JP2006336824A - 駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の出力ギアが連結する入力ギアの振動を抑制させる駆動装置を提供する。
【解決手段】駆動装置60は、入力ギア(ピニオンギア66)と、このピニオンギア66に連結する複数の出力ギア(第1のギア68、第2のギア70、第3のギア72及び第4のギア74)とを有する。出力ギア(第1のギア68、第2のギア70、第3のギア72及び第4のギア74)は、ピニオンギア66に作用する力のモーメントがバランスするようにピニオンギア66の軸方向の複数の位置に配置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、駆動装置に関し、例えば画像形成装置に用いられる駆動装置に関するものである。
一般に、ファクシミリ装置、複写機、プリンタ等の画像形成装置は、複数の回転部材(ロールなど)を有し、これら複数の回転部材を駆動する駆動装置を備えている。この種の駆動装置としては、例えばモータなどの駆動源に接続される1つの入力ギア(駆動ギア)に対して例えば2つの出力ギア(従動ギア)を噛み合わせるものが知られている。例えば、駆動ギアに対して2個一組となる従動ギアを噛み合わせ、半ピッチだけずれた状態となるように噛み合いを調整することにより、駆動モータの出力軸に設けたギアが他の従動ギアと噛み合う際に発生する高周波の噛み合い振動を抑えるようにしたものは公知である(例えば特許文献1)。また、モータギアをモータギアに噛み合う中間フィードギアに押圧する板ばねを備えることにより、両ギアの軸間距離を一定に保ち、フィードローラにおける用紙送り量のバラツキを少なくしたものは公知である(例えば特許文献2)。さらに、駆動源歯車を隣り合う2つの像担持体の中心を結ぶ直線上にかつその中点に配置し、歯車の歯数を偶数にすることにより、軸の倒れ量を小さくしたものは公知である(例えば特許文献3)。
特開2004−68946 特開2003−327338 特開2001−147565
しかしながら、上記の技術の場合、1つの入力ギアで例えば2つの出力ギアに動力を伝達しているため、所望の回転部材(ロールなど)に駆動を伝達するためには、複数の(例えば2つの)モータを用いる必要があった。そこで、複数の回転部材をより少ない(例えば1つの)モータで回転駆動させるために、1つの入力ギアに複数(例えば3つ以上)の出力ギアを噛み合わせるものが知られている。この場合、1つの入力ギアに複数の出力ギアを配列させるために、入力ギアの軸方向の長さを延長して該入力ギアと複数の出力ギアとの噛み合い幅を確保している。
しかしながら、上記の方法においては、入力ギアの軸方向の長さを延長することによる入力ギアの振れが発生し、モータ軸が振動することがあった。このモータ軸の振動は、騒音、モータ本体の寿命低下および入力ギアに噛み合う出力ギアの偏磨耗の原因となっていた。
本発明は、上記従来の問題点を解消し、複数の出力ギアが連結する入力ギアの振れを抑制する駆動装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴とするところは、入力ギアと、前記入力ギアに連結する複数の出力ギアとを有し、前記複数の出力ギアは、前記入力ギアに作用する力のモーメントがバランスするように該入力ギアの軸方向の複数の位置に配置されている駆動装置にある。
好適には、前記複数の出力ギアは、前記入力ギアに作用する力がバランスするように該入力ギアの複数の位置に配置されている。
好適には、前記複数の出力ギアから前記入力ギアのX方向に作用する力をF1x、F2x、F3x、F4x・・・とし、
前記複数の出力ギアから前記前記入力ギアのY方向に作用する力をF1y、F2y、F3y、F4y・・・とし、
許容値とαとすると、
F1x+F2x+F3x+F4x+・・・≦α
F1y+F2y+F3y+F4y+・・・≦α
を満たす。
本発明によれば、複数の出力ギアが、入力ギアに作用する力のモーメントがバランスするように入力ギアの軸方向の複数の位置に配置されていることにより、入力ギアの振れを抑制することができる。
次に本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置10が示されている。画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12内に像形成手段14が搭載され、この画像形成装置本体12の上部に排出部16が設けられていると共に、この画像形成装置本体12の下部に後述する給紙装置18が設けられている。
排出部16は、画像形成装置本体12に対して回動自在の傾斜部20を有する。この傾斜部20は、排出口部分が低く、前面方面(図1の右方向)に向けて徐々に高くなるよう傾斜しており、排出出口部分を下端とし、高くなった先端を上端としている。この傾斜部20は下端を中心に回動自在であるよう画像形成装置本体12に支持されている。図1において二点鎖線で示すように、傾斜部20を上方に回転して開いたときには、開放部22が形成され、この開放部22を介して後述するプロセスカートリッジ24が脱着できるようにしてある。
像形成手段14は、例えば電子写真方式のもので、感光体からなる像担持体26とこの像担持体26を一様帯電する例えば帯電ロールからなる帯電装置28と、この帯電装置28により帯電された像担持体26に、光により潜像を書き込む光書込み装置30と、この光書込み装置30により形成された像担持体26の潜像を現像剤により可視化する現像装置32と、この現像装置32による現像剤像をシートに転写する例えば転写ロールからなる転写装置34と、像担持体26に残存する現像剤をクリーニングする例えばブレードからなるクリーニング装置36と、転写装置34により転写されたシート上の現像剤像をシートに定着させる例えば加圧ロールと加熱ロールとからなる定着ロール37を有する定着装置38とから構成されている。光書込み装置30は例えば走査型のレーザ露光装置からなり、給紙装置18の給紙カセット40と平行で画像形成装置本体12の前面(図1の右側面)近傍に配置され、現像装置32内を横切って像担持体26を露光する。また、現像装置32は、像担持体26と対向する現像ロール42を有する。
プロセスカートリッジ24は、像担持体26、帯電装置28、現像装置32及びクリーニング装置36を一体化したものである。このプロセスカートリッジ24は、排出部16の傾斜部22の直近下方に配置されており、前述したように、傾斜部22を開いたときに形成される開放部24を介して脱着される。
また、画像形成装置本体12には、例えばレジストロール44が転写装置34の上流側(図1の下方側)に配置されている。給紙装置18から搬送路46に搬送されたシートは、このレジストロール44により一時停止され、所定のタイミングで像形成手段14に送られて像が形成され、排出ロール48により排出部16へ排出される。
なお、画像形成装置本体12には、定着装置38を引き出すための開閉カバー50が設けられている。この開閉カバー50は、画像形成装置本体12の後面方向(図1の左方向)に向けて開閉される。
給紙装置18には、給紙カセット40が設けられている。給紙カセット40は、画像形成装置本体12に対して摺動自在に装着され、正面方向(図1の右方向)に引き出される。この給紙カセット40の前端上方付近には、シート搬送部52が設けられている。このシート搬送部52は、ピックアップロール54と、このピックアップロール54から供給された用紙を分離給送するフィードロール56及びリタードロール58とを有する。
また、画像形成装置本体12には、駆動装置60が設けられている。この駆動装置60は、上述した現像装置32、定着装置38及びシート搬送部52等に駆動力を伝達する。
図2に駆動装置60の詳細を示す。
図2(a)は駆動装置60の斜視図であり、図2(b)は図2(a)の駆動装置60を正面方向(矢印A方向)からみた正面図である。
図2に示すように、駆動装置60は、駆動源であるモータ62、モータ基盤64、入力ギア(ピニオンギア66)と、このピニオンギア66に連結する複数の出力ギア(第1のギア68、第2のギア70、第3のギア72及び第4のギア74)とを有する。
モータ基盤64の一方の面にはモータ62が固定され、このモータ基盤64の他方の面には上述した各ギア(例えばピニオンギア66、第1のギア68、第2のギア70及び第3のギア72)が配置されている。
ピニオンギア66は、モータ62の出力軸に固定され、このモータ62の駆動力をピニオンギア66に連結する(噛み合う)各出力ギア(第1のギア68、第2のギア70、第3のギア72及び第4のギア74)に伝達するようになっている。すなわち、駆動装置60は、1入力に対して多出力(例えば4出力)となるように構成されている。
また、図2(a)に示すように、ピニオンギア66は、軸方向に長く形成されており、このピニオンギア66の軸方向に複数の出力ギア(第1のギア68、第2のギア70、第3のギア72及び第4のギア74)が噛み合っている。換言すると、ピニオンギア66を軸方向に延長して、出力ギア(第1のギア68、第2のギア70、第3のギア72及び第4のギア74)との噛み合い幅を確保している。
第1のギア68及び第2のギア70は、シート搬送部52のピックアップロール54、フィードロール56など(図1に示す)へ駆動力を伝達するようになっている。第3のギア72は、現像装置32の現像ロール42(図1に示す)へ、第4のギア74は、定着装置38の定着ロール37(図1に示す)へ駆動力を伝達するようになっている。
なお、各出力ギア(第1のギア68、第2のギア70、第3のギア72及び第4のギア74)の歯幅、歯数は、それぞれ異なっていてもよい。
次に、入力ギア(ピニオンギア66)に連結する複数の出力ギア(第1のギア68、第2のギア70、第3のギア72及び第4のギア74)の配置について詳細に説明する。
図3(a)は入力ギア(ピニオンギア66)及び入力ギアに連結する複数の出力ギア(第1のギア68、第2のギア70、第3のギア72及び第4のギア74)を側面方向(図2の矢印B方向)から図示した模式図であり、図3(b)は入力ギア及び入力ギアに連結する複数の出力ギアを正面方向(図2の矢印A方向)から図示した模式図である。
図3(a)に示すように、第1のギア68及び第2のギア70は、側面方向からみてモータ62の端面、すなわちピニオンギア66の根元部から所定の距離をおいて配置されている。具体的には、第1のギア68及び第2のギア70の中心位置(図3(a)の一点鎖線)は、ピニオンギア66の根元部から軸方向に(先端方向に)長さL1の位置に配置されている。
第3のギア72及び第4のギア74は、側面方向(図2の矢印B方向)からみて第1のギア68及び第2のギア70から所定の距離をおいて配置されている。具体的には、第3のギア72及び第4のギア74の中心位置(図3(a)の一点鎖線)は、第1のギア68及び第2のギア70からピニオンギア66の軸方向に(先端方向に)長さL2の位置、すなわちピニオンギア66の根元部から長さL1+L2の位置に配置されている。
なお、第3のギア72及び第4のギア74の中心位置(図3(a)の一点鎖線)は、ピニオンギア66の先端部から(ピニオンギア66の根元部の方向へ)長さL3の位置に配置されており、ピニオンギア66の全長(L)は、長さL1+L2+L3に形成されている。本例において、上述した長さL2は長さL1よりも長く、すなわちL1<L2となっている。
図3(b)に示すように、第1のギア68と第2のギア70とは、正面方向からみて互いに180度隔てて、すなわち対向する位置に配置されている。また、第3のギア70と第4のギア74とは、正面方向(図2の矢印A方向)からみて互いに180度隔てて、すなわち対向する位置に配置されている。
また、第2のギア70と第3のギア72とは角度θ1、第1のギア68と第3のギア72とは角度θ2、第1のギア68と第4のギア74とは角度θ3、第2のギア70と第4のギア72とは角度θ4隔てて配置されている。本例においては、これら4つの出力ギア(第1のギア68、第2のギア70、第3のギア72及び第4のギア74)は、互いに90度ずつ隔てて設けられており、すなわち、θ1=θ2=θ3=θ4=90°となっている。
図4(a)は入力ギア(ピニオンギア66)に作用する出力ギア(第1のギア68、第2のギア70、第3のギア72及び第4のギア74)からの駆動負荷を側面方向から図示した模式図であり、図4(b)は入力ギアに作用する出力ギアからの駆動負荷を上面方向(図2の矢印C方向)から図示した模式図であり、図4(c)は入力ギアに作用する出力ギアからの駆動負荷を正面方向(図2の矢印A方向)から図示した模式図である。なお、本図において、入力ギアの軸方向をZ軸方向、入力ギアの左右方向をX軸方向(水平方向)、入力ギアの上下方向をY軸方向(垂直方向)とする。
図4(a)に示すように、ピニオンギア66の垂直方向には、複数の力(駆動負荷)が作用している。具体的には、ピニオンギア66は、該ピニオンギア66の垂直方向(Y軸方向)に第3のギア72からの駆動負荷W3と第4のギア74からの駆動負荷W4とを受けている。この駆動負荷W3と駆動負荷W4とは、互いに対向する位置、及び互いに対向する方向に作用している。より具体的には、駆動負荷W3は、ピニオンギア66の根元部から長さL1+L2の位置に、ピニオンギア66の中心に向かって(図4(a))の上方から下方(Y軸方向)に向かって)作用しており、駆動負荷W4は、ピニオンギア66の根元部から長さL1+L2の位置に、ピニオンギア66の中心に向かって(図4(a))の下方から上方(Y軸方向)に向かって)作用している。
また、図4(b)に示すように、ピニオンギア66の水平方向には、複数の力(駆動負荷)が作用している。具体的には、ピニオンギア66は、該ピニオンギア66の水平方向(X軸方向)に第1のギア68からの駆動負荷W1と第2のギア70からの駆動負荷W2とを受けている。この駆動負荷W1と駆動負荷W2とは、互いに対向する位置、及び互いに対向する方向に作用している。具体的には、駆動負荷W1は、ピニオンギア66の根元部から長さL1の位置に、ピニオンギア66に中心に向かって(図4(b))の上方から下方(X軸方向)に向かって)作用しており、駆動負荷W2は、ピニオンギア66の根元部から長さL1の位置に、ピニオンギア66の中心に向かって(図4(b))の下方から上方(X軸方向)に向かって)作用している。
また、図4(c)に示すように、正面方向(図2の矢印A方向)からみると、上述したピニオンギア66に作用する力(駆動負荷W1、駆動負荷W2、駆動負荷W3及び駆動負荷W4)は、ピニオンギア66の水平方向(X軸方向)および垂直方向(Y軸方向)に互いに90度ずつ隔てて作用している。すなわち、駆動負荷W2と駆動負荷W3とをなす角度をθ1、駆動負荷W1と駆動負荷W3とをなす角度をθ2、駆動負荷W1と駆動負荷W4とをなす角度をθ3、駆動負荷W2と駆動負荷W4とをなす角度をθ4とすると、θ1=θ2=θ3=θ4=90°となっている。
なお、本例においては、駆動負荷W1と駆動負荷W2とは同一の力(負荷)、すなわちW1=W2となっており、駆動負荷W3と駆動負荷W4とは同一の負荷、すなわちW3=W4となっている。また、駆動負荷W1及び駆動負荷W2は、駆動負荷W3及び駆動負荷W4と比較して小さな負荷、すなわち(W1=W2)<(W3=W4)となっている。
ここで、図4(a)及び図4(b)に示すように、ピニオンギア66を該ピニオンギア66の根元部(図4のO点)を固定端とした方持ち梁と仮定すると、梁(ピニオンギア66)に作用する力のモーメント、すなわちO点まわりのモーメントMは下式(1)で表される。
Figure 2006336824
このとき、本例においてはW1=W2及びW3=W4であるので、梁(ピニオンギア66)に作用する力のモーメントの和は0、すなわち上式(1)においてM=0となる。
また、図4(c)に示すように、梁(ピニオンギア66)に作用する力(駆動負荷)は、下式(2)で表される。
Figure 2006336824
このとき、本例においてはW1=W2及びW3=W4であるので、梁(ピニオンギア66)に働く力(駆動負荷)の和は0、すなわち上式(2)においてP=0となる。
このように、複数の出力ギア(第1のギア68、第2のギア70、第3のギア72及び第4のギア74)は、入力ギア(ピニオンギア66)に作用する力のモーメントがバランスする(つり合う)ように、ピニオンギア66の軸方向の複数の位置(L1、L2)に配置されている。本例においては、入力ギアに作用する力のモーメントの和は0となっている。
また、複数の出力ギア(第1のギア68、第2のギア70、第3のギア72及び第4のギア74)は、入力ギア(ピニオンギア66)に作用する力(駆動負荷W1、駆動負荷W2、駆動負荷W3及び駆動負荷W4)がバランスする(つり合う)ように、ピニオンギア66の複数の位置(θ1、θ2、θ3及びθ4)に配置されている。本例においては、入力ギアに作用する力の和は0となっている。
これにより、軸方向の長さが延長された入力ギアにおいても、該入力ギアの振れを抑制し、モータ軸の振動を低減させることができる。したがって、モータの騒音、モータ本体の寿命低下、及び入力ギアに噛み合う出力ギアの偏磨耗を抑制することできる。さらに、1つの入力ギアに複数の出力ギアを配列させることで、駆動源(モータ)の数を低減させることができ、コストを低減することができる。
次に第2の実施形態について説明する。
なお、上述した第1の実施形態と実質的に同一の部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図5(a)は入力ギア(ピニオンギア66)及び入力ギアに連結する複数の出力ギア(第1のギア68、第2のギア70、第3のギア72及び第4のギア74)を側面方向(図2の矢印B方向)から図示した模式図であり、図5(b)は入力ギア及び入力ギアに連結する複数の出力ギアを正面方向(図2の矢印A方向)から図示した模式図である。
図5(a)に示すように、第1のギア68及び第2のギア70は、側面方向からみてモータ62の端面、すなわちピニオンギア66の根元部から所定の距離の位置に配置されている。具体的には、第1のギア68及び第2のギア70の中心位置(図5(a)の一点鎖線)は、ピニオンギア66の根元部から軸方向に(先端方向に)長さL1の位置に配置されている。
第3のギア72は、側面方向からみて第1のギア68及び第2のギア70から所定の距離をおいて配置されている。具体的には、第3のギア72の中心位置(図5(a)の一点鎖線)は、第1のギア68及び第2のギア70の中心位置(図5(a)の一点鎖線)からピニオンギア66の軸方向に(先端方向に)長さL2の位置、すなわち、ピニオンギア66の根元部から長さL1+L2の位置に配置されている。
また、第4のギア74は、側面方向からみて第3のギア72から所定の距離をおいて配置されている。具体的には、第4のギア74の中心位置(図5(a)の一点鎖線)は、第3のギア72の中心位置(図5(a)の一点鎖線)からピニオンギア66の軸方向に(先端方向に)長さL3の位置、すなわち、ピニオンギア66の根元部から長さL1+L2+L3の位置に配置されている。
なお、第4のギア74の中心位置(図5(a)の一点鎖線)は、ピニオンギア66の先端部から(ピニオンギア66の根元部の方向へ)長さL4の位置に配置されており、ピニオンギア66の全長(L)は、L1+L2+L3+L4の長さに形成されている。
なお、本例において、上述した長さL2は長さL1よりも長く、且つ長さL2は長さL3と同一の長さ、すなわちL1<(L2=L3)となっている。
図5(b)に示すように、正面方向(図2の矢印A方向)からみて、第1のギア68と第2のギア70とは、所定の角度(例えば角度θ1)隔てて配置されている。また、正面方向からみて、第3のギア70と第4のギア74とは、180度隔てて、すなわち互いに対向する位置に配置されている。また、第1のギア68と第4のギア74とは角度θ2、第2のギア70と第4のギア74とは角度θ3隔てて配置されている。
図6(a)は入力ギア(ピニオンギア66)に作用する出力ギア(第1のギア68、第2のギア70、第3のギア72及び第4のギア74)からの駆動負荷を側面方向から図示した模式図であり、図6(b)は入力ギアに作用する出力ギアからの駆動負荷を上面方向(図2の矢印C方向)から図示した模式図であり、図6(c)は入力ギアに作用する出力ギアからの駆動負荷を正面方向(図2の矢印A方向)から図示した模式図である。なお、本図において、入力ギアの軸方向をZ軸方向、入力ギアの左右方向をX軸方向(水平方向)、入力ギアの上下方向をY軸方向(垂直方向)とする。
なお、本例においては、第1の実施形態で述べた複数の力(駆動負荷W1、駆動負荷W2、駆動負荷W3及び駆動負荷W4)をベクトルで表す。すなわち、駆動負荷W1をベクトルF1、駆動負荷W2をベクトルF2、駆動負荷W3をベクトルF3及び駆動負荷W4をベクトルF4と表す。
ここで、ベクトルF1のX軸方向の成分をF1x、ベクトルF1のY軸方向の成分をF1yとし、同様に、ベクトルF2のX軸方向の成分をF2x、ベクトルF2のY軸方向の成分をF2y、ベクトルF3のX軸方向の成分をF3x、ベクトルF3のY軸方向の成分をF3y、ベクトルF4のX軸方向の成分をF4x、ベクトルF4のY軸方向の成分をF4yと表す。
図6(a)に示すように、ピニオンギア66の垂直方向には、複数の力(駆動負荷)が作用している。具体的には、ピニオンギア66は、該ピニオンギア66の垂直方向(Y軸方向)に第1のギア68からの駆動負荷F1y、第2のギア70からの駆動負荷F2y、第3のギア72からの駆動負荷F3y及び第4のギア74からの駆動負荷F4yを受けている。
駆動負荷F1y及び駆動負荷F2yは、ピニオンギア66の根元部から長さL1の位置に、該ピニオンギア66の中心に向かって(図6(a)の上方から下方(Y軸方向)に向かって)作用している。また、駆動負荷F3yは、ピニオンギア66の根元部から長さL1+L2の位置に、ピニオンギア66の中心に向かって(図6(a)の上方から下方(Y軸方向)に向かって)作用している。また、駆動負荷F4yは、ピニオンギア66の根元部から長さL1+L2+L3の位置に、ピニオンギア66の中心方向に(図6(a)の下方から上方(Y軸方向)に向かって)作用している。
図6(b)に示すように、ピニオンギア66の水平方向には、複数の力(駆動負荷)が作用している。具体的には、ピニオンギア66は、該ピニオンギア66の水平方向(X軸方向)に第1のギア68からの駆動負荷F1xと第2のギア70からの駆動負荷F2xとを受けている。駆動負荷F1x及び駆動負荷F2xは、互いに対向する位置、及び互いに対向する方向に作用している。具体的には、駆動負荷F1xは、ピニオンギア66の根元部から長さL1の位置に、ピニオンギア66の中心方向に向かって(図6(b)の上方から下方(Y軸方向)に向かって)作用しており、駆動負荷F2xは、ピニオンギア66の根元部から長さL1の位置に、ピニオンギア66の中心に向かって(図6(b))の下方から上方(Y軸方向)に向かって)作用している。
また、図6(c)に示すように、正面方向からみた場合、ピニオンギア66の複数の位置(角度)に対して、上述した複数の力(ベクトルF1、ベクトルF2、ベクトルF3及びベクトルF4)が作用している。
ベクトルF1とベクトルF2とは、正面方向からみて、角度θ1隔ててピニオンギア66の中心に向かって作用している。また、ベクトルF3及びベクトルF4は、正面方向からみて、互いに対向(180度隔てて)作用している。具体的には、ベクトルF3は、ピニオンギア66の中心に向かって(図6(c)の上方から下方(Y軸方向)に向かって)作用しており、ベクトルF4、ピニオンギア66の中心に向かって(図6(c)の下方から上方(Y軸方向)に向かって)作用している。また、ベクトルF2とベクトルF4とは角度θ3、ベクトルF4とベクトルF1とは角度θ2隔てて配置されている。
なお、本例においては、ベクトルF1とベクトルF2との力の大きさは同一、すなわちF1=F2となっている。また、ベクトルF3の力の大きさは、ベクトルF1及びベクトルF2の力の大きさと比較して大きくなっており、ベクトルF4の力の大きさは、ベクトF3の力の大きさと比較して大きくなっている。すなわち、上述した各ベクトルの力の大きさは、(F1=F2)<F3<F4となっている。
また、ベクトルF1のX軸方向の成分であるF1xの力の大きさは、F1x=ベクトルF1×cosθ1/2で表され、ベクトルF1のY軸方向の成分であるF1yの力の大きさはF1y=ベクトルF1×sinθ1/2で表される。同様に、F2xの力の大きさは、F2x=ベクトルF2×cosθ1/2で表され、F2yの力の大きさはF2y=ベクトルF2×sinθ1/2で表される。
また、本例においては、ベクトルF3のX軸方向の成分であるF3xの力の大きさは0であり、ベクトルF3のY軸方向の成分であるF3yの力の大きさはF3y=ベクトルF3となる。同様に、ベクトルF4のX軸方向の成分であるF4xの力の大きさは0であり、ベクトルF4のY軸方向の成分であるF4yの力の大きさはF4y=ベクトルF4となる。
ここで、図6(a)及び図6(b)に示すように、ピニオンギア66を該ピニオンギア66の根元部(図6のO点)を固定端とした方持ち梁と仮定すると、梁(ピニオンギア66)に作用する力のモーメント、すなわちO点まわりのモーメントMは下式(3)で表される。
Figure 2006336824
ここで、+L1F1xと−L1F2xとは相殺されるので、O点まわりのモーメントMは、下式(4)となる。
Figure 2006336824
上式(4)により、M=0もしくはM≦αとなるL1、L2及びL3が求められる。ここでαは入力ギアの振れが抑制される許容値である。すなわち、複数の出力ギア(第1のギア68、第2のギア70、第3のギア72及び第4のギア74)は、梁(ピニオンギア66)に作用する力のモーメントの和が0もしくはα以下となるように該ピニオンギア66の軸方向における複数の位置(L1、L2及びL3)に配置されている。
また、図6(c)に示すように、梁(ピニオンギア66)に作用する力(駆動負荷)Pは、下式(5)で表される。
Figure 2006336824
上式(5)において、+F1xと−F2xとは相殺されるので、梁に作用する力(駆動負荷)Pは、下式(6)となる。
Figure 2006336824
ここで、上述したようにF1yはF1y=ベクトルF1×sinθ1/2、F2yはF2y=ベクトルF2×sinθ1/2、F3yはF3y=ベクトルF3、F4yはF4y=ベクトルF4である。
上式(6)により、P=0もしくはP≦αとなる角度(例えばθ1)が求められる。ここでαは入力ギアの振れが抑制される許容値である。すなわち、複数の出力ギア(第1のギア68、第2のギア70、第3のギア72及び第4のギア74)は、梁(ピニオンギア66)に働く力の和が0もしくはα以下となるように該ピニオンギア66の複数の位置(θ1、θ2及びθ3)に配置されている。
一般に、物体に働く複数の力(例えばベクトルF1、ベクトルF2、ベクトルF3、ベクトルF4・・・)がつり合う条件は、この物体に働く力の和が0のときである。物体に働く複数の力のX方向の成分をベクトルF1x、ベクトルF2x、ベクトルF3x、ベクトルF4x・・・とし、物体に働く複数の力のY方向の成分をベクトルF1y、ベクトルF2y、ベクトルF3y、ベクトルF4y・・・とすると、物体に働く力がつり合う条件式は、下式(7)で表される。
Figure 2006336824
したがって、入力ギアに作用する複数の力がつり合う(バランスする)条件においても上式(7)と同様に表すことができる。ただし、入力ギアの振れを抑制する条件としては、入力ギアに作用する力の和が許容値α以下であればよい。すなわち、入力ギアの振れを抑制させるための条件式は、下式(8)で表される。
Figure 2006336824
このように、出力ギア(第1のギア68、第2のギア70、第3のギア72及び第4のギア74)は、入力ギア(ピニオンギア66)に作用する力のモーメントがバランスするように該入力ギアの軸方向の複数の位置(L1、L2及びL3)に配置されている。さらに、出力ギアは、入力ギアに作用する力がバランスするように該入力ギアの複数の位置(θ1、θ2及びθ3)に配置されている。
これにより、軸方向の長さが延長された入力ギアにおいても、該入力ギアの振れを抑制し、モータ軸の振動を低減させることができる。したがって、モータの騒音、モータ本体の寿命低下、及び入力ギアに噛み合う出力ギアの偏磨耗を抑制することできる。さらに、1つの入力ギアに複数の出力ギアを配列させることで、駆動源(モータ)の数を低減させることができ、コストを低減することができる。
本発明の実施形態に係る駆動装置が用いられる画像形成装置を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る駆動装置を示し、(a)は駆動装置を示す斜視図、(b)は(a)の正面図である。 本発明の実施形態に係る駆動装置におけるギアの配列を示し、(a)は側面方向から図示した模式図、(b)は正面方向から図示した模式図である。 本発明の実施形態に係る駆動装置におけるギアの配列を示し、(a)は入力ギアに作用する出力ギアからの駆動負荷を側面方向から図示した模式図、(b)は入力ギアに作用する出力ギアからの駆動負荷を上面方向から図示した模式図、(c)は入力ギアに作用する出力ギアからの駆動負荷を正面方向から図示した模式図である。 本発明の第2の実施形態に係る駆動装置におけるギアの配列を示し、(a)は側面方向から図示した模式図、(b)は正面方向から図示した模式図である。 本発明の第2の実施形態に係る駆動装置におけるギアの配列を示し、(a)は入力ギアに作用する出力ギアからの駆動負荷を側面方向から図示した模式図、(b)は入力ギアに作用する出力ギアからの駆動負荷を上面方向から図示した模式図、(c)は入力ギアに作用する出力ギアからの駆動負荷を正面方向から図示した模式図である。
符号の説明
60 駆動装置
62 モータ
66 ピニオンギア
68 第1のギア
70 第2のギア
72 第3のギア
74 第4のギア

Claims (3)

  1. 入力ギアと、
    前記入力ギアに連結する複数の出力ギアと、
    を有し、
    前記複数の出力ギアは、前記入力ギアに作用する力のモーメントがバランスするように該入力ギアの軸方向の複数の位置に配置されていることを特徴とする駆動装置。
  2. 前記複数の出力ギアは、前記入力ギアに作用する力がバランスするように該入力ギアの複数の位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
  3. 前記複数の出力ギアから前記入力ギアのX方向に作用する力をF1x、F2x、F3x、F4x・・・とし、
    前記複数の出力ギアから前記前記入力ギアのY方向に作用する力をF1y、F2y、F3y、F4y・・・とし、
    許容値とαとすると、
    F1x+F2x+F3x+F4x+・・・≦α
    F1y+F2y+F3y+F4y+・・・≦α
    を満たすことを特徴とする請求項2記載の駆動装置。
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