JP2008225829A - 媒体管理システム - Google Patents

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Yutaka Okumura
豊 奥村
Yoshinori Saito
義憲 斎藤
Masahiro Etsuno
昌博 越野
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Abstract

【課題】小さな媒体の不正持出を監視できる媒体管理システムを提供する。
【解決手段】媒体15にICタグ21aと共振タグ23とを貼付し、ICタグ21aのメモリ71が保持する媒体情報を用いて、媒体15の貸出管理等を行う。また、外部への貸出では、ジェラルミンケース45に媒体15を格納して共振タグ用ゲート25を通過することで、正当な貸出のときは共振タグ用ゲート25が共振タグ23を検知しない。一方、不正な貸出のときは共振タグ用ゲート25が共振タグ23を検知し、共振タグ用ゲート25は警報を出力する。
【選択図】図9

Description

本発明は、企業等の業務で発生する磁気テープ等の記録媒体(以下、媒体とする)を管理するシステムに関し、特にICタグと共振タグとを用いた媒体管理システムに関するものである。
現在、企業等において顧客に関する個人情報を厳重に管理することが求められている。個人情報は媒体に記録されて、媒体はセキュリティが保たれた保管場所に保管することが一般的である。そして、媒体を保管場所から持ち出すときは、誰が媒体を持ち出したかを記録することで媒体の所在を管理する。
こうした媒体管理業務を効率化するとともに、媒体の不正持出を防止する仕組みとして、特許文献1ではCDやDVDといった媒体にICタグラベルを貼付して媒体管理を行うことが開示されている。
特開2006−31675号公報
しかし、例えば電子データのバックアップ用として用いられるDAT(Digital Audio Tape)、CMT(Cartridge Magnetic Tape)、DLT(Digital Linear Tape)、DDS(Digital
Data Storage)等といった媒体は、媒体自体が小さくICタグを貼付するスペースがほとんどないため、ICタグも小さくする必要がある。その結果、ICタグの通信距離が短くなってしまうため、不正持出を発見するためのゲートがICタグを検知できないという問題があった。こうした問題は、媒体自体が小型化されてきている近年では特に顕著になっている。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもので、その目的は小さな媒体の不正持出を監視できる媒体管理システムを提供することである。
前述した目的を達成するために本発明は、少なくとも1つの端末とサーバとがネットワークに接続された媒体管理システムであって、ICタグと共振タグとが貼付された媒体と、前記媒体の保管場所の出入口に設置され、前記共振タグの存在を検知する共振タグ用ゲートと、前記媒体を格納すると、前記共振タグ用ゲートが前記共振タグの存在を検知できない媒体格納ケースと、を具備し、前記端末は、前記媒体を正当に持出するときに前記ICタグが保持する第1の媒体情報を読み取り、前記第1の媒体情報を基に前記サーバが保持する第2の媒体情報を更新する手段を具備することを特徴とする媒体管理システムである。
前記端末は、前記媒体を正当に返却するときに前記前記ICタグが保持する第1の媒体情報を読み取り、前記第1の媒体情報を基に前記サーバが保持する第2の媒体情報を更新する手段を更に具備することが望ましい。
前記共振タグ用ゲートは、前記共振タグを検知したときに警報を出力する手段を更に具備することが望ましい。
前記媒体格納ケースは、前記共振タグ用ゲートと前記共振タグとの少なくともいずれか一方が発する電波を遮断するものであることが望ましい。
本発明により、小さな媒体の不正持出を監視できる媒体管理システムを提供することができる。
以下図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る媒体管理業務の概略を示す図である。
図1に示すように、本発明に係る媒体管理業務では、媒体保管フロア3内に媒体15を保管する金庫室5、媒体15を使用するマシン室7、管理者が執務を行う管理者席9がある。また、媒体保管フロア3には出入口11が1つだけ存在し、セキュリティが保たれている。
金庫室5には、媒体15を保管する棚13が複数設置されている。
マシン室7には、媒体15を一時的に保管する媒体保管ケース17と媒体15を使用するマシン群19とが設置されている。
まず、管理者席9において媒体15を保管するための事前準備101の処理が行われる。また、管理者席9では、媒体15がどの棚13に保管されているかの検索102の処理が行われる。
媒体15は、マシン室7と媒体保管フロア3の外部とで利用する。そして、マシン室7で利用する際はマシン室持出/返却102の処理が行われ、媒体保管フロア3の外部で利用する際は外部貸出/返却103の処理が行われる。そして、媒体15が出入口11を通過する直前で、不正持出監視104の処理が行われる。
金庫室5では、定期あるいは不定期に棚卸106の処理と廃棄107の処理とが行われる。
図2は、本発明の実施の形態に係る媒体管理システム1の概略構成を示す図である。
図2は、媒体管理システム1の1例であり、図2に示すように、ICタグ21bが貼付された棚13、ICタグ21aと共振タグ23とが貼付された媒体15、共振タグ用ゲート25、監視カメラ27、端末35aとICタグリーダライタ37とを搭載したピッキングカート29、サーバ33、ラベルプリンタ41とプリンタ43とが接続された端末35b等で構成されており、必要に応じてネットワーク31を介して接続される。
ネットワーク31は、インターネット、ローカルエリアネットワーク(LANN)等であり、有線、無線は問わない。
棚13は、金庫室5に設置され、一意に識別する棚番情報を保持するICタグ21bが貼付される。
媒体15は、保管時には棚13に収納されており、媒体管理に必要な媒体管理情報を保持するICタグ21aと、共振タグ23とが貼付される。
共振タグ用ゲート25は、出入口11に隣接した媒体保管フロア3の内部に設置される。
監視カメラ27は、共振タグ用ゲート25を通過する人の撮影に適した位置に設置される。
ピッキングカート29は、金庫室5に配備されており、自由に移動させることができる。尚、搭載されている端末35aは、無線通信機器39を介してネットワーク31に接続される。
サーバ33は、媒体保管フロア3の外部に設置され、ネットワーク31に接続される。尚、サーバ33は、ネットワーク31に接続されていれば良く、媒体保管フロア3の内部に設置されても良い。
端末35bは、管理者席9に設置され、ネットワーク31に接続される。
次に、図3から図7を参照しながら、各種機器のハードウェア構成を説明する。
図3は、サーバ33のハードウェア構成図である。尚、端末35a、端末35bも同様の構成である。
サーバ33は、制御部51、記憶部52、メディア入出力部53、通信制御部54、入力部55、表示部56、周辺機器I/F(インタフェース)部57が、バス58を介して接続されて構成される。
制御部51は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。
CPUは、記憶部52、ROM、記憶媒体等に格納されるプログラムをRAMのワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス58を介して接続された各装置を駆動制御する。
ROMは、不揮発性メモリであり、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。
RAMは、揮発性メモリであり、記憶部52、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部51が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
記憶部52は、HDD(ハードディスクドライブ)であり、制御部51が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(オペレーティングシステム)等が格納される。プログラムに関しては、OS(オペレーティングシステム)に相当する制御プログラムや、後述の処理に相当するアプリケーションプログラムが格納されている。
これらの各プログラムコードは、制御部51により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
メディア入出力部53(ドライブ装置)は、データの入出力を行い、例えば、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、CDドライブ(−ROM、−R、RW等)、DVDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、MOドライブ等のメディア入出力装置を有する。
通信制御部54は、通信制御装置、通信ポート等を有し、サーバ33とネットワーク間の通信を媒介する通信インタフェースであり、ネットワーク31を介して、サーバ33と、他のコンピュータ間の通信制御を行う。
入力部55は、データの入力を行い、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー、タッチパネル等の入力装置を有する。
入力部55を介して、サーバ33に対して、操作指示、動作指示、データ入力等を行うことができる。
表示部56は、CRTモニタ、液晶パネル等のディスプレイ装置、ディスプレイ装置と連携してコンピュータのビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)を有する。
周辺機器I/F(インタフェース)部57は、コンピュータに周辺機器を接続させるためのポートであり、周辺機器I/F部57を介してコンピュータは周辺機器とのデータの送受信を行う。周辺機器I/F部57は、USB、IEEE1394、RS−232C等で構成されており、通常複数の周辺機器I/Fを有する。周辺機器との接続形態は有線、無線を問わない。
バス58は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
図4は、ICタグリーダライタ37のハードウェア構成図である。
ICタグリーダライタ37は、制御部61、電源部62、入出力部63、通信部64、アンテナ65等から構成される。
制御部61は、プログラムの実行を行うCPUと、OS(Operating System)、プログラム命令あるいはデータ等を格納するためのROM(Read Only Memory)、一時的な作業用データを格納するためのRAM(Random Access Memory)等のメモリから構成される。制御部61は、ICタグリーダライタ37全体を制御する。
電源部62は、ICタグリーダライタ37を駆動する電力を供給する。
入出力部63は、外部機器へのデータの送受信を制御する。入出力部63は、USBまたはRS−232C等で構成されている。
通信部64は、データの変調、復調を行い、アンテナ65を介してICタグ21a(21b)との無線通信を制御する。
図5は、ICタグ21aのハードウェア構成図である。尚、ICタグ21bも同様の構成である。
ICタグ21aは、メモリ71、アンテナ72等から構成される。
メモリ71は、データを格納するためのRAM(Random Access Memory)から構成される。ICタグ21aは、アンテナ72を介してICタグリーダライタ37との無線通信を行う。本実施の形態に係るICタグ21aは、小さな媒体15にも貼付できる大きさであり、通信距離は比較的短いもので良い。
図6は、共振タグ用ゲート25のハードウェア構成図である。
共振タグ用ゲート25は、制御部81、警報出力部82、入出力部83、送受信部84、アンテナ85等から構成される。
制御部81は、プログラムの実行を行うCPUと、OS(Operating System)、プログラム命令あるいはデータ等を格納するためのROM(Read Only Memory)、一時的な作業用データを格納するためのRAM(Random Access Memory)等のメモリから構成される。制御部81は、共振タグ用ゲート25全体を制御する。
警報出力部82は、制御部81から共振タグ23を検知したことを示す信号を受信すると、警報を出力する。
入出力部83は、外部機器へのデータの送受信を制御する。入出力部83は、USBまたはRS−232C等で構成されている。例えば、共振タグ23を検知したことを示すデータをサーバ33に送信し、サーバ33側で共振タグ23の検知時刻を記録しても良い。
送受信部84は、アンテナ85を介して所定の周波数の電波を送受信する。共振タグ23が電波の受信領域に存在する場合、送受信部84が送信する電波に反応して共振タグ23から電波が送信される。そして、送受信部84が共振タグ23からの電波を受信することで、共振タグ23を検知することができる。
図7は、共振タグ23のハードウェア構成図である。
共振タグ23は、コンデンサ91、コイル92等から構成される。
共振タグ23は、コンデンサ91とコイル92とからなる共振回路を形成している。そして、所定の周波数の電波を受信すると共振し、共振周波数に相当する電波を送信する。共振タグ23は、小さな媒体15にも貼付可能な大きさであり、共振タグ用ゲート25と一定の距離がある場合にも検知される。また、例えば媒体15を衣服のポケットに入れて共振タグ用ゲート25を通過する場合であっても、共振タグ23が検知され、不正持出を監視することができる。
次に、図8から図10を参照しながら、図1に示した各種処理における媒体管理システム1の動作の詳細について説明する。
[事前準備101]
まず、棚13の棚情報を登録し、ICタグ21bを発行する。具体的には、端末35bに棚名、棚番等の棚情報が入力されると、端末35bはサーバ33に棚情報を送信し、サーバ33は棚情報を保持する。また、端末35bはラベルプリンタ41に棚情報とともにICタグ発行命令を送信し、ラベルプリンタ41はICタグ21bのメモリ71に棚情報を書き込むとともにラベル表面に棚情報を印字する。発行されたICタグ21bは、所定の棚13に貼付される。
次に、媒体15の媒体情報を登録し、ICタグ21aを発行する。具体的には、端末35bに媒体名、収納する棚13の棚番等の媒体情報が入力されると、端末35bはサーバ33に媒体情報を送信し、サーバ33は媒体情報を保持する。また、端末35bはラベルプリンタ41に媒体情報とともにICタグ発行命令を送信し、ラベルプリンタ41はICタグ21aのメモリ71に媒体情報を書き込むとともにラベル表面に媒体情報を印字する。発行されたICタグ21aは、共振タグ23とともに媒体15に貼付される。そして、媒体15は入力された棚番に係る棚13に収納される。
[検索102]
媒体15は、管理者席9において検索できる。具体的には、端末35bに媒体名が入力されると、端末35bはサーバ33が保持する媒体情報を検索し、収納されている棚番を画面に表示する。
また、持出や貸出の状況を照会し、端末35bに接続されたプリンタ43が持出リストや貸出リストを出力することもできる。
[マシン室持出/返却103]
図8は、マシン室7への媒体15の持出と返却を示す図である。
図8に示すように、媒体15をマシン室7に持ち出すときは、対象とする媒体15をピッキング(111)し、持出処理(112)を行う。具体的には、ピッキングカート29に搭載されたICタグリーダライタ37がICタグ21aのメモリ71に保持されている媒体情報を読み取ると、ICタグリーダライタ37は端末35aに媒体情報を送信する。次に、端末35aはサーバ33に媒体情報を送信し、サーバ33は対象とする媒体15の媒体情報を更新し、持出されたことを記録する。
持出処理の完了後、マシン室7への持出(113)を行い、サーバ室7において媒体15を使用する(114)。媒体15の使用後は、金庫室5への返却(115)を行い、返却処理(116)を行う。具体的には、ピッキングカート29に搭載されたICタグリーダライタ37がICタグ21aのメモリ71に保持されている媒体情報を読み取ると、ICタグリーダライタ37は端末35aに媒体情報を送信する。次に、端末35aはサーバ33に媒体情報を送信し、サーバ33は対象とする媒体15の媒体情報を更新し、返却されたことを記録する。そして、返却処理の完了後、媒体15は棚13に収納される(117)。
[外部貸出/返却104]
図9は、外部への媒体15の貸出と返却を示す図である。
図9に示すように、媒体15を外部に持ち出すときは、貸出票47を参照して対象とする媒体15をピッキング(121)し、貸出処理(122)を行う。具体的には、ピッキングカート29に搭載されたICタグリーダライタ37がICタグ21aのメモリ71に保持されている媒体情報を読み取ると、ICタグリーダライタ37は端末35aに媒体情報を送信する。次に、端末35aはサーバ33に媒体情報を送信し、サーバ33は対象とする媒体15の媒体情報を更新し、貸出されたことを記録する。
貸出処理の完了後、媒体格納ケースであるジェラルミンケース45に媒体15を格納(123)し、外部への貸出(124)を行う。ここで、ジェラルミンケース45に格納する媒体15は、管理者が貸出処理済であることを確認する。そして、ジェラルミンケース45に格納された媒体15の共振タグ23は、共振タグ用ゲート25によって検知されず、警報が出力されることはない。
尚、ジェラルミンとは、アルミニウムに、銅、マグネシウム、マンガンを配合したアルミニウム合金の一種である。ジェラルミンケースは軽量、高強度という媒体格納ケースとして望ましい特性を有し、共振タグ用ゲート25と共振タグ23との少なくともいずれか一方が送信する電波を遮断するものである。
貸出先において媒体15を使用(125)した後、金庫室5に返却(126)を行う。返却する際も、ジェラルミンケース45に媒体15を格納し、共振タグ用ゲート25を通過する。次に、ジェラルミンケース45から媒体15の取出(127)を行い、返却処理(128)を行う。具体的には、ピッキングカート29に搭載されたICタグリーダライタ37がICタグ21aのメモリ71に保持されている媒体情報を読み取ると、ICタグリーダライタ37は端末35aに媒体情報を送信する。次に、端末35aはサーバ33に媒体情報を送信し、サーバ33は対象とする媒体15の媒体情報を更新し、返却されたことを記録する。そして、返却処理の完了後、媒体15は棚13に収納される(129)。
[不正持出監視105]
不正持出監視は、図9に示すように、共振タグ用ゲート25と監視カメラ27とで常に行われている。具体的には、共振タグ用ゲート25は常に電波を送信し、共振タグ23の検知を行う。また、監視カメラ27は常に共振タグ用ゲート25の通過位置を撮影し、共振タグ用ゲート25を不正に通過する者を監視する。そして、共振タグ用ゲート25が共振タグ23を検知すると、共振タグ用ゲート25は警報を出力する。また、監視カメラ27と共振タグ用ゲート25とが連動して動作するようにして、共振タグ23を検知したときの画像を静止画または動画として記録するようにしても良い。
尚、共振タグ用ゲート25が人体検知センサを具備する場合、人体を検知したときに共振タグ用ゲート25が電波を送信し、監視カメラ27が共振タグ用ゲート25の通過位置の画像を記録するようにしても良い。人体検知センサは、例えば、赤外線を人が遮ったことを検知するもの、または赤外線を人に当て反射したことを検知するもの等がある。
[棚卸106]
図10は、媒体15の棚卸を示す図である。
図10に示すように、棚卸場所の確認(131)後、棚13ごとに棚卸(132)を行う。具体的には、ピッキングカート29に搭載されたICタグリーダライタ37が棚13のICタグ21bのメモリ71に保持されている棚番を読み取ると、ICタグリーダライタ37は端末35aに棚番を送信する。そして、端末35aはサーバ33から対象の棚番に係る棚情報を取得する。尚、サーバ33が保持する棚情報には現在の収納媒体数が含まれている。次に、ICタグリーダライタ37が対象とする棚13に収納されている媒体15のICタグ21aを一括で読み取ると、ICタグリーダライタ37は端末35aに読み込んだ媒体15の数量を送信する。そして、端末35aは、サーバ33から取得した現在の収納媒体数と、ICタグリーダライタ37から送信された媒体15の数量と、を比較し、数量が一致するかどうかを判定する。数量が一致する場合、棚卸完了のメッセージを画面に表示する。数量が一致しない場合、再確認のメッセージを画面に表示する。
尚、棚卸の結果は、端末35bに接続されたプリンタ43が出力する。例えば、数量が一致しない場合、媒体15の過不足を示す差異リストを出力する。
[廃棄107]
図11は、媒体15の廃棄を示す図である。
図11に示すように、媒体15を廃棄するときは、対象とする媒体15をピッキング(141)し、廃棄処理(142)を行う。具体的には、ピッキングカート29に搭載されたICタグリーダライタ37が対象とする媒体15のICタグ21aのメモリ71に保持されている媒体情報を読み取ると、ICタグリーダライタ37は端末35aに媒体情報を送信する。次に、端末35aはサーバ33に媒体情報を送信し、サーバ33は対象とする媒体15の媒体情報を更新し、廃棄されることを記録する。そして、廃棄処理の完了後、媒体15は廃棄(143)される。
以上詳細に説明したように、本発明の実施の形態によれば、媒体15にICタグ21aと共振タグ23とを貼付し、ICタグ21aのメモリ71が保持する媒体情報を用いて、媒体15の貸出管理等を行う。また、外部への貸出では、ジェラルミンケース45に媒体15を格納して共振タグ用ゲート25を通過することで、正当な貸出のときは共振タグ用ゲート25が共振タグ23を検知しない。一方、不正な貸出のときは共振タグ用ゲート25が共振タグ23を検知し、共振タグ用ゲート25は警報を出力する。
本発明の実施の形態によって、小さな媒体15であっても、不正持出監視を実現することができる。また、媒体15の貸出作業等の効率化が可能となるとともに、媒体15の出先管理の精度が向上する。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る媒体管理システム等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
媒体管理業務の概略を示す図 媒体管理システム1の概略構成を示す図 サーバ33のハードウェア構成図 ICタグリーダライタ37のハードウェア構成図 ICタグ21aのハードウェア構成図 共振タグ用ゲート25のハードウェア構成図 共振タグ23のハードウェア構成図 マシン室7への媒体15の持出と返却を示す図 外部への媒体15の貸出と返却を示す図 媒体15の棚卸を示す図 媒体15の廃棄を示す図
符号の説明
1………媒体管理システム
3………媒体保管フロア
5………金庫室
7………マシン室
9………管理者席
11………出入口
13………棚
15………媒体
17………媒体保管ケース
19………マシン群
21a(21b)………ICタグ
23………共振タグ
25………共振タグ用ゲート
27………監視カメラ
29………ピッキングカート
31………ネットワーク
33………サーバ
35a(35b)………端末
37………ICタグリーダライタ
39………無線通信機器
41………ラベルプリンタ
43………プリンタ

Claims (4)

  1. 少なくとも1つの端末とサーバとがネットワークに接続された媒体管理システムであって、
    ICタグと共振タグとが貼付された媒体と、
    前記媒体の保管場所の出入口に設置され、前記共振タグの存在を検知する共振タグ用ゲートと、
    前記媒体を格納すると、前記共振タグ用ゲートが前記共振タグの存在を検知できない媒体格納ケースと、
    を具備し、
    前記端末は、前記媒体を正当に持出するときに前記ICタグが保持する第1の媒体情報を読み取り、前記第1の媒体情報から前記サーバが保持する第2の媒体情報を更新する手段を具備することを特徴とする媒体管理システム。
  2. 前記端末は、前記媒体を正当に返却するときに前記前記ICタグが保持する第1の媒体情報を読み取り、前記第1の媒体情報から前記サーバが保持する第2の媒体情報を更新する手段を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の媒体管理システム。
  3. 前記共振タグ用ゲートは、前記共振タグを検知したときに警報を出力する手段を更に具備することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の媒体管理システム。
  4. 前記媒体格納ケースは、前記共振タグ用ゲートと前記共振タグとの少なくともいずれか一方が発する電波を遮断するものであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の媒体管理システム。
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