JPH046609B2 - - Google Patents

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JPH046609B2
JPH046609B2 JP25228686A JP25228686A JPH046609B2 JP H046609 B2 JPH046609 B2 JP H046609B2 JP 25228686 A JP25228686 A JP 25228686A JP 25228686 A JP25228686 A JP 25228686A JP H046609 B2 JPH046609 B2 JP H046609B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、それぞれ異なる複数の物品を有料貸
出する物品貸出返却装置に係わり、特に貸出物品
内にIC回路を組込むようにした物品貸出返却装
置に関する。
[従来の技術] 例えば貸本屋や貸レコード屋等のほぼ定形の物
品を有料で一般人に貸出す場合、店にとつては貸
出物品を特定する品名又は商品コード、借出人の
住所氏名、貸出日を貸出票やノートに記録する。
そして、返却があつた場合は、貸出票やノートの
貸出記録を抹消する。
しかし、このように店員が各貸出物品の品名や
商品コードを貸出票やノートに記録すると貸出事
務作業の能率が低下するので、近年各貸出物品に
商品コードを示すバーコードを付与し、借出人に
会員番号を記録した会員証を交付し、物品貸出時
にバーコード読取装置でそのバーコードの商品コ
ードを読取り、例えばキーボードからキー入力さ
れた会員番号とともに記憶装置に記憶させ、物品
返却時に再び物品に付されたバーコードを読取る
ことによつて記憶装置に記憶された貸出情報を抹
消するようにした物品貸出返却装置が開発されて
いる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら上記のようにバーコードを用いて
物品の貸出返却管理を行なうようにした物品貸出
返却装置においても未だ次のような問題があつ
た。すなわち、係員は必ずその貸出物品に付され
たバーコードをバーコード読取装置で読取る操作
をする必要があり、業務がまだ煩雑であるので、
さらに貸出返却業務作業の作業能率を向上させる
ことが望まれていた。
また、上述した装置であると、現在貸出中の物
品の商品コードは記憶装置に記憶されているの
で、この記憶装置の記憶内容を印字出力させるこ
とによつて、貸出中の物品を把握することが可能
である。しかしながら、現在貸出中でない物品が
確実に各物品棚に収納されているかの情報は何も
記憶されていない。したがつて、例えば月末の棚
卸時や毎日の業務終了時に在庫を把握する場合
は、店中の各棚に収納されている物品を人手で順
次点検していく必要がある。その結果、在庫確認
の作業能率が低下する問題もある。
さらに、常時、物品が在庫しているか貸出中で
あるかの確実な情報が得られないので、厳格な貸
出返却および在庫管理が実施できない問題もあ
る。
特に、例えばレコード、オーデイオテープ、
CDレコード、ビデオテープ等を有料で一般の人
に貸出すソフトレンタル業者は、一般にレコード
会社、映画会社、TV会社等のソフト供給会社に
対して貸出回数に応じて一定の割合で著作権料を
支払う必要がある。したがつて、ソフト供給会社
は各レンタル業者の店において、どのソフトが何
回貸出されたかを厳重に管理する必要がある。ま
た店において不用意に複製されることを防止する
必要もある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、貸出しされる物品
に商品情報を記憶するIC回路を組込むとともに
物品が棚に挿入されていることを検出する検出装
置を設けることによつて、物品の貸出返却管理と
在庫管理とをより簡単に、かつ厳格に実行できる
物品貸出返却装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明の物品貸出返却装置は、第1図に示すよ
うに、有料貸出される物品1内に組込まれ、この
物品の商品情報を記憶するIC回路2と、それぞ
れ物品が1個づつ挿入される複数の棚3と、これ
等各棚内に設けられこの棚に物品が挿入されたこ
とを検出する検出装置4と、各物品に対応してこ
の物品の商品情報を記憶する商品情報領域と貸出
情報を記憶する貸出情報領域と挿入棚番号を記憶
する棚番領域とを有する複数のテーブルからなる
貸出管理メモリ5と、この貸出管理メモリに対す
る情報の書込読出を行なう本体制御装置6と、物
品が前記棚に挿入された状態でIC回路と本体制
御装置との間のデータ伝送を行なうために棚と物
品間に設けられた信号接続機構7とを設け、検出
装置が物品の棚からの引出操作を検出したのち
に、貸出登録手段8によつて、この引出操作が生
じた棚の棚番号に対応するテーブルの貸出情報領
域に貸出情報を登録し、検出装置が物品の棚への
挿入操作を検出したのちに、商品情報読取手段9
によつて、この挿入された物品の商品情報を信号
接続機構を介して読取り、返却登録手段10によ
つて、この読取られた商品情報が記憶されたテー
ブルの貸出情報領域に返却情報を登録し、貸出登
録時から返却登録時までの貸出期間が規定貸出期
間を越えたときに延滞登録手段11によつて、前
述の貸出情報領域へ延滞情報を登録するようにし
たものである。
[作用] このように構成された物品貸出返却装置であれ
ば、各棚における物品の有無は検出装置で常時検
出されている。また、各棚に収納された各物品の
商品情報は棚番号および貸出情報とともに各テー
ブルに記憶されている。そして、貸出のために棚
から物品を引出すと、この引出された棚の棚番号
のテーブルに記憶された商品情報の貸出情報領域
に貸出情報が登録される。逆に返却のために物品
を棚に挿入すると再び検出装置が作動して、信号
接続機構を介してIC回路に記憶された商品情報
が読取られる。そして、読取られた商品情報が記
憶されたテーブルの貸出情報領域に返却情報が登
録される。また、貸出期間が規定貸出期間を越え
ていた場合は延滞情報が貸出情報領域に登録され
る。
[実施例] 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。
第2図は実施例の物品貸出返却装置全体を示す
斜視図である。この実施例においては、ビデオテ
ープを有料で一般の人に貸出すビデオ貸出店に設
置された場合に付いて説明する。すなわち、図中
21は正面に多数の棚22が配設されたラツクで
あり、このラツク21に隣接して本体制御装置2
3が設置されている。前記ラツク21に設けられ
た各棚22は物品としてのビデオテープのカセツ
ト24が長手方向に微小隙間を有して挿入される
方形形状を有し、この棚22内の突当り壁面には
検出装置としてのマイクロスイツチが取付けられ
ており、棚22にカセツト24が正規位置まで挿
入されると、マイクロスイツチが閉成される。さ
らに、この棚22内の一方の側壁に信号接続機構
としての発光素子および受光素子が配設されてい
る。また、本体制御装置23の前面には操作パネ
ル25が取付けられている。
前記カセツト24においては、第3図に示すよ
うに、カセツトケースの側面の隅近傍に光通信の
ための窓26が穿設されている。この窓26に対
向するカセツト24内にはIC回路27が配設さ
れており、このIC回路27を指示するPC基板上
には発光素子28aおよび受光素子28bが配設
されている。さらにPC基板に隣接してバツテリ
29が設けられている。なお、これらの電子部品
はカセツトケース内の隅に配設されているので、
テープ走行に支障を来たすことはない。そして、
このカセツト24を棚22内に正規に挿入した状
態で、棚22内の側壁に取付けられた発光素子お
よび受光素子と対向する。
前記操作パネル25には、第5図に示すよう
に、カセツト挿入不良および貸出不可を示す表示
ランプ30a,30b、各種メツセージや金額を
ドツト表示する表示部31、会員番号等の数字デ
ータをキー入力するための置数キー32、記憶部
に各種データを設定するときに使用する16進表示
用のA〜Fの英字キー33、数字データ入力時に
使用するセツトキー34、カセツト貸出時に押す
貸出キー35、ビデオソフト管理センターのホス
トコンピユータへデータを送信するための送信キ
ー36、3個の割引キー37、割引可能を表示す
る割引可ランプ38、各種業務モードを選択設定
する鍵にて操作されるモード選択キー39、およ
び貸出票等を印刷するプリンタ40の発行口41
等が配設されている。
第6図はカセツト24内に組込まれたIC回路
27を示すブロツク図である。CPU27aに、
バスライン27bを介して、ROM27c、
RAM27d、前記発光素子28dと受光素子2
8bが接続された入出力ポート27eが接続され
ている。なお、RAM27d内には、第7図に示
すように、このカセツト24のビデオテープの商
品コード、同一商品が複数ある場合に使用される
枝番号、タイトル名、1回の貸出料金を示す貸出
単価からなる商品情報が記憶されている。なお、
この商品情報はビデオソフト管理センターで書込
まれ、カセツト24は商品情報が書込まれた状態
でビデオ貸出店に供給される。
第8図は本体制御装置23を示すブロツク図で
ある。CPU42は、バスラインを介して、ROM
43、RAM44、各棚22内に設けられた各マ
イクロスイツチ45の開閉情報が入力される入力
ポート46、棚22内の側壁に取付けられた発光
素子47aと受光素子47bとが接続された入出
力ポート48、操作パネル25のキーボード49
からキー信号が入力される入力ポート50、プリ
ンタ40や表示部31へデータを送出する出力ポ
ート51、タイマ52aを内蔵するとともに現在
の月日時分を計時する時計回路52、貸出情報等
のデータを送信するためのI/Oインターフエー
ス53を制御する。なお、このI/Oインターフ
エース53はMODEM54、交換機55を介し
てビデオソフト管理センターのホストコンピユー
タ56に接続されている。
また、上記各電子部材は、交流電源に電源スイ
ツチ57を介して接続された電源回路58から駆
動電圧が供給される。
前記RAM44内には、第9図に示すように、
貸出管理メモリ59が形成されている。この貸出
管理メモリ59はラツク21に形成された棚22
の設置数のテーブル60から形成されており、各
テーブル60には、棚22の棚番号を格納する棚
番号領域62、商品コード、枝番号、タイトル
名、貸出単価からなる商品情報を格納する商品情
報領域63、現在までに貸出された総回数、総貸
出金額、総延滞金、現在貸出中の場合における貸
出月日時、貸出中の場合の借出人の会員番号から
なる貸出情報を格納する貸出情報領域64が形成
されている。なお、現在貸出中の場合は、棚番号
領域62の棚番号はクリアされている。
さらに、RAM44内には、カセツト24の貸
出時に棚22から引出された一人の客に対する各
カセツト24の商品情報および貸出情報を一時格
納する貸出バツフア65、一人の客に対するカセ
ツト24の貸出数Nを計数する貸出数カウンタ6
6、貸出返却時に問題を起こした不良会員(客)
の会員番号を記憶する不良会員メモリ67、各割
引キー37に対応する各割引率又は割引金額を格
納する割引メモリ68、1回の貸出日数を記憶す
る貸出日数メモリ69、貸出期限を過ぎてから返
却された場合の1日当りの延滞金額又は延滞率を
記憶する延滞金メモリ70、棚22に対するカセ
ツト24の挿入・引出操作時に異常が生じたとき
にその棚の棚番号をセツトする棚番号フラグ71
等が形成されている。
さらに、RAM44内には、上述した通常の貸
出返却業務時に使用される各メモリの他に、第1
0図に示すように、ビデオソフト管理センターの
ホストコンピユー56へ貸出情報等を送信するた
めの送信データメモリ72が形成されている。こ
の送信データメモリ72内には、本体制御装置2
3内で発生した、A:貸出、B:返却、C:取
消、D:電源オン、E:電源オフ等の各情報が発
生時刻順に順次格納されていく。例えば、貸出が
発生した場合、貸出区分[A]、貸出月日時、商
品コードおよび枝番号、貸出票の伝票番号、割引
金額、会員番号、客層等が記憶される。
このような物品貸出返却装置の本体制御部23
は第11図および第12図の流れ図に従つてカセ
ツト24の貸出返却処理を行なう。ます、電源ス
イツチ57が投入されると、S1にて送信データ
メモリ72への電源オン時間の登録を含む所定の
初期処理を行う。初期処理が終了すると、モード
選択キー39が貸出返却等の通常業務を示す
[ON]位置に設定されていることを確認する。
そして、S2にて一つの棚22のマイクロスイ
ツチ45が開放されると、その棚22に挿入され
ていたカセツト24が引出されたので、S3にて
該当棚22の棚番号でRAM44の貸出管理メモ
リ59の各テーブル60の棚番号領域62を検索
する。そして、該当棚番号のテーブル60が特定
されると、そのテーブル60の貸出情報領域64
に時計回路52から読出した現在月日時を貸出月
日時として格納する。同時に棚番号をクリアす
る。また、該当テーブル60の商品情報領域63
の商品情報を貸出バツフア65へ格納するととも
に貸出数カウンタ66の貸出数Nに1を加算す
る。そして、加算後の貸出数Nを表示部31へ約
2秒等の一定時間だけ表示する。
S4にてRAM44の割引メモリ68に割引金
額又は割引率が設定されていれば、操作パネル2
5の割引可ランプ38を点灯する。S5にて一つ
の割引キー37がキー入力されると、該当割引キ
ー37に設定された割引金額又は割引率に基づい
て該当カセツトの貸出単価に対する割引処理を行
ない、貸出バツフア65へ格納する。また、表示
部31に一定時間表示する。そしてS6にて割引
可ランプ38を消灯する。以上で1個のカセツト
24に対する処理を終了してS7へ進む。なお、
割引が設定されていなかつたり、設定されていて
も割引を行なわない場合はそのままS7へ進む。
S7にて貸出キー35がキー入力されない場合
は、S2へ戻り、次のカセツト24の引出操作を
持つ。S7には貸出キー35がキー入力される
と、1人の客に対する貸出カセツト24の選択は
終了したので、S8にて再び割引メモリ68に割
引金額又は割引率が設定されていれば、割引可ラ
ンプ38を点灯する。S9にて割引キー37がキ
ー入力されると、貸出バツフア65に格納された
各貸出カセツトのうちのまだ割引処理が実行され
ていない全部のカセツトに対して貸出単価の割引
処理を行なう。そして、貸出全カセツトに対する
総割引金額を算出して表示部31に表示する。
割引処理が終了し、S11にて客の会員番号が
置数キー32にて置数され、セツトキー34にて
表示された会員番号を確認すると、S12にて
RAM44の不良会員メモリ67に登録されてい
ないことを確認する。次に学生、会社員、主婦等
の客層を示すコードが置数キー32およびセツト
キー34で入力されると、入力された会員番号、
客層を貸出バツフア65へ格納する。
以上の処理が終了すると、S14にて第13図
に示すような貸出票73に、貸出バツフア65に
一時格納されている、各貸出カセツトの商品コー
ドおよび枝番号、タイトル名、貸出単価、割引金
額、合計貸出点数、合計貸出金額、会員番号、貸
出月日時分、貸出期限等をプリンタ40にて印字
出力して発行口41から排出する。
貸出票73の発行が終了すると、S15にて貸
出管理メモリ59の該当テーブル60の貸出情報
領域64に貸出バツフア65の各貸出情報を登録
する。すなわち、総貸出回数および総貸出金額を
更新し、会員番号を格納する。次に、S16にて
貸出月日時分および貸出バツフア65の貸出情報
を第10図の送信データメモリ72へ格納する。
以上で一人の客に対するカセツトの貸出処理が終
了したので、S17にて貸出バツフア65、貸出
数カウンタ66をクリアしてS2へ戻り、各マイ
クロスイツチ45の開閉動作を持つ。
なお、S12にて入力した会員番号が不良会員
メモリ67に登録されていた場合は、表示部31
に貸出不可を表示して、S17へ進む。
S2にてマイクロスイツチ45が開放されず
に、第12図のS18にて既に開放中の他の棚2
2のマイクロスイツチ45が閉成されると、カセ
ツト24が棚22に挿入されたと判断する。そし
て、該当棚22の棚番号を読取るとともに、発光
素子および受光素子を介してカセツト24内に組
込まれたIC回路27のRAM27d内に記憶され
た商品情報を読取る。そして、S19にて通信エ
ラーが発生していないことを確認する。また、S
20にてカセツト24から読出された商品情報の
商品コードで貸出管理メモリ59の各テーブル6
0を検索して該当商品情報が貸出管理メモリ59
に設定されていることを確認する。なお、S19
およびS20にて異常が生じると異常内容を表示
部31へ表示し、棚番号フラグ71をセツトして
S18へ戻る。
S21にて、検索された該当テーブル60の棚
番号領域62に読取つた棚番号を格納する。そし
て、棚番号フラグ71をクリアする。S22にて
そのテーブル60の貸出情報領域64に会員番号
等の貸出を示す情報が記憶されていなければ、未
だ正規に貸出ていなくて、貸出業務途中で客の気
が変わつて返却されたと判断し、貸出情報領域6
4の貸出日時分をクリアしてS18へ戻る。
S22にて正規に貸出中であれば、表示部31
に返却メツセージを表示し、S23にて貸出情報
領域64の貸出月日と時計回路52からの現在月
日とを比較して貸出期限内か期限外かを判断す
る。貸出期限を過ぎていれば、RAM44の延滞
金メモリ70に設定された金額情報を用いて延滞
金額を算出し、表示部31に表示する。同時に第
13図の貸出票73に延滞金を印字出力する。な
お、貸出票73として予め枠や固定文字が印刷さ
れた複式印刷用紙を使用しているので、この場
合、この貸出票73は延滞金請求書になる。
延滞金処理が終了すると、S24にて該当テー
ブル60の貸出情報領域64に対する返却登録処
理を実行する。すなわち、延滞金を更新するとと
もに、貸出月日時分および会員番号をクリアす
る。さらに、S25にて送信データメモリ72へ
返却月日自分、商品コードおよび枝番号、延滞金
を返却情報として格納する。以上で返却された一
つのカセツト24に対する返却処理を終了する。
このように構成された物品貸出返却装置であれ
ば、店員は客の希望するカセツト24を棚22か
ら引出し、貸出キー35をキー操作し、会員番号
等をキー入力するのみで貸出情報が貸出管理メモ
リ59に登録される。また、必要事項が印字され
た貸出票73が発行される。また、返却する場合
においても、客から受取つたカセツト24をラツ
ク21の空の棚22に挿入するのみで貸出管理メ
モリ59に返却情報が登録される。
したがつて、店員はカセツト24の貸出、返却
時に何等特別な操作をすることなく、カセツト2
4を棚22から引出し、棚22へ差込むのみでよ
い。その結果、貸出返却時の事務作業能率を大幅
に向上できる。
また、返却時に期限超過が発生したとしても、
自動的に延滞金が算出され、貸出管理メモリ59
に登録されるので、さらに事務能率を向上でき
る。
また、各棚22の各カセツト24の収納状態は
常時マイクロスイツチ45で監視され、全カセツ
ト24対する貸出中/在庫中の情報は貸出管理メ
モリ59に常時記憶されているので、常に在庫を
厳重に管理できる。また、貸出回数もカセツト2
4の棚22からの引出操作に応動して計数される
ので、さらに厳格に管理することが可能である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、貸出しさ
れる物品に商品情報を記憶するIC回路を組込む
とともに物品が棚に挿入されていることを検出す
る検出装置を設けることによつて、物品の貸出返
却管理と在庫管理とをより簡単に、かつ厳格に実
行できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す図、第2図乃至第
13図は本発明の一実施例に係わる物品貸出返理
装置を示すものであり、第2図は装置全体を示す
斜視図、第3図はカセツトを示す斜視図、第4図
はカセツト内に組込まれたIC回路を示す模式図、
第5図は操作パネルを示す図、第6図はIC回路
を示すブロツク図、第7図と第9図及び第10図
は記憶内容を示す図、第8図は本体制御装置を示
すブロツク図、第11図および第12図は動作を
示す流れ図、第13図は貸出票を示す図である。 22……棚、23……本体制御装置、24……
カセツト、25……操作パネル、27……IC回
路、31……表示部、32……置数キー、35…
…貸出キー、37……割引キー、39……モード
選択キー、40……プリンタ、42……CPU、
44……RAM、45……マイクロスイツチ、5
7……電源スイツチ、59……貸出管理メモリ、
60……テーブル、62……棚番号領域、63…
…商品情報領域、64……貸出情報領域、68…
…割引メモリ、70……延滞金メモリ、72……
送信データメモリ、73……貸出票。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 有料貸出される物品内に組込まれ、この物品
    の商品情報を記憶するIC回路と、それぞれ前記
    物品が1個づつ挿入される複数の棚と、これ等各
    棚内に設けられこの棚に前記物品が挿入されたこ
    とを検出する検出装置と、前記各物品に対応して
    この物品の商品情報を記憶する商品情報領域と貸
    出情報を記憶する貸出情報領域と挿入棚番号を記
    憶する棚番領域とを有する複数のテーブルからな
    る貸出管理メモリと、この貸出管理メモリに対す
    る情報の書込読出を行なう本体制御装置と、前記
    物品が前記棚に挿入された状態で前記IC回路と
    前記本体制御装置との間のデータ伝送を行なうた
    めに前記棚と物品間に設けられた信号接続機構
    と、前記検出装置が物品の棚からの引出操作を検
    出したのちに、この引出操作が生じた棚の棚番号
    に対応するテーブルの貸出情報領域に貸出情報を
    登録する貸出登録手段と、前記検出装置が物品の
    棚への挿入操作を検出したのちに、この挿入され
    た物品の商品情報を前記信号接続機構を介して読
    取る商品情報読取手段と、この読取られた商品情
    報が記憶されたテーブルの貸出情報領域に返却情
    報を登録する返却登録手段と、前記貸出登録時か
    ら返却登録時までの貸出期間が規定貸出期間を越
    えたとき前記貸出情報領域へ延滞情報を登録する
    延滞登録手段とを有したことを特徴とする物品貸
    出返却装置。
JP61252286A 1986-10-23 1986-10-23 物品貸出返却装置 Granted JPS63106208A (ja)

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JP61252286A JPS63106208A (ja) 1986-10-23 1986-10-23 物品貸出返却装置

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JPH046609B2 true JPH046609B2 (ja) 1992-02-06

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JPH0340095A (ja) * 1989-07-06 1991-02-20 Fuji Electric Co Ltd 自動レンタル機
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JP4900476B2 (ja) 2007-03-16 2012-03-21 富士通株式会社 通信装置のアンテナ配置方法及びアンテナ装置

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