JP2007106060A - プリンタ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】送りローラの軸方向の位置ずれを抑制することにより、印画品質の低下を抑制することが可能なプリンタ装置を提供する。
【解決手段】このプリンタ装置(熱転写プリンタ)は、用紙50を搬送する送りローラ8と、送りローラ8が取り付けられ、送りローラ8に駆動力を伝達する送りローラギア9と、送りローラギア9を矢印B1方向に付勢する弾性変形可能な舌片部17bを有するモータブラケット17とを備える。そして、送りローラギア9は、モータブラケット17と所定の間隔L1(約0.5mm)を有する。また、舌片部17bは、モータブラケット17に切り込み17aを形成することによりL字形状に設けられ、かつ、そのL字形状の先端部近傍に、モータブラケット17の送りローラギア9側の表面から突出するように設けられるとともに、送りローラギア9と当接する凸部17cを有する。
【選択図】図11
【解決手段】このプリンタ装置(熱転写プリンタ)は、用紙50を搬送する送りローラ8と、送りローラ8が取り付けられ、送りローラ8に駆動力を伝達する送りローラギア9と、送りローラギア9を矢印B1方向に付勢する弾性変形可能な舌片部17bを有するモータブラケット17とを備える。そして、送りローラギア9は、モータブラケット17と所定の間隔L1(約0.5mm)を有する。また、舌片部17bは、モータブラケット17に切り込み17aを形成することによりL字形状に設けられ、かつ、そのL字形状の先端部近傍に、モータブラケット17の送りローラギア9側の表面から突出するように設けられるとともに、送りローラギア9と当接する凸部17cを有する。
【選択図】図11
Description
この発明は、プリンタ装置に関し、特に、送りローラを備えたプリンタ装置に関する。
従来、送りローラと送りローラに所定の押圧力で接触する押さえローラとにより、用紙を挟んだ状態で、用紙を搬送するプリンタ装置が知られている(たとえば、特許文献1および2参照)。
上記特許文献1には、キャプスタンローラー(送りローラ)とピンチローラー(押さえローラ)とを備えた熱転写プリンタ装置(プリンタ装置)が開示されている。この特許文献1に開示された熱転写プリンタ装置では、ピンチローラーにより印画紙(用紙)をキャプスタンローラーに圧着するとともに、キャプスタンローラーを回転させることによって、印画紙を搬送する。
また、上記特許文献2には、搬送ローラ対を備えた昇華型カラープリンタ装置(プリンタ装置)が開示されている。この特許文献2に開示された昇華型カラープリンタ装置では、搬送ローラ対(送りローラおよび押さえローラ)によりロール紙(用紙)を搬送する。
図14は、従来の他の例による熱転写プリンタ(プリンタ装置)の全体構成を示した斜視図である。図15は、図14に示した従来の熱転写プリンタのモータおよび各ギアを示した正面図である。図16および図17は、図14に示した従来の熱転写プリンタの詳細構造を説明するための図である。図14〜図17を参照して、従来の熱転写プリンタの構造について説明する。
従来の他の例による熱転写プリンタは、図14に示すように、シャーシ101と、印字を行うための印字ヘッド102と、印字ヘッド102に対向するように配置されたプラテンローラ103(図17参照)と、側板104および105と、インクシートカートリッジ106と係合する巻取リール107と、送りローラ108と、送りローラギア109と、送りローラ108に所定の押圧力で接触する押さえローラ110と、押さえローラ110を回転可能に支持する一対の押さえローラ軸受111と、押さえローラ軸受111を支持する軸受支持板112と、給紙ローラ113と、給紙ローラギア114と、排紙ローラ115と、排紙ローラギア116と、モータブラケット117と、用紙150(図17参照)を搬送するための紙送りモータ118と、印字ヘッド102を回動させる印字ヘッド回動用モータ119と、揺動可能な揺動ギア120と、複数の中間ギア121〜124(図15参照)とを備えている。また、従来の他の例による熱転写プリンタには、インクシートカートリッジ106が装着される。
また、図14に示すように、シャーシ101は、一方側面101aと、他方側面101bと、一方側面101aおよび他方側面101bを連結する底面101cとを有している。また、シャーシ101の一方側面101aには、上記したモータブラケット117が取り付けられている。また、シャーシ101の一方側面101aには、図16に示すように、側板104が取り付けられるとともに、側板104に一体的に設けられた送りローラ軸受104aを挿入するための送りローラ軸受取付孔101dが設けられている。また、シャーシ101の他方側面101bには、図14に示すように、側板105が取り付けられるとともに、側板105に一体的に設けられた送りローラ軸受105aを挿入するための送りローラ軸受取付孔101fが設けられている。また、シャーシ101の他方側面101bおよび側板105には、インクシートカートリッジ106を取り付けるためのカートリッジ取付孔101gおよび105cが設けられている。
また、図14および図17に示すように、印字を行う印字ヘッド102は、シャーシ101の一方側面101aおよび他方側面101bの内側に、支持軸102aを中心として回動可能に取り付けられている。また、図17に示すように、プラテンローラ103は、側板104のプラテンローラ軸受(図示せず)および側板105のプラテンローラ軸受(図示せず)に回転可能に支持されている。
また、図17に示すように、インクシートカートリッジ106は、巻取部106aと、供給部106bとを有している。また、インクシートカートリッジ106の巻取部106aの内部には、巻取ボビン106cが回転可能に配置されている。また、インクシートカートリッジ106の供給部106bの内部には、供給ボビン106dが回転可能に配置されている。また、巻取ボビン106cおよび供給ボビン106dには、用紙150に画像を印画するためのインクシート106eが巻き付けられている。
また、巻取リール107は、インクシートカートリッジ106の巻取部106aの内部に配置された巻取ボビン106cに係合するとともに、巻取ボビン106cをM2方向(図17参照)に回転させることによって、供給ボビン106dに巻き付けられたインクシート106eを巻取ボビン106cに巻き取るように構成されている。また、図14および図15に示すように、巻取リール107のギア部107aは、揺動ギア120が揺動することによって噛合するように配置されている。
また、送りローラ108は、側板104の送りローラ軸受104a(図16参照)および側板105の送りローラ軸受105a(図14参照)に回転可能に支持されている。また、送りローラ108は、用紙150(図17参照)を押さえローラ110と挟み込むことにより、用紙150を給紙方向(図17の矢印F2方向)および排紙方向(図17の矢印J2方向)に搬送する機能を有している。また、送りローラ108は、送りローラギア109に挿入されるギア挿入部108a(図14参照)を含んでいる。
また、図14に示すように、押さえローラ110は、押さえローラ軸受111により回転可能に支持されている。この押さえローラ軸受111は、軸受支持板112に取り付けられている。また、軸受支持板112は、シャーシ101の曲げ部(図示せず)と他方側面101cに、押さえローラ110を送りローラ108に対して押圧するように配置されている。
給紙ローラ113は、印字ヘッド102による印画が行われる印画位置まで用紙150(図17参照)を給紙するために設けられている。また、給紙ローラ113は、図14に示すように、軸部113aと、軸部113aに嵌め込まれているゴム製のローラ部113bとを有している。また、給紙ローラ113の軸部113aのシャーシ101の一方側面101a側の端部には、給紙ローラギア114が取り付けられている。
排紙ローラ115は、印字ヘッド102による印画が行われた印画済用紙150(図17参照)を排出するために設けられている。また、排紙ローラ115は、図14に示すように、軸部115aと、軸部115aに嵌め込まれているゴム製のローラ部115bとを有している。また、排紙ローラ115の軸部115aのシャーシ101の一方側面101a側の端部には、排紙ローラギア116が取り付けられている。
また、図15に示すように、モータブラケット117に取り付けられた紙送りモータ118の軸部118aには、モータギア118bが取り付けられている。この紙送りモータ118は、巻取リール107のギア部107a、送りローラギア109、給紙ローラギア114、排紙ローラギア116および中間ギア121〜124を駆動させるための駆動源としての機能を有している。また、印字ヘッド回動用モータ119は、ギア(図示せず)によって、印字ヘッド102をプラテンローラ103に対して押圧および離間する方向である上下に回動させる機能を有する。
図14〜図17に示した従来の熱転写プリンタでは、図16に示したように、送りローラギア109とモータブラケット117との間に、加工誤差などに起因して間隙L2が発生するので、印画時に用紙150を搬送する際に、送りローラ108に水平方向の外力が加わると、送りローラギア109および送りローラギア109に取り付けられた送りローラ108が矢印A2方向(図16参照)に移動する場合があった。この場合、送りローラ109および押さえローラ110に挟持された用紙150が矢印A2方向(図16参照)に移動するので、印画位置がずれるという不都合があった。このため、印画品質が低下するという問題点があった。
なお、上記特許文献1および2に開示されたプリンタ装置では、送りローラの軸方向の位置ずれを防止する構造については開示も示唆もされていないと考えられるので、図14〜図17に示した従来の熱転写プリンタと同様、送りローラの軸方向の位置ずれに起因して印画品質が低下するという問題点が発生すると考えられる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、送りローラの軸方向の位置ずれを抑制することにより、印画品質の低下を抑制することが可能なプリンタ装置を提供することである。
この発明の第1の局面におけるプリンタ装置は、用紙を搬送する送りローラと、送りローラが取り付けられ、送りローラに駆動力を伝達する送りローラギアとを備えたプリンタ装置において、送りローラギアを軸方向に付勢する弾性変形可能な付勢部を有する板状部材をさらに備え、板状部材と送りローラギアとは所定の間隔を隔てて配置されており、所定の間隔は、板状部材の付勢部による付勢力に抗して送りローラギアが外力により板状部材側に押圧されて板状部材に当接した状態で、板状部材の付勢部の変形量が弾性変形の範囲内になるような間隔に設定され、板状部材は、送りローラに伝達される駆動力の駆動源としてのモータが取り付けられるモータブラケットであり、付勢部は、モータブラケットに切り込みを形成することにより設けられた弾性変形可能な舌片部を含み、モータブラケットの舌片部は、L字形状に形成され、かつ、モータブラケットの送りローラギア側の表面から突出するようにL字形状の先端部近傍に設けられるとともに、送りローラギアと当接する凸部を有する。
この第1の局面によるプリンタ装置では、上記のように、送りローラギアを軸方向に付勢する弾性変形可能な付勢部を有する板状部材を設けることによって、付勢部により送りローラギアが軸方向に付勢されるので、送りローラギアを軸方向の位置を規制した状態で回転させることができる。これにより、用紙を搬送する際に、送りローラギアに取り付けられた送りローラが軸方向に移動するのを抑制することができるので、送りローラの軸方向の位置ずれを抑制することができる。このため、印画時に用紙を搬送する際に、送りローラと押さえローラとに挟持された用紙が軸方向に移動するのを抑制することができるので、印画品質が低下するのを抑制することができる。また、付勢部を、モータブラケットに切り込みを形成することにより設けられた弾性変形可能な舌片部を含むように構成することによって、モータブラケットに形成された舌片部により、容易に、送りローラギアを軸方向に付勢することができる。また、舌片部を、モータブラケットの送りローラギア側の表面から突出するように設けられるとともに、送りローラギアと当接する凸部を有するように構成することによって、舌片全体が送りローラギアと当接する場合に比べて、舌片部の凸部と送りローラギアとの当接する面積を小さくすることができる。これにより、送りローラギアを凸部により付勢しながら送りローラギアを回転する際の摩擦抵抗を低減することができるので、送りローラギアに加わる負荷を抑制することができる。これにより、送りローラギアの回転動作を円滑に行うことができる。また、舌片部をL字形状に形成するとともに、L字形状の先端部近傍に凸部を設けることによって、舌片部の凸部により送りローラギアを付勢する場合に、L字形状の舌片部の撓みのみならずねじれによっても付勢力を発生させることができるので、直線状の舌片部を形成する場合に比べて、小さい舌片部で大きな付勢力を発生させることができる。
また、第1の局面では、板状部材と送りローラギアとを所定の間隔を隔てて配置するとともに、所定の間隔を、板状部材の付勢部による付勢力に抗して送りローラギアが外力により板状部材側に押圧されて板状部材に当接した状態で、板状部材の付勢部の変形量が弾性変形の範囲内になるような間隔に設定するように構成することによって、付勢力に抗して外力が加えられることにより送りローラギアが板状部材に当接するまで移動したとしても、付勢部の変形量は弾性変形の範囲内であるので、付勢部が変形するのを防止することができる。また、板状部材を、送りローラに伝達される駆動力の駆動源としてのモータが取り付けられるモータブラケットにより構成することによって、送りローラギアを付勢する付勢部を有する板状部材を別途設ける必要がないので、部品点数が増加するのを抑制することができる。
この発明の第2の局面によるプリンタ装置は、用紙を搬送する送りローラと、送りローラが取り付けられ、送りローラに駆動力を伝達する送りローラギアと、送りローラギアを軸方向に付勢する弾性変形可能な付勢部を有する板状部材とを備えた。
この第2の局面によるプリンタ装置では、上記のように、送りローラギアを軸方向に付勢する弾性変形可能な付勢部を有する板状部材を設けることによって、付勢部により送りローラギアが軸方向に付勢されるので、送りローラギアを軸方向の位置を規制した状態で回転させることができる。これにより、用紙を搬送する際に、送りローラギアに取り付けられた送りローラが軸方向に移動するのを抑制することができるので、送りローラの軸方向の位置ずれを抑制することができる。このため、印画時に用紙を搬送する際に、送りローラと押さえローラとに挟持された用紙が軸方向に移動するのを抑制することができるので、印画品質が低下するのを抑制することができる。
上記第2の局面によるプリンタ装置において、好ましくは、板状部材は、所定の部品を取り付けるためのブラケット部材を含み、付勢部は、ブラケット部材に切り込みを形成することにより設けられた弾性変形可能な舌片部を含む。このように構成すれば、ブラケット部材に形成された舌片部により、容易に、送りローラギアを軸方向に付勢することができる。
この場合、好ましくは、ブラケット部材の舌片部は、ブラケット部材の送りローラギア側の表面から突出するように設けられるとともに、送りローラギアと当接する凸部を有する。このように構成すれば、舌片全体が送りローラギアと当接する場合に比べて、舌片部の凸部と送りローラギアとの当接する面積を小さくすることができる。これにより、送りローラギアを凸部により付勢しながら送りローラギアを回転する際の摩擦抵抗を低減することができるので、送りローラギアに加わる負荷を抑制することができる。これにより、送りローラギアの回転動作を円滑に行うことができる。
上記付勢部が舌片部を含む構成において、好ましくは、ブラケット部材の舌片部は、L字形状に形成されているとともに、舌片部の凸部は、L字形状の先端部近傍に設けられている。このように構成すれば、舌片部の凸部により送りローラギアを付勢する場合に、L字形状の舌片部の撓みのみならずねじれによっても付勢力を発生させることができるので、直線状の舌片部を形成する場合に比べて、小さい舌片部で大きな付勢力を発生させることができる。
上記第2の局面によるプリンタ装置において、好ましくは、板状部材と送りローラギアとは所定の間隔を隔てて配置されており、所定の間隔は、板状部材の付勢部による付勢力に抗して送りローラギアが外力により板状部材側に押圧されて板状部材に当接した状態で、板状部材の付勢部の変形量が弾性変形の範囲内になるような間隔に設定されている。このように構成すれば、付勢力に抗して外力が加えられることにより送りローラギアが板状部材に当接するまで移動したとしても、付勢部の変形量は弾性変形の範囲内であるので、付勢部が変形するのを防止することができる。
上記第2の局面によるプリンタ装置において、好ましくは、板状部材は、送りローラに伝達される駆動力の駆動源としてのモータが取り付けられるモータブラケットである。このように構成すれば、送りローラギアを付勢する付勢部を有する板状部材を別途設ける必要がないので、部品点数が増加するのを抑制することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1、図3および図4は、本発明の一実施形態による熱転写プリンタの全体構成を示した図である。図2は、図1に示した一実施形態の熱転写プリンタのモータおよび各ギアを示した正面図である。図5〜図11は、図1に示した一実施形態による熱転写プリンタの詳細構造を説明するための図である。図12は、図1に示した一実施形態の熱転写プリンタの構造および動作を説明するための断面図である。まず、図1〜図12を参照して、本発明の一実施形態による熱転写プリンタの構造について説明する。なお、本実施形態では、プリンタ装置の一例である熱転写プリンタに本発明を適用した場合について説明する。
本実施形態による熱転写プリンタは、図1および図3に示すように、金属製のシャーシ1と、印字を行うための印字ヘッド2と、印字ヘッド2に対向するように配置されたプラテンローラ3(図4参照)と、樹脂製の側板4および5と、インクシートカートリッジ6と係合する巻取リール7と、送りローラ8と、送りローラギア9と、送りローラ8に所定の押圧力で接触する金属製の押さえローラ10と、押さえローラ10を回転可能に支持する樹脂製の一対の押さえローラ軸受11と、押さえローラ軸受11を支持する金属製の軸受支持板12と、給紙ローラ13と、給紙ローラギア14と、排紙ローラ15と、排紙ローラギア16と、モータブラケット17と、用紙50(図12参照)を搬送するための紙送りモータ18と、印字ヘッド2を回動させる印字ヘッド回動用モータ19と、揺動可能な揺動ギア20と、複数の中間ギア21〜24(図2参照)とを備えている。また、本実施形態による熱転写プリンタには、インクシートカートリッジ6が装着される。なお、モータブラケット17は、本発明の「板状部材」および「ブラケット部材」の一例であり、紙送りモータ18は、本発明の「モータ」の一例である。
また、図1および図3に示すように、シャーシ1は、一方側面1aと、他方側面1bと、一方側面1aおよび他方側面1bを連結する底面1cとを有している。また、シャーシ1の一方側面1aには、上記したモータブラケット17が取り付けられている。また、シャーシ1の一方側面1aには、樹脂製の側板4が取り付けられている。また、図5および図6に示すように、シャーシ1の一方側面1aは、樹脂製の側板4に一体的に設けられた送りローラ軸受4aを挿入するための送りローラ軸受取付孔1dと、樹脂製の側板4に一体的に設けられたプラテンローラ軸受4bを挿入するためのプラテンローラ軸受取付孔1eとを有している。また、図1に示すように、シャーシ1の他方側面1bには、樹脂製の側板5が取り付けられている。また、図1に示すように、シャーシ1の一方側面1bは、樹脂製の側板5に一体的に設けられた送りローラ軸受5aを挿入するための送りローラ軸受取付孔1fと、樹脂製の側板5に一体的に設けられたプラテンローラ軸受5b(図4参照)を挿入するためのプラテンローラ軸受取付孔(図示せず)とを有している。また、シャーシ1の他方側面1bおよび側板5には、インクシートカートリッジ6を取り付けるためのカートリッジ取付孔1gおよび5cが設けられている。
また、図3、図5および図6に示すように、金属製のシャーシ1の底面1cは、底面1cに一体的に形成された曲げ部1hを含んでいる。また、図5および図6に示すように、曲げ部1hは、側板4に一体的に設けられた送りローラ軸受4aを支持する送りローラ軸受支持部1iと、側板4に一体的に設けられたプラテンローラ軸受4bを支持するプラテンローラ軸受支持部1jとを含んでいる。
また、図1および図3に示すように、印字を行う印字ヘッド2は、シャーシ1の一方側面1aおよび他方側面1bの内側に、支持軸2aを中心として回動可能に取り付けられている。また、図4に示すように、プラテンローラ3は、側板4のプラテンローラ軸受4bおよび側板5のプラテンローラ軸受5bに回転可能に支持されている。
また、図12に示すように、インクシートカートリッジ6は、巻取部6aと、供給部6bとを有している。また、インクシートカートリッジ6の巻取部6aの内部には、巻取ボビン6cが回転可能に配置されている。また、インクシートカートリッジ6の供給部6bの内部には、供給ボビン6dが回転可能に配置されている。また、巻取ボビン6cおよび供給ボビン6dには、用紙50に画像を印画するためのインクシート6eが巻き付けられている。また、インクシート6eは、Y色インクシートとM色インクシートとC色インクシートとを有している。
また、巻取リール7(図2参照)は、図12に示したインクシートカートリッジ6の巻取部6aの内部に配置された巻取ボビン6cに係合するとともに、巻取ボビン6cをM1方向(図2参照)に回転させることによって、供給ボビン6dに巻き付けられたインクシート6eを巻取ボビン6cに巻き取るように構成されている。また、図1および図2に示すように、巻取リール7のギア部7aは、揺動ギア20が揺動することによって噛合するように配置されている。
また、金属製の送りローラ8は、側板4の送りローラ軸受4a(図3参照)および側板5の送りローラ軸受5a(図1参照)に回転可能に支持されている。また、金属製の送りローラ8は、図9および図10に示すように、送りローラギア9側の端部に設けられたD形状のギア挿入部8aと、送りローラギア9とは反対側の端部に設けられたドライバ係合溝8bとを有する。また、送りローラ8のドライバ係合溝8bは、送りローラ8と押さえローラ10との間で紙詰まりが発生した際にマイナスドライバを係合させて手動で送りローラ8を回転させるために設けられている。具体的には、図3に示すように、側板5の送りローラ軸受5aから露出されているドライバ係合溝8bにマイナスドライバを係合させた状態で、マイナスドライバをI方向(図2参照)に回転させることにより送りローラ8をI方向(図2参照)に回転させる。これにより、送りローラ8と押さえローラ10との間に挟まれた用紙50(図12参照)を排出させることが可能である。
また、図10および図11に示すように、樹脂製の送りローラギア9は、軸線に対して斜めに刻まれた歯を有するはすばギア部9aと、D字形状の取付孔9bと、リブ9cおよび9dとを有する。送りローラギア9のはすばギア部9aは、斜めに刻まれた歯が連続的に噛合するので、送りローラギア9の回転動作を円滑にする機能を有する。また、図2および図4に示すように、はすばギア部9aの歯は、送りローラギア9が図2のD方向(給紙方向)に回転する際には、送りローラギア9に矢印B1方向(図11参照)の力が加わる一方、はすばギア部9aの歯は、送りローラギア9が図2のI方向(排紙方向)に回転する際には、送りローラギア9に矢印A1方向(図11参照)の力が加わる。また、送りローラギア9の取付孔9bには、送りローラ8のギア挿入部8aが空回りしないように圧入されている。また、送りローラギア9のリブ9cは、図9および図11に示すように、送りローラギア9の一方表面から矢印A1方向(モータブラケット17側)に突出するように形成されている。また、送りローラ9のリブ9dは、図10および図11に示すように、送りローラギア9の他方表面から矢印B1方向(側板4側)に突出するように形成されている。
また、図1および図3に示すように、押さえローラ10は、押さえローラ軸受11により回転可能に支持されている。この押さえローラ軸受11は、軸受支持板12に取り付けられている。また、軸受支持板12は、シャーシ1の曲げ部1hと他方側面1cに、押さえローラ10を送りローラ8に対して押圧するように配置されている。
給紙ローラ13は、印字ヘッド2による印画が行われる印画位置まで用紙50(図12参照)を給紙するために設けられている。また、給紙ローラ13は、図1に示すように、金属製の軸部13aと、軸部13aに嵌め込まれているゴム製のローラ部13bとを有している。また、給紙ローラ13の軸部13aのシャーシ1の一方側面1a側の端部には、給紙ローラギア14が取り付けられている。
排紙ローラ15は、印字ヘッド2による印画が行われた印画済用紙50(図12参照)を排出するために設けられている。また、排紙ローラ15は、図1に示すように、金属製の軸部15aと、軸部15aに嵌め込まれているゴム製のローラ部15bとを有している。また、排紙ローラ15の軸部15aのシャーシ1の一方側面1a側の端部には、排紙ローラギア16が取り付けられている。
ここで、本実施形態では、図7および図8に示すように、金属製(板金製)のモータブラケット17には、切り込み17aにより形成された舌片部17bが設けられている。なお、舌片部17bは、本発明の「付勢部」の一例である。また、モータブラケット17の舌片部17bは、L字形状に形成されるとともに、モータブラケット17の内面側である矢印B1方向(図11参照)に突出する凸部17cを有する。この凸部17cは、図8に示すように、舌片部17bの先端部近傍に形成されるとともに、送りローラギア9のリブ9cを矢印B1方向(図11参照)に付勢する機能を有する。これにより、図11に示すように、送りローラギア9のリブ9dが側板4と当接するように構成されている。また、図11に示すように、金属製のモータブラケット17の凸部17cが樹脂製の送りローラギア9のリブ9cと接触することにより、金属製のモータブラケット17の凸部17cが金属製の送りローラ8のギア挿入部8aと接触する場合と異なり、凸部17cが磨耗するのを抑制することが可能である。また、モータブラケット17は、図11に示すように、シャーシ1の一方側面1aに取り付けられた状態で送りローラギア9と間隔L1(約0.5mm)を有する。なお、この間隔L1(約0.5mm)は、舌片部9bによる付勢力に抗して送りローラギア9がドライバ係合溝8bに係合するマイナスドライバなどによる外力により矢印A1方向(図11参照)に押圧されてモータブラケット17に当接した状態で、舌片部17bの変形量が弾性変形の範囲内になるように構成されている。
また、図2に示すように、モータブラケット17に取り付けられた紙送りモータ18の軸部18aには、モータギア18bが取り付けられている。この紙送りモータ18は、巻取リール7のギア部7a、送りローラギア9、給紙ローラギア14、排紙ローラギア16および中間ギア21〜24を駆動させるための駆動源としての機能を有している。また、印字ヘッド回動用モータ19は、ギア19aおよび19b(図4参照)によって、印字ヘッド2をプラテンローラ3に対して押圧および離間する方向である上下に回動させる機能を有する。なお、紙送りモータ18および印字ヘッド回動用モータ19は、本発明の「所定の部品」の一例である。
図13は、図1に示した一実施形態による熱転写プリンタの印画動作に伴う用紙の搬送動作について説明するための断面図である。次に、図2および図11〜図13を参照して、本実施形態による熱転写プリンタの印画動作について説明する。
まず、給紙時には、図2に示すように、紙送りモータ18が駆動するのに伴って、紙送りモータ18に取り付けられたモータギア18bが図2の矢印C方向に回転し、中間ギア21および22を介して、送りローラギア9が図2の矢印D方向に回転する。そして、送りローラギア9が図2の矢印D方向に回転するのに伴って、中間ギア23および24を介して、給紙ローラギア14が図2の矢印E方向に回転する。これにより、図12に示すように、給紙ローラギア14の回転に伴って給紙ローラ13が図12の矢印E方向に回転するので、給紙ローラ13のローラ部13bの下面側に接触する用紙50は給紙方向(図12の矢印F1方向)に搬送される。その後、送りローラ8および押さえローラ10により印画開始位置まで搬送される。
この際、送りローラ8は、図2の矢印D方向に回転する送りローラギア9の回転に伴って図12の矢印D方向に回転するので、用紙50は給紙方向(図12の矢印F1方向)に搬送される。また、揺動可能な揺動ギア20(図2参照)は、巻取リール7のギア部7aから離間される方向(図2の矢印G方向)に揺動されて、巻取リール7のギア部7aとは噛合しない。これにより、給紙時には、巻取リール7のギア部7aは回転しないので、巻取ボビン6cおよび供給ボビン6eに巻き付けられたインクシート6eは巻き取られない。
そして、印画時には、図2に示すように、紙送りモータ18が駆動するのに伴って、紙送りモータ18に取り付けられたモータギア18bが図2の矢印H方向に回転し、中間ギア21および22を介して、送りローラギア9が図2の矢印I方向に回転する。これにより、図13に示すように、送りローラ8は、図2の矢印I方向に回転する送りローラギア9の回転に伴って、図13の矢印I方向に回転するので、用紙50は排紙方向(図13の矢印J1方向)に搬送される。また、揺動可能な揺動ギア20(図2参照)は、巻取リール7のギア部7aに噛合する方向(図2の矢印K方向)に揺動されて、巻取リール7のギア部7aと噛合する。これにより、巻取リール7のギア部7aが図2の矢印M1方向に回転するので、供給ボビン6dに巻き付けられたインクシート6eが巻取ボビン6cに巻き取られる。この際、印字ヘッド2がプラテンローラ3の方向に回動するので、用紙50を排紙方向(図13の矢印J1方向)に搬送するとともにインクシート6eを巻き取りながら、用紙50に印画が行われる。また、この印画動作は、インクシート6eのY、M、Cの各色毎に行われる。具体的には、Y色の印画が行われた後に、Y色が印画された用紙50を印画開始位置まで給紙方向(図12の矢印F1方向)に搬送する。その後、Y色が印画された用紙50にM色の印画が行われる。その後、M色が印画された用紙50が印画開始位置まで搬送され、C色の印画が行われる。
そして、排紙時には、印字ヘッド2により印画された印画済用紙50は、図13に示すように、排紙ローラ15により排紙可能な位置まで搬送される。この際、送りローラギア9が図2の矢印I方向に回転するのに伴って、中間ギア23および24と給紙ローラギア14とを介して、排紙ローラギア16が図2の矢印N方向に回転する。これにより、排紙ローラギア16の回転に伴って排紙ローラ15が図13の矢印N方向に回転するので、排紙ローラ15のローラ部15bの上面側に接触する印画済用紙50は排紙方向(図13の矢印J1方向)に搬送される。
ここで、本実施形態では、給紙時、印画時および排紙時において、送りローラギア9がモータブラケット17の凸部17cに矢印B1方向(図11参照)に付勢されることにより、はすばギア部9aを有する送りローラギア9がD方向(給紙方向)またはI方向(排紙方向)に回転することに起因して送りローラギア9に矢印A1またはB1方向(図11参照)の力が加わった場合や、意図しない外力が加わった場合にも、送りローラギア9および送りローラ8が軸方向(図11の矢印A1およびB1方向)に移動することがないので、送りローラ8および押さえローラ10に搬送される用紙50が軸方向(図11の矢印A1およびB1方向)に移動することがない。
本実施形態では、上記のように、送りローラギア9を矢印B1方向(図11参照)に付勢する弾性変形可能な舌片部17bを有するモータブラケット17を設けることによって、舌片部17bにより送りローラギア9が矢印B1方向(図11参照)に付勢されるので、送りローラギア9を軸方向(図11の矢印A1およびB1方向)の位置を規制した状態で回転させることができる。これにより、用紙50を搬送する際に、送りローラギア9に取り付けられた送りローラ8が軸方向(図11の矢印A1およびB1方向)に移動するのを抑制することができるので、送りローラ8の軸方向(図11の矢印A1およびB1方向)の位置ずれを抑制することができる。このため、印画時に用紙50を搬送する際に、送りローラ8と押さえローラ10とに挟持された用紙50が軸方向(図11の矢印A1およびB1方向)に移動するのを抑制することができるので、印画品質が低下するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、舌片部17bを、モータブラケット17に切り込み17aを形成することにより設けることによって、モータブラケット17に形成された舌片部17bにより、容易に、送りローラギア9を矢印B1方向(図11参照)に付勢することができる。
また、本実施形態では、舌片部17bを、モータブラケット17の送りローラギア9側の表面から突出するように設けられるとともに、送りローラギア9と当接する凸部17cを有するように構成することによって、舌片全体が送りローラギアと当接する場合に比べて、舌片部17bの凸部17cと送りローラギア9との当接する面積を小さくすることができる。これにより、送りローラギア9を凸部17cにより矢印B1方向(図11参照)に付勢しながら送りローラギア9を回転する際の摩擦抵抗を低減することができるので、送りローラギア9に加わる負荷を抑制することができる。これにより、送りローラギア9の回転動作を円滑に行うことができる。
また、本実施形態では、舌片部17bをL字形状に形成するとともに、L字形状の先端部近傍に凸部17cを設けることによって、舌片部17bの凸部17cにより送りローラギア9を矢印B1方向(図11参照)に付勢する場合に、L字形状の舌片部17bの撓みのみならずねじれによっても付勢力を発生させることができるので、直線状の舌片部を形成する場合に比べて、小さい舌片部で大きな付勢力を発生させることができる。
また、本実施形態では、モータブラケット17と送りローラギア9とを所定の間隔L1(約0.5mm)を隔てて配置するとともに、所定の間隔L1(約0.5mm)を、モータブラケット17の舌片部17bによる矢印B1方向(図11参照)の付勢力に抗して送りローラギア9が矢印A1方向(図11参照)の外力により押圧されてモータブラケット17に当接した状態で、モータブラケット17の舌片部17bの変形量が弾性変形の範囲内になるような間隔に設定するとともに、矢印B1方向(図11参照)の付勢力に抗して矢印A1方向(図11参照)の外力がドライバ係合溝8bに係合するマイナスドライバなどにより加えられることによって、送りローラギア9がモータブラケット17に当接するまで移動したとしても、舌片部17bの変形量は弾性変形の範囲内であるので、舌片部17bが変形するのを防止することができる。
また、本実施形態では、送りローラ8に伝達される駆動力の駆動源としての紙送りモータ18が取り付けられるモータブラケット17に送りローラギア9を付勢する舌片部17bを設けることによって、送りローラギア9の軸方向(図11の矢印A1およびB1方向)の位置を規制する板状部材を別途設ける必要がないので、部品点数が増加するのを抑制することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、プリンタ装置の一例として熱転写プリンタを示したが、本発明はこれに限らず、送りローラおよび送りローラギアを備えたプリンタ装置であれば、熱転写プリンタ以外の他のプリンタ装置にも適用可能である。
また、上記実施形態では、本発明の付勢部の一例としての舌片部を、モータブラケットに切り込みを形成することにより設けた例を示したが、本発明はこれに限らず、モータブラケットに舌片部を設ける代わりに、モータブラケットに圧縮コイルバネを取り付けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、舌片部が送りローラギアと当接する凸部を有する例を示したが、本発明はこれに限らず、舌片部に凸部を設けることなく、舌片部と送りローラギアとが当接するように舌片部を送りローラギア側に突出するように形成してもよい。
また、上記実施形態では、舌片部をL字形状に形成する例を示したが、本発明はこれに限らず、舌片部を直線状に形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、モータブラケットに舌片部を形成する例を示したが、本発明はこれに限らず、舌片部を有する専用の板状部材を設けるようにしてもよいし、他の部品を取り付けるためのブラケット部材に舌片部を設けるようにしてもよい。
8 送りローラ
9 送りローラギア
17 モータブラケット(板状部材、ブラケット部材)
17b 舌片部(付勢部)
17c 凸部
18 紙送りモータ(モータ、所定の部品)
50 用紙
9 送りローラギア
17 モータブラケット(板状部材、ブラケット部材)
17b 舌片部(付勢部)
17c 凸部
18 紙送りモータ(モータ、所定の部品)
50 用紙
Claims (7)
- 用紙を搬送する送りローラと、前記送りローラが取り付けられ、前記送りローラに駆動力を伝達する送りローラギアとを備えたプリンタ装置において、
前記送りローラギアを軸方向に付勢する弾性変形可能な付勢部を有する板状部材をさらに備え、
前記板状部材と前記送りローラギアとは所定の間隔を隔てて配置されており、
前記所定の間隔は、前記板状部材の付勢部による付勢力に抗して前記送りローラギアが外力により前記板状部材側に押圧されて前記板状部材に当接した状態で、前記板状部材の付勢部の変形量が弾性変形の範囲内になるような間隔に設定され、
前記板状部材は、前記送りローラに伝達される駆動力の駆動源としてのモータが取り付けられるモータブラケットであり、
前記付勢部は、前記モータブラケットに切り込みを形成することにより設けられた弾性変形可能な舌片部を含み、
前記モータブラケットの舌片部は、L字形状に形成され、かつ、前記モータブラケットの前記送りローラギア側の表面から突出するように前記L字形状の先端部近傍に設けられるとともに、前記送りローラギアと当接する凸部を有する、プリンタ装置。 - 用紙を搬送する送りローラと、
前記送りローラが取り付けられ、前記送りローラに駆動力を伝達する送りローラギアと、
前記送りローラギアを軸方向に付勢する弾性変形可能な付勢部を有する板状部材とを備えた、プリンタ装置。 - 前記板状部材は、所定の部品を取り付けるためのブラケット部材を含み、
前記付勢部は、前記ブラケット部材に切り込みを形成することにより設けられた弾性変形可能な舌片部を含む、請求項2に記載のプリンタ装置。 - 前記ブラケット部材の舌片部は、前記ブラケット部材の前記送りローラギア側の表面から突出するように設けられるとともに、前記送りローラギアと当接する凸部を有する、請求項3に記載のプリンタ装置。
- 前記ブラケット部材の舌片部は、L字形状に形成されているとともに、前記舌片部の凸部は、前記L字形状の先端部近傍に設けられている、請求項3または4に記載のプリンタ装置。
- 前記板状部材と前記送りローラギアとは所定の間隔を隔てて配置されており、
前記所定の間隔は、前記板状部材の付勢部による付勢力に抗して前記送りローラギアが外力により前記板状部材側に押圧されて前記板状部材に当接した状態で、前記板状部材の付勢部の変形量が弾性変形の範囲内になるような間隔に設定されている、請求項2〜5のいずれか1項に記載のプリンタ装置。 - 前記板状部材は、前記送りローラに伝達される駆動力の駆動源としてのモータが取り付けられるモータブラケットである、請求項2〜6のいずれか1項に記載のプリンタ装置。
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