JP2024000265A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】連続印刷ジョブに両面印刷がある場合の生産性を高めることができる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、第一搬送ローラたる排紙反転駆動ローラと、第二搬送ローラたる排紙従動ローラと、第三搬送ローラたる反転従動ローラとからなる排紙反転搬送部を有している。排紙反転駆動ローラと、排紙従動ローラ18aとにより排紙ローラ対を構成しており、排紙反転駆動ローラと反転従動ローラ19aとにより反転ローラ対を構成している。連続印刷ジョブに両面印刷があるとき(S2のYES、S3のYes)のときは、印刷済み用紙を、反転ローラ対19により排出部たる排紙トレイに排出する(S4)。【選択図】図11

Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
従来、シートに画像を形成する画像形成部と、排紙反転搬送部とを備える画像形成装置が知られている。排紙反転搬送部は、正逆回転可能な第一搬送ローラと、第一搬送ローラに当接し、正逆回転可能な第二搬送ローラと、第一搬送ローラに当接し、正逆回転可能な第三搬送ローラとを有している。そして、第一搬送ローラと第二搬送ローラとで、シートを排出部へ排出する排出ローラ対を構成し、第一搬送ローラと第三搬送ローラとで、両面印刷時に第一面に画像が印刷されたシートをスイッチバックして画像形成部へ再給送する再給送路へ搬送する反転ローラ対を構成している。また、画像形成装置は、シートの搬送先を、排出ローラ対と反転ローラ対との間で選択的に切り替える切り替え部材と、排紙反転搬送部の少なくともひとつの搬送ローラと、切り替え部材とを駆動する駆動装置とを備えている。
特許文献1には、上記画像形成装置として、駆動源と、駆動源の駆動力を第一搬送ローラに伝達する第一駆動列と、第一搬送ローラを介して駆動源の駆動力を切り替え部材に伝達する第二駆動列とを有する駆動装置を備えたものが知られている。切り替え部材は、第二駆動列から伝達された駆動力によりシートを排紙ローラ対へ案内する第一の姿勢と、シートを反転ローラ対へ案内する第二の姿勢との間で揺動する。第一搬送ローラが正回転駆動すると、第一搬送ローラを介して駆動力が伝達された切り替え部材が、第二の姿勢から第一の姿勢をとるように揺動する。一方、第一搬送ローラが逆回転駆動すると、第一搬送ローラを介して駆動力が伝達された切り替え部材が、第二の姿勢から第一の姿勢をとるように揺動する。
排紙ローラ対により印刷済みシートを排出部へ排出するときは、第一搬送ローラを正回転駆動させる。すると、切り替え部材が、第二の姿勢から第一の姿勢をとるように揺動する。切り替え部材が、第一の姿勢を取った後に、印刷済みのシートの先端が切り替え部材に到達し、切り替え部材によりシートが排出ローラ対へ案内される。これにより、印刷済みのシートが、排出ローラ対により排出部へ排出される。
両面印刷で、第一面印刷済で第二面が未印刷のシート(以下、第一面印刷済シートという)を反転ローラ対へ搬送するときは、まず、第一搬送ローラを逆回転駆動させる。すると、第一搬送ローラを介して駆動力が伝達された切り替え部材が、第一の姿勢から第二の姿勢をとるように揺動する。切り替え部材が、第二の姿勢を取った後に、両面印刷の第一面印刷済シートの先端が切り替え部材に到達し、切り替え部材により第一面印刷済シートが反転ローラ対へ案内される。そして、この第一面印刷済シートの後端が切り替え部材を抜けたら第一搬送ローラを正回転駆動させ、反転ローラ対によりシートを再給送路へ逆搬送する。
しかしながら、連続印刷ジョブに両面印刷がある場合は、紙間が広がり生産性が悪いという課題があった。
上述した課題を解決するために、本発明は、シートに画像を形成する画像形成部と、正逆回転可能な第一搬送ローラと、前記第一搬送ローラに当接する正逆回転可能な第二搬送ローラと、前記第一搬送ローラに当接する正逆回転可能な第三搬送ローラとを有し、前記第一搬送ローラと前記第二搬送ローラとでシートを排出部へ搬送する排出ローラ対を構成し、前記第一搬送ローラと第三搬送ローラとで両面印刷時に第一面に画像が印刷されたシートをスイッチバックして前記画像形成部へ再給送する再給送路へ搬送する反転ローラ対を構成する排紙反転搬送部と、前記シートの搬送先を、前記排出ローラ対と前記反転ローラ対との間で選択的に切り替える切り替え部材と、前記排紙反転搬送部の少なくともひとつの搬送ローラと、前記切り替え部材とを駆動する駆動装置とを備えた画像形成装置において、前記反転ローラ対によりシートを前記排出部へ排出可能に構成し、連続印刷ジョブにおいて両面印刷がある場合は、前記反転ローラ対により印刷済みのシートを前記排出部へ排出することを特徴とするものである。
本発明によれば、連続印刷ジョブに両面印刷がある場合の生産性を高めることができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略構成図。 切替爪周辺を示す概略構成図。 両面印刷時の切替爪および排紙反転駆動ローラの動作について説明する図。 排紙ユニットの排紙反転駆動ローラと切替爪と、定着装置の定着ローラとを駆動する駆動装置の概略構成図。 排紙駆動伝達ユニットを示す斜視図。 排紙ユニット側から見た排紙駆動伝達ユニットの分解斜視図。 排紙ユニット側と反対側から見た排紙駆動伝達ユニットの分解斜視図。 揺動機構と、排紙駆動伝達ユニットとを示す斜視図。 排紙ユニットの側面図。 従来の不具合について説明する図。 本実施形態における用紙排出制御のフロー図。 連続印刷ジョブに両面印刷があるときの排紙電磁クラッチと反転電磁クラッチの制御フロー図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略構成図である。
図1において、画像形成装置としてのレーザプリンタ100は、イエロー(Y),マゼンダ(M),シアン(C),ブラック(K)のトナー像を形成する画像形成手段としての4つの画像形成ユニット1Y,M,C,Kを備えている。また、一次転写手段としての中間転写ユニット10、中間転写ベルト11上のトナー像をシートとしてのシート状の用紙(記録媒体)に転写する二次転写ローラ15から構成される二次転写装置16、用紙に転写されたトナー像を定着する定着装置17を備えている。また、用紙を排出する排出ローラ対たる排紙ローラ対18、両面印刷時に第一面印刷後に両面経路へ用紙を導入する反転ローラ対19を備えている。さらに、排紙ローラ対18と反転ローラ対19との間で用紙の搬送先を切り替える揺動部材であり切り替え部材である切替爪23を備えている。さらに、用紙Pを収納する給紙トレイ24、給紙トレイ24からの用紙が搬送される給紙搬送路22、両面印刷時に反転ローラ対19からの用紙が搬送される両面搬送路21等を備えている。
4つの画像形成ユニット1Y,M,C,Kは、画像形成物質として、互いに異なる色のY,M,C,Kトナー(現像剤)を用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。Kトナー像を形成するための画像形成ユニット1Kを例に説明する。画像形成ユニット1Kは、像担持体としての円筒形状の感光体2、感光体2の表面を帯電する帯電装置、帯電された感光体2の表面を画像情報により露光して感光体2上に静電潜像を形成する露光装置3を備えている。また、感光体2上の静電潜像をKトナーで現像して感光体2上にKトナー像を形成する現像装置4、現像装置4の上方に設置されKトナーを収納する現像剤カートリッジ5、転写後の感光体2の表面をクリーニングするクリーニング装置6等を備えている。
中間転写ユニット10は、複数の感光体2上の各トナー像を重ねる無端状の中間転写ベルト11を有している。また、中間転写ベルト11を介して感光体2に対向して配置され、この感光体表面に形成されたトナー像を中間転写ベルト11に転写するための一次転写ローラ12等を有している。
定着装置17は、ハロゲンランプ等の発熱源を内包する定着ローラ17aと、定着ローラ17aに所定の圧力で当接しながら回転する加圧ローラ17bとが設けられており、定着ローラ17aと加圧ローラ17bとによって定着ニップを形成している。
二次転写ローラ15の用紙搬送方向上流側には、レジストローラ対14が設けられている。用紙Pは先端が用紙Pの搬送方向と直交するように搬送されるが、先端が搬送方向と直交せずに斜めになった状態で搬送される斜行が生じる場合がある。用紙Pの斜行を補正するために、レジストローラ対14に用紙Pの先端を突き当てて、一度用紙Pをたるませてから所定のタイミングで二次転写装置16に用紙を搬送するように制御される。このたるみと用紙P自体のコシとにより、用紙Pの先端がレジストローラ対14の回転軸に平行なニップ部に倣って用紙Pの斜行が補正され、中間転写ベルト11上のトナー像の位置を用紙に精度良く合わせて、転写することができる。
レーザプリンタ100で画像形成する場合、給紙トレイ24に積載された用紙Pは、給紙ローラ13で給紙され、給紙搬送路22を通り、停止しているレジストローラ対14で一度たるみが形成される。その後、中間転写ベルト11上のトナー像に対して所定のタイミングでレジストローラ対14による用紙Pの搬送が始まり、二次転写装置16、定着装置17、排紙ローラ対18を経て排紙トレイ20に排紙される。または、切替爪23で切り替えて反転ローラ対19へ用紙Pを搬送し、そこで反転して両面搬送路21を経て再び二次転写位置へと導き、第二面たる裏面にも画像を印刷した後、排紙ローラ対18を経て排紙トレイ20に排紙される。
図2は、切替爪23周辺を示す概略構成図である。
本実施形態は、排紙ユニット40を有している。排紙ユニット40は、第一搬送ローラたる排紙反転駆動ローラ25と、第二搬送ローラたる排紙従動ローラ18aと、第三搬送ローラたる反転従動ローラ19aとからなる排紙反転搬送部を有している。排紙反転駆動ローラ25と、排紙従動ローラ18aとにより排紙ローラ対18を構成しており、排紙反転駆動ローラ25と反転従動ローラ19aとにより反転ローラ対19を構成している。本実施形態では、排紙ローラ対18の駆動ローラと、反転ローラ対19の駆動ローラを共通の駆動ローラとしている。
また、排紙ユニット40は、切り替え部材たる切替爪23を有している。切替爪23は、排紙反転駆動ローラ25の用紙搬送方向上流側に隣接し、反転ローラ対19と、排紙ローラ対18との分岐位置に配置されている。切替爪23の用紙搬送方向下流側端部には、揺動軸23aが設けられており、切替爪23は、この揺動軸23aを支点にして揺動自在に支持されている。切替爪23は、図中実線に示す第一の姿勢と、図中点線で示す第二の姿勢とを取るように揺動する。
用紙を、排紙ローラ対18へ搬送するときは、切替爪23を図中実線で示す第一の姿勢にし、排紙反転駆動ローラ25を図中時計回りに回転駆動する。これにより、定着装置17を通過した印刷済みの用紙Pは、切替爪23により排紙ローラ対18へ案内される。そして、排紙ローラ対18により、排紙トレイ20へ排出される。なお、上記印刷済み用紙とは、印刷が完了した用紙のことで、片面印刷の場合は、用紙の第一面であるおもて面に画像が印刷された用紙のことであり、両面印刷の場合は、用紙の両面に画像が印刷された用紙のことである。
図3は、両面印刷時の切替爪23および排紙反転駆動ローラ25の動作について説明する図である。
図3(a)に示すように画像形成動作がスタートすると、切替爪23を図中点線で示す第一の姿勢から図中実線で示す第二の姿勢となるように揺動させる。また、排紙反転駆動ローラ25を図中反時計回りに回動させる。これにより、定着装置17を通過した両面印刷のおもて面印刷済みの用紙は、切替爪23により反転ローラ対19へ案内される。
用紙Pの後端Ptが排紙経路と反転経路との分岐部である切替爪23の先端を通過して、図3(b)の位置に到達したら、排紙反転駆動ローラ25を図中時計回りに回転させて、用紙をスイッチバックして、再給送路たる両面搬送路21へ搬送する。また、切替爪23が第二の姿勢から第一の姿勢となるように、切替爪23を揺動させる。これにより、用紙Pが両面搬送路21へ搬送される。
図4は、排紙ユニット40の排紙反転駆動ローラ25と切替爪23と、定着装置17の定着ローラ17aとを駆動する駆動装置120の概略構成図である。
駆動装置120は、駆動源たる駆動モータ121のモータギヤ121aには、定着入力ギヤ125と排紙入力ギヤ122とが噛み合っている。定着入力ギヤ125は、定着ローラ17aの軸に取り付けられた定着ギヤ126に噛み合っている。これにより、駆動モータ121の駆動力が定着ローラ17aに伝達され定着ローラ17aが回転駆動する。
排紙入力ギヤ122には、排紙アイドラギヤ部123の第一ギヤ123aが噛み合っており、排紙アイドラギヤ部の第二ギヤ123bが、駆動切替手段たる排紙駆動伝達ユニット30の入力ギヤ33に噛み合っている。排紙駆動伝達ユニット30は、駆動モータ121の駆動力を、排紙反転駆動ローラ25と切替爪23とに伝達するとともに、駆動モータ121の回転方向を変えずに、排紙反転駆動ローラ25の回転方向と切替爪23の揺動方向とを切り替え可能となっている。
図5は、排紙駆動伝達ユニット30を示す斜視図である。図5(a)は、排紙ユニット側と反対側から見た排紙駆動伝達ユニット30の斜視図であり、図5(b)は、排紙ユニット側から見た排紙駆動伝達ユニット30の斜視図である。
図6は、排紙ユニット側から見た排紙駆動伝達ユニット30の分解斜視図であり、図7は、排紙ユニット側と反対側から見た排紙駆動伝達ユニット30の分解斜視図である。
排紙駆動伝達ユニット30は、排紙アイドラギヤ部123の第二ギヤ123bが噛み合う入力ギヤ33、入力ギヤ33に噛み合う反転ギヤ35、第一ドライブシャフト37、第二ドライブシャフト38および遊星歯車機構50などを備えている。入力ギヤ33は、クラッチ機構たる排紙電磁クラッチ34を介して第一ドライブシャフト37のシャフト部37aに取り付けられている。反転ギヤ35は、クラッチ機構たる反転電磁クラッチ36を介して第二ドライブシャフト38のシャフト部38aに取り付けられている。
第一ドライブシャフト37と、第二ドライブシャフト38は、同一構成であり、それぞれ、上述したシャフト部37a,38aと、ギヤ部37b,38bと、支持部37c,38cとを有している。第一ドライブシャフト37のシャフト部37aの先端が支持部材としてのカバー部材32の第一シャフト支持孔32aに挿入され、第一ドライブシャフト37の支持部37cが、収納部材たるハウジング31の第一支持凹部31eに挿入される。第二ドライブシャフト38も第一ドライブシャフト37と同様に、シャフト部38aの先端が、カバー部材32の第二シャフト支持孔32bに挿入され、支持部38cがハウジング31の第二支持凹部31fに回転自在に支持されている。これにより、各ドライブシャフト37,38は、カバー部材32とハウジング31とに回転自在に両持ち支持される。
遊星歯車機構50の遊星歯車54を回転自在に支持するキャリア53には外歯ギヤ部53bが設けられており、この外歯ギヤ部53bは、第一、第二ドライブシャフト37,38のギヤ部37b,38bに噛み合っている。キャリア53には、キャリア53からの遊星歯車54の脱落を防止するための遊星カバー56が取り付けられている。
遊星歯車機構50の太陽歯車51aは、太陽部材51に設けられている。太陽部材51は、太陽歯車51aの他に、切替爪23を揺動させる排紙ユニット40に設けられた揺動機構60の第二ジョイント63に連結される第一ジョイント部51bを有している。また、遊星歯車機構50の内歯部材55を回転自在に支持する内歯支持部51d、キャリア53を回転自在に支持するキャリア支持部51cも太陽部材51は有している。
キャリア53には、カバー部材32側に突出した筒状の支持部53aを有しており(図7参照)、この支持部53aが太陽部材51のキャリア支持部51cに回転自在に支持される。太陽部材51は、キャリア支持部51cの先端が、カバー部材32の太陽支持孔32cに挿入されて、太陽支持孔32cに回転自在に支持される。また、ハウジング31の第一ジョイント部51bが貫通する貫通孔31bに太陽部材51の内歯支持部51dが回転自在に支持される。これにより、太陽部材51は、カバー部材32とハウジング31とに回転自在に両持ち支持される。
遊星歯車機構50の内歯部材55は、内歯部55aと、外歯部55bと支持部55cとを有している。内歯部55aが遊星歯車54に噛み合っており、外歯部55bが、排紙反転駆動ローラ25の回転軸25aに取り付けられた排紙ギヤ42に噛み合っている。また、筒状の支持部55cが、太陽部材51の内歯支持部51dに回転自在に支持される。
排紙駆動伝達ユニット30の駆動列を構成する第一、第二ドライブシャフト37、38、入力ギヤ33、反転ギヤ35、遊星歯車機構50および電磁クラッチ34、36が、ハウジング31に収納される。そして、カバー部材32をハウジング31にネジ止めすることで、図4に示すように排紙駆動伝達ユニット30がユニット化されている。
ハウジング31には、入力ギヤ33を排紙アイドラギヤ部の第二ギヤ123bに噛み合せるための入力開口部31cを有している。また、ハウジング31の内歯部材55を収納する内歯収納部31mには、内歯部材55の外歯部55bを排紙ギヤ42(図7参照)に噛み合わせるための出力開口部31aが設けられている。また、内歯収納部31mには、揺動機構60の第二リンク部材62(図8参照)のリンク軸62aを逃がす逃がし孔31dを有している。また、図5(b)に示すように、太陽部材51の第一ジョイント部51bが、貫通孔31bから貫通している。
排紙ユニット40は、支持フレームとしての排紙フレーム41を備えており、排紙フレーム41は、一対の支持部としての側板部141と、これら一対の側板部141に掛け渡されるように設けられた排紙ガイド142(図6参照)とを有している。
カバー部材32は、上述したように各ドライブシャフト37,38、太陽部材51の一端を支持している。そのため、カバー部材32が変形すると、太陽部材51や各ドライブシャフトが傾いてしまい、回転精度の低下、騒音の発生などが生じるおそれがある。
そこで、本実施形態では、図5(a)に示すように、ハウジング31に4つの位置決め突起131a,131b,131c,131dを設け、カバー部材32の4角を位置決めする構成とした。カバー部材32の4角に形成された位置決め突起131a,131b,131c,131dが貫通する4つの位置決め孔32f1,32f2,32f3,32f4のうち、位置決め孔32f1と32f3が、位置決め突起の外径とほぼ同一であり、位置決めの主基準となっている。一方、位置決め孔32f2と32f4が、長孔となっており、位置決めの従基準となっている。
このように、カバー部材32を4角で位置決めすることで、これら4つの位置決め箇所でカバー部材32の変形を抑えながら、カバー部材32をハウジング31にネジ止めすることができる。これにより、ハウジング31へのネジ止め時のカバー部材32の変形を抑制することができる。
次に、切替爪23を揺動させる揺動機構60について、図7、図8および図9を参照して説明する。
図8は、揺動機構60と、排紙駆動伝達ユニット30を示す斜視図であり、図9は、排紙ユニット40の側面図である。図9(a)が、定着装置17を通過した用紙を反転ローラ対19へ搬送した後、用紙をスイッチバック搬送する際の動作を示しており、図9(b)は、定着装置17を通過した用紙を反転ローラ対19へ搬送する際の動作を示している。
揺動機構60は、第一リンク部材61と、第二リンク部材62と、第二ジョイント63とを有している。第二ジョイント63は、軸方向の両端が開口した円筒形状であり、排紙駆動伝達ユニット30側に内歯が形成され、排紙ユニット側が、排紙フレーム41の側板部141に設けられた支持軸41bに回転自在に支持されている(図9参照)。第二ジョイント63の外面面には、第一リンク部材61が固定されている。第一リンク部材61には、第二リンク部材62の軸部材としてのリンク軸62aが貫通する長孔61aが設けられている。第二リンク部材62は、排紙ユニット内に設けられ、図8に示すように揺動軸23aに取り付けられている。第二リンク部材62の揺動軸23aに取り付けられる取り付け部62bとは反対側端部に、駆動伝達装置側に延び出すリンク軸62aが設けられている。このリンク軸62aは、排紙フレーム41の側板部141に設けられた円弧状の揺動規制孔41aと、第一リンク部材61の長孔61aを貫通している。リンク軸62aの先端には、止め輪62cが嵌め込まれている。リンク軸62aが、揺動規制孔41aの両端141a,141bに突き当たることで、切替爪23の揺動が規制される。
第二ジョイント63に固定された第一リンク部材61は、支持軸41bを中心にして回転するのに対し、第二リンク部材62は揺動軸23aを中心にして回動する。このように回動中心が異なため、図9(a)と図9(b)の間で、リンク軸62aは、支持軸41bとの距離が変化しながら移動する。本実施形態では、第一リンク部材61のリンク軸62aが貫通する孔を長孔61aとすることで、リンク軸62aが、支持軸41bとの距離が変化しながら移動することができる。
切替爪23が、図3(a)に示す第二の姿勢をとっているときは、図9(b)に示すように、リンク軸62aは、揺動規制孔41aの下端141aに突き当たっており、図中矢印A2の方向の回転を規制している。これにより、切替爪23を第二の姿勢に維持することができる。一方、切替爪23が図3(b)に示す第一の姿勢をとっているときは、リンク軸62aは、揺動規制孔41aの上端141bに突き当たって、図中矢印A1の方向の回転を規制している。これにより、切替爪23を第一の姿勢に維持することができる。
また、排紙反転駆動ローラ25が、図3(a)に示す方向に回転にしているとき(定着装置17を通過した用紙を反転ローラ対19へ搬送するとき)は、排紙ギヤ42は、図9(b)の図中矢印B2方向に回転する。一方、排紙反転駆動ローラ25が、図3(b)に示す方向に回転にしているとき(定着装置17を通過した用紙を排紙ローラ対18へ搬送するとき、反転ローラ対19で用紙を両面搬送路21へ搬送するとき)は、排紙ギヤ42は、図9(a)の図中矢印B1方向に回転する。
次に、排紙ユニット40の排紙反転駆動ローラ25と切替爪23への駆動伝達について、図9を用いて説明する。
下記表1は、各動作時における排紙電磁クラッチ34と反転電磁クラッチ36のON/OFF状態を示している。
Figure 2024000265000002
表1に示すように、用紙を排紙ローラ対18へ搬送するとき(表1の排紙時)、反転ローラ対19の用紙を、両面搬送路21へ搬送するとき(表1の両面時)は、排紙電磁クラッチ34をONとし、反転電磁クラッチ36は、OFFとする。一方、用紙を反転ローラ対19へ搬送するとき(表1の反転時)は、排紙電磁クラッチ34は、OFFとし、電磁クラッチ36をONにする。用紙搬送停止時やジャム処理時は、両方の電磁クラッチは、OFFである。また、両方の電磁クラッチON状態の使用はない。これは、両電磁クラッチがONの場合、遊星歯車機構50のキャリア53を互いに異なる回転方向に回転駆動させることになる。その結果、駆動モータ121の負荷が上昇し、駆動モータの駆動が停止して、ジャムが発生してしまうからである。
まず、印刷済み用紙を排紙ローラ対18へ搬送するとき(表1の排紙時)、反転ローラ対19の両面印刷のおもて面印刷済みの用紙を、両面搬送路21へ搬送するとき(表1の両面時)の駆動伝達について説明する。このときは、表1に示すように、排紙電磁クラッチ34をONとし、反転電磁クラッチ36はOFFである。そのため、入力ギヤ33へ伝達された駆動モータ121の駆動力は、排紙電磁クラッチ34を介して第一ドライブシャフト37へ伝達され、第一ドライブシャフト37のギヤ部37bからキャリア53へ駆動力が伝達され、キャリア53が回転する。
キャリア53が回転することで、キャリア53に支持された遊星歯車54が公転する。このとき、太陽部材51と内歯部材55のうち、かかっている負荷トルクが大きい方が固定、小さい方が出力となる。排紙電磁クラッチ34がONのとき、内歯部材が出力の場合は、図9(a)の矢印C1方向に内歯部材55が回転し、排紙ギヤ42が図中矢印B1方向に回動する。一方、太陽部材51が出力の場合は、図9(a)に示す矢印A1方向にリンク軸62aを回動させる。
切替爪23が第一の姿勢と第二の姿勢との間の揺動中はほぼ無負荷である。一方、排紙反転駆動ローラ25は、排紙従動ローラ18aと反転従動ローラ19aとを従動回転させるため、排紙反転駆動ローラ25には所定の負荷が加わっている。そのため、リンク軸62aが、図9(b)に位置している(切替爪23が図3(a)の第二の姿勢のとき)は、図9(a)の図中矢印A1方向の回動がほぼ無負荷である。そのため、このときは、太陽部材51に遊星歯車54から駆動力が伝達され、リンク軸62aが図中矢印A1方向に回動する。これにより、切替爪23は、図3(a)の第二の姿勢から図3(b)の第一の姿勢へ揺動する。そして、切替爪23が、第一の姿勢を取ると、リンク軸62aが、図9(a)に示すように、揺動規制孔41aの上端141bに突き当たる。リンク軸62aが揺動規制孔41aの上端141bに突き当たると、上端141bによりリンク軸62aの矢印A1方向の回動が規制され、太陽部材51にかかる負荷トルクが、内歯部材55にかかる負荷トルクよりも大きくなる。その結果、太陽部材51が固定となり、遊星歯車54から内歯部材55へ駆動力が伝達され、内歯部材55が図9(a)の図中矢印C1方向に回転し、排紙ギヤ42が図中矢印B1方向に回動する。これにより、図2または図3(b)に示す状態となり、定着装置17を通過した印刷済み用紙が排紙ローラ対18へ搬送され、排紙トレイ20へ排出される。または、反転ローラ対19に挟まれていた両面印刷の裏面未印刷用紙が、両面搬送路21へ搬送される。
次に、定着装置17を通過した両面印刷の裏面未印刷用紙を反転ローラ対19へ搬送するとき(表1の反転時)の駆動伝達について説明する。
表1で示したように、定着装置17を通過した両面印刷の裏面未印刷用紙を反転ローラ対19へ搬送するときは、排紙電磁クラッチ34をOFFにし、反転電磁クラッチ36をONにする。すると、駆動モータ121の駆動力は、入力ギヤ33から反転ギヤ35および反転電磁クラッチ36を介して第二ドライブシャフト38に伝達される。そして、第二ドライブシャフト38のギヤ部38bからキャリア53へ駆動力が伝達される。このときのキャリア53の回転方向が、第一ドライブシャフト37から駆動力が伝達されたときとは逆方向となる。
よって、このとき、太陽部材51が出力のときは、リンク軸62aが、図9(b)の矢印A2方向に回動し、内歯部材55が出力のときは、図9(b)の矢印B2方向に回動する。そして、リンク軸62aが、図9(a)に位置している(切替爪23が図3(b)の第一の姿勢のとき)は、図9(b)の図中矢印A2方向の回動がほぼ無負荷である。そのため、このときは、太陽部材51に遊星歯車54から駆動力が伝達され、リンク軸62aが図中矢印A2方向に回動する。これにより、切替爪23は、図3(b)の第一の姿勢から図3(a)の第二の姿勢へ揺動する。そして、切替爪23が、第二の姿勢を取ると、リンク軸62aが、図9(b)に示すように、揺動規制孔41aの下端141aに突き当たる。リンク軸62aが揺動規制孔41aの下端141aに突き当たると、下端141aによりリンク軸62aの矢印A2方向の回動が規制され、太陽部材51にかかる負荷トルクが、内歯部材55にかかる負荷トルクよりも大きくなる。その結果、太陽部材51が固定となり、遊星歯車54から内歯部材55へ駆動力が伝達され、内歯部材55が図9(b)の図中矢印C2方向に回転し、排紙ギヤ42が図中矢印B2方向に回動する。これにより、図3(a)に示す状態となり、定着装置17を通過した用紙が反転ローラ対19へ搬送される。
このように排紙駆動伝達ユニット30が、遊星歯車機構50を備え、太陽部材51から切替爪23へ駆動伝達する構成とし、内歯部材55から排紙反転駆動ローラ25へ駆動伝達する構成とすることで、以下の利点を得ることができる。すなわち、切替爪23と排紙反転駆動ローラ25とを同一の駆動モータで駆動でき、切替爪23と排紙反転駆動ローラ25とをそれぞれ別の駆動源で駆動する場合に比べて、モータの数を低減できる。これにより、部品点数削減によるコストダウンや、装置の小型化を図ることができるという利点である。
また、排紙電磁クラッチ34と、反転電磁クラッチ36とを設けて、これら電磁クラッチのON/OFF制御で、駆動モータ121の回転方向を切り替えずに、排紙反転駆動ローラ25の回転方向の切り替えと、切替爪23の揺動方向の切り替えとを行える。これにより、定着ローラ17aを一方向に回転させながら、排紙反転駆動ローラ25の回転方向の切り替えと、切替爪23の揺動方向の切り替えとを行うことができる。
また、定着ローラ17aと切替爪23と排紙反転駆動ローラ25とを一つの駆動モータで駆動でき、定着ローラ17aと切替爪23と排紙反転駆動ローラ25とをそれぞれ別の駆動源で駆動する場合に比べて、モータの数を低減できる。これにより、部品点数削減によるコストダウンや、装置の小型化を図ることができる。
上述では遊星歯車機構のキャリア53を入力、太陽部材51と内歯部材55を出力としているが、これに限られない。例えば、太陽部材51を入力にし、キャリア53と内歯部材55とを出力としてもよいし、内歯部材55を入力、太陽部材51とキャリア53を出力としてもよい。また、本実施形態では、切替爪23を揺動させる揺動機構60との駆動連結にジョイントを用いている。しかし、排紙反転駆動ローラ25との駆動連結にジョイントを用いてもよい。また、切替爪23を揺動させる揺動機構60の駆動連結と排紙反転駆動ローラ25との駆動連結との両方にジョイントを用いてもよい。また、本実施形態では、排紙ローラ対と反転ローラ対との共通ローラを駆動ローラとしてしているが、共通ローラを従動ローラとし、反転電磁クラッチ36がONのときは、専用の反転ローラに駆動力を伝達し、排紙電磁クラッチ34がONのときは、専用の排紙ローラに駆動力を伝達するように構成してもよい。
片面印刷と両面印刷が混在する連続印刷の場合、片面印刷後すぐに両面印刷が行われる。切替爪23を第一の姿勢にし、片面印刷が完了した印刷済みの用紙を排紙ローラ対18へ搬送した後、次の両面印刷のおもて面印刷済みの用紙を反転ローラ対19へ搬送するために、切替爪23を第一の姿勢から第二の姿勢へ揺動させることになる。片面印刷の印刷済み用紙の後端が、図10に示すZの位置を通過した時点から切替爪23を第一の姿勢から第二の姿勢へ揺動させることで、切替爪23が第二の姿勢を取る前に、片面印刷の印刷済みの用紙の後端を切替爪23から抜けさせることができる。これにより、片面印刷の印刷済みの用紙が切替爪23に引っ掛かることがなく搬送でき、かつ、片面印刷の印刷済みの用紙と両面印刷のおもて面印刷済みの用紙との紙間を最短にして搬送できる。
しかしながら、本実施形態では、片面印刷の印刷済み用紙の後端が図10に示すZの位置を通過した時点で、切替爪23を図中実線の第一の姿勢から図中破線の第二の姿勢へ揺動させると、次の不具合が発生してしまう。すなわち、本実施形態では、切替爪23を第一の姿勢から第二の姿勢へ揺動させるには、反転電磁クラッチ36をONにする必要がある(表1の反転時参照)。反転電磁クラッチ36をONにして切替爪23を第一の姿勢から第二の姿勢へ揺動させるとき、片面印刷の印刷済み用紙は、排紙ローラ対18により排紙トレイ20への排出が行われている。反転電磁クラッチ36をONにすることで、排紙反転駆動ローラ25は、図中矢印に示す方向に回転し、排紙ローラ対18は、片面印刷の印刷済み用紙を逆搬送する。その結果、ジャムが発生するという不具合である。
このように、排紙反転駆動ローラ25の回転方向の切り替えと、切替爪23の揺動方向の切り替えとが同時に行われる構成の場合は、片面印刷の刷済みの用紙が排紙トレイ20に排出されて(用紙後端が排紙ローラ対を抜けて)から、切替爪23を第一の姿勢から第二の姿勢へ揺動させることになる。そのため、片面印刷の印刷済み用紙と次の両面印刷のおもて面印刷済み用紙との紙間とを少なくとも、図10に示すように、Zの位置から排紙ローラ対18のニップ位置までの用紙搬送距離X1以上離す必要がある。その結果、片面印刷と両面印刷が混在する連続印刷の生産性が悪いという課題があった。
また、従来、両面印刷の場合、両面印刷が完了した両面印刷済み用紙は、排紙ローラ対18から排紙トレイ20へ排出されていた。そのため、連続両面印刷の場合、両面印刷済み用紙が排紙トレイ20へ排出される前に、反転電磁クラッチ36をONにして、切替爪23を第二の姿勢に揺動させると、両面印刷済み用紙が逆搬送され、ジャムが発生する。よって、連続両面印刷の場合も、両面印刷済みの用紙が排紙トレイ20へ排出されてから反転電磁クラッチをONにして、切替爪23を第二の姿勢に揺動させる必要がある。従って、連続両面印刷の場合も、両面印刷済み用紙と、次の両面印刷のおもて面印刷済み用紙との間の紙間が広がり、生産性が悪いという課題が発生する。
そこで、本実施形態では、連続印刷ジョブに両面印刷がある場合、反転ローラ対19で排紙トレイ20へ排出するようにした。
図11は、本実施形態における用紙排出制御のフロー図である。
図11に示すように、制御部は、パソコン等の外部機器から取得した印刷ジョブ情報から連続印刷か否かを判定する。連続印刷でない場合(S2のNo)は、従来と同様、排紙ローラ対18により印刷済みの用紙を排紙トレイ20へ排出する(S5)。
一方、連続印刷の場合(S2のYES)は、制御部は、両面印刷があるか否かを判定する(S3)。片面印刷のみの場合(S3のNo)の場合は、排紙ローラ対18により印刷済みの用紙を排紙トレイ20へ排出する(S5)。
一方、片面印刷と両面印刷とが混在する連続印刷ジョブや、両面印刷のみの連続印刷ジョブなど、連続印刷ジョブに、両面印刷がある場合(S3のYes)は、反転ローラ対19により印刷済みの用紙を排紙トレイ20へ排出する(S4)。
このように連続印刷ジョブに両面印刷があるときは、反転ローラ対19により印刷済み用紙を排出するように設定する。これにより、印刷済み用紙の次に搬送される用紙が両面印刷のおもて面印刷済み用紙のときに、切替爪23を揺動させて、用紙の搬送先の切り替えを行う必要がなくなる。よって、印刷済み用紙と次の両面印刷のおもて面印刷済み用紙との間の紙間が広がるのを防止でき、連続印刷ジョブに両面印刷があるときの生産性の低下を抑制できる。
また、連続印刷ジョブに両面印刷があるか否かで、反転ローラ対19で印刷済み用紙を排出するか否かを決めることで、次のような場合の生産性の低下も抑制される。すなわち、例えば、連続印刷ジョブが、片面、片面、両面印刷の場合において、1番目の片面印刷完了した印刷済みシートは、排紙ローラ対18で排出し、2番目の片面印刷完了した印刷済みシートは、反転ローラ対19で排出するように制御する場合を考える。この場合、1番目の印刷済みシートが排出された後に、切替爪23を揺動させる必要が生じ、1番目と2番目の紙間を広げる必要が生じる。従って、連続印刷ジョブに両面印刷が有る場合は、一律で反転ローラ対19で排出するようにすることで、生産性の低下を抑制できる。
図12は、連続印刷ジョブに両面印刷があるときの排紙電磁クラッチ34と反転電磁クラッチ36の制御フロー図である。
まず、制御部は、連続印刷ジョブに両面印刷があるときは、反転電磁クラッチ36をON(S11)にして、切替爪23を第二の姿勢に揺動させる。これにより、用紙は、切替爪23により反転ローラ対19へ搬送される。片面印刷の場合(S12のNo)は、反転電磁クラッチONの状態が維持される。これにより、片面印刷の印刷済み用紙は、反転ローラ対19により排紙トレイ20へ排出される。
一方、両面印刷の場合(S12のYes)は、上述したように、両面印刷のおもて面印刷済みの用紙の後端が排紙経路と反転経路との分岐部を抜けたら、反転電磁クラッチ36をOFFにし、排紙電磁クラッチ34をONにする(S14)。すると、排紙反転駆動ローラ25は、用紙を排紙トレイ20へ搬送する回転方向とは逆方向に回転し、両面印刷のおもて面印刷済み用紙がスイッチバックし、両面搬送路21へ搬送される。
そして、上記おもて面印刷済み用紙の後端が、反転ローラ対19を抜けたら、一旦、排紙電磁クラッチ34と反転電磁クラッチ36をOFFにする。そして、所定のタイミングで、反転電磁クラッチ36をONにする(S15のYes、S16)。具体的には、両面搬送路21へ搬送されて両面に画像が印刷された両面印刷が完了した両面印刷済み用紙の先端が、図10のZの位置に到達する直前で、反転電磁クラッチ36をONにする。これにより、両面印刷済み用紙の先端が分岐部に到達する前に切替爪23が、第一の姿勢から第二の姿勢に揺動し、両面印刷の印刷済み用紙が反転ローラ対19へ搬送され、反転ローラ対19により排紙トレイ20へ排出される。
このように、排紙電磁クラッチ34および反転電磁クラッチ36が制御されることで、連続印刷ジョブに両面印刷がある場合、用紙を反転ローラ対19により排紙トレイ20に排紙することができる。
以上に説明したものは一例であり、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様1)
用紙などのシートに画像を形成する画像形成部(本実施形態では、画像形成ユニット1と中間転写ユニットとで構成)と、正逆回転可能な排紙反転駆動ローラ25などの第一搬送ローラと、第一搬送ローラに当接する正逆回転可能な排紙従動ローラ18aなどの第二搬送ローラと、第一搬送ローラに当接する正逆回転可能な反転従動ローラ19aなどの第三搬送ローラとを有し、第一搬送ローラと第二搬送ローラとで排紙トレイ20などの排出部へ搬送する排紙ローラ対18などの排出ローラ対を構成し、第一搬送ローラと第三搬送ローラとで両面印刷の第一面に画像が印刷されたシートをスイッチバックして画像形成部へ再給送する両面搬送路21などの再給送路へ搬送する反転ローラ対19を構成する排紙反転搬送部と、シートの搬送先を、排出ローラ対と反転ローラ対との間で選択的に切り替える切替爪23などの切り替え部材と、排紙反転搬送部の少なくともひとつの搬送ローラと、切り替え部材とを駆動する駆動装置120とを備えた画像形成装置において、反転ローラ対でシートを排出部へ排出可能に構成し、連続印刷ジョブにおいて両面印刷がある場合は、反転ローラ対により印刷済みのシートを排出部へ排出する。
特許文献1では、印刷が完了した印刷済みシートは、排出ローラ対により排出部へ排出している。
連続印刷ジョブにおいて、印刷済みシートの次に排紙反転搬送部へ搬送されるシートが、両面印刷の第一面印刷済シートのときは、このシートを、反転ローラ対へ搬送するためにシートの搬送先を排出ローラ対から反転ローラ対へ切り替える必要がある。そのため、排出ローラ対でシートを排出部へ排出するときの回転方向とは、逆方向に第一搬送ローラを回転させ、切り替え部材を第一の姿勢から第二の姿勢へ揺動させる必要が生じる。先行する印刷済みシートの後端が排出ローラ対を抜ける前に、切り替え部材を第二の姿勢をとるように揺動させると、先行する印刷済みシートが逆搬送されジャムが発生する。よって、先行する印刷済みシートの後端が排出ローラ対を抜けてから、切り替え部材を第一の姿勢から第二の姿勢へ揺動させて、シートの搬送先を排出ローラ対から反転ローラ対へ切り替える必要がある。その結果、先行する印刷済みシートと次に搬送される両面印刷の第一面印刷済シートとの紙間が広がり、連続印刷ジョブにおいて、両面印刷が有る場合の生産性が悪くなってしまう。
そこで、態様1では、連続印刷ジョブに両面印刷があるときは、反転ローラ対により印刷済みシートを排出部へ排出するようにした。このように、印刷済みシートを反転ローラ対から排出することで、切り替え部材による印刷済みシートの搬送先は、反転ローラ対となる。よって、印刷済みシートの次に搬送されるシートが両面印刷の第一面印刷済シートのときに、切り替え部材を揺動させてシートの搬送先を切り替える必要がなくなる。これにより、切り替え部材を揺動させて搬送先の切り替えを行わずに、印刷済みシートの次に搬送される両面印刷の第一面印刷済シートを反転ローラ対へ搬送できる。その結果、印刷済みシートと第一面印刷済シートとの紙間を特許文献1よりも短くでき、連続印刷ジョブに両面印刷がある場合の生産性を高めることができる。
(態様2)
態様1において、切替爪23などの切り替え部材は、揺動することで、シートの搬送先を切り替えるものであり、駆動装置120は、排紙反転駆動ローラ25などの第一搬送ローラと、切り替え部材と、定着ローラ17aなどの切り替え部材よりもシート搬送方向上流のシート搬送部材とを駆動するものであり、駆動装置120は、駆動モータ121などの駆動源の回転方向を変えずに切り替え部材の揺動方向をおよび第一搬送ローラの回転方向を切り替える排紙駆動伝達ユニット30などの駆動切替手段を備えた。
これによれば、実施形態で説明したように、定着ローラ17aなどの切り替え部材よりもシート搬送方向上流のシート搬送部材でシートを切替爪23などの切り替え部材へ向けて搬送しながら、切り替え部材の揺動方向をおよび排紙反転駆動ローラ25などの第一搬送ローラの回転方向を切り替えることができる。
(態様3)
態様2において、排紙駆動伝達ユニット30などの駆動切替手段は、2つのクラッチ機構(本実施形態では、排紙電磁クラッチ34と反転電磁クラッチ36)を有し、
ONにするクラッチ機構の切り替えにより、切替爪23などの切り替え部材の揺動方向をおよび排紙反転駆動ローラ25などの第一搬送ローラの回転方向の切り替を行う。
これによれば、実施形態で説明したように、駆動モータ121などの駆動源の回転方向を変えずに切り替え部材の揺動方向をおよび第一搬送ローラの回転方向を切り替えることができる。
(態様4)
態様3において、2つのクラッチ機構が同時にONとなる状態が発生しないようにクラッチ機構のON/OFF制御を行う。
これによれば、実施形態で説明したように、駆動モータ121などの駆動源の負荷が上昇し、駆動源の駆動が停止するのを防止することができる。
(態様5)
態様3または4において、両方のクラッチ機構を一時的にOFFにした後、ONにするクラッチ機構が切り替えられる。
これによれば、実施形態で説明したように、両方のクラッチ機構が同時にONとなる事態が発生するのを抑制することができ、駆動モータ121などの駆動源に大きな負荷がかかるのを抑制することができる。
(態様6)
態様2乃至5いずれかにおいて、排紙反転駆動ローラ25などの第一搬送ローラの回転方向が、排紙ローラ対18などの排出ローラ対によりシートを排紙トレイ20などの排出部へ搬送するときの回転方向のときは、シートを排出ローラ対へ案内する第一の姿勢を取るように切替爪23などの切り替え部材を揺動させ、第一搬送ローラの回転方向が、反転ローラ対19でシートを排出部へ排出するときの回転方向のときは、シートを反転ローラ対19へ案内する第二の姿勢をとるように切り替え部材を揺動させる。
これによれば、実施形態で説明したように、シートを排出ローラ対へ案内して、排出部へ搬送し、かつ、シートを反転ローラ対へ案内し、排出部へ搬送することができる。
(態様7)
態様2乃至6いずれかにおいて、シート搬送部材が、定着ローラ17aである。
これによれば、定着ローラ17aによりシートを切替爪23へ搬送しつつ、排出経路と反転経路の間で選択的にシートを搬送することができる。また、定着ローラを駆動する駆動装置と、第一搬送ローラおよび切り替え部材を駆動する駆動装置とを別々に設けるものに比べて、部品点数を削減することができ、装置のコストダウンを図ることができる。
(態様8)
態様2乃至7いずれかにおいて、排紙駆動伝達ユニット30などの駆動切替手段は、遊星歯車機構50を備え、排紙反転駆動ローラ25などの第一搬送ローラに駆動力を出力する遊星歯車機構の部材(本実施形態では、内歯部材55)と、切替爪23などの切り替え部材に駆動力を出力する遊星歯車機構の部材(本実施形態では、太陽部材51)とが互いに異なり、切り替え部材が揺動するときの負荷トルクが、第一搬送ローラが回転するときの負荷トルクよりも小さい。
これによれば、実施形態で説明したように、切り替え部材が第一の姿勢と第二の姿勢を揺動する間は、第一搬送ローラに駆動力を出力する遊星歯車機構の部材(本実施形態では、内歯部材55)が固定となり、切替爪23などの切り替え部材に駆動力を出力する遊星歯車機構の部材(本実施形態では、太陽部材51)が回転する。そして、切り替え部材が第一の姿勢または第二の姿勢となって、部材に突き当たって揺動が停止すると、切替爪23などの切り替え部材に駆動力を出力する遊星歯車機構の部材が固定となり、第一搬送ローラに駆動力を出力する遊星歯車機構の部材が回転して第一搬送ローラが回転駆動する。
これにより、切り替え部材の揺動と、第一搬送ローラの回転とを行うことができる。
1 :画像形成ユニット
10 :中間転写ユニット
17 :定着装置
17a :定着ローラ
17b :加圧ローラ
18 :排紙ローラ対
18a :排紙従動ローラ
19 :反転ローラ対
19a :反転従動ローラ
20 :排紙トレイ
21 :両面搬送路
22 :給紙搬送路
23 :切替爪
23a :揺動軸
25 :排紙反転駆動ローラ
25a :回転軸
30 :排紙駆動伝達ユニット
31 :ハウジング
31a :出力開口部
31b :貫通孔
31c :入力開口部
31d :逃がし孔
31e :第一支持凹部
31f :第二支持凹部
31m :内歯収納部
32 :カバー部材
32a :第一シャフト支持孔
32b :第二シャフト支持孔
32c :太陽支持孔
32f1~32f4 :位置決め孔
33 :入力ギヤ
34 :排紙電磁クラッチ
35 :反転ギヤ
36 :反転電磁クラッチ
37 :第一ドライブシャフト
37a :シャフト部
37b :ギヤ部
37c :支持部
38 :第二ドライブシャフト
38a :シャフト部
38b :ギヤ部
38c :支持部
40 :排紙ユニット
41 :排紙フレーム
41a :揺動規制孔
41b :支持軸
42 :排紙ギヤ
50 :遊星歯車機構
51 :太陽部材
51a :太陽歯車
51b :第一ジョイント部
51c :キャリア支持部
51d :内歯支持部
53 :キャリア
53a :支持部
53b :外歯ギヤ部
54 :遊星歯車
55 :内歯部材
55a :内歯部
55b :外歯部
55c :支持部
56 :遊星カバー
60 :揺動機構
61 :第一リンク部材
61a :長孔
62 :第二リンク部材
62a :リンク軸
62b :取り付け部
62c :止め輪
63 :第二ジョイント
120 :駆動装置
121 :駆動モータ
121a :モータギヤ
122 :排紙入力ギヤ
123 :排紙アイドラギヤ部
123a :第一ギヤ
123b :第二ギヤ
125 :定着入力ギヤ
126 :定着ギヤ
131a :位置決め突起
131b :位置決め突起
131c :位置決め突起
131d :位置決め突起
141 :側板部
142 :排紙ガイド
特許第6703761号公報

Claims (8)

  1. シートに画像を形成する画像形成部と、
    正逆回転可能な第一搬送ローラと、前記第一搬送ローラに当接する正逆回転可能な第二搬送ローラと、前記第一搬送ローラに当接する正逆回転可能な第三搬送ローラとを有し、前記第一搬送ローラと前記第二搬送ローラとでシートを排出部へ搬送する排出ローラ対を構成し、前記第一搬送ローラと前記第三搬送ローラとで両面印刷を行うシートをスイッチバックして前記画像形成部へ再給送する再給送路へ搬送する反転ローラ対を構成する排紙反転搬送部と、
    前記シートの搬送先を、前記排出ローラ対と前記反転ローラ対との間で選択的に切り替える切り替え部材と、
    前記排紙反転搬送部の少なくともひとつの搬送ローラと、前記切り替え部材とを駆動する駆動装置とを備えた画像形成装置において、
    前記反転ローラ対で前記シートを前記排出部へ排出可能に構成し、
    連続印刷ジョブにおいて両面印刷がある場合は、前記反転ローラ対により印刷済みのシートを前記排出部へ排出することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記切り替え部材は、揺動することで、前記シートの搬送先を切り替えるものであり、
    前記駆動装置は、前記第一搬送ローラと、前記切り替え部材と、前記切り替え部材よりもシート搬送方向上流のシート搬送部材とを駆動するものであり、
    前記駆動装置は、駆動源の回転方向を変えずに前記切り替え部材の揺動方向をおよび前記第一搬送ローラの回転方向を切り替える駆動切替手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記駆動切替手段は、2つのクラッチ機構を有し、
    ONにするクラッチ機構の切り替えにより、前記切り替え部材の揺動方向をおよび前記第一搬送ローラの回転方向の切り替を行うことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    2つのクラッチ機構が同時にONとなる状態が発生しないようにクラッチ機構のON/OFF制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    両方のクラッチ機構を一時的にOFFにした後、ONにするクラッチ機構が切り替えられることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記第一搬送ローラの回転方向が、前記排出ローラ対により前記シートを前記排出部へ搬送するときの回転方向のときは、前記シートを前記排出ローラ対へ案内する第一の姿勢を取るように前記切り替え部材を揺動させ、
    前記第一搬送ローラの回転方向が、前記反転ローラ対により前記シートを前記排出部へ排出するときの回転方向のときは、前記シートを前記反転ローラ対へ案内する第二の姿勢をとるように前記切り替え部材を揺動させることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記シート搬送部材が、定着ローラであることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記駆動切替手段は、遊星歯車機構を備え、
    前記第一搬送ローラに駆動力を出力する遊星歯車機構の部材と、前記切り替え部材に駆動力を出力する遊星歯車機構の部材とが互いに異なり、
    前記切り替え部材が揺動するときの負荷トルクが、前記第一搬送ローラが回転するときの負荷トルクよりも小さいことを特徴とする画像形成装置。
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