と、実際の保管場所とが異なってしまう。
このような不都合を回避しようとすると、一時保管場所も、他の保管場所と同様に扱い、物品の返却時には、その物品の保管場所として一時保管場所を入力し、一時保管場所から正規保管場所の移動時には、保管場所として正規の保管場所に入力し直すことを行う。このような方法であると、店員の作業負担が大きくなる。
また、一時保管場所にユーザが希望する物品が保管されていても、ユーザは気が付かない恐れも高く、店員がユーザから問い合わせを受けても、その物品が一時保管場所に存在していることを教えられない恐れも高い。
そのため、一時保管場所の物品の状況を適切に管理し得る物品一時保管場所管理システムが望まれている。
かかる課題を解決するために、請求項1の本発明の物品一時保管場所管理システムは、本来の保管場所が定まっている物品を一時的に保管する一時保管場所に保管されている物品を管理するシステムであって、(1)上記一時保管場所に保管されている物品のそれぞれに設けられている非接触IDタグにアクセスするタグアクセス手段と、(2)上記一時保管場所に保管されている物品のデータを記憶している一時保管場所物品データベース手段と、(3)上記タグアクセス手段を駆動制御して、上記一時保管場所に保管されている物品のデータを収集して、上記一時保管場所物品データベース手段を更新する一時保管場所物品管理手段とを有することを特徴とする。
請求項2の本発明の物品一時保管場所管理システムは、請求項1において、上記一時保管場所は、貸し出されていた物品が返却された後の一時保管場所であり、貸出し中の物品のデータを記憶している貸出し中データベース手段をさらに備え、上記一時保管場所物品管理手段は、上記タグアクセス手段から得た物品のデータが、上記貸出し中データベース手段に記述されているときには、その物品が返却されたとして貸出し中データベース手段を更新することを特徴とする。
請求項3の本発明の物品一時保管場所管理システムは、請求項1又は2において、上記一時保管場所は、貸し出されていた物品が返却された後の一時保管場所であり、物品の貸出し希望者が目視し得る位置に設けられた表示手段をさらに備え、上記一時保管場所物品管理手段は、上記タグアクセス手段からデータが収集された上記一時保管場所に保管されている物品の情報を、上記表示手段によって表示させることを特徴とする。
本発明の物品一時保管場所管理システムによれば、一時保管場所の物品に設けられている非接触IDタグからデータを収集するようにしたので、一時保管場所の物品の状況を適切に管理することができる。
(A)第1の実施形態
以下、本発明に係る物品一時保管場所管理システムの第1の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。なお、この実施形態の物品一時保管場所管理システムは、例えば、ビデオテープ、CD、DVDなどの物品を取り扱うレンタルショップに設けられているとして説明する。
図1は、この実施形態の物品一時保管場所管理システムの全体構成を示す説明図である。図1において、この実施形態の物品一時保管場所管理システム1は、管理コンピュータ2、タグリーダー・ライタ3、ループアンテナシステム4(4−1〜4−4)、一時保管棚5及び一時保管棚情報表示装置8を有する。
一時保管場所としての一時保管棚5は、レンタルされていた物品6が返却された際に、その返却物品6を一時的に保管する棚である。
一時保管棚5に保管可能な物品6は、ビデオテープ、CD、DVDなどの一種類の物品であっても良く、複数種類の物品であっても良い。物品6に対しては、図2に示すように、表面(例えば、背面)に非接触IDタグ7が設けられている。なお、図示は省略するが、非接触IDタグ7はアンテナコイルを有するものである。非接触IDタグ7はICを搭載しているものであっても良く、ICを搭載していないものであっても良い。また、非接触IDタグ7の表面にはバーコードなどが印刷されていても良い。なお、物品6はビデオテープ、CD、DVDなどを収容するケースであっても良い。
管理コンピュータ2は、貸出し中の物品の情報を管理するものである。また、管理コンピュータ2は、一時保管棚5上の返却物品6の情報を管理するものであり、タグリーダー・ライタ3を介して一時保管棚5に陳列されている返却物品6に設けられた非接触IDタグ7にアクセスし、そのデータを収集したり、任意のデータ(例えば、一時保管棚5で保管する期限のデータ)を書き込んだりするものである。さらに、管理コンピュータ2は、一時保管棚情報表示装置8に、一時保管棚5が保管している返却物品6の情報を表示させるものである。
タグリーダー・ライタ3は、例えば、一時保管棚5の基台5Aの内部空間内に設けられている。このタグリーダー・ライタ3のアンテナ部分として、ループアンテナシステム4−1〜4−4が設けられており、タグリーダー・ライタ3は、例えば、管理コンピュータ2の制御下で、ループアンテナシステム4−1〜4−4を読取り駆動して一時保管棚5に陳列されている物品6のデータを読み取ったり、ループアンテナシステム4−1〜4−4を書込み駆動して一時保管棚5に陳列されている所定の物品6にデータを書き込んだりするものである。
各ループアンテナシステム4−1、…、4−4は、例えば、基台5Aの棚板5aや中間位置の棚板5b(例えば、その下面部)にそれぞれ設けられているものであり(なお、天井板5cに設けられていても良い)、自己が担当する棚板上の物品6に取り付けられている非接触IDタグ7(図2参照)との電磁結合による通信を実行するものである。各ループアンテナシステム4−1、…、4−4とタグリーダー・ライタ3との接続線は、例えば、一時保管棚5の一方の側板5dに敷設されている。各ループアンテナシステム4−1、…、4−4としては、特開2003−168914号公報に記載のものや、特願2004−161546号明細書及び図面に記載のものを適用することができる。
一時保管棚情報表示装置8は、例えば、液晶ディスプレイでなり、管理コンピュータ2の制御下で、一時保管棚5に存在する物品6の情報を表示して、レンタルビデオ店のユーザにその情報を提示するものである。一時保管棚情報表示装置8は、例えば、一時保管棚5の近傍位置に設置されたものであっても良く、また、レンタルビデオ店の出入り口近傍に設置されたものであっても良い。複数の一時保管棚情報表示装置8が、異なる場所に設けられていても良い。
管理コンピュータ2は、例えば、CPUがソフトウェアに従って処理を実行するパソコンレベルのコンピュータであり、図3に示すような周辺装置(内蔵していても良い)が付加されているものである。なお、図3では省略しているが、管理コンピュータ2に、タグリーダー・ライタ3や一時保管棚情報表示装置8などの外部装置が接続されているのは、上述した通りである。管理コンピュータ2は、操作入力装置(キーボードやマウス装置)10、ディスプレイ11、データベース装置12、プリンタ13、タグリーダー・ライタ14及び金銭処理機15などが接続されている。
データベース装置12は、例えば、HDDなどでなり、各種のデータベースを記憶している。データベース装置12は、例えば、物品6の物品マスタデータベース12aや、貸出し中の物品6のデータベース12bや、一時保管棚5に現存する物品6の一時保管棚データベース12cや、会計データベース12dなどを有する。
プリンタ13は、管理コンピュータ2の指示下で印刷を実行するものであり、例えば、貸出し物品と一緒に引き渡す貸出し帳票を印刷する。貸出し帳票には、物品識別情報や返却期限などが印刷される。
管理コンピュータ2の周辺装置としてのタグリーダー・ライタ14は、貸出しのためにユーザから持ち込まれた物品6のIDタグ7を個別にアクセスするものである。一時保管棚5に設けられているタグリーダー・ライタ3は、多数枚(例えば100枚)のIDタグ7の同時読取りに対応できるものであるが、タグリーダー・ライタ14は、1枚のIDタグ7を個別にアクセスできるものを適用しても良い。
金銭処理機15は、例えば、いわゆるレジスタ装置が該当し、貸出しの対価や期限超過対価の入金や釣り銭の排出などを行うものである。
図4(A)は、物品マスタデータベース12aのレコード構成例を示すものであり、図4(B)は、貸出し中物品データベース12bのレコード構成例を示すものであり、図4(C)は、一時保管棚データベース12cのレコード構成例を示すものである。なお、会計データベース12dのレコード構成の図示は省略している。
物品マスタデータベース12aは、物品管理のマスタとしてのデータベースに相当し、その1レコードは、物品の識別情報(物品の種類、タイトル、同一タイトルでの通し番号など)、物品の第1のレンタル価値情報(新作か否かなどに応じたレベル情報)、物品の第2のレンタル価値情報(最近1ヶ月あたりの貸出し回数などに応じたレベル情報)、正規の保管場所の情報、レンタル条件(金額、期限情報、成人指定など)、現況情報などの情報を含んでいる。現況情報は、正規の保管棚にある「正規保管」、一時保管棚5にある「一時保管」、貸出し中を表す「貸出し中」、上述の3種類に該当しない、ユーザなどが携帯して移動中の期間なような「タイムラグ期間」に分かれている。ここで、「タイムラグ期間」には、後述する「タイムラグ期間(1)」と「タイムラグ期間(2)」とがある。なお、この実施形態の場合、通常の保管棚(一時保管棚5との関係からこのように呼ぶ)には、ループアンテナシステムが設けられていない場合を想定しており(但し、設けられていても良い)、正規の保管場所の情報は、例えば、操作入力装置10から入力されるものである。物品マスタデータベース12aの1レコードの情報は、現況情報などの情報を除けば、IDタグ7に書き込まれている情報とほぼ同様である。
貸出し中物品データベース12bの1レコードは、貸出し中の物品6の識別情報、返却期限、レンタル条件などの情報を含んでいる。
一時保管棚データベース12cの1レコードは、一時保管棚5に保管されている物品6の識別情報、返却認識日時、正規の保管場所の情報などの情報を含んでいる。
次に、第1の実施形態の物品一時保管場所管理システムの動作について説明する。第1の実施形態の物品一時保管場所管理システムの動作としては、(1)物品の貸出し動作、(2)貸出し物品の返却時動作、(3)一時保管棚5の監視動作などがあり、管理コンピュータ2が、内蔵する実行用のプログラムに従って、各種の動作を実行制御する。
まず、物品6の貸出し動作を、図5のフローチャートを参照しながら説明する。なお、ユーザは、レンタルする物品6を、通常保管棚から取り出す場合もあれば一時保管棚5から取り出す場合もあるが、システムとしては、区別することなく、図5のフローチャートのように動作する。
ユーザがレンタルする物品6を店員に渡すと、操作入力装置10を介して、管理コンピュータ2に貸出し動作モードを指示し、これにより、管理コンピュータ2は、図5に示す貸出し動作プログラム2aを開始する。
管理コンピュータ2は、ディスプレイ11に物品6に貼付のIDタグ7を読み取ることを求めるメッセージを表示させ、それに応じて、店員がタグリーダー・ライタ14を用いてその物品6のIDタグ7から読み取らせた情報を取り込む(ステップ100)。
その後、IDタグ7から得られた物品の識別情報に基づいて、物品マスタデータベース12aに格納されている情報を抽出する(ステップ101)。そして、管理コンピュータ2は、抽出された情報の中のレンタル条件などで定まる貸出し金額を、ディスプレイ11に表示させて(ステップ102)、これに応じて、店員がユーザから取り込んで金銭処理機15に入金したことを確認する(ステップ103)。管理コンピュータ2は、今回の金銭の移動(入金)に応じて、会計データベース12dを更新する(ステップ104)。
次に、管理コンピュータ2は、物品マスタデータベース12aから抽出された貸出し物品に係る情報の中の現況情報が、「正規保管」になっているか、「一時保管」や「タイムラグ期間」になっているかを判別する(ステップ105)。
管理コンピュータ2は、現況情報が「一時保管」又は「タイムラグ期間」になっていると、一時保管棚データベース12cの該当する物品のレコードを消去すると共に、一時保管棚情報表示装置8による表示物品からも今回の貸出し物品を消去する(ステップ106)。
このような消去動作が終わった場合や現況情報が「正規保管」になっている場合には、貸出し中物品データベース12bに今回の貸出し物品6に係るレコードを設定し(ステップ107)、また、物品マスタデータベース12aの現況情報を「貸出し中」に設定したり、貸出回数などを更新したりする(ステップ108)。
最後に、管理コンピュータ2は、プリンタ13から貸出し帳票を印刷させて一連の貸出し動作を終了する(ステップ109)。
次に、貸出し物品の返却時動作を説明する。 なお、期限超過貸出し物品の返却時動作については、図6のフローチャートを参照しながら説明する。
ユーザから貸出し物品6の返却を受け付けた店員は、その貸出し物品6に係る貸し出し帳票を確認して返却期限を越えているか否かを判別し、返却期限を越えていなければその貸出し物品6を直ちに一時保管棚5に載置し、一方、返却期限を越えていれば、操作入力装置10を介して、管理コンピュータ2に追加対価徴収モードを指示し、これにより、管理コンピュータ2は、図6に示す期限超過貸出し物品の返却時動作プログラム2bを開始する。
期限超過貸出し物品の返却時動作プログラム2bを開始するとまず、管理コンピュータ2は、ディスプレイ11に貸出し物品6に貼付のIDタグ7を読み取ることを求めるメッセージを表示させ、それに応じて、店員がタグリーダー・ライタ14を用いてその物品6のIDタグ7から読み取らせた情報を取り込む(ステップ200)。
その後、IDタグ7から得られた物品の識別情報に基づいて、貸出し中物品データベース12bに格納されている情報を抽出し(ステップ201)、抽出された情報の中のレンタル条件などで定まる追加金額を、ディスプレイ11に表示させて(ステップ202)、これに応じて、店員がユーザから取り込んで金銭処理機15に入金したことを確認する(ステップ203)。
管理コンピュータ2は、今回の金銭の移動(追加入金)に応じて、会計データベース12dを更新する(ステップ204)。また、管理コンピュータ2は、貸出し中物品データベース12bから該当する物品のレコードを消去する(ステップ205)。その後、管理コンピュータ2は、一時保管棚データベース12cに、今回、返却された貸出し物品のレコードを設定すると共に、一時保管棚情報表示装置8による表示物品にも、今回、返却された貸出し物品を追加する(ステップ206)。最後に、物品マスタデータベース12aの現況情報を「タイムラグ期間(1)」に設定して一連の期限超過貸出し物品の返却時動作を終了する(ステップ207)。ここでは、一時保管棚5に物品が存在しないため、「一時保管」ではなく、「タイムラグ期間(1)」に設定することとした。
店員は、このような動作の終了後に、返却された貸出し物品6を一時保管棚5に載置することになる。
なお、上記説明では貸出し物品6の返却の際、店員が貸出し帳票により返却期間の超過の有無を確認したが、タグリーダー・ライタ14によりIDタグ7からデータを読み取り、読み取ったデータを貸出し中物品データベース12bと参照することで、貸出し物品6の返却期間の超過の有無をディスプレイ11に表示させ、超過していなければ貸出し物品6を一時保管棚5に載置し、返却期間を超えていれば期限超過貸出し物品として、操作入力装置10を介して、管理コンピュータ2に追加対価徴収モードを指示し、これにより管理コンピュータ2は、図6に示す期限超過貸出し物品の返却時動作プログラム2bを開始することもできる。
次に、定期的に実行される一時保管棚5の監視動作を、図7のフローチャートを参照しながら説明する。
管理コンピュータ2は、内蔵するタイマの計時に基づいて、定期的に(例えば、10秒毎に)、監視動作プログラム2cを起動する。なお、起動しようとした際(タイマによる割込発生時)に、貸出し動作プログラム2a又は期限超過貸出し物品の返却時動作プログラム2bの実行中であれば、その実行中のプログラムの終了を待って監視動作プログラム2cを起動する。
管理コンピュータ2は、監視動作プログラム2cを起動するとまず、タグリーダー・ライタ3を読み出し駆動して、一時保管棚5に存在する全ての物品6のIDタグ7からデータを収集してバッファリングし(ステップ300)、一時保管棚データベース12c及び物品マスタデータベース12aの格納内容と照合し(ステップ301)、照合結果を4分類に分類する(ステップ302)。すなわち、バッファリングした収集データにも一時保管棚データベース12cにも存在する物品6(第1分類)、バッファリングした収集データには存在するが一時保管棚データベース12cには存在しない一時保管棚5に新たに追加された物品(第2分類)、バッファリングした収集データには存在しないが一時保管棚データベース12cには存在する一時保管棚5から新たになくなった物品(第3分類)、バッファリングした収集データにも一時保管棚データベース12cにも存在しないが、物品マスタデータベース12aにタイムラグ期間(1)、タイムラグ期間(2)の状態で存在する物品(第4分類)に分類する。
管理コンピュータ2は、バッファリングした収集データにも一時保管棚データベース12cにも存在する物品6(第1分類)については、その物品の中に、物品マスタデータベース12aの現況情報が「タイムラグ期間(1)」になっている物品が存在するか否かを確認し(ステップ303)、存在するならば、現況情報を「一時保管」に更新すると共に、一時保管棚データベース12cの返却認識日時に今回の定期処理の起動時の時刻を書き込む(ステップ304)。このような現況情報が「タイムラグ期間(1)」になっている物品は、期限が超過して返却された貸出し物品であり、上述した期限超過貸出し物品の返却時動作が終了し、一時保管棚5に載置された直後の物品である。なお、図7では省略しているが、バッファリングした収集データにも一時保管棚データベース12cにも存在する物品6の中に現況情報が「貸出し中」や「正規保管」や「タイムラグ期間(2)」になっている物品があれば、ディスプレイ11を用いてその物品についての異常表示を行う。バッファリングした収集データにも一時保管棚データベース12cにも存在する物品6については、基本的には、現況状況は「一時保管」である。
また、管理コンピュータ2は、バッファリングした収集データには存在するが一時保管棚データベース12cには存在しない一時保管棚5に新たに追加された物品(第2分類)があれば、それら各物品について、物品マスタデータベース12aの現況情報が「貸出し中」になっていることを確認した上で、現況情報を「一時保管」に更新すると共に、一時保管棚データベース12cに該当する物品のレコードを設定した上で、その返却認識日時に今回の定期処理の起動時の時刻を書き込む(ステップ305)。上述したように、返却期限を守って返却された貸出し物品は直ちに一時保管棚5に載置されるので、載置直後のこのような物品は、バッファリングした収集データには存在するが一時保管棚データベース12cには存在しない物品となる。なお、図7では省略しているが、バッファリングした収集データには存在するが一時保管棚データベース12cには存在しない物品の中で現況情報が「貸出し中」になっていることを確認できない物品に対しては、ディスプレイ11を用いて異常表示を行う。
さらに、管理コンピュータ2は、バッファリングした収集データには存在しないが一時保管棚データベース12cには存在する物品(第3分類)があれば、一時保管棚データベース12cから該当する物品のレコードを消去し(ステップ306)、その後、物品マスタデータベース12aの現況情報に応じて、データベースや情報の更新処理などを行う(ステップ307−1〜307−3)。
バッファリングした収集データには存在しないが一時保管棚データベース12cには存在する物品は、最近、一時保管棚5から取り出されていった物品であり、その取り出された理由は、貸出しのためか、正規の保管場所(通常保管棚)への移動のためである。貸出しのためかは、貸出し動作がなされた時点で分かるが、正規の保管場所(通常保管棚)への移動のためかは通常保管棚にループアンテナシステムが設けられていないので直接には分からない。そこで、一時保管棚5から取り出されていったときから、ある程度の時間が経過しても貸出し動作がなされない場合を、正規の保管場所(通常保管棚)への移動と見なすこととした。このような処理を実現すべく、ステップ307での更新処理を行う。具体的には、以下の通りである。
物品マスタデータベース12aの現況情報が「一時保管」であれば、それを「タイムラグ期間(1)」に更新させる(ステップ307−1)。また、物品マスタデータベース12aの現況情報が「タイムラグ期間(1)」であれば、それを「タイムラグ期間(2)」に更新させる(ステップ307−2)。さらに、物品マスタデータベース12aの現況情報が「タイムラグ期間(2)」であれば、それを「正規保管」に更新させる(ステップ307−3)。バッファリングした収集データにも一時保管棚データベース12cにも存在しないが、物品マスターベース12aにタイムラグ期間(1)、タイムラグ期間(2)の状態で存在する物品は、上記第3分類の処理において、一時保管棚データベースより削除された物品である。この場合、貸し出しのためか、正規保管場所への移動のために一時保管棚データベースより削除された訳であり、これらの物品は以下のように処理を行う。物品マスタデータベース12aの現況情報がタイムラグ期間(1)の場合はタイムラグ期間(2)へ更新させ(ステップ308−1)、物品マスタデータベースの現況状況がタイムラグ期間(2)の場合は正規保管に更新させる(ステップ308−2)。
このような更新処理により、一時保管棚5から物品が取り出されて通常保管棚に移動されたと考えられる場合には、定期的な監視動作プログラム2cの繰り返しての実行により、「タイムラグ期間(1)」、「タイムラグ期間(2)」を経て「正規保管」に現況情報が更新され、監視動作プログラム2cの3回の繰り返し実行が必要であり、一時保管棚5から取り出しての貸出しと区別付くようになされている。なお、貸出し時であれば、現況情報が「正規保管」になるのに要する期間経過の前に、上述した図5に示す貸出し動作プログラム2aが実行されることになる。
ステップ308−1〜308−2を実行した後は、管理コンピュータ2は、一時保管棚5に存在する全ての物品6のIDタグ7から収集してバッファリングしているデータを整理して、全ての一時保管物品を含む表示画像を形成し、一時保管棚情報表示装置8による表示を更新させ、一連の監視動作を終了する(ステップ309)。
ここで、一時保管棚情報表示装置8は、全ての一時保管物品を含む表示画像を継続して表示する。なお、一時保管棚情報表示装置8の表示面積によっては、管理コンピュータ2は、表示画像を一部ずつスクロール表示させるようにする。また、管理コンピュータ2は、待機時には、周辺機器としてのディスプレイ11にも、一時保管棚情報表示装置8と同様な表示画像を表示するようにしても良い。
管理コンピュータ2は、表示画像フラグを管理し、ステップ309の処理時の表示画像フラグが「1」であれば、物品マスタデータベース12aにおける物品の第1のレンタル価値情報に基づいて、第1のレンタル価値(新作か否かなど)に応じて物品をソーティングしている表示画像を形成した後、表示画像フラグを「0」に更新し、ステップ309の処理時の表示画像フラグが「0」であれば、物品マスタデータベース12aにおける物品の第2のレンタル価値情報を基づいて、第2のレンタル価値(最近1ヶ月での貸出回数など)に応じて物品をソーティングしている表示画像を形成した後、表示画像フラグを「1」に更新し、定期処理毎に、表示態様を変更するようにしても良い。なお、一時保管棚データベース12cの返却認識日時に基づいて物品をソーティングした表示画像をも表示対象とするようにしても良い。
上記第1の実施形態によれば、一時保管棚5に、タグリーダー・ライタ3のアンテナとしてのループアンテナシステム4−1〜4−4を設け、管理コンピュータ2がタグリーダー・ライタ3を駆動制御し得るようにしたので、一時保管棚5に存在する物品6の情報を管理コンピュータ2が管理することができる。
また、上記第1の実施形態によれば、貸出し期限を守って返却された貸出し物品については、取り立てての返却動作を行うことなく、一時保管棚5に返却物品を載置するだけで、自動的に返却動作が実行され、店員の作業負担を軽減することができる。
さらに、上記第1の実施形態によれば、一時保管棚5に存在する物品の情報を一時保管棚情報表示装置8によってユーザに提供するようにしたので、通常保管棚には存在しないが一時保管棚に存在する物品をユーザが容易に認識することができ、所望するレンタル物品の探索を一段と容易に実行できる。
(B)第2の実施形態
次に、本発明に係る物品一時保管場所管理システムの第2の実施形態を、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
第2の実施形態の物品一時保管場所管理システムのハードウェア構成は、第1の実施形態と同様である。また、第2の実施形態の物品一時保管場所管理システムにおける、物品の貸出し動作(図5参照)及び期限超過貸出し物品の返却時動作(図6参照)は第1の実施形態と同様である。
しかしながら、第2の実施形態の物品一時保管場所管理システムにおける一時保管棚5の監視動作は第1の実施形態のものと異なっており、以下では、図8を参照しながら、一時保管棚5の監視動作を説明する。
第1の実施形態の場合、「タイムラグ期間(1)」及び「タイムラグ期間(2)」はそれぞれ、基本的には、「一時保管」から、図7に示す監視動作が何回繰り返されたかを示すものであった。しかし、この第2の実施形態では異なる定義を行っている。すなわち、第2の実施形態の場合、「タイムラグ期間(1)」は、図5に示す窓口での返却動作終了後、一時保管棚5に収容されるまでの状態を表し、「タイムラグ期間(2)」は、一時保管棚5に登録された状態から、一時保管棚5で検出されなくなった状態を表す。
管理コンピュータ2は、内蔵するタイマの計時に基づいて、定期的に、第2の実施形態での監視動作プログラム2cを起動する。
管理コンピュータ2は、第2の実施形態の監視動作プログラム2cを起動するとまず、タグリーダー・ライタ3を読み出し駆動して、一時保管棚5に存在する全ての物品6のIDタグ7からデータを収集してバッファリングし(ステップ400)、一時保管棚データベース12cの格納内容と照合し(ステップ401)、第1の実施形態の第1分類、第2分類、第3分類の照合結果を3分類に分類する(ステップ402)。
管理コンピュータ2は、バッファリングした収集データにも一時保管棚データベース12cにも存在する物品6については、その物品の中に、物品マスタデータベース12aの現況情報が「タイムラグ期間(1)」になっている物品が存在するか否かを確認し(ステップ403)、存在するならば、現況情報を「一時保管」に更新すると共に、一時保管棚データベース12cの返却認識日時に今回の定期処理の起動時の時刻を書き込む(ステップ404)。このような現況情報が「タイムラグ期間(1)」になっている物品は、期限が超過して返却された貸出し物品であり、上述した期限超過貸出し物品の返却時動作が終了し、一時保管棚5に載置された直後の物品である。なお、図8では省略しているが、バッファリングした収集データにも一時保管棚データベース12cにも存在する物品6の中に現況情報が「貸出し中」や「正規保管」や「タイムラグ期間(2)」になっている物品があれば、ディスプレイ11を用いてその物品についての異常表示を行う。バッファリングした収集データにも一時保管棚データベース12cにも存在する物品6については、基本的には、現況状況は「一時保管」である。
また、管理コンピュータ2は、バッファリングした収集データには存在するが一時保管棚データベース12cには存在しない一時保管棚5に新たに追加された物品があれば、それら各物品について、物品マスタデータベース12aの現況情報が「貸出し中」になっていることを確認した上で、現況情報を「一時保管」に更新すると共に、一時保管棚データベース12cに該当する物品のレコードを設定した上で、その返却認識日時に今回の定期処理の起動時の時刻を書き込む(ステップ405)。上述したように、返却期限を守って返却された貸出し物品は直ちに一時保管棚5に載置されるので、載置直後のこのような物品は、バッファリングした収集データには存在するが一時保管棚データベース12cには存在しない物品となる。なお、図8では省略しているが、バッファリングした収集データには存在するが一時保管棚データベース12cには存在しない物品の中で現況情報が「貸出し中」になっていることを確認できない物品に対しては、ディスプレイ11を用いて異常表示を行う。
さらに、管理コンピュータ2は、バッファリングした収集データには存在しないが一時保管棚データベース12cには存在する物品について、物品マスタデータベース12aの現況状況に応じて、以下の処理を行う。
バッファリングした収集データには存在しないが一時保管棚データベース12cには存在する物品は、貸し出しのためか、返却動作終了直後で一時保管棚5に移されていないためか、正規の保管場所(通常保管棚)への移動のためか、のいずれかの状態にある。貸し出しのためかは、貸し出し動作がなされた時点で分かるが、正規保管場所(通常保管棚)への移動のためかは、通常保管棚にループアンテナシステムが設けられていないので、直接には分からない。そこで、第2の実施形態では、一度でも一時保管棚5で検出された後に物品が取り出されて、一時保管棚5で検出されなくなった(収集データに存在しない)場合に、ある程度の時間が経過しても貸し出し動作がなされない場合を、正規の保管場所(通常保管棚)への移動と見なすこととした。このような処理を実現すべく、ステップ406〜407での更新処理を行う。具体的には、以下の通りである。
物品マスタデータベース12aの現況状況が「一時保管」であれば、それを「タイムラグ期間(2)」に更新させる(ステップ406−1)。また、物品マスタデータベース12aの現況情報が「タイムラグ期間(1)」の場合は、返却時動作終了直後と考えられるため、その状態を保持する(ステップ406−2)。この場合、「タイムラグ期間(1)」の状態が何回連続しているかをカウントし、ある一定回数連続した場合は、警告表示を行う(ステップ407)。このような処理を行うことにより、「タイムラグ期間(1)」のまま、長時間一時保管棚5に移されていないか、一時保管棚5で検出されることなく、正規保管場所に移動された場合にも対応が可能となる。
次に、物品マスタデータベース12aの現況情報が「タイムラグ期間(2)」であれば、それを「正規保管」に更新させ(ステップ406−3)、物品のレコードを一時保管棚データベース12cより消去する(ステップ408)。この際に、連続して「タイムラグ期間(2)」にある状態をカウントし、連続して「タイムラグ期間(2)」にある状態の回数n(任意の回数)以上の場合に「正規保管」に更新させても良い。
その後、管理コンピュータ2は、一時保管棚5に存在する全ての物品6のIDタグ7から収集してバッファリングしているデータを整理して、全ての一時保管物品を含む表示画像を形成し、一時保管棚情報表示装置8による表示を更新させ、一連の監視動作を終了する(ステップ409)。
第2の実施形態によっても、第1の実施形態と同様な効果を奏することができる。
(C)他の実施形態
上記各実施形態の説明でも種々変形実施形態に言及したが、さらに、以下に例示するような変形実施形態を挙げることができる。
上記各実施形態では、一時保管棚5に返却物品が存在することを表示するものであったが、一時保管棚5のどの位置(一時保管棚が複数ある場合にはどの棚)にあるかをも表示するようにしても良い。
また、上記各実施形態においては、一時保管棚5が固定設置のものを示したが、基台にキャスターなどがついて移動可能な物であっても良い。この場合に、移動可能な一時保管棚5に搭載されているタグリーダー・ライタ3と、管理コンピュータ2とのそれぞれに、無線通信用のアダプタ装置を設けるようにすれば良い。また、一時保管場所は、棚構成のものに限定されないことは勿論である。移動可能なものであれば、ワゴン構成を挙げることができる。
さらに、上記各実施形態では、管理コンピュータ2が、一時保管棚5上の物品の情報を管理するものを示したが、管理機能を省略し、一時保管棚5上の物品の情報を単に表示出力するようにシステムを構成しても良い。
さらにまた、上記各実施形態では、一時保管棚5上の物品の情報を表示出力するものを示したが、印刷出力したり発音出力したりしても良いことは勿論である。例えば、特定(例えば、最新作)の物品について発音出力することを物品マスタデータベースに記述しておき、一時保管棚に存在することを最初に認識したときに、レンタルショップのスピーカを用いて、「(タイトル)が返却され、一時保管棚にございますので、ご連絡いたします。」というメッセージを発音出力するようにしても良い。
上記各実施形態では、一時保管棚5上の物品一覧の表示形態を、システムが自動的に変更するものを示したが、ユーザが変更指示し得るようにしても良い。例えば、一時保管棚情報表示装置8の近傍に、表示形態の切替用のプッシュスイッチを設け、そのプッシュスイッチの押下情報を管理コンピュータ2に入力できるようにしておき、プッシュスイッチが押下される毎に、管理コンピュータ2が、複数の表示形態の間を巡回的に変更させるようにしても良い。一時保管棚5上の物品一覧の表示における表示項目は限定されるものではなく、しかも、表示形態によって変更するようにしても良い。
物品に設けられた非接触IDタグをアクセスするIDタグシステムの種類や構成も、上記実施形態のものに限定されない。例えば、棚板単位に別個のタグリーダー・ライタを接続させているものでも良く、タグリーダー・ライタが可搬式のものであっても良い。非接触IDタグも、書き込み及び読み出しの双方が可能であるものに限定されず、読み出し専用のものであっても良い。
本発明の技術思想が適用可能な物品一時保管場所管理システムは、物品のレンタルなどを行う個人、法人、機関に係るシステムに限定されず、図書館などのような営利を目的としない団体のシステムであっても良い。また、一時保管に供する物品も、返却物品に限定されず、倉庫などの本来の保管場所に移動される前の一時的な保管場所に置かれる入荷物品であっても良い。
上記実施形態では、通常保管棚に対しては、存在する物品の確認構成が存在しないものを示したが、通常保管棚に対しても存在する物品の確認構成が設けられていても良い。
また、上記実施形態では、一時保管棚に同一物品が保管されている期間を問わないものを示したが、その保管期間(例えば、保管を確認した定期処理回数による)をも管理し、所定の保管期間を超えた物品については、ディスプレイ11に移動催促のメッセージ表示を行うようにしても良い。
さらに、上記実施形態においては、物品マスタデータベース12a、貸出し中物品データベース12b及び一時保管棚データベース12cが別個のデータベースとして構築されたものを示したが、これら3個又はそのうちの2個が融合されてデータベースが構築されたものであっても良い。例えば、貸出し中物品データベース12b及び一時保管棚データベース12cとが1個のデータベースで構築され、物品の属性によって、貸出中か一時保管中かを区別できるようにしたものであっても良い。
第1の実施形態の物品一時保管場所管理システムの構成を示す説明図である。 第1の実施形態の非接触IDタグの取り付け例の説明図である。 第1の実施形態の管理コンピュータの周辺装置を示すブロック図である。 第1の実施形態の各種データベースでのレコード構成を示す説明図である。 第1の実施形態の物品の貸出し動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態の期限超過貸出し物品の返却時動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態の一時保管棚の監視動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態の一時保管棚の監視動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1…物品一時保管場所管理システム、2…管理コンピュータ、3…タグリーダー・ライタ、4−1〜4−4…ループアンテナシステム、5…一時保管棚、6…物品、7…非接触IDタグ、8…一時保管棚情報表示装置。

Claims (3)

  1. 本来の保管場所が定まっている物品を一時的に保管する一時保管場所に保管されている物品を管理する物品一時保管場所管理システムであって、
    上記一時保管場所に保管されている物品のそれぞれに設けられている非接触IDタグにアクセスするタグアクセス手段と、
    上記一時保管場所に保管されている物品のデータを記憶している一時保管場所物品データベース手段と、
    上記タグアクセス手段を駆動制御して、上記一時保管場所に保管されている物品のデータを収集して、上記一時保管場所物品データベース手段を更新する一時保管場所物品管理手段と
    を有することを特徴とする物品一時保管場所管理システム。
  2. 上記一時保管場所は、貸し出されていた物品が返却された後の一時保管場所であり、
    貸出し中の物品のデータを記憶している貸出し中データベース手段をさらに備え、
    上記一時保管場所物品管理手段は、上記タグアクセス手段から得た物品のデータが、上記貸出し中データベース手段に記述されているときには、その物品が返却されたとして貸出し中データベース手段を更新する
    ことを特徴とする請求項1に記載の物品一時保管場所管理システム。
  3. 上記一時保管場所は、貸し出されていた物品が返却された後の一時保管場所であり、
    物品の貸出し希望者が目視し得る位置に設けられた表示手段をさらに備え、
    上記一時保管場所物品管理手段は、上記タグアクセス手段からデータが収集された上記一時保管場所に保管されている物品の情報を、上記表示手段によって表示させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の物品一時保管場所管理システム。

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