JP5078557B2 - 駆動伝達機構及びそれを備える画像形成装置 - Google Patents

駆動伝達機構及びそれを備える画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、プリンタや複写機等の画像形成装置における駆動伝達機構、及びそれを備える画像形成装置に関する。
従来、プリンタや複写機等の画像形成装置には、シート材を搬送する搬送手段、シート材に画像を形成する画像形成手段等に複数の駆動部材が設けられ、画像形成プロセス時には、モータ等の駆動源からこれらの駆動部材に駆動力が伝達される。
例えば、シート材に画像を形成する際は、まず給送ローラが駆動を開始し、給送トレイにセットされたシート材を給送する。給送ローラの回転に伴って給送されたシート材は、分離パッドで1枚ずつに分離され、搬送ローラを経て、感光ドラムと転写ローラのニップ部に搬送される。
感光ドラムの表面には、所定の画像形成プロセスによってトナー像が形成されており、感光ドラムと転写ローラのニップ部において、このトナー像がシート材上に未定着画像として転写される。
トナー像が転写されたシート材は、定着ローラと加圧ローラのニップ部へ搬送される。そして、該ニップ部において、シート材上のトナー像が加熱、加圧されることで、シート材上に画像が定着する。
画像が定着したシート材は、搬送方向下流側へ搬送され、排出ローラによって排出トレイ上に排出される。
上記のように構成される従来の画像形成装置において、給送ローラや搬送ローラ等の搬送手段、及び感光ドラム等の画像形成手段に対して、駆動源から駆動力を伝達する駆動伝達機構の概略構成を図15に示す。
モータ等の駆動源(不図示)から駆動力の伝達を行う際は、まず、モータ等の駆動源によりピニオン歯車210が駆動する。次に、ピニオン歯車210の駆動に伴い、段歯車列220a、220b、アイドラ歯車230が駆動する。
そして、段歯車列220a、220b、アイドラ歯車230の駆動に伴って駆動力の減速・伝達が行われ、被駆動軸である給送ローラ歯車250、搬送ローラ歯車2510、感光ドラム歯車240、が駆動され、シート材の給送・搬送・現像が行われる。
一方、段歯車列220a、220b、アイドラ歯車260によって駆動力の減速・伝達が行われ、加圧ローラ歯車280、排出ローラ歯車290が駆動され、定着・排出が行われる。なお、これらの歯車列は、画像形成装置の被駆動の構造体を兼ねる支持板310、及び規制板(不図示)によって両側から支持される。
図15に示される駆動伝達機構を上面から見た様子を図13に示す。図13は、歯車220a、220b、アイドラ歯車230、感光ドラム歯車240、給送ローラ歯車250によって構成される歯車列を示すものである。
ここに示す歯車列には、スムーズな動力伝達を得るために、通常ハスバ歯車が用いられ
る。さらに安価な製造原価で生産することを目標として、近年では部品点数削減と部品コスト削減の観点から、歯車と歯車をつなぐアイドラ歯車230に、他の歯車に比して径が大きく、肉抜き構造のプラスチック材料のものが用いられるようになってきた。なお、このような駆動伝達機構を備える画像形成装置が特許文献1に開示されている。
特開平10−246313号公報
しかしながら、上記従来の駆動伝達機構、及びそれを備える画像形成装置では、以下に示す問題を生じる。
上記従来の歯車列のように、歯車列がハスバ歯車からなる歯車列で、歯車と歯車をつなぐアイドラ歯車230がその前後の歯車に比して径が大きく、肉抜き構造のプラスチック材料の歯車である場合、図14に示すようにアイドラ歯車230がたわんでしまう。
これは、稼働時の歯部にかかるスラスト方向の力により、特にアイドラ歯車230は大径であるためにスラスト方向に歯部がたわむことで生じるものである。このように歯部がたわむと、歯車どうしが噛みあう際に片あたりを起こし、噛み合い率が著しく低下する。
このような歯車列を有する駆動伝達機構を画像形成装置に用いると、感光ドラム表面にレーザ光を射出して潜像を形成する画像書き込みスキャナ、及び感光ドラムを振動させ、潜像に副走査方向の伸縮が生じてしまう。
特に感光ドラム歯車240と、それに動力を伝達するアイドラ歯車230の間で噛み合い不良が起こると、振動だけでなく感光ドラムの回転ムラが生じ、潜像には副走査方向の伸縮が発生し、その結果、出力画像にバンディングが発生してしまう。
上記の問題を解決する手段として、歯車の噛み合い部付近を歯車の歯部側面から補強するモールドのリブまたは板金を、支持板または規制板にとりつけ、ハスバ歯車の歯部をスラスト方向の力によりたわませないようにするという方法が提案されている。この方法を用いると歯部のたわみが抑制されるため、歯部のたわみによる噛み合い不良が起こらない(特許文献1参照)。
しかしこの解決手段では、以下に示す問題点を生じる。
歯車の歯部側面から補強するリブの部品の公差と、補強される歯車側面と支持板または規制板との距離の公差、といった2つの公差があるため、適切に歯車の側面を補強することが困難である。
また歯車側面と補強リブの摺擦音により、駆動力伝達時の騒音が大きくなる。さらに、歯車側面と補強リブの摺擦によって歯車及び補強リブの磨耗し、一定期間使用後は期待した効果を得ることが困難である。また、補強リブ部材を追加、または支持板・規制板に絞りを追加する分、製造コストが上昇する。
すなわち従来では、歯車列が噛み合うことで発生する歯車の歯部のたわみに起因する噛み合い不良を、簡易な構成によって防止し、バンディングを低減させることが可能な駆動伝達機構については開示されていない。さらに、そのような駆動伝達機構を備え、安定して高画質の画像を形成可能な画像形成装置についても開示されていない。
本発明はこのような現状に鑑みてなされたものであり、歯車の歯部のたわみに起因する
噛み合い不良を、簡易な構成によって防止し、バンディングを低減させることが可能な駆動伝達機構、およびそれを備える画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明にあっては、
入力歯車として設けられる1つのハスバ歯車と、
複数の出力歯車として設けられる複数のハスバ歯車と、
前記入力歯車と前記複数の出力歯車の間に介在し、前記入力歯車の駆動力を前記複数の出力歯車へ伝達するアイドラ歯車と、
を備える駆動伝達機構において、
前記アイドラ歯車には、
前記入力歯車及び前記複数の出力歯車に比して径の大きなアイドラ歯車が用いられると共に、
前記アイドラ歯車の支軸が、前記入力歯車及び前記複数の出力歯車の回転軸に対して傾いた状態で設けられており、
前記駆動伝達機構を前記回転軸の端部から該回転軸方向に見た場合に、
各々の出力歯車ごとに、
前記入力歯車の回転中心を始点として前記出力歯車の回転中心を向く方向を有し、かつ、前記アイドラ歯車から該出力歯車に働く力の大きさによって定められる長さを有するベクトルが規定され、
これらのベクトルの総和ベクトルが示す方向に、前記支軸が傾けられることを特徴とする。
また、
入力歯車として設けられる1つのハスバ歯車と、
出力歯車として設けられる1つのハスバ歯車と、
前記入力歯車と前記出力歯車の間に介在し、前記入力歯車の駆動力を前記出力歯車へ伝達するアイドラ歯車と、
を備える駆動伝達機構において、
前記アイドラ歯車には、
前記入力歯車及び前記出力歯車に比して径の大きなアイドラ歯車が用いられると共に、
前記アイドラ歯車の支軸が、前記入力歯車及び前記出力歯車の回転軸に対して傾いた状態で設けられており、
前記駆動伝達機構を前記回転軸の端部から該回転軸方向に見た場合に、
前記入力歯車の回転中心を始点として前記出力歯車の回転中心を向く方向を有するベクトルが示す方向に、前記支軸が傾けられることを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記駆動伝達機構と、前記駆動伝達機構によって駆動される画像形成手段、シート材の搬送手段と、を備えることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、歯車の歯部のたわみに起因する噛み合い不良を、簡易な構成によって防止し、バンディングを低減させることが可能な駆動伝達機構、及びそれを備える画像形成装置を提供することが可能になる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を、実施の形態に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[第1の実施の形態]
図1〜図5、図10〜図12を参照して本発明の第1の実施の形態に係る駆動伝達機構、及びそれを備える画像形成装置について説明する。
(画像形成装置の全体構成)
図1に本実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す。図1に示されるように、本実施の形態に係る画像形成装置には、シート束3が積載される給送トレイ1と、給送ローラ2と、搬送ローラ4が備えられる。また、感光ドラム7と、感光ドラム7に当接してニップを形成する転写ローラ6と、加圧ローラ8と、定着ローラ11、排出ローラ9を備える。
画像形成プロセスが開始されると、給送ローラ2が駆動を開始し、給送トレイ1上に積載されるシート束3からシート材を給送する。給送ローラ2によって給送されるシート材は、不図示の分離パッドによって1枚ずつに分離された後、搬送ローラ4によって感光ドラム7と転写ローラ6のニップへ搬送される。
一方で感光ドラム7の表面には、画像書き込みスキャナ5によって予め潜像が形成され、さらにその潜像に対して、感光ドラム7の周囲に設けられる現像器(不図示)からトナーが供給されることで、トナー像が形成される。
そして感光ドラム7と転写ローラ6のニップに搬送されたシート材に対して、感光ドラム7上のトナー像が未定着画像として転写される。未定着画像が転写されたシート材は、加圧ローラ8と定着ローラ11のニップへ搬送され、該ニップにおいて加圧、加熱されることでシート材上に定着される。
画像が定着されたシート材は、排出ローラ9によって排出トレイ10上に排出され、一連の画像形成プロセスは終了する。
(駆動伝達機構の概略構成)
本実施の形態に係る画像形成装置において、給送ローラ2や搬送ローラ4等の搬送手段、及び感光ドラム7等の画像形成手段に対して、駆動源から駆動力を伝達する駆動伝達機構の概略構成を図2に示す。
モータ等の駆動源(不図示)から駆動力の伝達を行う際は、まず、モータ等の駆動源によりピニオン歯車21が駆動する。次に、ピニオン歯車21の駆動に伴い歯車列22a、22b、アイドラ歯車23が駆動する。
歯車列22a、22b、アイドラ歯車23の駆動に伴って駆動力の減速・伝達が行われ、被駆動軸である給送ローラ歯車25、搬送ローラ歯車251、感光ドラム歯車24、が駆動され、シート材の給送・搬送・現像が行われる。
一方、歯車列22a、22b、アイドラ歯車26によって駆動力の減速・伝達が行われ、加圧ローラ歯車28、排出ローラ歯車29が駆動され、定着・排出が行われる。なお、これらの歯車列は、その回転軸(中心軸、支軸)の一方の端部を画像形成装置の被駆動の構造体を兼ねる支持板31に支持される。
上記歯車列には、よりスムーズな動力伝達を得るために、ハスバ歯車が用いられている。さらに、歯車と歯車の間に介在する歯車には、径の大きなアイドラ歯車23、26が用いられる。このようなアイドラ歯車23、26によって歯車をつなぐと、駆動伝達機構の部品数削減、部品コスト削減を達成することが可能になる。さらに、本実施の形態では、肉抜き構造のプラスチック材料によって成形されるアイドラ歯車を用いる。
(アイドラ歯車のたわみを補正する構成)
上記従来の駆動伝達機構では、歯車列がハスバ歯車からなる歯車列で、歯車と歯車をつなぐアイドラ歯車がその前後の歯車に比して径が大きく、肉抜き構造のプラスチック材料の歯車である場合にアイドラ歯車がたわんでしまうといった問題を生じた。
これは、稼働時のアイドラ歯車の歯部にかかるスラスト方向の力によって生じるものである。特に、径の大きなアイドラ歯車を用いる場合はスラスト方向のたわみが大きくなりやすい。図3を参照して、このたわみの発生についてより詳しく説明する。
図3は、本実施の形態に係る駆動伝達機構において、歯車22b(入力歯車)、アイドラ歯車23、感光ドラム歯車24(出力歯車)、給送ローラ歯車25(出力歯車)の配列を表す斜視図である。また、図3中に示される直線状の矢印81、821、822は、アイドラ歯車23が、歯車22b、感光ドラム歯車24、給送ローラ歯車25のそれぞれから受ける力の向きを表している。
図3に示すようにアイドラ歯車23の歯部は、スラスト方向に向きが異なる力81、821、822を受ける。これらの力を受けることで、アイドラ歯車23はスラスト方向にたわんでしまう。なお、本実施の形態に係る駆動伝達機構は、アイドラ歯車23の回転方向と、アイドラ歯車23の歯のねじれ方向が異なる場合を示すものである。
図3に示すように、アイドラ歯車23の回転方向とアイドラ歯車23の歯のねじれ方向が異なる場合は、アイドラ歯車23に働く力(矢印81、821、822)は、図示の向きになる。一方でアイドラ歯車23の回転方向とアイドラ歯車23の歯のねじれ方向が同
一の場合は、アイドラ歯車23に働く力は、図3に示す向きとは反対の向きになる。
図3に示す力(矢印81、821、822)を受けて、アイドラ歯車23にたわみが生じた場合を図10に示す。図10は、図3に示す駆動伝達機構においてアイドラ歯車23がたわんだ状態を上面から見た図である。
図3に示すような力がアイドラ歯車23の歯部に加わったとき、アイドラ歯車23は図10に示すようなたわみ状態となる。そして、図10に示すようにアイドラ歯車23がたわむ場合、アイドラ歯車23の歯は歯車22b、感光ドラム歯車24、給送ローラ歯車25の歯に対して傾いて接触するために、歯の片あたりが生じ、噛み合い不良が発生する。
そこで本実施の形態に係る駆動伝達機構では、アイドラ歯車23のたわみを補正する為に、アイドラ歯車23の支軸53を、アイドラ歯車23のたわみを相殺する方向に傾けて配置することを特徴とする。
図4に、スラスト方向にたわんだ状態のアイドラ歯車23に対して、その支軸53を歯車22b、感光ドラム歯車24、給送ローラ歯車25の回転軸に対して傾けて装着する際の様子を示す。図4は、図3に示す駆動伝達機構を上面から見た図である。
このように、アイドラ歯車23の支軸53を傾けた状態で装着することで、アイドラ歯車23のたわみを補正することが可能になり、歯の片あたり、噛み合い不良といった問題を防ぐことができる。以下、支軸53を傾ける方向と傾き角の設定方法について説明する。
(支軸を傾ける方向と傾き角度の設定方法)
図11を参照して、アイドラ歯車23の支軸53を傾ける方向について説明する。図11は、歯車22b、感光ドラム歯車24、給送ローラ歯車25の回転軸の端部から回転軸方向に駆動伝達機構を見た場合の、駆動伝達機構の正面図である。
また、図11において、ベクトル901は歯車22bの回転中心を始点として感光ドラム歯車24の回転中心に向かうベクトルで、ベクトル901の大きさは、感光ドラム歯車24がアイドラ歯車23から受ける負荷の大きさとする。
また、ベクトル902は歯車22bの回転中心を始点として給送ローラ歯車25の回転中心に向かうベクトルで、ベクトル902の大きさは、給送ローラ歯車25がアイドラ歯車23から受ける負荷の大きさとする。ベクトル91はベクトル901とベクトル902の総和ベクトルである。
本実施の形態では、このようにして規定される総和ベクトル91の方向と同じ方向に、総和ベクトル91と平行にアイドラ歯車23の支軸53を傾けるものとする。
前述のように、本実施の形態におけるアイドラ歯車23は、図3に示すように入力歯車としての歯車22bから矢印81の方向の力を受け、出力歯車としての感光ドラム歯車24、給送ローラ歯車25から、矢印821、822の力を受けることでたわみが生じる。
これに対しアイドラ歯車23の支軸53を、歯車22b、23、24、25のバックラッシ等のガタで可能な限りアイドラ歯車23のたわみを相殺する方向に傾かせることで、アイドラ歯車23のたわみを補正するものとした。
具体的には、駆動伝達機構を歯車22b、感光ドラム歯車24、給送ローラ歯車25の
回転軸の端部から回転軸方向に見た場合に、支軸53の端部を一方の端部に対してずらすことで、支軸53を傾いた状態にした。なお、支軸53の端部をずらす方向は、本実施の形態では、上記で説明した総和ベクトル91と同じ向きである。
すなわち、図10に示す線分631を図12に示す線分632のように傾けることで、アイドラ歯車23のたわみを補正することが可能にした。そして、図12に示す駆動伝達機構では、各々の歯車の噛み合い部が平行に噛み合っているので、噛み合い不良を生じるおそれがない。
以上より、本実施の形態に係る駆動伝達機構、及びそれを備える画像形成装置によれば、アイドラ歯車23の支軸53を傾けて配置することにより、駆動時には歯車のたわみが支軸53の傾きにより相殺され、各々の歯どうしの片あたりが改善される(図5)。
よって、歯車列の回転がスムーズに感光ドラム歯車24、給送ローラ歯車25に伝達されるため、感光ドラム7の振動や回転ムラが防止され、バンディングが低減された高画質の画像を安価に安定して形成することができる。
[第2の実施の形態]
図6〜図8を参照して本発明の第2の実施の形態に係る駆動伝達機構、及びそれを備える画像形成装置について説明する。なお、(画像形成装置の全体構成)に関しては、上記第1の実施の形態と何ら異なるものではないので、ここではその説明を省略する。
上記第1の実施の形態では、アイドラ歯車23の支軸53を傾けることでアイドラ歯車23のたわみを補正する構成について説明した。本実施の形態では、支軸53を傾けるにあたっての具体的構成について説明を行う。
図6に示すように本実施の形態に係る駆動伝達機構は、画像形成装置の被駆動の構造体を兼ねる支持板31と、支持板31の反対側に支持板31と平行に設けられる規制板41によって挟まれた状態で保持される。
アイドラ歯車23の支軸53の両端のうち、一方の端部は支持板31に支持され、他方の端部(図6の手前側の端部)は規制板41に保持される。ここで、支軸53の一方の端部が支持板31上において支持される位置を(支軸53の)配設位置と称する。また、支軸53の他方の端部が規制板41上において保持される位置を先端規制位置と称する。
本実施の形態では、規制板41における先端規制位置と、支持板31における支軸53の配設位置を、互いにずらして設けることで、アイドラ歯車23の支軸53を傾ける構成とした。
図7、図8に、本実施の形態に係る駆動伝達機構の概略構成を示す。本実施の形態では、図7に示すようにアイドラ歯車23にたわみが生じる状態で、このたわみを相殺する方向に支軸53が傾くように先端規制位置を配置した。
その結果、図8に示すように、支軸53の傾きによってアイドラ歯車23のたわみが補正され、各々の歯車の噛み合い部が平行に噛み合い、片あたりを改善することが可能になった。
なお、支軸53を傾ける方向の設定方法は、第1の実施の形態と同一であるのでここでは説明を省略する。すなわち、本実施の形態では、歯車22b、23、24、25のバックラッシ等のガタで可能な限り、支持板31の支軸53配設位置に対して支軸53の先端
規制位置をずらすことで、安定的に噛み合い不良を防止することができる。
このように本実施の形態では、規制板41の先端規制位置を支持板31における配設位置に対してずらして設けることで、支軸53を傾ける構成とした。この状態では、支持板31と規制板41との距離は約20mmで、アイドラ歯車23が感光ドラム歯車24から受けるピッチ円上の負荷は0.7kgf、アイドラ歯車23が感光ドラム歯車24から受けるピッチ円上の負荷は0.07kgfであった。
さらに、アイドラ歯車23として、モジュール0.5、ねじれ角20度、直径約70mmの大径アイドラ歯車を用いた。この場合、支持板31の法線に対してアイドラ歯車23の支軸53の傾き角は0.5度が好適であった。また、このとき、支軸53の支持板31配設位置と、規制板41における先端規制位置の相対位置のずれは0.2mmであった。
以上より、本実施の形態に係る駆動伝達機構、及びそれを備える画像形成装置によれば、アイドラ歯車23の支軸53を傾けて配置することにより、駆動時には歯車のたわみが支軸53の傾きにより相殺され、各々の歯どうしの片あたりが改善される。
よって、歯車列の回転がスムーズに感光ドラム歯車24、給送ローラ歯車25に伝達されるため、感光ドラム7の振動や回転ムラが防止され、バンディングが低減された高画質の画像を安価に安定して形成することができる。
[第3の実施の形態]
図9を参照して本発明の第3の実施の形態に係る駆動伝達機構、及びそれを備える画像形成装置について説明する。なお、(画像形成装置の全体構成)に関しては、上記第1の実施の形態と何ら異なるものではないので、ここではその説明を省略する。
本実施の形態では、規制板41の先端規制位置に先端規制穴423を形成し、先端規制穴423にアイドラ歯車23の支軸53を嵌合させる構成とした。さらに、図9に示すように先端規制穴423をDカット形状にし、Dカットの直線部によって支軸53の側面を押しこむ構成とした。なお、Dカット穴の丸部の径は支軸53の先端径よりも大きいものとする。
この構成によれば、Dカット穴の直線部で支軸53を押し込むことで、支軸53を傾かせることが可能になる。よって、アイドラ歯車23のたわみを補正することが可能になる。
なお、アイドラ歯車23を傾ける方向、傾き角度の設定については上記第1の実施の形態と同一であるのでここでは説明を省略する。本実施の形態では、歯車22b、23、24、25のバックラッシ等のガタで可能な限り、支持板31の支軸53配設位置に対して支軸53の先端規制位置をずらすことで、安定的に噛み合い不良を防止できる。
また、本実施の形態では、支持板31と規制板との距離を約20mmで、アイドラ歯車23が感光ドラム歯車24から受けるピッチ円上の負荷は0.7kgf、アイドラ歯車23が感光ドラム歯車24から受けるピッチ円上の負荷は0.07kgfであった。
さらに、アイドラ歯車23として、モジュール0.5、ねじれ角20度、直径約70mmの大径アイドラ歯車を用いた。この場合、支持板31の法線に対してアイドラ歯車23の支軸53の傾き角は0.5度が好適であった。また、このとき、支軸53の支持板31配設位置と、規制板における支軸53先端の規制位置の相対位置のずれは0.2mmであった。
このように、規制板41に形成される先端規制穴423をDカット形状にし、Dカット直線部でもって支軸53先端を押しこんで支軸53を傾けることにより、駆動時のアイドラ歯車のたわみが支軸53の傾きにより相殺され、片あたりが改善される。
その結果、歯車列の回転がスムーズに感光ドラム歯車24、給送ローラ歯車25に伝達されるため、感光ドラム7の振動や回転ムラが防止され、バンディングが低減された高画質の画像を安価に安定して形成することができる。
また、規制板41のDカット穴の形状が支軸53の先端形状よりも大きいため、上記実施の形態1、2と比較して、組立時の組立性が向上する。
なお、本実施の形態では、規制板41の先端規制穴423をDカット形状とするだけでなく、さらに、支持板31における支軸53の配設位置を上記で説明したベクトル91と逆の方向にずらして設ける構成であってもよい。また、先端規制穴423自体をずらして配置する構成であっても良い。
また、本実施の形態においては、規制板41の先端規制穴423をDカット形状にする構成について説明したが、支軸53の先端規制穴423の形状はこれに限られるものではない。すなわち、先端規制穴423の壁面の一部が支軸53の側面に接触して、支軸53を支軸53の軸方向と直交する方向に押し込むことで、支軸53を傾かせることが可能な形状にすればよい。
以上より、本実施の形態に係る駆動伝達機構、及びそれを備える画像形成装置によれば、アイドラ歯車23の支軸53を傾けて配置することにより、駆動時には歯車のたわみが支軸53の傾きにより相殺され、各々の歯どうしの片あたりが改善される。
よって、歯車列の回転がスムーズに感光ドラム歯車24、給送ローラ歯車25に伝達されるため、感光ドラム7の振動や回転ムラが防止され、バンディングが低減された高画質の画像を安価に安定して形成することができる。
[第4の実施の形態]
上記第1〜第3の実施の形態では、アイドラ歯車23の回転方向とアイドラ歯車23の歯のねじれ方向が異なる場合を示すものである。しかしながら、アイドラ歯車23の回転方向とアイドラ歯車23の歯のねじれ方向が同一の場合であってもよい。
アイドラ歯車23の回転方向とアイドラ歯車23のねじれ方向が同一の場合は、アイドラ歯車23に働くスラスト方向の力の向きが、上記第1〜第3の実施の形態とは逆方向になる。よって、アイドラ歯車23がたわむ方向も上記第1〜第3の実施の形態とは逆方向になる。
すなわち、アイドラ歯車23のたわみを補正するためには、上記第1〜第3の実施とは逆方向にアイドラ歯車23の支軸53を傾ければよい。具体的には、上記で説明した総和ベクトルと逆方向に支軸53を傾ければよい。
なお、これらのベクトルの設定方法等は、上記第1〜第3の実施の形態と異なるものではないので説明は省略する。
以上より、本実施の形態に係る駆動伝達機構、及びそれを備える画像形成装置によれば、駆動時には歯車のたわみが支軸53の傾きにより相殺され、各々の歯どうしの片あたり
が改善される。
よって、歯車列の回転がスムーズに感光ドラム歯車24、給送ローラ歯車25に伝達されるため、感光ドラム7の振動や回転ムラが防止され、バンディングが低減された高画質の画像を安価に安定して形成することができる。
[その他の実施の形態]
上記第1〜第4の実施の形態では、例えば図3に示すように、歯車22bを入力歯車として設け、感光ドラム歯車24、給送ローラ歯車25を出力歯車として設けた場合におけるアイドラ歯車23のたわみを補正する構成について説明した。
しかしながら、出力歯車の数はこれに限られるものではない。上記第1〜第4の実施の形態では、出力歯車の個数は2つであったが、出力歯車の数は1つ以上であれば、上記で説明したアイドラ歯車のたわみを補正する構成は適用可能である。
第1の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図 第1の実施の形態に係る駆動伝達機構の概略構成を示す図 第1の実施の形態に係る駆動伝達機構の斜視図 第1の実施の形態に係る駆動伝達機構の概略構成を示す図(上面から見た図) 第1の実施の形態に係る駆動伝達機構の駆動時の概略構成を示す図(上面から見た図) 第2の実施の形態に係る駆動伝達機構の斜視図 第2の実施の形態に係る駆動伝達機構の概略構成を示す面(上面から見た図) 第2の実施の形態に係る駆動伝達機構の駆動時の概略構成を示す図(上面から見た図) 第3の実施の形態に係る駆動伝達機構の概略構成を示す図 アイドラ歯車がたわんだ状態を示す図(上面から見た図) 駆動伝達機構の正面図 アイドラ歯車のたわみを補正した状態を示す図(上面から見た図) 従来例に係る駆動伝達機構の概略構成を示す図(上面から見た図) 従来例に係る駆動伝達機構において歯車のたわみを示す図 従来例に係る駆動伝達機構の概略構成を示す図(全体構成を表す図)
符号の説明
22b ハスバ歯車
23 アイドラ歯車
24 給送ローラ歯車
25 搬送ローラ歯車
31 支持板
41 規制板
53 支軸

Claims (11)

  1. 入力歯車として設けられる1つのハスバ歯車と、
    複数の出力歯車として設けられる複数のハスバ歯車と、
    前記入力歯車と前記複数の出力歯車の間に介在し、前記入力歯車の駆動力を前記複数の出力歯車へ伝達するアイドラ歯車と、
    を備える駆動伝達機構において、
    前記アイドラ歯車には、
    前記入力歯車及び前記複数の出力歯車に比して径の大きなアイドラ歯車が用いられると共に、
    前記アイドラ歯車の支軸が、前記入力歯車及び前記複数の出力歯車の回転軸に対して傾いた状態で設けられており、
    前記駆動伝達機構を前記回転軸の端部から該回転軸方向に見た場合に、
    各々の出力歯車ごとに、
    前記入力歯車の回転中心を始点として前記出力歯車の回転中心を向く方向を有し、かつ、前記アイドラ歯車から該出力歯車に働く力の大きさによって定められる長さを有するベクトルが規定され、
    これらのベクトルの総和ベクトルが示す方向に、前記支軸が傾けられることを特徴とする駆動伝達機構。
  2. 前記アイドラ歯車の回転方向とねじれ方向が異なる場合は、
    前記支軸を前記総和ベクトルと同じ向きに傾かせることを特徴とする請求項に記載の駆動伝達機構。
  3. 前記アイドラ歯車の回転方向とねじれ方向が同一の場合は、
    前記支軸を前記総和ベクトルと逆の向きに傾かせることを特徴とする請求項に記載の駆動伝達機構。
  4. 入力歯車として設けられる1つのハスバ歯車と、
    出力歯車として設けられる1つのハスバ歯車と、
    前記入力歯車と前記出力歯車の間に介在し、前記入力歯車の駆動力を前記出力歯車へ伝達するアイドラ歯車と、
    を備える駆動伝達機構において、
    前記アイドラ歯車には、
    前記入力歯車及び前記出力歯車に比して径の大きなアイドラ歯車が用いられると共に、
    前記アイドラ歯車の支軸が、前記入力歯車及び前記出力歯車の回転軸に対して傾いた状態で設けられており、
    前記駆動伝達機構を前記回転軸の端部から該回転軸方向に見た場合に、
    前記入力歯車の回転中心を始点として前記出力歯車の回転中心を向く方向を有するベクトルが示す方向に、前記支軸が傾けられることを特徴とする駆動伝達機構。
  5. 前記アイドラ歯車の回転方向とねじれ方向が異なる場合は、
    前記支軸を前記ベクトルと同じ向きに傾かせることを特徴とする請求項4に記載の駆動伝達機構。
  6. 前記アイドラ歯車の回転方向とねじれ方向が同一の場合は、
    前記支軸を前記ベクトルと逆の向きに傾かせることを特徴とする請求項4に記載の駆動伝達機構。
  7. 前記駆動伝達機構を前記回転軸の端部から該回転軸方向に見た場合に、
    前記支軸の両端の位置が互いにずれた状態になるように保持されることで、前記支軸を傾いた状態にすることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の駆動伝達機構。
  8. 前記駆動伝達機構には、
    前記支軸の一方の端部を支持する支持板が設けられ、
    前記駆動伝達機構を前記回転軸の端部から該回転軸方向に見た場合に、
    前記支持板において前記一方の端部が支持される位置に対して、前記支軸の他方の端部の位置をずらすことで、前記支軸を傾いた状態にすることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の駆動伝達機構。
  9. 前記駆動伝達機構には、
    前記支持板と反対側に前記支軸の他方の端部の位置を規制する規制板が設けられ、
    前記規制板には前記他方の端部が嵌合する規制穴が形成されると共に、
    前記駆動伝達機構を前記回転軸の端部から該回転軸方向に見た場合に、
    前記規制穴の位置を前記支軸の一方の端部の位置に対してずらすことで、前記支軸を傾いた状態にすることを特徴とする請求項に記載の駆動伝達機構。
  10. 前記駆動伝達機構には、
    前記支持板と反対側に前記支軸の他方の端部の位置を規制する規制板が設けられ、
    前記規制板には前記他方の端部がガタを有して嵌合する規制穴が形成されると共に、
    前記規制穴の壁面の一部が前記支軸の側面に接触して、前記支軸を前記支軸の軸方向と直交する方向に押し込むことで、前記支軸を傾いた状態にすることを特徴とする請求項に記載の駆動伝達機構。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の駆動伝達機構と、
    前記駆動伝達機構によって駆動される画像形成手段、及びシート材の搬送手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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