JP2005194033A - 駆動伝達機構およびプリンタ装置の駆動伝達機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を増加させることなく、駆動力を伝達するギアを一定の回転速度で回転させることが可能な駆動伝達機構を提供する。
【解決手段】搬送ローラ20に連結される搬送ローラギア30と、搬送ローラギア30を回転させる小径中間ギア部42を含む中間ギア40と、中間ギア40の軸挿入穴41を回転可能に支持する中間ギア支持軸60とを備えたプリンタ装置1の駆動伝達機構において、搬送ローラギア30は、搬送ローラギア30の基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する搬送ローラギア円形状部32を含み、中間ギア40は、小径中間ギア部42の基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する小径中間ギア円形状部44を含む。また、中間ギア支持軸60は、中間ギア40の軸挿入穴41に対して所定の嵌合隙間を有するように取り付けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、駆動伝達機構およびプリンタ装置の駆動伝達機構に関し、特に、複数のギアを備えた駆動伝達機構およびプリンタ装置の駆動伝達機構に関する。
従来、複数のギア(歯車)により駆動力を伝達するプリンタ装置などの駆動伝達機構が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、駆動側歯車(ギア)とプラテンローラ側歯車との間に、同程度偏心した大小2つの歯車を互いの偏心方向が軸を挟んで対向するように組み合わせて形成した中間歯車を設けたプリンタ装置が開示されている。この特許文献1に開示された構造では、大小2つの歯車を互いの偏心による回転速度のムラを打ち消し合うように配置することによって、プラテンローラ側歯車(プラテンローラ)の回転速度のムラを低減している。
図16は、従来の熱転写プリンタを示した斜視図である。図17〜図19は、図16に示した従来の熱転写プリンタの駆動伝達機構を示した図である。図16〜図19を参照して、従来の熱転写プリンタ100の構造について説明する。
従来の熱転写プリンタ100は、図16に示すように、金属製のフレーム110と、熱転写用フィルム収納部材111と、給紙ローラ112と、モータ113が取り付けられたモータブラケット114と、フィルム巻取部材115と、給紙ローラギア116と、複数の中間ギア117と、金属製の搬送ローラ120と、搬送ローラ120の端部に連結された樹脂製の搬送ローラギア130と、搬送ローラギア130を回転させる樹脂製の中間ギア140とを備えている。また、従来の熱転写プリンタ100は、図17〜図19に示すように、モータ113の駆動軸113aに連結されるとともに、中間ギア140を回転させる樹脂製の駆動伝達ギア150と、中間ギア140を回転可能に支持する中間ギア支持軸160とを備えている。フレーム110は、図16に示すように、コの字形状を有している。熱転写用フィルム収納部材111および給紙ローラ112は、フレーム110の内面側に配置されている。また、モータ113は、モータ113の駆動軸113aを介して駆動力を駆動伝達ギア150に伝えている。また、モータブラケット114は、フレーム110の外側面に取り付けられている。また、フィルム巻取部材115と、給紙ローラギア116と、複数の中間ギア117とは、フレーム110およびモータブラケット114の間に配置されている。この複数の中間ギア117は、フィルム巻取部材115および給紙ローラギア116を1つのモータ113で駆動可能なように配置されている。
また、搬送ローラ120は、図16および図19に示すように、フレーム110の内面側の熱転写用フィルム収納部材111の下方に配置されるとともに、軸受け118によってフレーム110に回転可能に取り付けられている。この搬送ローラ120の端部には、図17および図19に示すように、切削加工などによりDカット部分121が形成されている。また、搬送ローラギア130には、搬送ローラ120のDカット部分121を挿入するためのD字状の貫通孔131が形成されている。中間ギア140は、円形状の軸挿入穴141を有している。また、中間ギア140は、図17に示すように、搬送ローラギア130と噛み合う小径中間ギア部142と、駆動伝達ギア150と噛み合う小径中間ギア部142よりも大きな直径を有する大径中間ギア部143とを含んでいる。また、中間ギア支持軸160は、図19に示すように、フレーム110にカシメ加工などにより固定的に取り付けられた取付部161を端部に含んでいる。また、中間ギア支持軸160は、図
17〜図19に示すように、軸挿入穴141の形状に実質的に一致する円形状を有している。
次に、図17を参照して、従来の熱転写プリンタ100の駆動伝達動作について説明する。まず、モータ113(図16参照)の駆動力がモータ113の駆動軸113aを介して駆動伝達ギア150に伝わることにより、駆動伝達ギア150は、図17の矢印Mの方向に回転する。次に、駆動伝達ギア150の駆動力が中間ギア140の大径中間ギア部143に伝わることにより、大径中間ギア部143および小径中間ギア部142は、図17の矢印Nの方向に回転する。次に、小径中間ギア部142の駆動力が搬送ローラギア130に伝わることにより、搬送ローラギア130は、図17の矢印Oの方向に回転する。これによって、搬送ローラギア130のD字状の貫通孔131に挿入された搬送ローラ120のDカット部分121を介して駆動力が搬送ローラ120に伝わることにより搬送ローラ120が回転する。
図16〜図19に示した従来の熱転写プリンタ100では、機器の製造時の誤差や機器の使用後の磨耗や熱による変形などにより、搬送ローラギア130、小径中間ギア部142、大径中間ギア部143および駆動伝達ギア150のうち少なくとも1つが偏心する場合がある。この場合、偏心したギアは、隣接するギアと基準ピッチ円径で接触することが困難になるので、ギア駆動時に、ギアの回転にムラが生じる。その結果、搬送ローラギア130(搬送ローラ120)を一定の回転速度で回転させることが困難になるという不都合があった。
また、上記特許文献1に開示された構造では、製造段階(機器の使用前の段階)で偏心した歯車(ギア)を使用した場合に、プラテンローラ側歯車の回転速度のムラを低減することができる構造であるので、機器の使用中に歯車が偏心してしまった場合には、プラテンローラ側歯車の回転速度のムラを低減することは困難であるという不都合がある。
そこで、従来、上記した不都合を解消するために、機器の使用中にギアが偏心してしまった場合にも、ギアに回転ムラを生じさせることなく、搬送ローラギア(搬送ローラ)を一定の回転速度で回転させる構造が提案されている(特許文献2参照)。
上記特許文献2には、感光ドラムギアからの駆動力を、アイドラギアと、バネによって転写ローラギア(搬送ローラギア)の方向に付勢された揺動ギアとを介して転写ローラギアに伝える駆動伝達構造において、揺動ギアおよび転写ローラギアと同一の基準ピッチ円径を有する円環状のストッパー部材を揺動ギアおよび転写ローラギアと同軸に連結して設けた画像形成装置が開示されている。この特許文献2に開示された構造では、転写ローラの磨耗により感光ドラムと転写ローラとの中心間距離が変化したとしても、揺動ギアおよび転写ローラギアの間の距離を各々のストッパー部材により一定に保つことによって、転写ローラの回転速度にムラが生じるのを防止する。
特開平5−104787号公報 特開平10−123785号公報
しかしながら、上記特許文献2に開示された構造では、感光ドラムギアからの駆動力を転写ローラギア(搬送ローラギア)に伝えるための揺動ギアを揺動可能にするために、別途、カプラーと、バネと、アイドラギアとが必要であるため、その分、部品点数が増加するという問題点があった。また、揺動ギアおよび転写ローラギアと同一の基準ピッチ円径を有する円環状のストッパー部材を、揺動ギアおよび転写ローラギアとは別個に設けていたため、この点でも、部品点数が増加するという問題点があった。また、アイドラギアと
揺動ギアとの間、およびアイドラギアと感光ドラムギアとの間には、ストッパ部材が設けられていないため、これらのギア間では回転ムラが発生するという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、部品点数を増加させることなく、駆動力を伝達するギアを一定の回転速度で回転させることが可能なプリンタ装置などの駆動伝達機構を提供することを目的とする。
この発明の第1の局面によるプリンタ装置の駆動伝達機構は、用紙を搬送する金属製の搬送ローラと、搬送ローラの一方端部に連結される樹脂製の搬送ローラギアと、軸挿入穴を有し、搬送ローラギアを回転させる樹脂製の中間ギアと、モータの駆動軸に取り付けられるとともに、モータの駆動に伴って中間ギアを回転させる樹脂製の駆動伝達ギアと、中間ギアの軸挿入穴を回転可能に支持する中間ギア支持軸とを備え、中間ギアは、搬送ローラギアと噛み合う一方中間ギア部と、駆動伝達ギアと噛み合う他方中間ギア部とを含むとともに、ギア駆動時に、搬送ローラの負荷により搬送ローラギアおよび駆動伝達ギアに食い込む位置に配置された、プリンタ装置の駆動伝達機構において、樹脂製の搬送ローラギアは、搬送ローラギアに一体的に設けられるとともに、搬送ローラギアの基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する搬送ローラギア円形状部を含み、樹脂製の駆動伝達ギアは、駆動伝達ギアに一体的に設けられるとともに、駆動伝達ギアの基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する駆動伝達ギア円形状部を含み、樹脂製の中間ギアは、一方中間ギア部に一体的に設けられるとともに、一方中間ギア部の基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する一方中間ギア円形状部と、他方中間ギア部に一体的に設けられるとともに、他方中間ギア部の基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する他方中間ギア円形状部とをさらに含み、中間ギア支持軸は、中間ギアの軸挿入穴に対して所定の嵌合隙間を有するように取り付けられ、ギア駆動時に、搬送ローラギア円形状部は、一方中間ギア円形状部と接触するとともに、駆動伝達ギア円形状部は、他方中間ギア円形状部と接触するように配置されている。
この第1の局面によるプリンタ装置の駆動伝達機構では、上記のように、搬送ローラギアの基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する搬送ローラギア円形状部を搬送ローラギアに設けるとともに、中間ギアの一方中間ギア部の基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する一方中間ギア円形状部を搬送ローラギアを回転させる中間ギアの一方中間ギア部に設けることによって、ギア駆動時に、搬送ローラギア円形状部と一方中間ギア円形状部とが互いに接触するので、搬送ローラギアと中間ギアの一方中間ギア部とを基準ピッチ円径で噛み合わせることができる。これによって、搬送ローラギアおよび中間ギアの一方中間ギア部のうち少なくとも1つが偏心していたとしても、回転ムラを生じさせることなく、搬送ローラギアおよび中間ギアを一定の回転速度で回転させることができる。また、中間ギアの他方中間ギア部の基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する他方中間ギア円形状部を中間ギアの他方中間ギア部に設けるとともに、駆動伝達ギアの基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する駆動伝達ギア円形状部を中間ギアを回転させる駆動伝達ギアに設けることによって、ギア駆動時に、中間ギアの他方中間ギア部と駆動伝達ギアとが互いに接触するので、中間ギアの他方中間ギア部と駆動伝達ギアとを基準ピッチ円径で噛み合わせることができる。これによって、中間ギアの他方中間ギア部および駆動伝達ギアのうち少なくとも1つが偏心していたとしても、回転ムラを生じさせることなく、中間ギアおよび駆動伝達ギアを一定の回転速度で回転させることができる。また、搬送ローラギア円形状部および一方中間ギア円形状部を搬送ローラギアおよび中間ギアの一方中間ギア部に一体的に設けることによって、搬送ローラギア円形状部および一方中間ギア円形状部を設けたとしても、部品点数が増加することはない。これによって、部品点数を増加させることなく、搬送ローラギアおよび中間ギアを一定の回転速度で回転させることができる。また、他方中間ギア円形状部および駆動伝達ギア円形状部を中間ギアの他方中間ギア部
および駆動伝達ギアに一体的に設けることによって、他方中間ギア円形状部および駆動伝達ギア円形状部を設けたとしても、部品点数が増加することはない。これによって、部品点数を増加させることなく、中間ギアおよび駆動伝達ギアを一定の回転速度で回転させることができる。また、中間ギア支持軸を中間ギアの軸挿入穴に対して所定の嵌合隙間を有するように取り付けることによって、ギア駆動時に、中間ギアを搬送ローラギアと駆動伝達ギアとに食い込むように容易に移動させることができるので、搬送ローラギア円形状部および一方中間ギア円形状部と、他方中間ギア円形状部および駆動伝達ギア円形状部とは、互いに確実に接触することができる。これによって、別途、中間ギアを揺動(移動)させる機構を設けることなく、搬送ローラギアおよび中間ギアと、中間ギアおよび駆動伝達ギアとを確実に基準ピッチ円径で噛み合わせることができる。また、中間ギアおよび搬送ローラギアに加えて、駆動伝達ギアおよび中間ギアにおいても回転ムラの補正を行うことによって、駆動伝達ギアで発生した回転ムラを2箇所で補正することができるので、1箇所で補正する場合に比べて、搬送ローラギアをより確実に一定の回転速度で回転させることができる。
この発明の第2の局面による駆動伝達機構は、第1ギアと、第1ギアを回転させる第2一方ギア部を有する第2ギアとを備え、第1ギアは、第1ギアに一体的に設けられるとともに、第1ギアの基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する第1円形状部を含み、第2ギアは、第2一方ギア部に一体的に設けられるとともに、第2一方ギア部の基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する第2一方円形状部を含み、ギア駆動時に、第1円形状部は、第2一方円形状部に接触するように配置されている。
この第2の局面による駆動伝達機構では、上記のように、第1ギアの基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する第1円形状部を第1ギアに設けるとともに、第2ギアの第2一方ギア部の基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する第2一方円形状部を第1ギアを回転させる第2一方ギア部に設けることによって、ギア駆動時に、第1円形状部と第2一方円形状部とが互いに接触するので、第1ギアと第2ギアの第2一方ギア部とを基準ピッチ円径で噛み合わせることができる。これによって、第1ギアおよび第2ギアのうち少なくとも1つが偏心していたとしても、回転ムラを生じさせることなく、第1ギアおよび第2ギアを一定の回転速度で回転させることができる。また、第1円形状部および第2一方円形状部を第1ギアおよび第2ギアの第2一方ギア部に一体的に設けることによって、第1円形状部および第2一方円形状部を設けたとしても、部品点数が増加することはない。これによって、部品点数を増加させることなく、第1ギアおよび第2ギアを一定の回転速度で回転させることができる。
上記第2の局面による駆動伝達機構において、好ましくは、第2ギアは、軸挿入穴を有し、軸挿入穴を回転可能に支持するとともに、軸挿入穴に対して所定の嵌合隙間を有するように取り付けられた第2ギア支持軸をさらに備えている。このように構成すれば、ギア駆動時に、第2ギアを第1ギアに食い込むように容易に移動させることができるので、第1円形状部および第2一方円形状部は、互いに確実に接触することができる。これによって、別途、第2ギアを揺動(移動)させる機構を設けることなく、第1ギアおよび第2ギアを確実に基準ピッチ円径で噛み合わせることができる。
上記第2の局面による駆動伝達機構において、好ましくは、第2ギアを回転させる第3ギアをさらに備え、第2ギアは、第3ギアと噛み合う第2他方ギア部と、第2他方ギア部に一体的に設けられるとともに、第2他方ギア部の基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する第2他方円形状部とをさらに含み、第3ギアは、第3ギアに一体的に設けられるとともに、第3ギアの基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する第3円形状部を含み、ギア駆動時に、第2他方円形状部は、第3円形状部に接触するように配置されている。このように構成すれば、ギア駆動時に、第3円形状部と第2他方円形状部とが互いに接触
するので、第3ギアと第2ギアの第2他方ギア部とを基準ピッチ円径で噛み合わせることができる。これによって、第3ギアおよび第2ギアのうち少なくとも1つが偏心していたとしても、回転ムラを生じさせることなく、第3ギアおよび第2ギアを一定の回転速度で回転させることができる。また、第3円形状部および第2他方円形状部を第3ギアおよび第2ギアの第2他方ギア部に一体的に設けることによって、第3円形状部および第2他方円形状部を設けたとしても、部品点数が増加することはない。これによって、部品点数を増加させることなく、第3ギアおよび第2他方ギア部を一定の回転速度で回転させることができる。また、第2ギアを回転させる第3ギアに第3円形状部を設けるとともに、第2ギアに含まれる第2他方ギア部に第2他方円形状部を設けることによって、第3ギアより駆動伝達の上流側で発生した回転ムラを2箇所で補正することができるので、1箇所で補正する場合に比べて、第1ギアをより確実に一定の回転速度で回転させることができる。
上記第2の局面による駆動伝達機構を少なくとも1組以上含むプリンタ装置であってもよい。このように構成すれば、駆動伝達機構を備えたプリンタ装置において、部品点数を増加させることなく、かつ、回転ムラを生じさせることなく、装置に含まれるギアを一定の回転速度で回転させることができる。その結果、部品点数を増加させることなく、用紙の印刷むらを低減することができるなどの効果を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による熱転写プリンタを示した斜視図である。図2〜図4は、図1に示した本発明の第1実施形態による熱転写プリンタの駆動伝達機構を示した図である。まず、図1〜図4を参照して、本発明の第1実施形態による熱転写プリンタ1の構造について説明する。
本発明の第1実施形態による熱転写プリンタ1は、図1に示すように、金属製のフレーム10と、熱転写用フィルム収納部材11と、給紙ローラ12と、モータ13が取り付けられたモータブラケット14と、フィルム巻取部材15と、給紙ローラギア16と、複数の中間ギア17と、金属製の搬送ローラ20と、搬送ローラ20の端部に連結された樹脂製の搬送ローラギア30と、搬送ローラギア30を回転させる樹脂製の中間ギア40とを備えている。また、本発明の第1実施形態による熱転写プリンタ1は、図2〜図4に示すように、モータ13の駆動軸13aに連結されるとともに、中間ギア40を回転させる樹脂製の駆動伝達ギア50と、中間ギア40を回転可能に支持する中間ギア支持軸60とを備えている。なお、熱転写プリンタ1は、本発明の「プリンタ装置」の一例であり、搬送ローラギア30は、本発明の「第1ギア」の一例であり、中間ギア40は、本発明の「第2ギア」の一例である。また、駆動伝達ギア50は、本発明の「第3ギア」の一例であり、中間ギア支持軸60は、本発明の「第2ギア支持軸」の一例である。
フレーム10は、図1に示すように、コの字形状を有している。熱転写用フィルム収納部材11および給紙ローラ12は、フレーム10の内面側に配置されている。また、モータ13は、モータ13の駆動軸13aを介して駆動力を駆動伝達ギア50に伝えている。また、モータブラケット14は、フレーム10の外側面に取り付けられている。また、フィルム巻取部材15と、給紙ローラギア16と、複数の中間ギア17とは、フレーム10およびモータブラケット14の間に配置されている。この複数の中間ギア17は、フィルム巻取部材15および給紙ローラギア16を1つのモータ13で駆動可能なように配置されている。また、搬送ローラ20は、図1および図4に示すように、フレーム10の内面側の熱転写用フィルム収納部材11の下方に配置されるとともに、軸受け18によってフレーム10に回転可能に取り付けられている。この搬送ローラ20の端部には、図2およ
び図4に示すように、切削加工などによりDカット部分21が形成されている。また、搬送ローラギア30には、搬送ローラ20のDカット部分21を挿入するためのD字状の貫通孔31が形成されている。
中間ギア40は、円形状の軸挿入穴41を有している。また、中間ギア40は、図2に示すように、搬送ローラギア30と噛み合う小径中間ギア部42と、駆動伝達ギア50と噛み合う小径中間ギア部42よりも大きな直径を有する大径中間ギア部43とを含んでいる。なお、小径中間ギア部42は、本発明の「一方中間ギア部」および「第2一方ギア部」の一例であり、大径中間ギア部43は、本発明の「他方中間ギア部」および「第2他方ギア部」の一例である。また、中間ギア支持軸60は、図4に示すように、フレーム10にカシメ加工などにより固定的に取り付けられた取付部61を端部に含んでいる。
ここで、第1実施形態では、中間ギア支持軸60は、図2〜図4に示すように、中間ギア40の軸挿入穴41を回転可能に支持するとともに、軸挿入穴41に対して所定の嵌合隙間(第1実施形態では、約0.2mm)を有するように構成されている。また、樹脂製の搬送ローラギア30には、搬送ローラギア30の基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する搬送ローラギア円形状部32が一体的に設けられている。なお、搬送ローラギア円形状部32は、本発明の「第1円形状部」の一例である。また、樹脂製の中間ギア40には、小径中間ギア部42の基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する小径中間ギア円形状部44が小径中間ギア部42に一体的に設けられている。なお、小径中間ギア円形状部44は、本発明の「一方中間ギア円形状部」および「第2一方円形状部」の一例である。
また、第1実施形態では、樹脂製の中間ギア40には、大径中間ギア部43の基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する大径中間ギア円形状部45が大径中間ギア部43に一体的に設けられている。なお、大径中間ギア円形状部45は、本発明の「他方中間ギア円形状部」および「第2他方円形状部」の一例である。また、駆動伝達ギア50には、駆動伝達ギア50の基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する駆動伝達ギア円形状部51が一体的に設けられている。なお、駆動伝達ギア円形状部51は、本発明の「第3円形状部」の一例である。また、ギア駆動時に、搬送ローラギア円形状部32は、小径中間ギア円形状部44と接触するとともに、駆動伝達ギア円形状部51は、大径中間ギア円形状部45と接触するように配置されている。
図5〜図8は、図1に示した本発明の第1実施形態による熱転写プリンタの駆動時における駆動伝達機構を示した図である。次に、図2〜図8を参照して、本発明の第1実施形態による熱転写プリンタ1の駆動伝達動作について説明する。
まず、図2〜図4に示すように、ギア駆動前の状態において、搬送ローラギア円形状部32および小径中間ギア円形状部44と、駆動伝達ギア円形状部51および大径中間ギア円形状部45とは互いに接触していない。この状態から、モータ13に通電すると、モータ13の駆動力がモータ13の駆動軸13aを介して駆動伝達ギア50に伝わることにより、駆動伝達ギア50は、図5の矢印Aの方向に回転する。次に、駆動伝達ギア50の駆動力が中間ギア40の大径中間ギア部43に伝わることにより、大径中間ギア部43および小径中間ギア部44は、図5の矢印Bの方向に回転する。このとき、中間ギア40の大径中間ギア部43には、駆動伝達ギア50からの駆動力によって大径中間ギア部43を図5の矢印Dの方向に押す力が働く。
次に、小径中間ギア部42の駆動力が搬送ローラギア30に伝わることにより、搬送ローラギア30は、図5の矢印Cの方向に回転する。これによって、搬送ローラギア30のD字状の貫通孔31に挿入された搬送ローラ20のDカット部分21を介して駆動力が搬
送ローラ20に伝わることにより搬送ローラ20が回転する。このとき、中間ギア40の小径中間ギア部42には、搬送ローラ20の負荷などに起因して常に止まろうとする搬送ローラギア30の力により小径中間ギア部42を図5の矢印Eの方向に押す力が働く。これにより、ギア駆動時に、中間ギア40には、図5の矢印Dの方向の力および矢印Eの方向の力の合成により中間ギア40を図5の矢印Fの方向に押す力が働く。その結果、中間ギア40は、中間ギア40の軸挿入穴41に対する中間ギア支持軸60の嵌合隙間の分(約0.2mm)だけ図5の矢印Fの方向に移動(揺動)して、搬送ローラギア30および駆動伝達ギア50に食い込む。これによって、ギア駆動時には、搬送ローラギア円形状部32および小径ギア円形状部44と、駆動伝達ギア円形状部51および大径ギア円形状部45とが接触して回転する。
第1実施形態では、上記のように、搬送ローラギア30の基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する搬送ローラギア円形状部32を搬送ローラギア30に設けるとともに、中間ギア40の小径中間ギア部42の基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する小径中間ギア円形状部44を搬送ローラギア30を回転させる中間ギア40の小径中間ギア部42に設けることによって、ギア駆動時に、搬送ローラギア円形状部32と小径中間ギア円形状部44とが互いに接触するので、搬送ローラギア30と中間ギア40の小径中間ギア部42とを基準ピッチ円径で噛み合わせることができる。これによって、搬送ローラギア30および中間ギア40の小径中間ギア部42のうち少なくとも1つが偏心していたとしても、回転ムラを生じさせることなく、搬送ローラギア30および中間ギア40を一定の回転速度で回転させることができる。
また、第1実施形態では、中間ギア40の大径中間ギア部43の基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する大径中間ギア円形状部45を中間ギア40の大径中間ギア部43に設けるとともに、駆動伝達ギア50の基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する駆動伝達ギア円形状部51を中間ギア40を回転させる駆動伝達ギア50に設けることによって、ギア駆動時に、中間ギア40の大径中間ギア部43と駆動伝達ギア50とが互いに接触するので、中間ギア40の大径中間ギア部43と駆動伝達ギア50とを基準ピッチ円径で噛み合わせることができる。これによって、中間ギア40の大径中間ギア部43および駆動伝達ギア50のうち少なくとも1つが偏心していたとしても、回転ムラを生じさせることなく、中間ギア40および駆動伝達ギア50を一定の回転速度で回転させることができる。
また、第1実施形態では、搬送ローラギア円形状部32および小径中間ギア円形状部44を搬送ローラギア30および中間ギア40の小径中間ギア部42に一体的に設けることによって、搬送ローラギア円形状部32および小径中間ギア円形状部44を設けたとしても、部品点数が増加することはない。これによって、部品点数を増加させることなく、搬送ローラギア30および中間ギア40を一定の回転速度で回転させることができる。
また、第1実施形態では、大径中間ギア円形状部45および駆動伝達ギア円形状部51を中間ギア40の大径中間ギア部42および駆動伝達ギア50に一体的に設けることによって、大径中間ギア円形状部45および駆動伝達ギア円形状部51を設けたとしても、部品点数が増加することはない。これによって、部品点数を増加させることなく、中間ギア40および駆動伝達ギア50を一定の回転速度で回転させることができる。
また、第1実施形態では、中間ギア支持軸60を中間ギア40の軸挿入穴41に対して所定の嵌合隙間(約0.2mm)を有するように取り付けることによって、ギア駆動時に、中間ギア40を搬送ローラギア30と駆動伝達ギア50とに食い込むように容易に移動させることができるので、搬送ローラギア円形状部32および小径中間ギア円形状部44と、大径中間ギア円形状部45および駆動伝達ギア円形状部51とは、互いに確実に接触
することができる。これによって、別途、中間ギア40を揺動(移動)させる機構を設けることなく、搬送ローラギア30および中間ギア40と、中間ギア40および駆動伝達ギア50とを確実に基準ピッチ円径で噛み合わせることができる。
また、第1実施形態では、中間ギア40および搬送ローラギア30に加えて、駆動伝達ギア50および中間ギア40においても回転ムラの補正を行うことによって、駆動伝達ギア50で発生した回転ムラを2箇所で補正することができるので、1箇所で補正する場合に比べて、搬送ローラギア30をより確実に一定の回転速度で回転させることができる。
(第2実施形態)
図9〜図11は、本発明の第2実施形態による熱転写プリンタの駆動伝達機構を示した図である。図9〜図11を参照して、この第2実施形態では、中間ギア40aの軸挿入穴41に凸状の円環部41aを設ける一方、図2〜図8に示した本発明の第1実施形態の熱転写プリンタ1の中間ギア40の大径中間ギア円形状部45および駆動伝達ギア50の駆動伝達ギア円形状部51に相当するものを省略した構成を有する。なお、第2実施形態の中間ギア40aおよび駆動伝達ギア50a以外の構造は、上記第1実施形態と同様である。
具体的には、第2実施形態では、中間ギア40aの凸状の円環部41aは、図11に示すように、軸挿入穴41の内部のフレーム10側に形成されている。また、中間ギア40aの円環部41aは、中間ギア支持軸60の外周に対してほとんど嵌合隙間を有しないように形成されている。
図12〜図15は、本発明の第2実施形態による熱転写プリンタの駆動時における駆動伝達機構を示した図である。次に、図9〜図15を参照して、本発明の第2実施形態による熱転写プリンタ70の駆動伝達動作について説明する。まず、図9〜図11に示すように、ギア駆動前の状態において、搬送ローラギア円形状部32および小径中間ギア円形状部44は互いに接触していない。この状態から、モータ13に通電すると、モータ13の駆動力がモータ13の駆動軸13aを介して駆動伝達ギア50aに伝わることにより、駆動伝達ギア50aは、図12の矢印Gの方向に回転する。次に、駆動伝達ギア50aの駆動力が中間ギア40aの大径中間ギア部43に伝わることにより、大径中間ギア部43および小径中間ギア部44は、図12の矢印Hの方向に回転する。このとき、中間ギア40aの大径中間ギア部43には、駆動伝達ギア50aからの駆動力によって大径中間ギア部43を図12の矢印Jの方向に押す力が働く。
次に、小径中間ギア部42の駆動力が搬送ローラギア30に伝わることにより、搬送ローラギア30は、図12の矢印Iの方向に回転する。これによって、搬送ローラギア30のD字状の貫通孔31に挿入された搬送ローラ20のDカット部分21を介して駆動力が搬送ローラ20に伝わることにより搬送ローラ20が回転する。このとき、中間ギア40aの小径中間ギア部42には、搬送ローラ20の負荷などに起因して常に止まろうとする搬送ローラギア30の力により小径中間ギア部42を図12の矢印Kの方向に押す力が働く。これにより、ギア駆動時に、中間ギア40aには、図12の矢印Jの方向の力と矢印Kの方向の力との合成により中間ギア40aを図12の矢印Lの方向に押す力が働く。その結果、中間ギア40aは、中間ギア40aの軸挿入穴41に対する中間ギア支持軸60の嵌合隙間の分(約0.2mm)だけ図12の矢印Lの方向に移動(揺動)する。ただし、中間ギア40aは、中間ギア40aの軸挿入穴41の内部に形成された円環部41aにおいて、中間ギア支持軸60により回転可能に嵌合隙間がほとんどない状態で支持されている。これにより、中間ギア40aは、図15に示すように、傾斜して搬送ローラギア30に食い込む。これによって、ギア駆動時には、搬送ローラギア円形状部32および小径ギア円形状部44が接触して回転する。
なお、第2実施形態の効果は、上記した第1実施形態と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内のすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1および第2実施形態では、本発明を駆動伝達機構を有する装置の一例としての熱転写プリンタに適用した例を示したが、本発明はこれに限らず、熱転写プリンタ以外の駆動伝達機構を有する装置に広く適用可能である。
また、上記第1および第2実施形態では、中間ギアの軸挿入穴および中間ギア支持軸を円形状に形成したが、本発明はこれに限らず、楕円形状を含むその他の形状に形成してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、駆動伝達時に互いに噛み合う1組または2組のギアに円形状部を設けた例を示したが、本発明はこれに限らず、駆動伝達時に互いに噛み合う3組以上のギアに円形状部を設けてもよいし、また、駆動伝達機構のすべてのギアに円形状部を設けてもよい。
本発明の第1実施形態による熱転写プリンタを示した斜視図である。 図1に示した本発明の第1実施形態による熱転写プリンタの駆動伝達機構を示した側面図である。 図1に示した本発明の第1実施形態による熱転写プリンタの駆動伝達機構を示した上面図である。 図2中の200−200線に沿った断面図である。 図2に示した本発明の第1実施形態による熱転写プリンタの駆動時における駆動伝達機構を示した側面図である。 図3に示した本発明の第1実施形態による熱転写プリンタの駆動時における駆動伝達機構を示した上面図である。 図5中の300−300線に沿った断面図である。 図5中の400−400線に沿った断面図である。 本発明の第2実施形態による熱転写プリンタの駆動伝達機構を示した側面図である。 本発明の第2実施形態による熱転写プリンタの駆動伝達機構を示した上面図である。 図9中の500−500線に沿った断面図である。 図9に示した本発明の第2実施形態による熱転写プリンタの駆動時における駆動伝達機構を示した側面図である。 図10に示した本発明の第2実施形態による熱転写プリンタの駆動時における駆動伝達機構を示した上面図である。 図12中の600−600線に沿った断面図である。 図12中の700−700線に沿った断面図である。 従来の熱転写プリンタを示した斜視図である。 図16に示した従来の熱転写プリンタの駆動伝達機構を示した側面図である。 図16に示した従来の熱転写プリンタの駆動伝達機構を示した上面図である。 図17中の800−800線に沿った断面図である。
符号の説明
1 熱転写プリンタ(プリンタ装置)
13 モータ
13a 駆動軸
20 搬送ローラ
30 搬送ローラギア(第1ギア)
32 搬送ローラギア円形状部(第1円形状部)
40、40a 中間ギア(第2ギア)
41 軸挿入穴
42 小径中間ギア部(一方中間ギア部、第2一方ギア部)
43 大径中間ギア部(他方中間ギア部、第2他方ギア部)
44 小径中間ギア円形状部(一方中間ギア円形状部、第2一方円形状部)
45 大径中間ギア円形状部(他方中間ギア円形状部、第2他方円形状部)
50、50a 駆動伝達ギア(第3ギア)
51 駆動伝達ギア円形状部(第3円形状部)
60 中間ギア支持軸(第2ギア支持軸)

Claims (5)

  1. 用紙を搬送する金属製の搬送ローラと、前記搬送ローラの一方端部に連結される樹脂製の搬送ローラギアと、軸挿入穴を有し、前記搬送ローラギアを回転させる樹脂製の中間ギアと、モータの駆動軸に取り付けられるとともに、前記モータの駆動に伴って前記中間ギアを回転させる樹脂製の駆動伝達ギアと、前記中間ギアの軸挿入穴を回転可能に支持する中間ギア支持軸とを備え、前記中間ギアは、前記搬送ローラギアと噛み合う一方中間ギア部と、前記駆動伝達ギアと噛み合う他方中間ギア部とを含むとともに、ギア駆動時に、前記搬送ローラの負荷により前記搬送ローラギアおよび前記駆動伝達ギアに食い込む位置に配置されたプリンタ装置の駆動伝達機構において、
    前記樹脂製の搬送ローラギアは、前記搬送ローラギアに一体的に設けられるとともに、前記搬送ローラギアの基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する搬送ローラギア円形状部を含み、
    前記樹脂製の駆動伝達ギアは、前記駆動伝達ギアに一体的に設けられるとともに、前記駆動伝達ギアの基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する駆動伝達ギア円形状部を含み、
    前記樹脂製の中間ギアは、前記一方中間ギア部に一体的に設けられるとともに、前記一方中間ギア部の基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する一方中間ギア円形状部と、前記他方中間ギア部に一体的に設けられるとともに、前記他方中間ギア部の基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する他方中間ギア円形状部とをさらに含み、
    前記中間ギア支持軸は、前記中間ギアの軸挿入穴に対して所定の嵌合隙間を有するように取り付けられ、
    ギア駆動時に、前記搬送ローラギア円形状部は、前記一方中間ギア円形状部と接触するとともに、前記駆動伝達ギア円形状部は、前記他方中間ギア円形状部と接触するように配置される、プリンタ装置の駆動伝達機構。
  2. 第1ギアと、
    前記第1ギアを回転させる第2一方ギア部を有する第2ギアとを備え、
    前記第1ギアは、前記第1ギアに一体的に設けられるとともに、前記第1ギアの基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する第1円形状部を含み、
    前記第2ギアは、前記第2一方ギア部に一体的に設けられるとともに、前記第2一方ギア部の基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する第2一方円形状部を含み、
    ギア駆動時に、前記第1円形状部は、前記第2一方円形状部に接触するように配置される、駆動伝達機構。
  3. 前記第2ギアは、軸挿入穴を有し、
    前記軸挿入穴を回転可能に支持するとともに、前記軸挿入穴に対して所定の嵌合隙間を有するように取り付けられた第2ギア支持軸をさらに備える、請求項2に記載の駆動伝達機構。
  4. 前記第2ギアを回転させる第3ギアをさらに備え、
    前記第2ギアは、前記第3ギアと噛み合う第2他方ギア部と、前記第2他方ギア部に一体的に設けられるとともに、前記第2他方ギア部の基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する第2他方円形状部とをさらに含み、
    前記第3ギアは、前記第3ギアに一体的に設けられるとともに、前記第3ギアの基準ピッチ円径と実質的に同一の直径を有する第3円形状部を含み、
    ギア駆動時に、前記第2他方円形状部は、前記第3円形状部に接触するように配置される、請求項2または3に記載の駆動伝達機構。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載の駆動伝達機構を少なくとも1組以上含むプリンタ
    装置。
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