JP2006128219A - 光増幅器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の増幅部が多段接続されていて制御が容易な光増幅器を提供する。
【解決手段】 入力信号光パワーは光カプラ11および受光素子61によりモニタされる。出力信号光パワーは光カプラ12および受光素子62によりモニタされる。信号光の波数は波数情報モニタ部90によりモニタされる。制御部81により、入力信号光パワーモニタ結果,出力信号光パワーモニタ結果および波数情報モニタ結果に基づいて、励起光源71および励起光源72それぞれから出力される励起光のパワーが調整されて、光増幅器1全体の利得が一定に制御される。また、制御部82により、入力信号光パワーモニタ結果および波数情報モニタ結果に基づいて、可変光減衰器40における信号光の損失が調整されて、出力信号光パワーが一定に制御される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、信号光を光増幅する光増幅器に関するものである。
光増幅器は、光増幅する媒体である増幅部に励起光を供給し、この増幅部において信号光を光増幅する。この増幅部は希土類元素を添加された光ファイバを含むのが好適であり、また、この希土類元素がEr元素であるのが好適である。Er元素が添加された石英系光ファイバ(EDF: Erbium-Doped Fiber)は、励起光源から出力される波長0.98μm帯または波長1.48μm帯の励起光が供給されることにより、CバンドまたはLバンドの信号光を光増幅することができる。
特許文献1に開示された光増幅器は、直列的に接続された複数の増幅部を含み、さらに可変光減衰器を含むものである。この光増幅器では、複数の増幅部が個々に利得一定制御され、また、可変光減衰器において信号光に付与される損失が調整されることで、入力信号光レベルが変動したとしても、出力信号光レベルが一定に維持される。
米国特許第6359726号明細書
しかしながら、上記の従来の光増幅器は以下のような問題点を有している。すなわち、この光増幅器に含まれる各々の増幅部は個別に励起光源を有していることから、各々の増幅部に含まれる励起光源の劣化に偏りが生じる。また、このことに加えて、各々の増幅部は励起光パワーを調整して利得を一定に制御する制御機構を個別に有していることから、光増幅器の全体の制御は容易ではない。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、複数の増幅部が多段接続されていて制御が容易な光増幅器を提供することを目的とする。
本発明に係る光増幅器は、入力端に入力した信号光を光増幅して出力端から出力する光増幅器であって、(1) 入力端に入力する信号光のパワーをモニタする第1入力信号光パワーモニタ手段と、(2) 出力端から出力される信号光のパワーをモニタする第1出力信号光パワーモニタ手段と、(3) 信号光の波数情報をモニタする波数情報モニタ手段と、(4) 第1入力信号光パワーモニタ手段と第1出力信号光パワーモニタ手段との間に直列的に設けられ、各々信号光を光増幅する複数の増幅部と、(5) 複数の増幅部のうちの何れか2つの増幅部の間に設けられ、信号光に付与する損失が可変である可変光減衰器と、(6) 複数の光増幅部に個別に励起光を供給する励起光供給手段と、(7) 波数情報モニタ手段と第1入力信号光パワーモニタ手段とによるモニタ結果に基づいて、複数の増幅部で発生する合計利得が所定の利得となる条件下で、信号光の波数当りの出力信号光パワーが所定のパワーになる所定の損失を設定する損失設定手段と、(8) 可変光減衰器における信号光の損失が所定の損失になるように制御する第1の制御手段と、(9) 第1の制御手段による制御とは別に制御し、波数情報モニタ手段、第1入力信号光パワーモニタ手段および第1出力信号光パワーモニタ手段それぞれによるモニタ結果に基づいて、所定の損失を考慮して、複数の増幅部で発生する合計利得を算出し、合計利得が所定の利得になるように、1つのフィードバックループで、励起光供給手段により複数の増幅部に供給される励起光のパワーの制御を行う第2の制御手段とを備えることを特徴とする。
或いは、本発明に係る光増幅器は、入力端に入力した信号光を光増幅して出力端から出力する光増幅器であって、(1) 入力端に入力する信号光のパワーをモニタする第1入力信号光パワーモニタ手段と、(2) 出力端から出力される信号光のパワーをモニタする第1出力信号光パワーモニタ手段と、(3) 信号光の波数情報をモニタする波数情報モニタ手段と、(4) 第1入力信号光パワーモニタ手段と第1出力信号光パワーモニタ手段との間に直列的に設けられ、各々信号光を光増幅する複数の増幅部と、(5) 複数の増幅部のうちの何れか2つの増幅部の間に設けられ、信号光に付与する損失が可変である可変光減衰器と、(6) 複数の増幅部に個別に励起光を供給する励起光供給手段と、(7) 波数情報モニタ手段と第1入力信号光パワーモニタ手段とによるモニタ結果に基づいて、信号光波数当りの出力信号の光パワーが所定のパワーになるような所定の損失を設定する損失設定手段と、(8) 可変光減衰器における信号光の損失が所定の損失になるように制御する第1の制御手段と、(9) 第1の制御手段による制御とは別に制御し、波数情報モニタ手段と第1出力信号光パワーモニタ手段とによるモニタ結果に基づいて、信号光波数当りの出力信号の光パワーが所定のパワーになるように、1つのフィードバックループで、励起光供給手段により複数の増幅部に供給される励起光のパワーの制御を行う第2の制御手段とを備えることを特徴とする。
この光増幅器では、励起光供給手段から複数の増幅部に対して個別に励起光が供給される。入力端に入力した信号光は、複数の増幅部それぞれにおいて光増幅され、また、可変光減衰器により損失が付与されて、出力端から外部へ出力される。入力端に入力する信号光のパワーは第1入力信号光パワーモニタ手段によりモニタされ、出力端から出力される信号光のパワーは第1出力信号光パワーモニタ手段によりモニタされ、また、信号光の波数情報が波数情報モニタ手段によりモニタされる。そして、第1の制御手段により、可変光減衰器における信号光の損失が所定の損失になるように制御される。また、第2の制御手段により、波数情報モニタ手段、第1入力信号光パワーモニタ手段および第1出力信号光パワーモニタ手段それぞれによるモニタ結果に基づいて、所定の損失を考慮して、複数の増幅部で発生する合計利得を算出し、合計利得が所定の利得になるように、1つのフィードバックループで、励起光供給手段により複数の増幅部に供給される励起光のパワーの制御を行う。或いは、第2の制御手段により、波数情報モニタ手段と第1出力信号光パワーモニタ手段とによるモニタ結果に基づいて、信号光波数当りの出力信号の光パワーが所定のパワーになるように、1つのフィードバックループで、励起光供給手段により複数の増幅部に供給される励起光のパワーの制御を行う。
本発明に係る光増幅器では、第1の制御手段において、モニタ結果に対する制御開始時間を第2の制御手段より遅く設定し、制御周期を第2の制御手段より長く設定するのが好適である。
本発明に係る光増幅器は、可変光減衰器に入力する信号光のパワーをモニタする第2入力信号光パワーモニタ手段と、可変光減衰器から出力される信号光のパワーをモニタする第2出力信号光パワーモニタ手段とを備え、第1の制御手段は、第2入力信号光パワーモニタ手段および第2出力信号光パワーモニタ手段それぞれによるモニタ結果に基づいて可変光減衰器における信号光の損失が所定の損失になるように制御するのが好適である。
本発明に係る光増幅器では、励起光供給手段は、2つの励起光供給手段を有し、2つの励起光供給手段は、第1の制御手段により制御されるとともに、いずれかの一方の励起光のパワーを変数とする関数として、他方の励起光供給手段の励起光のパワーを制御することにより、一つの励起光供給手段として動作するのが好適である。
本発明に係る光増幅器では、励起光供給手段は、2つの励起光供給手段を有し、2つの励起光供給手段は、同じ論理式で動作するのが好適である。
本発明に係る光増幅器では、制御手段が、励起光供給手段それぞれから供給される励起光のパワーを互いに異なるタイミングで調整するのが好適である。
本発明に係る光増幅器では、励起光供給手段は、励起光源を共有する2つの励起光供給手段を有するのが好適である。
本発明に係る光増幅器は、入力端と出力端との間に設けられ利得を等化する利得等化器を備えるのが好適である。
また、本発明に係る光通信システムは、上記の本発明に係る光増幅器を含み、信号光を伝送するとともに、該信号光を光増幅器により光増幅することを特徴とする。
本発明に係る光増幅器は、複数の増幅部が多段接続されていて制御が容易である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
先ず、本発明に係る光増幅器の第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態に係る光増幅器1の構成図である。この図に示される光増幅器1は、入力端1aに入力した信号光を光増幅して出力端1bから出力するものであって、入力端1aから出力端1bへ到る信号光伝送経路上に順に、光カプラ11、光カプラ21、増幅部31、可変光減衰器(VOA)40、光カプラ22、増幅部32および光カプラ12を備える。
また、この光増幅器1は、光カプラ11に接続された受光素子61、光カプラ12に接続された受光素子62、光カプラ21に接続された励起光源71、光カプラ22に接続された励起光源72、励起光源71および励起光源72を制御する制御部81、可変光減衰器40を制御する制御部82 、ならびに、信号光の波数をモニタする波数情報モニタ部90をも備える。
光カプラ11は、入力端1aに入力して到達した信号光を入力し、その信号光を光カプラ21へ出力するとともに、その信号光の一部を分岐して受光素子61へ出力する。光カプラ21は、光カプラ11から出力されて到達した信号光を入力するとともに、励起光源71から出力されて到達した励起光を入力して、これら信号光および励起光を増幅部31へ出力する。増幅部31は、光カプラ21から出力されて到達した信号光および励起光を入力し、その励起光により励起されて、信号光を光増幅して出力するものであり、好適にはEDF等の希土類元素添加光ファイバである。
可変光減衰器40は、増幅部31により光増幅されて出力された信号光を入力し、その信号光に損失を付与して出力する。可変光減衰器40により信号光に付与される損失は可変である。可変光減衰器40により信号光に付与される損失L[dB]は下記(1)式で表される。ここで、Pinは、第一の入力モニタにより検出されるトータル入力パワー[dBm]であり、nは、波数モニタから得られる波数である。また、PinMINは、可変光減衰器40の損失の制御範囲内における最低損失時に、光アンプの所定の出力レベルにおける所定の波長依存性を達成するch辺りの信号光パワー(アンプの設計時に決める設計値)[dBm/ch]である。
L=Pin−10×log(n)−PinMIN …(1)
光カプラ22は、可変光減衰器40から出力されて到達した信号光を入力するとともに、励起光源72から出力されて到達した励起光を入力して、これら信号光および励起光を増幅部32へ出力する。増幅部32は、光カプラ22から出力されて到達した信号光および励起光を入力し、その励起光により励起されて、信号光を光増幅して出力するものであり、好適にはEDFの希土類元素添加光ファイバである。光カプラ12は、増幅部32により光増幅されて出力された信号光を入力し、その信号光を出力端1bから外部へ出力させるとともに、その信号光の一部を分岐して受光素子62へ出力する。
受光素子61は、光カプラ11により分岐されて到達した信号光を受光して、その信号光のパワーをモニタし、そのモニタ結果を表す電気信号を出力する。すなわち、受光素子61および光カプラ11は、入力端1aに入力する信号光のパワーをモニタする第1入力信号光パワーモニタ手段を構成している。
受光素子62は、光カプラ12により分岐されて到達した信号光を受光して、その信号光のパワーをモニタし、そのモニタ結果を表す電気信号を出力する。すなわち、受光素子62および光カプラ12は、出力端1bから出力される信号光のパワーをモニタする第1出力信号光パワーモニタ手段を構成している。
励起光源71は、増幅部31を励起し得る波長の励起光を出力して、その励起光を光カプラ21へ出力する。すなわち、励起光源71および光カプラ21は、増幅部31に励起光を供給する励起光供給手段を構成している。
励起光源72は、増幅部32を励起し得る波長の励起光を出力して、その励起光を光カプラ22へ出力する。すなわち、励起光源72および光カプラ22は、増幅部32に励起光を供給する励起光供給手段を構成している。
受光素子61および受光素子62としてフォトダイオードが好適に用いられる。また、励起光源71および励起光源72として半導体レーザ光源が好適に用いられる。
波数情報モニタ部90は、信号光の波数情報をモニタするものであり、そのモニタ結果を制御部81および制御部82の双方へ出力する。この波数情報モニタ部90は、入力端1aに入力した信号光の波数をモニタしてもよいし、出力端1bから出力される信号光の波数をモニタしてもよいし、また、上位監視システムや他の機器から光ファイバや他の伝送線路を経て送られてくる波数情報を入力するようにしてもよい。
制御部81は、波数情報モニタ手段、第1入力信号光パワーモニタ手段および第1出力信号光パワーモニタ手段それぞれによるモニタ結果に基づいて、可変光減衰器40における損失Lを考慮して、増幅部31,32で発生する合計利得を算出し、その合計利得が所定の利得になるように、1つのフィードバックループで、励起光供給手段により増幅部31,32に供給される励起光のパワーの制御を行う。すなわち、制御部81は、受光素子61から出力された電気信号(入力信号光パワーモニタ結果)を入力するとともに、受光素子62から出力された電気信号(出力信号光パワーモニタ結果)をも入力し、さらに、波数情報モニタ部90による波数情報モニタ結果をも入力する。そして、制御部81は、これらの情報に基づいて、励起光源71および励起光源72それぞれから出力される励起光のパワーを調整して、光増幅器1全体の利得を一定に制御する。
制御部82は、波数情報モニタ手段と第1入力信号光パワーモニタ手段とによるモニタ結果に基づいて、増幅部31,32で発生する合計利得が所定の利得となる条件下で、信号光の波数当りの出力信号光パワーが所定のパワーになる所定の損失Lを設定し、可変光減衰器40における信号光の損失が所定の損失Lになるように制御する。すなわち、制御部82は、受光素子61から出力された電気信号(入力信号光パワーモニタ結果)を入力し、また、波数情報モニタ部90による波数情報モニタ結果をも入力して、これらの情報に基づいて、可変光減衰器40における信号光の損失を調整して、出力信号光パワーを一定に制御する。
この光増幅器1は以下のように動作する。励起光源71から出力された励起光は、光カプラ21を経て増幅部31へ供給される。また、励起光源72から出力された励起光は、光カプラ22を経て増幅部32へ供給される。入力端1aに信号光が入力すると、その信号光は、光カプラ11および光カプラ21を経て前段の増幅部31に入力し、この増幅部31を導波する間に光増幅される。増幅部31において光増幅された信号光は、可変光減衰器40により所定の損失が付与された後、光カプラ22を経て後段の増幅部32に入力し、この増幅部32を導波する間に光増幅される。そして、増幅部32において光増幅された信号光は、光カプラ12を経て、出力端1bから外部へ出力される。
入力端1aに入力した信号光の一部は光カプラ11により分岐され、その分岐された信号光は受光素子61により受光されて、入力信号光パワーモニタ結果を表す電気信号が受光素子61から出力される。また、出力端1bから出力される信号光の一部は光カプラ12により分岐され、その分岐された信号光は受光素子62により受光されて、出力信号光パワーモニタ結果を表す電気信号が受光素子62から出力される。
受光素子61から出力された電気信号(入力信号光パワーモニタ結果)、受光素子62から出力された電気信号(出力信号光パワーモニタ結果)、および、波数情報モニタ部90による波数情報モニタ結果は、制御部81に入力する。そして、制御部81により、これらの情報に基づいて、励起光源71および励起光源72それぞれから出力される励起光のパワーが調整されて、光増幅器1全体の利得が一定に制御される。また、受光素子61から出力された電気信号(入力信号光パワーモニタ結果)および波数情報モニタ部90による波数情報モニタ結果は制御部82に入力して、この制御部82により、これらの情報に基づいて、可変光減衰器40における信号光の損失が調整されて、出力信号光パワーが一定に制御される。
このように、本実施形態に係る光増幅器1では、複数の増幅部31,32と、前段の増幅部31に励起光を供給する励起光供給手段と、後段の増幅部32に励起光を供給する励起光供給手段と、可変光減衰器40と、入力信号光パワーモニタ手段と、出力信号光パワーモニタ手段と、波数情報モニタ手段とが設けられている。そして、入力信号光パワーモニタ手段,出力信号光パワーモニタ手段および波数情報モニタ手段それぞれによるモニタ結果に基づいて、複数の増幅部31,32それぞれに供給される各励起光のパワーは、信号光利得が一定となるように一つのフィードバックループで制御される。
従来の光増幅器では、各増幅部が個別に利得一定制御されていたため、励起光源が劣化して出力が低下した場合に、その出力が低下した励起光源に更に電流を流すことで利得を一定に保とうとする。しかし、本実施形態に係る光増幅器1では、何れかの励起光源が劣化して出力が低下した場合に、複数の励起光源71,72に負荷を分散させることになる為、機器としての寿命が延びる。また、複数の増幅部31,32が1つのフィードバックループで制御されるため、制御機構も単純化できる。
また、従来の光増幅器では、各増幅部が個々に制御されていたことから、入力信号光の波数の変動等に起因する過渡応答特性であるオーバーシュートやアンダーシュートが各段の増幅部で蓄積されていく。しかし、本実施形態に係る光増幅器1では、複数の増幅部31,32が1つのフィードバックループで制御されるため、このようなオーバーシュートやアンダーシュートが低減される。
さらに、本実施形態に係る光増幅器1では、可変光減衰器40の制御については、入力信号光パワーモニタ手段によるモニタ結果に基づいて、さらに、入力信号光の波数の変動がある場合は外部から与えられる信号光波数情報にも基づいて、入力信号光レベルが算出され、この算出された入力信号光レベルに基づいて可変光減衰器40における信号光の損失が調整されるので、所定の出力信号光レベルを維持することが可能となる。
したがって、本実施形態に係る光増幅器1は、光ADM(Add-Drop Multiplexer)や光XC(Cross Connect)が用いられて多波長の信号光が伝送される光ネットワークシステムにおいて信号光レベルや信号光波数が変動するような場合にも好適に用いられ、また、制御が容易である。
なお、制御部81は、複数の励起光源71,72うちの一方の励起光源から供給される励起光のパワーを調整するとともに、この一方の励起光源から供給される励起光のパワーの関数となるように、他方の励起光源から供給される励起光のパワーを調整するのが好適である。例えば、一方の励起光源からの出力励起光パワーを他方の励起光源からの出力励起光パワーの定数倍とすれば、簡単に出力が異なる複数の励起光源71,72を使用する際等に、増幅部31,32へ供給される励起光のパワー(すなわち、増幅部31,32の利得)のバランスが調節され得る。このようにすることにより、制御機構が単純化され、前述の理由で機器寿命が延び、過渡応答特性が抑圧される。
また、制御部81は、複数の励起光源71,72それぞれから供給される励起光のパワーを共通の論理に基づいて調整するのが好適であり、この場合には制御が容易である。或いは、図2に示されるように、制御部81は、複数の励起光源71,72それぞれから供給される励起光のパワーを互いに異なるタイミングで調整するのも好適であり、この場合にも、増幅部31,32へ供給される励起光のパワーのバランスが調節され得る。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る光増幅器の第2実施形態について説明する。図3は、第2実施形態に係る光増幅器2の構成図である。この図に示される光増幅器2は、入力端2aに入力した信号光を光増幅して出力端2bから出力するものであって、入力端2aから出力端2bへ到る信号光伝送経路上に順に、光カプラ11、光カプラ21、増幅部31、光カプラ13、可変光減衰器40、光カプラ14、光カプラ22、増幅部32および光カプラ12を備える。
また、この光増幅器2は、光カプラ11に接続された受光素子61、光カプラ12に接続された受光素子62、光カプラ13に接続された受光素子63、光カプラ14に接続された受光素子64、光カプラ21に接続された励起光源71、光カプラ22に接続された励起光源72、励起光源71および励起光源72を制御する制御部81、可変光減衰器40を制御する制御部82 、ならびに、信号光の波数をモニタする波数情報モニタ部90をも備える。
前述の第1実施形態に係る光増幅器1の構成(図1)と比較すると、この図2に示される第2実施形態に係る光増幅器2は、光カプラ13、光カプラ14、受光素子63および受光素子64を更に備える点で相違し、また、制御部82における制御の内容の点で相違する。制御部81を含め他の構成要素については第1実施形態の場合と同様である。
光カプラ13は、増幅部31と可変光減衰器40との間に設けられており、増幅部31から可変光減衰器40へ向かう信号光の一部を分岐して受光素子63へ出力する。受光素子63は、光カプラ13により分岐されて到達した信号光を受光して、その信号光のパワーをモニタし、そのモニタ結果を表す電気信号を出力する。すなわち、光カプラ13および受光素子63は、可変光減衰器40に入力する信号光のパワーをモニタする第2入力信号光パワーモニタ手段を構成している。
光カプラ14は、可変光減衰器40と光カプラ22との間に設けられており、可変光減衰器40から光カプラ22へ向かう信号光の一部を分岐して受光素子64へ出力する。受光素子64は、光カプラ14により分岐されて到達した信号光を受光して、その信号光のパワーをモニタし、そのモニタ結果を表す電気信号を出力する。すなわち、光カプラ14および受光素子64は、可変光減衰器40から出力される信号光のパワーをモニタする第2出力信号光パワーモニタ手段を構成している。
制御部82は、受光素子61から出力された電気信号(入力信号光パワーモニタ結果)を入力し、また、波数情報モニタ部90による波数情報モニタ結果をも入力して、これらの情報に基づいて、可変光減衰器40における信号光の損失を調整して、出力信号光パワーを一定に制御する。加えて、制御部82は、受光素子63から出力された電気信号(可変光減衰器40の入力信号光パワーのモニタ結果)を入力するとともに、受光素子634ら出力された電気信号(可変光減衰器40の出力信号光パワーのモニタ結果)を入力して、これらのモニタ結果に基づいて、可変光減衰器40における信号光の損失を一定に制御する。
この光増幅器2は以下のように動作する。励起光源71から出力された励起光は、光カプラ21を経て増幅部31へ供給される。また、励起光源72から出力された励起光は、光カプラ22を経て増幅部32へ供給される。入力端2aに信号光が入力すると、その信号光は、光カプラ11および光カプラ21を経て前段の増幅部31に入力し、この増幅部31を導波する間に光増幅される。増幅部31において光増幅された信号光は、光カプラ13を経て可変光減衰器40に入力し、この可変光減衰器40により所定の損失が付与された後、光カプラ14および光カプラ22を経て後段の増幅部32に入力し、この増幅部32を導波する間に光増幅される。そして、増幅部32において光増幅された信号光は、光カプラ12を経て、出力端2bから外部へ出力される。
入力端2aに入力した信号光の一部は光カプラ11により分岐され、その分岐された信号光は受光素子61により受光されて、入力信号光パワーモニタ結果を表す電気信号が受光素子61から出力される。また、出力端2bから出力される信号光の一部は光カプラ12により分岐され、その分岐された信号光は受光素子62により受光されて、出力信号光パワーモニタ結果を表す電気信号が受光素子62から出力される。
さらに、可変光減衰器40に入力する信号光の一部は光カプラ13により分岐され、その分岐された信号光は受光素子63により受光されて、可変光減衰器40の入力信号光パワーのモニタ結果を表す電気信号が受光素子63から出力される。また、可変光減衰器40から出力された信号光の一部は光カプラ14により分岐され、その分岐された信号光は受光素子64により受光されて、可変光減衰器40の出力信号光パワーのモニタ結果を表す電気信号が受光素子64から出力される。
受光素子61から出力された電気信号(入力信号光パワーモニタ結果)、受光素子62から出力された電気信号(出力信号光パワーモニタ結果)、および、波数情報モニタ部90による波数情報モニタ結果は、制御部81に入力する。そして、制御部81により、これらの情報に基づいて、励起光源71および励起光源72それぞれから出力される励起光のパワーが調整されて、光増幅器2全体の利得が一定に制御される。
また、受光素子61から出力された電気信号(入力信号光パワーモニタ結果)および波数情報モニタ部90による波数情報モニタ結果は制御部82に入力して、この制御部82により、これらの情報に基づいて、可変光減衰器40における信号光の損失が調整される。さらに、受光素子63から出力された電気信号(可変光減衰器40の入力信号光パワーのモニタ結果)、および、受光素子64から出力された電気信号(可変光減衰器40の出力信号光パワーのモニタ結果)も、制御部82に入力して、この制御部82により、これらの電気信号に基づいて、可変光減衰器40における信号光の損失が一定に制御される。このようにして、出力信号光パワーが一定に制御される。
この第2実施形態に係る光増幅器2は、前述の第1実施形態の場合と同様の効果を奏することができる。加えて、この光増幅器2では、可変光減衰器40の前後にモニタ機能が有けられていて、これらのモニタ結果に基づいて可変光減衰器40の損失がフィードバック制御されることにより、可変光減衰器40の損失について正確な制御が可能となり、出力の安定性を上げることも可能である。
(第3実施形態)
次に、本発明に係る光増幅器の第3実施形態について説明する。図4は、第3実施形態に係る光増幅器3の構成図である。この図に示される光増幅器3は、入力端3aに入力した信号光を光増幅して出力端3bから出力するものであって、入力端3aから出力端3bへ到る信号光伝送経路上に順に、光カプラ11、光カプラ21、増幅部31、光カプラ13、可変光減衰器40、光カプラ14、光カプラ22、増幅部32および光カプラ12を備える。
また、この光増幅器3は、光カプラ11に接続された受光素子61、光カプラ12に接続された受光素子62、光カプラ13に接続された受光素子63、光カプラ14に接続された受光素子64、光カプラ21および光カプラ22の双方に接続された光カプラ20、この光カプラ20に接続された励起光源70、この励起光源70を制御する制御部81、可変光減衰器40を制御する制御部82、ならびに、信号光の波数をモニタする波数情報モニタ部90をも備える。
前述の第2実施形態に係る光増幅器2の構成(図3)と比較すると、この図4に示される第3実施形態に係る光増幅器3は、励起光源71および励起光源72に替えて励起光源70および光カプラ20を備える点で相違し、また、この励起光源70を制御部81が制御する点で相違する。制御部82を含め他の構成要素については第2実施形態の場合と同様である。
励起光源70は、増幅部31,32を励起し得る波長の励起光を出力して、その励起光を光カプラ20へ出力する。この励起光源70として半導体レーザ光源が好適に用いられる。光カプラ20は、この励起光源70から出力された励起光を入力して一定の分岐比で2分岐し、この2分岐した一方の励起光を光カプラ21へ出力し、他方の励起光を光カプラ22へ出力する。光カプラ21は、光カプラ11から出力されて到達した信号光を入力するとともに、光カプラ20から出力されて到達した励起光を入力して、これら信号光および励起光を増幅部31へ出力する。光カプラ22は、光カプラ14から出力されて到達した信号光を入力するとともに、光カプラ20から出力されて到達した励起光を入力して、これら信号光および励起光を増幅部32へ出力する。すなわち、励起光源70および光カプラ20〜22は、増幅部31,32に励起光を供給する励起光供給手段を構成している。
制御部81は、受光素子61から出力された電気信号(入力信号光パワーモニタ結果)を入力するとともに、受光素子62から出力された電気信号(出力信号光パワーモニタ結果)をも入力し、さらに、波数情報モニタ部90による波数情報モニタ結果をも入力する。そして、制御部81は、これらの情報に基づいて、励起光源70から出力される励起光のパワーを調整して、光増幅器3全体の利得を一定に制御する。
この光増幅器3は以下のように動作する。励起光源70から出力された励起光は、光カプラ20により一定分岐比で2分岐され、その2分岐された一方の励起光は光カプラ21を経て増幅部31へ供給され、また、他方の励起光は光カプラ22を経て増幅部32へ供給される。入力端3aに信号光が入力すると、その信号光は、光カプラ11および光カプラ21を経て前段の増幅部31に入力し、この増幅部31を導波する間に光増幅される。増幅部31において光増幅された信号光は、光カプラ13を経て可変光減衰器40に入力し、この可変光減衰器40により所定の損失が付与された後、光カプラ14および光カプラ22を経て後段の増幅部32に入力し、この増幅部32を導波する間に光増幅される。そして、増幅部32において光増幅された信号光は、光カプラ12を経て、出力端3bから外部へ出力される。
入力端3aに入力した信号光の一部は光カプラ11により分岐され、その分岐された信号光は受光素子61により受光されて、入力信号光パワーモニタ結果を表す電気信号が受光素子61から出力される。また、出力端3bから出力される信号光の一部は光カプラ12により分岐され、その分岐された信号光は受光素子62により受光されて、出力信号光パワーモニタ結果を表す電気信号が受光素子62から出力される。
さらに、可変光減衰器40に入力する信号光の一部は光カプラ13により分岐され、その分岐された信号光は受光素子63により受光されて、可変光減衰器40の入力信号光パワーのモニタ結果を表す電気信号が受光素子63から出力される。また、可変光減衰器40から出力された信号光の一部は光カプラ14により分岐され、その分岐された信号光は受光素子64により受光されて、可変光減衰器40の出力信号光パワーのモニタ結果を表す電気信号が受光素子64から出力される。
受光素子61から出力された電気信号(入力信号光パワーモニタ結果)、受光素子62から出力された電気信号(出力信号光パワーモニタ結果)、および、波数情報モニタ部90による波数情報モニタ結果は、制御部81に入力する。そして、制御部81により、これらの情報に基づいて、励起光源70から出力される励起光のパワーが調整されて、光増幅器3全体の利得が一定に制御される。
また、受光素子61から出力された電気信号(入力信号光パワーモニタ結果)および波数情報モニタ部90による波数情報モニタ結果は制御部82に入力して、この制御部82により、これらの情報に基づいて、可変光減衰器40における信号光の損失が調整される。さらに、受光素子63から出力された電気信号(可変光減衰器40の入力信号光パワーのモニタ結果)、および、受光素子64から出力された電気信号(可変光減衰器40の出力信号光パワーのモニタ結果)も、制御部82に入力して、この制御部82により、これらの電気信号に基づいて、可変光減衰器40における信号光の損失が一定に制御される。このようにして、出力信号光パワーが一定に制御される。
この第3実施形態に係る光増幅器3は、前述の第2実施形態の場合と同様の効果を奏することができる。加えて、この光増幅器3では、2つの励起光供給手段が励起光源を共有していることから、制御機構が単純化され、過渡応答特性が抑圧される。
(第4実施形態)
次に、本発明に係る光増幅器の第4実施形態について説明する。図5は、第4実施形態に係る光増幅器4の構成図である。この図に示される光増幅器4は、入力端4aに入力した信号光を光増幅して出力端4bから出力するものであって、入力端4aから出力端4bへ到る信号光伝送経路上に順に、光カプラ11、光カプラ21、増幅部31、可変光減衰器40、光カプラ22、増幅部32、利得等化器(GEQ)50および光カプラ12を備える。
また、この光増幅器4は、光カプラ11に接続された受光素子61、光カプラ12に接続された受光素子62、光カプラ21に接続された励起光源71、光カプラ22に接続された励起光源72、励起光源71および励起光源72を制御する制御部81、可変光減衰器40を制御する制御部82 、ならびに、信号光の波数をモニタする波数情報モニタ部90をも備える。
前述の第1実施形態に係る光増幅器1の構成(図1)と比較すると、この図5に示される第4実施形態に係る光増幅器4は、利得等化器50を更に備える点で相違する。他の構成要素については第1実施形態の場合と同様である。利得等化器50は、増幅部32と光カプラ12との間に設けられており、利得を等化するものである。なお、この利得等化器50は、入力端4aと出力端4bの間の何れの位置に設けられていてもよい。
この光増幅器4は以下のように動作する。励起光源71から出力された励起光は、光カプラ21を経て増幅部31へ供給される。また、励起光源72から出力された励起光は、光カプラ22を経て増幅部32へ供給される。入力端4aに信号光が入力すると、その信号光は、光カプラ11および光カプラ21を経て前段の増幅部31に入力し、この増幅部31を導波する間に光増幅される。増幅部31において光増幅された信号光は、可変光減衰器40により所定の損失が付与された後、光カプラ22を経て後段の増幅部32に入力し、この増幅部32を導波する間に光増幅される。そして、増幅部32において光増幅された信号光は、利得等化器50により利得が等化された後に、光カプラ12を経て、出力端4bから外部へ出力される。
入力端4aに入力した信号光の一部は光カプラ11により分岐され、その分岐された信号光は受光素子61により受光されて、入力信号光パワーモニタ結果を表す電気信号が受光素子61から出力される。また、出力端4bから出力される信号光の一部は光カプラ12により分岐され、その分岐された信号光は受光素子62により受光されて、出力信号光パワーモニタ結果を表す電気信号が受光素子62から出力される。
受光素子61から出力された電気信号(入力信号光パワーモニタ結果)、受光素子62から出力された電気信号(出力信号光パワーモニタ結果)、および、波数情報モニタ部90による波数情報モニタ結果は、制御部81に入力する。そして、制御部81により、これらの情報に基づいて、励起光源71および励起光源72それぞれから出力される励起光のパワーが調整されて、光増幅器4全体の利得が一定に制御される。また、受光素子61から出力された電気信号(入力信号光パワーモニタ結果)および波数情報モニタ部90による波数情報モニタ結果は制御部82に入力して、この制御部82により、これらの情報に基づいて、可変光減衰器40における信号光の損失が調整されて、出力信号光パワーが一定に制御される。
この第4実施形態に係る光増幅器4は、前述の第1実施形態の場合と同様の効果を奏することができる。加えて、この光増幅器4では、利得等化器50が設けられていることにより、光増幅されて出力端4bから出力される多波長の信号光それぞれのレベルが一様となる。
(第5実施形態)
次に、本発明に係る光増幅器の第5実施形態について説明する。図6は、第5実施形態に係る光増幅器5の構成図である。この図に示される光増幅器5は、入力端5aに入力した信号光を光増幅して出力端5bから出力するものであって、入力端5aから出力端5bへ到る信号光伝送経路上に順に、光カプラ11、光カプラ21、増幅部31、可変光減衰器40、光カプラ22、増幅部32および光カプラ12を備える。
また、この光増幅器5は、光カプラ11に接続された受光素子61、光カプラ12に接続された受光素子62、光カプラ21に接続された励起光源71、光カプラ22に接続された励起光源72、励起光源71および励起光源72を制御する制御部81、可変光減衰器40を制御する制御部82 、ならびに、信号光の波数をモニタする波数情報モニタ部90をも備える。
前述の第1実施形態に係る光増幅器1の構成(図1)と比較すると、この図6に示される第5実施形態に係る光増幅器5は、制御部81における制御の内容の点で相違する。制御部82を含め他の構成要素については第1実施形態の場合と同様である。
制御部81は、波数情報モニタ手段と第1出力信号光パワーモニタ手段とによるモニタ結果に基づいて、信号光波数当りの出力信号の光パワーが所定のパワーになるように、1つのフィードバックループで、励起光供給手段により増幅部31,32に供給される励起光のパワーの制御を行う。すなわち、制御部81は、受光素子62から出力された電気信号(出力信号光パワーモニタ結果)および波数情報モニタ部90による波数情報モニタ結果を入力し、これらの情報に基づいて、励起光源71および励起光源72それぞれから出力される励起光のパワーを調整して、出力端5bから出力される信号光のパワーを一定に制御する。
この光増幅器5は以下のように動作する。励起光源71から出力された励起光は、光カプラ21を経て増幅部31へ供給される。また、励起光源72から出力された励起光は、光カプラ22を経て増幅部32へ供給される。入力端5aに信号光が入力すると、その信号光は、光カプラ11および光カプラ21を経て前段の増幅部31に入力し、この増幅部31を導波する間に光増幅される。増幅部31において光増幅された信号光は、可変光減衰器40により所定の損失が付与された後、光カプラ22を経て後段の増幅部32に入力し、この増幅部32を導波する間に光増幅される。そして、増幅部32において光増幅された信号光は、光カプラ12を経て、出力端5bから外部へ出力される。
入力端5aに入力した信号光の一部は光カプラ11により分岐され、その分岐された信号光は受光素子61により受光されて、入力信号光パワーモニタ結果を表す電気信号が受光素子61から出力される。また、出力端5bから出力される信号光の一部は光カプラ12により分岐され、その分岐された信号光は受光素子62により受光されて、出力信号光パワーモニタ結果を表す電気信号が受光素子62から出力される。
受光素子62から出力された電気信号(出力信号光パワーモニタ結果)および波数情報モニタ部90による波数情報モニタ結果は制御部81に入力して、この制御部81により、これらの情報に基づいて、励起光源71および励起光源72それぞれから出力される励起光のパワーが調整されて、出力端5bから出力される信号光のパワーが一定に制御される。また、受光素子61から出力された電気信号(入力信号光パワーモニタ結果)および波数情報モニタ部90による波数情報モニタ結果は制御部82に入力して、この制御部82により、これらの情報に基づいて、可変光減衰器40における信号光の損失が調整されて、出力信号光パワーが一定に制御される。
この第5実施形態に係る光増幅器5は、前述の第1実施形態の場合と同様の効果を奏することができる。
(第6実施形態)
次に、本発明に係る光増幅器の第6実施形態について説明する。図7は、第6実施形態に係る光増幅器6の構成図である。この図に示される光増幅器6は、入力端6aに入力した信号光を光増幅して出力端6bから出力するものであって、入力端6aから出力端6bへ到る信号光伝送経路上に順に、光カプラ11、光カプラ21、増幅部31、光カプラ13、可変光減衰器40、光カプラ14、光カプラ22、増幅部32および光カプラ12を備える。
また、この光増幅器6は、光カプラ11に接続された受光素子61、光カプラ12に接続された受光素子62、光カプラ13に接続された受光素子63、光カプラ14に接続された受光素子64、光カプラ21に接続された励起光源71、光カプラ22に接続された励起光源72、励起光源71および励起光源72を制御する制御部81、可変光減衰器40を制御する制御部82 、ならびに、信号光の波数をモニタする波数情報モニタ部90をも備える。
前述の第2実施形態に係る光増幅器2の構成(図3)と比較すると、この図7に示される第6実施形態に係る光増幅器6は、制御部81における制御の内容の点で相違する。制御部82を含め他の構成要素については第2実施形態の場合と同様である。
制御部81は、受光素子62から出力された電気信号(出力信号光パワーモニタ結果)および波数情報モニタ部90による波数情報モニタ結果を入力し、これらの情報に基づいて、励起光源71および励起光源72それぞれから出力される励起光のパワーを調整して、出力端6bから出力される信号光のパワーを一定に制御する。
この光増幅器6は以下のように動作する。励起光源71から出力された励起光は、光カプラ21を経て増幅部31へ供給される。また、励起光源72から出力された励起光は、光カプラ22を経て増幅部32へ供給される。入力端6aに信号光が入力すると、その信号光は、光カプラ11および光カプラ21を経て前段の増幅部31に入力し、この増幅部31を導波する間に光増幅される。増幅部31において光増幅された信号光は、光カプラ13を経て可変光減衰器40に入力し、この可変光減衰器40により所定の損失が付与された後、光カプラ14および光カプラ22を経て後段の増幅部32に入力し、この増幅部32を導波する間に光増幅される。そして、増幅部32において光増幅された信号光は、光カプラ12を経て、出力端6bから外部へ出力される。
入力端6aに入力した信号光の一部は光カプラ11により分岐され、その分岐された信号光は受光素子61により受光されて、入力信号光パワーモニタ結果を表す電気信号が受光素子61から出力される。また、出力端6bから出力される信号光の一部は光カプラ12により分岐され、その分岐された信号光は受光素子62により受光されて、出力信号光パワーモニタ結果を表す電気信号が受光素子62から出力される。
さらに、可変光減衰器40に入力する信号光の一部は光カプラ13により分岐され、その分岐された信号光は受光素子63により受光されて、可変光減衰器40の入力信号光パワーのモニタ結果を表す電気信号が受光素子63から出力される。また、可変光減衰器40から出力された信号光の一部は光カプラ14により分岐され、その分岐された信号光は受光素子64により受光されて、可変光減衰器40の出力信号光パワーのモニタ結果を表す電気信号が受光素子64から出力される。
受光素子62から出力された電気信号(出力信号光パワーモニタ結果)および波数情報モニタ部90による波数情報モニタ結果は制御部81に入力して、この制御部81により、これらの情報に基づいて、励起光源71および励起光源72それぞれから出力される励起光のパワーが調整されて、出力端6bから出力される信号光のパワーが一定に制御される。
また、受光素子61から出力された電気信号(入力信号光パワーモニタ結果)および波数情報モニタ部90による波数情報モニタ結果は制御部82に入力して、この制御部82により、これらの情報に基づいて、可変光減衰器40における信号光の損失が調整される。さらに、受光素子63から出力された電気信号(可変光減衰器40の入力信号光パワーのモニタ結果)、および、受光素子64から出力された電気信号(可変光減衰器40の出力信号光パワーのモニタ結果)も、制御部82に入力して、この制御部82により、これらの電気信号に基づいて、可変光減衰器40における信号光の損失が一定に制御される。このようにして、出力信号光パワーが一定に制御される。
この第6実施形態に係る光増幅器6は、前述の第2実施形態の場合と同様の効果を奏することができる。
(第7実施形態)
次に、本発明に係る光増幅器の第7実施形態について説明する。図8は、第7実施形態に係る光増幅器7の構成図である。この図に示される光増幅器7は、入力端7aに入力した信号光を光増幅して出力端7bから出力するものであって、入力端7aから出力端7bへ到る信号光伝送経路上に順に、光カプラ11、光カプラ21、増幅部31、光カプラ13、可変光減衰器40、光カプラ14、光カプラ22、増幅部32および光カプラ12を備える。
また、この光増幅器7は、光カプラ11に接続された受光素子61、光カプラ12に接続された受光素子62、光カプラ13に接続された受光素子63、光カプラ14に接続された受光素子64、光カプラ21および光カプラ22の双方に接続された光カプラ20、この光カプラ20に接続された励起光源70、この励起光源70を制御する制御部81、可変光減衰器40を制御する制御部82 、ならびに、信号光の波数をモニタする波数情報モニタ部90をも備える。
前述の第3実施形態に係る光増幅器3の構成(図4)と比較すると、この図8に示される第7実施形態に係る光増幅器7は、制御部81における制御の内容の点で相違する。制御部82を含め他の構成要素については第3実施形態の場合と同様である。
制御部81は、受光素子62から出力された電気信号(出力信号光パワーモニタ結果)および波数情報モニタ部90による波数情報モニタ結果を入力し、これらの情報に基づいて、励起光源70から出力される励起光のパワーを調整して、出力端6bから出力される信号光のパワーを一定に制御する。
この光増幅器7は以下のように動作する。励起光源70から出力された励起光は、光カプラ20により一定分岐比で2分岐され、その2分岐された一方の励起光は光カプラ21を経て増幅部31へ供給され、また、他方の励起光は光カプラ22を経て増幅部32へ供給される。入力端7aに信号光が入力すると、その信号光は、光カプラ11および光カプラ21を経て前段の増幅部31に入力し、この増幅部31を導波する間に光増幅される。増幅部31において光増幅された信号光は、光カプラ13を経て可変光減衰器40に入力し、この可変光減衰器40により所定の損失が付与された後、光カプラ14および光カプラ22を経て後段の増幅部32に入力し、この増幅部32を導波する間に光増幅される。そして、増幅部32において光増幅された信号光は、光カプラ12を経て、出力端7bから外部へ出力される。
入力端7aに入力した信号光の一部は光カプラ11により分岐され、その分岐された信号光は受光素子61により受光されて、入力信号光パワーモニタ結果を表す電気信号が受光素子61から出力される。また、出力端7bから出力される信号光の一部は光カプラ12により分岐され、その分岐された信号光は受光素子62により受光されて、出力信号光パワーモニタ結果を表す電気信号が受光素子62から出力される。
さらに、可変光減衰器40に入力する信号光の一部は光カプラ13により分岐され、その分岐された信号光は受光素子63により受光されて、可変光減衰器40の入力信号光パワーのモニタ結果を表す電気信号が受光素子63から出力される。また、可変光減衰器40から出力された信号光の一部は光カプラ14により分岐され、その分岐された信号光は受光素子64により受光されて、可変光減衰器40の出力信号光パワーのモニタ結果を表す電気信号が受光素子64から出力される。
受光素子62から出力された電気信号(出力信号光パワーモニタ結果)および波数情報モニタ部90による波数情報モニタ結果は制御部81に入力して、この制御部81により、これらの情報に基づいて、励起光源70から出力される励起光のパワーが調整されて、出力端7bから出力される信号光のパワーが一定に制御される。
また、受光素子61から出力された電気信号(入力信号光パワーモニタ結果)および波数情報モニタ部90による波数情報モニタ結果は制御部82に入力して、この制御部82により、これらの情報に基づいて、可変光減衰器40における信号光の損失が調整される。さらに、受光素子63から出力された電気信号(可変光減衰器40の入力信号光パワーのモニタ結果)、および、受光素子64から出力された電気信号(可変光減衰器40の出力信号光パワーのモニタ結果)も、制御部82に入力して、この制御部82により、これらの電気信号に基づいて、可変光減衰器40における信号光の損失が一定に制御される。このようにして、出力信号光パワーが一定に制御される。
この第7実施形態に係る光増幅器7は、前述の第3実施形態の場合と同様の効果を奏することができる。
(第8実施形態)
次に、本発明に係る光増幅器の第8実施形態について説明する。図9は、第8実施形態に係る光増幅器8の構成図である。この図に示される光増幅器8は、入力端8aに入力した信号光を光増幅して出力端8bから出力するものであって、入力端8aから出力端8bへ到る信号光伝送経路上に順に、光カプラ11、光カプラ21、増幅部31、可変光減衰器40、光カプラ22、増幅部32、利得等化器50および光カプラ12を備える。
また、この光増幅器8は、光カプラ11に接続された受光素子61、光カプラ12に接続された受光素子62、光カプラ21に接続された励起光源71、光カプラ22に接続された励起光源72、励起光源71および励起光源72を制御する制御部81、可変光減衰器40を制御する制御部82 、ならびに、信号光の波数をモニタする波数情報モニタ部90をも備える。
前述の第4実施形態に係る光増幅器4の構成(図5)と比較すると、この図9に示される第8実施形態に係る光増幅器8は、制御部81における制御の内容の点で相違する。制御部82を含め他の構成要素については第4実施形態の場合と同様である。
制御部81は、受光素子62から出力された電気信号(出力信号光パワーモニタ結果)および波数情報モニタ部90による波数情報モニタ結果を入力し、これらの情報に基づいて、励起光源71および励起光源72それぞれから出力される励起光のパワーを調整して、出力端8bから出力される信号光のパワーを一定に制御する。
この光増幅器8は以下のように動作する。励起光源71から出力された励起光は、光カプラ21を経て増幅部31へ供給される。また、励起光源72から出力された励起光は、光カプラ22を経て増幅部32へ供給される。入力端8aに信号光が入力すると、その信号光は、光カプラ11および光カプラ21を経て前段の増幅部31に入力し、この増幅部31を導波する間に光増幅される。増幅部31において光増幅された信号光は、可変光減衰器40により所定の損失が付与された後、光カプラ22を経て後段の増幅部32に入力し、この増幅部32を導波する間に光増幅される。そして、増幅部32において光増幅された信号光は、利得等化器50により利得が等化された後に、光カプラ12を経て、出力端8bから外部へ出力される。
入力端8aに入力した信号光の一部は光カプラ11により分岐され、その分岐された信号光は受光素子61により受光されて、入力信号光パワーモニタ結果を表す電気信号が受光素子61から出力される。また、出力端8bから出力される信号光の一部は光カプラ12により分岐され、その分岐された信号光は受光素子62により受光されて、出力信号光パワーモニタ結果を表す電気信号が受光素子62から出力される。
受光素子62から出力された電気信号(出力信号光パワーモニタ結果)および波数情報モニタ部90による波数情報モニタ結果は制御部81に入力して、この制御部81により、これらの情報に基づいて、励起光源71および励起光源72それぞれから出力される励起光のパワーが調整されて、出力端8bから出力される信号光のパワーが一定に制御される。また、受光素子61から出力された電気信号(入力信号光パワーモニタ結果)および波数情報モニタ部90による波数情報モニタ結果は制御部82に入力して、この制御部82により、これらの情報に基づいて、可変光減衰器40における信号光の損失が調整されて、出力信号光パワーが一定に制御される。
この第8実施形態に係る光増幅器8は、前述の第4実施形態の場合と同様の効果を奏することができる。
第1実施形態に係る光増幅器1の構成図である。 各励起光源からの励起光出力タイミングを説明する図である。 第2実施形態に係る光増幅器2の構成図である。 第3実施形態に係る光増幅器3の構成図である。 第4実施形態に係る光増幅器4の構成図である。 第5実施形態に係る光増幅器5の構成図である。 第6実施形態に係る光増幅器6の構成図である。 第7実施形態に係る光増幅器7の構成図である。 第8実施形態に係る光増幅器8の構成図である。
符号の説明
1〜8…光増幅器、11〜14…光カプラ、21,22…光カプラ、31,32…増幅部、40…可変光減衰器、50…利得等化器、61〜64…受光素子、71,72…励起光源、81,82…制御部、90…波数情報モニタ部。

Claims (10)

  1. 入力端に入力した信号光を光増幅して出力端から出力する光増幅器であって、
    前記入力端に入力する信号光のパワーをモニタする第1入力信号光パワーモニタ手段と、
    前記出力端から出力される信号光のパワーをモニタする第1出力信号光パワーモニタ手段と、
    信号光の波数情報をモニタする波数情報モニタ手段と、
    前記第1入力信号光パワーモニタ手段と前記第1出力信号光パワーモニタ手段との間に直列的に設けられ、各々信号光を光増幅する複数の増幅部と、
    前記複数の増幅部のうちの何れか2つの増幅部の間に設けられ、信号光に付与する損失が可変である可変光減衰器と、
    前記複数の光増幅部に個別に励起光を供給する励起光供給手段と、
    前記波数情報モニタ手段と前記第1入力信号光パワーモニタ手段とによるモニタ結果に基づいて、前記複数の増幅部で発生する合計利得が所定の利得となる条件下で、信号光の波数当りの出力信号光パワーが所定のパワーになる所定の損失を設定する損失設定手段と、
    前記可変光減衰器における信号光の損失が前記所定の損失になるように制御する第1の制御手段と、
    前記第1の制御手段による制御とは別に制御し、前記波数情報モニタ手段、前記第1入力信号光パワーモニタ手段および前記第1出力信号光パワーモニタ手段それぞれによるモニタ結果に基づいて、前記所定の損失を考慮して、前記複数の増幅部で発生する合計利得を算出し、前記合計利得が前記所定の利得になるように、1つのフィードバックループで、前記励起光供給手段により前記複数の増幅部に供給される励起光のパワーの制御を行う第2の制御手段と
    を備えることを特徴とする光増幅器。
  2. 入力端に入力した信号光を光増幅して出力端から出力する光増幅器であって、
    前記入力端に入力する信号光のパワーをモニタする第1入力信号光パワーモニタ手段と、
    前記出力端から出力される信号光のパワーをモニタする第1出力信号光パワーモニタ手段と、
    信号光の波数情報をモニタする波数情報モニタ手段と、
    前記第1入力信号光パワーモニタ手段と前記第1出力信号光パワーモニタ手段との間に直列的に設けられ、各々信号光を光増幅する複数の増幅部と、
    前記複数の増幅部のうちの何れか2つの増幅部の間に設けられ、信号光に付与する損失が可変である可変光減衰器と、
    前記複数の増幅部に個別に励起光を供給する励起光供給手段と、
    前記波数情報モニタ手段と前記第1入力信号光パワーモニタ手段とによるモニタ結果に基づいて、信号光波数当りの出力信号の光パワーが所定のパワーになるような所定の損失を設定する損失設定手段と、
    前記可変光減衰器における信号光の損失が前記所定の損失になるように制御する第1の制御手段と、
    前記第1の制御手段による制御とは別に制御し、前記波数情報モニタ手段と前記第1出力信号光パワーモニタ手段とによるモニタ結果に基づいて、信号光波数当りの出力信号の光パワーが所定のパワーになるように、1つのフィードバックループで、前記励起光供給手段により前記複数の増幅部に供給される励起光のパワーの制御を行う第2の制御手段と
    を備えることを特徴とする光増幅器。
  3. 前記第1の制御手段において、前記モニタ結果に対する制御開始時間を前記第2の制御手段より遅く設定し、制御周期を前記第2の制御手段より長く設定することを特徴とする請求項1に記載の光増幅器。
  4. 前記可変光減衰器に入力する信号光のパワーをモニタする第2入力信号光パワーモニタ手段と、前記可変光減衰器から出力される信号光のパワーをモニタする第2出力信号光パワーモニタ手段とを備え、
    前記第1の制御手段は、前記第2入力信号光パワーモニタ手段および前記第2出力信号光パワーモニタ手段それぞれによるモニタ結果に基づいて前記可変光減衰器における信号光の損失が前記所定の損失になるように制御する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の光増幅器。
  5. 前記励起光供給手段は、2つの励起光供給手段を有し、
    前記2つの励起光供給手段は、前記第1の制御手段により制御されるとともに、いずれかの一方の励起光のパワーを変数とする関数として、他方の励起光供給手段の励起光のパワーを制御することにより、一つの励起光供給手段として動作する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の光増幅器。
  6. 前記励起光供給手段は、2つの励起光供給手段を有し、
    前記2つの励起光供給手段は、同じ論理式で動作する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の光増幅器。
  7. 前記制御手段が、前記励起光供給手段それぞれから供給される励起光のパワーを互いに異なるタイミングで調整することを特徴とする請求項1または2に記載の光増幅器。
  8. 前記励起光供給手段は、励起光源を共有する2つの励起光供給手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の光増幅器。
  9. 前記入力端と前記出力端との間に設けられ利得を等化する利得等化器を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の光増幅器。
  10. 請求項1または2に記載の光増幅器を含み、信号光を伝送するとともに、該信号光を前記光増幅器により光増幅することを特徴とする光通信システム。
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