JP3821389B2 - 熱転写プリンタおよび画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、熱転写プリンタおよび画像形成装置に関し、特に、印字を行うための印字ヘッドを備えた熱転写プリンタおよび画像形成装置に関する。
従来、サーマルヘッドなどの印字ヘッドを備えた画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、サーマルヘッドの上部に、両端の折曲部を水平方向に互いに180度反対向きに屈曲させたトーションバー(ねじり棒)を配置するとともに、印字時にトーションバーの両端の折曲部を押圧することにより、そのトーションバーの両端の折曲部に加えられた押圧力がトーションバーにより常につり合いが保たれた状態でサーマルヘッドに伝達されることによって、サーマルヘッドの幅方向の押圧力差が発生するのを抑制するように構成したサーマルプリンタ(画像形成装置)のヘッド加圧装置が開示されている。
また、従来、画像形成装置の一例として、熱転写プリンタが知られている。図23および図24は、従来の一例による熱転写プリンタの全体構成を示した斜視図である。図25および図26は、押さえ部材と軸部との取付構造を説明するための斜視図である。図27は、図23および図24に示した従来の熱転写プリンタにおけるサーマルヘッドのプラテンローラに対する押さえ動作を説明するための断面図である。図23〜図27を参照して、従来の一例による熱転写プリンタの構造について説明する。
従来の熱転写プリンタは、図23および図24に示すように、金属製のフレーム101と、印字を行うためのサーマルヘッド102と、プラテンローラ103と、プラテンローラ103を回転可能に支持するプラテンローラ軸受104と、金属製の軸部105と、押さえ部材106および107と、押さえ部材106を回動させるための樹脂製の小径ギア部108aおよび大径ギア部108bを有する駆動ギア108と、ねじりコイルバネ109と、モータ110と、モータブラケット111と、中間ギア112とを備えている。
また、図23および図24に示すように、フレーム101のモータブラケット111が取り付けられている一方面101aに対向する他方面101bには、インクシート(図示せず)を取り付けるためのインクシート挿入部101cが設けられている。また、フレーム101の一方面101aおよび他方面101bには、軸部105の両端部が回転可能に挿入される挿入穴101dが設けられている。また、サーマルヘッド102は、フレーム101の両側面の内側に、支持軸102aを中心として回動可能に取り付けられている。また、ねじりコイルバネ109は、サーマルヘッド102の支持軸102aに取り付けられている。このねじりコイルバネ109は、サーマルヘッド102をプラテンローラ103から離間させる方向に付勢する機能を有する。また、サーマルヘッド102の下部に設けられたヘッド部102bは、プラテンローラ103に対向するように配置されている。また、サーマルヘッド102のヘッド部102bの両端部の上方には、押さえ部材106および107に押圧される曲げ加工部102cが形成されている。
また、図25および図26に示すように、軸部105の両端部近傍の挿入部105aは、小判形状に加工されるとともに、押さえ部材106および107の小判形状の挿入孔106aおよび107aにそれぞれ空回りしないように挿入されている。また、軸部105の挿入部105aの外側には、軸受支持部105bが形成されている。また、軸受支持部
105bは、フレーム101の挿入穴101dに回動可能に支持されている。また、押さえ部材106および107には、それぞれ、サーマルヘッド102の曲げ加工部102cを押圧する押圧バネ106bおよび107bが取り付けられている。また、押さえ部材106は、図23に示すように、駆動ギア108の小径ギア部108aに係合するように配置されている。また、駆動ギア108は、フレーム101の一方面101aに取り付けられるとともに、中間ギア112からの駆動力を押さえ部材106に伝達する。また、モータブラケット111に取り付けられているモータ110(図24参照)の駆動力は、中間ギア112(図27参照)を介して駆動ギア108の大径ギア部108bに伝達される。
上記した従来の熱転写プリンタのサーマルヘッド102のプラテンローラ103に対する押さえ動作としては、図23および図24に示すように、モータ110の駆動力が中間ギア112および駆動ギア108の大径ギア部108bおよび小径ギア部108aを介して押さえ部材106に伝達されることにより、押さえ部材106は、フレーム101の挿入穴101dに支持されながら回動される。これにより、押さえ部材106の押圧バネ106bによって、フレーム101の一方面101a側の曲げ加工部102cが押圧される。また、押さえ部材106および107は、軸部105にそれぞれ空回りしないように取り付けられているので、押さえ部材106が回動することによって、軸部105および押さえ部材107は回動される。これにより、押さえ部材107の押圧バネ107bによって、フレーム101の他方面101b側の曲げ加工部102cが押圧される。その結果、サーマルヘッド102のヘッド部102bは、ねじりコイルバネ109の付勢力に抗してプラテンローラ103に押圧される。
特開平5−85012号公報
図23〜図27に示した従来の熱転写プリンタでは、サーマルヘッド102を押圧するための部材を構成する押さえ部材106および107と軸部105とを空回りしないように連結するために、軸部105の両端部の挿入部105aに、小判形状を形成していた。このように小判形状に形成するためには、加工に時間がかかる切削加工を行う必要があるため、サーマルヘッド102を押圧するための部材の加工に時間がかかるという問題点があった。また、挿入部105aの外側の軸受支持部105bの軸径は、挿入部105aの小判形状部分の幅以下の大きさにする必要があるため、挿入部105aについても切削加工を行う必要があった。これによっても、部品の加工に時間がかかるという問題点があった。
なお、上記特許文献1に開示された構造では、回動部材を用いてサーマルヘッドを押圧する機構を前提としていないため、回動部材を用いてサーマルヘッドを押圧する構造において発生する回動部材とその回動部材が取り付けられる軸部との間の空回り防止のための小判形状を軸部に設ける必要があるという問題点自体発生しない。つまり、上記特許文献1は、本発明と前提とする技術が異なるため、本発明が解決しようとする課題(問題点)すら存在しない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、回動部材を用いて印字ヘッド(サーマルヘッド)を押圧する機構を有する場合に、印字ヘッドを押圧するための部材の加工時間を減少させることが可能な熱転写プリンタおよび画像形成装置を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
この発明の第1の局面による熱転写プリンタは、印字を行うためのサーマルヘッドと、サーマルヘッドに対向するように配置されたプラテンローラと、サーマルヘッドをプラテ
ンローラに押圧する押圧機構と、押圧機構を駆動させるための駆動ギアを含む駆動機構とを備えた熱転写プリンタにおいて、押圧機構は、撓み変形可能な金属製の支持棒と、支持棒に取り付けられ、一方側面と押圧部が設けられた他方側面とを含むコの字形状の回動部材とを含み、回動部材の他方側面の押圧部は、支持棒の撓み変形による押圧力を用いてサーマルヘッドをプラテンローラに対して押圧し、回動部材の他方側面の押圧部は、サーマルヘッドを押圧する際に、回動部材の他方側面の押圧部とサーマルヘッドとの接触位置が実質的に支持棒の真下に位置するとともに、サーマルヘッドの幅方向の中心部近傍を押圧するように配置され、押圧部のサーマルヘッドに接触する部分の少なくとも一部は、平坦面状に形成され、回動部材の一方側面には、駆動ギアに係合する歯部が設けられる。
この第1の局面による画像形成装置では、上記のように、撓み変形可能な支持棒と、その支持棒に取り付けられ、駆動ギアに係合する一方側面および押圧部を有する他方側面を含むコの字状の回動部材を設けるとともに、回動部材の他方側面の押圧部を、支持棒の撓み変形による押圧力を用いてサーマルヘッドをプラテンローラに対して押圧するように構成することによって、支持棒およびコの字形状の回動部材を用いて印画時に必要な押圧力でサーマルヘッドをプラテンローラに対して押圧することができる。また、一方側面と押圧部を有する他方側面とを含むコの字形状の回動部材の一方側面を駆動ギアにより回動させるように構成することによって、回動部材の一方側面と他方側面との間では空回りすることがないので、空回り防止のためのDカットや小判形状の加工を施す必要がない。これにより、加工に時間を要する切削加工を行うことなく、短時間で加工可能なプレス加工により、回動部材を形成することができるので、回動部材を用いて印字ヘッドを押圧する機構を有する場合に、サーマルヘッドを押圧するための部材である回動部材の加工時間を低減することができる。また、回動部材の他方側面の押圧部を、サーマルヘッドを押圧する際に、回動部材の他方側面の押圧部とサーマルヘッドとの接触位置が実質的に支持棒の真下に位置するように配置することによって、サーマルヘッドを押圧する際にサーマルヘッドから押圧部に真上方向への反力が伝達された場合にも、その反力の延長線上に回動部材の回動中心である支持棒が配置されているので、回動部材の他方側面が回動することがない。これにより、サーマルヘッドに与える押圧力を一定にすることができるので、印画ムラを低減することができる。また、押圧部のサーマルヘッドに接触する部分の少なくとも一部を、平坦面状に形成することによって、回動部材の他方側面の押圧部が丸形形状のみで形成される場合に比べて、サーマルヘッドを押圧する際に、回動部材の他方側面の押圧部が回動するのを抑制することができる。これにより、サーマルヘッドに与える押圧力を一定にすることができるので、容易に、印画ムラを低減することができる。また、回動部材の一方側面に、駆動ギアに係合する歯部を設けることによって、回動部材の一方側面の歯部を駆動ギアに係合させるだけで、駆動ギアの駆動力を回動部材に伝達することができるので、容易に、回動部材の他方側面の押圧部を回動させることができる。また、回動部材の他方側面の押圧部を、サーマルヘッドの幅方向の中心部近傍を押圧するように配置することによって、回動部材の他方側面の押圧部により、サーマルヘッドの幅方向に対して左右均一にサーマルヘッドを押圧することができる。これにより、サーマルヘッドを、プラテンローラに対して均一に接触させることができるので、印画ムラをさらに低減することができる。
この発明の第2の局面による画像形成装置は、印字を行うための印字ヘッドと、印字ヘッドに対向するように配置されたプラテンローラと、撓み変形可能な支持棒と、支持棒に取り付けられ、一方側面と押圧部が設けられた他方側面とを含むコの字形状の回動部材と、回動部材の一方側面を回動させるための駆動機構とを備え、回動部材の他方側面の押圧部は、支持棒の撓み変形による押圧力を用いて印字ヘッドをプラテンローラに対して押圧する。
この第2の局面による画像形成装置では、上記のように、回動部材の他方側面の押圧部
が、支持棒の撓み変形による押圧力を用いて印字ヘッドをプラテンローラに対して押圧するように構成することによって、支持棒およびコの字形状の回動部材を用いて印画時に必要な押圧力で印字ヘッドをプラテンローラに対して押圧することができる。また、一方側面と押圧部を有する他方側面とを含むコの字形状の回動部材の一方側面を駆動機構により回動させるように構成することによって、回動部材の一方側面と他方側面との間では空回りすることがないので、空回り防止のためのDカットや小判形状の加工を施す必要がない。これにより、加工に時間を要する切削加工を行うことなく、短時間で加工可能なプレス加工により、回動部材を形成することができるので、回動部材を用いて印字ヘッドを押圧する機構を有する場合に、印字ヘッドを押圧するための部材である回動部材の加工時間を低減することができる。
上記第2の局面による画像形成装置において、好ましくは、回動部材の他方側面の押圧部は、印字ヘッドを押圧する際に、回動部材の他方側面の押圧部と印字ヘッドとの接触位置が実質的に支持棒の真下に位置するように配置される。このように構成すれば、印字ヘッドを押圧する際に印字ヘッドから押圧部に真上方向への反力が伝達された場合にも、その反力の延長線上に回動部材の回動中心である支持棒が配置されているので、回動部材の他方側面が回動することがない。これにより、印字ヘッドに与える押圧力を一定にすることができるので、印画ムラを低減することができる。
上記第2の局面による画像形成装置において、好ましくは、押圧部の印字ヘッドに接触する部分の少なくとも一部は、平坦面状に形成されている。このように構成すれば、回動部材の他方側面の押圧部が丸形形状のみで形成される場合に比べて、印字ヘッドを押圧する際に、回動部材の他方側面の押圧部が回動するのを抑制することができる。これにより、印字ヘッドに与える押圧力を一定にすることができるので、容易に、印画ムラを低減することができる。
上記第2の局面による画像形成装置において、好ましくは、駆動機構は、駆動ギアを含み、回動部材の一方側面には、駆動ギアに係合する歯部が設けられている。このように構成すれば、回動部材の一方側面の歯部を駆動ギアに係合させるだけで、駆動ギアの駆動力を回動部材に伝達することができるので、容易に、回動部材の他方側面の押圧部を回動させることができる。
上記第2の局面による画像形成装置において、好ましくは、駆動機構は、カム溝を含み、回動部材の一方側面は、カム溝に係合するカムピンを含む。このように構成すれば、カム溝およびカムピンを用いて駆動ギアの駆動力を回動部材に伝達することができるので、容易に、回動部材の他方側面の押圧部を回動させることができる。
上記第2の局面による画像形成装置において、好ましくは、回動部材の他方側面の押圧部は、印字ヘッドの幅方向の中心部近傍を押圧するように配置されている。このように構成すれば、回動部材の他方側面の押圧部により、印字ヘッドの幅方向に対して左右均一に印字ヘッドを押圧することができる。これにより、印字ヘッドを、プラテンローラに対して均一に接触させることができるので、印画ムラをさらに低減することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による熱転写プリンタの全体構成を示した斜視図である。図2は、図1に示した第1実施形態による熱転写プリンタの正面図である。図3〜図6は、図1に示した第1実施形態による熱転写プリンタの詳細構造を示した図である。図7〜図10は、図1に示した第1実施形態による熱転写プリンタのサーマルヘッドのプラテ
ンローラに対する押さえ動作を説明するための図である。まず、図1〜図6を参照して、本発明の第1実施形態による熱転写プリンタの構造について説明する。
第1実施形態による熱転写プリンタは、図1および図2に示すように、金属製のフレーム1と、印字を行うためのサーマルヘッド2と、プラテンローラ3と、プラテンローラ3を回転可能に支持するプラテンローラ軸受4と、撓み変形可能な約3mmの直径を有するピアノ線からなる支持棒5と、金属製の回動部材6と、樹脂製の押圧部7と、回動部材6を回動させるための小径ギア部8aおよび大径ギア部8bを有する樹脂製の駆動ギア8と、ねじりコイルバネ9と、モータ軸ギア部10aを有するモータ10と、金属製のモータブラケット11と、モータ軸ギア部10aと係合する大径ギア部12aおよび駆動ギア8の大径ギア部8bと係合する小径ギア部12bを有する中間ギア12とを備えている。なお、熱転写プリンタは、本発明の「画像形成装置」の一例であり、サーマルヘッド2は、本発明の「印字ヘッド」の一例である。また、駆動ギア8は、本発明の「駆動機構」の一例である。
また、図1および図2に示すように、フレーム1のモータブラケット11が取り付けられている一方面1aに対向する他方面1bには、インクシート(図示せず)を取り付けるためのインクシート挿入部1cが設けられている。また、フレーム1の一方面1aおよび他方面1bには、支持棒5の両端部が回転可能に挿入される挿入穴1dが設けられている。また、サーマルヘッド2は、フレーム1の両側面の内側に、支持軸2aを中心として回動可能に取り付けられている。また、ねじりコイルバネ9は、図2および図6に示すように、サーマルヘッド2の支持軸2aに取り付けられている。このねじりコイルバネ9は、サーマルヘッド2をプラテンローラ3から離間させる方向に付勢する機能を有する。これにより、押圧部7がサーマルヘッド2を押圧しないときは、サーマルヘッド2のヘッド部2dの下部とプラテンローラ3の上部との間には、隙間100(図2参照)が設けられている。また、サーマルヘッド2の下部に設けられたヘッド部2bは、プラテンローラ3に対向するように配置されている。
ここで、第1実施形態では、撓み変形可能な支持棒5の両端部は、フレーム1の一方面1aおよび他方面1bの挿入穴1dに回転可能に挿入されている。また、回動部材6は、図3に示すように、一方側面6aと、樹脂製の押圧部7が取り付けられた他方側面6bとを含むコの字形状に形成されている。この回動部材6の一方側面6aおよび他方側面6bには、支持棒5を取り付けるための孔6cが設けられている。また、回動部材6の一方側面6aには、歯部6dが設けられている。この歯部6dは、図5および図6に示すように、フレーム1の一方面1aに取り付けられた駆動ギア8に係合するように配置されている。また、金属製の回動部材6の他方側面6bには、上記した樹脂製の押圧部7が取り付けられている。この押圧部7は、図2に示すように、下部が2つに分岐した形状を有する。また、押圧部7は、回動することによって、サーマルヘッド2の幅方向(図2の矢印A方向)の中心部近傍を押圧するように配置されている。
また、第1実施形態では、図4に示すように、回動部材6の他方側面6bに取り付けられた押圧部7が、サーマルヘッド2を押圧する際に、サーマルヘッド2の上面2cに対して面状に接触するように、押圧部7の先端部の押圧面7aの一部は、平坦面状に形成されている。また、押圧部7は、押圧部7とサーマルヘッド2との接触位置が実質的に支持棒5の真下に位置するように配置されている。また、押圧部7の押圧面7aから回動部材6の他方側面6bの孔6cの中心までの高さh1(図4参照)は、サーマルヘッド2を押圧する際に支持棒5が上方向に約3mm撓むように、押圧時のサーマルヘッド2の上面2cからフレーム1の挿入穴1dの中心までの高さh2(図8参照)よりも約3mm高さが大きく形成されている。
また、駆動ギア8は、図5に示すように、フレーム1の一方面1aに取り付けられるとともに、中間ギア12からの駆動力を回動部材6に伝達する。また、モータブラケット11に取り付けられているモータ10(図2参照)の駆動力は、モータ軸ギア部10aから中間ギア12の大径ギア部12aおよび小径ギア部12bを介して駆動ギア8の大径ギア部8bに伝達されるようにモータブラケット11に取り付けられている。
次に、図1〜図10を参照して、第1実施形態による熱転写プリンタのサーマルヘッド2のプラテンローラ3に対する押さえ動作について説明する。まず、初期状態としては、図1〜図6に示すように、ねじりコイルバネ9の付勢力により、サーマルヘッド2は、プラテンローラ3から離間する方向に回動されているとともに、回動部材6は、押圧部7がサーマルヘッド2を押圧しない位置に回動されている。この状態から、モータ10(図2参照)の駆動力が、モータ軸ギア部10aから中間ギア12の大径ギア部12aおよび小径ギア部12bと駆動ギア8の大径ギア部8bおよび小径ギア部8aとを介して回動部材6の一方側面6aに伝達される。これにより、回動部材6の一方側面6aは、図1に示した状態から図7に示した状態へと回動されるので、回動部材6の他方側面6bが、図6の矢印C方向に回動されて、図6に示した状態から図10に示した状態になる。これにより、回動部材6の他方側面6bに取り付けられた押圧部7の押圧面7aは、図8および図10に示すように、サーマルヘッド2の上面2cに当接する。このとき、図8に示すように、押圧部7の押圧面7aから回動部材6の他方側面6bの孔6cの中心までの高さh1は、押圧時のサーマルヘッド2の上面2cからフレーム1の挿入穴1dの中心までの高さh2よりも約3mm高さが大きく形成されているので、約3mmの直径を有するピアノ線からなる支持棒5は約3mm上方へ撓む。これにより、支持棒5に約30N〜約40Nの曲げ応力が発生するので、その曲げ応力により、押圧部7の押圧面7aが、矢印B方向にサーマルヘッド2の上面2cに対して押圧される。その結果、サーマルヘッド2のヘッド部2bがプラテンローラ3に対して約30N〜40Nの押圧力で押圧される。
第1実施形態では、上記のように、撓み変形可能な支持棒5と、その支持棒5に取り付けられ、駆動ギア8に係合する一方側面6aおよび押圧部7を有する他方側面6bを含むコの字状の回動部材6とを設けるとともに、回動部材6の他方側面6bの押圧部7を、支持棒5の撓み変形による押圧力を用いてサーマルヘッド2をプラテンローラ3に対して押圧するように構成することによって、支持棒5およびコの字形状の回動部材6を用いて印画時に必要な押圧力でサーマルヘッド2をプラテンローラ3に対して押圧することができる。
また、第1実施形態では、一方側面6aと押圧部7を有する他方側面6bとを含むコの字形状の回動部材6の一方側面6aを駆動ギア8により回動させるように構成することによって、一体的に形成された回動部材6の一方側面6aと他方側面6bとの間では空回りすることがないので、空回り防止のためのDカットや小判形状の加工を施す必要がない。これにより、加工に時間を要する切削加工を行うことなく、短時間で加工可能なプレス加工により、回動部材6を形成することができるので、回動部材6を用いてサーマルヘッド2を押圧する機構を有する場合に、サーマルヘッド2を押圧するための部材である回動部材6の加工時間を低減することができる。
また、第1実施形態では、回動部材6の他方側面6bの押圧部7を、サーマルヘッド2を押圧する際に、回動部材6の他方側面6bの押圧部7の押圧面7aとサーマルヘッド2の上面2cとの接触位置が実質的に支持棒5の真下に位置するように配置することによって、サーマルヘッド2を押圧する際にサーマルヘッド2から押圧部7に真上方向への反力が伝達された場合にも、その反力の延長線上に回動部材6の回動中心である支持棒5が配置されているので、回動部材6の他方側面6bが回動することがない。これにより、サーマルヘッド2に与える押圧力を一定にすることができるので、印画ムラを低減することが
できる。
また、第1実施形態では、押圧部7のサーマルヘッド2に接触する押圧面7aの少なくとも一部を、平坦面状に形成することによって、回動部材6の他方側面6bの押圧部7の押圧面7aが丸形形状のみで形成される場合に比べて、サーマルヘッド2を押圧する際に、回動部材6の他方側面6bの押圧部7が回動するのを抑制することができる。これにより、サーマルヘッド2に与える押圧力を一定にすることができるので、容易に、印画ムラを低減することができる。
また、第1実施形態では、回動部材6の一方側面6aに、駆動ギア8に係合する歯部6dを設けることによって、回動部材6の一方側面6aの歯部6dを駆動ギア8に係合させるだけで、駆動ギア8の駆動力を回動部材6に伝達することができるので、容易に、回動部材6の他方側面6bの押圧部7を回動させることができる。
また、第1実施形態では、回動部材6の他方側面6bの押圧部7を、サーマルヘッド2の幅方向の中心部近傍を押圧するように配置することによって、回動部材6の他方側面6bの押圧部7により、サーマルヘッド2の幅方向(図2のA方向)に対して左右均一にサーマルヘッド2を押圧することができる。これにより、サーマルヘッド2を、プラテンローラ3に対して均一に接触させることができるので、印画ムラをさらに低減することができる。
(第2実施形態)
図11は、本発明の第2実施形態による熱転写プリンタの全体構成を示した斜視図である。図12および図13は、図11に示した第2実施形態による熱転写プリンタの正面図および平面図である。図14〜図18は、図11に示した第2実施形態による熱転写プリンタの詳細構造を示した図である。図19〜図22は、図11に示した第2実施形態による熱転写プリンタの動作を説明するための図である。この第2実施形態では、上記第1実施形態と異なり、カム機構を用いて回動部材を回動させる例について説明する。なお、第2実施形態のサーマルヘッド、回動部材および駆動ギア以外の構造は上記第1実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
第2実施形態による熱転写プリンタでは、図11および図17に示すように、サーマルヘッド13は、フレーム1の両側面の内側に、支持軸13aを中心として回動可能に取り付けられている。また、サーマルヘッド13の下部に設けられたヘッド部13bは、図11に示すように、プラテンローラ3に対向するように配置されている。
また、回動部材14は、図11に示すように、一方側面14aとピン状の押圧部14dが一体的に設けられた他方側面14bとを有するコの字形状に形成されている。この回動部材14の一方側面14aおよび他方側面14bには、支持棒5を取り付けるための孔14cが設けられている。また、回動部材14の押圧部14d(図14参照)は、図17に示すように、サーマルヘッド13の係合部13cに設けられた係合穴13dに係合される。また、回動部材14の一方側面14aには、カムピン14eが設けられている。
また、押圧時の回動部材14の他方側面14bの押圧部14dの中心から孔14cの中心までの高さh3(図22参照)は、回動部材14の他方側面14bの押圧部14dがサーマルヘッド13を押圧する際に支持棒5が上方向に約3mm撓むように、押圧時の回動部材14の他方側面14bの押圧部14dの中心からフレーム1の挿入穴1dの中心までの高さh4(図19参照)よりも約3mm高さが大きく形成されている。
また、サーマルヘッド13の幅方向(図12および図13の矢印D方向)の中心部の上面13eには、後述する回動部材14の押圧部14dと係合する係合部13cが設けられ
ている。この係合部13cには、図15に示すように、回動部材14が係合される係合穴13dが設けられている。
また、図13に示すように、駆動ギア15は、フレーム1の一方面1aに取り付けられるとともに、中間ギア22の小径ギア部22bと係合されている。また、駆動ギア15の側面には、図16に示すように、回動部材14の一方側面14aのカムピン14eが係合するカム溝15aが形成されている。なお、この駆動ギア15およびカム溝15aは、本発明の「駆動機構」の一例である。また、図18に示すように、カム溝15aは、押圧時にサーマルヘッド13から押圧部14dに伝達される反力によって一方側面14aが支持棒5を中心に回動しようとする方向(矢印E方向)と、カムピン14eがカム溝15aに接触する面(F面)とが垂直になるように形成されている。また、駆動ギア15の回動中心15bは、一方側面14aが支持棒5を中心として回動しようとする方向の接線(G線)上に配置されている。
次に、図11〜図17および図19〜図22を参照して、本発明の第2実施形態による熱転写プリンタのサーマルヘッド13のプラテンローラ3に対する押さえ動作について説明する。まず、初期状態としては、図11〜図17に示すように、ねじりコイルバネ9の付勢力により、サーマルヘッド13はプラテンローラ3から離間する方向に回動されているとともに、回動部材14は、押圧部14dがサーマルヘッド13を押圧しない位置に回動されている。この状態から、モータ10(図13参照)の駆動力が、モータ軸ギア部10aから、中間ギア22の大径ギア部22aおよび小径ギア部22bと、駆動ギア15と、駆動ギア15のカム溝15aに係合する回動部材14のカムピン14eとを介して回動部材14の一方側面14aに伝達される。これにより、回動部材14の一方側面14aは、図16に示した状態から図21に示した状態へと図21の矢印I方向に回動されるので、回動部材14の他方側面14bが、図17の矢印J方向に回動されて、図17に示した状態から図22に示した状態になる。これにより、回動部材14の他方側面14bに取り付けられた押圧部14dは、図19および図22に示すように、サーマルヘッド13の係合部13cの下部に当接する。このとき、図19に示すように、押圧時の回動部材14の他方側面14bの押圧部14dの中心から孔14cの中心までの高さh3は、押圧時の回動部材14の他方側面14bの押圧部14dの中心からフレーム1の挿入穴1dの中心までの高さh4よりも約3mm高さが大きく形成されているので、図19および図20に示すように、約3mmの直径を有するピアノ線からなる支持棒5は約3mm上方へ撓む。これにより、支持棒5に約30N〜約40Nの曲げ応力が発生するので、その曲げ応力により、押圧部14dが、矢印H方向にサーマルヘッド13の上面13eに対して押圧される。その結果、サーマルヘッド13のヘッド部13bがプラテンローラ3に対して約30N〜40Nの押圧力で押圧される。
第2実施形態では、上記のように、駆動ギア15には、カム溝15aを形成し、回動部材14の一方側面14aには、カム溝15aに係合するカムピン14eを設けることによって、カム溝15aおよびカムピン14eを用いて駆動ギア15の駆動力を回動部材14に伝達することができるので、容易に、回動部材14の他方側面14bの押圧部14dを回動させることができる。
また、第2実施形態では、カム溝15aを、押圧時にサーマルヘッド13から押圧部14dに伝達される反力によって一方側面14aが支持棒5を中心として回動しようとする方向(図18の矢印E方向)と、カムピン14eがカム溝15aに接触する面(図18のF面)とが垂直になるように形成するとともに、駆動ギア15の回動中心15bを、一方側面14aが支持棒5を中心として回動しようとする方向の接線(図18のG線)上に配置することによって他方側面14bが回動することがない。これにより、回動部材14の他方側面14bの押圧部14dとサーマルヘッド13との接触位置が、支持棒5の真下に
位置しない場合にも、サーマルヘッド13を押圧した際に発生するサーマルヘッド13からの反力によって回動部材14の一方側面14aおよび他方側面14bが回動することを防ぐことができるので、回動部材14の他方側面14bとサーマルヘッド13との接触位置を支持棒5の真下方向に配置する必要がない。その結果、設計する際に、配置の制約を低減することができるので、設計の自由度を向上させることができる。
なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、画像形成装置の一例として熱転写プリンタを示したが、本発明はこれに限らず、印字ヘッドを有する画像形成装置であれば、熱転写プリンタ以外の他の画像形成装置にも適用可能である。
また、上記実施形態では、押圧部が、サーマルヘッドの幅方向の中心部近傍を押圧する例を示したが、本発明はこれに限らず、押圧部が、サーマルヘッドの幅方向の中心部以外の部分を押圧するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、支持棒の撓み変形による曲げ応力を用いて、サーマルヘッドを押圧部により押圧する例を示したが、本発明はこれに限らず、回動部材を板バネなどのねじれやすい部材で構成することにより、板バネのねじり応力と、支持棒の撓み変形による曲げ応力との両方を用いて、サーマルヘッドを押圧部により押圧するように構成してもよい。
また、上記第1実施形態では、押圧部の下部が2つに分岐した例を示したが、本発明はこれに限らず、押圧部の先端は1つでもよいし、3つ以上に分かれていてもよい。
また、上記第1実施形態では、押圧部を他方側面とは別体で構成した例を示したが、本発明はこれに限らず、第1実施形態の構成において、押圧部を他方側面と一体的に構成してもよい。
本発明の第1実施形態による熱転写プリンタの全体構成を示した斜視図である。 図1に示した第1実施形態による熱転写プリンタの正面図である。 図1に示した第1実施形態による回動部材の構造を示した斜視図である。 図1に示した第1実施形態による回動部材の構造を示した正面図である。 図1に示した第1実施形態による回動部材と駆動ギアとの取付構造を示した断面図である。 図1に示した第1実施形態によるサーマルヘッドと回動部材との位置関係を示した断面図である。 図1に示した第1実施形態による熱転写プリンタの回動部材がサーマルヘッドを押圧しているときの全体構成を示した斜視図である。 図7に示した第1実施形態によるサーマルヘッドと回動部材との位置関係を示した正面図である。 図7に示した第1実施形態によるサーマルヘッドと回動部材との位置関係を示した平面図である。 図7に示した第1実施形態によるサーマルヘッドと回動部材との位置関係を示した断面図である。 本発明の第2実施形態による熱転写プリンタの全体構成を示した斜視図である。 図11に示した第2実施形態による熱転写プリンタの正面図である。 図11に示した第2実施形態による熱転写プリンタの平面図である。 図11に示した第2実施形態による回動部材の構造を部分的に示した斜視図である。 図11に示した第2実施形態によるサーマルヘッドの構造を部分的に示した斜視図である。 図11に示した第2実施形態による回動部材と駆動ギアとの取付構造を示した断面図である。 図11に示した第2実施形態によるサーマルヘッドと回動部材との位置関係を示した断面図である。 図11に示した第2実施形態による回動部材と駆動ギアとの構造を詳細に説明するための断面図である。 図11に示した第2実施形態による熱転写プリンタの回動部材がサーマルヘッドを押圧しているときのサーマルヘッドと回動部材との位置関係を示した正面図である。 図19に示した第2実施形態によるサーマルヘッドと回動部材との位置関係を示した平面図である。 図19に示した第2実施形態による回動部材と駆動ギアとの位置関係を示した断面図である。 図19に示した第2実施形態によるサーマルヘッドと回動部材との位置関係を示した断面図である。 従来の一例による熱転写プリンタの全体構成を示した斜視図である。 従来の一例による熱転写プリンタの全体構成を示した斜視図である。 図23および図24に示した従来の熱転写プリンタの押さえ部材と軸部との取付構造を説明するための斜視図である。 図23および図24に示した従来の熱転写プリンタの押さえ部材と軸部との取付構造を説明するための斜視図である。 図23および図24に示した従来の熱転写プリンタにおけるサーマルヘッドのプラテンローラに対する押さえ動作を説明するための断面図である。
符号の説明
2 サーマルヘッド(印字ヘッド)
3 プラテンローラ
5 支持棒
6 回動部材
6a 一方側面
6b 他方側面
6d 歯部
7 押圧部
8 駆動ギア(駆動機構)
13 サーマルヘッド
14 回動部材
14e カムピン
15 駆動ギア(駆動機構)
15a カム溝(駆動機構)

Claims (7)

  1. 印字を行うためのサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドに対向するように配置されたプラテンローラと、前記サーマルヘッドを前記プラテンローラに押圧する押圧機構と、前記押圧機構を駆動させるための駆動ギアを含む駆動機構とを備えた熱転写プリンタにおいて、
    前記押圧機構は、撓み変形可能な金属製の支持棒と、前記支持棒に取り付けられ、一方側面と押圧部が設けられた他方側面とを含むコの字形状の回動部材とを含み、
    前記回動部材の前記他方側面の押圧部は、前記支持棒の撓み変形による押圧力を用いて前記サーマルヘッドを前記プラテンローラに対して押圧し、
    前記回動部材の他方側面の押圧部は、前記サーマルヘッドを押圧する際に、前記回動部材の前記他方側面の押圧部と前記サーマルヘッドとの接触位置が実質的に前記支持棒の真下に位置するとともに、前記サーマルヘッドの幅方向の中心部近傍を押圧するように配置され、
    前記押圧部の前記サーマルヘッドに接触する部分の少なくとも一部は、平坦面状に形成され、
    前記回動部材の一方側面には、前記駆動ギアに係合する歯部が設けられる、熱転写プリンタ。
  2. 印字を行うための印字ヘッドと、
    前記印字ヘッドに対向するように配置されたプラテンローラと、
    撓み変形可能な支持棒と、
    前記支持棒に取り付けられ、一方側面と押圧部が設けられた他方側面とを含むコの字形状の回動部材と、
    前記回動部材の一方側面を回動させるための駆動機構とを備え、
    前記回動部材の前記他方側面の押圧部は、前記支持棒の撓み変形による押圧力を用いて前記印字ヘッドを前記プラテンローラに対して押圧する、画像形成装置。
  3. 前記回動部材の他方側面の押圧部は、前記印字ヘッドを押圧する際に、前記回動部材の前記他方側面の押圧部と前記印字ヘッドとの接触位置が実質的に前記支持棒の真下に位置するように配置される、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記押圧部の前記印字ヘッドに接触する部分の少なくとも一部は、平坦面状に形成されている、請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記駆動機構は、駆動ギアを含み、
    前記回動部材の一方側面には、前記駆動ギアに係合する歯部が設けられている、請求項2〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記駆動機構は、カム溝を含み、
    前記回動部材の一方側面は、前記カム溝に係合するカムピンを含む、請求項2に記載の画像形成装置。
  7. 前記回動部材の前記他方側面の押圧部は、前記印字ヘッドの幅方向の中心部近傍を押圧するように配置されている、請求項2〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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