JP2000276656A - 商品販売データ処理システム - Google Patents

商品販売データ処理システム

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JP2000276656A
JP2000276656A JP8165599A JP8165599A JP2000276656A JP 2000276656 A JP2000276656 A JP 2000276656A JP 8165599 A JP8165599 A JP 8165599A JP 8165599 A JP8165599 A JP 8165599A JP 2000276656 A JP2000276656 A JP 2000276656A
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康浩 藤原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 係員がその場で来店顧客情報を知ることがで
きるようにする。 【解決手段】 商品販売データ処理装置と離れた位置に
配設された来店顧客情報読取手段と、来店顧客情報記憶
保持手段と、来店顧客情報表示制御手段とを設け、来店
した顧客が携帯する顧客カードから当該顧客情報を当該
顧客カードに非接触で読取可能かつ読取った来店顧客情
報を来店顧客情報記憶保持手段に記憶保持可能であると
ともに記憶保持された来店顧客情報を表示器に表示可能
に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示器に表示され
た商品登録画面および会計画面を参照しつつ商品販売業
務を遂行可能な商品販売データ処理装置を含む商品販売
データ処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば電子キャッシュレジスタ型の商品
販売データ処理装置は、制御部(CPU,ROM,RA
M等),キーボード,スキャナ,表示器,プリンタ,ド
ロワ等を備え、商品登録および会計処理を実行すること
ができる。
【0003】すなわち、係員(オペレータ)はスキャナ
を用い顧客買上商品に付されたバーコードから商品コー
ドを読取入力する。これにより、当該商品コードに対応
する商品データ(商品名,単価等)を自機内または上位
機(POSサーバー等)から得、この商品データを利用
して商品登録を行なう。登録商品データは、表示器(オ
ペレータ用表示器および客用表示器)に表示される。
【0004】当該顧客の買上商品の全てについて商品登
録が終了したら、1取引終了宣言としての締め操作を行
う。すると、合計金額等の算出を含む会計処理が実行さ
れる。会計処理データも表示器に表示される。しかる後
に、ドロワが自動開放され、編集したレシート印字デー
タ(登録商品データおよび会計処理データを含む。)を
プリンタにセットする。
【0005】かくして、レシート印字データを印字した
レシートが発行される。係員は、このレシートとともに
釣銭を当該顧客に手渡す。いわゆるチェックアウトとな
る。顧客は、レシートを見て購入商品内容等を再確認す
る。
【0006】また、商品販売データ処理装置の一部を構
成するPOSサーバーは、各電子キャッシュレジスタか
ら登録データ(売上データ)を収集し、また、各種デー
タを各電子キャッシュレジスタに設定する機能を有す
る。さらに、POSサーバーは、データ通信回線網(例
えば、ISDN)を介してチェーン店の本部等に配設さ
れたホストコンピュータに接続されている場合が多い。
本部機(ホストコンピュータ)は、各店舗(各POSサ
ーバー)から収集したデータを用いて全体管理を行う。
【0007】ここに、顧客サービスの一つとして顧客カ
ード(会員カード)を持つメンバー、いわゆる常連客に
は、例えば値引きサービスを提供する店舗等が多い。こ
れは、電子キャッシュレジスタ10での商品登録前ある
いは会計処理に際し、客から受取った顧客カードをカー
ドリーダーに掛けて当該顧客番号等を読取り、自機内や
POSサーバー等に格納された顧客ファイルを参照し、
そこに記憶された当該顧客番号に対応する顧客情報(例
えば、買上合計額,売上点数等)を読込み、会計処理に
おいて値引き処理を行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、競業激化の
今日では、例えば値引率を上げる傾向が強いが、これに
も一定の限度がある。一方において、現実的には値引率
を限界的に決定しても、必ずしも顧客定着率や売上金額
が相応して高くなるという保障はない。
【0009】従来システムでは、定量的に決定された値
引サービス等の処理の正確性および迅速性には優れてい
るものの、顧客に対する心証的向上の点には関与できな
い。そこで、販売員(キャッシャー,オペレータ,担当
者)の応対能力により、カバーしているのが実情であ
る。
【0010】しかるに、販売員でも、来店した顧客を一
見して常連(会員)顧客であるか否かを判断できる者は
少ない。いわんやこれまでの履歴(例えば、買上合計
額)がどれくらいか等の顧客情報を知ることは至難であ
る。したがって、会計処理に際し顧客カードの提示を受
け、さらに顧客カードから顧客番号を読込んで当該顧客
情報を知ることができる程度に止まっているから、多く
の場合に顧客情報を知る前後で接客態度・応対が急変す
ることがあり、却って顧客心証が悪くなりかつ顧客離れ
に繋がる事態を招いているとの指摘がある。
【0011】つまり、顧客カードを持つ顧客が来店した
か否か、さらには来店顧客の当該顧客情報を事前に知る
ことができるなら、全体的かつ個人的に接客態度が良好
となり、顧客心証が良くなりかつ結果的に売上金額を高
められる筈である。しかも、システムの構成・機能を利
用して構築できるなら、低コストで具現化できかつ普及
拡大できる筈である。
【0012】本発明の目的は、係員がその場で来店顧客
情報を知ることができる商品販売データ処理システムを
提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、表示
器に表示された商品登録画面および会計画面を参照しつ
つ商品販売業務を遂行可能な商品販売データ処理装置を
含む商品販売データ処理システムにおいて、来店した顧
客が携帯する顧客カードから当該顧客情報を当該顧客カ
ードに非接触で読取可能かつ読取った来店顧客情報を記
憶保持可能であるとともに記憶保持された来店顧客情報
を前記表示器に表示可能に形成された商品販売データ処
理システムである。
【0014】かかる発明では、顧客が来店(例えば、店
舗入口等を通過)すると、来店顧客が携帯する顧客カー
ドから当該顧客情報が当該顧客カードに非接触で読取ら
れる。読取られた来店顧客情報は、記憶保持されかつ表
示器に表示される。したがって、商品販売データ処理装
置(例えば、電子キャッシュレジスタ)の担当係員が、
その場で顧客の来店および当該来店顧客情報を知ること
ができるから、適切な接客ができ得かつ積極的な顧客サ
ービスを提供することができるとともに、来店した顧客
の常連化を促進し得る。
【0015】また、請求項2の発明は、表示器に表示さ
れた商品登録画面および会計画面を参照しつつ商品販売
業務を遂行可能な商品販売データ処理装置を含む商品販
売データ処理システムにおいて、来店した顧客が携帯す
る顧客カードから当該顧客情報を当該顧客カードに非接
触で読取可能な来店顧客情報読取手段を前記商品販売デ
ータ処理装置と離れた位置に配設し、前記商品販売デー
タ処理装置に来店顧客情報読取手段で読取られた来店顧
客情報を記憶保持する来店顧客情報記憶保持手段と,こ
の来店顧客情報記憶保持手段に記憶保持されている来店
顧客情報を前記表示器に表示する来店顧客情報表示制御
手段とを設けた、商品販売データ処理システムである。
【0016】かかる発明では、顧客が来店(例えば、店
舗入口等を通過)すると、商品販売データ処理装置と離
れた位置に配設された来店顧客情報読取手段が、当該来
店顧客が携帯する顧客カードに非接触で当該顧客情報を
読取る。読取られた来店顧客情報は来店顧客情報記憶保
持手段に記憶保持され、かつ来店顧客情報表示制御手段
によって表示器に表示される。
【0017】したがって、請求項1の発明の場合と同様
に、商品販売データ処理装置(例えば,電子キャッシュ
レジスタ)の担当係員が、その場で、顧客の来店および
当該来店顧客情報を知ることができるから、適切な接客
ができ得かつ積極的な顧客サービスを提供することがで
きるとともに、来店した顧客の常連化を促進し得る。し
かも、来店顧客情報読取手段が商品販売データ処理装置
と離れた位置に配設されかつ顧客に格別の手間(例え
ば、顧客カードの提出)を掛けさせないので、顧客心証
を一段と良好に維持でき得る。
【0018】また、請求項3の発明は、前記商品販売デ
ータ処理装置と離れた位置が店舗入口または店舗内の売
り場入口とされた商品販売データ処理システムである。
【0019】かかる発明では、来店顧客情報読取手段
が、店舗入口または店舗内の売り場入口に配設されてい
るので、請求項2の発明の場合と同様な作用効果を奏す
ることができることに加え、さらに商品購入の蓋然性が
高い顧客来店を事前に知り得る。
【0020】また、請求項4の発明は、前記来店顧客情
報表示制御手段が、前記表示器に前記商品登録画面また
は会計画面が表示されている場合には来店顧客情報記憶
保持手段に記憶されている来店顧客情報を当該商品登録
画面または会計画面の一部の来店顧客エリアに小さく表
示可能かつ前記商品登録画面および会計画面が表示され
ていない場合には前記表示器の画面に大きく表示可能に
形成された商品販売データ処理システムである。
【0021】かかる発明では、来店顧客情報表示制御手
段は、表示器に商品登録画面または会計画面が表示され
ている場合には、来店顧客情報記憶保持手段に記憶され
ている来店顧客情報を当該商品登録画面または会計画面
の一部の来店顧客エリアに小さく表示する。現在顧客の
商品登録,会計処理を遂行しつつ来店顧客を知ることが
できる。また、商品登録画面および会計画面が表示され
ていない場合には、表示器の画面に大きく表示する。つ
まり、来店顧客情報を見易くかつ目立つように表示でき
る。
【0022】したがって、請求項2および請求項3の発
明の場合と同様な作用効果を奏することができることに
加え、さらに接客中は邪魔とならずかつ非接客中には当
該来店顧客情報の詳細を表示し得る。
【0023】また、請求項5の発明は、前記来店顧客情
報記憶保持手段が複数の前記来店顧客情報を記憶保持可
能に形成され、前記来店顧客情報表示制御手段が前記来
店顧客情報記憶保持手段から読込んだ複数の来店顧客情
報を前記表示器に一覧表示可能に形成された商品販売デ
ータ処理システムである。
【0024】かかる発明では、来店顧客情報表示制御手
段は、来店顧客情報記憶保持手段から読込まれた複数の
来店顧客情報を表示器に一覧表示する。したがって、請
求項2から請求項4までの各発明の場合と同様な作用効
果を奏することができることに加え、さらに一度に複数
人の来店顧客を知ることができる。
【0025】さらに、請求項6の発明は、前記来店顧客
情報表示制御手段が、前記表示器に表示された複数の来
店顧客情報をスクロール表示可能に形成された商品販売
データ処理システムである。
【0026】かかる発明では、例えばスクロール操作を
すると、来店顧客情報表示制御手段は、表示器に一覧表
示された複数の来店顧客情報をスクロール表示する。し
たがって、請求項5の発明の場合と同様な作用効果を奏
することができることに加え、さらに多くの来店顧客を
表示できかつ表示器乃至その画面の小型化が可能であ
る。
【0027】さらに、請求項7の発明は、前記表示器に
表示されている複数来店顧客情報の中から1または2以
上を指定する来店顧客情報指定手段を設け、前記来店顧
客情報表示制御手段が来店顧客情報指定手段を用いて指
定された来店顧客情報についてはその詳細も表示可能に
形成された商品販売データ処理システムである。
【0028】かかる発明では、来店顧客情報指定手段を
用いて、表示器に表示されている複数の来店顧客情報の
中から1または2以上を指定する。すると、来店顧客情
報表示制御手段は、指定された来店顧客情報について
は、その詳細を表示することができる。
【0029】したがって、請求項2から請求項6までの
各発明の場合と同様な作用効果を奏することができるこ
とに加え、さらに例えば当該売り場での常連客やその購
買履歴を正確に確認することができる。
【0030】さらに、請求項8の発明は、前記表示器に
表示されている来店顧客情報の1を選択可能な来店顧客
情報選択手段と,前記会計画面を参照した会計処理の終
了後に選択された来店顧客情報と同じ来店顧客情報を前
記来店顧客情報記憶保持手段から消去する来店顧客情報
消去手段とを設け、選択された来店顧客情報を当該商品
登録および会計処理の当該顧客情報として利用可能かつ
当該会計処理後に当該顧客情報を前記来店顧客情報記憶
保持手段から消去可能に形成された商品販売データ処理
システムである。
【0031】かかる発明では、来店顧客情報選択手段を
用いて、表示器に表示されている来店顧客情報の1を選
択すると、選択された来店顧客情報を当該商品登録およ
び会計処理の当該顧客情報として利用することができ
る。つまり、係員の当該顧客に関するデータ入力を最小
限に抑えることができ、さらには当該顧客に顧客カード
の提出を求めないことも可能である。一方、当該選択顧
客情報に係る顧客についての会計処理が終了すると、来
店顧客情報消去手段が、当該顧客情報を来店顧客情報記
憶保持手段から消去する。
【0032】したがって、請求項2から請求項7までの
各発明の場合と同様な作用効果を奏することができるこ
とに加え、さらに来店顧客の中の例えば商品購入蓋然性
の高い顧客のみを能率的に表示することができかつ来店
顧客情報記憶保持手段の記憶容量の小容量化ができる。
【0033】さらに、請求項9の発明は、前記来店顧客
情報読取手段が来店顧客情報を読取った際に当該読取来
店顧客情報と同じ来店顧客情報が既に前記来店顧客情報
記憶保持手段に記憶保持されている場合には、当該来店
顧客情報を自動的に消去可能に形成された商品販売デー
タ処理システムである。
【0034】かかる発明では、来店顧客情報読取手段が
来店顧客情報を読取った際に、当該読取来店顧客情報と
同じ来店顧客情報が、既に来店顧客情報記憶保持手段に
記憶保持されている場合には、当該来店顧客情報を自動
的に消去する。つまり、一旦来店顧客として記憶保持さ
れた顧客であってかついずれの商品販売データ処理装置
においても商品を購入しない客が店舗入口等から外に出
た場合に、当該顧客の来店を来店顧客情報記憶保持手段
から消去する。
【0035】したがって、請求項2から請求項8までの
各発明の場合と同様な作用効果を奏することができるこ
とに加え、さらに来店顧客情報記憶保持手段の記憶容量
の小容量化を一段と促進できる。
【0036】さらにまた、請求項10の発明は、前記表
示器がキャッシャー用表示器と顧客用表示器とから形成
されかつ来店顧客情報がキャッシャー用表示器に表示可
能に形成された商品販売データ処理システムである。
【0037】かかる発明では、来店顧客情報は、キャッ
シャー用表示器に表示されかつ顧客用表示器には表示さ
れない。したがって、請求項1から請求項9までの各発
明の場合と同様な作用効果を奏することができることに
加え、さらに顧客に迷惑や悪い心証を与えない。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。本商品販売データ処理システ
ムは、図1,図2に示す如く、基本的構成が複数の電子
キャッシュレジスタ10とPOSサーバー20とをデー
タ通信回線網1を介してデータ通信可能に接続された商
品販売データ処理装置と,商品販売データ処理装置(1
0)と離れた位置に配設された来店顧客情報読取手段6
0とから構成され、さらに来店顧客情報読取手段60で
読取られた来店顧客情報を記憶保持する来店顧客情報記
憶保持手段(13T)と,来店顧客情報表示制御手段
(11,12)とを設け、来店した顧客が携帯する顧客
カード50から当該顧客情報を当該顧客カードに非接触
で読取可能かつ読取った来店顧客情報を来店顧客情報記
憶保持手段(13T)に記憶保持可能であるとともに記
憶保持された来店顧客情報を表示器17(17CHR)
に表示可能に形成されている。
【0039】なお、図2中の30は、データ通信回線網
(ISDN)4を介してデータ通信可能に接続された本
部のホストコンピュータであり、商品販売データ処理装
置(10,20)とともに商品販売データ処理システム
の一部を構成する。
【0040】さて、来店顧客情報読取手段60は、図1
に示す店舗内の売り場入口110に装着された非接触検
出器62と,読取回路61とからなり、データ通信回線
網(例えば、LAN)1を介してPOSサーバー20に
接続されている。
【0041】この非接触検出器62は、売り場入口(例
えば、店舗内テナントのゲート)110を通過するIC
カードからなる顧客持参の顧客カード50に非接触で当
該顧客番号等を検出可能な電磁誘導型のセンサーであ
り、顧客が売り場入口110を入った場合でも出た場合
でも検出できる双方向タイプである。
【0042】また、読取回路61は、検出された顧客カ
ード50から、それに記憶されている当該顧客情報(少
なくとも顧客番号…顧客ID)を読取ることができる。
つまり、来店した顧客が持参する顧客カード50から当
該顧客IDを読取ることができる。
【0043】なお、少なくとも非接触検出器62(来店
顧客情報読取手段60)は、上記売り場入口110およ
び当該店舗入口(出口)のいずれかに設けることが望ま
しい。結果として、来店顧客を確実に検出できかつ来店
顧客情報読取手段60の設置台数を最小限とすることが
できる。
【0044】各電子キャッシュレジスタ10は、CPU
11,ROM12,RAM13,顧客カード50のリー
ダライター(R/W)14,スキャナ(SCN)15,
キーボード(KB)16,表示器(IND)17,レシ
ートの印字発行用プリンタ(PRT)18,HDD1
9,データ通信回線網(LAN)1用のインターフェイ
ス(I/F)2および自動開放型のドロワ(DWR)7
を含み、商品販売データ処理機能(商品登録機能,会計
処理機能等)を実行することができる。
【0045】表示器17は、担当係員(キャッシャー)
が見るキャッシャー用表示器(1)17CHRおよび顧
客が見る顧客用表示器(2)17CSTからなり、顧客
情報はキャッシャー用表示器(1)17CHRのみに表
示(図5のST16,ST18)するものと形成してあ
る。したがって、顧客に迷惑や悪い心証を与えない。
【0046】各電子キャッシュレジスタ10の基本的な
機能は、スキャナ15を用いて商品コードを読取入力
(図9のST32でYES)して商品登録(ST34)
した後に、1取引終了宣言としての締め操作(ST36
のYES)を行うと、会計処理(ST37)が実行され
る。
【0047】顧客カード50から顧客情報が読込まれて
いる場合には、この実施形態では、値引き処理も行われ
る(ST37)。なお、商品登録データおよび会計処理
データは、表示器(1),(2)に表示される(図9の
ST35,ST38)。また、会計処理後にプリンタ1
8によって1取引データ(レシート印字データ)が印字
されたレシートが発行(ST39)される。ドロワ7も
自動開放される。
【0048】RAM13には、来店顧客情報記憶保持手
段を形成するところの図3に示す来店顧客テーブル13
Tが設けられている。顧客情報読取手段60で読取られ
た顧客情報は、各顧客テーブル13Tに直接記憶保持可
能に形成してある。来店顧客テーブル13Tは、複数の
来店顧客情報を記憶保持することができる。各顧客テー
ブル13Tは、当該各HDD19でバックアップされて
いる。
【0049】なお、電子キャッシュレジスタ10の台数
が多い場合には店舗内一括管理便宜の点から、POSサ
ーバー20のRAM23内の図4に示す顧客情報マスタ
ーファイル23MFに来店顧客テーブル(23T)を一
体的に形成し、当該来店顧客テーブル(23T)に一旦
記憶保持させかつ各電子キャッシュレジスタ10へ送信
して各来店顧客テーブル13Tに記憶保持させるように
形成してもよい。
【0050】いずれにしても、各電子キャッシュレジス
タ10は、POSサーバー20(顧客情報マスターファ
イル23MF)に格納され顧客情報の詳細(例えば、氏
名,入店回数,買上合計額等)を利用可能に形成するの
が好ましい。信頼性の担保,店舗内画一的管理,各メモ
リ(13)の小容量化のためである。
【0051】POSサーバー20は、CPU21,RO
M22,RAM23,キーボード(KB)26,表示器
(IND)27,HDD(ハードディスク装置)28,
FDD(フロッピーディスク装置)29および回線網
1,4用のインターフェイス(I/F)3,6を含み、
各電子キャッシュレジスタ10(10A〜10N)につ
いての一括管理機能等を有する。
【0052】ここにおいて、来店顧客情報表示制御手段
は、来店顧客情報表示制御プログラムを格納させたRO
M12とCPU11とから形成され、図5のST16,
ST18、図6のST20で実行される。すなわち、来
店顧客情報記憶保持手段(13T)に記憶保持されてい
る来店顧客情報を表示器(1)に表示する。
【0053】なお、POSサーバー20のフロッピーデ
ィスクFDから図5,図6および図9に示すプログラム
をインストールしかつ各電子キャッシュレジスタ10
(HDD19)にダウンロード可能に形成してもよい。
つまり、上記来店顧客情報表示制御手段等を、CPU1
1およびHDD19(またはRAM13)から形成して
もよい。
【0054】また、来店顧客情報表示制御手段(11,
12)は、表示器(1)に商品登録画面(図8の業務用
画面17G)または会計画面(図8の業務用画面17
G)が表示されている場合、つまりこの実施形態では図
1のフラグエリア13Fに接客中フラグがセット
(“1”)されている場合(図5のST15のYES)
には、来店顧客情報記憶保持手段(13T)に記憶され
ている来店顧客情報(POSサーバー20から取得した
ものを含む。)を業務用画面(商品登録画面または会計
画面)17Gの一部の小型来店顧客エリア17Sに小さ
く表示(ST16)する。
【0055】また、業務用画面(商品登録画面および会
計画面)17Gが表示されていない場合(ST15のN
O)には、表示器(1)の図7に大型来店顧客エリア
(大きさは図8の業務用画面17Gとほぼ同じ。)17
Lに大きく表示(ST18)することができる。
【0056】これがために、各電子キャッシュレジスタ
10では、スキャナ15を用いて商品コードを入力(図
9のST32のYES)すると、接客セット手段(CP
U11,ROM12)が図1に示すフラグエリア13F
に接客中フラグをセット(“1”)し、かつ当該会計処
理(ST37)の終了後に接客リセット手段(CPU1
1,ROM12)する(ST41)。
【0057】また、来店顧客情報表示制御手段(11,
12)は、来店顧客情報記憶保持手段(13T)から読
込んだ複数の来店顧客情報(POSサーバー20から取
得したものを含む。)を表示器(1)に一覧表示(ST
16,ST18)することができる。例えば、図7に示
す通りである。図7は、3名の来店顧客[氏名:山田太
郎 (男28才),入店回数 5回,買上合計額 25
000円、…]である。
【0058】さらに、来店顧客情報表示制御手段(1
1,12)は、表示器(1)に表示された複数の来店顧
客情報をスクロール表示(ST17のYES,ST1
6)可能に形成されている。図5では、図示省略した
が、ST18の場合もスクロール表示することができ
る。
【0059】また、来店顧客情報表示制御手段(11,
12)は、表示器(1)に表示されている複数の来店顧
客情報の中から1または2以上を指定可能な来店顧客情
報指定手段(17C,17E)を用いて指定(図6のS
T19でYES)された来店顧客情報(例えば、顧客番
号…顧客ID)については、その詳細(例えば、氏名,
入店回数,買上合計額等)情報も表示(ST20)する
ことができる。
【0060】この実施形態の場合は、図7に示す表示器
(1)の大型来店顧客エリア17Lに大きく表示(ST
18)できる状態の場合に、適応することができる。ま
た、例えばキー操作による指定取消(ST21のYE
S)で、詳細情報を画面からクリア(ST22)するこ
とができる。
【0061】来店顧客情報指定手段は、キーボード16
上のキーから形成してもよいが、この実施形態では表示
器(1)に一体的に組込まれたタッチパネル(図示省
略)上の図7,図8に示すタッチ操作キー(指定用のカ
ーソルキー17C)から形成されている。
【0062】さらに、来店顧客情報選択手段は、表示器
(1)に表示されている来店顧客情報の1つを選択する
手段で、この実施形態では図7,図8に示すタッチ操作
キー(指定用のカーソルキー17Cおよび指定確定用の
エンターキー17E)から形成されている。つまり、カ
ーソルキー17Cで1または2以上の来店顧客情報を指
定しかつエンターキー17Eをタッチ操作することによ
り、当該来店顧客を選択(図9のST30でYES)す
ることができる。
【0063】選択された来店顧客は、来店顧客情報記憶
手段(CPU11,ROM12)が図3に示す来店顧客
テーブル13Tの当該顧客IDに対応するフラグエリア
(右側)に来店顧客選択フラグをセット(“2”)する
(図9のST31)ことにより、明確となる。
【0064】すなわち、選択された来店顧客情報を、当
該商品登録(ST34)および会計処理(ST37)の
際に参照または各データを確保するために必要とする顧
客情報として利用可能に形成されている。したがって、
顧客から顧客カード50を受取らずに、確認してもらう
だけでデータ処理を実行することも可能になる。
【0065】来店顧客情報消去手段(CPU11,RO
M12)は、会計画面(17G)を参照した会計処理
(ST37)の終了後に、来店顧客情報記憶保持手段
(13T)に記憶保持されている来店顧客情報の中の選
択来店顧客情報と同じ来店顧客情報を当該来店顧客情報
記憶保持手段(13T)から消去(ST40)すること
ができる。この実施形態では、来店顧客選択フラグをリ
セット(“0”)することによる。
【0066】つまり、選択された来店顧客情報を当該商
品登録および会計処理の当該顧客情報として利用可能か
つ当該会計処理後に当該顧客情報を来店顧客情報記憶保
持手段から消去(図9のST40、図6のST23でY
ES,ST24)可能に形成されている。
【0067】さらに、来店顧客情報読取手段60が来店
顧客情報を読取った際(図5のST10でYES)に、
当該読取来店顧客情報と同じ来店顧客情報が既に来店顧
客情報記憶保持手段(来店顧客テーブル13T)に記憶
保持されている場合(ST11のYES)には、上記来
店顧客情報消去手段(11,12)が働き、当該来店顧
客情報を来店顧客テーブル13Tから自動的に消去(図
6のST24)可能に形成されている。帰った顧客分に
ついて消去するわけである。
【0068】だだし、当日分の全ての来店顧客情報(顧
客ID)を別のメモリに記憶保持させておき、各顧客の
入店回数を更新することができる。
【0069】しかして、かかる実施形態では、顧客が来
店(図1の売り場入口110を通過)すると、商品販売
データ処理装置(10,20)と離れた位置に配設され
た来店顧客情報読取手段60が、当該来店顧客が携帯す
る顧客カード50に非接触で当該顧客情報を読取る(図
5のST10でYES)。読取られた来店顧客情報は、
来店顧客情報記憶保持手段(来店顧客テーブル13)に
記憶保持(ST12)され、来店フラグ(後に来店顧客
選択フラグになり得る。)をセット(“1”)する(S
T13)。
【0070】すると、来店顧客情報表示制御手段(1
1,12)が、当該来店顧客情報を表示器(1)に表示
する(ST14のYES、ST15、ST16またはS
T18)。
【0071】したがって、商品販売データ処理装置(電
子キャッシュレジスタ10)の係員が、その場で、顧客
の来店および当該来店顧客情報を知ることができるか
ら、適切な接客ができ得かつ積極的な顧客サービスを提
供することができるとともに、顧客の常連化をも促進し
得る。
【0072】しかも、来店顧客情報読取手段60が商品
販売データ処理装置と離れた位置に配設されかつ顧客に
格別の手間(例えば、顧客カード50の提出)を掛けさ
せないので、一段と良好な顧客心証をえられ得る。具体
的には、店舗内の売り場入口110に配設されているの
で、商品購入の蓋然性が高い顧客来店を事前に知り得
る。
【0073】また、来店顧客情報表示制御手段(11,
12)は、表示器(1)に業務用画面(商品登録画面ま
たは会計画面)17Gが表示されている場合つまりフラ
グエリア13Fに接客中フラグがセット(“1”)され
ている場合(ST15のYES)には、図8に示す如く
小型来店顧客エリア17Sに表示(ST16)される。
セットされていない場合(ST15のNO)には、図7
に示す如く大型来店顧客エリア17Lに表示される(S
T18)。つまり、来店顧客情報を見易くかつ目立つよ
うに表示できるとともに、接客中は邪魔とならずかつ非
接客中には当該来店顧客情報の詳細を表示し得る。
【0074】また、来店顧客情報表示制御手段(11,
12)は、来店顧客情報記憶保持手段(13T)から読
込まれた複数の来店顧客情報を表示器(1)に図7に示
すように一覧表示可能で、かつスクロール操作(ST1
7のYES)でスクロール表示可能である。したがっ
て、一度に複数人の来店顧客を知ることができるととも
に、多くの来店顧客を表示できかつ表示器(1)乃至そ
の画面17Gを小型化が可能である。
【0075】さらに、図7,図8に示す来店顧客情報指
定手段(17C)を用いて、表示器(1)に表示されて
いる複数の来店顧客情報の中から1または2以上を指定
(図6のST19でYES)すると、来店顧客情報表示
制御手段(11,12)は、指定された来店顧客情報
(POSサーバー20側の顧客情報マスターファイル2
3MFから取得したものも含む。)については、その詳
細を表示することができる(ST20)。したがって、
当該売り場での常連客やその購買履歴を正確に確認する
ことができる。
【0076】さらに、業務遂行(図9)中に来店顧客情
報選択手段(17C,17E)を用いて、表示器(1)
に表示されている来店顧客情報の1を選択(ST30で
YES)すると、来店顧客情報テーブル13Tの当該顧
客IDに対応させて来店顧客選択フラグがセット
(“2”)される(ST31)。つまり、来店フラグ
(“1”)が(“2”)に変わる。
【0077】ここに、商品登録を実行(ST32のYE
S,ST34)すると、フラグエリア13Fに接客フラ
グがセット(“1”)される(ST33)。表示器
(1)および(2)には、図8に示す業務(商品登録)
用画面17Gに当該取引データ(1)が表示(ST3
5)される。つまり、図5のST16の状態で小さく表
示される。
【0078】当該顧客について、締め操作(ST36の
YES)すると、値引処理を含む会計処理(ST37)
が実行される。この際に、選択(ST30のYES)さ
れた来店顧客情報を利用(例えば、値引率を引く。)す
ることができる。つまり、係員の当該顧客に関するデー
タ入力を最小限に抑えることができ、さらには当該顧客
に顧客カード50の提出を求めないことも可能である。
【0079】そして、当該選択顧客情報に係る顧客につ
いての会計処理(ST37)が終了すると、来店顧客情
報消去手段(11,12)が、当該顧客情報を来店顧客
情報記憶保持手段(13T)から消去する(ST40、
図6のST23のYES,ST24)。したがって、会
計終了顧客が消えるので、来店顧客の中の商品購入蓋然
性の高い顧客のみを能率的に表示することができかつ来
店顧客情報記憶保持手段(13T)の記憶容量の小容量
化ができる。
【0080】なお、来店顧客情報読取手段60が来店顧
客情報を読取った際(図5のST10でYES)に、当
該読取来店顧客情報と同じ来店顧客情報が、既に来店顧
客情報記憶保持手段(13T)に記憶保持されている場
合(ST11のYES)には、当該来店顧客情報を自動
的に消去する(図6のST24)。つまり、一旦来店顧
客として記憶された顧客でかついずれの商品販売データ
処理装置(10)においても商品購入しないものが当該
売り場入口110から外に出た場合に、当該顧客の来店
を消去する。来店顧客情報記憶保持手段の記憶容量の小
容量化を一段と促進できる。
【0081】さらにまた、来店顧客情報は、キャッシャ
ー用表示器(1)17CHRに表示されかつ顧客用表示
器(2)17CSTには表示されないから、顧客に迷惑
や悪い心証を与えない。
【0082】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、来店した顧客
が携帯する顧客カードから当該顧客情報を非接触で読取
可能かつ読取られかつ記憶保持された来店顧客情報を表
示器に表示可能に形成された商品販売データ処理システ
ムであるから、商品販売データ処理装置の担当係員が、
その場で顧客の来店および当該来店顧客情報を知ること
ができる。したがって、適切な接客ができ得かつ積極的
な顧客サービスを提供することができるとともに、来店
した顧客の常連化をも促進し得る。
【0083】また、請求項2の発明によれば、来店した
顧客が携帯する顧客カードから当該顧客情報を当該顧客
カードに非接触で読取可能な来店顧客情報読取手段を商
品販売データ処理装置と離れた位置に配設し、商品販売
データ処理装置に来店顧客情報記憶保持手段と来店顧客
情報表示制御手段とを設け、商品販売データ処理装置の
表示器に来店顧客情報を表示可能に形成された商品販売
データ処理システムであるから、請求項1の発明の場合
と同様に、商品販売データ処理装置の担当係員が、その
場で、顧客の来店および当該来店顧客情報を知ることが
できる。したがって、適切な接客ができ得かつ積極的な
顧客サービスを提供することができるとともに来店した
顧客の常連化を促進し得る。しかも、来店顧客情報読取
手段が商品販売データ処理装置と離れた位置に配設され
かつ顧客に格別の手間(例えば、顧客カードの提出)を
掛けさせないので、一段と良好な顧客心証をえられ得
る。
【0084】また、請求項3の発明によれば、商品販売
データ処理装置と離れた位置が店舗入口または店舗内の
売り場入口であるから、請求項2の発明の場合と同様な
効果を奏することができることに加え、さらに商品購入
の蓋然性が高い顧客来店を事前に知り得る。
【0085】また、請求項4の発明によれば、来店顧客
情報表示制御手段が表示器に商品登録画面等が表示され
ている場合には来店顧客情報を当該商品登録画面等の一
部の来店顧客エリアに小さく表示可能かつ商品登録画面
等が表示されていない場合には表示器の画面に大きく表
示可能に形成されているので、請求項2および請求項3
の発明の場合と同様な効果を奏することができることに
加え、さらに接客中は邪魔とならずかつ非接客中には当
該来店顧客情報の詳細を表示し得る。
【0086】また、請求項5の発明によれば、来店顧客
情報表示制御手段が来店顧客情報記憶保持手段から読込
んだ複数の来店顧客情報を表示器に一覧表示可能に形成
されているので、請求項2から請求項4までの各発明の
場合と同様な効果を奏することができることに加え、さ
らに一度に複数人の来店顧客を知ることができる。
【0087】さらに、請求項6の発明によれば、来店顧
客情報表示制御手段が表示器に表示された複数の来店顧
客情報をスクロール表示可能に形成されているので、請
求項5の発明の場合と同様な効果を奏することができる
ことに加え、さらに多くの来店顧客を表示できかつ表示
器乃至その画面の小型化が可能である。
【0088】さらに、請求項7の発明によれば、来店顧
客情報表示制御手段が来店顧客情報指定手段を用いて指
定された来店顧客情報についてはその詳細も表示可能に
形成されているので、請求項2から請求項6までの各発
明の場合と同様な効果を奏することができることに加
え、さらに例えば当該売り場での常連客やその購買履歴
を正確に確認することができる。
【0089】さらに、請求項8の発明によれば、来店顧
客情報選択手段と来店顧客情報消去手段とを設け、選択
された来店顧客情報を当該商品登録および会計処理の当
該顧客情報として利用可能かつ当該会計処理後に当該顧
客情報を来店顧客情報記憶保持手段から消去可能に形成
されているので、請求項2から請求項7までの各発明の
場合と同様な効果を奏することができることに加え、さ
らに来店顧客の中の例えば商品購入蓋然性の高い顧客の
みを能率的に表示することができかつ来店顧客情報記憶
保持手段の記憶容量の小容量化ができる。
【0090】さらに、請求項9の発明によれば、来店顧
客情報読取手段が来店顧客情報を読取った際に当該読取
来店顧客情報と同じ来店顧客情報が既に来店顧客情報記
憶保持手段に記憶保持されている場合には、当該来店顧
客情報を自動的に消去可能に形成されているので、請求
項2から請求項8までの各発明の場合と同様な効果を奏
することができることに加え、さらに来店顧客情報記憶
保持手段の記憶容量の小容量化を一段と促進できる。
【0091】さらにまた、請求項10の発明によれば、
来店顧客情報が表示器を形成するキャッシャー用表示器
に表示可能に形成されているので、請求項1から請求項
9までの各発明の場合と同様な効果を奏することができ
ることに加え、さらに顧客に迷惑や悪い心証を与えな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す概略図である。
【図2】同じく、詳細を説明するためのブロック図であ
る。
【図3】同じく、来店顧客テーブルを説明するための図
である。
【図4】同じく、顧客情報マスターファイルを説明する
ための図である。
【図5】同じく、電子キャッシュレジスタ側の来店顧客
情報の記憶・表示動作を説明するためのフローチャート
(1)である。
【図6】同じく、電子キャッシュレジスタ側の来店顧客
情報の詳細表示等動作を説明するためのフローチャート
(2)である。
【図7】同じく、来店顧客情報を大きく表示した表示態
様例を説明するための図である。
【図8】同じく、来店顧客情報を小さく表示した表示態
様例を説明するための図である。
【図9】同じく、電子キャッシュレジスタ側の商品登録
等動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 データ通信回線網 10 電子キャッシュレジスタ(商品販売データ処理シ
ステム) 11 CPU(来店顧客情報表示制御手段) 12 ROM(来店顧客情報表示制御手段) 13 RAM 13F フラグエリア 13T 来店顧客テーブル(来店顧客情報記憶保持手
段) 14 カードリーダ・ライター 15 スキャナ 16 キーボード 17 表示器 17CHR オペレータ用表示器(表示器) 17G 業務用画面 17L 大型来店顧客エリア 17S 小型来店顧客エリア(来店顧客エリア) 17C カーソルキー(来店顧客情報指定手段) 17E エンターキー(来店顧客情報選択手段) 20 POSサーバー(商品販売データ処理システム) 23 RAM 23MF 来店顧客マスターファイル 26 キーボード 30 ホストコンピュータ 50 顧客カード 60 来店顧客情報記憶保持手段 61 非接触検出器 62 読取回路 110 売り場入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 7/08 R Fターム(参考) 3E042 BA18 CC02 CD04 CE06 EA01 3E044 AA20 BA04 5B049 BB11 CC08 DD01 DD02 DD04 DD05 EE23 EE59 FF02 FF03 FF04 FF09 GG01 GG03 GG05 GG06 GG07 5B058 CA15 KA06 YA01 9A001 BB03 DD11 JJ58 KK57

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示器に表示された商品登録画面および
    会計画面を参照しつつ商品販売業務を遂行可能な商品販
    売データ処理装置を含む商品販売データ処理システムに
    おいて、 来店した顧客が携帯する顧客カードから当該顧客情報を
    当該顧客カードに非接触で読取可能かつ読取った来店顧
    客情報を記憶保持可能であるとともに記憶保持された来
    店顧客情報を前記表示器に表示可能に形成されている商
    品販売データ処理システム。
  2. 【請求項2】 表示器に表示された商品登録画面および
    会計画面を参照しつつ商品販売業務を遂行可能な商品販
    売データ処理装置を含む商品販売データ処理システムに
    おいて、 来店した顧客が携帯する顧客カードから当該顧客情報を
    当該顧客カードに非接触で読取可能な来店顧客情報読取
    手段を前記商品販売データ処理装置と離れた位置に配設
    し、前記商品販売データ処理装置に来店顧客情報読取手
    段で読取られた来店顧客情報を記憶保持する来店顧客情
    報記憶保持手段と,この来店顧客情報記憶保持手段に記
    憶保持されている来店顧客情報を前記表示器に表示する
    来店顧客情報表示制御手段とを設けた、商品販売データ
    処理システム。
  3. 【請求項3】 前記商品販売データ処理装置と離れた位
    置が店舗入口または店舗内の売り場入口とされている請
    求項2記載の商品販売データ処理システム。
  4. 【請求項4】 前記来店顧客情報表示制御手段が、前記
    表示器に前記商品登録画面または会計画面が表示されて
    いる場合には来店顧客情報記憶保持手段に記憶されてい
    る来店顧客情報を当該商品登録画面または会計画面の一
    部の来店顧客エリアに小さく表示可能かつ前記商品登録
    画面および会計画面が表示されていない場合には前記表
    示器の画面に大きく表示可能に形成されている、請求項
    2または請求項3記載の商品販売データ処理システム。
  5. 【請求項5】 前記来店顧客情報記憶保持手段が複数の
    前記来店顧客情報を記憶保持可能に形成され、前記来店
    顧客情報表示制御手段が前記来店顧客情報記憶保持手段
    から読込んだ複数の来店顧客情報を前記表示器に一覧表
    示可能に形成されている請求項2から請求項4までのい
    ずれか1項に記載された商品販売データ処理システム。
  6. 【請求項6】 前記来店顧客情報表示制御手段が、前記
    表示器に表示された複数の来店顧客情報をスクロール表
    示可能に形成されている請求項5記載の商品販売データ
    処理システム。
  7. 【請求項7】 前記表示器に表示されている複数来店顧
    客情報の中から1または2以上を指定する来店顧客情報
    指定手段を設け、前記来店顧客情報表示制御手段が来店
    顧客情報指定手段を用いて指定された来店顧客情報につ
    いてはその詳細も表示可能に形成されている、請求項2
    から請求項6までのいずれか1項に記載された商品販売
    データ処理システム。
  8. 【請求項8】 前記表示器に表示されている来店顧客情
    報の1を選択可能な来店顧客情報選択手段と,前記会計
    画面を参照した会計処理の終了後に選択された来店顧客
    情報と同じ来店顧客情報を前記来店顧客情報記憶保持手
    段から消去する来店顧客情報消去手段とを設け、選択さ
    れた来店顧客情報を当該商品登録および会計処理の当該
    顧客情報として利用可能かつ当該会計処理後に当該顧客
    情報を前記来店顧客情報記憶保持手段から消去可能にさ
    れている請求項2から請求項7までのいずれか1項に記
    載された商品販売データ処理システム。
  9. 【請求項9】 前記来店顧客情報読取手段が来店顧客情
    報を読取った際に当該読取来店顧客情報と同じ来店顧客
    情報が既に前記来店顧客情報記憶保持手段に記憶保持さ
    れている場合には、当該来店顧客情報を自動的に消去可
    能に形成される請求項2から請求項8までのいずれか1
    項に記載された商品販売データ処理システム。
  10. 【請求項10】 前記表示器がキャッシャー用表示器と
    顧客用表示器とから形成されかつ来店顧客情報がキャッ
    シャー用表示器に表示可能に形成される請求項1から請
    求項9までのいずれか1項に記載された商品販売データ
    処理システム。
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