JPH1116051A - 顧客情報管理システム - Google Patents

顧客情報管理システム

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JPH1116051A
JPH1116051A JP17134197A JP17134197A JPH1116051A JP H1116051 A JPH1116051 A JP H1116051A JP 17134197 A JP17134197 A JP 17134197A JP 17134197 A JP17134197 A JP 17134197A JP H1116051 A JPH1116051 A JP H1116051A
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JP
Japan
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customer
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card
recording medium
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JP17134197A
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English (en)
Inventor
Osamu Akita
収 秋田
Takashi Masuda
孝 増田
Masayuki Ike
雅之 池
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Hitachi Ltd
Hitachi Information Systems Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Information Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客サービスを向上させる為の顧客情報を顧
客の店舗への出入りと同時に接客担当者に提供すること
が可能な技術を提供する。 【解決手段】 顧客の商品購入に関する情報を記録した
顧客情報を利用して顧客サービスを行う顧客情報管理シ
ステムにおいて、顧客の店舗内への出入りを検出する検
出手段と、前記検出手段により顧客の店舗内への出入り
を検出したときに顧客が所持する情報記録媒体との間で
非接触により情報の読み書きを行う情報記録媒体読み書
き手段と、前記情報記録媒体読み書き手段により情報記
録媒体との間で情報の読み書きを行ったときに特定の応
答メッセージを出力する応答手段と、前記情報記録媒体
読み書き手段により情報記録媒体から読み出した顧客の
識別情報を用いて顧客情報を読み出す顧客情報読み出し
手段と、前記顧客情報読み出し手段により読み出した顧
客情報を表示する表示手段とを備えるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触型の情報記
録媒体を用いて顧客情報を管理する顧客情報管理システ
ムに関し、特に、飲食店等に出入りする顧客が持つ非接
触型ICカード等の情報記録媒体の情報により顧客情報
を検索して表示する顧客情報管理システムに適用して有
効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、会員制等の飲食店等においては、
会員顧客を識別する情報を記録した顧客カードを会員顧
客に発行し、発行した顧客カードを利用して会員個々の
来店歴や好み等の顧客情報を収集してコンピュータシス
テムで管理している。
【0003】この様に顧客カードを利用して会員個々の
来店歴や好み等の顧客情報を記録しておき、それらの顧
客情報を用いて接客サービス向上の為に利用することは
経営施策として極めて重要である。
【0004】従来の顧客情報管理システムでは、顧客カ
ードとして接触型の磁気ストライプカードや接触型のI
Cカードが用いられており、この顧客カードに対応した
読み取り装置によって顧客IDを直接読み取ったり、手
入力で顧客IDを入力して顧客情報を検索している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の顧客情報管
理システムでは、顧客カードに対応した読み取り装置に
よって顧客IDを直接読み取ったり、手入力で顧客ID
を入力して顧客情報を検索している為、顧客の来場と同
時に顧客情報を獲得できず、接客サービスをタイムリー
に開始できないという問題がある。
【0006】本発明の目的は、上記問題を解決し、顧客
サービスを向上させる為の顧客情報を顧客の店舗への出
入りと同時に接客担当者に提供することが可能な技術を
提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、有効でない情報記録
媒体の使用を防止することが可能な技術を提供すること
にある。
【0008】本発明の他の目的は、未精算のまま顧客が
店舗外に出ることを防止することが可能な技術を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、店舗を訪れた
顧客の過去の消費情報を記録した顧客情報を利用して顧
客サービスを行う顧客情報管理システムにおいて、顧客
の店舗内への出入りを検出して顧客が所持する情報記録
媒体から顧客の識別情報を非接触で読み出し、その識別
情報を用いて顧客情報を検索して表示するものである。
【0010】本発明では、例えば開閉式ドアを入り口と
する飲食店等の店舗において、顧客がドアを開くと、顧
客の店舗内への出入りを検出する検出手段であるドアオ
ン/オフ開閉スイッチが作動し、情報記録媒体読み書き
手段である無線式カード情報リーダ/ライタを動作させ
る。
【0011】前記無線式カード情報リーダ/ライタは、
顧客が所持する情報記録媒体である顧客カード(非接触
型ICカード)との間で非接触により情報の読み書きを
行い、顧客カードに記録されているカード情報を読み出
す。
【0012】このとき読み出したカード情報の内容に従
って、応答手段である音声応答装置により入店の挨拶メ
ッセージ等の特定のメッセージを応答する。
【0013】次に、顧客を識別する識別情報である顧客
IDを前記カード情報から読み出した後、顧客情報読み
出し手段により前記識別情報に対応する顧客情報を検索
し、検索した顧客情報をディスプレイ装置等の表示手段
に表示する。
【0014】以上の様に、本発明の顧客情報管理システ
ムによれば、顧客の店舗への出入りの際に顧客が所持す
る情報記録媒体の情報を非接触で読み出して当該顧客の
顧客情報を検索するので、顧客サービスを向上させる為
の顧客情報を顧客の店舗への出入りと同時に接客担当者
に提供することが可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、飲食店等の店舗への顧客
の出入りを検出して顧客情報を表示する一実施形態の顧
客情報管理システムについて説明する。
【0016】図1は、本実施形態の顧客情報管理システ
ムの概略構成を示す図である。図1に示す様に本実施形
態の顧客情報管理システムは、制御装置100全体の動
作を制御するCPU101と、操作指示を入力するキー
ボード102と、顧客情報を表示する表示器103と、
顧客へ挨拶等の応答メッセージを出力する音声応答装置
104と、各種処理プログラムやデータを格納するメモ
リ105と、店舗を訪れた顧客の商品購入に関する情報
である顧客情報を有する外部ファイル118を格納する
HDD106(ハードディスク装置)と、顧客が持つ非
接触型ICカードである顧客カード122の情報を非接
触により読み書きする無線式カード情報リーダ/ライタ
120と、店舗のドアの開閉を検出するドアオン/オフ
開閉スイッチ121とを備えている。
【0017】カードセキュリティチェック部110は、
顧客カード122に記録された暗号鍵情報やパスワード
情報等の基本識別情報をチェックし、読み取り対象の適
正カードか否かの初期判定を行う処理部であり、カード
入力情報チェック部111は、顧客カード122に記録
された情報の入力形式や顧客個人情報等をチェックし、
テーブル115の入力テーブル116に格納する処理部
である。
【0018】顧客情報読出処理部112は、顧客カード
122に記録された顧客IDをキーとして外部ファイル
118上の顧客情報から特定の顧客情報を読み出す処理
部である。
【0019】出力処理部113は、顧客情報読出処理部
112で読み出された顧客情報をテーブル115の出力
準備テーブル117に登録し、登録した顧客情報を編集
して表示器103に出力する処理部である。
【0020】また精算チェック部114は、顧客カード
122に記録された精算情報をチェックし、精算済みか
未精算かを判定する処理部である。
【0021】制御装置100を、カードセキュリティチ
ェック部110、カード入力情報チェック部111、顧
客情報読出処理部112、出力処理部113及び精算チ
ェック部114として機能させる為のプログラムは、H
DD106の磁気ディスク等の記録媒体に記録され、メ
モリ105にロードされた後に実行されるものとする。
尚、前記プログラムを記録する記録媒体は、磁気ディス
ク以外の他の媒体を用いても良い。
【0022】本実施形態の顧客情報管理システムにおい
て、ドアオン/オフ開閉スイッチ121は、顧客の店舗
内への出入りを検出する検出手段に相当し、無線式カー
ド情報リーダ/ライタ120は、前記検出手段により顧
客の店舗内への出入りを検出したときに、顧客が所持す
る情報記録媒体である顧客カード122との間で非接触
により情報の読み書きを行う情報記録媒体読み書き手段
に相当している。
【0023】音声応答装置104は、前記情報記録媒体
読み書き手段により情報記録媒体との間で情報の読み書
きを行ったときに特定の応答メッセージを出力する応答
手段に相当し、顧客情報読出処理部112は、前記情報
記録媒体読み書き手段により情報記録媒体から読み出し
た顧客の識別情報を用いて顧客情報を読み出す顧客情報
読み出し手段に相当し、表示器103は、前記顧客情報
読み出し手段により読み出した顧客情報を表示する表示
手段に相当している。
【0024】カードセキュリティチェック部110及び
カード入力情報チェック部111は、前記情報記録媒体
読み書き手段により情報記録媒体から読み出した情報の
有効性をチェックする入力情報チェック手段に相当して
いる。
【0025】精算チェック部114は、情報記録媒体に
記録されている精算情報の内容を調べ、精算済みの場合
は御礼のメッセージを前記応答手段から応答し、未精算
の場合は精算を依頼するメッセージを前記応答手段から
応答すると共に前記表示手段に未精算であることを示す
警告メッセージを表示する精算チェック手段に相当して
いる。
【0026】本実施形態の顧客情報管理システムにおい
て、店舗等のドアが開くとドアオン/オフ開閉スイッチ
121が作動して無線式カード情報リーダ/ライタ12
0にドアが開いたことを示すドアオンの信号を送り、前
記ドアオンの信号を受け取った無線式カード情報リーダ
/ライタ120は、顧客カード122に格納されている
カード情報を読み取って制御装置100に送る。
【0027】制御装置100は、顧客カード122内の
暗号鍵情報やパスワード情報等の基本識別情報をカード
セキュリティチェック部110でチェックし、適正カー
ドか否かの初期判定を行う。
【0028】適正カードであると判定した場合には、顧
客カード122内の入力形式及び顧客個人情報等を、カ
ード入力情報チェック部111でチェックし、入力した
顧客個人情報を入力テーブル116に格納する。このチ
ェックを通過すると、音声応答装置104を起動し、入
店時の挨拶等のメッセージを応答する。
【0029】更に顧客情報読出処理部112にて、顧客
個人情報内の顧客IDをキーとして外部ファイル118
上の顧客情報から特定の顧客情報を読み出す処理を行
い、読み出した顧客情報を出力処理部113により出力
準備テーブル117に書き出す。
【0030】図2は、本実施形態の無線式カード情報リ
ーダ/ライタ120の概略構成を示す図である。図2に
示す様に本実施形態の無線式カード情報リーダ/ライタ
120は、無線式カード情報リーダ/ライタ120全体
の動作を制御するCPU201と、リーダ/ライタ制御
部206を格納するメモリ202と、ドアオン/オフ開
閉スイッチ121の動作によりドアの開閉を検知するド
アスイッチオン/オフ検知回路203と、顧客カード1
22との間の情報の読み書きを制御するリード/ライト
制御回路204と、顧客カード122との間で読み書き
する情報を一時的に格納する入出力バッファ205とを
備えている。
【0031】リーダ/ライタ制御部206は、ドアスイ
ッチオン/オフ検知回路203によりドアの開閉を検知
したときにリード/ライト制御回路204を動作させ
て、顧客カード122との間の情報の読み書きを行う処
理部である。
【0032】無線式カード情報リーダ/ライタ120
を、リーダ/ライタ制御部206として機能させる為の
プログラムは、メモリ202等の記録媒体に記録され、
CPU201により実行されるものとする。尚、前記プ
ログラムは、メモリ202以外の他の記録媒体に記録さ
れていても良い。
【0033】図3は、本実施形態の顧客カード122の
情報仕様例を示す図である。図3に示す様に本実施形態
の顧客カード122は、暗号鍵情報やパスワード情報等
の基本識別情報であるカードセキュリティ情報301
と、顧客ID、登録年月日、来店履歴及び精算情報等の
顧客個人情報302と、発行企業、有効年月日、発行年
月日及びカード種別等のカード管理情報303とを有し
ている。
【0034】図4は、本実施形態のテーブル115の一
例を示す図である。図4に示す様に本実施形態のテーブ
ル115は、顧客カード122から読み取った顧客I
D、登録年月日、来店年月日及びその他の情報を格納す
る入力テーブル116と、外部ファイル118から得ら
れる顧客情報である顧客氏名、間近来店年月日、嗜好情
報及び特記情報等の出力準備テーブル117とを有して
いる。
【0035】以下に、無線式カード情報リーダ/ライタ
120の動作について説明する。
【0036】図5は、本実施形態のリーダ/ライタ制御
部206の処理手順を示すフローチャートである。図5
に示す様に本実施形態のリーダ/ライタ制御部206
は、入出力バッファ205の内容をクリアする等の初期
化処理を行った後、ステップ501でドアスイッチオン
/オフ検知回路203にドア信号読み取り命令を発行
し、飲食店等の店舗の入り口ドアが開いたときにドアス
イッチオン/オフ検知回路203からドアが開いたこと
を示す情報を受け取る割り込み待ち状態となる。
【0037】ドアが開かれドアオン/オフ開閉スイッチ
121からドアスイッチオン/オフ検知回路203にド
アが開いたことを示すドアオンの信号が送られると、ド
アスイッチオン/オフ検知回路203は、ドアが開かれ
たことを示す割り込みを発生し、リーダ/ライタ制御部
206にドアが開いたことを知らせる。
【0038】ドアスイッチオン/オフ検知回路203か
らの割り込みが発生すると、ステップ502でリーダ/
ライタ制御部206は、顧客カード122のカード情報
を読む為のカードリードコマンドをリード/ライト制御
回路204に発行する。
【0039】ステップ503でリード/ライト制御回路
204は、カード情報を問い合わせる問い合わせ信号を
顧客カード122に送信し、顧客カード122からの応
答を待つ。
【0040】リード/ライト制御回路204は、顧客カ
ード122から応答を受信すると、受信した応答信号の
値を調べ、受信した応答信号が正常なものである場合に
は、受信した応答をリーダ/ライタ制御部206に渡
し、受信した応答信号が本来得られるものと異なる不正
応答(例えば故障時の応答)である場合には、不正応答
を検出したことを示す受信結果をリーダ/ライタ制御部
206に渡す。
【0041】また、リード/ライト制御回路204は、
前記問い合わせ信号を顧客カード122に送信して特定
の時間が経過しても応答が受信されない場合には、無応
答を検出したことを示す受信結果をリーダ/ライタ制御
部206に渡す。
【0042】ステップ504でリーダ/ライタ制御部2
06は、リード/ライト制御回路204からの受信結果
を調べ、不正応答の場合には故障等が発生していると判
定し、また無応答の場合には顧客カード122の保持者
以外のドア開閉が行われたものと判定してステップ50
7に進み、入出力バッファ205の内容をクリアする等
の初期化処理を行ってステップ501の割り込み待ちに
戻る。
【0043】ステップ504で無応答や不正応答が検出
されなかった場合にはステップ505に進み、リーダ/
ライタ制御部206は、顧客カード122から読み取っ
たカードセキュリティ情報301、顧客個人情報302
及びカード管理情報303等のカード情報を、入出力バ
ッファ205を経由して制御装置100に転送する。
【0044】ステップ506でリーダ/ライタ制御部2
06は、顧客カード122上のカード情報を全て読み取
ったかどうかを調べ、顧客カード122から読み取る情
報が更にある場合には、ステップ502でカードリード
コマンドを再度発行し、全てのカード情報の読み取りが
終了した場合には、ステップ501でドア信号読み取り
命令を発行して、割り込み待ち状態に戻る。
【0045】図6は、本実施形態の制御装置100の処
理手順を示すフローチャートである。図6に示す様に本
実施形態の制御装置100は、無線式カード情報リーダ
/ライタ120で読み取られた顧客カード122のカー
ド情報を受け取ると、まずステップ601でカードセキ
ュリティ情報301の暗号鍵情報やパスワード情報を読
み出す。
【0046】ステップ602でカードセキュリティチェ
ック部110は、暗号鍵情報やパスワード情報が適正な
ものであるかを調べるセキュリティチェックを行い、顧
客カード122がセキュリティレベルで適正でないカー
ド、例えば偽造等の行われたカードである場合にはステ
ップ620に進み、適正カードでないことを示すメッセ
ージを表示器103に表示するエラー処理を行う。
【0047】ステップ602でセキュリティチェックを
行った結果、顧客カード122が適正なカードである場
合には、ステップ603に進み、顧客個人情報302及
びカード管理情報303で用いられている文字コードを
読み出す。
【0048】ステップ604でカード入力情報チェック
部111は、顧客個人情報302及びカード管理情報3
03で用いられている文字コードの種類やバイナリコー
ドの有無を調べ、制御装置100で用いられる入力形式
と一致しているかどうかをチェックする。
【0049】ステップ604で入力形式をチェックした
結果、顧客個人情報302及びカード管理情報303
に、文字コードが異なる等の適正でない入力形式が用い
られている場合にはステップ620に進み、適正な入力
形式でないことを示すメッセージを表示器103に表示
するエラー処理を行う。
【0050】次にステップ605でカード入力情報チェ
ック部111は、顧客個人情報302内の顧客IDを読
み出し、ステップ606で、顧客カード122の顧客I
Dが、現在使用可能なID番号の範囲内にあるかどうか
を判定する顧客IDの妥当性のチェックを行う。
【0051】ステップ606で顧客IDの妥当性をチェ
ックした結果、当該顧客IDが現在使用されていない番
号である等の場合にはステップ620に進み、適正でな
いID番号であることを示すメッセージを表示器103
に表示するエラー処理を行う。
【0052】次にステップ607でカード入力情報チェ
ック部111は、カード管理情報303内の有効期限を
読み出し、ステップ608で、顧客カード122が有効
であるかどうかを判定する登録有効期限チェックを行っ
て、期限切れである場合にはステップ620に進み、期
限切れであることを示すメッセージを表示器103に表
示するエラー処理を行う。
【0053】ステップ608で登録有効期限チェックを
行った結果、有効期限内である場合にはステップ609
に進み、チェックを終了したカード情報を入力テーブル
116に登録する。
【0054】次にステップ610では、顧客が店舗内に
入ってきたのかまたは店舗外に出ていくのかを、例えば
入力テーブル116に登録されたカード情報中に、商品
の注文を行ったことを示す精算情報が含まれているかを
調べることによって行う。
【0055】尚、本実施形態の顧客情報管理システムで
は、顧客が商品の注文を行うと、無線式カード情報リー
ダ/ライタ120またはそれに相当する装置により、顧
客カード122に商品を注文し未精算の状態であること
を示す精算情報が書き込まれ、また、未精算の状態であ
ることを示す精算情報が書き込まれた後に精算を行う
と、未精算の状態であることを示す精算情報が精算済み
であることを示す精算情報に書き換えられるものとす
る。
【0056】ステップ610で精算情報が含まれている
かを調べた結果、精算情報が含まれていない場合には顧
客が店舗内に入ってきたものと判定し、ステップ611
で音声応答装置104を起動し、顧客へ入店時の挨拶の
メッセージを応答する。
【0057】次にステップ612で顧客情報読出処理部
112は、入力テーブル116中の顧客IDをキーとし
て外部ファイル118中の顧客情報を検索し、ステップ
613で当該顧客IDに対応する顧客情報のレコードが
検索されたかどうかを調べる。
【0058】顧客情報読出処理部112により検索を行
った結果、当該顧客IDに対応するレコードが見つから
ないときは、該当なしとしてステップ620に進み、当
該顧客IDに対応する顧客情報が見つからないことを示
すメッセージを表示器103に表示するエラー処理を行
う。
【0059】顧客情報読出処理部112により検索を行
った結果、当該顧客IDに対応するレコードが検索され
た場合には、ステップ614で出力処理部113によ
り、読み出した顧客情報を出力準備テーブル117に登
録し、登録した顧客情報をステップ615で編集して表
示器103に表示する。
【0060】また、ステップ610で精算情報が含まれ
ているかを調べた結果、精算情報が含まれている場合に
は顧客が店舗外へ出ていくものと判定し、ステップ63
0へ進む。
【0061】ステップ630で精算チェック部114
は、入力テーブル116中の精算情報を読み出し、読み
出した精算情報が未精算を示すものであるかどうかをス
テップ631で判定する。
【0062】読み出した精算情報が未精算を示すもので
ある場合には、ステップ632に進み、表示器103に
警告メッセージを表示して接客担当者に注意を促すと共
に、ステップ633で音声応答装置104を起動し、精
算を促すメッセージを顧客に応答する。
【0063】また、ステップ630で読み出した精算情
報が精算済みを示すものである場合には、ステップ63
1からステップ633に進み、音声応答装置104を起
動して御礼のメッセージを顧客に応答する。
【0064】次にステップ634で、無線式カード情報
リーダ/ライタ120により、顧客が店舗外へ出ていく
ことを示す情報として用いられていた精算情報を顧客カ
ード122上から消去して処理を終了する。
【0065】以上の様に、ドアを開いて入店した際、挨
拶のメッセージを応答し、入店しようとしている顧客に
ついての情報を店内にて即時に接客担当者に提供するこ
とにより、接客担当者は顧客満足度の高い営業活動を行
うことが可能である。
【0066】尚、本実施形態の顧客情報管理システムで
は、商品の注文を行ったことを示す精算情報の有無によ
り顧客が店舗内に入ってくる状態であるかどうかを判定
することとしたが、入店時に入店したことを示す入店情
報を顧客カード122に書き込み、前記入店情報が顧客
カード122に書き込まれているかどうかにより、入店
時かどうかの判定を行っても良い。
【0067】以上説明した様に、本実施形態の顧客情報
管理システムによれば、顧客の店舗への出入りの際に顧
客が所持する情報記録媒体の情報を非接触で読み出して
当該顧客の顧客情報を検索するので、顧客サービスを向
上させる為の顧客情報を顧客の店舗への出入りと同時に
接客担当者に提供することが可能である。
【0068】また、本実施形態の顧客情報管理システム
によれば、情報記録媒体中の情報の有効性をチェックす
るので、有効でない情報記録媒体の使用を防止すること
が可能である。
【0069】また、本実施形態の顧客情報管理システム
によれば、未精算の場合に精算を促すメッセージを応答
すると共に接客担当者に警告するので、未精算のまま顧
客が店舗外に出ることを防止することが可能である。
【0070】以上、本発明を前記実施形態に基づき具体
的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々
変更可能であることは勿論である。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、顧客の店舗への出入り
の際に顧客が所持する情報記録媒体の情報を非接触で読
み出して当該顧客の顧客情報を検索するので、顧客サー
ビスを向上させる為の顧客情報を顧客の店舗への出入り
と同時に接客担当者に提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の顧客情報管理システムの概略構成
を示す図である。
【図2】本実施形態の無線式カード情報リーダ/ライタ
120の概略構成を示す図である。
【図3】本実施形態の顧客カード122の情報仕様例を
示す図である。
【図4】本実施形態のテーブル115の一例を示す図で
ある。
【図5】本実施形態のリーダ/ライタ制御部206の処
理手順を示すフローチャートである。
【図6】本実施形態の制御装置100の処理手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
100…制御装置、101…CPU、102…キーボー
ド、103…表示器、104…音声応答装置、105…
メモリ、106…HDD、110…カードセキュリティ
チェック部、111…カード入力情報チェック部、11
2…顧客情報読出処理部、113…出力処理部、114
…精算チェック部、115…テーブル、116…入力テ
ーブル、117…出力準備テーブル、118…外部ファ
イル、120…無線式カード情報リーダ/ライタ、12
1…ドアオン/オフ開閉スイッチ、122…顧客カー
ド、201…CPU、202…メモリ、203…ドアス
イッチオン/オフ検知回路、204…リード/ライト制
御回路、205…入出力バッファ、206…リーダ/ラ
イタ制御部、301…カードセキュリティ情報、302
…顧客個人情報、303…カード管理情報。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池 雅之 東京都渋谷区道玄坂一丁目16番5号 株式 会社日立情報システムズ内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客の商品購入に関する情報を記録した
    顧客情報を利用して顧客サービスを行う顧客情報管理シ
    ステムにおいて、 顧客の店舗内への出入りを検出する検出手段と、前記検
    出手段により顧客の店舗内への出入りを検出したときに
    顧客が所持する情報記録媒体との間で非接触により情報
    の読み書きを行う情報記録媒体読み書き手段と、前記情
    報記録媒体読み書き手段により情報記録媒体との間で情
    報の読み書きを行ったときに特定の応答メッセージを出
    力する応答手段と、前記情報記録媒体読み書き手段によ
    り情報記録媒体から読み出した顧客の識別情報を用いて
    顧客情報を読み出す顧客情報読み出し手段と、前記顧客
    情報読み出し手段により読み出した顧客情報を表示する
    表示手段とを備えることを特徴とする顧客情報管理シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記情報記録媒体読み書き手段により情
    報記録媒体から読み出した情報の有効性をチェックする
    入力情報チェック手段を備えることを特徴とする請求項
    1に記載された顧客情報管理システム。
  3. 【請求項3】 情報記録媒体に記録されている精算情報
    の内容を調べ、精算済みの場合は御礼のメッセージを前
    記応答手段から応答し、未精算の場合は精算を促すメッ
    セージを前記応答手段から応答すると共に前記表示手段
    に未精算であることを示す警告メッセージを表示する精
    算チェック手段を備えることを特徴とする請求項1また
    は請求項2のいずれかに記載された顧客情報管理システ
    ム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001184402A (ja) * 1999-12-24 2001-07-06 Canon Inc カードシステム、端末装置、カード情報処理方法及び記憶媒体
JP2002056171A (ja) * 2000-08-10 2002-02-20 Yazaki Corp 顧客管理システム
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