JPH1153638A - 無人レンタル品レンタルシステム及びそのレンタル品貸し出し方法 - Google Patents

無人レンタル品レンタルシステム及びそのレンタル品貸し出し方法

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JPH1153638A
JPH1153638A JP24018897A JP24018897A JPH1153638A JP H1153638 A JPH1153638 A JP H1153638A JP 24018897 A JP24018897 A JP 24018897A JP 24018897 A JP24018897 A JP 24018897A JP H1153638 A JPH1153638 A JP H1153638A
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JP
Japan
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rental
software
machine
management computer
membership card
Prior art date
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Application number
JP24018897A
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English (en)
Inventor
Yoshimasa Toudou
喜全 藤堂
Seiji Mizoguchi
清治 溝口
Makoto Konya
誠 紺谷
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Tietech Co Ltd
Original Assignee
Tietech Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 会員証をレンタル機にて更新でき、ソフトの
返却手続きをどのレンタル機でも受け付け、各顧客の1
回の来店での貸し出し本数を把握できる無人レンタル店
のレンタル品レンタルシステムを提供する。 【解決手段】 管理コンピュータ11に会員毎のデータ
を記録するメモリ領域を設け、各レンタル機(1a〜1
t)に会員証更新手続き開始キー2を設け、各レンタル
機(1a〜1t)は、会員番号、ソフトの番号等のデー
タを管理コンピュータ11へ送信し得るようにレンタル
システムを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管理コンピュータ
とレンタル品レンタル機とからなる無人レンタル品レン
タル店のレンタルシステムに係わるもので、無人レンタ
ル品レンタルシステム及びそのレンタル品貸し出し方法
に関する。なお、以後の記述において、無人レンタル品
レンタル店のことを単にレンタル店、レンタル品レンタ
ル機のことを単にレンタル機と称することもあるものと
する。
【0002】
【従来の技術】近年、レンタル機を所望数だけ設置し
て、無人で運営されているレンタル品レンタル店が現れ
てきている。このようなレンタル店で扱うレンタル品と
しては、ビデオソフト、CDソフト、MDソフト、LD
ソフト及びDVDソフトなどが挙げられる。ここでは、
これらのソフトを代表して、ビデオソフトを用いて本発
明の説明を行うが、本発明に適用されるレンタル品とし
ては、CDソフト等、他のソフトでも良いことはもちろ
んである。
【0003】このようなレンタル店は、店の入り口に、
会員証差込口を有するゲートが設けて有り、会員は、会
員証を前記会員証差込口に差し込み、ゲートを通行可能
の状態にして、レンタル店へ入る。当然のことながら、
そのレンタル店の会員証発行場所は、レンタル店の外に
ある。そのレンタル店の会員になることを希望する者
は、通常は、有人の入会手続き場所で入会の手続きを行
い、会員証を発行してもらうが、場合によっては、無人
の会員証自動発行機で会員証を手に入れることとなる。
このとき、もし、管理コンピュータが設けられているレ
ンタルシステムの場合は、管理コンピュータへ入会手続
き時に得られるデータ(会員番号など)が送信され、登
録される。
【0004】従来のレンタル店のレンタル機は、次のよ
うな動作を行う。ビデオソフト貸し出し時には、会員証
及び該会員の暗証番号を読み込み、会員番号、貸し出し
ソフトの番号、貸し出し日をレンタル機内に記録すると
ともに、会員が選択したビデオソフト(以後、単にソフ
トとも言う)を金銭の投入を確認して貸し出す。つま
り、自動販売機のように、取り出し口にソフトを落と
す。ソフト返却時には、会員証の会員番号と返却された
ソフトの番号を読み取り、レンタル機内に記録されてい
るソフト貸し出しの記録を該会員証の会員番号または返
却されたソフトの番号により検索し、該貸し出しの記録
を抹消する。
【0005】通常、レンタル店には、レンタル店が有し
ているソフトのパッケージ(外箱)またはそれに準じる
もの(絵やポスターなど)が陳列されている陳列棚が設
置されている。陳列棚は、各パッケージ毎に、そのソフ
トが収納されているレンタル機の番号、貸し出し中であ
るかそうでないかを示す印が標示されている。陳列棚に
お目当てのソフトのパッケージが陳列されており、貸し
出し中を示す標示が表示されていなければ、顧客は、該
パッケージのソフトが収納されているレンタル機に赴
き、そのソフトを借りることができる。
【0006】レンタル機から借りたソフトを返却すると
きは、そのソフトを借りたレンタル機に会員証を読みと
らせ、ソフト返却口を開口させ、ソフト返却口に該ソフ
トを入れる(放り込む)。すると、レンタル機は、当該
会員の該ソフトに関する貸し出しの記録を抹消するとと
もに、該ソフトを貸し出し可能の態勢にして収納する。
つまり、レンタル機内の空いている収納位置(収納部
位)にソフトを位置させる。当然、次の貸し出しに備え
て、収納位置の番号とソフトの番号は、記録される。従
来、そのソフトを借りたレンタル機ではないレンタル機
の返却口にソフトを入れる操作自体は、可能であった。
しかし、その場合は、貸し出し記録の抹消をすることが
できないので、店員がそのソフトを正しい(本来の)レ
ンタル機へ持っていき、該ソフトの貸し出し記録の抹消
を本来のレンタル機に行わせる。すなわち、店員は、定
期的に、例えば1日1回、レンタル店を回って、間違っ
て返却されたソフトを正しいレンタル機に入れ直すとい
う操作を行っている。
【0007】レンタル店には、(今後の)営業活動推進
のため、顧客に関する情報を収集することが求められて
いる。その顧客に関する情報の一つとして、一人の会員
すなわち顧客がレンタル店にやって来た際、その顧客が
何本のソフトを借りていったかを把握したいという要望
がある。すなわち、顧客の1回の来店での貸し出し本数
を記録しておくことが望まれている。しかし、従来のレ
ンタル機では、実現されていなかった。
【0008】一つのレンタル機は、同一のタイトルのソ
フトを2本以上持っていることが多い。従来、顧客があ
るタイトルのソフトの借り出しをレンタル機に指示した
とき、レンタル機は、そのタイトルのソフトの収納位置
を検索し、貸し出すという操作を行っていた。そのタイ
トルのソフトの検索は、所定順、例えば、収納位置の番
号順に行われるため、同一タイトルのソフトの検索にお
いて、検索の上位に位置しているソフトの貸し出し回数
が多くなる傾向があった。従って、テープの損傷度の大
きいソフトが優先的に貸し出しされるようなことも起こ
っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】請求項1の発明が解決
しようとする課題は、次の三つである。第1は、会員証
の更新をレンタル店内の各レンタル機で行えるようにす
ることである。従来のように、一々レンタル店の外へ会
員証の更新に出掛けなくて済むので、顧客にとってメリ
ットが大きい。第2は、ソフトの返却、かつ該ソフトの
貸し出しの記録の抹消をどのレンタル機でも受け付ける
ようにすることである。従来、間違ったレンタル機にソ
フトを返却した場合、延滞扱いとなっていたものが、返
却扱いとなるので、顧客にとってメリットがある。第3
は、顧客すなわち会員の1回の来店でのソフトの貸し出
し本数を記録することである。
【0010】さらに、請求項2の発明では、この三つの
課題に加えて、次の第4の課題を解決することを目的と
している。第4は、レンタル機に同一タイトルのソフト
が2本以上、収納されている場合、ソフト貸し出し回数
が最も少ないと推測されるものから貸し出すとともに、
同一タイトルのソフトの貸し出し回数を均一にすること
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した課題
を解決したもので、レンタル品の無人レンタル店におい
て、1台の管理コンピュータとレンタル品貸し出しキー
を備えた複数のレンタル機とをデータ通信可能となるよ
うに有線で接続した構成のレンタル品の貸し出し及び返
却システムであって、次のようなものである。
【0012】各々のレンタル機は、会員証有効期限更新
手続き開始キーを有し、前記会員証有効期限更新手続き
開始キーが操作された際には、会員証有効期限の更新を
許可する信号を管理コンピュータへ送信し得るように構
成する。前記レンタル品貸し出しキーが操作された際に
は、会員番号及び貸し出すレンタル品の番号を示すデー
タを、かつレンタル品の返却を受け付けた際には、会員
番号及び返却を受け付けたレンタル品の番号を示すデー
タを、前記管理コンピュータへ送信し得るように構成す
る。前記管理コンピュータには、各会員番号毎に、会員
証有効期限、貸し出しレンタル品の番号、貸し出しレン
タル品の貸し出し日及び貸し出し時刻を示すデータを書
き込むメモリ領域が設けてある。前記管理コンピュータ
は、前記各々のレンタル機から送信されてくる各種のデ
ータに基づき、前記メモリ領域に書き込まれているデー
タの更新、追加または抹消をし得るように構成するとと
もに、所定時間内に、同一会員番号について前記レンタ
ル品貸し出しキーが操作されたことを示すデータが前記
各々のレンタル機から送信されてくるかどうかを検出し
得るように構成する。
【0013】請求項2は、請求項1のレンタル品レンタ
ルシステムにおいて、同一タイトルのレンタル品を2本
以上、前記レンタル機が収納している場合におけるレン
タル品の貸し出し方法である。前記レンタル機は、レン
タル品の返却日を記録し得るように構成するとともに、
レンタル品を貸し出す際には、同一タイトルのレンタル
品のうちで、前記返却日が最も古いものから貸し出す。
【0014】
【発明の実施の形態】各々のレンタル機は、会員証有効
期限更新手続き開始キーを有している。これは、押しボ
タンスイッチでもよいし、タッチパネルにおいて一つの
キーを割り当てても良い。レンタル機は、会員証有効期
限更新手続き開始キーからの入力を読み込んだら、会員
証有効期限の更新を許可する信号を管理コンピュータへ
送信し得るように構成しておく。すなわち、管理コンピ
ュータと各レンタル機は、ネットワークを組んでおり、
レンタル機の制御装置は、通信手段とそのためのプログ
ラムを持っている。
【0015】レンタル機は、従来のレンタル機と同様、
レンタル品貸し出しキーを持っており、このキーが操作
された際には、会員番号及び貸し出すレンタル品の番号
を示すデータを管理コンピュータへ送信し得るように構
成されている。かつ、レンタル機は、レンタル品の返却
を受け付けた際には、会員番号及び返却を受け付けたレ
ンタル品の番号を示すデータを、前記管理コンピュータ
へ送信し得るように構成されている。
【0016】前記管理コンピュータには、各会員番号毎
に、会員証有効期限、貸し出しレンタル品の番号、貸し
出しレンタル品の貸し出し日及び貸し出し時刻を示すデ
ータを書き込むメモリ領域が設けてある。管理コンピュ
ータは、新会員に会員証を発行する時に、初期のデー
タ、すなわち会員番号及び会員証の有効期限を受け取る
以外は、各レンタル機からの信号もしくはデータに基づ
き、このメモリ領域に記録するデータの更新、追加、抹
消を行うように構成されている、つまり、そのような動
作を行うプログラムを持っている。
【0017】また、前記管理コンピュータは、所定時間
内に、同一会員番号について前記レンタル品貸し出しキ
ーが操作されたことを示すデータが前記各々のレンタル
機から送信されてくるかどうかを検出し得るように構成
されている。一人の会員について、ソフトの貸し出し要
請を示すデータがレンタル機から送信されてきた時刻か
ら、所定時間、その会員についてのソフト貸し出しの要
請を示すデータがレンタル機から送信されてこなけれ
ば、その会員は、レンタル店を去ったと見なすプログラ
ムを管理コンピュータは、持っているわけである。
【0018】請求項2は、請求項1のレンタル品レンタ
ルシステムにおいて、同一タイトルのレンタル品を2本
以上、前記レンタル機が収納している場合におけるレン
タル品の貸し出し方法である。前記レンタル機は、レン
タル品の返却日を記録し得るように構成する。そのよう
なプログラムを各レンタル機に格納しておく。これは、
容易である。ソフトの番号毎に返却日を記録しておけば
よい。このレンタル品貸し出し方法は、次のような特徴
を持つ。同一タイトルのレンタル品が2本以上収納され
ている場合、そのタイトルのソフトの借り出し要請があ
ったとき、そのタイトルを持つソフトのうちで、前記返
却日が最も古いものから優先的に貸し出す。
【0019】
【実施例】図面を参照して、本発明の実施例を説明す
る。図1は、請求項1の一実施例を示すブロック図であ
る。レンタル店に1号機から20号機まで番号が付けら
れている20台のレンタル機(1a〜1t)が設置され
ているとする。また、このレンタル店では、会員番号
は、0001〜9999まで、9,999人に付与可能
であるとする。今、会員番号0003の会員が有効期限
の切れた会員証を使って、1号機1aに収納されている
ソフトを借りようとした場合のレンタル機(ここでは1
号機)及び管理コンピュータ11の動作を考える。
【0020】会員番号0003の会員の会員証の有効期
限が1997年7月30日だとし、該会員がソフトを借
りようとした日は、1997年8月1日だとする。会員
番号0003の会員は、1号機1aの会員証差し込み口
3に会員証(図示せず)を差し込む。1号機1aは、会
員番号を読み込み、管理コンピュータ11へ送信する。
管理コンピュータ11のメモリ12には、会員番号毎の
各種のデータが記録されるメモリ領域(図示せず)が設
定されている。前記メモリ領域の所定領域には、会員番
号0003の会員証の有効期限は、1997年7月30
日であることが記録されている。管理コンピュータ11
は、コンピュータなら当然有しているクロック装置(図
示せず)により、当日が1997年8月1日であること
を知っているので、会員番号0003の会員の会員証の
有効期限が切れていることを認識し、その旨、1号機1
aへ通知する。
【0021】その通知を受けた1号機1aは、会員証有
効期限更新手続きを行う。すなわち、会員証有効期限更
新の意志が有る場合は、会員証有効期限更新手続き開始
キー2を押してもらうように指示する。つまり、会員証
有効期限更新手続き開始キー2を押すようにということ
を意味するメッセージを表示装置9に表示する。会員証
有効期限更新手続き開始キー2が押されると、1号機1
aは、会員番号0003と会員証有効期限更新手続き開
始キー2が操作されたことを示す信号を管理コンピュー
タ11へ送信する。管理コンピュータ11は、会員番号
0003の会員証有効期限のデータを更新する。例え
ば、有効期限を1997年7月30日から1998年8
月1日に書き換える。
【0022】上記の例において、会員番号0003の会
員がソフトを借りようとしたのは、1997年8月1日
である。レンタル(1号)機1aは、この日付のデータ
を管理コンピュータ11へ送信するように構成しておい
てもよい。しかしながら、上記の例のように、会員証有
効期限を更新するために必要なデータ、すなわち、会員
証有効期限のデータ及びレンタル機が会員証を読み込ん
だ日付のデータは、管理コンピュータ11側において算
出したほうが好ましい。なぜなら、レンタル機(1a〜
1t)のトラブルに対してより強いシステムを構築でき
るからである。
【0023】1号機から20号機までの各レンタル機
(1a〜1t)は、自分が本来所有しているソフトでな
いソフトが返却された際には、会員番号及び該ソフトの
番号を管理コンピュータ11へ送信するように構成され
ている。今、会員番号0004の会員が20号機1tか
ら通し番号2,000番(No.2,000と称するこ
とにする)のソフトを借り、そのソフトを返却しにきた
とする。
【0024】会員番号0004の会員が誤って2号機1
bにNo.2,000のソフトを返却することを考え
る。会員証が2号機1bの会員証挿入口に差し込まれる
と、2号機1bは、会員番号0004を読みとり、返却
か貸し出しかを確認するメッセージを表示する。ここ
で、会員番号0004の会員が返却キー7を選択する
と、ソフト返却口8が開くので、No.2,000のソ
フトをソフト返却口8へ入れる2号機1bは、会員番号
0004と返却されたソフトの番号(No.2,00
0)を管理コンピュータ11へ送信する。
【0025】前述したように、管理コンピュータ11に
は、メモリ12内の所定メモリ領域に会員番号毎のデー
タが記録されており、会員番号0004の会員がNo.
2,000のソフトを借りていることも記録されてい
る。管理コンピュータ11は、2号機1bから送信され
てくる会員番号と返却されたソフトの番号を示すデータ
に基づき、貸し出しの記録を抹消する。すなわち、会員
番号0004の会員へのNo.2,000のソフトの貸
し出しの記録は、消される。他のレンタル機(1a〜1
s)も同様な方式で構成してあるなら、ソフトを借りた
レンタル機(1t)への返却を含めて、どのレンタル機
(1a〜1t)へソフトを返却しても、該ソフトに関す
る貸し出しの記録が管理コンピュータ11にて抹消され
ることは明らかである。
【0026】次に、本発明における顧客(会員)の1回
の来店での貸し出し本数の割り出しについて説明する。
今、会員番号0005の会員がレンタル店に来店し、何
本かのソフトを借りていったとする。本発明では、この
何本かのソフトの本数を次のように割り出す。会員番号
0005の会員が1号機1aから1本のソフトを借りた
とする。管理コンピュータ11は、このときの時刻13
時01分を会員番号0005に関するデータを記録して
おくメモリ領域に記録しておくとともに、13時01分
からの経過時間を監視する。
【0027】次に、会員番号0005の会員は、6号機
(図示せず)から1本のソフトを借りた。管理コンピュ
ータ11は、このときの時刻13時23分を記録してお
くことができる。さらに会員番号0005の会員は、9
号機(図示せず)から1本のソフトを借りて、レンタル
店を出ていった。管理コンピュータ11は、会員番号0
005の会員が9号機から1本のソフトを借りた時刻、
13時44分を記録する。ここで管理コンピュータは、
所定時間、例えば60分以内、すなわち14時44分ま
でに、会員番号0005の会員へソフトを貸し出したこ
とを示すデータが20台のレンタル機(1a〜1t)か
ら送信されてこなければ、会員番号0005の会員は、
レンタル店を出ていったものとみなす。
【0028】よって、会員番号0005の会員へは、今
回の来店で、3本のソフトを貸し出したことが分かる。
管理コンピュータ11は、このデータを所定のメモリ領
域へ記録する。なお、前記所定時間をどれだけにするか
は、当業者の設計上の選択事項であるが、一般的には、
1時間程度にすることが推奨される。
【0029】図2は、メモリ領域への会員番号毎のデー
タ記録例を示す模式図である。ある会員番号(図2では
0005)が記録されているアドレスから次の会員番号
(0006)が記録されているアドレスまでが、一人の
会員に関する各種のデータを記録しておく領域である。
このような会員一人一人毎にデータを記録しておく領域
が前記メモリ12に用意されなければならない。
【0030】一人の会員につき、会員番号、会員証有効
期限、貸し出しソフトの番号、及び該貸し出しソフトの
貸し出し時刻については、記録する領域が確保されなけ
ればならない。また、該貸し出しソフトの返却日もしく
は貸し出し日を記録する領域もなければならない。な
お、図2では、貸し出したソフトの返却期限となる日に
ちを記録するようにしているが、貸し出し日を記録して
おいてもよい。
【0031】本発明を構成するには、少なくとも以上の
データを会員毎に記録することができるメモリ領域が必
要であるが、その他のデータを適宜記録できるようにメ
モリ領域を確保しておいてもよいことはもちろんであ
る。例えば、図2では、来店日とそのときのソフト貸し
出し本数を記録することができるようにメモリ領域を構
成している。
【0032】次に請求項2の発明の実施例を説明する。
請求項2は、請求項1の構成を持つレンタルシステムに
おいて、レンタル品(例えばビデオソフト)を貸し出す
際の方法に関するものである。今、4号機(1d、図示
せず)には、「ロスト・パーク」(以後、「LP」と略
記する)なるタイトルを持つソフトが3本収納されてい
たとする。第1の「LP」のソフトの通し番号がNo.
401、第2の「LP」のソフトの通し番号がNo.4
02、第3の「LP]のソフトの通し番号がNo.40
3であるとする。
【0033】レンタル機(ここでは4号機)は、ソフト
が返却された際には、返却日を記録しておく。つまり、
ソフトの通し番号毎に、返却日が記録されている。ある
ソフトの返去日が7月1日であれば、7月1日が記録さ
れている。7月2日にそのソフトが借り出され、7月4
日に返却されれば、当然、そのソフトの返却日は、7月
1日から7月4日へ更新される。
【0034】さて、4号機1dにおいて、No.401
の返却日が7月11日、No.402が7月12日、N
o.403が7月14日と記録されていたとする。4号
機1dへ顧客(会員)から「LP」の貸し出し要請があ
ったとする。この場合、4号機1dは、「LP」のタイ
トルを持つソフトは、No.401、402及び403
であることを検出し、それらの返却日を比較する。返却
日が最も古いのは、7月11日返却のNo.401であ
るから、No.401を貸し出す。3本ある「LP」の
うち、1本が貸し出し中であれば、残り2本の返却日を
比較して、やはり返却日の古い方を貸し出す。
【0035】以上の説明で本発明に係わる請求項2のレ
ンタル品貸し出し方法は、明らかになったと思われる
が、理解を助けるために手順を図示すると、図3のよう
なフローチャートで表すことができる。
【0036】このように、図3のフローチャートにも示
されているように、本発明のソフト貸し出し方法は、レ
ンタル機が同一タイトルのソフトを2本以上収納してい
る場合には、常に返却日のより古いものから貸し出すこ
とを特徴としている。なお、最も古い返却日が同じ日付
の場合は、どれを貸し出しても良い。同一タイトルのソ
フトのうち、最も古い返却日を持つソフトが貸し出され
ると、そのソフトが返却されるときは、返却日が最も新
しくなる。よって、次には、そのソフトの貸し出しの優
先順位が最も低くなる。
【0037】このように、同一タイトルのソフトの貸し
出し回数は、各ソフト間で均一化する方向に収斂する。
各ソフト間で、貸し出し日数は、まちまちであるが、長
い目でみれば、結局は、貸し出し回数は、同一タイトル
間で似たようなものになる。請求項2の貸し出し方法に
よれば、レンタル機が同一のタイトルのソフトを収納し
ている場合、そのタイトルのソフトの貸し出し回数が均
一化されるので、特定のビデオソフトの傷みがひどくな
る可能性は、少なくなる。
【0038】なお、CDソフトのような場合、CDソフ
ト再生のときにCDソフトがすり減ることはないと考え
られるが、貸し出し中に汚れや傷がつく可能性はあるの
で、本発明の請求項2の貸し出し方法は、やはり有用性
がある。
【0039】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので次のような効果を奏する。会員証の有効期限
切れの判断を管理コンピュータが自動的に行う。会員
は、レンタル機に表示されるメッセージに従い、会員証
更新手続き開始キーを操作する(押す)だけでよい。ま
た、誤って、ソフトを借りたレンタル機ではないレンタ
ル機にソフトを返したとしても、そのソフトに関する借
り出しの記録が管理コンピュータにおいて抹消され、延
滞扱いとならないので、会員にとってメリットが大き
い。会員の1回の来店での借り出し本数を割り出し、記
録することができるので、レンタル店側にもマーケティ
ング上の情報が得られるというメリットがあり、ひいて
は会員へのサービス向上にも役立てることができるもの
と期待される。
【0040】また、請求項2の貸し出し方法によれば、
同一タイトルのソフトの貸し出し回数が均一化されるの
で、会員に公平なサービスを提供することができる。同
一タイトルを一つのレンタル機に複数、入れておくとい
うことは、そのタイトルは、人気作品であり、貸し出し
の回転も激しくなるものと予想できる。従って、本発明
のレンタル品貸し出し方法によれば、簡単な方法でソフ
トの貸し出し回数を均一化できるので、会員は、安心し
てそのタイトルのソフトを借り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1の一実施例を示すブロック図
【図2】メモリ領域への会員番号毎のデータ記録例を示
す模式図
【図3】本発明の請求項2を説明するためのフローチャ
ート
【符号の説明】
1a、1b〜1t レンタル機 2 会員証有効期限更新手続き開始キー 3 会員証差し込み口 4 レンタル品貸し出しキー 5 コイン投入口 6 ソフト取り出し口 7 返却キー 8 ソフト返却口 9 表示装置 10 通信ケーブル 11 管理コンピュータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無人レンタル品レンタル店において、1
    台の管理コンピュータとレンタル品貸し出しキーを備え
    た複数のレンタル機とをデータ通信可能となるように有
    線で接続した構成のレンタル品の貸し出し及び返却シス
    テムであって、 各々のレンタル機は、会員証有効期限更新手続き開始キ
    ーを有し、前記会員証有効期限更新手続き開始キーが操
    作された際には、会員証有効期限の更新を許可する信号
    を管理コンピュータへ送信し得るように構成し、 前記レンタル品貸し出しキーが操作された際には、会員
    番号及び貸し出すレンタル品の番号を示すデータを、か
    つレンタル品の返却を受け付けた際には、会員番号及び
    返却を受け付けたレンタル品の番号を示すデータを、前
    記管理コンピュータへ送信し得るように構成し、 前記管理コンピュータには、各会員番号毎に、会員証有
    効期限、貸し出しレンタル品の番号、貸し出しレンタル
    品の貸し出し日及び貸し出し時刻を示すデータを書き込
    むメモリ領域を設けておき、 前記管理コンピュータは、前記各々のレンタル機から送
    信されてくる各種のデータに基づき、前記メモリ領域に
    書き込まれているデータの更新、追加または抹消をし得
    るように構成するとともに、 所定時間内に、同一会員番号について前記レンタル品貸
    し出しキーが操作されたことを示すデータが前記各々の
    レンタル機から送信されてくるかどうかを検出し得るよ
    うに構成したことを特徴とする無人レンタル品レンタル
    システム。
  2. 【請求項2】 前記レンタル機が同一タイトルのレンタ
    ル品を2本以上、収納している場合において、 前記レンタル機は、レンタル品の返却日を記録し得るよ
    うに構成し、レンタル品を貸し出す際には、同一タイト
    ルのレンタル品のうちで、前記返却日が最も古いものか
    ら貸し出すようにする請求項1のレンタル品貸し出し方
    法。
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