JP7264715B2 - 物量予測方法及び物量予測システム - Google Patents

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Description

本発明は、企業の物流活動において扱われる物量を予測する技術に関する。
事象の予測に関する技術として、例えば特表2017-531260号公報に記載の技術がある。特許文献1には、事象の要因を捉えるためのウィンドウ期間を事象の発生間隔に基づいて設定し、要因の発生に基づいて発生頻度の低い事象を予測するシステムが開示されている。このシステムは、要因の発生及び事象の発生に関する過去の履歴において、ウィンドウ期間内で要因が発生した場合に、要因の候補が複数種類存在する場合は最も発生頻度の高いものを要因として、要因と事象間の時間の間隔で最も相関の高いものを抽出し、これを要因から事象が発生するまでのタイムラグとする。このタイムラグを用いて、要因の発生の有無から、タイムラグ経過後の事象の発生の有無を予測する。このような予測手法が開示されている。
特表2017-531260号公報
特許文献1に記載の方法では、要因が事象に影響を与えるまでのタイムラグが変化する場合には対応できず、要因から物量を予測できない。
上記課題を解決するため、本発明の一態様は以下の方法を実現する。
即ち、制御装置と、前記制御装置に接続される記憶装置と、を有する物量予測システムが実行する物量予測方法であって、前記記憶装置は、要因データと、物量データと、を保持し、前記要因データは、天気、気温、湿度、気圧及び物品の販売量の少なくとも一つを含み、前記物量予測方法は、前記制御装置が、前記要因データが前記物量データに影響を及ぼすまでの時間となりうるタイムラグを複数取得する第1手順と、前記制御装置が、前記複数のタイムラグから、前記要因データに付加した場合に前記要因データと前記物量データとの相関が高くなるタイムラグを抽出する第2手順と、前記制御装置が、前記抽出したタイムラグが付与された前記要因データから前記物量データを予測する予測モデルを生成する第3手順と、前記制御装置が、前記生成した予測モデルに基づいて、予測のための要因データから物量データを予測する第4手順と、を含み、前記制御装置は、前記第1手順から前記第3手順を実行したタイミングで前記第4手順を実行することを特徴とする。
要因が物量に影響を与えるまでのタイムラグが変化する場合であっても、タイムラグの変化に対応して要因から物量を予測可能にする。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明によって明らかにされる。
要因と事象との関係を示す概念図である。 本発明の実施例における、サプライチェーンに着目した場合の要因と事象との関係を示す概念図である。 本発明の実施例のシステム構成の例を示すブロック図である。 本発明の実施例の外部データ/物量データ格納データベースに格納されるデータの例を示す説明図である。 本発明の実施例の外部データ/物量データ格納データベースに格納されるデータの例を示す説明図である。 本発明の実施例の外部データ/物量データ格納データベースに格納されるデータの例を示す説明図である。 本発明の実施例の予測モデル生成用データベースに格納されるデータの例を示す説明図である。 本発明の実施例の予測モデル生成用データベースに格納されるデータの例を示す説明図である。 本発明の実施例の予測値データベースに格納されるデータの例を示す説明図である。 本発明の実施例の予測値データベースに格納されるデータの例を示す説明図である。 本発明の実施例の物量予測システムがデータを収集し、関係性を抽出し、物量を予測するまでの全体の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例の物量予測システムが学習期間の中で外部データと物量データとの相関を分析して、相関の高い外部データを説明変数として決定するまでの処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例の物量予測システムが予測結果を基にユーザの業務を支援する際に出力する画面例を示す説明図である。 本発明の実施例の物量予測システムが予測結果を基にユーザの業務を支援する際に出力する画面例を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を用いて説明する。
本発明の実施例の詳細を説明する前に、まず本実施例の概要を図1A及び図1Bを用いて説明する。本実施例では、企業内外の様々な情報を収集し、それらの情報を組合せて分析することで、企業の経済活動において有益な情報を生成して、企業の経済活動の効率化を支援するためのシステム及び方法について説明する。
ここで、企業の経済活動に有益な情報を生成するために、企業外で発生している様々な現象に関する情報を収集し、企業内で発生する現象に関する情報との相関関係を明らかにし、過去の企業外の現象に関する情報から、現在の企業内の現象に関する情報を予測して、企業の経済活動に有益な情報を生成することが想定される。以降では説明を容易にするため、企業外で発生している様々な現象を「要因」と呼び、企業内で発生する予測対象の現象を「事象」と呼ぶことにする。
図1Aは、要因と事象との関係を示す概念図である。
図1Aの例において、要因111から事象112が発生しており、その際のタイムラグ(例えば要因111が事象112に影響を及ぼすまでの時間)がタイムラグ113である。このとき、事象112の要因は既知ではないため、どの要因が事象112に影響を及ぼすかを分析するために、ウィンドウ期間114が設けられる。ウィンドウ期間114内で発生する要因の候補の中から事象112と相関が高い要因が要因111として抽出され、要因111が事象112に影響を与えるまでのタイムラグをタイムラグ113として抽出する。ここで、特許文献1では、ウィンドウ期間を前回の事象発生から今回の事象発生までの期間としているため、タイムラグ123がウィンドウ期間114よりも長い要因’121を事象112の要因候補として分析することはできない。
そこで、本願発明では、サプライチェーンにおける企業の経済活動として物流活動に着目し、サプライチェーンの特性を踏まえて、要因が事象に影響を与えるまでのタイムラグを分析する。
図1Bは、本発明の実施例における、サプライチェーンに着目した場合の要因と事象との関係を示す概念図である。
サプライチェーンの上流には倉庫160があり、中流には卸売170があり、下流には小売180がある。倉庫160の物流業務161~162、卸売170の物流業務171~174、及び小売180の物流業務181~183は、サプライチェーン上で様々に関連し合っている。
例えば小売180の店舗での商品の販売182は、卸売170の受注172と関連し合う。これは、販売による在庫減少のために、小売180から卸売170に対して発注183を掛けることによる。また、卸売170の受注172は、倉庫160での受注161と関連し合う。これは、受注172に伴う小売180に向けた出荷173によって商品の在庫が減少するために、卸売170から倉庫160に対して発注174を掛けることによる。さらに、倉庫160の受注161は、受注161に伴う卸売170に向けた出荷162と関連し合う。
つまり、小売180の店舗の販売182と倉庫160の出荷162は関連し合っており、小売180の販売182を起点として倉庫160で出荷162が発生することになる。ここで、販売182を要因191と捉え、出荷162を事象192と捉えれば、それらの関係は、図1Aに示す要因’121と事象112の関係と同じ構図となる。つまり、小売180の販売182を要因として、倉庫160の出荷162の事象が発生し、要因から事象の発生までにタイムラグが存在する。ここで、販売182に関する情報と出荷162に関する情報の間のタイムラグを考慮して2つの業務の間の相関を分析すれば、タイムラグの抽出と、要因の抽出が可能となる。
なお、図1Bの例では販売182を要因191と捉え、出荷162を事象192と捉えているが、これは一例であり、他の要因及び事象にも本発明が適用できる。例えば、後述するように、販売のほかに、天気、気温等、又はそれらの任意の組み合わせ等を要因191と捉えてもよい。また、出荷の他に、入荷、在庫等、又はそれらの任意の組み合わせ等を事象192と捉えてもよい。
次に、図2乃至図8Bを用いて、本実施例の詳細を説明する。ただし、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、事象を予測する何れの状況においても、本発明は適用可能である。
図2は、本発明の実施例のシステム構成の例を示すブロック図である。
物量予測システム200は、中央制御装置240、主記憶装置210、補助記憶装置230、通信装置241、及び入出力装置242を有する。これらはバスによって相互に接続されている。
補助記憶装置230は、外部データ/物量データ格納データベース(DB)231、予測モデル生成用データベース232、予測値データベース233、及び予測モデルデータベース234を格納している。
主記憶装置210は、プログラムを格納している。外部データ収集部211、物量データ収集部212、関係性抽出部213、物量予測値計算部214、予測結果出力部215は、プログラムである。以降、「○○部は」と主体を記した場合は、中央制御装置240が、補助記憶装置230から各プログラムを読み出し、主記憶装置210にロードしたうえで、各プログラムの機能(詳細後記)を実現するものとする。
ここで、物量予測システム200は、倉庫管理システム260と通信回線250Aを介して接続し、外部データ提供システム(オープン)270及び外部データ提供システム(クローズド)280と通信回線250Bを介して接続する。ここで、倉庫管理システム260、外部データ提供システム(オープン)270、及び外部データ提供システム(クローズド)280は、一般的なコンピュータである。
倉庫管理システム260は、商品毎の出荷量などの倉庫に関する情報を物量予測システム200に提供するシステムであり、通信回線250Aに接続して物量予測システム200と通信する。また、外部データ提供システム(オープン)270は、天気などのオープンデータを物量予測システム200に提供するシステムであり、通信回線250Bに接続して物量予測システム200と通信する。さらに、外部データ提供システム(クローズド)280は、小売の店舗での販売情報などのクローズドデータを物量予測システム200に提供するシステムであり、通信回線250Bに接続して物量予測システム200と通信する。
通信回線250A及び250Bとしては、LAN(Local Area Network)の他、専用回線、WAN(Wide Area Network)、電灯線ネットワーク、無線ネットワーク、公衆回線網、携帯電話網、衛星通信回線など、様々なネットワークを採用することができる。通信回線250Aは、社内の通信回線を想定するため、公衆回線網などの社外に公開された通信回線を採用する場合は、VPN(Virtual Private Network)技術を用いて擬似的に専用回線化してもよい。また、通信回線250Bは、社外に公開された通信回線を想定しており、通信内容を秘匿する場合にのみ、VPN技術を用いて擬似的に専用回線化してもよい。
なお、図2では、物量予測システム200は単独で入出力を行うものとしたが、通信回線250Aで他の端末と接続し、当該端末の入出力装置を介して情報を入出力しても良い。また、物量予測システム200を倉庫管理システム260の中のサブシステムとしても良い。
ここで、データベースの詳細を説明する。
図3A、図3B及び図3Cは、本発明の実施例の外部データ/物量データ格納データベース231に格納されるデータの例を示す説明図である。
外部データ/物量データ格納データベース231には、物量予測の予測対象である物量データ、及び、物量データを予測するときの根拠となる外部データに関するデータが記憶されている。この例では、外部データが図1Bの要因191に対応し、物量データが事象192に対応する。
外部データ/物量データ格納データベース231は、データ定義テーブル300(図3A)と、データ値格納テーブル310(図3B)と、商品データ値格納テーブル320(図3C)と、で構成される。
図3Aに示すデータ定義テーブル300は、データID301と、データ名称302と、データ種別303と、親ID304と、によって構成される。各レコードを識別するためのキーは、データID301である。
データID301は、ここで定義されるデータを一意に識別するための識別子である。データ名称302は、データを端的に表現・説明した名称である。データ種別303は、データが外部データなのか、物量データなどの内部データなのかを区別するための記号であり、例えば外部データを示す「外部」又は内部データを示す「内部」などと表記される。
親ID304は、データID301のデータに親子関係がある場合、その親のデータIDを示すものである。例えば、天気データの中に温度データ、湿度データ、気圧データがある(すなわち天気データが温度データ、湿度データ、気圧データの親データである)場合、温度データ、湿度データ、気圧データの各々の親ID304に天気データのデータID301の値(図3Aの例では「DO0010」)を格納しても良い。また、日本の天気データの中に東京の天気データ、神奈川の天気データなど47都道府県の天気データがある場合は、47都道府県各々の天気データの親ID304に日本の天気データのデータID301の値を格納しても良い。
図3Bに示すデータ値格納テーブル310には、商品に依存しない、商品とは独立のデータが記憶されている。
データ値格納テーブル310は、年月日311と、データID312と、値ID313と、によって構成される。各レコードを識別するためのキーは、年月日311及びデータID312である。
年月日311は、データの発生年月日を示す。データID312は、物量予測システム200がデータを識別するための識別子である。この識別子は、物量予測システム200がデータを識別するために付与した識別子でもよいし、世の中で使われているデータの識別子がある場合はそちらの識別子でもよい。
値313は、データが示す数値を示す。例えば、天気の気温のデータを例にとると、年月日311は気温を観測した年月日であり、データID312は気温データを識別するために物量予測システム200から付与された識別子であり、値313は気温そのものの値である。
図3Cに示す商品データ値格納テーブル320には、商品に関するデータが記憶されている。
商品データ値格納テーブル320は、年月日321と、商品ID322と、データID323と、値ID324と、によって構成される。各レコードを識別するためのキーは、年月日321、商品ID322及びデータID323である。
年月日321は、データの発生年月日を示す。商品ID322は、各レコードのデータがどの商品に関するものかを識別するための商品の識別子である。この識別子は、物量予測システム200が商品を識別するために付与した識別子でもよいし、世の中で使われている商品の識別子(例えばJANコードなど)でもよい。
データID323は、物量予測システム200がデータを識別するための識別子である。この識別子は、物量予測システム200がデータを識別するために付与した識別子でもよいし、世の中で使われているデータの識別子がある場合はそちらの識別子でもよい。
値324は、データが示す数値を示す。例えば、商品に関するデータとして店舗での商品の販売量データを例にとると、商品ID322は当該商品の識別子であり、年月日321は当該商品の販売が行われた年月日であり、データID323は販売量データを識別するための識別子であり、値324は販売量そのものの値である。
図4A及び図4Bは、本発明の実施例の予測モデル生成用データベース232に格納されるデータの例を示す説明図である。
予測モデル生成用データベース232には、物量予測の予測モデル作成に必要なデータが記憶されている。予測モデル生成用データベース232は、データ向け学習情報定義テーブル400(図4A)と、商品向けデータ向け学習情報定義テーブル410(図4B)と、によって構成される。ユーザがデータの視点を重視する場合(例えば、要因データがどのようなデータであるかに着目して予測モデルを作成する場合)はデータ向け学習情報定義テーブル400を用い、商品の視点を重視する場合(例えば、予測の対象の商品がどのような商品であるかに着目して予測モデルを作成する場合)は商品向けデータ向け学習情報定義テーブル410を用いる。データの視点/商品の視点のどちらを重視するかは、事前に設定ファイルなどでユーザから指定されているものとする。
図4Aに示すデータ向け学習情報定義テーブル400には、物量予測の予測モデル作成に必要なデータが記憶されている。これは、データの特徴に応じてユーザが定義したデータであり、データの学習期間及び相関係数の閾値などが記憶されている。
データ向け学習情報定義テーブル400は、データID401と、学習期間402と、タイムラグ候補パターン403と、相関種別404と、相関閾値405と、累積候補パターン406と、によって構成される。各レコードを識別するためのキーは、データID401である。
データID401は、学習情報が定義されるデータを一意に識別するための識別子である。学習期間402は、物量予測の予測モデルを作成するために過去のデータを学習する際に、その学習データの期間を示すものである。
タイムラグ候補パターン403は、物量データと外部データとの関係性を抽出する際に、外部データに付与するタイムラグの候補のパターンを示す。タイムラグとは、要因データ(この例では外部データ)が事象データ(この例では物量データ)に影響を及ぼすまでの時間であり、タイムラグの候補とは、そのようなタイムラグになりうる値として事前に設定されたものである。実際にはタイムラグになりうる値は無数にあるが、学習のための計算量を抑制するために、代表的ないくつかの値を設定することができる。タイムラグの候補のパターンは、例えば、1日前、5日前、10日前及び15日前などであり、それぞれ、1日前、5日前、10日前及び15日前の外部データと物量データとの間で関係性を抽出するためのものである。
相関種別404は、関係性の抽出を相関係数に基づいて行う際に、相関係数のプラス・マイナスをどのように判断するか、その判断基準を示すものである。例えば、相関係数がプラスだけのもので判断する(すなわち正の相関がある場合にのみ相関ありと判断する)、マイナスだけのもので判断する(すなわち負の相関がある場合にのみ相関ありと判断する)、プラス・マイナス両方から判断する(すなわち正又は負のいずれの相関がある場合にも相関ありと判断する)、などの判断基準を示す。相関閾値405は、相関係数に基づいて関係性を抽出する際に、基準値を満たす場合に関係性が有ると判断するための、当該基準値を示すものである。
累積候補パターン406は、物量データと外部データとの関係性を抽出する際に、データをある期間で累積してから関係性を抽出するための、データの累積期間の候補のパターンを示す。累積期間の候補のパターンは、例えば、7日間、14日間、などである。
後述のように、外部データと物量データは、例えば7日間の外部データの累積と7日間の物量データの累積との関係性を抽出するなど、同じ長さの累積期間で累積してから関係性を抽出しても良い。この例において、例えばタイムラグが5日前であれば、ある日(第1の日)を起点とする7日間の外部データの累積と、当該第1の日の5日後の日を起点とする7日間の物量データの累積との間の関係性が抽出される。あるいは、外部データは14日間で累積し、物量データは7日間で累積するなど、異なる長さの累積期間で累積してから関係性を抽出しても良い。
なお、図4Aの例では、いずれのデータID401の値に対しても、タイムラグ候補パターン403には同じ値(すなわち1、5、10、15)が格納されている。しかし、これは一例であり、実際には外部データの種類ごとに異なるタイムラグ候補パターン403の値が設定されてもよい。例えば、天気が出荷量に影響を与えるまでの時間の長さの傾向と、販売量が出荷量に影響を与えるまでの時間の長さの傾向とが異なるなど、外部データの種類によってタイムラグの傾向が異なる場合に、それぞれに適したタイムラグ候補パターン403の値が設定されてもよい。適切に設定されたタイムラグ候補パターン403を使用して、後述する予測モデルの生成を実行することによって、計算量の増加を抑えながら、精度の高い予測モデルを生成することが可能になる。累積候補パターン406についても同様である。
図4Bに示す商品向けデータ向け学習情報定義テーブル410は、商品ID411と、学習期間412と、タイムラグ候補パターン413と、相関種別414と、相関閾値415と、累積候補パターン416と、によって構成される。各レコードを識別するためのキーは、商品ID411である。
商品ID411は、学習情報が定義される商品を一意に識別するための識別子である。
学習期間412~累積候補パターン416の説明は、図4Aの学習期間402~累積候補パターン406の説明と同様である。つまり、学習期間412は、物量予測の予測モデルを作成するために過去のデータを学習する際に、その学習データの期間を示すものである。タイムラグ候補パターン413は、物量データと外部データの関係性を抽出する際に、外部データに付与するタイムラグの候補のパターンを示す。タイムラグの候補のパターンは、例えば、5日前、10日前及び15日前などであり、それぞれ、5日前、10日前及び15日前の外部データと物量データの間で関係性を抽出するためのものである。
相関種別414は、関係性の抽出を相関係数に基づいて行う際に、相関係数のプラス・マイナスをどのように判断するか、その判断基準を示すものである。例えば、相関係数がプラスだけのもので判断する、マイナスだけのもので判断する、プラス・マイナス両方から判断する、などの判断基準を示す。相関閾値415は、相関係数に基づいて関係性を抽出する際に、基準値を満たす場合に関係性が有ると判断するための、当該基準値を示すものである。
累積候補パターン416は、物量データと外部データとの関係性を抽出する際に、データをある期間で累積してから関係性を抽出するための、データの累積期間の候補のパターンを示す。累積期間の候補のパターンは、例えば、7日間、14日間、などである。後述のように、外部データと物量データは、例えば7日間の外部データの累積と7日間の物量データの累積との関係性を抽出するなど、同じ長さの累積期間で累積してから関係性を抽出しても良い。あるいは、外部データは14日間で累積し、物量データは7日間で累積するなど、異なる長さの累積期間で累積してから関係性を抽出しても良い。
なお、図4Bの例では、商品ID411の値「G001」に対するタイムラグ候補パターン413として「2、3、4、5」が格納されている。一方、商品ID411の値「G002」に対するタイムラグ候補パターン413として「5、10、15」が格納されている。これは、商品の種類によってタイムラグの傾向が異なる場合に、それぞれに適したタイムラグ候補パターン413の値を設定できることを示している。適切に設定されたタイムラグ候補パターン413を使用して、後述する予測モデルの生成を実行することによって、計算量の増加を抑えながら、精度の高い予測モデルを生成することが可能になる。累積候補パターン416についても同様であり、商品の種類に応じて適切な値を設定することができる。
図5A及び図5Bは、本発明の実施例の予測値データベース233に格納されるデータの例を示す説明図である。
予測値データベース233には、物量予測で予測した結果に関するデータが記憶されている。
外部データ/物量データ格納データベース231は、予測値格納テーブル500(図5A)と、予測値属性テーブル510(図5B)と、によって構成される。
図5Aに示す予測値格納テーブル500は、年月日501と、予測年月日502と、商品ID503と、データID504と、値505と、によって構成される。各レコードを識別するためのキーは、年月日501、予測年月日502、商品ID503及びデータID504である。
年月日501は、予測した物量データの発生予定の年月日を示す。予測年月日502は、予測を行った年月日を示す。商品ID503は、どの商品に関して予測した物量データかを識別するための商品の識別子である。この識別子は、物量予測システム200が商品を識別するために付与した識別子データでもよいし、世の中で使われている商品の識別子(例えばJANコードなど)でもよい。データID504は、物量予測システム200が物量データを識別するために付与した識別子である。値505は、物量データの予測値を示す。
図5Bに示す予測値属性テーブル510は、商品ID511と、データID512と、タイムラグ513と、相関係数514と、によって構成される。各レコードを識別するためのキーは、商品ID361及びデータID362である。
商品ID511は、どの商品に関して予測した物量データかを識別するための商品の識別子である。この識別子は、物量予測システム200が商品を識別するために付与した識別子データでもよいし、世の中で使われている商品の識別子(例えばJANコードなど)でもよい。データID512は、物量予測システム200が物量データを識別するために付与した識別子である。タイムラグ513は、外部データと物量データとの間で影響が及ぶまでの時間のずれ(この例では日数)を示す数値である。例えば、時間のずれが5日前である場合は、5日前の外部データが物量データと関係を有することを示す。相関係数514は、外部データと物量データの関係性の強弱を示す相関係数を示す。
予測モデルデータベース234には、物量予測に用いる予測モデルが記憶されている。予測モデルは、例えば、物量予測システム200が後述の処理で作成したもの、又は、ユーザが手動で作成したものである。ここでは詳細な説明を省くが、例えば、予測モデルが外部データを用いる回帰モデルである場合、その切片及び係数が予測モデルデータベース234に記憶されている。
続いて、本実施例における物量を予測するまでの一連の処理について説明する。
図6は、本発明の実施例の物量予測システム200がデータを収集し、関係性を抽出し、物量を予測するまでの全体の処理を示すフローチャートである。
なお、外部データ/物量データ格納データベース231に格納されるデータの定義情報をデータ定義テーブル300に登録する処理は、図6の一連の処理(処理S600~処理S611)の事前にユーザが行うものである。また、予測モデル作成においてユーザの重視する視点の受付処理も、図6の一連の処理(処理S600~処理S611)の事前にユーザから受け付けるものである。データを重視する場合はデータ向け学習情報定義テーブル400を用い、商品を重視する場合は商品向け学習情報定義テーブル410を用いることにして、図6の一連の処理(処理S600~処理S611)を行う。
図6は、外部データと物量データを収集し、両者の関係性を抽出して物量を予測し、予測結果を表示するまでの処理フローを示す。
処理S600にて、物量予測システム200の中央制御装置240が、物量予測の処理フローを開始する。処理S601に進む。
処理S601にて、外部データ収集部211が、外部データ提供システム(オープン)270及び外部データ提供システム(クローズド)280から、通信装置241を介して、外部データを収集する。外部データ収集部211は、収集した外部データを外部データ/物量データ格納データベース231に格納する。このとき、外部データは、それが商品に依存しないデータであればデータ値格納テーブル310に格納され、商品毎に異なるデータであれば商品データ値格納テーブル320に格納される。
外部データ収集部211は、収集した外部データをデータ値格納テーブル310に格納する際は、データの発生年月日を年月日311に格納し、物量予測システム200がデータを識別するために付与した識別子をデータID312に格納し、データが示す数値を値313に格納する。また、外部データ収集部211は、収集した外部データを商品データ値格納テーブル320に格納する際は、どの商品に関するデータか示すために商品の識別子を商品ID322に格納し、データの発生年月日を年月日321に格納し、物量予測システム200がデータを識別するために付与した識別子をデータID323に格納し、データが示す数値を値323に格納する。その後、処理S602に進む。
処理S602にて、物量データ収集部212が、倉庫管理システム260から、通信装置241を介して、物量データを収集する。物量データ収集部212は、収集した物量データを外部データ/物量データ格納データベース231の商品データ値格納テーブル320に格納する。物量データ収集部212は、物量データを商品データ値格納テーブル320に格納する際は、どの商品に関する物量データか示すために商品の識別子を商品ID322に格納し、物量データの発生年月日を年月日321に格納し、物量予測システム200が物量データを識別するために付与した識別子をデータID323に格納し、物量の数値を値323に格納する。その後、処理S603に進む。
処理S603にて、関係性抽出部213が、処理S601で収集した外部データのうち、どの外部データを使って物量データを予測するか、外部データの対象範囲を決定し、決定した外部データの対象範囲のデータIDの集合を生成する。ここで、決定する外部データは一つでも良いし、複数あっても良い。また決定方法は、ユーザに選ばせても良いし、予め決めていたルールに従ってシステムが自動で決定しても良い。その後、処理S604に進む。
処理S604にて、関係性抽出部213が、どの商品の物量データを予測するか、商品の対象範囲を決定し、対象範囲の商品の商品IDの集合を生成する。ここで、商品IDの集合の決定方法は、ユーザに選ばせても良いし、予め決めていたルールに従ってシステムが自動で決定しても良い。
ルールに従う自動的な決定方法の一例は、例えば次の通りである。すなわち、関係性抽出部213は、処理S600~処理S611の一連の処理の直近1週間の計算時間が閾値以上となった場合、計算時間を圧縮するために、データ値格納テーブル310の値313の直近1ヶ月の平均が閾値以上に増減したデータID312に対して、そのデータID312を用いて予測している商品を予測値格納テーブル500のデータID504と予測年月日502と商品ID503から検索し、検索された商品IDの集合を、対象範囲の商品IDの集合として決定しても良い。ここで、「1週間」及び「1ヶ月」は一例であり、それ以外の適切な長さの期間が設定されてもよい。
このように、所定の条件(例えば「直近1ヶ月の平均が閾値以上に増減する」)を設定しておき、外部データがその条件を満たす変化を含む場合に、予測モデルを生成し直す必要があると判定することができる。例えば、外部データが物量データに影響を与えるメカニズムが変化する場合に、その変化を検出するための適切な条件を設定してもよい。これによって、必要な場合に予測モデルが再度生成され、それ以外の場合には過去に生成された予測モデルが使用される。その結果、計算量を抑えながら、精度の高い予測を行うことが可能になる。
その後、処理S605に進む。
処理S605にて、関係性抽出部213が、処理S604で決定した商品の対象範囲の中から商品IDを一つ選び出し、当該商品IDの商品に関して、処理S601で収集した外部データにタイムラグを付与して物量データとの相関係数を算出し、相関の有無を判定する。相関が無い場合は処理S606に進み、相関が有る場合は処理S607に進む。
処理S606にて、物量予測値計算部214が、処理S605で選び出された商品IDの商品に関して、既に予測モデルが作成されているか、予測モデルデータベース234を基に判定する。予測モデルが有る場合は処理S608に進み、予測モデルが無い場合は処理S609に進む。
処理S607にて、物量予測値計算部214が、処理S605で相関有りと判定された外部データを基に回帰分析を行って、当該商品IDに関する物量データの予測モデルを生成する。物量予測値計算部214は、生成した予測モデルを予測モデルデータベース234に格納する。予測モデルは、回帰式に用いる外部データの係数、切片、及び、外部データのタイムラグ(後述の累積期間を用いる場合は、その累積期間も含む)である。その後、処理S608に進む。
処理S608にて、物量予測値計算部214が、予測モデルに外部データを入力して物量データの予測値を算出する。ここで入力される外部データは、予測のための外部データであり、例えば、予測モデルを生成するために学習データとして使用されたものではなく、将来の物量を予測するために取得されたものである。
物量予測値計算部214は、算出した予測値を予測値データベース223の予測値格納テーブル350に格納する。このとき、物量予測値計算部214は、算出した予測値がどの商品に関する物量データか示すために商品の識別子を商品ID503に格納し、予測した物量データの発生予定の年月日を年月日501に格納し、物量データを識別する識別子をデータID504に格納し、物量データの予測値を値505に格納し、予測を行った年月日を予測年月日502に格納する。その後、処理S609に進む。
処理S609にて、物量予測値計算部214が、次の対象範囲の商品IDが残っているか判定する。まだ予測の終わっていない商品が残っている場合は、処理S605に戻る。既に全ての商品で予測が終わっている場合は処理S610に進む。
処理S610にて、予測結果出力部215が、処理S601~処理S609の一連の処理での商品の物量予測の予測結果を入出力装置242に出力する。その後、処理S611に進む。
処理S611にて、中央制御装置240が、物量を予測する処理の処理フローを終了する。
なお、処理S600で一連の処理フローを開始するタイミングは、任意に設定することができる。例えば、日に1回夜中午前0時を基点として一連の処理フローを開始しても良いし、ユーザが定義したタイミング(毎週月曜朝8時、毎月第三木曜日午前0時、予測精度が30%以上に悪化した時点、など)を基点として一連の処理フローを開始しても良い。
また、処理S601で外部データを格納する場合、例えば販売量を同じ系列店舗で足し合わせるなど、ユーザによって予め定義されたグループのグループ内の値を足し合わせた値を格納しても良い。あるいは、外部データの値を、前日との差分、前週との差分、前月との差分、又は前年との差分などの差分データとして格納しても良い。または、直前一週間又は直前1ヶ月など、所定の期間の平均、最大値、最小値、累積値などを格納しても良い。
ここで、累積値を外部データ/物量データ格納データベース231に格納する代わりに、データ向け学習情報定義テーブル400の累積候補パターン406や商品向け学習情報定義テーブル410の累積候補パターン416に事前に累積期間の各候補のパターンを登録しておき、処理S704にて事前に登録しておいた累積期間の各候補のパターンを取得し、外部データにタイムラグの各候補のパターンを付与する際に累積期間の各候補のパターンをも付与して、処理S705~処理S714の処理を行っても良い。これらの処理は、図7を参照して後述する。この際は、外部データの累積値と物量データの累積値を計算してから、これらの相関を分析する。
ここで、外部データと物量データに同じ累積期間の候補を適用して累積値を各々求めても良いし、外部データと物量データで別々の累積期間の候補を適用し別々の長さの期間の累積値を各々求めても良い。
また、処理S607で回帰分析を行う場合において、外部データが複数ある場合は、処理S607では全ての外部データを用いて一つの予測モデルを生成することを想定したが、外部データ毎に異なる予測モデルを生成し、各々の予測モデルの予測値を最後に合算して最終的な予測値を算出しても良い。また、複数の外部データを加減乗算して新たな一つのデータを生成し、それを用いて予測モデルを生成しても良い。あるいは、地域毎の特性値を予めユーザが定義しておき、特性値を説明変数として加えることで、予測モデルに地域特性を加味させても良い。
また、処理S603で予測データの範囲を決定する際に、予測精度向上を重視する場合はデータ量を増やし、予測コスト低減を重視する場合はデータ量を減らしても良い。
続いて、図7で、処理S605の詳細な処理フローを説明する。
図7は、本発明の実施例の物量予測システム200が学習期間の中で外部データと物量データとの相関を分析して、相関の高い外部データを説明変数として決定するまでの処理を示すフローチャートである。
ここで決定した説明変数を基に、回帰分析を行って、外部データから物量データを予測するための予測モデルを生成するのが処理S607である。
処理S700にて、物量予測システム200の中央制御装置240が、処理S605の処理フローを開始する。また、中央制御装置240は、説明変数を空集合で初期化する。その後、処理S701に進む。
処理S701にて、関係性抽出部213が、処理S603で決定した外部データの対象範囲を示すデータIDの集合の中から任意に選択した一つのデータIDを取得する。その後、処理S702に進む。
処理S702にて、関係性抽出部213が、予測モデル生成用データベース232から、学習期間を取得する。ユーザがデータ重視の視点の場合は、関係性抽出部213は、データ向け学習情報定義テーブル400のデータID401を処理S701で取得したデータIDと比較し、両者が一致するレコードの学習期間402を、学習期間として取得する。ユーザが商品重視の視点の場合は、関係性抽出部213は、商品向け学習情報定義テーブル410の商品ID411を処理S701で取得したデータIDと比較し、両者が一致するレコードの学習期間412を、学習期間として取得する。ユーザからの指定が無い場合は、関係性抽出部213は、デフォルトの視点(例えば、データ重視など)に基づいて学習期間を取得する。その後、処理S703に進む。
処理S703にて、関係性抽出部213が、予測モデル生成用データベース232から、タイムラグ候補パターンを取得する。ユーザがデータ重視の視点の場合は、関係性抽出部213は、データ向け学習情報定義テーブル400のデータID401を処理S701で取得したデータIDと比較し、両者が一致するレコードのタイムラグ候補パターン403を、タイムラグの候補のパターンとして取得する。ユーザが商品重視の視点の場合は、関係性抽出部213は、商品向け学習情報定義テーブル410の商品ID411を処理S701で取得したデータIDと比較し、両者が一致するレコードのタイムラグ候補パターン413を、タイムラグの候補のパターンとして取得する。ユーザからの指定が無い場合は、関係性抽出部213は、デフォルトの視点(例えば、データ重視など)に基づいてタイムラグの候補のパターンを取得する。その後、処理S704に進む。
処理S704にて、関係性抽出部213が、処理S703で取得したタイムラグの各候補のパターンを外部データに付与する。これによって、外部データはタイムラグだけ時間のずれたデータとなる。以降は、このデータを、タイムラグ有り外部データと呼ぶことにする。その後、処理S705に進む。
処理S705にて、関係性抽出部213が、予測モデル生成用データベース232から、相関種別及び相関閾値を取得する。ユーザがデータ重視の視点の場合は、関係性抽出部213は、データ向け学習情報定義テーブル400のデータID401を処理S701で取得したデータIDと比較し、両者が一致するレコードのうち、相関種別404を相関種別として取得し、相関閾値405を相関閾値として取得する。ユーザが商品重視の視点の場合は、関係性抽出部213は、商品向け学習情報定義テーブル410の商品ID411を処理S701で取得したデータIDと比較し、両者が一致するレコードのうち、相関種別414を相関種別として取得し、相関閾値415を相関閾値として取得する。ユーザからの指定が無い場合は、関係性抽出部213は、デフォルトの視点(例えば、データ重視など)に基づいて相関種別及び相関閾値を取得する。また、関係性抽出部213は、主記憶装置210に一時的に記憶する変数「データAとの相関係数」にゼロを設定し、「データBとの相関係数」にゼロを設定する。その後、処理S706に進む。
処理S706にて、関係性抽出部213が、処理S705で取得した相関種別から相関分析の方法を判定する。相関種別にプラスが含まれる場合は、処理S707に進む。相関種別にプラスが含まれない場合は、処理S708に進む。
処理S707にて、関係性抽出部213が、処理S704でタイムラグを付与されたタイムラグ有り外部データと、物量データとの相関を分析する。この中で、関係性抽出部213は、相関係数の最も高いタイムラグ有り外部データを「データA」として主記憶装置210に一時的に記憶する。また、関係性抽出部213は、処理S705で記憶されていた「データAとの相関係数」の値を更新する。
処理S708にて、関係性抽出部213が、処理S705で取得した相関種別から相関分析の方法を判定する。相関種別にマイナスが含まれる場合は、処理S709に進む。相関種別にマイナスが含まれない場合は、処理S710に進む。
処理S709にて、関係性抽出部213が、処理S704でタイムラグを付与されたタイムラグ有り外部データと、物量データとの相関を分析する。この中で、関係性抽出部213は、相関係数の最も低いタイムラグ有り外部データを「データB」として主記憶装置210に一時的に記憶する。また、関係性抽出部213は、処理S705で記憶されていた「データBとの相関係数」の値を更新する。
処理S710にて、関係性抽出部213が、主記憶装置210に記憶されている「データAとの相関係数」と、「データBとの相関係数」の絶対値とを比較する。「データAとの相関係数」の値が大きい場合は、処理S711に進む。「データBとの相関係数」の絶対値が大きい場合は、処理S712に進む。
処理S711にて、関係性抽出部213が、主記憶装置210に記憶されている「データA」を説明変数の候補として選出する。また、関係性抽出部213は、「データAとの相関係数」を「説明変数の候補の相関係数」として主記憶装置210に一時的に記憶する。その後、処理S713に進む。
処理S712にて、関係性抽出部213が、主記憶装置210に記憶されている「データB」を説明変数の候補として選出する。また、関係性抽出部213は、「データBとの相関係数」の絶対値を「説明変数の候補の相関係数」に設定する。その後、処理S713に進む。
処理S713にて、関係性抽出部213が、処理S711または処理S712で決定した「説明変数の候補の相関係数」と、処理S705で取得した相関閾値を比較する。「説明変数の候補の相関係数」の値が大きい場合は、処理S714に進む。相関閾値が大きい場合は、処理S715に進む。
処理S714にて、関係性抽出部213が、処理S711または処理S712で決定した説明変数の候補(データAまたはデータB)を説明変数の集合に追加する。その後、処理S715に進む。
処理S715にて、関係性抽出部213が、対象範囲のデータIDの中で、処理S701でまだ呼び出されていないデータIDが有るか判定する。まだ呼び出されていないデータIDが有る場合は、処理S701に進む。全てのデータIDが呼び出されている場合は、処理S716に進む。
処理S716にて、中央制御装置240が、処理S605の処理フローを終了する。説明変数が空集合で無く、何某かの説明変数が含まれる場合は処理S607に進む。説明変数が空集合の場合は、説明変数の該当無しとして、処理S606に進む。
次に、図6の処理S610で表示する予測結果の出力画面の例を示す。出力画面の例としては、予測値格納テーブル500の値を出力する画面、又は、予測値格納テーブル500の値を集計した値を出力する画面が画面例となる。あるいは、画面例は、予測値属性テーブル510の値を出力する画面としても良く、予測値属性テーブル510の値を集計した値を出力する画面としても良い。
ここでは、予測結果を出力する画面を例示したが、予測結果を基にユーザの業務を支援する画面を出力しても良い。
図8A及び図8Bは、本発明の実施例の物量予測システム200が予測結果を基にユーザの業務を支援する際に出力する画面例を示す説明図である。
図8Aで示した商品配置推奨画面は、物量予測の結果を基に、倉庫内の商品を効率的な配置に変更するための案を推奨するための画面であり、物量予測システム200の入出力装置242に表示される。商品配置推奨画面は、倉庫内マップ801と、商品配置ブロック802と、配置変更案803と、によって構成される。
倉庫内マップ801は、物量予測を行った商品が配置されている倉庫の倉庫内のマップを示す。商品配置ブロック802は、倉庫内で商品を配置可能な箇所を示す。ここでは配置可能な箇所を大きな塊のブロックとして示しているが、商品の配置棚など、商品配置の最小単位で示しても良い。
配置変更案803は、物量予測に従って商品の配置の変更を行う案を示したものである。例えば、物量予測の結果、直近で出荷されると予測される商品を入り口近くのAブロックに移動する、及び、当面は出荷が見込まれないと予測される商品を倉庫の奥のブロックDに移動する、などの案を示す。これを基に、ユーザが実際の商品の配置変更を決定することができる。
図8Bで示した人員計画推奨画面は、物量予測の結果を基に、倉庫で働くパートタイム労働者及びアルバイト労働者などの、募集人員の計画立案を支援するための画面であり、物量予測システム200の入出力装置242に表示される。人員計画推奨画面は、倉庫内の商品総量予測811と、人員推奨数812と、によって構成される。
倉庫内の商品総量予測811は、物量予測の結果、倉庫内の商品の総量が時系列でどのように推移するかを示した表である。人員推奨数812は、倉庫内の商品総量予測811に基づいて、労働人員をどの程度確保すべきか推奨する表である。例えば、図8Bには、12月の商品総量が増えるため、12月の人員を他の月に比べて多く計画する案を示す。これを基に、ユーザが実際の人員計画を決定することができる。
以上に説明した本発明の態様の代表的な例をまとめると次の通りとなる。すなわち、制御装置(例えば中央制御装置240)と、制御装置に接続される記憶装置(例えば主記憶装置210及び補助記憶装置230)と、を有する物量予測システムが実行する物量予測方法であって、記憶装置は、要因データ(例えば、外部データ/物量データ格納DB231に格納される天気、気温、湿度、気圧及び販売量の少なくともいずれかのような外部データ)と、物量データ(例えば、外部データ/物量データ格納DB231に格納される商品ごとの出荷量)と、を保持し、物量予測方法は、制御装置が、要因データが物量データに影響を及ぼすまでの時間となりうるタイムラグを複数取得する第1手順(例えば、処理S703において、タイムラグ候補パターン403又は413の値を取得すること)と、制御装置が、複数のタイムラグから、要因データに付加した場合に要因データと物量データとの相関が高くなるタイムラグを抽出する第2手順(例えば、処理S704~S712)と、制御装置が、抽出したタイムラグが付与された要因データから物量データを予測する予測モデルを生成する第3手順(例えば、処理S607)と、制御装置が、生成した予測モデルに基づいて、予測のための要因データから物量データを予測する第4手順(例えば、処理S608)と、を含み、制御装置は、第1手順から第3手順を実行したタイミングで、第4手順を実行する。
これによって、要因が物量に影響を与えるまでのタイムラグが変化する場合であっても、タイムラグの変化に対応して要因から物量を予測可能にする。
ここで、記憶装置は、複数のタイムラグを保持し(例えば、タイムラグ候補パターン403又は413として長さが異なる複数のタイムラグの値が保持されていること)、第1手順において、制御装置は、記憶装置に保持された複数のタイムラグを取得し、第2手順において、制御装置は、複数のタイムラグから、要因データに付加した場合に要因データと物量データとの相関が最も高くなるタイムラグを抽出してもよい。
これによって、例えば無数のタイムラグの中から現実的にありうるいくつかのタイムラグのパターンを設定することができ、計算量の増大を抑えながら精度の高い予測モデルを生成することが可能になる。
また、要因データは、複数の種類の要因(例えば、天気、気温、湿度、気圧及び物品の販売量)に関する要因データを含み、第1手順において、制御装置は、要因の種類ごとに、タイムラグを複数取得し、第2手順において、制御装置は、要因の種類ごとに、複数のタイムラグから、要因データに付加した場合に要因データと物量データとの相関が高くなるタイムラグを抽出し、第3手順において、制御装置は、それぞれに抽出したタイムラグが付与された複数の種類の要因に関する要因データから物量データを予測する予測モデルを生成してもよい。
これによって、複数の要因から物量データを予測する予測モデルを生成することができる。
また、記憶装置は、要因の種類ごとに、複数のタイムラグを保持し(例えば、データ向け学習情報定義テーブル400において、データID401の値ごとにタイムラグ候補パターン403が設定されていること)、第1手順において、制御装置は、要因の種類ごとに、記憶装置に保持された複数のタイムラグを取得し、第2手順において、制御装置は、要因の種類ごとに、複数のタイムラグから、要因データに付加した場合に要因データと物量データとの相関が最も高くなるタイムラグを抽出してもよい。
これによって、例えば要因の種類ごとに、その要因が物量に影響を及ぼすまでの時間の長さの傾向が異なる場合にも、要因ごとに適したタイムラグの候補をあらかじめ保持しておくことによって、計算量の増加を抑えながら精度の高い予測モデルを生成することが可能になる。
また、物量データは、複数の種類の物品に関する物量データを含み(例えば、商品データ値格納テーブル320において、商品ID322の値ごとに、出荷量等の値324が記憶されていること)、記憶装置は、物品の種類ごとに、複数のタイムラグを保持し(例えば、商品向け学習情報定義テーブル410において、商品ID411の値ごとにタイムラグ候補パターン413が設定されていること)、前記第1手順において、前記制御装置は、予測対象の物品の種類に関する前記複数のタイムラグを取得し、前記第2手順において、前記制御装置は、前記複数のタイムラグから、前記要因データに付加した場合に前記要因データと前記物量データとの相関が最も高くなるタイムラグを抽出してもよい。
これによって、例えば物品の種類ごとに、要因が物量に影響を及ぼすまでの時間の長さの傾向が異なる場合にも、物品の種類ごとに適したタイムラグの候補をあらかじめ保持しておくことによって、計算量の増加を抑えながら精度の高い予測モデルを生成することが可能になる。
また、第2手順において、制御装置は、複数のタイムラグから、要因データに付加した場合に、第1の長さの期間(例えば、累積候補パターン406の値のいずれか)の要因データの累積値と第2の長さの期間(例えば、累積候補パターン416の値のいずれか)の物量データの累積値との相関が高くなるタイムラグを抽出し、第3手順において、制御装置は、抽出したタイムラグが付与された第1の長さの期間の要因データの累積値から第2の長さの期間の物量データの累積値を予測する予測モデルを生成し、第4手順において、制御装置は、生成した予測モデルに基づいて、予測のための第1の長さの期間の要因データから第2の長さの期間の物量データを予測してもよい。
これによって、要因データと物量データのそれぞれについて、適切な期間の累積値を用いた予測モデルを生成することができ、精度の高い予測が可能になる。
また、第4手順において、制御装置は、要因データに所定の条件を満たす変化が含まれるかを判定し、所定の条件を満たす変化が含まれる場合に、第1手順から第3手順を実行してもよい。これは、例えば、S604で決定された範囲を対象に、S605以降の処理が実行されることに相当する。
これによって、例えば、予測モデルの変更の原因となりうる要因データの変化の条件を設定しておき、その条件が満たされる場合には予測モデルを生成し直す必要性が高いと判定して、その場合に予測モデルを生成し、それ以外の場合には既に生成した予測モデルを使用することができる。これによって、計算量の増大を抑えながら、精度の高い予測をすることが可能になる。
また、要因データは、天気、気温、湿度、気圧及び物品の販売量の少なくとも一つを含み、物量データは、1以上の種類の物品の出荷量、入荷量及び在庫量の少なくとも一つを含んでもよい。
これによって、例えば天候及び店舗における販売量等から、倉庫等を含む物流システムで取り扱われる物品の量を予測することが可能になる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明のより良い理解のために詳細に説明したのであり、必ずしも説明の全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によってハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによってソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、不揮発性半導体メモリ、ハードディスクドライブ、SSD(Solid State Drive)等の記憶デバイス、または、ICカード、SDカード、DVD等の計算機読み取り可能な非一時的データ記憶媒体に格納することができる。
また、制御線及び情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線及び情報線を示しているとは限らない。実際にはほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
200 物量予測システム
210 主記憶装置
211 外部データ収集部
212 物量データ収集部
213 関係性抽出部
214 物量予測値計算部
215 予測結果出力部
230 補助記憶装置
231 外部データ/物量データ格納データベース
232 予測モデル生成用データベース
233 予測値データベース
234 予測モデルデータベース
240 中央制御装置
241 通信装置
242 入出力装置
250A 通信回線
250B 通信回線
260 倉庫管理システム
270 外部データ提供システム(オープン)
280 外部データ提供システム(クローズド)

Claims (9)

  1. 制御装置と、前記制御装置に接続される記憶装置と、を有する物量予測システムが実行する物量予測方法であって、
    前記記憶装置は、要因データと、物量データと、を保持し、
    前記要因データは、天気、気温、湿度、気圧及び物品の販売量の少なくとも一つを含み、
    前記物量予測方法は、
    前記制御装置が、前記要因データが前記物量データに影響を及ぼすまでの時間となりうるタイムラグを複数取得する第1手順と、
    前記制御装置が、前記複数のタイムラグから、前記要因データに付加した場合に前記要因データと前記物量データとの相関が高くなるタイムラグを抽出する第2手順と、
    前記制御装置が、前記抽出したタイムラグが付与された前記要因データから前記物量データを予測する予測モデルを生成する第3手順と、
    前記制御装置が、前記生成した予測モデルに基づいて、予測のための要因データから物量データを予測する第4手順と、を含み、
    前記制御装置は、前記第1手順から前記第3手順を実行したタイミングで前記第4手順を実行することを特徴とする物量予測方法。
  2. 請求項1に記載の物量予測方法であって、
    前記記憶装置は、複数のタイムラグを保持し、
    前記第1手順において、前記制御装置は、前記記憶装置に保持された前記複数のタイムラグを取得し、
    前記第2手順において、前記制御装置は、前記複数のタイムラグから、前記要因データに付加した場合に前記要因データと前記物量データとの相関が最も高くなるタイムラグを抽出することを特徴とする物量予測方法。
  3. 請求項1に記載の物量予測方法であって、
    前記要因データは、複数の種類の要因に関する要因データを含み、
    前記第1手順において、前記制御装置は、前記要因の種類ごとに、前記タイムラグを複数取得し、
    前記第2手順において、前記制御装置は、前記要因の種類ごとに、前記複数のタイムラグから、前記要因データに付加した場合に前記要因データと前記物量データとの相関が高くなるタイムラグを抽出し、
    前記第3手順において、前記制御装置は、それぞれに前記抽出したタイムラグが付与された前記複数の種類の要因に関する要因データから前記物量データを予測する予測モデルを生成することを特徴とする物量予測方法。
  4. 請求項3に記載の物量予測方法であって、
    前記記憶装置は、前記要因の種類ごとに、複数のタイムラグを保持し、
    前記第1手順において、前記制御装置は、前記要因の種類ごとに、前記記憶装置に保持された前記複数のタイムラグを取得し、
    前記第2手順において、前記制御装置は、前記要因の種類ごとに、前記複数のタイムラグから、前記要因データに付加した場合に前記要因データと前記物量データとの相関が最も高くなるタイムラグを抽出することを特徴とする物量予測方法。
  5. 請求項1に記載の物量予測方法であって、
    前記物量データは、複数の種類の物品に関する物量データを含み、
    前記記憶装置は、前記物品の種類ごとに、複数のタイムラグを保持し、
    前記第1手順において、前記制御装置は、予測対象の物品の種類に関する前記複数のタイムラグを取得し、
    前記第2手順において、前記制御装置は、前記複数のタイムラグから、前記要因データに付加した場合に前記要因データと前記物量データとの相関が最も高くなるタイムラグを抽出することを特徴とする物量予測方法。
  6. 請求項1に記載の物量予測方法であって、
    前記第2手順において、前記制御装置は、前記複数のタイムラグから、前記要因データに付加した場合に、第1の長さの期間の前記要因データの累積値と第2の長さの期間の前記物量データの累積値との相関が高くなるタイムラグを抽出し、
    前記第3手順において、前記制御装置は、前記抽出したタイムラグが付与された前記第1の長さの期間の要因データの累積値から前記第2の長さの期間の物量データの累積値を予測する予測モデルを生成し、
    前記第4手順において、前記制御装置は、前記生成した予測モデルに基づいて、予測のための前記第1の長さの期間の要因データから前記第2の長さの期間の物量データを予測することを特徴とする物量予測方法。
  7. 請求項1に記載の物量予測方法であって、
    前記第4手順において、前記制御装置は、前記要因データに所定の条件を満たす変化が含まれるかを判定し、前記所定の条件を満たす変化が含まれる場合に、前記第1手順から前記第3手順を実行することを特徴とする物量予測方法。
  8. 請求項1に記載の物量予測方法であって、
    前記物量データは、1以上の種類の物品の出荷量、入荷量及び在庫量の少なくとも一つを含むことを特徴とする物量予測方法。
  9. 制御装置と、前記制御装置に接続される記憶装置と、を有する物量予測システムであって、
    前記記憶装置は、要因データと、物量データと、を保持し、
    前記要因データは、天気、気温、湿度、気圧及び物品の販売量の少なくとも一つを含み、
    前記制御装置は、
    前記要因データが前記物量データに影響を及ぼすまでの時間となりうるタイムラグを複数取得する第1手順と、
    前記複数のタイムラグから、前記要因データに付加した場合に前記要因データと前記物量データとの相関が高くなるタイムラグを抽出する第2手順と、
    前記抽出したタイムラグが付与された前記要因データから前記物量データを予測する予測モデルを生成する第3手順と、
    前記生成した予測モデルに基づいて、予測のための要因データから物量データを予測する第4手順と、を実行し、
    前記第1手順から前記第3手順を実行したタイミングで、前記第4手順を実行することを特徴とする物量予測システム。
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