JP2006126764A - 現像剤規制部材、この現像剤規制部材の製造方法及びこれを用いた現像機及びこの現像機を用いた画像形成装置又はプリンタ及び結合板 - Google Patents

現像剤規制部材、この現像剤規制部材の製造方法及びこれを用いた現像機及びこの現像機を用いた画像形成装置又はプリンタ及び結合板 Download PDF

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Abstract

【課題】 非磁性板に半抜き加工により嵌合突起を形成して、この嵌合突起を用いて磁性板を非磁性板に組み付ける場合でも、生産効率を高めることができ、ひいては非磁性板の真直度の維持に積極的に貢献することのできる現像剤規制部材を提供する。
【解決手段】 本発明の現像剤規制部材31は、マグネットローラ32を有する現像ローラ30の長手方向に長く延びる磁性板36と非磁性板35とからなり、非磁性板35には半抜き形状の嵌合突起38が形成され、磁性板36には嵌合突起38に嵌合する嵌合穴40が形成され、磁性板36と非磁性板35とは嵌合突起38をカシメることによって締結されている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、マグネットローラの磁力によりトナーを吸引しつつ潜像担持体に向けて供給する現像ローラに臨まされて潜像担持体に供給するトナー量を規制する現像剤規制部材の改良に関し、更にはこの現像剤規制部材の製造方法及びこれを用いた現像機及びこの現像機を用いた複写機、ファクシミリ等の画像形成装置又はプリンタ及び結合板に関する。
従来から、画像形成装置又はプリンタには、マグネットローラの磁力により磁性キャリア、トナーを吸着して潜像担持体に向けて供給する現像ローラと、この現像ローラに臨まされて潜像担持体に供給するトナー量を規制する現像剤規制部材(現像ドクター)とを有する現像機が設けられているものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この種の現像機は、例えばカラー複写機に用いられ、図1、図2に示すように、現像ローラ1と現像剤規制部材2とを有し、これらは図示を略す現像ケーシング内に設けられている。
その現像ローラ1はその現像スリーブ3とマグネットローラ4とを有する。その現像スリーブ3とマグネットローラ4とは駆動軸5によって一体回転される。
その現像剤規制部材2は、規制板としての非磁性板6と保持板としての磁性板7とから大略構成され、非磁性板6には磁性板7が取り付けられ、マグネットローラ4と磁性板7との間に生じる一様磁界により磁性キャリア、トナーからなる現像剤9が吸引されつつ潜像担持体としての感光体ドラム11に向けて供給される。
非磁性板6は、その稜線10が現像スリーブ3の外周に臨まされ、スリーブ3と稜線10との間にギャップGが形成され、非磁性板6の稜線10は画質の安定化を図るためにその吸引された現像剤9の供給量を規制する役割を果たす。
なお、その現像剤規制部材2としては、保持板と規制板とを金属板から構成し、規制板の保持板への組み付け方法として、例えば、保持板を半抜き加工してその保持板に嵌合突起を形成し、一方その規制板に嵌合穴を形成し、規制板を保持板に位置決めした後、規制板を保持板に位置決めして挟持する構成のものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−98738号公報 特開平8−160742号公報
ところで、その現像剤規制部材2によるトナー9の供給量の一様化を図るには、ギャップGがその現像ローラの長手方向に一定であることが必要であり、従って、非磁性板6の稜線10の真直度が要求される。ここでは、真直度とは非磁性板6の稜線10の長手方向への直線性をいい、図3に示すように非磁性板6の稜線10を含む面S1に含まれかつ稜線10の延びる方向と直交する方向の直線L1が稜線10と交わる点P1の基準点Oに対する凹凸量ΔLを用いて評価する。
その特許文献2に開示のものでは、その現像剤規制部材2による現像剤9の供給量の一様化を図ることができるが、規制板を保持板に組み付けるに際して、ネジ締結作業を行わなければならないために、組み立て作業効率が芳しくないという不都合がある。その保持板を非磁性板6により構成し、その規制板を非磁性板7により構成した場合も同様の不都合がある。
その磁性板7の非磁性板6への組み付け作業には、この他、スポット溶接、YAGレーザ溶接、接着等の各種の手段が知られているが、スポット溶接手段による組み付けでは、溶接歪みが発生するため、真直度の確保が困難であるという問題があり、高画質化が要求されている画像形成装置への対応が困難である。
YAGレーザ溶接手段による組み付けでは、溶接歪みが少ないので高画質化が要求されている画像形成装置への対応は容易であるが、設備コストが高いという面で難点がある。
また、非磁性板7の長手方向に間隔を開けて複数個溶接ポイントを設定して溶接を行わなければならないために、溶接作業効率が芳しくないという不都合もある。
接着手段による組み付けでは、接着剤の管理、接着治具の製作、接着時間の管理等の各種の管理を行わなければならず、耐久性の観点、経時的観点からは必ずしも芳しくないという不都合がある。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、非磁性板に半抜き加工により嵌合突起を形成して、この嵌合突起を用いて磁性板を非磁性板に組み付ける場合でも、生産効率を高めることができ、ひいては非磁性板の真直度の維持に積極的に貢献することのできる現像剤規制部材、この現像剤規制部材の製造方法及びこれを用いた現像機及びこの現像機を用いた画像形成装置又はプリンタ及び結合板を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の現像剤規制部材は、マグネットローラを有する現像ローラの長手方向に長く延びる磁性板と非磁性板とからなり、前記非磁性板と前記磁性板との一方には半抜き形状の嵌合突起が形成され、前記非磁性板と前記磁性板との他方には前記嵌合突起に嵌合する嵌合穴が形成され、前記磁性板と前記非磁性板とは前記嵌合突起をカシメることによって締結されていることを特徴とする。
本発明の請求項2に記載の現像剤規制部材は、マグネットローラを有する現像ローラの長手方向に長く延びる磁性板と非磁性板とからなり、前記非磁性板には半抜き形状の嵌合突起が長手方向に間隔を開けて複数個形成され、前記磁性板には前記嵌合突起に対応して該嵌合突起に嵌合される嵌合穴が形成され、前記磁性板と前記非磁性板とは前記各嵌合突起をカシメることによって締結されていることを特徴とする。
本発明の請求項3に記載の現像剤規制部材は、前記嵌合穴の穴径が前記嵌合突起の直径よりも若干大きいことを特徴とする。
本発明の請求項4に記載の現像剤規制部材は、前記嵌合突起の頭部がV字形ポンチによって二分されるようにして圧潰されていることを特徴とする。
本発明の請求項5に記載の現像剤規制部材は、前記嵌合突起の頭部に形成された圧潰溝の方向が前記非磁性板の長手方向と直交する方向となっていることを特徴とする。
本発明の請求項6に記載の現像剤規制部材は、前記嵌合突起が円形であり、前記非磁性板には、該嵌合突起の頭部を圧潰したときに、前記磁性板の変形を吸収する環状溝が前記嵌合突起の根元部の外周を取り巻くようにして形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項7に記載の現像剤規制部材は、前記嵌合突起の中心部から前記非磁性板の前記現像ローラに臨む稜線までの距離が前記嵌合突起の直径の2倍以上であることを特徴とする。
本発明の請求項8に記載の金型は、非磁性板にその長手方向に間隔を開けて半抜き形状の嵌合突起とこの嵌合突起の根元部分に環状溝とを形成するために、非磁性板に加圧力を加えて半抜き形状の嵌合突起を形成する加工用ポンチに対向してダイボタンが設けられていることを特徴とする。
本発明の請求項9に記載の現像剤規制部材の製造方法は、マグネットローラを有する現像ローラの長手方向に長く延びる非磁性板にその長手方向に間隔を開けて複数個の半抜き形状の嵌合突起を形成すると共に該嵌合突起の根元部の外周を取り巻く環状溝を形成する半抜き工程と、前記嵌合突起に対応して形成された嵌合穴を有する磁性板の各嵌合穴を前記嵌合突起に嵌合させて前記磁性板を前記非磁性板にセットする工程と、該磁性板がセットされた非磁性板にセットされた状態で前記嵌合突起の頭部に頭部がV形状の加工用ポンチにより加圧力を加えて前記嵌合突起を圧潰する工程と、からなることを特徴とする。
本発明の請求項10に記載の現像機は、請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の現像剤規制部材を有することを特徴とする。
本発明の請求項11に記載の画像形成装置は、請求項10に記載の現像機を有することを特徴とする。
本発明の請求項12に記載のプリンタは、請求項10に記載の現像機を有することを特徴とする。
本発明の請求項13に記載の結合板は、非磁性の金属製の一の長尺状板に半抜き形状の嵌合突起を形成し、該一の長尺状板とは厚さが異なる金属製板からなる他の長尺状板に嵌合突起に嵌合される嵌合穴を形成し、嵌合突起と嵌合穴とを嵌合させ、前記嵌合突起をカシメることにより結合されてなることを特徴とする。
本発明の請求項14に記載の結合板は、プラスチックス材料からなる一の長尺状板に嵌合突起を形成し、該一の長尺板とは厚さが異なる金属製板からなる他の長尺状板に嵌合突起に嵌合される嵌合穴を形成し、前記嵌合突起と前記嵌合穴とを嵌合させ、前記嵌合突起が熱カシメによりカシメらていることを特徴とする。
本発明の請求項15に記載の結合板は、前記他の長尺状板の嵌合穴の周壁に鋭角状切片部又は磁性板の穴部周壁に放射状切り込み片部が形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項16に記載の結合板は、厚さの厚い方の長尺状板に半抜き形状の嵌合突起が形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項17に記載の結合板は、一の長尺状板にその長手方向に延びる半抜き形状の隆起条部が形成され、他の長尺状板にその隆起条部に嵌合する長穴が形成され、隆起条部が長穴に嵌合されて、隆起条部の長手方向に間隔を開けてカシメ部を形成することにより、両長尺状板が結合されていることを特徴とする。
請求項1ないし請求項4、請求項9に記載の発明によれば、非磁性板に半抜き加工により嵌合突起を形成して、この嵌合突起を用いて磁性板を非磁性板に組み付ける場合でも、生産効率を高めることができ、ひいては非磁性板の真直度の維持に積極的に貢献することができる。
請求項5に記載の発明によれば、非磁性板の稜線の真直度の向上に積極的貢献しつつ生産効率を高めることができる。
請求項6に記載の発明によれば、非磁性板の真直度の向上により一層積極的に貢献しつつ生産効率を高めることができる。また、磁性板の嵌合穴の周壁が嵌合突起の圧潰により環状溝に押し込まれる方向に変形するので、磁性板の非磁性板への密着力が増大し、従って磁性板と非磁性板との間の隙間を小さくでき、現像剤がこの隙間に固着するのを防止できる。
請求項7に記載の発明によれば、非磁性板の真直度を維持しつつ磁性板の幅を狭くでき、ひいては、現像剤の吸引量の安定化を図ることができる。
請求項8に記載の発明によれば、半抜き形状の非磁性板の嵌合突起を所定の形状に整形しつつ形成できる。
請求項10ないし請求項12に記載の発明によれば、画質の向上をより一層図ることができる。
請求項13ないし請求項17に記載の発明の効果は以下に説明する実施例の記載から自ずと明らかになるであろう。
以下に、本発明に係わる現像剤規制部材、この現像剤規制部材の製造方法及びこれを用いた現像機及びこの現像機を用いた画像形成装置の発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図4は本発明に係わる現像剤規制部材を備えた画像形成装置の一例を示す概要図であって、この図4において、20は画像形成装置としてのカラー複写機である。このカラー複写機20は、レーザ光源、ポリゴンミラー、fθレンズ等を備えた書き込みユニット21、潜像担持体としての感光体ドラム22、中間転写ベルト23、搬送ベルト24、リボルバー現像装置25、転写紙トレイ26、給送ロール機構27、排出ロール機構28を有する。
リボルバー現像装置25は、Y、M、C、Kの各色に対応するトナー(現像剤)が貯蔵された現像機29を有する。各現像機29は必要に応じて感光体ドラム22に臨まされ、現像剤9が感光体ドラム22に供給される。そのリボルバー装置25の詳細構造は特開2000−98738号公報に開示されている。
その各現像機29には、図5、図6に示す構成の現像ローラ30、現像剤規制部材31が設けられている。その現像ローラ30はマグネットローラ32と現像スリーブ33とから大略構成されている。その現像スリーブ33には駆動軸34が設けられている。
現像剤規制部材31は逆L字形状の非磁性板35と磁性板36とから大略構成されている。その非磁性板35には例えばSUS304、316等の材料が用いられ、磁性板36には例えばSUS430等の材料が用いられている。その磁性板36には非磁性板35の板厚よりも薄いものが用いられ、非磁性板35の板厚は例えば1mm〜3mmであり、磁性板36の板厚は例えば0.1mm〜0.3mmである。
非磁性板35にはその両端部及び中央部に取り付け穴37が形成され、取り付け穴37は図示を略す締結ネジを用いて現像機29のケーシング40’に現像剤規制部材31を組み付ける際に用いられる。
その非磁性板35には図7に拡大して示すように半抜き形状の嵌合突起38が現像ローラ30の長手方向に所定間隔を開けて複数個形成されている。その嵌合突起38は円柱形状である。その非磁性板35の嵌合突起38の根元部にはこの嵌合突起38を取り巻くようにして環状溝39が形成されている。
磁性板36は図8に拡大して示すように非磁性板35の長手方向に沿って長く延び、磁性板36にはその嵌合突起38に対応する嵌合穴40が形成されている。この嵌合穴40の穴径は嵌合突起38の直径よりも若干大きく、磁性板36の非磁性板35へのセットの容易化が図られている。その磁性板36はその長手方向両端部41に突き出し部42、42が形成されている。
磁性板36の両端部分では磁力が集中するため、この磁力集中による現像剤9の過剰吸引により、現像剤9が磁性板36の中央部分よりも両端部分の方が過剰に供給されるのを規制するためである。
その非磁性板35への嵌合突起38の形成は、例えば、図9に示す金型43を用いて行う。その金型43はダイプレート44、ポンチプレート45、ストリッパー45’、胴付きプレート45”を有する。ポンチプレート45、ストリッパー45’、胴付きプレート45”から大略構成される上型はダイプレート44に対して上下方向に可動される。ダイプレート44には円筒形状のダイボタン46が非磁性板35の長手方向に対応する方向に間隔を開けて複数個設けられている。
このダイボタン46は突き出し端部46aを有し、この突き出し端部46aのダイプレート44の上面からの突き出し高さH(図10参照)は、約50ミクロンメートル程度とされている。ポンチプレート45には、図9に示すように、そのダイボタン46に対応して円柱形状の加工用ポンチ47が設けられている。非磁性板35は図9に示すようにダイプレート44にセットされ、ポンチプレート45、ストリッパー45’とダイプレート44とにより挟持されつつ加工用ポンチ47により加圧される。
これにより、図7に示すように、非磁性板35にはその加工用ポンチ47に臨む側の面でかつ加工用ポンチ47により加圧された部分に凹み38’が形成され、反対側の面でかつ加工用ポンチ47により加圧された部分がダイボタン46の筒内に向かって押し出され、半抜き形状の嵌合突起38が形成される。その嵌合突起38はダイボタン46の筒内に食い込むが、嵌合突起38には図10に拡大して示すバネ46a’とイジェクトピン46bとによりダイボタン46の筒内から抜け出る方向の力が作用する。前述の突き出し高さHは胴付プレート45”とストリッパー45’との距離hによって決定される。なお、その図10において、符号46cは止めネジである。
そのダイボタン46の突き出し端部46aにより、環状溝39が形成される。このダイボタン46は、嵌合突起38の形状を整形する役割を果たし、図10に部分的に拡大して示すように円柱形状の嵌合突起38の根元部分がいびつに塑性変形することなく形成される。
これに対して、ダイボタン46をダイプレート44に設けない場合には、図11に部分的に拡大して示すように、嵌合突起38の根元部分がだれていびつに塑性変形する。従って、この実施例によれば、磁性板36のセット面となる嵌合突起38の形成側の面のいびつな塑性変形が防止される。磁性板36への嵌合穴40の形成は公知の打ち抜き金型により行う。
非磁性板35への磁性板36の締結は、図12に示すカシメ金型48を用いて行う。このカシメ金型48はダイプレート49を有する下型48Aと、ポンチプレート50、ストリッパー50’を有する上型48Bとからなる。ポンチプレート50にはカシメ用ポンチ51が嵌合突起38に対応させて設けられている。
そのカシメ用ポンチ51には、その先端の形状が図13(a)に示す円錐形、図13(b)に示すV字形、図13(c)に示す菊座形のいずれのものをも用いることができるが、V字形のカシメ用ポンチ51を用いるのが最も望ましい。その理由については、後述する。そのV字形の角度は120度が望ましい。
非磁性板35をその嵌合突起38が上方を向くようにしてダイプレート49にセットする。ついで、磁性板36の嵌合穴40を嵌合突起38に嵌合させることにより、磁性板36を非磁性板35にセットする。ついで、上型48Bを下降させる。これにより、非磁性板35と磁性板36とはストリッパー50’により加圧挟持される。ついで、カシメ用ポンチ51が嵌合突起38の頭部38aに当接し、頭部38aが二分するように圧潰され、その頭部38aに図14、図15に拡大して示すように圧潰溝52が形成される。
その圧潰溝52の延びる方向は非磁性板35の長手方向に対して直交する方向が望ましい。というのは、圧潰溝52の延びる方向を非磁性板35の延びる方向と同方向に形成することにすると、図16に示すように、頭部38aの圧潰の際に塑性変形力Fが稜線10に向かう方向に主として加わることとなり、稜線10の直線度に影響を与える可能性が高いからである。言い換えると、非磁性板35の偏肉の方向が稜線10に向かう方向となるから、稜線10の直線度が劣化する。
これに対して、圧潰溝52の延びる方向を非磁性板35の延びる方向と直交する方向に形成すると、図17に示すように、頭部38aの圧潰の際に塑性変形力Fが主として稜線10と平行な方向に加わることとなり、稜線10の直線度に影響を与える可能性が低くなるからである。
なお、ここで、稜線10とは非磁性板35を剪断加工により形成する際の剪断面側の縁、すなわち、剪断側の面とは嵌合突起38が形成されている側の面をいう。非磁性板35の破断面側の縁は破断の際に不揃いで凹凸が大きいので、真直度の測定に不向きだからである。
その磁性板36の嵌合穴40の周辺部は、図14に示すように環状溝39の存在する方向に変形され、磁性板36はその全面が非磁性板35に密着する方向に押しつけられる。
これにより、非磁性板35と磁性板36との隙間53に現像剤9が侵入して現像剤9が非磁性板35と磁性板36との隙間53(図5参照)に溜まるのが防止される。
その非磁性板35の稜線10の真直度を稜線10から嵌合突起38の中心までの距離L、嵌合突起38の直径Φ、嵌合突起の高さH’、非磁性板35の厚さtを変えて測定して得られた結果を以下に説明する。
図18から図21は非磁性板35の厚さtを2.0mmとし、嵌合突起38の直径Φを2mm、3mm、4mm、5mmに形成し、嵌合突起38の高さH’を厚さtの1/5、1/4、1/3、1/2に変化させ、かつ、嵌合突起38の中心から稜線10までの距離Lを嵌合突起38の直径Φの1倍、1.5倍、2倍、2.5倍に変化させて得られた真直度のグラフであり、横軸はその稜線10から中心までの距離Lであり、縦軸は真直度である。
図22から図25は非磁性板35の厚さtを1.5mmとし、嵌合突起38の直径Φを2mm、3mm、4mm、5mmに形成し、嵌合突起28の高さH’を厚さtの1/6.6、1/5、1/4、1/2.5に変化させ、かつ、嵌合突起38の中心から稜線10までの距離Lを嵌合突起38の直径Φの1倍、1.5倍、2倍、2.5倍に変化させて得られた真直度のグラフであり、横軸はその稜線10から中心までの距離Lであり、縦軸は真直度である。
ここで、その真直度は図26に示すように非磁性板35の両端部を基準点Oにして、非磁性板25の長手方向に所定間隔を開けて複数個の測定点Q1〜Q8を設定し、このQ1〜Q8の基準点Oに対する矢印方向の凹凸量ΔLで評価した。図18〜図25に示すグラフはその測定点Q1〜Q8における凹凸量ΔLの最大値である。
その図18ないし図25から見てとれるように、稜線10から嵌合突起38の中心までの距離Lを嵌合突起38の直径Φの2倍以上に設定すると、真直度0.05mm以下を実現できて好ましい。また、この実施例によれば、稜線10から嵌合突起38の中心までの距離Lを嵌合突起38の直径Φの2倍以上に設定すれば稜線10の直角度を保証できるので、磁性板36の長手方向と直交する方向の幅Wを狭くすることができ、磁性材料の節約、磁気力の大きさをコントロールできることになって望ましい。
なお、図18ないし図21と、図22ないし図25とを較べて見ると、非磁性板35の厚さtが薄い方が真直度が良好な結果が得られているが、これは非磁性板35が薄い方がこの非磁性板35をL字形状に折り曲げる際に折り曲げやすく、非磁性板35に加わる歪み変形が小さいと考えられるからである。
この磁性板35に非磁性板36をカシメにより組み付けた場合にも同様に真直度0.05mm以下の結果を得ることができた。
また、30mm間隔で嵌合突起38が形成された非磁性板35に磁性板36をカシメ加工により締結して形成した現像剤規制部材31を、A4用紙に1分間60枚のプリントが可能な画像形成装置に取り付けて、画像評価、耐久試験を行った。
その結果、現像剤規制部材31に起因する画像異常の発生は見られなかった。また、600000枚相当の耐久試験を行ったが、磁性板の剥離や変形も見られず、非磁性板35と磁性板36とのカシメによる締結は、信頼性の高い締結手段であることが確認された。
更に、金型43を用いて非磁性板35に一度に複数個の半抜き形状の嵌合突起38を形成でき、カシメ金型48を用いてその複数個の嵌合突起38を同時にカシメることができることになり、非磁性板35と磁性板36とのカシメ締結加工時間は、現像剤規制部材31について1個当たり約5秒であり、加工時間も短縮でき、しかも現像剤規制部材31の製造工程の全てについてプレス加工を採用することができ、在庫管理、物流管理に貢献できるメリットもある。
以上、発明の実施の形態について説明したが本発明は、これに限らず以下のものを含むものである。
(1)発明の実施の形態では、非磁性板35に半抜き形状の嵌合突起38を形成し、磁性板36に嵌合突起38に嵌合する嵌合穴40を形成することにしたが、磁性板36に半抜き形状の嵌合突起を形成し、非磁性板35に嵌合突起に嵌合する嵌合穴を形成する構成とすることもできる。
(2)発明の実施の形態では、非磁性板35に半抜き形状の嵌合突起38を形成し、磁性板36に嵌合突起38に嵌合する嵌合穴40を形成し、嵌合突起38をカシメる構成としたが、嵌合突起38を嵌合穴40に軽く圧入する構成として、磁性板36を非磁性板35に取り付ける構成とすることもできる。
(3)非磁性板35に磁性板36の位置決めピン(図示を略す)を設ける構成としても良い。
(4)図13(c)に示す菊座型ポンチ51を用いた場合には、その圧潰溝52は図27に示すように、Y字形状を呈する構成とするのが望ましい。
(5)図28(a)に示すように、磁性板36の穴部40の周壁に鋭角状切片部40xを形成する構成、又は、図28(b)に示すように、磁性板36の穴部40の周壁に放射状切り込み条yを入れて放射切り込み片部40zを形成する構成として、嵌合突起38をカシメたときに、鋭角状切片部40x又は放射状切り込み片部40zを環状溝39に向けて変形しやすくし、磁性板36の全体としてのカシメによる応力変形を緩和する効果を与えることもできる。
(6)図29(a)に示すように、非磁性板35に長手方向に延びる半抜き形状の隆起条部35xを形成し、磁性板36に図29(b)に示すようにこの隆起条部35xに嵌合する長穴36xを形成し、隆起条部35xを長穴36xに嵌合させて、図29(c)に示すように、隆起条部35xの長手方向に間隔を開けてカシメ部35yを形成することにより、磁性板36を非磁性板35に取り付ける構成とすることもできる。
この構成によれば、カシメ部35yの長手方向位置、間隔、個数を柔軟に選択できるという効果を奏する。
(7)非磁性板35としてプラスチックス材料を使用し、この非磁性板35に図30(a)に示すように嵌合突起38を形成し、図30(b)に示す磁性板36をこの嵌合突起38に嵌合させ、図30(c)に示す超音波ホーン60を用いて嵌合突起38の頭部を溶融させることにより磁性板36を非磁性板35に取り付ける構成とすることもできる。
この場合に、穴部40の周壁に放射状切り込み条を形成すれば、嵌合突起38の溶融部が放射状切り込み条に浸入するので、非磁性板35と磁性板36との結合強度の向上を図ることができる。
この構成によれば、非磁性板として金属製板を用いなくとも現像剤規制部材を製作できる。
このように、一の長尺状板又は一の長尺状板とは厚さが異なる他の長尺状板としての非磁性板35に嵌合突起38を形成し、一の長尺状板とは厚さが異なる他の長尺状板又は一の長尺板としての磁性板36に嵌合突起38に嵌合される嵌合穴40を形成し、嵌合突起38と嵌合穴40とを嵌合させ、嵌合突起38をカシメることにより結合板としての現像剤規制部材を形成する構成とすることもできる。
なお、結合板は、必ずしも現像剤規制部材に用いられるものに限られるものではなく、この現像剤規制部材と同様の機能を有するもの、例えば、スクレーパにも用いることができる。この場合には、双方の長尺状板として非磁性の金属製板を用いても良い。
従来の現像機の要部の概略構成を示す側面図である。 図1に示す現像機の正面図である。 図1に示す現像規制部材の概略構成を示す斜視図である。 本発明に係わる現像機が搭載された画像形成装置の概略構成を示す図である。 本発明に係わる現像機の要部と感光体ドラムとの部分を拡大して示す側面図である。 図5に示す現像機の正面図である。 図5に示す非磁性板の部分を拡大して示す断面図である。 図5に示す磁性板の部分を拡大して示す平面図である。 図7に示す非磁性板に半抜き形状の嵌合突起を形成するための金型を示す概要図である。 図9に示すダイボタンの詳細構成を示す部分断面図である。 図10に示すダイボタンを用いないで非磁性板に半抜き形状の突起を形成した場合の不具合を説明するための嵌合突起形成部分の断面拡大図である。 図6に示す現像規制部材の製造に用いるカシメ金型の一例を示す概要図である。 図12に示すカシメ用ポンチを示す説明図であって、(a)は頭部形状が円錐形のカシメ用ポンチを示す部分斜視図、(b)は頭部形状がV形のカシメ用ポンチを示す部分斜視図、(c)は頭部形状が菊座形のカシメ用ポンチを示す部分斜視図である。 図13(b)に示す頭部形状がV形のカシメ用ポンチを用いて圧潰された嵌合突起により締結された非磁性板と磁性板との部分拡大断面図である。 図14に示す嵌合突起の頭部に形成された圧潰溝の説明図である。 嵌合突起の頭部に形成された圧潰溝の方向を非磁性板の延びる方向と直交する方向とした場合の変形力の作用する方向を示す正面図である。 嵌合突起の頭部に形成された圧潰溝の方向が非磁性板の延びる方向と平行とした場合の変形力の作用する方向を示す正面図である。 非磁性板の厚さを2.0mm、嵌合突起の高さを厚さの1/5とし、しかも嵌合突起の直径を2mmから5mmまで変化させると共に、嵌合突起の中心から稜線までの距離を変化させて得られた真直度のグラフである。 非磁性板の厚さを2.0mm、嵌合突起の高さを厚さの1/4とし、嵌合突起の直径を2mmから5mmまで変化させると共に、嵌合突起の中心から稜線までの距離を変化させて得られた真直度のグラフである。 非磁性板の厚さを2.0mm、嵌合突起の高さを厚さの1/3とし、嵌合突起の直径を2mmから5mmまで変化させると共に、嵌合突起の中心から稜線までの距離を変化させて得られた真直度のグラフである。 非磁性板の厚さを2.0mm、嵌合突起の高さを厚さの1/2とし、嵌合突起の直径を2mmから5mmまで変化させると共に、嵌合突起の中心から稜線までの距離を変化させて得られた真直度のグラフである。 非磁性板の厚さを1.5mm、嵌合突起の高さを厚さの1/6.6とし、嵌合突起の直径を2mmから5mmまで変化させると共に、嵌合突起の中心から稜線までの距離を変化させて得られた真直度のグラフである。 非磁性板の厚さを1.5mm、嵌合突起の高さを厚さの1/5とし、嵌合突起の直径を2mmから5mmまで変化させると共に、嵌合突起の中心から稜線までの距離を変化させて得られた真直度のグラフである。 非磁性板の厚さを1.5mm、嵌合突起の高さを厚さの1/4とし、嵌合突起の直径を2mmから5mmまで変化させると共に、嵌合突起の中心から稜線までの距離を変化させて得られた真直度のグラフである。 非磁性板の厚さを1.5mm、嵌合突起の高さを厚さの1/2.5とし、嵌合突起の直径を2mmから5mmまで変化させると共に、嵌合突起の中心から稜線までの距離を変化させて得られた真直度のグラフである。 図18ないし図25に示す非磁性板の直線度のグラフを得るために用いた非磁性板の測定点の一例を示す説明図である。 嵌合突起の頭部に形成された圧潰溝の別の形状を示す説明図である。 磁性板の穴部の周壁に鋭角状切片部又は放射状切り込み片部を形成した例を示す説明図であって、(a)は鋭角状切片部が形成された磁性板の部分拡大図、(b)は放射状切り込み片部が形成された磁性板の部分拡大図である。 非磁性板にその長手方向に延びる隆起条部を形成し、磁性板にその隆起条部に嵌合する長穴を形成して、非磁性板と磁性板とを結合した状態を説明する説明図であって、(a)はその非磁性板の平面図を示し、(b)はその非磁性板の平面図を示し、(c)は(a)に示す非磁性板と(b)に示す磁性板とを結合した状態を示す図である。 本発明に係わる非磁性板にプラスチックス製材料を用い、磁性板と非磁性板とを結合する例を示す説明図であって、(a)プラスチックス製材料からなる非磁性板の断面図を示し、(b)はこの非磁性板に締結される磁性板の側面図を示し、(c)はその非磁性板と磁性板との締結状態を示す断面図を示す。
符号の説明
30…現像ローラ
31…現像剤規制部材
32…マグネットローラ
35…非磁性板
36…磁性板
38…嵌合突起
40…嵌合穴

Claims (17)

  1. マグネットローラを有する現像ローラの長手方向に長く延びる磁性板と非磁性板とからなり、前記非磁性板と前記磁性板との一方には半抜き形状の嵌合突起が形成され、前記非磁性板と前記磁性板との他方には前記嵌合突起に嵌合する嵌合穴が形成され、前記磁性板と前記非磁性板とは前記嵌合突起をカシメることによって締結されていることを特徴とする現像剤規制部材。
  2. マグネットローラを有する現像ローラの長手方向に長く延びる磁性板と非磁性板とからなり、前記非磁性板には半抜き形状の嵌合突起が長手方向に間隔を開けて複数個形成され、前記磁性板には前記嵌合突起に対応して該嵌合突起に嵌合される嵌合穴が形成され、前記磁性板と前記非磁性板とは前記各嵌合突起をカシメることによって締結されていることを特徴とする現像剤規制部材。
  3. 前記嵌合穴の穴径が前記嵌合突起の直径よりも若干大きいことを特徴とする請求項2に記載の現像剤規制部材。
  4. 前記嵌合突起の頭部がV字形ポンチによって二分されるようにして圧潰されていることを特徴とする請求項2に記載の現像剤規制部材。
  5. 前記嵌合突起の頭部に形成された圧潰溝の方向が前記非磁性板の長手方向と直交する方向となっていることを特徴とする請求項2に記載の現像剤規制部材。
  6. 前記嵌合突起が円形であり、前記非磁性板には、該嵌合突起の頭部を圧潰したときに、前記磁性板の変形を吸収する環状溝が前記嵌合突起の根元部の外周を取り巻くようにして形成されていることを特徴とする請求項2に記載の現像剤規制部材。
  7. 前記嵌合突起の中心部から前記非磁性板の前記現像ローラに臨む稜線までの距離が前記嵌合突起の直径の2倍以上であることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の現像剤規制部材。
  8. 非磁性板にその長手方向に間隔を開けて半抜き形状の嵌合突起とこの嵌合突起の根元部分に環状溝とを形成するために、非磁性板に加圧力を加えて半抜き形状の嵌合突起を形成する加工用ポンチに対向してダイボタンが設けられていることを特徴とする金型。
  9. マグネットローラを有する現像ローラの長手方向に長く延びる非磁性板にその長手方向に間隔を開けて複数個の半抜き形状の嵌合突起を形成すると共に該嵌合突起の根元部の外周を取り巻く環状溝を形成する半抜き工程と、前記嵌合突起に対応して形成された嵌合穴を有する磁性板の各嵌合穴を前記嵌合突起に嵌合させて前記磁性板を前記非磁性板にセットする工程と、該磁性板がセットされた非磁性板にセットされた状態で前記嵌合突起の頭部に頭部がV形状の加工用ポンチにより加圧力を加えて前記嵌合突起を圧潰する工程と、からなることを特徴とする現像剤規制部材の製造方法。
  10. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の現像剤規制部材を有することを特徴とする現像機。
  11. 請求項10に記載の現像機を有することを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項10に記載の現像機を有することを特徴とするプリンタ。
  13. 非磁性の金属製の一の長尺状板に半抜き形状の嵌合突起を形成し、該一の長尺状板とは厚さが異なる金属製板からなる他の長尺状板に嵌合突起に嵌合される嵌合穴を形成し、嵌合突起と嵌合穴とを嵌合させ、前記嵌合突起をカシメることにより結合されてなる結合板。
  14. プラスチックス材料からなる一の長尺状板に嵌合突起を形成し、該一の長尺板とは厚さが異なる金属製板からなる他の長尺状板に嵌合突起に嵌合される嵌合穴を形成し、前記嵌合突起と前記嵌合穴とを嵌合させ、前記嵌合突起が熱カシメによりカシメらていることを特徴とする結合板。
  15. 前記他の長尺状板の嵌合穴の周壁に鋭角状切片部又は磁性板の穴部周壁に放射状切り込み片部が形成されていることを特徴とする請求項13に記載の結合板。
  16. 厚さの厚い方の長尺状板に半抜き形状の嵌合突起が形成されていることを特徴とする請求項13に記載の結合板。
  17. 一の長尺状板にその長手方向に延びる半抜き形状の隆起条部が形成され、他の長尺状板にその隆起条部に嵌合する長穴が形成され、隆起条部が長穴に嵌合されて、隆起条部の長手方向に間隔を開けてカシメ部を形成することにより、両長尺状板が結合されていることを特徴とする結合板。
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