JP2008015077A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型・低廉で高画像品質の画像形成装置を提供すること。
【解決手段】画像形成装置本体の正面側に設けられる駆動源16と、給送ローラ、搬送ローラ、感光体、定着ローラ及び排出ローラから構成され、画像形成装置本体の背面側に略鉛直に形成されるシート材搬送路と、給送ローラ、搬送ローラ、感光体、定着ローラ及び排出ローラの各軸25〜29へ駆動源16から駆動力を伝達する駆動機構と、を備え、駆動機構は、駆動源16の軸上に設けられた駆動プーリ21と、同軸のギア部23bを有する従動プーリ23と、駆動プーリ21から従動プーリ23へ駆動伝達を行う歯付きベルト22と、従動プーリ23のギア部23bと噛みあう2つのアイドラギア24a、24bを備え、2つのアイドラギア24a、24bを略同径に、かつ、これらの軸中心を結んだ直線L2をシート材搬送路L1と略平行に設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は記録媒体上に画像を形成する画像形成装置の駆動装置に関するものである。
図5は、従来の駆動装置を搭載した画像形成装置の概略構成を説明する断面構成説明図である。この図に基づいて画像形成装置の構成と画像プロセス及びシート材の給送開始状態から排出に至るまでを簡単に説明する。
本構成は、小型化やプリンタの高速化、特に最初の1ページを出力するのに要する時間(ファーストプリントアウトタイム)を速くすることを追求した形態を特徴としている。即ち、給送手段〜転写手段〜定着手段に至るシート材の搬送経路が垂直に近く、シート材の給送から排出までの搬送経路を極力短くしている。
シート材の画像形成動作を説明する。駆動モータ16の駆動が、不図示の駆動装置を介して給送ローラ2に伝わり、給送ローラ2の回転により給紙トレイ1にセットされたシート材は送り出される。給送ローラ2により送り出されたシート材は、分離パッドで分離されて搬送ローラ3a、3bを経て、画像転写部である感光体8と転写ローラ9とからなる転写ニップへと搬送されていく。
他方、画像書き込みスキャナ5により、プロセスカートリッジ7内の感光体8に潜像が形成され、現像器により潜像がトナー像として顕像化される。感光体8に形成されたトナー像は、感光体8と転写ローラ9とからなる転写ニップにて未定着画像としてシート材上に転写される。シート材に転写された未定着画像は、定着ローラ11により加熱定着される。
画像定着を終えたシート材は、搬送ガイド15に沿って排出ローラ12へ搬送されて、排出ローラ12により排紙トレイ14へ排出される。
次に、図6を参照して従来の駆動装置の概略構成及び駆動動作を簡単に説明する。図6は、従来の駆動装置の概略構成を説明する駆動構成説明図である。
不図示の電気基盤より駆動モータ116に駆動信号が入力されることにより、駆動モータ116が駆動する。次に、この駆動モータ116よりピニオン144を介してアイドラ歯車列141、124a、124b、124cに沿って駆動の伝達が行われる。そして、被駆動軸である給送ローラ軸のギア125、搬送ローラ軸のギア126、感光体軸のギア127、定着ローラ軸のギア128、排出ローラ軸のギア129が駆動され、各ローラ及び感光体によりシート材の搬送を行う。
ここで、駆動モータ116は本体内において被駆動軸から離れた位置に設けられている。その理由としては、本体サイズの幅方向の小型化及び定着熱源との距離を確保する目的から、本位置に設けられている。
他方、従来、駆動を伝達するための歯車列の代わりに歯付きベルトを用いてシート材搬送及び感光体駆動を行っているものがある(例えば、特許文献1、第19頁、図1)。
特開平3−174546号公報
しかしながら上記従来例では、以下のような欠点があった。
・駆動モータ116と被駆動軸のギア125、126、127、128、129との距離が離れているため、歯車列が大型になる。また製造コストがかかる。
・駆動モータ116からの初段の第1アイドラギア141が大径となり、ピニオン144との噛合い精度の保証が困難となる。そのため駆動モータが高回転の場合、噛合い部での騒音及び駆動回転ムラが生じバンディング悪化の懸念があった。
・複数の歯付きベルトを使用し、また、駆動機構全体を歯付きベルトにより駆動する構成では、ベルト長が長くなり、コストが高い。そのため小型LBPに適する構成ではない。
そこで、本発明の目的は、歯車列の小型化により安価な画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、
駆動源と、
シート材を給送する給送ローラと、
前記給送ローラから給送されたシート材を搬送する搬送ローラと、
前記搬送ローラから搬送されたシート材に画像形成を行う感光体と、
前記感光体によりシート材に形成された画像の定着を行う定着ローラと、
前記定着ローラによって画像が定着されたシート材を排出する排出ローラと、
前記給送ローラ、前記搬送ローラ、前記感光体、前記定着ローラ及び前記排出ローラのそれぞれの軸へ前記駆動源から駆動力を伝達する駆動機構と、
を備え、
前記駆動源は、画像形成装置本体の一側面側に設けられ、
前記給送ローラ、前記搬送ローラ、前記感光体、前記定着ローラ及び前記排出ローラは、画像形成装置本体における前記一側面側と反対側の他側面側に沿って配置されることにより、画像形成装置本体の他側面側に沿ったシート材搬送路を形成する画像形成装置の駆動装置であって、
前記駆動機構は、
前記駆動源の軸上に設けられた駆動プーリと、
同軸のギア部を有する従動プーリと、
前記駆動プーリから前記従動プーリへ駆動伝達を行う歯付きベルトと、
前記従動プーリの前記ギア部と噛みあい、前記給送ローラ、前記搬送ローラ、前記感光体、前記定着ローラ及び前記排出ローラのそれぞれの軸へ駆動伝達を行う2つのアイドラギアと、
を備え、
前記2つのアイドラギアを略同径に、かつ、前記2つのアイドラギアの軸中心を結んだ直線をシート材搬送路と略平行に設けることを特徴とする。
本発明によれば、従来よりも大幅に歯車列を小型化することが可能となり、より安価な画像形成装置を提供することができる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
図1及び図2を参照して、本発明の実施例1に係る画像形成装置の駆動装置について説明する。図1は、本実施例に係る画像形成装置の駆動装置の概略構成を説明する模式的断面図である。図2は、本実施例に係る駆動装置を搭載した画像形成装置の概略構成を説明する模式的断面図である。
ここで、図2に示した画像形成装置の構成と画像プロセス、及びシート材の給送開始状態から排出に至るまでの基本動作は従来例と同様であるので説明は省略する。また、従来例と同様の機能を持つ部品については同一番号を付している。
次に、図1に示した本実施例に係る画像形成装置の駆動装置について説明する。本実施例に係る画像形成装置の駆動装置は、画像形成装置本体の一側面側としての正面側に駆動源としての駆動モータ16を備える。また、画像形成装置本体の他側面側としての背面側(後側面)には、給送ローラ、搬送ローラ、感光体としての感光体ドラム、定着ローラ及び排出ローラが、底面側から略垂直方向に順に配置されている。したがって、画像形成装置本体の背面側に沿った略鉛直のシート材搬送路が形成される。シート材搬送路を形成する給送ローラ、搬送ローラ、感光体ドラム、定着ローラ及び排出ローラの各軸に設けられたギア25〜29へは、以下に述べる駆動機構により駆動モータ16から駆動力が伝達される。この駆動機構は、駆動モータ16の軸上に設けられた駆動プーリとしてのモータプーリ21と、歯付きベルト22と、従動プーリとしての第1アイドラプーリ23と、2つの第2アイドラギア24a、24bから構成されている。また、第1アイドラプーリ23は、歯付きベルト22と噛みあう歯を備えたプーリ部としての第1アイドラプーリプーリ部23aと、第1アイドラプーリプーリ部23aよりもピッチ円直径の小さいギア部としての第1アイドラプーリギア部23bを備える。2つの第2アイドラギア24a、24bは、第1アイドラプーリギア部23bと噛みあうように構成されている。また、30は、歯車カバーを示し、31は、画像形成装置の側板を示している。ここで、画像形成装置本体の正面側とは、ユーザが画像形成装置の操作や給紙等を行う側のことをいい、画像形成装置本体の背面側とは正面側の反対側である。
本実施例では、駆動モータ16の作動によりモータプーリ21を介して歯付きベルト22が駆動される。さらに、歯付きベルト22により第1アイドラプーリ23が駆動され、第1アイドラプーリ23より下流にて第2アイドラギア24a、24b及び第3アイドラギア24cに駆動機構が分岐する。そして、被駆動軸である給送ローラ軸のギア25、搬送ローラ軸のギア26、感光体軸のギア27、定着ローラ軸のギア28、および排出ローラ軸のギア29へと駆動力が伝達され、画像形成装置の一連の動作を可能にしている。なお、本実施例では駆動モータ16としてパルスモータを用いている。
本発明では2つの第2アイドラギア24a、24bを略同径で、かつ、これら2つの第2アイドラギア24a、24bの軸中心を結んだ直線L2をシート材搬送路L1と略平行に設けている。これにより、略垂直なシート材搬送路に沿って位置する、給送ローラ軸のギア25、搬送ローラ軸のギア26、感光体軸のギア27、定着ローラ軸のギア28、及び排出ローラ軸のギア29への駆動力伝達を、小型な駆動機構で構成することを可能にしている。ここで、図6におけるL3は、従来例における第2アイドラギア124a、124bの軸中心を結んだ直線である。
以下、駆動機構の小型化に関し詳細を説明する。まず、駆動モータ16からモータプーリ21を介しての初段の駆動伝達に歯付きベルト22を用いる。ここで、ベルトにかけるベルトテンションは駆動モータ16の位置を組立時に調節することにより適正なベルトテンションに保つ。これにより、駆動モータ16から被駆動軸までの離れた距離の駆動伝達を行うための歯車を、従来例における第1アイドラギア141のような大型の歯車とする
必要がなくなり、駆動機構の小型化が可能となる。ここで、本実施例における第1アイドラプーリ23は、従来例におけるベルトと噛みあうプーリ部を有する第1アイドラギア141に対応する。
次に、第1アイドラプーリギア部23bと噛みあう2つの第2アイドラギア24a、24bの設計について述べる。図6に示した従来の駆動機構構成では、第1アイドラギア141はピニオン144と2つの第2アイドラギア124a、124bの3箇所での噛合いにより駆動伝達を行っていた。他方、駆動回転数と被駆動軸回転数の関係から、第1アイドラギア141の減速比は一意に決まる。また、駆動モータ116の位置及び被駆動軸のギア125、126、127、128、129の位置は、画像形成装置の小型化を目的とした他の設計用件から決まる。よって、2つの第2アイドラギア124a、124bは第1アイドラギア141と被駆動軸との間の駆動力伝達の役割を持つが、上記設計条件からそのピッチ円直径及び位置はほぼ一意に定まり、駆動機構のさらなる小型化は困難な状況であった。
しかしながら、本実施例では、上記歯付きベルト22の採用により第1アイドラプーリ23の小径化が可能となり、また、第1アイドラプーリ23の位置を自由に決めることが可能となった。その結果、2つの第2アイドラギア24a、24bのピッチ円直径及び位置についても第1アイドラプーリ23のピッチ円直径及び位置との最適な組み合わせにより、駆動機構のさらなる小型化が可能となる。
すなわち、本実施例のように略鉛直のシート材搬送路を持つ画像形成装置において、2つの第2アイドラギア24a、24bの設計自由度を生かすことで、駆動機構の小型化が可能となる。具体的には、2つの第2アイドラギア24a、24bを略同径に、かつ、2つの第2アイドラギア24a、24bの軸中心を結んだ直線L2をシート材搬送路L1と略平行に配置することにより、シート材搬送路近傍にギア列を集め、駆動機構の小型化を可能とした。
また、従来では駆動モータ116からの初段の噛合い部が、ピニオン144と第1アイドラギア141のようにギア間での駆動伝達であった。しかしながら、本実施例ではモータプーリ21と弾性体である歯付きベルト22との間で駆動伝達が行われるため、駆動モータ16の回転数が比較的高い場合においても初段の噛合い音による騒音の悪化を抑制することができる。また、駆動伝達における回転誤差も低減され、バンディングを抑制することができる。
本発明によれば、2つの第2アイドラギア24a、24bを、略同径かつシート材搬送路と略平行に設けることにより、従来よりも大幅に歯車列を小型化することが可能となり、より安価な画像形成装置の駆動手段を提供することができる。また駆動源からの駆動伝達に歯付きベルトを用いることにより噛合い音の低減及び回転精度の向上が可能となり、より低騒音かつ高品位な画像形成装置の駆動装置を提供することができる。
(実施例2)
次に、図3を参照して、本発明の実施例2に係る画像形成装置の駆動装置について説明する。図3は、本実施例に係る画像形成装置の駆動装置の概略構成を説明する模式的断面図である。ここでは実施例1と異なる点についてのみ説明し、実施例1と共通する構成については同一の番号を付してその説明を省略する。なお、その作用、効果等は実施例1と同様とする。
前述の実施例1では歯付きベルト22のベルトテンションの調整方法として、駆動モータ位置による調整としたが、図3に示すようにテンショナーコロ32を設ける構成でもよ
い。ここで、テンショナーコロ32は歯付きベルト22の回転に伴い従動回転するアイドラコロである。
すなわち、本実施例に係る画像形成装置の駆動装置は、歯付きベルトのベルトテンションをテンショナーコロ位置により調整することを特徴とするものであり、この構成によれば、軸間距離の調節によるベルトテンション調整が不要となり、組立性が向上される。
実施例1で述べた軸間距離によるベルトテンションの調整方法は、被駆動軸の軸負荷が比較的小さい場合、コスト面から非常に有効な手段である。すなわち、被駆動軸トルクが低い場合、駆動伝達に必要なベルトテンションは比較的低く、駆動モータ16の位置調節で十分に対応可能である。
しかしながら、被駆動軸の軸負荷が比較的大きい場合、駆動伝達に必要なベルトテンションは高くなる。このような場合、駆動モータ16の位置調整によってベルトテンション調整を行うと、要求される位置精度は非常に高くなり、組立上困難な場合がある。
そこで、本実施例ではテンショナーコロ32によりベルトテンションを調整する構成とした。この構成によれば、駆動モータ16の位置ではなく、テンショナーコロ32の押し込み力でベルトテンションを調節することが可能となり組立性が向上する。また、テンショナーコロ32によりベルトの巻きつき角を大きくすることができ、実施例1の場合と比較して、低いテンションで駆動力伝達が可能となる。その結果、駆動モータ16、及び歯付きベルト22の耐久性の向上、またモータプーリ21と歯付きベルト22の間で生じる噛合い音の低減の効果がある。
ここで、テンショナーコロ32の位置を調整する手段としては、従来の既知の手段を適宜採用することができる。したがって、例えば、テンショナーコロ32の軸の係止部を段階的に設けて係止位置を適宜変更することによりテンショナーコロ32の位置調整を可能としてもよい。
(実施例3)
次に、図4を参照して、本発明の実施例3に係る画像形成装置の駆動装置について説明する。図4は、本実施例に係る画像形成装置の駆動装置の概略構成を説明する模式的断面図である。ここでは上記実施例と異なる点についてのみ説明し、上記実施例と共通する構成については同一の番号を付してその説明を省略する。なお、その作用、効果等は上記実施例と同様とする。
前述の実施例2では歯付きベルトのベルトテンションの調整方法として、テンショナーコロ32を用いる構成としたが、図4に示すようにベルトテンションを自動調整するオートテンショナーを設ける構成も望ましい。
ここで、オートテンショナーとは、テンショナーコロ32が弾性体であるテンショナーバネ33により歯付きベルト22に付勢され、歯付きベルト22へのベルトテンションを自動調節するテンショナー構成である。なお、テンショナーコロ32は実施例2と同様、歯付きベルト22の回転に伴い従動回転するアイドラコロである。また、テンショナーバネ33によるテンショナーコロ32への付勢は、例えば、テンショナーコロ32の軸とテンショナーバネ33とを接続することにより行うことができるが、これに限られるものではなく、既知の従来技術を適宜採用し得る。
実施例1及び2では、組立時にベルトテンションの調整作業が必要であるが、本実施例の場合、ベルトテンションは弾性体からの付勢力によって決まる。よって、組立時の無調
整組立が可能となる。また、組立時の駆動モータ位置及びアイドラコロ位置の組立誤差によるベルトテンションのばらつきをなくすことが可能となる。したがって、ベルトテンションのばらつきを抑えることでベルトテンションを安定化させ、より安定した品質の画像形成装置の駆動手段を提供することが可能となる。
(実施例4)
次に、本発明の実施例4に係る画像形成装置の駆動装置について説明する。ここでは上記実施例と異なる点についてのみ説明し、上記実施例と共通する構成についての説明は省略する。
前述の実施例1、2及び3の駆動モータとしてDCモータを用いる構成も望ましい。すなわち、実施例1では駆動源としてパルスモータを用いる駆動構成としたが、DCモータを用いることによりパルスモータ特有の励磁音を低減することが可能となる。そして、駆動源からの励磁音を抑えることで、より低騒音な画像形成装置の駆動装置を提供することができる。
以上、本発明の好適な4つの実施例の形態を例示的に説明したが、本発明の範囲は上記実施例の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範囲内で想到し得る種々の変形例を含むものである。
例えば、上記実施例では2つの第2アイドラギア24a、24bからの駆動機構下流において、第2アイドラギア24aにより定着ローラ軸28及び排出ローラ軸29の駆動力を伝達している。そして、第2アイドラギア24bにより給送ローラ軸25、搬送ローラ軸26、感光体軸27の駆動力を伝達している。しかし、上記形態に限らず、第2アイドラギア24aにより定着ローラ軸28、排出ローラ軸29、感光体軸27の駆動力を、そして第2アイドラギア24bにより給送ローラ軸25、搬送ローラ軸26の駆動力を伝達する形態であってもよい。このような形態においても、上記実施例と同様に駆動機構の小型化が可能である。
また、上記実施例では2つ第2アイドラギア24a、24bからの駆動機構下流において、0個ないしは1個のアイドラギアを介して被駆動軸25、26、27、28、29を駆動している。しかし、第2アイドラギア24a、24bからの駆動機構下流から被駆動軸間の駆動伝達に0個ないし複数個のアイドラギアを用いた形態としても、上記実施例と同様に駆動機構の小型化が可能である。
本発明の実施例1に係る画像形成装置の駆動装置の模式的断面図 本発明の実施例1に係る画像形成装置の模式的断面図 本発明の実施例2に係る画像形成装置の駆動装置の模式的断面図 本発明の実施例3に係る画像形成装置の駆動装置の模式的断面図 従来例に係る画像形成装置の模式的断面図 従来例に係る画像形成装置の駆動装置の模式的断面図
符号の説明
1 給紙トレイ
2 給送ローラ
3a、3b 搬送ローラ
5 スキャナ
7 プロセスカートリッジ
8 感光体
9 転写ローラ
11 定着ローラ
12 排出ローラ
14 排紙トレイ
15 搬送ガイド
16 駆動モータ
21 駆動プーリ
22 歯付きベルト
23 第1アイドラプーリ
23a 第1アイドラプーリプーリ部
23b 第1アイドラプーリギア部
24a、24b 第2アイドラギア
24c 第3アイドラギア
25 給送ローラ軸のギア
26 搬送ローラ軸のギア
27 感光体軸のギア
28 定着ローラ軸のギア
29 排出ローラ軸のギア
30 歯車カバー
31 側板
32 テンショナーコロ
33 テンショナーバネ
L1 シート材搬送路の概略位置
L2 2つの第2アイドラギアの軸中心線の概略位置(実施例)
L3 2つの第2アイドラギアの軸中心線の概略位置(従来例)

Claims (4)

  1. 駆動源と、
    シート材を給送する給送ローラと、
    前記給送ローラから給送されたシート材を搬送する搬送ローラと、
    前記搬送ローラから搬送されたシート材に画像形成を行う感光体と、
    前記感光体によりシート材に形成された画像の定着を行う定着ローラと、
    前記定着ローラによって画像が定着されたシート材を排出する排出ローラと、
    前記給送ローラ、前記搬送ローラ、前記感光体、前記定着ローラ及び前記排出ローラのそれぞれの軸へ前記駆動源から駆動力を伝達する駆動機構と、
    を備え、
    前記駆動源は、画像形成装置本体の一側面側に設けられ、
    前記給送ローラ、前記搬送ローラ、前記感光体、前記定着ローラ及び前記排出ローラは、画像形成装置本体における前記一側面側と反対側の他側面側に沿って配置されることにより、画像形成装置本体の他側面側に沿ったシート材搬送路を形成する画像形成装置であって、
    前記駆動機構は、
    前記駆動源の軸上に設けられた駆動プーリと、
    同軸のギア部を有する従動プーリと、
    前記駆動プーリから前記従動プーリへ駆動伝達を行う歯付きベルトと、
    前記従動プーリの前記ギア部と噛みあい、前記給送ローラ、前記搬送ローラ、前記感光体、前記定着ローラ及び前記排出ローラのそれぞれの軸へ駆動伝達を行う2つのアイドラギアと、
    を備え、
    前記2つのアイドラギアを略同径に、かつ、前記2つのアイドラギアの軸中心を結んだ直線をシート材搬送路と略平行に設けることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記歯付きベルトの回転に伴い従動回転するテンショナーコロをさらに備え、
    前記歯付きベルトのベルトテンションが、前記テンショナーコロの位置により調整されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記歯付きベルトの回転に伴い従動回転するテンショナーコロと、
    前記テンショナーコロに付勢力を与える弾性体と、
    をさらに備え、
    前記テンショナーコロと前記弾性体によりベルトテンションを自動調整することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記駆動源にDCモータを用いることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
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