JP2006001204A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シャーシの軽量化を図ることが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】この画像形成装置(熱転写プリンタ)では、モータブラケット2は、シャーシ1の底面1aのセンサブラケット14に隣接する領域1eに予め作り込まれている。また、モータブラケット2は、シャーシ1の底面1aと複数の接続部1fにより接続されている。また、モータブラケット2は、組立時に複数の接続部1fを切り取ることによってシャーシ1の底面1aから切り離される。また、センサブラケット14は、シャーシ1の底面1aのモータブラケット2が切り取られた領域1eに突出している。
【選択図】図3

Description

この発明は、画像形成装置に関し、特に、シャーシおよびモータブラケットを備えた画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置のシャーシなどは、板金の加工を利用して形成される。このような、板金の加工方法については、従来、種々の方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、コンピュータに加工条件を入力し、その入力された条件を基づいて、コンピュータが材料配置とパンチ加工経路と切断順序とを決定し、その決定に基づいて、パンチ加工と切断加工とを施す板金の加工方法が開示されている。
また、従来、画像形成装置の一例として、熱転写プリンタが知られている。図10は、従来の一例による熱転写プリンタの全体構成を示した斜視図である。図11は、図10に示した従来の熱転写プリンタの平面図である。図12〜図17は、図10に示した従来の熱転写プリンタの構造を説明するための図である。図10〜図17を参照して、従来の一例による熱転写プリンタの構造について説明する。
従来の熱転写プリンタは、図10および図11に示すように、底面101aと一方側面101bと他方側面と101cを有するコの字形状の金属製のシャーシ101と、モータ103およびモータ104を取り付けるためのモータブラケット102と、モータ103と、モータ104と、用紙を送るための金属製の送りローラ105と、送りローラ105に接触する金属製の押さえローラ106と、プラテンローラ107と、印字を行うためのサーマルヘッド108と、インクシート116(図14参照)を収納するインクシートケース109(図15参照)と、サーマルヘッド108をプラテンローラ107から離間させる方向(図10の矢印F方向)に付勢するためのねじりコイルバネ110(図11参照)と、ローラ軸112と、ローラ軸112に取り付けられたゴム製の給排紙ローラ113とを備えている。
また、図10および図11に示すように、シャーシ101の一方側面101bの外側には、モータブラケット102が取り付けられている。また、シャーシ101の他方側面101cには、インクシートケース109(図15参照)を挿入するインクシートケース挿入部101dが設けられている。また、シャーシ101の底面101aには、センサブラケット114が一体的に設けられている。このセンサブラケット114には、図16に示すように、インクシート116の色の変わり目に設けられたインクシート識別部117(図14参照)を検知するセンサ115が取り付けられている。
また、図10、図11および図13に示すように、モータブラケット102には、モータ103およびモータ104が取り付けられるモータ取付部102aと、インクシート巻取りギア124などを覆うギアカバー部102bとが設けられている。なお、モータ103は、送りローラ105とインクシート巻取り部材(図示せず)とローラ軸112とを駆動するために設けられており、モータ104は、サーマルヘッド108を駆動するために設けられている。また、モータブラケット102には、モータ取付部102aとギアカバー部102bとの間に段差部102cが設けられている。また、モータブラケット102には、シャーシ101の一方側面101bに当接する当接部102dが設けられている。この当接部102dは、モータ取付部102aおよびギアカバー部102bに対して垂直
方向に延びるよう形成されている。モータブラケット102は、当接部102dをシャーシ101の一方側面101bに当接させた状態で、図示しないねじによりシャーシ101の一方側面101bに取り付けられている。
また、サーマルヘッド108は、図10および図11に示すように、シャーシ101の一方側面101bおよび他方側面101cの内側に、支持軸118(図11参照)を中心として回動可能に取り付けられている。また、ねじりコイルバネ110は、シャーシ101の一方側面101b側の支持軸118に取り付けられている。また、サーマルヘッド108には、図17に示すように、モータ104からの駆動力が中間ギア119および図示しない押圧機構を介して伝達されるので、用紙搬送時には、サーマルヘッド108は、図10の矢印E方向に回動して、プラテンローラ107を押圧する。
また、送りローラギア120には、図11および図17に示すように、駆動源としてのモータ103からの駆動力が中間ギア121を介して伝達される。また、送りローラギア120は、中間ギア122および123にも係合している。この中間ギア122は、送りローラギア120からの駆動力をインクシート巻取り部材(図示せず)のインクシート巻取りギア124に伝達する。また、中間ギア123は、送りローラギア120からの駆動力をローラ軸ギア125を介して、給排紙ローラ113が取り付けられたローラ軸112に伝達する。
次に、図10、図11、図16および図17を参照して、従来の熱転写プリンタの用紙の印画動作について説明する。まず、図10、図11および図17に示すように、モータ103の駆動力が中間ギア121を介して送りローラギア120に伝達される。これにより、送りローラ105が回転する。また、モータ103の駆動力は、送りローラギア120から中間ギア122を介してインクシート巻取りギア124に伝達されるので、インクシート116が巻き取られる。また、モータ103の駆動力は、送りローラギア120から複数の中間ギア123を介してローラ軸ギア125にも伝達されるので、用紙(図示せず)は給紙方向(図10の矢印H方向)または排紙方向(図10の矢印G方向)に搬送される。また、サーマルヘッド108は、印画時には、モータ104によってプラテンローラ107を押圧する方向(図10の矢印E方向)に回動し、逆方向(図10の矢印H方向)への用紙搬送時には、プラテンローラ107から離間する方向(図10の矢印F方向)に回動する。その結果、図16に示すように、用紙126およびインクシート116は、印画時には、サーマルヘッド108とプラテンローラ107とに挟まれるとともに、送りローラ105および押さえローラ106とインクシート巻取り部材(図示せず)とによって正方向(図10および図16の矢印G方向)に搬送される。また、図16に示すように、印画時には、センサ115によりインクシート116の色の変わり目に設けられたインクシート識別部117(図14参照)が検知されたことに基づいて、その色の印画が終了したと判断される。この判断に基づいて、用紙126が逆方向(図10の矢印H方向)に搬送される。この印画工程が各色について繰り返されることによって印画が終了する。
特開昭57−83318号公報
図10〜図17に示した従来の熱転写プリンタでは、図12に示したように、組立時にシャーシの底面部分の面積が大きいため、シャーシの軽量化を図ることが困難であるという問題点があった。
また、上記特許文献1に開示された加工方法では、コンピュータは、入力された加工条件に基づいて、予め設計された形状の部品の材料配置とパンチ加工経路と切断順序とを決定するだけであり、部品の形状自体を設計変更して材料配置を決定するものではない。こ
のため、特許文献1の加工方法を、シャーシの加工方法に適用したとしても、シャーシの形状を設計変更するものではないため、シャーシは、底面部分の面積が大きい状態で加工される。その結果、シャーシの軽量化を図ることが困難であるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、シャーシの軽量化を図ることが可能な画像形成装置を提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
この発明の第1の局面による画像形成装置は、底面と一対の側面とを有するコの字形状のシャーシと、シャーシの一方の側面の外側に取り付けられ、モータを取り付けるためのモータブラケットと、シャーシの底面と一体的に設けられ、印字フィルムを検知するセンサが取り付けられるセンサブラケットとを備えた画像形成装置において、モータブラケットは、シャーシの底面のセンサブラケットに隣接する部分に予め作り込まれているとともに、シャーシの底面と複数の接続部により接続されており、組立時に複数の接続部を切り取ることによってシャーシの底面から切り離され、センサブラケットは、シャーシの底面のモータブラケットが切り取られた部分に突出している。
この第1の局面による画像形成装置では、上記のように、モータブラケットは、シャーシの底面のセンサブラケットに隣接する部分に予め作り込まれているとともに、組立時にモータブラケットをシャーシの底面から切り離すことによって、シャーシの軽量化を図ることができる。また、モータブラケットの底面のセンサブラケットに隣接する部分を除去したとしても、シャーシとしての機能は、維持可能であるので、シャーシとしての機能を保ちながら、シャーシの軽量化を図ることができる。また、モータブラケットをシャーシの底面の一部を切り取ることにより形成することによって、モータブラケットをシャーシの底面の一部で形成することができるので、モータブラケットの材料費を削減することができる。また、モータブラケットを、シャーシの底面のセンサブラケットに隣接する部分を切り取ることにより形成することによって、シャーシの底面にセンサブラケットを残しながら、シャーシの底面の一部をモータブラケットとして用いることができる。また、モータブラケットをシャーシの底面と複数の接続部により接続するとともに、組立時に複数の接続部を切り取ることによりシャーシの底面からモータブラケットを切り離すことによって、複数の接続部を切り取るだけの簡単な作業により、シャーシの底面からモータブラケットを分離することができる。また、センサブラケットをシャーシの底面のモータブラケットが切り取られた部分に突出するように形成することによって、モータブラケットの凹部形状の部分が切り取られた後に残ったシャーシの底面の凸部形状の突出部分を、容易に、センサブラケットとして用いることができる。
この第2の局面による画像形成装置は、底面と一対の側面とを有するコの字形状のシャーシと、シャーシの一方の側面の外側に取り付けられ、モータを取り付けるためのモータブラケットとを備え、モータブラケットは、組立時に、シャーシの底面の一部を切り取ることによって形成されている。
この第2の局面による画像形成装置では、上記のように、モータブラケットを、組立時に、シャーシの底面の一部を切り取ることにより形成することによって、シャーシの軽量化を図ることができるとともに、モータブラケットをシャーシの底面の一部で形成することができるので、モータブラケットの材料費を削減することができる。
上記第2の局面による画像形成装置において、好ましくは、シャーシの底面と一体的に設けられ、印字フィルムを検知するセンサが取り付けられるセンサブラケットをさらに備え、モータブラケットは、組立時に、シャーシの底面のセンサブラケットに隣接する部分を切り取ることによって形成されている。このように構成すれば、シャーシの底面にセン
サブラケットを残しながら、シャーシの底面の一部をモータブラケットとして用いることができる。
上記第2の局面による画像形成装置において、好ましくは、モータブラケットは、シャーシの底面と複数の接続部により接続されており、複数の接続部を切り取ることによってシャーシの底面から切り離される。このように構成すれば、複数の接続部を切り取るだけの簡単な作業により、シャーシからモータブラケットを分離することができる。
上記第2の局面による画像形成装置において、好ましくは、シャーシの底面に一体的に設けられたセンサブラケットは、シャーシの底面のモータブラケットが切り取られた部分に突出している。このように構成すれば、モータブラケットの凹部形状の部分が切り取られた後に残ったシャーシの底面の凸部形状の突出部分を、容易に、センサブラケットとして用いることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による熱転写プリンタの全体構成を示した斜視図である。図2は、図1に示した一実施形態による熱転写プリンタの平面図である。図3〜図9は、図1に示した熱転写プリンタの詳細な構造および組立工程を説明するための図である。図1〜図9を参照して、本発明の一実施形態による熱転写プリンタの構造について説明する。なお、本実施形態では、本発明を、画像形成装置の一例としての熱転写プリンタに適用した例について説明する。
本発明の一実施形態による熱転写プリンタは、図1および図2に示すように、底面1aと一方側面1bと他方側面と1cを有するコの字形状の金属製のシャーシ1と、モータ3およびモータ4を取り付けるためのモータブラケット2と、モータ3と、モータ4と、用紙を送るための金属製の送りローラ5と、送りローラ5に接触する金属製の押さえローラ6と、プラテンローラ7と、印字を行うためのサーマルヘッド8と、インクシート16(図6参照)を収納するインクシートケース9(図7参照)と、サーマルヘッド8をプラテンローラ7から離間させる方向(図1の矢印B方向)に付勢するためのねじりコイルバネ10(図2参照)と、ローラ軸12と、ローラ軸12に取り付けられたゴム製の給排紙ローラ13とを備えている。
また、図1および図2に示すように、シャーシ1の一方側面1bの外側には、モータブラケット2が取り付けられている。また、シャーシ1の他方側面1cには、インクシートケース9(図7参照)を挿入するインクシートケース挿入部1dが設けられている。また、シャーシ1の底面1aには、センサブラケット14が一体的に設けられている。このセンサブラケット14には、図8に示すように、インクシート16の色の変わり目に設けられたインクシート識別部17(図6参照)を検知するセンサ15が取り付けられている。なお、インクシート16は、本発明の「印字フィルム」の一例である。
ここで、本実施形態では、図1および図3に示すように、シャーシ1の組立時において、シャーシ1の底面1aには、シャーシ1の底面1aのセンサブラケット14が設けられる領域に隣接する領域1eにモータブラケット2が予め作り込まれている。また、領域1eに作り込まれたモータブラケット2は、容易に切断可能な2〜3mmの幅を有する複数(2つ)の接続部1fによりシャーシ1の底面1aと接続されている。また、センサブラケット14は、モータブラケット2の凹形状部2eに対応して領域1e側に突出する突出部14aを有する。また、モータブラケットの組立時には、図3に示した複数の接続部1fを切り取ることによって、シャーシ1からモータブラケット2を分離する。これにより
、シャーシ1には、開口部1g(図4参照)が設けられるとともに、モータブラケット2は図5に示す状態になる。
また、図1、図2および図5に示すように、モータブラケット2には、モータ3およびモータ4が取り付けられるモータ取付部2aと、インクシート巻取りギア24などを覆うギアカバー部2bとが設けられている。なお、モータ3は、送りローラ5とインクシート巻取り部材(図示せず)とローラ軸12とを駆動するために設けられており、モータ4は、サーマルヘッド8を駆動するために設けられている。また、モータブラケット2には、モータ取付部2aとギアカバー部2bとの間に段差部2cが設けられている。また、モータブラケット2には、シャーシ1の一方側面1bに当接する当接部2dが設けられている。この当接部2dは、モータ取付部2aおよびギアカバー部2bに対して垂直方向に延びるよう形成されている。モータブラケット2は、当接部2dをシャーシ1の一方側面1bに当接させた状態で、図示しないねじによりシャーシ1の一方側面1bに取り付けられている。
また、サーマルヘッド8は、図1および図2に示すように、シャーシ1の一方側面1bおよび他方側面1cの内側に、支持軸18(図2参照)を中心として回動可能に取り付けられている。また、ねじりコイルバネ10は、シャーシ1の一方側面1b側の支持軸18に取り付けられている。また、サーマルヘッド8には、図9に示すように、モータ4からの駆動力が中間ギア19および図示しない押圧機構を介して伝達されるので、用紙搬送時には、サーマルヘッド8は、図1の矢印A方向に回動して、プラテンローラ7を押圧する。
また、送りローラギア20には、図2および図9に示すように、駆動源としてのモータ3からの駆動力が中間ギア21を介して伝達される。また、送りローラギア20は、中間ギア22および23にも係合している。この中間ギア22は、送りローラギア20からの駆動力をインクシート巻取り部材(図示せず)のインクシート巻取りギア24に伝達する。また、中間ギア23は、送りローラギア20からの駆動力をローラ軸ギア25を介して、給排紙ローラ13が取り付けられたローラ軸12に伝達する。
次に、図1、図2、図8および図9を参照して、熱転写プリンタの用紙の印画動作について説明する。まず、図1、図2および図9に示すように、モータ3の駆動力が中間ギア21を介して送りローラギア20に伝達される。これにより、送りローラ5が回転する。また、モータ3の駆動力は、送りローラギア20から中間ギア22を介してインクシート巻取りギア24に伝達されるので、インクシート16が巻き取られる。また、モータ3の駆動力は、送りローラギア20から複数の中間ギア23を介してローラ軸ギア25にも伝達されるので、用紙(図示せず)は給紙方向(図1の矢印D方向)または排紙方向(図1の矢印C方向)に搬送される。また、サーマルヘッド8は、印画時には、モータ4によってプラテンローラ7を押圧する方向(図1の矢印A方向)に回動し、逆方向(図1の矢印D方向)への用紙搬送時には、プラテンローラ7から離間する方向(図1の矢印B方向)に回動する。その結果、図8に示すように、用紙26およびインクシート16は、印画時には、サーマルヘッド8とプラテンローラ7とに挟まれるとともに、送りローラ5および押さえローラ6とインクシート巻取り部材(図示せず)とによって正方向(図1および図8の矢印C方向)に搬送される。また、図8に示すように、印画時には、センサ15によ
りインクシート16の色の変わり目に設けられたインクシート識別部17(図6参照)が検知されたことに基づいて、その色の印画が終了したと判断される。この判断に基づいて、用紙26が逆方向(図1の矢印D方向)に搬送される。この印画工程が各色について繰り返されることによって印画が終了する。
本実施形態では、上記のように、モータブラケット2を、組立時に、シャーシ1の底面
1aの一部を切り取ることにより形成することによって、シャーシ1の軽量化を図ることができるとともに、モータブラケット2をシャーシ1の底面1aの一部で形成することができるので、モータブラケット2の材料費を削減することができる。
また、本実施形態では、モータブラケット2を、組立時に、シャーシ1の底面1aのセンサブラケット2に隣接する領域1eを切り取ることにより形成することによって、シャーシ1の底面1aにセンサブラケット14を残しながら、シャーシ1の底面1aの一部をモータブラケット2として用いることができる。
また、本実施形態では、モータブラケット2を、シャーシ1の底面1aと複数(2つ)の接続部1fにより接続するとともに、組立時に複数の接続部1fを切り取ることによりシャーシ1の底面1aからモータブラケット2を切り離すことによって、複数の接続部1fを切り取るだけの簡単な作業により、シャーシ1からモータブラケット2を分離することができる。
また、本実施形態では、シャーシ1の底面1aに一体的に設けられたセンサブラケット14をシャーシ1の底面1aのモータブラケット2が切り取られた領域1eに突出させることによって、モータブラケット2の凹部形状の部分が切り取られた後に残ったシャーシ1の底面1aの凸部形状の突出部分14aを、容易に、センサブラケット14として用いることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、画像形成装置の一例として熱転写プリンタを示したが、本発明はこれに限らず、シャーシおよびモータブラケットを有する画像形成装置であれば、熱転写プリンタ以外の他の画像形成装置にも適用可能である。
また、上記実施形態では、シャーシの底面のセンサブラケットの隣接する領域にモータブラケットを作り込んだ例を示したが、本発明はこれに限らず、シャーシの底面の他の部分にモータブラケットを作り込んでもよい。また、シャーシの底面に、センサブラケットを設けずに、モータブラケットのみを作り込むようにしてもよい。
本発明の一実施形態による熱転写プリンタの全体構成を示した斜視図である。 図1に示した一実施形態による熱転写プリンタの平面図である。 図1に示した一実施形態による熱転写プリンタの組立時のシャーシの平面図である。 図1に示した一実施形態による熱転写プリンタのシャーシの平面図である。 図1に示した一実施形態による熱転写プリンタのモータブラケットの平面図である。 図1に示した一実施形態による熱転写プリンタのインクシートの概略図である。 図1に示した一実施形態による熱転写プリンタのサーマルヘッドおよびインクシートケースの斜視図である。 図1に示した一実施形態による熱転写プリンタのサーマルヘッドおよびインクシートケースの側面図である。 図1に示した一実施形態による熱転写プリンタのモータおよび各ギアを示した正面図である。 従来の一例による熱転写プリンタの全体構成を示した斜視図である。 図10に示した従来の一例による熱転写プリンタの平面図である。 図10に示した従来の一例による熱転写プリンタのシャーシの平面図である。 図10に示した従来の一例による熱転写プリンタのモータブラケットの平面図である。 図10に示した従来の一例による熱転写プリンタのインクシートの概略図である。 図10に示した従来の一例による熱転写プリンタのサーマルヘッドおよびインクシートケースの斜視図である。 図10に示した従来の一例による熱転写プリンタのサーマルヘッドおよびインクシートケースの側面図である。 図10に示した従来の一例による熱転写プリンタのモータおよび各ギアを示した正面図である。
符号の説明
1 シャーシ
1a 底面
1b 一方側面
1c 他方側面
1e 領域
1f 接続部
2 モータブラケット
3 モータ
4 モータ
14 センサブラケット
15 センサ
16 インクシート(印字フィルム)

Claims (5)

  1. 底面と一対の側面とを有するコの字形状のシャーシと、前記シャーシの一方の側面の外側に取り付けられ、モータを取り付けるためのモータブラケットと、前記シャーシの底面と一体的に設けられ、印字フィルムを検知するセンサが取り付けられるセンサブラケットとを備えた画像形成装置において、
    前記モータブラケットは、前記シャーシの底面の前記センサブラケットに隣接する部分に予め作り込まれているとともに、前記シャーシの底面と複数の接続部により接続されており、組立時に前記複数の接続部を切り取ることによって前記シャーシの底面から切り離され、
    前記センサブラケットは、前記シャーシの底面の前記モータブラケットが切り取られた部分に突出している、画像形成装置。
  2. 底面と一対の側面とを有するコの字形状のシャーシと、
    前記シャーシの一方の側面の外側に取り付けられ、モータを取り付けるためのモータブラケットとを備え、
    前記モータブラケットは、組立時に、前記シャーシの底面の一部を切り取ることによって形成されている、画像形成装置。
  3. 前記シャーシの底面と一体的に設けられ、印字フィルムを検知するセンサが取り付けられるセンサブラケットをさらに備え、
    前記モータブラケットは、組立時に、前記シャーシの底面の前記センサブラケットに隣接する部分を切り取ることによって形成されている、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記モータブラケットは、前記シャーシの底面と複数の接続部により接続されており、前記複数の接続部を切り取ることによって前記シャーシの底面から切り離される、請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記シャーシの底面に一体的に設けられた前記センサブラケットは、前記シャーシの底面の前記モータブラケットが切り取られた部分に突出している、請求項3に記載の画像形成装置。
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