JP5078557B2 - 駆動伝達機構及びそれを備える画像形成装置 - Google Patents
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Description
る。さらに安価な製造原価で生産することを目標として、近年では部品点数削減と部品コスト削減の観点から、歯車と歯車をつなぐアイドラ歯車230に、他の歯車に比して径が大きく、肉抜き構造のプラスチック材料のものが用いられるようになってきた。なお、このような駆動伝達機構を備える画像形成装置が特許文献1に開示されている。
噛み合い不良を、簡易な構成によって防止し、バンディングを低減させることが可能な駆動伝達機構、およびそれを備える画像形成装置を提供することを目的とする。
入力歯車として設けられる1つのハスバ歯車と、
複数の出力歯車として設けられる複数のハスバ歯車と、
前記入力歯車と前記複数の出力歯車の間に介在し、前記入力歯車の駆動力を前記複数の出力歯車へ伝達するアイドラ歯車と、
を備える駆動伝達機構において、
前記アイドラ歯車には、
前記入力歯車及び前記複数の出力歯車に比して径の大きなアイドラ歯車が用いられると共に、
前記アイドラ歯車の支軸が、前記入力歯車及び前記複数の出力歯車の回転軸に対して傾いた状態で設けられており、
前記駆動伝達機構を前記回転軸の端部から該回転軸方向に見た場合に、
各々の出力歯車ごとに、
前記入力歯車の回転中心を始点として前記出力歯車の回転中心を向く方向を有し、かつ、前記アイドラ歯車から該出力歯車に働く力の大きさによって定められる長さを有するベクトルが規定され、
これらのベクトルの総和ベクトルが示す方向に、前記支軸が傾けられることを特徴とする。
また、
入力歯車として設けられる1つのハスバ歯車と、
出力歯車として設けられる1つのハスバ歯車と、
前記入力歯車と前記出力歯車の間に介在し、前記入力歯車の駆動力を前記出力歯車へ伝達するアイドラ歯車と、
を備える駆動伝達機構において、
前記アイドラ歯車には、
前記入力歯車及び前記出力歯車に比して径の大きなアイドラ歯車が用いられると共に、
前記アイドラ歯車の支軸が、前記入力歯車及び前記出力歯車の回転軸に対して傾いた状態で設けられており、
前記駆動伝達機構を前記回転軸の端部から該回転軸方向に見た場合に、
前記入力歯車の回転中心を始点として前記出力歯車の回転中心を向く方向を有するベクトルが示す方向に、前記支軸が傾けられることを特徴とする。
図1〜図5、図10〜図12を参照して本発明の第1の実施の形態に係る駆動伝達機構、及びそれを備える画像形成装置について説明する。
図1に本実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す。図1に示されるように、本実施の形態に係る画像形成装置には、シート束3が積載される給送トレイ1と、給送ローラ2と、搬送ローラ4が備えられる。また、感光ドラム7と、感光ドラム7に当接してニップを形成する転写ローラ6と、加圧ローラ8と、定着ローラ11、排出ローラ9を備える。
本実施の形態に係る画像形成装置において、給送ローラ2や搬送ローラ4等の搬送手段、及び感光ドラム7等の画像形成手段に対して、駆動源から駆動力を伝達する駆動伝達機構の概略構成を図2に示す。
上記従来の駆動伝達機構では、歯車列がハスバ歯車からなる歯車列で、歯車と歯車をつなぐアイドラ歯車がその前後の歯車に比して径が大きく、肉抜き構造のプラスチック材料の歯車である場合にアイドラ歯車がたわんでしまうといった問題を生じた。
一の場合は、アイドラ歯車23に働く力は、図3に示す向きとは反対の向きになる。
図11を参照して、アイドラ歯車23の支軸53を傾ける方向について説明する。図11は、歯車22b、感光ドラム歯車24、給送ローラ歯車25の回転軸の端部から回転軸方向に駆動伝達機構を見た場合の、駆動伝達機構の正面図である。
回転軸の端部から回転軸方向に見た場合に、支軸53の端部を一方の端部に対してずらすことで、支軸53を傾いた状態にした。なお、支軸53の端部をずらす方向は、本実施の形態では、上記で説明した総和ベクトル91と同じ向きである。
図6〜図8を参照して本発明の第2の実施の形態に係る駆動伝達機構、及びそれを備える画像形成装置について説明する。なお、(画像形成装置の全体構成)に関しては、上記第1の実施の形態と何ら異なるものではないので、ここではその説明を省略する。
規制位置をずらすことで、安定的に噛み合い不良を防止することができる。
図9を参照して本発明の第3の実施の形態に係る駆動伝達機構、及びそれを備える画像形成装置について説明する。なお、(画像形成装置の全体構成)に関しては、上記第1の実施の形態と何ら異なるものではないので、ここではその説明を省略する。
上記第1〜第3の実施の形態では、アイドラ歯車23の回転方向とアイドラ歯車23の歯のねじれ方向が異なる場合を示すものである。しかしながら、アイドラ歯車23の回転方向とアイドラ歯車23の歯のねじれ方向が同一の場合であってもよい。
が改善される。
上記第1〜第4の実施の形態では、例えば図3に示すように、歯車22bを入力歯車として設け、感光ドラム歯車24、給送ローラ歯車25を出力歯車として設けた場合におけるアイドラ歯車23のたわみを補正する構成について説明した。
23 アイドラ歯車
24 給送ローラ歯車
25 搬送ローラ歯車
31 支持板
41 規制板
53 支軸
Claims (11)
- 入力歯車として設けられる1つのハスバ歯車と、
複数の出力歯車として設けられる複数のハスバ歯車と、
前記入力歯車と前記複数の出力歯車の間に介在し、前記入力歯車の駆動力を前記複数の出力歯車へ伝達するアイドラ歯車と、
を備える駆動伝達機構において、
前記アイドラ歯車には、
前記入力歯車及び前記複数の出力歯車に比して径の大きなアイドラ歯車が用いられると共に、
前記アイドラ歯車の支軸が、前記入力歯車及び前記複数の出力歯車の回転軸に対して傾いた状態で設けられており、
前記駆動伝達機構を前記回転軸の端部から該回転軸方向に見た場合に、
各々の出力歯車ごとに、
前記入力歯車の回転中心を始点として前記出力歯車の回転中心を向く方向を有し、かつ、前記アイドラ歯車から該出力歯車に働く力の大きさによって定められる長さを有するベクトルが規定され、
これらのベクトルの総和ベクトルが示す方向に、前記支軸が傾けられることを特徴とする駆動伝達機構。 - 前記アイドラ歯車の回転方向とねじれ方向が異なる場合は、
前記支軸を前記総和ベクトルと同じ向きに傾かせることを特徴とする請求項1に記載の駆動伝達機構。 - 前記アイドラ歯車の回転方向とねじれ方向が同一の場合は、
前記支軸を前記総和ベクトルと逆の向きに傾かせることを特徴とする請求項1に記載の駆動伝達機構。 - 入力歯車として設けられる1つのハスバ歯車と、
出力歯車として設けられる1つのハスバ歯車と、
前記入力歯車と前記出力歯車の間に介在し、前記入力歯車の駆動力を前記出力歯車へ伝達するアイドラ歯車と、
を備える駆動伝達機構において、
前記アイドラ歯車には、
前記入力歯車及び前記出力歯車に比して径の大きなアイドラ歯車が用いられると共に、
前記アイドラ歯車の支軸が、前記入力歯車及び前記出力歯車の回転軸に対して傾いた状態で設けられており、
前記駆動伝達機構を前記回転軸の端部から該回転軸方向に見た場合に、
前記入力歯車の回転中心を始点として前記出力歯車の回転中心を向く方向を有するベクトルが示す方向に、前記支軸が傾けられることを特徴とする駆動伝達機構。 - 前記アイドラ歯車の回転方向とねじれ方向が異なる場合は、
前記支軸を前記ベクトルと同じ向きに傾かせることを特徴とする請求項4に記載の駆動伝達機構。 - 前記アイドラ歯車の回転方向とねじれ方向が同一の場合は、
前記支軸を前記ベクトルと逆の向きに傾かせることを特徴とする請求項4に記載の駆動伝達機構。 - 前記駆動伝達機構を前記回転軸の端部から該回転軸方向に見た場合に、
前記支軸の両端の位置が互いにずれた状態になるように保持されることで、前記支軸を傾いた状態にすることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の駆動伝達機構。 - 前記駆動伝達機構には、
前記支軸の一方の端部を支持する支持板が設けられ、
前記駆動伝達機構を前記回転軸の端部から該回転軸方向に見た場合に、
前記支持板において前記一方の端部が支持される位置に対して、前記支軸の他方の端部の位置をずらすことで、前記支軸を傾いた状態にすることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の駆動伝達機構。 - 前記駆動伝達機構には、
前記支持板と反対側に前記支軸の他方の端部の位置を規制する規制板が設けられ、
前記規制板には前記他方の端部が嵌合する規制穴が形成されると共に、
前記駆動伝達機構を前記回転軸の端部から該回転軸方向に見た場合に、
前記規制穴の位置を前記支軸の一方の端部の位置に対してずらすことで、前記支軸を傾いた状態にすることを特徴とする請求項8に記載の駆動伝達機構。 - 前記駆動伝達機構には、
前記支持板と反対側に前記支軸の他方の端部の位置を規制する規制板が設けられ、
前記規制板には前記他方の端部がガタを有して嵌合する規制穴が形成されると共に、
前記規制穴の壁面の一部が前記支軸の側面に接触して、前記支軸を前記支軸の軸方向と直交する方向に押し込むことで、前記支軸を傾いた状態にすることを特徴とする請求項8に記載の駆動伝達機構。 - 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の駆動伝達機構と、
前記駆動伝達機構によって駆動される画像形成手段、及びシート材の搬送手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
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JP2007284028A JP5078557B2 (ja) | 2007-10-31 | 2007-10-31 | 駆動伝達機構及びそれを備える画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007284028A JP5078557B2 (ja) | 2007-10-31 | 2007-10-31 | 駆動伝達機構及びそれを備える画像形成装置 |
Publications (2)
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JP2009108976A JP2009108976A (ja) | 2009-05-21 |
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Family Applications (1)
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JP2007284028A Active JP5078557B2 (ja) | 2007-10-31 | 2007-10-31 | 駆動伝達機構及びそれを備える画像形成装置 |
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