JP2022166950A - 印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】レバーを含めた印刷装置の設置スペースが大きい。【解決手段】印刷装置は、第1記録紙を第1方向、及び、第1方向とは逆の第2方向へ搬送可能な第1搬送機構と、第2記録紙を第3方向へ搬送可能な第2搬送機構と、第1記録紙、又は第2記録紙に対して印刷をする印刷部と、少なくとも印刷部と第1搬送機構とを覆う筐体と、レバーと、を備え、筐体には凹部が形成されており、レバーは凹部の内側に収納されている。【選択図】図1
Description
本発明は印刷装置に関する。
従来、特許文献1に示すように、搬送に係る切替用のレバーを筐体の外側に配置する印刷装置が知られている。
上述の印刷装置は筐体の外側にレバーが配置されているので、レバーを含めた印刷装置の設置スペースが大きくなってしまう。
印刷装置は、第1記録紙を第1方向、及び、前記第1方向とは逆の第2方向へ搬送可能な第1搬送機構と、第2記録紙を第3方向へ搬送可能な第2搬送機構と、前記第1記録紙、又は前記第2記録紙に対して印刷をする印刷部と、少なくとも前記印刷部と前記第1搬送機構とを覆う筐体と、レバーと、を備え、前記筐体には凹部が形成されており、前記レバーは前記凹部の内側に収納されている。
1.実施形態
以下、一実施形態に係る印刷装置1について、図面を参照して説明する。なお、図中における方向を、三次元座標系を用いて説明する。説明の便宜上、Z軸の正方向を上方向又は単に上と称し負方向を下方向又は単に下と称し、X軸の正方向を右方向又は単に右と称し負方向を左方向又は単に左と称し、Y軸の正方向を後方向又は単に後と称し負方向を前方向又は単に前と称して説明する。
以下、一実施形態に係る印刷装置1について、図面を参照して説明する。なお、図中における方向を、三次元座標系を用いて説明する。説明の便宜上、Z軸の正方向を上方向又は単に上と称し負方向を下方向又は単に下と称し、X軸の正方向を右方向又は単に右と称し負方向を左方向又は単に左と称し、Y軸の正方向を後方向又は単に後と称し負方向を前方向又は単に前と称して説明する。
1-1.印刷装置の構成
図1に示すように、印刷装置1は、側面ケース11と、開閉可能なカバー13とを含む筐体10を備えている。筐体10は、少なくとも、印刷部である図3に示すヘッド100、及び、第1搬送機構が有する搬送ローラー対としての図3に示す後側ローラー対40を、覆っている。側面ケース11には凹部12が形成されている。
レバー20は凹部12の内側に収納されている。レバー20は凹部12から外側に突出していない。従って、レバー20により、印刷装置1の設置スペースが大きくなることはない。レバー20を含めた印刷装置1の設置スペースは、レバー20を除いた場合の印刷装置1の設置スペースと同じである。なお、本実施形態のレバー20はレリースレバーとも称される。
図1に示すように、印刷装置1は、側面ケース11と、開閉可能なカバー13とを含む筐体10を備えている。筐体10は、少なくとも、印刷部である図3に示すヘッド100、及び、第1搬送機構が有する搬送ローラー対としての図3に示す後側ローラー対40を、覆っている。側面ケース11には凹部12が形成されている。
レバー20は凹部12の内側に収納されている。レバー20は凹部12から外側に突出していない。従って、レバー20により、印刷装置1の設置スペースが大きくなることはない。レバー20を含めた印刷装置1の設置スペースは、レバー20を除いた場合の印刷装置1の設置スペースと同じである。なお、本実施形態のレバー20はレリースレバーとも称される。
印刷装置1は、所定長さに切断されたシート状の記録媒体(以下、カット紙と称する)Pや、長尺状の記録媒体(以下、連続紙と称する)Fに印刷可能である。カット紙Pは、例えば、通帳、葉書、封筒等であってもよい。連続紙Fは、例えば、ファンフォールド紙である。ファンフォールド紙は、1ページごとにミシン目が形成されている長尺状の紙であり、両端に複数の穴が形成されている。カット紙Pは第1記録紙であり、連続紙Fは第2記録紙である。
ユーザーは、印刷装置1の前にいて作業をする。ユーザーは、カット紙Pを持ち、前側ガイド面14に沿って、第1方向であり後方向であるA方向へ挿入する。挿入されたカット紙Pは、A方向へ搬送され印刷される。印刷後のカット紙Pは、第2方向であり前方向であるB方向へ戻され、ユーザーに向かって排出される。B方向は、A方向とは逆方向である。
前側ガイド面14は、上下方向において、レバー20の少なくとも一部及び凹部12の少なくとも一部と同じ高さに配置されている。ユーザーが、カット紙Pを前側ガイド面14に沿って挿入する、レバー20を操作する、などの作業に適した高さに配置されている。
前側ガイド面14は、上下方向において、レバー20の少なくとも一部及び凹部12の少なくとも一部と同じ高さに配置されている。ユーザーが、カット紙Pを前側ガイド面14に沿って挿入する、レバー20を操作する、などの作業に適した高さに配置されている。
図2を用いて、レバー20、及びレバー20の周辺の構成について説明する。筐体10の側面ケース11の前方向であり、かつ、右方向である角の位置に、凹部12が形成されている。レバー20は凹部12の内側に全体が入るように収納されている。レバー20は、印刷装置1の前にいて作業をするユーザーが、右手で操作し易い位置にある。レバー20には、下方向に切欠き部21が形成されている。
筐体10の凹部12における下方向の位置には、表示部Sが配置されている。表示部Sは、レバー20が移動する位置に対応して、カット紙P及び連続紙Fのマークを表示している。
ユーザーは、カット紙Pを選択したいとき、表示部Sのカット紙Pのマークの位置に合わせて、レバー20を移動させればよい。また、ユーザーは、連続紙Fを選択したいとき、表示部Sの連続紙Fのマークの位置に合わせて、レバー20を移動させればよい。
後述のように、レバー20の位置に対応して、切替機構である図5に示す切替プレート30が、カット紙P又は連続紙Fの搬送が可能となるように切り替わる。なお、表示部Sは、シールや液晶パネルでもよい。
ユーザーは、カット紙Pを選択したいとき、表示部Sのカット紙Pのマークの位置に合わせて、レバー20を移動させればよい。また、ユーザーは、連続紙Fを選択したいとき、表示部Sの連続紙Fのマークの位置に合わせて、レバー20を移動させればよい。
後述のように、レバー20の位置に対応して、切替機構である図5に示す切替プレート30が、カット紙P又は連続紙Fの搬送が可能となるように切り替わる。なお、表示部Sは、シールや液晶パネルでもよい。
図2に示すように、凹部12において、表示部Sは、レバー20の切欠き部21に対向する位置に備えられている。換言すると、凹部12において、表示部Sは切欠き部21の下方向に位置している。
筐体10の凹部12の奥まった位置にレバー20が収納されており、そのレバー20の下方向に表示部Sが位置している。レバー20に切欠き部21がない場合、印刷装置1の前にいて作業をするユーザーの目線がレバー20に遮られて、ユーザーは表示部Sを視認することが難しい。レバー20において、表示部Sに対向する位置に切欠き部21を形成することにより、ユーザーは、レバー20の切欠き部21を透して、容易に表示部Sを視認することができる。
筐体10の凹部12の奥まった位置にレバー20が収納されており、そのレバー20の下方向に表示部Sが位置している。レバー20に切欠き部21がない場合、印刷装置1の前にいて作業をするユーザーの目線がレバー20に遮られて、ユーザーは表示部Sを視認することが難しい。レバー20において、表示部Sに対向する位置に切欠き部21を形成することにより、ユーザーは、レバー20の切欠き部21を透して、容易に表示部Sを視認することができる。
図3を用いて、印刷装置1の構成を詳しく説明する。図3は、図1に示している側面ケース11及びカバー13を取り除いている図である。印刷装置1は、例えばドットインパクトプリンターである。
ヘッド100は、プラテンローラー110に対向した位置にあって、ヘッド100とプラテンローラー110との間に搬送されたカット紙P及び連続紙Fに対して印刷をする。ヘッド100はドットインパクト方式のヘッドであり、インクリボンを介してカット紙P及び連続紙Fに向かってピンを突出させ、インクリボンのインクをカット紙P及び連続紙Fに転写して印刷する。ピンはワイヤーとも称される。
ユーザーは、印刷装置1の前方に配置されている図1に示すカバー13を開いて、インクリボンを交換することができ、ヘッド100にカット紙P及び連続紙Fが詰まった場合、除去することができる。
ヘッド100は、プラテンローラー110に対向した位置にあって、ヘッド100とプラテンローラー110との間に搬送されたカット紙P及び連続紙Fに対して印刷をする。ヘッド100はドットインパクト方式のヘッドであり、インクリボンを介してカット紙P及び連続紙Fに向かってピンを突出させ、インクリボンのインクをカット紙P及び連続紙Fに転写して印刷する。ピンはワイヤーとも称される。
ユーザーは、印刷装置1の前方に配置されている図1に示すカバー13を開いて、インクリボンを交換することができ、ヘッド100にカット紙P及び連続紙Fが詰まった場合、除去することができる。
カット紙P及び連続紙Fを案内するガイド面は、前側ガイド面14、後側ガイド面15、上側ガイド面17を含む。
第1搬送部である後側ローラー対40は、後側ガイド面15及び上側ガイド面17に沿って、カット紙PをA方向及びB方向ヘ搬送可能である。
前側ローラー対50は、前側ガイド面14に沿って、カット紙PをA方向及びB方向ヘ搬送可能であり、連続紙FをB方向ヘ搬送可能である。
第1搬送部である後側ローラー対40は、後側ガイド面15及び上側ガイド面17に沿って、カット紙PをA方向及びB方向ヘ搬送可能である。
前側ローラー対50は、前側ガイド面14に沿って、カット紙PをA方向及びB方向ヘ搬送可能であり、連続紙FをB方向ヘ搬送可能である。
従動ローラー51及び駆動ローラー52により構成される前側ローラー対50は、ヘッド100の前方向に位置しており、カット紙Pや連続紙Fをニップして前側ガイド面14に沿って搬送可能である。駆動ローラー52は、モーターにより駆動される。
従動ローラー41及び駆動ローラー42により構成される後側ローラー対40は、ヘッド100の後方向に位置しており、カット紙Pをニップして後側ガイド面15に沿って搬送可能である。駆動ローラー42は、モーターにより駆動される。従動ローラー41は、駆動ローラー42に対して移動可能に構成される。従動ローラー41は、駆動ローラー42に対して移動することにより、カット紙Pをニップ又はニップ解除が可能である。
従動ローラー41及び駆動ローラー42により構成される後側ローラー対40は、ヘッド100の後方向に位置しており、カット紙Pをニップして後側ガイド面15に沿って搬送可能である。駆動ローラー42は、モーターにより駆動される。従動ローラー41は、駆動ローラー42に対して移動可能に構成される。従動ローラー41は、駆動ローラー42に対して移動することにより、カット紙Pをニップ又はニップ解除が可能である。
連続紙Fは、印刷装置1の後方向において、第2搬送機構であるトラクターユニット70に、ユーザーによりセットされる。トラクターユニット70は、左右に延びるトラクター軸80を備えている。
トラクター軸80の左右には、トラクターローラーが取り付けられている。トラクターローラーは、円周上に所定間隔で配置した複数の突起を備えている。一方、連続紙Fは、両端にこれらの突起の間隔と同間隔に形成された複数の穴が空いている。ユーザーは、左右のトラクターローラーの突起に連続紙Fの両端の穴を嵌め込んでセットする。トラクター軸80に動力が伝達されて駆動し、トラクターローラーが回転すると、連続紙Fの穴が突起に順次嵌め込まれていき、連続紙Fが搬送される。
トラクターユニット70は、トラクターローラーの突起により、印刷装置1の後方向に置かれて折り畳まれている連続紙Fを引き出して、確実に搬送することができる。
トラクター軸80の左右には、トラクターローラーが取り付けられている。トラクターローラーは、円周上に所定間隔で配置した複数の突起を備えている。一方、連続紙Fは、両端にこれらの突起の間隔と同間隔に形成された複数の穴が空いている。ユーザーは、左右のトラクターローラーの突起に連続紙Fの両端の穴を嵌め込んでセットする。トラクター軸80に動力が伝達されて駆動し、トラクターローラーが回転すると、連続紙Fの穴が突起に順次嵌め込まれていき、連続紙Fが搬送される。
トラクターユニット70は、トラクターローラーの突起により、印刷装置1の後方向に置かれて折り畳まれている連続紙Fを引き出して、確実に搬送することができる。
なお後述のように、ユーザーがレバー20を操作して連続紙Fを選択したとき、切替プレート30が移動する。切替プレート30の移動に伴い従動ローラー41が移動し、駆動ローラー42から離間する。このとき、後側ローラー対40のニップは解除される。
この状態で、ユーザーは、連続紙Fをセットすることができる。すなわち、ユーザーは、トラクターローラーの突起に連続紙Fの両端の穴を嵌め込んだ後、離間されている、後側ローラー対40の従動ローラー41及び駆動ローラー42の間に連続紙Fを通すことができる。そして、ユーザーは、前側ローラー対50のニップの位置へ連続紙Fの先端を当てて、セットを終了する。
この状態で、ユーザーは、連続紙Fをセットすることができる。すなわち、ユーザーは、トラクターローラーの突起に連続紙Fの両端の穴を嵌め込んだ後、離間されている、後側ローラー対40の従動ローラー41及び駆動ローラー42の間に連続紙Fを通すことができる。そして、ユーザーは、前側ローラー対50のニップの位置へ連続紙Fの先端を当てて、セットを終了する。
ヘッド100による印刷と、カット紙P又は連続紙Fの搬送の関係について詳しく説明する。
図3に示すように、カット紙Pは、前側ローラー対50及び後側ローラー対40によりA方向へ搬送されながらヘッド100により印刷される。
一方、ユーザーによる連続紙Fのセット後、トラクターユニット70は、トラクターガイド面16に沿って、トラクター軸80の駆動により連続紙Fを、第3方向であるC方向へ搬送することができる。C方向へ搬送された連続紙Fは、後側ガイド面15及び上側ガイド面17に沿ってB方向へ搬送される。連続紙Fは、ヘッド100に到達すると印刷が成され、前側ローラー対50により前側ガイド面14に沿ってB方向へ搬送され、ユーザーに向かって排出される。
図3に示すように、カット紙Pは、前側ローラー対50及び後側ローラー対40によりA方向へ搬送されながらヘッド100により印刷される。
一方、ユーザーによる連続紙Fのセット後、トラクターユニット70は、トラクターガイド面16に沿って、トラクター軸80の駆動により連続紙Fを、第3方向であるC方向へ搬送することができる。C方向へ搬送された連続紙Fは、後側ガイド面15及び上側ガイド面17に沿ってB方向へ搬送される。連続紙Fは、ヘッド100に到達すると印刷が成され、前側ローラー対50により前側ガイド面14に沿ってB方向へ搬送され、ユーザーに向かって排出される。
カット紙P又は連続紙Fは、ヘッド100の位置に到達すると、ヘッド100により所定の印刷が成される。ヘッド100は、右方向又は左方向へ移動しながらカット紙P又は連続紙Fに対して1行分の印刷をする。その後、カット紙Pに対しては、前側ローラー対50及び後側ローラー対40が、1行分の搬送をする。連続紙Fに対しては、トラクターユニット70及び前側ローラー対50が1行分の搬送をする。複数行を印刷する場合には、それぞれ、これらの動作を繰り返す。
1-2.切替機構
図3を参照しつつ、図4を用いて、切替機構である切替プレート30の構成について説明する。切替プレート30は、レバー20に固着されている。レバー20は、後方向の第1位置と、前方向の第2位置との間を移動可能に構成されている。レバー20の移動に伴い、切替プレート30も前後方向に移動する。
便宜上、レバー20が第1位置にあるときの切替プレート30の位置も第1位置と称し、レバー20が第2位置にあるときの切替プレート30の位置も第2位置と称する。図4は、レバー20及び切替プレート30が、第1位置にある場合を示している。
図3を参照しつつ、図4を用いて、切替機構である切替プレート30の構成について説明する。切替プレート30は、レバー20に固着されている。レバー20は、後方向の第1位置と、前方向の第2位置との間を移動可能に構成されている。レバー20の移動に伴い、切替プレート30も前後方向に移動する。
便宜上、レバー20が第1位置にあるときの切替プレート30の位置も第1位置と称し、レバー20が第2位置にあるときの切替プレート30の位置も第2位置と称する。図4は、レバー20及び切替プレート30が、第1位置にある場合を示している。
図4に示すように、切替プレート30には、細長い楕円形状をした長孔31が形成されている。軸43は、図3に示す後側ローラー対40の従動ローラー41の軸であり、長孔31に移動可能に嵌合している。レバー20及び切替プレート30が第2位置から後方向である第1位置へ移動すると、従動ローラー41の軸43も長孔31に沿って移動し、従動ローラー41も駆動ローラー42に向かって移動する。その結果、図3に示すように、従動ローラー41が駆動ローラー42に接触して、後側ローラー対40のニップが形成され、カット紙Pの搬送が可能となるように切り替わる。
上述とは逆に、レバー20及び切替プレート30が第1位置から前方向である第2位置へ移動すると、従動ローラー41の軸43も長孔31に沿って移動し、従動ローラー41も駆動ローラー42から離間するように移動する。その結果、従動ローラー41は駆動ローラー42から離間して、後側ローラー対40のニップが解除され、カット紙Pの搬送ができなくなるように切り替わる。
図3に示すトラクターユニット70のトラクター軸80には、トラクター歯車が固着されている。切替歯車60は、トラクターユニット70のトラクター歯車を介してトラクター軸80に接続可能であり、動力を伝達可能な伝達機構である。切替歯車60は、軸61を介してモーターにより駆動される。
図4に示すように、切替プレート30には、細長い楕円形状をした長孔33が形成されている。切替歯車60の軸61は、長孔33に移動可能に嵌合している。レバー20及び切替プレート30が、第1位置から前方向である第2位置へ移動すると、切替歯車60の軸61も長孔33に沿って移動する。その結果、切替歯車60がトラクター歯車を介してトラクター軸80に接続し、動力を伝達できるようになる。すなわち、図3に示すトラクターユニット70による連続紙Fの搬送が可能となるように切り替わる。
上述とは逆に、レバー20及び切替プレート30が、第2位置から後方向である第1位置へ移動すると、切替歯車60の軸61も長孔33に沿って移動する。その結果、切替歯車60がトラクター歯車を介するトラクター軸80の接続から外れ、動力を伝達できないようになる。すなわち、図3に示すトラクターユニット70による連続紙Fの搬送ができなくなるように切り替わる。
なお、切替プレート30の位置によらず、図3に示す前側ローラー対50はニップしており、カット紙P及び連続紙Fの搬送が可能である。
なお、切替プレート30の位置によらず、図3に示す前側ローラー対50はニップしており、カット紙P及び連続紙Fの搬送が可能である。
ここで、表示部Sの表示、レバー20の位置、カット紙P又は連続紙Fの搬送についての関係について、詳しく説明する。
カット紙Pの搬送を可能とするレバー20の第1位置に対応して、表示部Sは、その後方向の位置に、カット紙Pを示すマークを表示している。また、連続紙Fの搬送を可能とするレバー20の第2位置に対応して、表示部Sは、その前方向の位置に、連続紙Fを示すマークを表示している。
例えば、表示部Sは、レバー20の第1位置に対応する後方向の位置に、カット紙Pを指し示すマークを表示しており、レバー20の第2位置に対応する前方向の位置に、連続紙Fを指し示すマークを表示している。
カット紙Pの搬送を可能とするレバー20の第1位置に対応して、表示部Sは、その後方向の位置に、カット紙Pを示すマークを表示している。また、連続紙Fの搬送を可能とするレバー20の第2位置に対応して、表示部Sは、その前方向の位置に、連続紙Fを示すマークを表示している。
例えば、表示部Sは、レバー20の第1位置に対応する後方向の位置に、カット紙Pを指し示すマークを表示しており、レバー20の第2位置に対応する前方向の位置に、連続紙Fを指し示すマークを表示している。
ユーザーは、カット紙Pの搬送を選択する場合には、表示部Sにおけるカット紙Pを示すマークの位置に合わせてレバー20を移動させればよい。レバー20及び切替プレート30が第1位置へ移動すると、図3に示すように、後側ローラー対40がニップするように切り替わり、カット紙Pの搬送が可能となる。
また、ユーザーは、連続紙Fの搬送を選択する場合には、表示部Sにおける連続紙Fを示すマークの位置に合わせてレバー20を移動させればよい。レバー20及び切替プレート30が第2位置へ移動すると、切替歯車60からトラクターユニット70に動力が伝達されるように切り替わり、連続紙Fの搬送が可能となる。
また、ユーザーは、連続紙Fの搬送を選択する場合には、表示部Sにおける連続紙Fを示すマークの位置に合わせてレバー20を移動させればよい。レバー20及び切替プレート30が第2位置へ移動すると、切替歯車60からトラクターユニット70に動力が伝達されるように切り替わり、連続紙Fの搬送が可能となる。
図4を用いて、レバー20の位置とカバー13の位置との関係について説明する。最初に、カバー13の位置について説明する。カバー13において前方向に位置する部位は、印刷装置1の前を覆う部位であって、上下方向に形成されている部位である。以降、このカバー13において前方向に位置する部位を、カバー13の前部と称する。カバー13の少なくとも一部は、このカバー13の前部である。
図4に示すように、A方向である後方向において、カバー13の前部の位置よりも、ヘッド100に近い位置に、レバー20が配置されている。換言すると、前方向から後方向へ向かって、カバー13の前部、レバー20、ヘッド100の順に配置されている。
図4に示すように、A方向である後方向において、カバー13の前部の位置よりも、ヘッド100に近い位置に、レバー20が配置されている。換言すると、前方向から後方向へ向かって、カバー13の前部、レバー20、ヘッド100の順に配置されている。
このような順に配置することにより、レバー20の位置は、カバー13の前部の位置よりも、後方向に配置される。つまり、レバー20は、カバー13よりも前に突出することがない。この結果、印刷装置1の前後方向において、レバー20が印刷装置1から突出することがない。従って、レバー20により、印刷装置1の設置スペースが大きくなることはない。
なお、図4に示す前側ガイド面14は、印刷装置1との間にヒンジ機構を有している。前側ガイド面14は、ヒンジ機構により時計回りに回転し、カバー13の前部に接する状態となり、直立した姿勢でカバー13の前部に収納された状態となっている。
このように前側ガイド面14をカバー13の前部に収納した状態であっても、レバー20は、収納した前側ガイド面14よりも前に突出することがない。前側ガイド面14をカバー13の前部に収納した状態でも、レバー20により、印刷装置1の設置スペースが大きくなることはない。
このように前側ガイド面14をカバー13の前部に収納した状態であっても、レバー20は、収納した前側ガイド面14よりも前に突出することがない。前側ガイド面14をカバー13の前部に収納した状態でも、レバー20により、印刷装置1の設置スペースが大きくなることはない。
図5を用いて、切替プレート30について詳しく説明する。図5は、切替プレート30を左から見た図である。
切替プレート30に形成されている長孔31は、後方向に向かうに従って上方向に向かう傾斜32を有している。また、切替プレート30に形成されている長孔33の周囲には、前方向に向かうに従って左方向に盛り上がっていく斜面34を有している。
切替プレート30に形成されている長孔31は、後方向に向かうに従って上方向に向かう傾斜32を有している。また、切替プレート30に形成されている長孔33の周囲には、前方向に向かうに従って左方向に盛り上がっていく斜面34を有している。
上述の図4で説明したように、切替プレート30の長孔31には、後側ローラー対40の従動ローラー41の軸43が、移動可能に嵌合されている。レバー20及び切替プレート30の前後方向への移動に伴い、従動ローラー41の軸43は、長孔31の傾斜32に沿って上下方向へ移動する。このとき、軸43の移動に伴い、従動ローラー41は駆動ローラー42に対して、ニップ又はニップの解除の切替えを行う。
また、上述のように、切替プレート30の長孔33には、切替歯車60の軸61が移動可能に嵌合されている。レバー20及び切替プレート30の前後方向への移動に伴い、切替歯車60の軸61は、長孔33の斜面34に沿って左右方向へ移動する。このとき、軸61の移動に伴い、切替歯車60はトラクター歯車を介してトラクター軸80に対し、接続する又は接続を外すように切替えを行う。
1-3.第1搬送機構による第1記録紙の搬送へ切り替える切替機構の動作
図6、図7、図8を用いて、第1搬送機構である後側ローラー対40により第1記録紙であるカット紙Pを搬送するように、切替機構である切替プレート30を切り替える動作について説明する。
ユーザーは、カット紙Pの搬送を選択するとき、筐体10の凹部12に収納されているレバー20を操作し、第1位置である後方向へ移動させる。このとき、ユーザーは、レバー20の切欠き部21を透して表示部Sを視認し、表示部Sの後方向にあるカット紙Pを示すマークの位置に合わせて、レバー20を移動させればよい。
図6、図7、図8を用いて、第1搬送機構である後側ローラー対40により第1記録紙であるカット紙Pを搬送するように、切替機構である切替プレート30を切り替える動作について説明する。
ユーザーは、カット紙Pの搬送を選択するとき、筐体10の凹部12に収納されているレバー20を操作し、第1位置である後方向へ移動させる。このとき、ユーザーは、レバー20の切欠き部21を透して表示部Sを視認し、表示部Sの後方向にあるカット紙Pを示すマークの位置に合わせて、レバー20を移動させればよい。
図6に示すように、レバー20の第1位置への移動に伴い、レバー20に固着されている切替プレート30も、第1位置へ移動する。
上述のように、切替プレート30の長孔31には、後側ローラー対40の従動ローラー41の軸43が移動可能に嵌合されている。切替プレート30の第1位置である後方向への移動に伴い、従動ローラー41の軸43は、長孔31の傾斜32に沿って下方向へ移動する。
軸43の下方向への移動に伴い、従動ローラー41は駆動ローラー42に対して、ニップするように切り替わる。つまり、切替プレート30は、後側ローラー対40によりカット紙Pを搬送するように、切り替わる。詳細は、後述のように図7を用いて説明する。
上述のように、切替プレート30の長孔31には、後側ローラー対40の従動ローラー41の軸43が移動可能に嵌合されている。切替プレート30の第1位置である後方向への移動に伴い、従動ローラー41の軸43は、長孔31の傾斜32に沿って下方向へ移動する。
軸43の下方向への移動に伴い、従動ローラー41は駆動ローラー42に対して、ニップするように切り替わる。つまり、切替プレート30は、後側ローラー対40によりカット紙Pを搬送するように、切り替わる。詳細は、後述のように図7を用いて説明する。
また、上述のように、切替プレート30の長孔33には、切替歯車60の軸61が移動可能に嵌合されている。切替プレート30の第1位置である後方向への移動に伴い、切替歯車60の軸61は、長孔33の斜面34に沿って左方向へ移動する。
軸61の左方向への移動に伴い、切替歯車60は、トラクターユニット70のトラクター歯車を介してトラクター軸80に対し、接続を外すように切り替わる。つまり、切替プレート30は、トラクターユニット70のトラクター軸80により連続紙Fを搬送しないように、切り替える。詳細は、後述のように図8を用いて説明する。
軸61の左方向への移動に伴い、切替歯車60は、トラクターユニット70のトラクター歯車を介してトラクター軸80に対し、接続を外すように切り替わる。つまり、切替プレート30は、トラクターユニット70のトラクター軸80により連続紙Fを搬送しないように、切り替える。詳細は、後述のように図8を用いて説明する。
上述のように、レバー20及び切替プレート30の第1位置への移動に伴い、後側ローラー対40の従動ローラー41は、駆動ローラー42に向かって下方向へ移動する。
この結果、図7に示すように、従動ローラー41及び駆動ローラー42は、互いに接触してニップし、カット紙Pを搬送可能とする。
この結果、図7に示すように、従動ローラー41及び駆動ローラー42は、互いに接触してニップし、カット紙Pを搬送可能とする。
ユーザーにより前側ガイド面14に沿って挿入されたカット紙Pは、前側ローラー対50によりA方向へ搬送され、プラテンローラー110に対向するヘッド100により所定の印刷が成される。印刷されたカット紙Pは、ニップ可能となった後側ローラー対40、及び前側ローラー対50により、さらに後側ガイド面15に沿ってA方向へ搬送される。
このとき、カット紙Pの後端が前側ローラー対50から外れても、後側ローラー対40によりカット紙Pを搬送することができる。カット紙Pは、全ての印刷が成されると、後側ローラー対40及び前側ローラー対50によりB方向へ搬送され、ユーザーに向かって排出される。
このとき、カット紙Pの後端が前側ローラー対50から外れても、後側ローラー対40によりカット紙Pを搬送することができる。カット紙Pは、全ての印刷が成されると、後側ローラー対40及び前側ローラー対50によりB方向へ搬送され、ユーザーに向かって排出される。
上述のように、レバー20及び切替プレート30の第1位置への移動に伴い、切替歯車60が移動して、トラクターユニット70のトラクター歯車を介して接続していたトラクター軸80から外れるようになる。
切替プレート30の長孔31の斜面34は、図5に示した形状のように形成されている。切替歯車60は、斜面34に沿って左へ移動していき、トラクター歯車を介して接続していたトラクター軸80から外れるようになる。図8は、トラクター歯車がトラクター軸80から外れた状態を示している。この結果、切替歯車60は、トラクター軸80へ動力を伝達できなくなり、トラクターユニット70は連続紙Fを搬送できなくなる。なお、図8は背面図であるので、上述の左右の方向は、図8を見た場合、逆の方向となる。
切替プレート30の長孔31の斜面34は、図5に示した形状のように形成されている。切替歯車60は、斜面34に沿って左へ移動していき、トラクター歯車を介して接続していたトラクター軸80から外れるようになる。図8は、トラクター歯車がトラクター軸80から外れた状態を示している。この結果、切替歯車60は、トラクター軸80へ動力を伝達できなくなり、トラクターユニット70は連続紙Fを搬送できなくなる。なお、図8は背面図であるので、上述の左右の方向は、図8を見た場合、逆の方向となる。
1-4.第2搬送機構による第2記録紙の搬送へ切り替える切替機構の動作
図9、図10、図11を用いて、第2搬送機構であるトラクターユニット70により第2記録紙である連続紙Fを搬送するように、切替機構である切替プレート30を切り替える動作について説明する。
ユーザーは、連続紙Fの搬送を選択するとき、筐体10の凹部12に収納されているレバー20を操作し、第2位置である前方向へ移動させる。このとき、ユーザーは、レバー20の切欠き部21を透して表示部Sを視認し、表示部Sの前方向にある連続紙Fを示すマークの位置に合わせて、レバー20を移動させればよい。
図9、図10、図11を用いて、第2搬送機構であるトラクターユニット70により第2記録紙である連続紙Fを搬送するように、切替機構である切替プレート30を切り替える動作について説明する。
ユーザーは、連続紙Fの搬送を選択するとき、筐体10の凹部12に収納されているレバー20を操作し、第2位置である前方向へ移動させる。このとき、ユーザーは、レバー20の切欠き部21を透して表示部Sを視認し、表示部Sの前方向にある連続紙Fを示すマークの位置に合わせて、レバー20を移動させればよい。
図9に示すように、レバー20の第2位置への移動に伴い、レバー20に固着されている切替プレート30も、第2位置へ移動する。
上述のように、切替プレート30の長孔31には、後側ローラー対40の従動ローラー41の軸43が移動可能に嵌合されている。切替プレート30の第2位置である前方向への移動に伴い、従動ローラー41の軸43は、長孔31の傾斜32に沿って上方向へ移動する。
軸43の上方向への移動に伴い、従動ローラー41は駆動ローラー42に対して離間していき、ニップを解除するように切り替わる。つまり、切替プレート30は、後側ローラー対40によるカット紙Pの搬送ができないように、切り替える。詳細は、後述のように図10を用いて説明する。
上述のように、切替プレート30の長孔31には、後側ローラー対40の従動ローラー41の軸43が移動可能に嵌合されている。切替プレート30の第2位置である前方向への移動に伴い、従動ローラー41の軸43は、長孔31の傾斜32に沿って上方向へ移動する。
軸43の上方向への移動に伴い、従動ローラー41は駆動ローラー42に対して離間していき、ニップを解除するように切り替わる。つまり、切替プレート30は、後側ローラー対40によるカット紙Pの搬送ができないように、切り替える。詳細は、後述のように図10を用いて説明する。
また、上述のように、切替プレート30の長孔33には、切替歯車60の軸61が移動可能に嵌合されている。切替プレート30の第2位置である前方向への移動に伴い、切替歯車60の軸61は、長孔33の斜面34に沿って右方向へ移動する。
軸61の右方向への移動に伴い、切替歯車60は、トラクターユニット70のトラクター歯車を介してトラクター軸80に接続するように切り替わる。つまり、切替プレート30は、トラクターユニット70のトラクター軸80を駆動し、連続紙Fを搬送するように、切り替える。詳細は、後述のように図11を用いて説明する。
軸61の右方向への移動に伴い、切替歯車60は、トラクターユニット70のトラクター歯車を介してトラクター軸80に接続するように切り替わる。つまり、切替プレート30は、トラクターユニット70のトラクター軸80を駆動し、連続紙Fを搬送するように、切り替える。詳細は、後述のように図11を用いて説明する。
上述のように、レバー20及び切替プレート30の第2位置への移動に伴い、後側ローラー対40の従動ローラー41は、駆動ローラー42から離間するように上方向へ移動する。この結果、図10に示すように、従動ローラー41は、駆動ローラー42から離間し、駆動ローラー42との間のニップを解除する。後側ローラー対40は、カット紙Pを搬送できない状態となる。
また、ユーザーは、トラクターユニット70に連続紙Fをセットした後、離間されている、後側ローラー対40の従動ローラー41及び駆動ローラー42の間に、連続紙Fを通してセットすることができるようになる。
上述のように、レバー20及び切替プレート30の第2位置への移動に伴い、切替歯車60が移動して、トラクターユニット70のトラクター歯車を介してトラクター軸80に接続し、動力を伝達できるようになる。
切替プレート30の長孔33の斜面34は、切替プレート30の左側に形成されている。切替歯車60は、斜面34に沿って右へ移動していき、トラクター歯車を介してトラクター軸80に接続するようになる。図11は、トラクター歯車がトラクター軸80に接続している状態を示している。この結果、切替歯車60は、トラクター軸80へ動力を伝達できるようになる。なお、図11は背面図であるので、上述の左右の方向は、図11を見た場合、逆の方向となる。
切替プレート30の長孔33の斜面34は、切替プレート30の左側に形成されている。切替歯車60は、斜面34に沿って右へ移動していき、トラクター歯車を介してトラクター軸80に接続するようになる。図11は、トラクター歯車がトラクター軸80に接続している状態を示している。この結果、切替歯車60は、トラクター軸80へ動力を伝達できるようになる。なお、図11は背面図であるので、上述の左右の方向は、図11を見た場合、逆の方向となる。
図10に示すように、ユーザーによる連続紙Fのセット後、トラクターユニット70は、トラクターガイド面16に沿って、トラクター軸80の駆動により連続紙FをC方向へ搬送できるようになる。
C方向へ搬送された連続紙Fは、上側ガイド面17及び後側ガイド面15に沿ってB方向へ搬送される。連続紙Fは、ヘッド100による印刷後、さらに、前側ローラー対50により前側ガイド面14に沿ってB方向へ搬送され、ユーザーに向かって排出される。
C方向へ搬送された連続紙Fは、上側ガイド面17及び後側ガイド面15に沿ってB方向へ搬送される。連続紙Fは、ヘッド100による印刷後、さらに、前側ローラー対50により前側ガイド面14に沿ってB方向へ搬送され、ユーザーに向かって排出される。
上述の実施形態による印刷装置1によれば、レバー20は筐体10の凹部12の内側に全体が収納されているので、レバー20は筐体10の外側に突出していない。レバー20を含めた印刷装置1の設置スペースを小さくすることができる。
以上、これら実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない限り、変更、置換、削除等されてもよい。
印刷装置1は、ドットインパクトプリンターの例で説明したが、ヘッド100の印刷方式は問わない。例えば、インクジェットヘッドを備えたインクジェットプリンターでもよい。
第2搬送機構として、トラクターユニット70の例で説明したが、搬送ローラー対でもよい。切替プレート30は、この搬送ローラー対に対して、ニップ及びニップの解除を行う。また、第2記録紙は連続紙Fではなく、カット紙Pとしてもよい。
以上、これら実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない限り、変更、置換、削除等されてもよい。
印刷装置1は、ドットインパクトプリンターの例で説明したが、ヘッド100の印刷方式は問わない。例えば、インクジェットヘッドを備えたインクジェットプリンターでもよい。
第2搬送機構として、トラクターユニット70の例で説明したが、搬送ローラー対でもよい。切替プレート30は、この搬送ローラー対に対して、ニップ及びニップの解除を行う。また、第2記録紙は連続紙Fではなく、カット紙Pとしてもよい。
1…印刷装置、10…筐体、11…側面ケース、12…凹部、13…カバー、20…レバー、21…切欠き部、30…切替プレート、40…後側ローラー対、50…前側ローラー対、60…切替歯車、70…トラクターユニット、100…ヘッド、F…連続紙、P…カット紙。
Claims (6)
- 第1記録紙を第1方向、及び、前記第1方向とは逆の第2方向へ搬送可能な第1搬送機構と、
第2記録紙を第3方向へ搬送可能な第2搬送機構と、
前記第1記録紙、又は前記第2記録紙に対して印刷をする印刷部と、
少なくとも前記印刷部と前記第1搬送機構とを覆う筐体と、
レバーと、を備え、
前記筐体には凹部が形成されており、
前記レバーは前記凹部の内側に収納されている、印刷装置。 - 前記筐体は、少なくとも前記印刷部を覆うカバーを含み、
前記第1方向において、前記カバーの少なくとも一部の位置よりも前記印刷部に近い位置に、前記レバーが配置されている、請求項1に記載の印刷装置。 - 前記筐体は側面ケースを含み、
前記凹部は前記側面ケースに形成されている、
請求項1または2に記載の印刷装置。 - 前記レバーは切欠き部を有し、
前記凹部における前記切欠き部に対向する位置に、表示部を備える、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の印刷装置。 - 前記第1搬送機構による前記第1記録紙の搬送と、前記第2搬送機構による前記第2記録紙の搬送とを、切替える切替機構を備え、
前記レバーは、第1位置と第2位置との間を移動することにより、前記切替機構の切替えを行う、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の印刷装置。 - 前記第1搬送機構は、搬送ローラー対を有し、前記搬送ローラー対のニップにより前記第1記録紙を搬送可能であり、
前記第2搬送機構は、前記第2記録紙を搬送可能なトラクターユニットと、前記トラクターユニットに接続して動力を伝達する伝達機構とを有し、
前記切替機構は、
前記レバーが前記第1位置にあるとき、前記第1搬送機構の前記搬送ローラー対をニップさせ、前記第2搬送機構の前記トラクターユニットに対する前記伝達機構の接続を外し、
前記レバーが前記第2位置にあるとき、前記第1搬送機構の前記搬送ローラー対のニップを解除させ、前記第2搬送機構の前記トラクターユニットに対し前記伝達機構を接続させる、
請求項5に記載の印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021072404A JP2022166950A (ja) | 2021-04-22 | 2021-04-22 | 印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021072404A JP2022166950A (ja) | 2021-04-22 | 2021-04-22 | 印刷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2022166950A true JP2022166950A (ja) | 2022-11-04 |
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ID=83852550
Family Applications (1)
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JP2021072404A Pending JP2022166950A (ja) | 2021-04-22 | 2021-04-22 | 印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2022166950A (ja) |
-
2021
- 2021-04-22 JP JP2021072404A patent/JP2022166950A/ja active Pending
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