JP2007069363A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】インクシートが外部に露出されたインクシートカートリッジを用いる構造に適用可能であるとともに、印刷時にインクシートカートリッジの取り出しを抑制することができ、かつ、印字品質の低下を抑制することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】この画像形成装置(熱転写プリンタ)では、インクシート25aが外部に露出されたインクシートカートリッジ25が装着される。また、シャーシ1の内側には、ユーザが触れることができない抜止部材27が設けられている。この抜止部材27は、ヘッド部押圧部材6および7の回動に伴って回動し、印刷時には、インクシートカートリッジ25に設けられた溝部25iと係合する。これにより、印刷時に、ユーザが誤ってインクシートカートリッジ25の取り出し動作を行った場合でも、インクシートカートリッジ25の移動が抑制される。
【選択図】図11
【解決手段】この画像形成装置(熱転写プリンタ)では、インクシート25aが外部に露出されたインクシートカートリッジ25が装着される。また、シャーシ1の内側には、ユーザが触れることができない抜止部材27が設けられている。この抜止部材27は、ヘッド部押圧部材6および7の回動に伴って回動し、印刷時には、インクシートカートリッジ25に設けられた溝部25iと係合する。これにより、印刷時に、ユーザが誤ってインクシートカートリッジ25の取り出し動作を行った場合でも、インクシートカートリッジ25の移動が抑制される。
【選択図】図11
Description
この発明は、画像形成装置に関し、特に、インクシートカートリッジを備えた画像形成装置に関する。
従来、インクシートカートリッジを備えた熱転写プリンタが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、インクシートカートリッジを備えた熱転写プリンタにおいて、イジェクト部材(抜止部材)のスライド操作により、カートリッジ装着部から容易にインクシートカートリッジを取り出すことが可能な熱転写プリンタの構造が記載されている。この熱転写プリンタでは、印字ヘッド取付台に設けられた抜止部にインクシートカートリッジのリブ部が嵌合されて抜け止めされる。また、イジェクト部材をスライドさせることにより、イジェクト部材の傾斜部がインクシートカートリッジの突起部をインクシートカートリッジを取り出す方向に付勢する。これにより、印字ヘッド取付台の抜止部からインクシートカートリッジのリブ部が抜けて、インクシートカートリッジが取り出される。このイジェクト部材のスライド操作は、非印刷時のみならず、印刷時にも行うことができる。
また、従来、画像形成装置の一例として熱転写プリンタが知られている。図19は、従来の一例による熱転写プリンタの全体斜視図である。図20は、図19に示した従来の一例による熱転写プリンタの断面図である。図19および図20を参照して、従来の一例による熱転写プリンタの構造について説明する。
従来の熱転写プリンタは、図19および図20に示すように、金属製のシャーシ101と、印字を行うための印字ヘッド102(図20参照)と、印字ヘッド102に対向するように配置されたプラテンローラ103(図20参照)と、用紙104を搬送させる送りローラ105と、送りローラ105を押圧する押さえローラ106と、抜止部材107とを備えている。また、従来の熱転写プリンタには、用紙104にインクを転写するためのインクシート108aが収納されたインクシートカートリッジ108が装着されている。また、図19に示すように、シャーシ101は、一方側面101aと、他方側面101bとを有している。シャーシ101の他方側面101bには、インクシートカートリッジ108を挿入するためのカートリッジ挿入孔101cが設けられている。
また、抜止部材107は、図19に示すように、シャーシ101の他方側面101bの外側に設けられている。この抜止部材107には、抜止部材107を回動可能に支持する支持軸107aと、インクシートカートリッジ108の係合部108gと係合する係合爪107bと、ユーザが指を掛けて抜止部材107を上方(矢印B方向)に持ち上げるための把持部107cと、ユーザが把持部107cを持ち上げた際に、抜止部材107の係合爪107bを下方向に回動させるように付勢力を与えるバネ部107dとが設けられている。また、抜止部材107は、インクシートカートリッジ108が取り出し方向(図19の矢印A方向)に移動するのを抑制する機能を有している。
また、インクシートカートリッジ108は、図20に示すように、インクシート108aを供給するための供給ボビン108bと、供給されたインクシート108aを巻き取るための巻取ボビン108cとを備えている。また、インクシートカートリッジ108を構成するカートリッジケースは、供給ボビン108bを回転可能に収納する供給ボビン収納部108dと、巻取ボビン108cを回転可能に収納する巻取ボビン収納部108eと、
供給ボビン収納部108dおよび巻取ボビン収納部108eを所定の距離を隔てて連結する一対の連結部108fとから構成されている。これにより、供給ボビン収納部108dおよび巻取ボビン収納部108eに、それぞれ、供給ボビン108bおよび巻取ボビン108cが収納されると、供給ボビン108bおよび巻取ボビン108cに巻き付けられたインクシート108aは、供給ボビン収納部108dと巻取ボビン収納部108eとの所定の距離の間で、外部に露出された状態となる。また、一対の連結部108fの一方には、シャーシ101の他方側面101bに設けられた抜止部材107の係合爪107bと係合する係合部108g(図19参照)が設けられている。また、インクシートカートリッジ108には、図示しない圧縮コイルバネが設けられており、この圧縮コイルバネにより、インクシートカートリッジ108は、熱転写プリンタに装着された状態で、図19の矢印P方向に常に付勢されている。
供給ボビン収納部108dおよび巻取ボビン収納部108eを所定の距離を隔てて連結する一対の連結部108fとから構成されている。これにより、供給ボビン収納部108dおよび巻取ボビン収納部108eに、それぞれ、供給ボビン108bおよび巻取ボビン108cが収納されると、供給ボビン108bおよび巻取ボビン108cに巻き付けられたインクシート108aは、供給ボビン収納部108dと巻取ボビン収納部108eとの所定の距離の間で、外部に露出された状態となる。また、一対の連結部108fの一方には、シャーシ101の他方側面101bに設けられた抜止部材107の係合爪107bと係合する係合部108g(図19参照)が設けられている。また、インクシートカートリッジ108には、図示しない圧縮コイルバネが設けられており、この圧縮コイルバネにより、インクシートカートリッジ108は、熱転写プリンタに装着された状態で、図19の矢印P方向に常に付勢されている。
また、印字ヘッド102は、図20に示すように、印字ヘッド102の回動中心となる支持軸102aと、ヘッド部102bと、アーム部102cと、ヘッド部102bの熱を放熱するためのヒートシンク部102dとを有している。また、図20に示すように、印字ヘッド102は、シャーシ101の一方側面101aおよび他方側面101bに、支持軸102aを中心として回動可能に取り付けられている。
次に、図20を参照して、従来の熱転写プリンタの印刷動作について説明する。図20に示すように、印字ヘッド102が矢印C方向に回動すると、印字ヘッド102のヘッド部102bがインクシートカートリッジ108から外部に露出したインクシート108aと当接する。そして、印字ヘッド102がさらに回動することによって、インクシート108aは給紙された用紙104と当接する。そして、インクシート108aおよび用紙104は、印字ヘッド102のヘッド部102bとプラテンローラ103とによって押圧される。この状態で、インクシート108aが巻取ボビン108cに巻き取られるとともに、用紙104が送りローラ105によって排紙方向(図20の矢印D方向)に搬送される。この際、印字ヘッド102のヘッド部102bが発熱することによってインクシート108aのインクが溶ける。これにより、インクシート108aのインクが用紙104に転写され、用紙104に画像が印刷される。
次に、図19を参照して、従来の熱転写プリンタのインクシートカートリッジ108の取り出し動作について説明する。図19に示すように、熱転写プリンタにインクシートカートリッジ108が装着された状態では、インクシートカートリッジ108の係合部108gと抜止部材107の係合爪107bとが係合した状態となっている。この際、インクシートカートリッジ108は、図示しない圧縮コイルバネの付勢力により、常に矢印P方向に付勢されている。そして、ユーザが抜止部材107の把持部107cを上方(矢印B方向)に持ち上げると、インクシートカートリッジ108の係合部108gと抜止部材107の係合爪107bとの係合が解除される。これにより、インクシートカートリッジ108は、図示しない圧縮コイルバネの付勢力により、図19の矢印A方向に飛び出す。その後、ユーザが飛び出したインクシートカートリッジ108を、シャーシ101のインクシートカートリッジ挿入孔101cから手で抜き出すことにより、インクシートカートリッジ108を取り出す。
しかしながら、図19および図20に示した従来の熱転写プリンタでは、インクシートカートリッジ108を取り出すための抜止部材107がシャーシ101の他方側面101bの外側に設けられているので、ユーザは印刷時においても上記のインクシートカートリッジ108の取り出し動作を行うことができる。このため、上記の印刷動作の最中に、ユーザが誤ってインクシートカートリッジ108の取り出し動作を行った場合には、印字ヘッド102のヘッド部102bとプラテンローラ103とに押圧された状態となっているインクシート108aが破れたり、インクシート108aが装置内部で絡まることにより
熱転写プリンタが故障するという不都合があった。
熱転写プリンタが故障するという不都合があった。
また、上記特許文献1に記載された熱転写プリンタでは、インクシートカートリッジを取り出すためのイジェクト部材のスライド操作を、非印刷時のみならず、印刷時においても行うことができるので、ユーザが誤って印刷の最中にイジェクト部材のスライド操作を行った場合には、インクシートが破れたり、インクシートが装置内部で絡まることにより熱転写プリンタが故障するという不都合がある。
そこで、従来、印刷時にインクシートカートリッジの取り出しを抑制することが可能な熱転写プリンタが種々提案されている(たとえば、特許文献2〜4参照)。
上記特許文献2には、インクシートカートリッジを備えた熱転写プリンタにおいて、印刷の最中にインクシートカートリッジが取り出されるのを抑制することが可能な熱転写プリンタが提案されている。この熱転写プリンタでは、片持支持された印字ヘッド取付台の自由端側に凸部が設けられている。また、印字ヘッド取付台には印字ヘッドが設けられており、印刷時にプラテンローラが印字ヘッドを押圧することによって、印字ヘッド取付台が撓み自由端が移動する。これにより、印字ヘッド取付台の凸部がインクシートカートリッジの端面と係合し、インクシートカートリッジの取り出しが抑制される。また、インクシートカートリッジには、掴み部が設けられており、ユーザがこの掴み部を持って引き出すことにより、インクシートカートリッジが取り出される。
また、上記特許文献3には、インクシートカートリッジを備えた熱転写プリンタにおいて、印字ヘッドを回動させる回動アームにカートリッジ取出阻止部を設けた熱転写プリンタが提案されている。この熱転写プリンタでは、印字ヘッドの回動に伴い、カートリッジ取出阻止部とインクシートカートリッジの取り出しを抑制するカートリッジ係合部材とが係合する。これにより、カートリッジ係合部材の回動が抑制され、ユーザがカートリッジ係合部材を回動させることが困難となるので、印刷の最中にインクシートカートリッジが取り出されるのを抑制することができる。特許文献3で提案された熱転写プリンタでは、カートリッジ取出阻止部とカートリッジ係合部材とが係合した状態で、ユーザがカートリッジ係合部材を操作すると、回動アームに付勢力が加わる。
また、上記特許文献4には、インクシートが外部に露出されていないインクシートカートリッジが装着された熱転写プリンタにおいて、インクシートを外部に露出させるためにカートリッジケースから巻取ボビンを取り出すローディングアームの回動に伴って回動する係合部が、インクシートカートリッジに設けられた切欠部と係合することによって、インクシートカートリッジが取り出されるのを抑制することが可能な熱転写プリンタが提案されている。この熱転写プリンタでは、印刷時にインクシートカートリッジから巻取ボビンがローディングアームによって取り出されるので、印刷の最中にインクシートカートリッジが取り出されるのが抑制される。
特開2003−89257号公報
特開2001−38976号公報
特開平11−268315号公報
特開平2−81661号公報
しかしながら、上記特許文献2において提案された熱転写プリンタでは、印刷時にユーザがインクシートカートリッジの掴み部を持って引き出す動作を行うと、インクシートカートリッジの端面と係合する印字ヘッド取付台に付勢力が加わるという不都合がある。こ
のため、印刷時に印字ヘッド取付台に設けられた印字ヘッドの位置がずれるので、印字品質が低下するという問題点がある。
のため、印刷時に印字ヘッド取付台に設けられた印字ヘッドの位置がずれるので、印字品質が低下するという問題点がある。
また、上記特許文献3において提案された熱転写プリンタでは、印刷時にユーザがカートリッジ係合部材を操作すると、カートリッジ取出阻止部を介して、回動アームに付勢力が加わるという不都合がある。このため、上記特許文献2と同様に、印刷時に印字ヘッドの位置がずれるので、印字品質が低下するという問題点がある。
また、上記特許文献4において提案された熱転写プリンタでは、インクシートカートリッジの切欠部と係合する係合部が、カートリッジケースから巻取ボビンを取り出すローディングアームの回動に伴って回動するので、カートリッジケースから巻取ボビンを取り出すローディングアームを有する構造を前提とする。このため、インクシートから巻取ボビンを取り出す必要のないインクシートが常に外部に露出されているインクシートカートリッジを用いる熱転写プリンタには、上記特許文献4において提案された熱転写プリンタの構造を適用するのは困難であるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、インクシートが外部に露出されたインクシートカートリッジを用いる構造に適用可能であるとともに、印刷時にインクシートカートリッジの取り出しを抑制することができ、かつ、印字品質の低下を抑制することが可能な画像形成装置を提供することである。
この発明の第1の局面による画像形成装置は、供給ボビン収納部および巻取ボビン収納部が一対の連結部によって所定の間隔を隔てて連結されているカートリッジケースと、カートリッジケースに収納される供給ボビンおよび巻取ボビンと、供給ボビン収納部と巻取ボビン収納部との間で外部に露出されている複数色のインクシートとを含むインクシートカートリッジと、インクシートカートリッジが装着されるシャーシと、印字を行うための印字ヘッドと、印字ヘッドと対向する位置に配置されたプラテンローラと、印字ヘッドをプラテンローラに押圧する押圧部材とを備えた画像形成装置において、シャーシの外側に設けられ、インクシートカートリッジと係合する第1抜止部材と、シャーシの内側に設けられ、印刷時にインクシートカートリッジと係合する第2抜止部材とをさらに備え、インクシートカートリッジには、第2抜止部材の両面と係合する溝部が設けられ、溝部は、インクシートカートリッジの連結部に設けられ、第2抜止部材は、押圧部材の回動軸に取り付けられるとともに、印字ヘッドの回動に伴って回動し、かつ、複数色のインクシートを印刷する際に印字ヘッドが上下に回動する間、溝部と係合し、第2抜止部材のインクシートカートリッジと係合する部分は、円弧形状に形成されている。
この第1の局面による画像形成装置では、上記のように、供給ボビン収納部および巻取ボビン収納部が一対の連結部によって所定の間隔を隔てて連結されているカートリッジケースと、カートリッジケースに収納される供給ボビンおよび巻取ボビンと、供給ボビン収納部と巻取ボビン収納部との間で外部に露出されているインクシートとを含むインクシートカートリッジを備えた画像形成装置において、シャーシの外側に第1抜止部材を設けるとともに、シャーシの内側に印刷時にインクシートカートリッジと係合する第2抜止部材を設けることによって、印刷時にユーザがシャーシの外側の第1抜止部材とインクシートカートリッジとの係合を解除した場合でも、シャーシの内側で第2抜止部材とインクシートカートリッジとが係合しているので、印刷時にインクシートカートリッジが取り出されるのを抑制することができる。その結果、インクシートが破れるのを抑制することができるとともに、インクシートが装置内部で絡まることによる熱転写プリンタの故障を抑制することができる。また、外部に露出されているインクシートを含むインクシートカートリ
ッジを備えた画像形成装置において、第2抜止部材をシャーシの内側に設けることによって、ユーザが第2抜止部材に触れるのを抑制することができるので、印刷時に第2抜止部材に負荷がかかるのを抑制することができる。このため、印刷時にシャーシの内側の部材に負荷がかかるのを抑制することができるので、印字品質の低下を抑制することができる。また、第2抜止部材を、押圧部材の回動軸に取り付けることによって、印刷時に印字ヘッドを回動させる押圧部材の回動に伴って、第2抜止部材を回動させることができるので、専用の駆動源を設けることなく、印刷時に第2抜止部材をインクシートカートリッジに係合させることができる。その結果、印刷時に、インクシートカートリッジが取り出されるのを容易に抑制することができる。
ッジを備えた画像形成装置において、第2抜止部材をシャーシの内側に設けることによって、ユーザが第2抜止部材に触れるのを抑制することができるので、印刷時に第2抜止部材に負荷がかかるのを抑制することができる。このため、印刷時にシャーシの内側の部材に負荷がかかるのを抑制することができるので、印字品質の低下を抑制することができる。また、第2抜止部材を、押圧部材の回動軸に取り付けることによって、印刷時に印字ヘッドを回動させる押圧部材の回動に伴って、第2抜止部材を回動させることができるので、専用の駆動源を設けることなく、印刷時に第2抜止部材をインクシートカートリッジに係合させることができる。その結果、印刷時に、インクシートカートリッジが取り出されるのを容易に抑制することができる。
また、第1の局面では、インクシートカートリッジに、第2抜止部材の両面と係合する溝部を設けることによって、インクシートカートリッジの取り出し方向のみならず、取り出し方向とは反対の方向への移動も抑制することができる。これにより、インクシートの取り出し方向とは反対方向の位置ずれによる印字品質の低下を抑制することができる。また、第2抜止部材を、印字ヘッドの回動に伴って回動させ、複数色のインクシートを印刷する際に印字ヘッドが上下に回動する間、溝部と係合させることによって、各色の印刷終了時に印字ヘッドがプラテンローラから離間している間に、ユーザが第1抜止部材とインクシートカートリッジとの係合を解除した場合でも、インクシートカートリッジが取り出されるのを抑制することができる。これにより、各色の印刷途中でインクシートカートリッジが取り出されることにより、印刷が不完全な状態で終了するのを抑制することができる。また、溝部を、インクシートカートリッジの連結部に設けることによって、溝部は、巻取ボビン収納部と供給ボビン収納部との中央部近傍に位置することになるので、第2抜止部材は、インクシートカートリッジの巻取ボビン収納部と供給ボビン収納部との中央部近傍で、溝部と係合することができる。このため、第2抜止部材は、インクシートカートリッジの巻取ボビン収納部と供給ボビン収納部との中央部近傍でインクシートカートリッジの移動を抑制することができるので、供給ボビン収納部側、または、巻取ボビン収納部側でインクシートカートリッジの移動を抑制する場合に比べて、インクシートカートリッジの移動を安定して抑制することができる。また、第2抜止部材のインクシートカートリッジと係合する部分を、円弧形状に形成することによって、第2抜止部材の一部を溝部と容易に係合させることができるので、印刷時に印字ヘッドが上下に回動した場合でも、第2抜止部材と溝部との係合状態を容易に保つことができる。
この発明の第2の局面による画像形成装置は、供給ボビン収納部および巻取ボビン収納部が一対の連結部によって所定の間隔を隔てて連結されているカートリッジケースと、カートリッジケースに収納される供給ボビンおよび巻取ボビンと、供給ボビン収納部と巻取ボビン収納部との間で外部に露出されているインクシートとを含むインクシートカートリッジと、インクシートカートリッジが装着されるシャーシと、シャーシの外側に設けられ、インクシートカートリッジと係合する第1抜止部材と、シャーシの内側に設けられ、印刷時にインクシートカートリッジと係合する第2抜止部材とを備える。
この第2の局面による画像形成装置では、上記のように、供給ボビン収納部および巻取ボビン収納部が一対の連結部によって所定の間隔を隔てて連結されているカートリッジケースと、カートリッジケースに収納される供給ボビンおよび巻取ボビンと、供給ボビン収納部と巻取ボビン収納部との間で外部に露出されているインクシートとを含むインクシートカートリッジを備えた画像形成装置において、シャーシの外側に第1抜止部材を設けるとともに、シャーシの内側に印刷時にインクシートカートリッジと係合する第2抜止部材を設けることによって、印刷時にユーザがシャーシの外側の第1抜止部材とインクシートカートリッジとの係合を解除した場合でも、シャーシの内側で第2抜止部材とインクシートカートリッジとが係合しているので、印刷時にインクシートカートリッジが取り出されるのを抑制することができる。その結果、インクシートが破れるのを抑制することができ
るとともに、インクシートが装置内部で絡まることによる熱転写プリンタの故障を抑制することができる。また、外部に露出されているインクシートを含むインクシートカートリッジを備えた画像形成装置において、第2抜止部材をシャーシの内側に設けることによって、ユーザが第2抜止部材に触れるのを抑制することができるので、印刷時に第2抜止部材に負荷がかかるのを抑制することができる。このため、印刷時にシャーシの内側の部材に負荷がかかるのを抑制することができるので、印字品質の低下を抑制することができる。
るとともに、インクシートが装置内部で絡まることによる熱転写プリンタの故障を抑制することができる。また、外部に露出されているインクシートを含むインクシートカートリッジを備えた画像形成装置において、第2抜止部材をシャーシの内側に設けることによって、ユーザが第2抜止部材に触れるのを抑制することができるので、印刷時に第2抜止部材に負荷がかかるのを抑制することができる。このため、印刷時にシャーシの内側の部材に負荷がかかるのを抑制することができるので、印字品質の低下を抑制することができる。
上記第2の局面による画像形成装置において、好ましくは、印字を行うための印字ヘッドと、印字ヘッドと対向する位置に配置されたプラテンローラと、印字ヘッドをプラテンローラに押圧する押圧部材とをさらに備え、第2抜止部材は、押圧部材の回動軸に取り付けられている。このように構成すれば、印刷時に印字ヘッドを回動させる押圧部材の回動に伴って、第2抜止部材を回動させることができるので、専用の駆動源を設けることなく、印刷時に第2抜止部材をインクシートカートリッジに係合させることができる。その結果、印刷時に、インクシートカートリッジが取り出されるのを容易に抑制することができる。
上記第2の局面による画像形成装置において、好ましくは、インクシートカートリッジには、第2抜止部材の両面と係合する溝部が設けられている。このように構成すれば、インクシートカートリッジの取り出し方向のみならず、取り出し方向とは反対の方向への移動も抑制することができる。これにより、インクシートの取り出し方向とは反対方向の位置ずれによる印字品質の低下を抑制することができる。
上記第2の局面による画像形成装置において、好ましくは、インクシートカートリッジは、複数色のインクシートをさらに備え、第2抜止部材は、印字ヘッドの回動に伴って回動し、複数色のインクシートを印刷する際に印字ヘッドが上下に回動する間、溝部と係合する。このように構成すれば、各色の印刷終了時に印字ヘッドがプラテンローラから離間している間に、ユーザが第1抜止部材とインクシートカートリッジとの係合を解除した場合でも、インクシートカートリッジが取り出されるのを抑制することができる。これにより、各色の印刷途中でインクシートカートリッジが取り出されることにより、印刷が不完全な状態で終了するのを抑制することができる。
上記溝部が設けられたインクシートカートリッジを備えた画像形成装置において、好ましくは、溝部は、インクシートカートリッジの連結部に設けられている。このように構成すれば、溝部は、巻取ボビン収納部と供給ボビン収納部との中央部近傍に位置することになるので、第2抜止部材は、インクシートカートリッジの巻取ボビン収納部と供給ボビン収納部との中央部近傍で、溝部と係合することができる。このため、第2抜止部材は、インクシートカートリッジの巻取ボビン収納部と供給ボビン収納部との中央部近傍でインクシートカートリッジの移動を抑制することができるので、供給ボビン収納部側、または、巻取ボビン収納部側でインクシートカートリッジの移動を抑制する場合に比べて、インクシートカートリッジの移動を安定して抑制することができる。
上記第2の局面による画像形成装置において、好ましくは、第2抜止部材のインクシートカートリッジと係合する部分は、円弧形状に形成されている。このように構成すれば、第2抜止部材の一部を溝部と容易に係合させることができるので、印刷時に印字ヘッドが上下に回動した場合でも、第2抜止部材と溝部との係合状態を容易に保つことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による熱転写プリンタの全体構造を示した斜視図である。図2は、図1に示した一実施形態による熱転写プリンタの正面図である。図3は、図1に示した一実施形態による熱転写プリンタにインクシートカートリッジを装着した状態を示した斜視図である。図4〜図13は、図1に示した一実施形態による熱転写プリンタの構造を説明するための図である。まず、図1〜図13を参照して、本実施形態による熱転写プリンタの構造について説明する。なお、本実施形態では、画像形成装置の一例である熱転写プリンタに本発明を適用した場合について説明する。
本実施形態による熱転写プリンタは、図1〜図4および図13に示すように、金属製のシャーシ1と、印字を行うための印字ヘッド2と、印字ヘッド2に対向するように配置されたプラテンローラ3と、プラテンローラ3を回転可能に支持する2つのプラテンローラ軸受4と、金属製の支持棒5と、印字ヘッド2を押圧するためのヘッド部押圧部材6および7と、用紙8(図13参照)を搬送するための金属製の送りローラ9と、送りローラギア10(図4参照)と、所定の押圧力で送りローラ9を押圧する金属製の押さえローラ11と、送りローラ9を回転可能に支持する送りローラ軸受12および13と、押さえローラ11を回転可能に支持する押さえローラ軸受14と、軸受支持板15と、押さえローラ11に押圧力を付勢するための引張コイルバネ16と、モータブラケット17と、送りローラ9などを駆動するための紙送りモータ18(図4参照)と、モータギア18a(図4参照)と、ヘッド部押圧部材6および7を駆動するための押圧部材回動用モータ19(図4参照)と、駆動ギア20aと、中間ギア20bと、揺動ギア21(図4参照)と、中間ギア22および23(図4参照)と、巻取リール24とを備えている。また、本実施形態による熱転写プリンタには、インクシート25aが収納された樹脂製のインクシートカートリッジ25(図3参照)が装着されている。なお、ヘッド部押圧部材6および7は、本発明の「押圧部材」の一例である。
また、シャーシ1は、図1に示すように、一方側面1aと、他方側面1bと、底面1cとを有している。シャーシ1の一方側面1aには、上記したモータブラケット17が取り付けられている。また、シャーシ1の一方側面1aに対向する他方側面1bには、インクシートカートリッジ25を挿入するためのカートリッジ挿入孔1dが設けられている。また、シャーシ1の他方側面1bには、送りローラ9の一方端側を支持する送りローラ軸受12が設けられている。さらに、シャーシ1の他方側面1bの外側には、インクシートカートリッジ25が取り出し方向(図1の矢印A1方向)に移動するのを抑制するための抜止部26aが一体的に設けられた側板26が取り付けられている。この抜止部26aには、抜止部26aを回動可能に支持する支持軸26bと、インクシートカートリッジ25の係合部25hと係合する係合爪26cと、ユーザが指を掛けて抜止部26aを上方(矢印B1方向)に持ち上げるための把持部26dと、ユーザが把持部26dを持ち上げた際に、抜止部26aの係合爪26cを下方(矢印C1方向)に回動させるように付勢力を与えるバネ部26eとが設けられている。また、抜止部26aは、ユーザが抜止部26aの把持部26dを持ち上げることにより、インクシートカートリッジ25を取り出すことが可能に構成されている。なお、抜止部26aは、本発明の「第1抜止部材」の一例である。また、シャーシ1の一方側面1aおよび他方側面1bには、それぞれ、ヘッド部押圧部材6および7が取り付けられた支持棒5を回動可能に支持する支持孔1eが設けられている。また、シャーシ1の底面1cには、底面1cの一部を切り起こすことによって設けられた曲げ片1fが設けられている。この曲げ片1fには、図1に示すように、送りローラ9の他方端側を支持する送りローラ軸受13が設けられている。また、図1に示すように、シャーシ1の底面1cには、引張コイルバネ16の一方端が取り付けられるバネ取付部1gが設けられている。
また、図7および図8に示すように、支持棒5の一方および他方の端部には、それぞれ、支持部5aが設けられている。そして、支持棒5の一方および他方の支持部5aは、そ
れぞれ、シャーシ1の一方側面1aおよび他方側面1bに設けられた支持孔1eに嵌め合わされている。また、図7および図8に示すように、支持棒5の一方および他方の端部側には、それぞれ、ヘッド部押圧部材6および7が、支持棒5に対して空回りすることなく取り付けられている。具体的には、図7および図8に示すように、支持棒5の両端部近傍には、それぞれ、D字形状に加工された挿入部5bが設けられている。また、支持棒5の他方端側には、抜止部材27が圧入される小判形状に加工された抜止部材挿入部5cが設けられている。
れぞれ、シャーシ1の一方側面1aおよび他方側面1bに設けられた支持孔1eに嵌め合わされている。また、図7および図8に示すように、支持棒5の一方および他方の端部側には、それぞれ、ヘッド部押圧部材6および7が、支持棒5に対して空回りすることなく取り付けられている。具体的には、図7および図8に示すように、支持棒5の両端部近傍には、それぞれ、D字形状に加工された挿入部5bが設けられている。また、支持棒5の他方端側には、抜止部材27が圧入される小判形状に加工された抜止部材挿入部5cが設けられている。
また、図7に示すように、ヘッド部押圧部材6には、押圧部6aと、ギア部6bとが一体的に形成されている。また、図8に示すように、ヘッド部押圧部材7には、押圧部7aと、支持棒5が延びる方向に突出する突起部7bとが一体的に形成されている。
また、ヘッド部押圧部材6および7には、それぞれ、D字形状の挿入孔6cおよび7cが形成されているとともに、支持棒5の両端部近傍に設けられた挿入部5bの各々に、挿入孔6cおよび7cが嵌め込まれている。これにより、ヘッド部押圧部材6が回動した場合には、支持棒5が回動するとともに、それに伴ってヘッド部押圧部材7も回動する。また、図1および図2に示すように、ヘッド部押圧部材6および7は、それぞれ、シャーシ1の一方側面1aおよび他方側面1b側に配置されている。
ここで、本実施形態では、図8に示すように、支持棒5の他方端側に樹脂製の抜止部材27が取り付けられている。この抜止部材27のインクシートカートリッジ25と係合する部分は、図6に示すように、円弧形状に形成されている。また、抜止部材27の円弧形状は、約40°の角度を有している。また、抜止部材27には、支持棒5が圧入される小判形状の支持棒挿入孔27aが設けられている。そして、抜止部材27は、支持棒5に、空回りすることなく取り付けられている。これにより、抜止部材27は、ヘッド部押圧部材6および7が回動すると、ヘッド部押圧部材6および7の回動に連動して回動するように構成されている。また、抜止部材27は、シャーシ1の他方側面1bの内側に設けられ、ユーザが触れることができないように構成されている。なお、抜止部材27は、本発明の「第2抜止部材」の一例である。
また、印字ヘッド2は、図1および図13に示すように、支持軸2aと、ヘッド部2b(図13参照)と、支持軸2aとヘッド部2bとを連結する一対のアーム部2cと、ヘッド部2bの熱を放熱するためのアルミニウム製のヒートシンク部2dとを有している。また、印字ヘッド2の一対の支持軸2aは、それぞれ、シャーシ1の一方側面1aおよび他方側面1bの内面側に上下に回動可能に取り付けられている。また、プラテンローラ3は、シャーシ1の一方側面1aおよび他方側面1bにそれぞれ取り付けられている2つのプラテンローラ軸受4(図1参照)に、回転可能に支持されている。
また、図1および図2に示すように、印字ヘッド2のヒートシンク部2dの上面には、スプリングホルダ28がネジ29によって固定されている。このスプリングホルダ28には、2つのバネ固定部28aおよび28bが設けられており、2つのねじりコイルバネ30および31が、2つのバネ固定部28aおよび28bに、それぞれ、取り付けられている。このねじりコイルバネ30は、ヘッド部押圧部材6が下方に回動したときに、ヘッド部押圧部材6の押圧部6aに押圧される一方端部30aと、その一方端部30aが押圧されることにより発生した付勢力をヘッド部2bに伝達する他方端部30bとを有している。また、ねじりコイルバネ31は、ヘッド部押圧部材7が下方に回動したときに、ヘッド部押圧部材7の押圧部7aに押圧される一方端部31aと、その一方端部31aが押圧されることにより発生した付勢力をヘッド部2bに伝達する他方端部31bとを有している。そして、ヘッド部2bに伝達されたねじりコイルバネ30および31の付勢力により、ヘッド部2bがプラテンローラ3側に押圧される。
また、図1および図13に示すように、スプリングホルダ28のバネ固定部28bには、ヘッド部押圧部材7の突起部7bと係合する切欠部28cを有する係合部28dが一体的に形成されている。これにより、ヘッド部押圧部材7が上方に回動する際には、ヘッド部押圧部材7の突起部7bとバネ固定部28bの切欠部28cとが係合することによりヘッド部2bも上方に回動される。その結果、ヘッド部押圧部材7が回動する際には、プラテンローラ3(図1参照)に押圧されたヘッド部2bがプラテンローラ3から離間される。
また、図2に示すように、金属製の送りローラ9は、送りローラ軸受12および13に回転可能に支持されている。この送りローラ9の一方端には、送りローラギア10に挿入される送りローラギア挿入部9a(図4参照)が設けられている。また、図2に示すように、金属製の押さえローラ11は、押さえローラ軸受14により回転可能に支持されている。この押さえローラ軸受14は、シャーシ1の底面1cに設けられた曲げ片1fおよび他方側面1bのそれぞれの内側に設けられた軸受支持板15に取り付けられている。この軸受支持板15は、図1に示すように、支持部15aを中心として回動可能にシャーシ1の底面1cに設けられた曲げ片1fおよび他方側面1bの内側に取り付けられている。また、軸受支持板15のバネ取付部15bには、押さえローラ11を送りローラ9に対して押圧させる方向に付勢するための引張コイルバネ16の他方端が取り付けられている。
また、図12に示すように、インクシートカートリッジ25は、インクシート25aを供給するための供給ボビン25bと、供給されたインクシート25aを巻き取るための巻取ボビン25cとを備えている。また、インクシートカートリッジ25を構成するカートリッジケースは、図9〜図11に示すように、供給ボビン25bを回転可能に収納する供給ボビン収納部25dと、巻取ボビン25cを回転可能に収納する巻取ボビン収納部25eと、供給ボビン収納部25dおよび巻取ボビン収納部25eを所定の距離を隔てて連結する一対の連結部25fおよび25gとから構成されている。これにより、供給ボビン収納部25dおよび巻取ボビン収納部25eに、それぞれ、供給ボビン25bおよび巻取ボビン25cが収納されると、供給ボビン25bおよび巻取ボビン25cに巻き付けられたインクシート25aは、供給ボビン収納部25dと巻取ボビン収納部25eとの所定の距離の間で、外部に露出された状態となる。また、インクシート25aは、Y色(イエロー)インクシート、M色(マゼンダ)インクシートおよびC色(シアン)インクシートの3色のインクシート25aから構成されている。また、図5および図9に示すように、連結部25fには、シャーシ1の一方側面1aに設けられた抜止部材27と係合する係合部25hが設けられている。また、図12に示すように、インクシートカートリッジ25には、圧縮コイルバネ25jが設けられている。この圧縮コイルバネ25jにより、インクシートカートリッジ25は、熱転写プリンタに装着された状態で、インクシートカートリッジ25の取り出し方向と反対方向である図5の矢印P1方向に常に付勢されている。
ここで、本実施形態では、図9および図10に示すように、インクシートカートリッジ25の連結部25fの上面には、抜止部材27と係合する細長形状の溝部25iが設けられている。この溝部25iは、連結部25fの延びる方向(図10の矢印Q方向)に平行に延びるように設けられている。また、溝部25iの幅は、抜止部材27の厚みよりも少し大きくなるように設けられている。これにより、図11に示すように、抜止部材27が溝部25iに挿入された際に、抜止部材27の両面と溝部25iとが係合する。
また、巻取リール24(図4参照)は、インクシートカートリッジ25(図9参照)の巻取ボビン収納部25eの内部に配置された巻取ボビン25cに係合することによって、巻取ボビン25cに巻き付けられたインクシート25aを巻き取るように構成されている。また、図4に示すように、巻取リール24のギア部24aは、揺動ギア21が矢印X方
向に揺動することによって噛合するように配置されている。
向に揺動することによって噛合するように配置されている。
また、図4に示すように、モータブラケット17には、モータギア18a、中間ギア22および23などを介して、送りローラ9および巻取リール24などを駆動する紙送りモータ18が取り付けられている。また、モータブラケット17には、ヘッド部押圧部材6および7を上下に回動させる押圧部材回動用モータ19が取り付けられている。また、図2に示すように、駆動ギア20aの小径ギア部201aは、ヘッド部押圧部材6のギア部6aに噛合されているとともに、駆動ギア20aの大径ギア部202aは、図1に示すように、中間ギア20bの小径ギア201bに噛合されている。また、中間ギア20bの大径ギア202bは、押圧部材回動用モータ19のモータギア19aに噛合されている。これにより、押圧部材回動用モータ19の駆動が中間ギア20bおよび駆動ギア20aを介してヘッド部押圧部材6に伝達される。
図14〜図18は、図1に示した一実施形態による熱転写プリンタの印刷動作を説明するための断面図である。次に、図1、図2、図4、図5および図13〜図18を参照して、本実施形態による熱転写プリンタの印刷動作について説明する。
まず、初期状態では、図13に示すように、印字ヘッド2のヘッド部2bが、プラテンローラ3に対する離間位置に保持されている。この際、ヘッド部2bは、ヘッド部押圧部材7の突起部7bがヘッド部2bの上部に設けられたバネ固定部28bの係合部28dの切欠部28cと係合していることにより、図13の矢印D1方向への回動が抑制されている。また、インクシートカートリッジ25は、常に図5の矢印A1方向に付勢されているとともに、図5に示すように、インクシートカートリッジ25の係合部25hと抜止部26aの係合爪26cとの係合によって、インクシートカートリッジ25の矢印A1方向への移動が抑制されている。
そして、図13に示した初期状態から、押圧部材回動用モータ19(図4参照)が駆動すると、押圧部材回動用モータ19の駆動力が中間ギア20b(図2参照)および駆動ギア20aを介してヘッド部押圧部材6のギア部6aに伝達されることにより、ヘッド部押圧部材6が支持棒5を支点として矢印E1方向に回動される。この際、ヘッド部押圧部材6および7(図2参照)が支持棒5に対して空回りすることがないので、ヘッド部押圧部材7もヘッド部押圧部材6とともに矢印E1方向に回動される。そして、ヘッド部押圧部材7の突起部7bが矢印E1方向に回動することにより、突起部7bにより矢印D1方向への回動が規制されていたヘッド部2bも矢印D1方向に回動する。これにより、図13に示すように、ヘッド部2bがプラテンローラ3側(押圧側)に移動される。また、図14に示すように、ヘッド部押圧部材6および7の回動に伴って、抜止部材27も矢印E1方向に回動する。
そして、図15に示した印字ヘッド2が押圧位置に移動された状態で、さらにヘッド部押圧部材6および7を矢印E1方向に回動する。これにより、ヘッド部押圧部材6の押圧部6aによって、スプリングホルダ28に配置されたねじりコイルバネ30の一方端部30aが押圧される。また、ヘッド部押圧部材7の押圧部7aによって、スプリングホルダ28に配置されるねじりコイルバネ31の一方端部31aが押圧される。この際、ねじりコイルバネ30および31に付勢力が発生するとともに、その付勢力がねじりコイルバネ30および31の各々の他方端部30bおよび31bを介してヘッド部2bに伝達される。これにより、ヘッド部2bが用紙8およびインクシート25a(Y色インクシート)を介して、プラテンローラ3側に付勢される。そして、ヘッド部2bが発熱することによって、インクシート25aのインクが溶けて、用紙8にインクが転写される。
また、図4に示すように、紙送りモータ18が駆動するのに伴って、紙送りモータ18
に取り付けられたモータギア18aが矢印F1方向に回転し、中間ギア22および23を介して、送りローラギア10が矢印G1方向に回転する。これにより、図15に示すように、送りローラ9は、送りローラギア10(図4参照)の回転に伴って、矢印G1方向に回転しているので、用紙8は排紙方向(図15の矢印H1方向)に搬送される。また、揺動可能な揺動ギア21(図4参照)は、巻取リール24のギア部24aに噛合する方向(図4の矢印X方向)に揺動されて、巻取リール24のギア部24aと噛合する。これにより、巻取リール24のギア部24aが図4の矢印I1方向に回転するので、供給ボビン25bに巻き付けられたインクシート25aが巻取ボビン25cに巻き取られる。このようにして、用紙8にインクシート25a(Y色インクシート)のインクが連続して転写される。
に取り付けられたモータギア18aが矢印F1方向に回転し、中間ギア22および23を介して、送りローラギア10が矢印G1方向に回転する。これにより、図15に示すように、送りローラ9は、送りローラギア10(図4参照)の回転に伴って、矢印G1方向に回転しているので、用紙8は排紙方向(図15の矢印H1方向)に搬送される。また、揺動可能な揺動ギア21(図4参照)は、巻取リール24のギア部24aに噛合する方向(図4の矢印X方向)に揺動されて、巻取リール24のギア部24aと噛合する。これにより、巻取リール24のギア部24aが図4の矢印I1方向に回転するので、供給ボビン25bに巻き付けられたインクシート25aが巻取ボビン25cに巻き取られる。このようにして、用紙8にインクシート25a(Y色インクシート)のインクが連続して転写される。
また、抜止部材27は、図16に示すように、ヘッド部押圧部材6および7の回動に伴って、印字ヘッド2の初期状態の位置から約63°矢印E1方向に回動する。この状態では、抜止部材27の心線が垂直の状態になっている。そして、印刷の際には、抜止部材27は、図16に示すように、インクシートカートリッジ25の溝部25iと係合する。
ここで、本実施形態では、抜止部材27とインクシートカートリッジ25の溝部25iとの係合により、インクシートカートリッジ25は、シャーシ1の他方側面1bの外側に設けた抜止部26aだけではなく、シャーシ1の他方側面1bの内側に設けた抜止部材27によっても取り出し方向(図5の矢印A1方向)への移動が抑制される。このため、ユーザが、シャーシ1の他方側面1bの外側に設けた抜止部26aを手動操作することにより、インクシートカートリッジ25を取り出そうとした場合でも、シャーシ1の他方側面1bの内側に設けた抜止部材27とインクシートカートリッジ25の溝部25iと係合により、インクシートカートリッジ25の取り出し方向(図5の矢印A1方向)への移動が抑制される。
次に、Y色(イエロー)インクシートの印刷が終了すると、押圧部材回動用モータ19(図4参照)が駆動し、押圧部材回動用モータ19の駆動力が中間ギア20b(図1参照)および駆動ギア20aを介してヘッド部押圧部材6のギア部6aに伝達される。そして、ヘッド部押圧部材6が支持棒5を支点として図17の矢印E2方向に回動される。この際、ヘッド部押圧部材6および7(図2参照)が支持棒5に対して空回りすることがないので、図17に示すように、ヘッド部押圧部材7も矢印E2方向に回動される。そして、ヘッド部押圧部材7の突起部7bが矢印E2方向に回動することにより、ヘッド部押圧部材7の突起部7bが、突起部7bと係合する印字ヘッド2のスプリングホルダ28の切欠部28cを持ち上げ、印字ヘッド2のヘッド部2bが矢印D2方向に回動する。これにより、印字ヘッド2のヘッド部2bとプラテンローラ3とが離間する。また、図18に示すように、ヘッド部押圧部材6および7の回動に伴って、抜止部材27は約18°矢印E2方向に回動する。本実施形態では、この印字ヘッド2のヘッド部2bとプラテンローラ3とが離間した状態においても、抜止部材27は溝部25iと係合している。
そして、図4に示すように、紙送りモータ18が駆動するのに伴って、紙送りモータ18に取り付けられたモータギア18aが矢印F2方向に回転し、中間ギア22および23を介して、送りローラギア10が矢印G2方向に回転する。これにより、図17に示すように、送りローラ9は、送りローラギア10(図4参照)の回転に伴って、矢印G2方向に回転しているので、用紙8は給紙方向(図17の矢印H2方向))に再び搬送される。また、揺動可能な揺動ギア21(図4参照)は、巻取リール24のギア部24aと離間する方向(図4の矢印Y方向)に揺動される。これにより、供給ボビン25bに巻き付けられたインクシート25aが巻取ボビン25cに巻き取られることなく、用紙8のみが給紙方向に搬送される。
その後、M色インクシートおよびC色インクシートについて、上記の印刷動作と同様の動作が行われる。そして、全ての色のインクシート25aの印刷が終了すると、用紙8が排紙方向(図13の矢印H1方向)に搬送される。そして、印字ヘッド2のヘッド部2bが、図13に示すように、初期状態の位置まで回動し、用紙8への印刷が終了する。また、印字ヘッド2のヘッド部2bが初期状態にある時は、図14に示すように、抜止部材27とインクシートカートリッジ25の溝部25iとの係合は解除されており、インクシートカートリッジ25は、抜止部26aのみによって、取り出し方向(図5の矢印A1方向)への移動が抑制されている。
本実施形態では、上記のように、供給ボビン収納部25dおよび巻取ボビン収納部25eが一対の連結部25fおよび25gによって所定の間隔を隔てて連結されているカートリッジケースと、カートリッジケースに収納される供給ボビン25bおよび巻取ボビン25cと、供給ボビン収納部25dと巻取ボビン収納部25eとの間で外部に露出されているインクシート25aとを含むインクシートカートリッジ25を備えた画像形成装置において、シャーシ1の外側に抜止部26aを設けるとともに、シャーシ1の内側に印刷時にインクシートカートリッジ25と係合する抜止部材27を設けることによって、印刷時にユーザがシャーシ1の外側の抜止部26aとインクシートカートリッジ25との係合を解除した場合でも、シャーシ1の内側で抜止部材27とインクシートカートリッジ25とが係合しているので、印刷時にインクシートカートリッジ25が取り出されるのを抑制することができる。その結果、インクシート25aが破れるのを抑制することができるとともに、インクシート25aが装置内部で絡まることによる熱転写プリンタの故障を抑制することができる。
また、本実施形態では、外部に露出されているインクシート25aを含むインクシートカートリッジ25を備えた画像形成装置において、抜止部材27をシャーシ1の内側に設けることによって、ユーザが抜止部材27に触れるのを抑制することができるので、印刷時に抜止部材27に負荷がかかるのを抑制することができる。このため、印刷時にシャーシ1の内側の部材に負荷がかかるのを抑制することができるので、印字品質の低下を抑制することができる。
また、本実施形態では、抜止部材27を、ヘッド部押圧部材6および7の回動軸に取り付けることによって、印刷時に印字ヘッド2を回動させるヘッド部押圧部材6および7の回動に伴って、抜止部材27を回動させることができるので、専用の駆動源を設けることなく、印刷時に抜止部材27をインクシートカートリッジ25に係合させることができる。その結果、印刷時に、インクシートカートリッジ25が取り出されるのを容易に抑制することができる。
また、本実施形態では、インクシートカートリッジ25に、抜止部材27の両面と係合する溝部25iを設けることによって、インクシートカートリッジ25の取り出し方向(図2の矢印A1方向)のみならず、取り出し方向とは反対の方向(図2の矢印P1方向)への移動も抑制することができる。これにより、インクシート25aの取り出し方向とは反対方向(図2の矢印P1方向)の位置ずれによる印字品質の低下を抑制することができる。
また、本実施形態では、抜止部材27を、印字ヘッド2の回動に伴って回動させ、複数色のインクシート25aを印刷する際に印字ヘッド2が上下に回動する間、溝部25iと係合させることによって、各色の印刷終了時に印字ヘッド2がプラテンローラ3から離間している間に、ユーザが抜止部26aとインクシートカートリッジ25との係合を解除した場合でも、インクシートカートリッジ25が取り出されるのを抑制することができる。これにより、各色の印刷途中でインクシートカートリッジ25が取り出されることにより
、印刷が不完全な状態で終了するのを抑制することができる。
、印刷が不完全な状態で終了するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、溝部25iを、インクシートカートリッジ25の連結部25fに設けることによって、溝部25iは、巻取ボビン収納部25eと供給ボビン収納部25dとの中央近傍に位置することになるので、抜止部材27は、インクリートカートリッジ25の巻取ボビン収納部25eと供給ボビン収納部25dとの中央部近傍で、溝部25iと係合することができる。このため、抜止部材27は、インクシートカートリッジ25の巻取ボビン収納部25eと供給ボビン収納部25dとの中央部近傍でインクシートカートリッジ25の移動を抑制することができるので、供給ボビン収納部25d側、または、巻取ボビン収納部25e側でインクシートカートリッジ25の移動を抑制する場合に比べて、インクシートカートリッジ25の移動を安定して抑制することができる。
また、本実施形態では、抜止部材27のインクシートカートリッジ25と係合する部分を、円弧形状に形成することによって、抜止部材27の一部を溝部25iと容易に係合させることができるので、印刷時に印字ヘッド2が上下に回動した場合でも、抜止部材27と溝部25iとの係合状態を容易に保つことができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、本発明を熱転写プリンタに適用する例を示したが、本発明はこれに限らず、熱転写プリンタ以外の他の画像形成装置にも適用可能である。
また、上記実施形態では、インクシートカートリッジの連結部に溝部を設けた例を示したが、本発明はこれに限らず、インクシートカートリッジの連結部以外の位置に溝部を設けるようにしてもよい。たとえば、巻取ボビン収納部に溝部を設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、インクシートカートリッジの連結部に抜止部材と係合する溝部を設けた例を示したが、本発明はこれに限らず、抜止部材と係合し、インクシートカートリッジの取り出し方向への移動を抑制することができれば、溝部以外の係合部をインクシートカートリッジに設けてもよい。たとえば、インクシートカートリッジに、抜止部材と係合するボス部を設けるようにしてもよい。また、抜止部材を溝形状に形成するとともに、インクシートカートリッジに抜止部材の溝形状に係合する凸部を形成してもよい。
また、上記実施形態では、抜止部材の円弧形状は約40°となるように構成した例を示したが、本発明はこれに限らず、抜止部材の円弧形状を40°以外の角度となるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、円弧形状の抜止部材を設けた例を示したが、本発明はこれに限らず、インクシートカートリッジと係合することができれば、円弧形状以外の形状の抜止部を設けるようにしてもよい。
1 シャーシ
2 印字ヘッド
2b ヘッド部
3 プラテンローラ
6、7 ヘッド部押圧部材(押圧部材)
25 インクシートカートリッジ
25a インクシート
25b 供給ボビン
25c 巻取ボビン
25d 供給ボビン収納部
25e 巻取ボビン収納部
25f、25g 連結部
25h 係合部
25i 溝部
26a 抜止部(第1抜止部材)
27 抜止部材(第2抜止部材)
2 印字ヘッド
2b ヘッド部
3 プラテンローラ
6、7 ヘッド部押圧部材(押圧部材)
25 インクシートカートリッジ
25a インクシート
25b 供給ボビン
25c 巻取ボビン
25d 供給ボビン収納部
25e 巻取ボビン収納部
25f、25g 連結部
25h 係合部
25i 溝部
26a 抜止部(第1抜止部材)
27 抜止部材(第2抜止部材)
Claims (7)
- 供給ボビン収納部および巻取ボビン収納部が一対の連結部によって所定の間隔を隔てて連結されているカートリッジケースと、前記カートリッジケースに収納される供給ボビンおよび巻取ボビンと、前記供給ボビン収納部と前記巻取ボビン収納部との間で外部に露出されている複数色のインクシートとを含むインクシートカートリッジと、前記インクシートカートリッジが装着されるシャーシと、印字を行うための印字ヘッドと、前記印字ヘッドと対向する位置に配置されたプラテンローラと、前記印字ヘッドを前記プラテンローラに押圧する押圧部材とを備えた画像形成装置において、
前記シャーシの外側に設けられ、前記インクシートカートリッジと係合する第1抜止部材と、前記シャーシの内側に設けられ、印刷時に前記インクシートカートリッジと係合する第2抜止部材とをさらに備え、
前記インクシートカートリッジには、前記第2抜止部材の両面と係合する溝部が設けられ、
前記溝部は、前記インクシートカートリッジの前記連結部に設けられ、
前記第2抜止部材は、前記押圧部材の回動軸に取り付けられるとともに、前記印字ヘッドの回動に伴って回動し、かつ、前記複数色のインクシートを印刷する際に前記印字ヘッドが上下に回動する間、前記溝部と係合し、
前記第2抜止部材の前記インクシートカートリッジと係合する部分は、円弧形状に形成されている、画像形成装置。 - 供給ボビン収納部および巻取ボビン収納部が一対の連結部によって所定の間隔を隔てて連結されているカートリッジケースと、前記カートリッジケースに収納される供給ボビンおよび巻取ボビンと、前記供給ボビン収納部と前記巻取ボビン収納部との間で外部に露出されているインクシートとを含むインクシートカートリッジと、
前記インクシートカートリッジが装着されるシャーシと、
前記シャーシの外側に設けられ、前記インクシートカートリッジと係合する第1抜止部材と、
前記シャーシの内側に設けられ、印刷時に前記インクシートカートリッジと係合する第2抜止部材とを備えた、画像形成装置。 - 印字を行うための印字ヘッドと、前記印字ヘッドと対向する位置に配置されたプラテンローラと、前記印字ヘッドを前記プラテンローラに押圧する押圧部材とをさらに備え、
前記第2抜止部材は、前記押圧部材の回動軸に取り付けられている、請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記インクシートカートリッジには、前記第2抜止部材の両面と係合する溝部が設けられている、請求項2または3に記載の画像形成装置。
- 前記インクシートカートリッジは、複数色の前記インクシートをさらに備え、
前記第2抜止部材は、前記印字ヘッドの回動に伴って回動し、前記複数色のインクシートを印刷する際に前記印字ヘッドが上下に回動する間、前記溝部と係合する、請求項2〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記溝部は、前記インクシートカートリッジの前記連結部に設けられている、請求項4または5に記載の画像形成装置。
- 前記第2抜止部材の前記インクシートカートリッジと係合する部分は、円弧形状に形成されている、請求項2〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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