JP2004100758A - 駆動伝達装置 - Google Patents
駆動伝達装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004100758A JP2004100758A JP2002261022A JP2002261022A JP2004100758A JP 2004100758 A JP2004100758 A JP 2004100758A JP 2002261022 A JP2002261022 A JP 2002261022A JP 2002261022 A JP2002261022 A JP 2002261022A JP 2004100758 A JP2004100758 A JP 2004100758A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- gear
- shaft hole
- drive
- drive transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Gear Transmission (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
【課題】中継ギヤを含むギヤ列の軸どうしの平行度に誤差があっても、新たな構成部品を付加することなく簡易な構成でもって、回転力を振動や騒音等の発生もなく安定して伝達することができる駆動伝達装置を提供する。
【解決手段】駆動回転する駆動ギヤ12と被伝達ギヤ22とに噛み合って従動回転する中継ギヤ32の軸孔34を、例えば、その軸方向L2における1箇所で軸31の周面と線状に接触し得る両側テーパー型の孔形状とする。また、その軸31を、その軸方向における1箇所で軸孔34の内周面と線状に接触し得る形状とする。
【選択図】 図1
【解決手段】駆動回転する駆動ギヤ12と被伝達ギヤ22とに噛み合って従動回転する中継ギヤ32の軸孔34を、例えば、その軸方向L2における1箇所で軸31の周面と線状に接触し得る両側テーパー型の孔形状とする。また、その軸31を、その軸方向における1箇所で軸孔34の内周面と線状に接触し得る形状とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駆動ギヤの回転力を被伝達ギヤに伝える中継ギヤを有する駆動伝達装置に係り、特に、各ギヤの軸の平行度に誤差がある場合であっても安定した回転が求められる技術分野に好適な駆動伝達装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開平8−146825号公報
【特許文献1】特開平9−80840号公報
【0003】
この種の駆動伝達装置は、例えば、電子写真方式、静電記録方式等を利用したプリンタ、複写機、ファクシミリ、複合機等に代表される画像形成装置において採用されている。
【0004】
すなわち、図7に例示するように、駆動モータの回転力を駆動対象となるロール、ドラム等の回転体に伝える駆動伝達装置として採用されている。かかる駆動伝達装置は、具体的には、駆動モータ100の駆動軸110に取り付けられた駆動ギヤ120を取り付けるとともに、回転体200の軸210に被伝達ギヤ220を取り付けたうえで、その駆動ギヤ120と被伝達ギヤ220とに噛み合って従動回転する中継ギヤ320を配置して構成されたものであり、これにより駆動モータ100の回転力が駆動ギヤ120から中継ギヤ320を中継して被伝達ギヤ220に伝達され、もって回転体200が回転するようになっている。図中の310は中継ギヤ320を回転自在に支持する軸、330は軸310を通す軸孔、400は駆動モータ100と回転体200の軸210とを支持する支持部材、410は中継ギヤの軸310を立設した支持部材である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような回転駆動装置にあっては、中継ギヤ320の軸310と駆動ギヤ120の軸110や被伝達ギヤ220の軸210との間における平行度に誤差があると、図7に示すように、ギヤの噛み合い部分のねじれ(傾斜して食い込むような状態の噛み合い:点線の円で示す部分)500によってギヤが局所的に磨耗したり、噛み合い振動が生じたりする。図中の一点鎖線L1,L2,L3は各軸110、310、210の軸心線を示す。図示の例は、軸310を設けた支持部材410が支持部材400に対して傾斜しているために上記平行度に誤差が生じている場合であるが、これに限らず、支持部材410は傾斜しておらず、軸310そのものが当該支持部材に対して傾いた状態にあるため上記平行度に誤差が生じる場合などもある。
【0006】
このような現象により、回転力の伝達誤差や不要な振動が生じて円滑で安定した駆動伝達ができなくなり、最終的に駆動対象である回転体200を円滑に安定して回転させることができなくなるため、画像形成に悪影響を与え、画質劣化を招くことがある。
【0007】
このような問題を解決するために、図8に例示するように中継ギヤ320の軸孔310A(の内径)を軸310の外径よりも大きくしてその軸310との間にガタ(完全なる隙間)を設け、かかるガタにより軸310の平行度の誤差を吸収する方策も考えられる。しかし、この場合には、駆動伝達装置の稼動時に大きな騒音が発生するという問題がある。
【0008】
ちなみに、特開平8−146825号公報においては、装置本体に着脱可能な感光体ユニットの感光体に駆動振動が伝わらないようにする目的で、感光体を回転させる駆動ロールの軸心上の一端側と、装置本体の駆動源側ギヤと連結するギヤとの間を種々のカップリングで連結した構造とし、これによりギヤの噛み合い振動をカップリングで吸収して感光体に伝えないようにした技術的手段が提案されている。しかし、このような技術的手段は、ギヤ列からなる駆動伝達装置にそのまま適用することは困難であり、例えばギヤ列の軸にカップリングを組み込もうとすれば、装置が大型で複雑なものとなり、しかもコスト高にもなる。
【0009】
また、特開平9−80840号公報においては、ハス歯ギヤ例の標準ねじれ角と回転駆動時の第1ハス歯ギヤの第2ハス歯ギヤに対する軸心の倒れ角とを用いて、第1ハス歯ギアのかみ合い面側倒れ角度を特定し、これによりハス歯ギヤ例の軸受けにガタがあり軸心が変位しても、これと噛み合うハス歯ギヤのねじれ角が前記の特定した量だけねじれているため見かけ上の噛み合いねじれ角のずれが解消され、ギヤの歯ごとのピッチムラを低減することができる技術的手段が提案されている。しかし、この場合には、軸心の倒れ角が予め既知で一定している必要があり、前記軸の平行度に誤差がある場合のような一定していない現象に対する有効な解決手段にはなりえない。
【0010】
本発明は、中継ギヤを含むギヤ列の軸どうしの平行度に誤差があっても、新たな構成部品を付加することなく簡易な構成でもって、回転力を振動や騒音等の発生もなく安定して伝達することができる駆動伝達装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明(第1発明)の駆動伝達装置は、駆動回転する駆動ギヤと被伝達ギヤとに噛み合って従動回転するように軸孔を通る軸に取り付けられた中継ギヤを有する駆動伝達装置において、前記中継ギヤの軸孔を、その軸方向における1箇所で前記軸の周面と線状に接触し得る形状としたことを特徴とするものである。
【0012】
また、本発明(第2発明)の駆動伝達装置は、駆動回転する駆動ギヤと被伝達ギヤとに噛み合って従動回転するように軸孔を通る軸に取り付けられた中継ギヤを有する駆動伝達装置において、前記軸を、その軸方向における1箇所で前記軸孔の内周面と線状に接触し得る形状としたことを特徴とするものである。
【0013】
この両発明の伝達装置は、その特徴的な構成を組み合わせて併用するものであっても構わない。また、この両発明の駆動伝達装置は、上記駆動ギヤ、被伝達ギヤおよび中継ギヤを有するものであって、各ギヤの軸の平行度に誤差がある場合であっても安定した回転が求められる技術分野であれば、特に制約されることなく適用することが可能である。例えば、電子写真方式、静電記録方式等を利用したプリンタ、複写機等の画像形成装置に適用可能であり、その画像形成装置おいて高度の回転精度が求められる回転体、すなわち感光ドラム、中間転写ロール等の回転体を回転駆動させる駆動装置として適用すると特に有効である。
【0014】
【発明の実施の形態】
≪実施の形態1≫
図1は、本発明の実施の形態1に係る駆動伝達装置を示す概要図である。
【0015】
この駆動伝達装置1Aは、電子写真方式を利用した画像形成装置に使用されるロール(具体的には感光ドラム)20に駆動モータ10の回転力を伝達するための装置である。すなわち、この装置1Aは、駆動モータ10の駆動軸11に固定して取り付けられる駆動ギヤ12と、駆動対象のロール20の軸21に固定して取り付けられた被伝達ギヤ22との間に、両ギヤ12、22に噛み合って回転するように軸孔33Aを通る軸31に取り付けられたアイドラギヤ32を配置してなるものである。駆動モータ10とロール20は第1支持フレーム41に取り付けられており、そのうちロール20は軸受け23を介して取り付けられている。アイドラギヤ32の軸31は第2支持フレーム42に直立した状態で形成されている。この例ではギヤ12、22、32としていずれも平歯車を使用している。
【0016】
そして、この駆動伝達装置1Aにおいては、特に、図1や図2に示すように、そのアイドラギヤ32の軸孔33Aをその軸線方向L2における1箇所で軸31の周面と線状に接触し得る孔形状にしている。この例示では、軸31の外径Dとほぼ同じ孔径からなる軸孔33Aの中央部33aから、その軸孔33Aの両側開口端部33b,33cにむけて孔径Eが単調に増加するテーパー状に形成された両側テーパー型の形状に形成されている。この結果、軸孔33Aは、その中央部32aが中心側にむけて三角形状に隆起し、山の稜線のごとき形状になっている。また、軸31については、少なくとも軸孔33に差し込まれる部分が円柱形状からなるものを使用している。
【0017】
このような軸孔33Aの構成により、アイドラギヤ32は、その軸孔31の中央部33aのみが軸31の周面と線状(円状又は楕円を描く線又は少し幅をもった領域)に接触するようになっている。この結果、軸孔の中央部33a以外の部位は、軸31の周面との間に隙間Sが存在することになる。この結果、アイドラギヤ32は、軸孔の中央部33aで回転自在に支持される一方で、その中央部33aを支点として前記隙間Sの範囲内で軸31に対して任意に傾いた状態になり得るようになっている。
【0018】
しがたって、この駆動伝達装置1Aにあっては、アイドラギヤ32の軸31が例えばその支持フレーム42の傾きにより(支持フレーム41と非平行の状態にある場合)本来の軸心線に対して傾いた(倒れた)状態にある場合、その軸31と駆動ギヤ12の駆動軸11や被伝達ギヤ22の軸21との平行度に誤差が生じることになるが、アイドラギヤ32そのものが駆動ギヤ12と被伝達ギヤ22とに平行した正常な状態で噛み合う一方で、軸31の傾いた分が軸孔33Aの中央部33aを支点としてテーパー状部分による隙間S内に適宜変位して位置するようになる(図1)。これによって、アイドラギヤ32の軸31の傾き分が軸孔33のテーパー状部分の存在で形成される隙間Sによって解消されるとともに、その軸31が軸孔33Aの中央部33aで線状に接触してガタなく支持されることでアイドラギヤ32の回転時における振動や騒音の発生が抑えられる。
【0019】
なお、この実施の形態1においては、アイドラギヤ32の軸孔33として、前記両側テーパー型の形状からなる軸孔33Aに代えて、例えば図3に例示するような形状の軸孔としてもよい。
【0020】
図3a,3bに示す軸孔33B,33Cは、その軸孔の一端開口部33b,33cが軸31の周面と線状に接触し得るように形成し、その一端開口部から他端開口部33c,33bにむけて軸径が単調に増加するテーパー状に形成したもの(いわば片側テーパー型の形状)である。この場合には、アイドラギヤ32が、その軸孔33B,33Cの各一端開口部33b,33cにおいて回転自在に支持される一方で、その各一端開口部33b,33cを支点としてその各他端開口部にむかうテーパー状部分により軸31との間で発生する隙間Sの範囲内で軸31に対して任意に傾いた状態になり得る。
【0021】
また、図3cに示す軸孔33Dは、その中央部33aからその両端開口部33b,33cにむけて所定の割合で孔径が増加する曲面形状(クラウン形状)に形成したものである。この場合には、アイドラギヤ32が、その軸孔33Dの丸みを帯びた曲面状の中央部33aで回転自在に支持される以外は、前記軸孔33Aの場合とほぼ同様の状態に置かれるようになる。
【0022】
この他、アイドラギヤ32の軸孔33については、その軸心線L2の1箇所で軸31の周面と線状に接触する部位以外の部位が軸31との間に当該軸31の傾きを吸収し得るようなスペースからなる隙間Sを形成し得る形状であれば特に制約されるものではない。例えば、軸孔33の孔径が段階的に増加するような多段状の形状や、孔径が一度に増加した後に一定となるような形状であっても構わない。
【0023】
≪実施の形態2≫
図4は、本発明の実施の形態2に係る駆動伝達装置を示す概要図である。この駆動伝達装置1Bは、アイドラギヤ34の軸孔33を特定の形状にすること(図1や図2の軸孔33A)に代えて、その軸31を特定の形状にする以外は実施の形態1に係る伝達装置1Aと同じ構成からなるものである。図中において共通する構成部品等には同じ符号を付している。
【0024】
この駆動伝達装置1Bにおいては、図4や図5に示すように、アイドラギヤ32の軸31Aをその軸線方向L2における1箇所で軸孔33の内周面と線状に接触し得る形状にしている。この例では、その軸31の基端部31bが軸孔33の内径Eよりも少し大きい外径D1からなるもので、それ以外の軸の先端部31aにむかうにつれて外径Dが軸孔33の内径Eよりも小径になるように単調に減少して先細りする片側テーパー型の形状に形成されている。また、軸孔33については円筒形状からなるものを使用している。
【0025】
このような軸31Aの構成により、アイドラギヤ32は、軸31Aのテーパー状の一部分がその軸孔の一端部33bの内周面と線状(円状又は楕円を描く線又は少し幅をもった領域)に接触するようになっている。この結果、その軸孔33の軸31Aと接触している一端部33b以外の部位は、軸31Aのテーパー状部分との間に隙間Sが存在することになる。この結果、アイドラギヤ32は、軸孔の一端部33bで軸31Aにより回転自在に支持される一方で、その一端部33bを支点として前記隙間Sの範囲内で軸31Aに対して任意に傾いた状態になり得るようになっている。
【0026】
しがたって、この駆動伝達装置1Bにあっては、アイドラギヤ32の軸31Aが例えばその支持フレーム42の傾きにより本来の軸心線に対して傾いた状態にある場合、その軸31Aと駆動ギヤ12の駆動軸11や被伝達ギヤ22の軸21との平行度に誤差が生じることになるが、アイドラギヤ32そのものが駆動ギヤ12と被伝達ギヤ22とに平行した正常な状態で噛み合う一方で、軸31Aの傾いた分が軸孔32の一端部33bを支点としてテーパー状部分による隙間S内に適宜変位して位置するようになる(図4)。これによって、アイドラギヤ32の軸31Aの傾き分が軸31のテーパー状部分の存在で形成される隙間Sによって解消されるとともに、その軸31Aが軸孔32の一端部33bで線状に接触してガタなく支持されることでアイドラギヤ32の回転時における振動や騒音の発生が抑えられる。
【0027】
なお、この実施の形態2においては、アイドラギヤ32の軸31として、前記片側テーパー型の形状からなる軸31Aに代えて、例えば図6に例示するような形状の軸孔としてもよい。
【0028】
図6aに示す軸31Bは、その中央部31cが軸孔33の内径Eとほぼ同じ外径からなり、その中央部31cから基端部31bと先端部31aの双方にむけて外径が単調に減少するテーパー状に形成された両側テーパー型の形状に形成したものである。この場合には、アイドラギヤ32が、その軸孔33が軸31Bの中央部孔33cにおいて回転自在に支持される一方で、その中央部31cを支点としてその軸線線L2の両側にむかうテーパー状部分により軸孔33との間で発生する隙間Sの範囲内で当該軸31Bに対して任意に傾いた状態になり得る。
【0029】
また、図6bに示す軸31Cは、その先端部31aと基端部32bの双方から中央部31cにむけて所定の割合で外径が緩やかに増加する曲面形状(紡錘型、逆クラウン形状)に形成したものである。中央部31cの最大径部は、軸孔33の内径Eとほぼ同じ寸法になる。この場合には、アイドラギヤ32が、その軸31Cの丸みを帯びた曲面状の中央部31cで回転自在に支持される以外は、前記軸31Bの場合とほぼ同様の状態に置かれるようになる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の駆動伝達装置によれば、新たな構成部品を付加することなく、軸孔または軸の形状を特定の形状にするという簡易な構成でもって、回転力を振動や騒音等の発生もなく安定して伝達することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る駆動伝達装置の要部を示す概要図。
【図2】(a)はアイドラギヤの軸孔の構成を示す断面説明図、(b)は(a)の矢印M方向から見たときの概略正面図。
【図3】アイドラギヤの軸孔の他の構成例を示す概略断面図。
【図4】実施の形態2に係る駆動伝達装置の要部を示す概要図。
【図5】(a)はアイドラギヤの軸の構成を示す概略説明図、(b)は(a)の矢印M方向から見たときの概略正面図。
【図6】アイドラギヤの軸の他の構成例を示す概略断面図。
【図7】従来の駆動伝達装置の要部構成とその課題現象を示す概要図。
【図8】従来の課題現象を回避するために考えられる方策例を示す要部説明図。
【符号の説明】
1A,1B…駆動伝達装置、12…駆動ギヤ、22…被伝達ギヤ、31,31A,31B,31C…軸、32…アイドラギヤ(中継ギヤ)、34,34A,34B,34B,34C,34D…軸孔、L2…軸線方向(軸方向)。
【発明の属する技術分野】
本発明は、駆動ギヤの回転力を被伝達ギヤに伝える中継ギヤを有する駆動伝達装置に係り、特に、各ギヤの軸の平行度に誤差がある場合であっても安定した回転が求められる技術分野に好適な駆動伝達装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開平8−146825号公報
【特許文献1】特開平9−80840号公報
【0003】
この種の駆動伝達装置は、例えば、電子写真方式、静電記録方式等を利用したプリンタ、複写機、ファクシミリ、複合機等に代表される画像形成装置において採用されている。
【0004】
すなわち、図7に例示するように、駆動モータの回転力を駆動対象となるロール、ドラム等の回転体に伝える駆動伝達装置として採用されている。かかる駆動伝達装置は、具体的には、駆動モータ100の駆動軸110に取り付けられた駆動ギヤ120を取り付けるとともに、回転体200の軸210に被伝達ギヤ220を取り付けたうえで、その駆動ギヤ120と被伝達ギヤ220とに噛み合って従動回転する中継ギヤ320を配置して構成されたものであり、これにより駆動モータ100の回転力が駆動ギヤ120から中継ギヤ320を中継して被伝達ギヤ220に伝達され、もって回転体200が回転するようになっている。図中の310は中継ギヤ320を回転自在に支持する軸、330は軸310を通す軸孔、400は駆動モータ100と回転体200の軸210とを支持する支持部材、410は中継ギヤの軸310を立設した支持部材である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような回転駆動装置にあっては、中継ギヤ320の軸310と駆動ギヤ120の軸110や被伝達ギヤ220の軸210との間における平行度に誤差があると、図7に示すように、ギヤの噛み合い部分のねじれ(傾斜して食い込むような状態の噛み合い:点線の円で示す部分)500によってギヤが局所的に磨耗したり、噛み合い振動が生じたりする。図中の一点鎖線L1,L2,L3は各軸110、310、210の軸心線を示す。図示の例は、軸310を設けた支持部材410が支持部材400に対して傾斜しているために上記平行度に誤差が生じている場合であるが、これに限らず、支持部材410は傾斜しておらず、軸310そのものが当該支持部材に対して傾いた状態にあるため上記平行度に誤差が生じる場合などもある。
【0006】
このような現象により、回転力の伝達誤差や不要な振動が生じて円滑で安定した駆動伝達ができなくなり、最終的に駆動対象である回転体200を円滑に安定して回転させることができなくなるため、画像形成に悪影響を与え、画質劣化を招くことがある。
【0007】
このような問題を解決するために、図8に例示するように中継ギヤ320の軸孔310A(の内径)を軸310の外径よりも大きくしてその軸310との間にガタ(完全なる隙間)を設け、かかるガタにより軸310の平行度の誤差を吸収する方策も考えられる。しかし、この場合には、駆動伝達装置の稼動時に大きな騒音が発生するという問題がある。
【0008】
ちなみに、特開平8−146825号公報においては、装置本体に着脱可能な感光体ユニットの感光体に駆動振動が伝わらないようにする目的で、感光体を回転させる駆動ロールの軸心上の一端側と、装置本体の駆動源側ギヤと連結するギヤとの間を種々のカップリングで連結した構造とし、これによりギヤの噛み合い振動をカップリングで吸収して感光体に伝えないようにした技術的手段が提案されている。しかし、このような技術的手段は、ギヤ列からなる駆動伝達装置にそのまま適用することは困難であり、例えばギヤ列の軸にカップリングを組み込もうとすれば、装置が大型で複雑なものとなり、しかもコスト高にもなる。
【0009】
また、特開平9−80840号公報においては、ハス歯ギヤ例の標準ねじれ角と回転駆動時の第1ハス歯ギヤの第2ハス歯ギヤに対する軸心の倒れ角とを用いて、第1ハス歯ギアのかみ合い面側倒れ角度を特定し、これによりハス歯ギヤ例の軸受けにガタがあり軸心が変位しても、これと噛み合うハス歯ギヤのねじれ角が前記の特定した量だけねじれているため見かけ上の噛み合いねじれ角のずれが解消され、ギヤの歯ごとのピッチムラを低減することができる技術的手段が提案されている。しかし、この場合には、軸心の倒れ角が予め既知で一定している必要があり、前記軸の平行度に誤差がある場合のような一定していない現象に対する有効な解決手段にはなりえない。
【0010】
本発明は、中継ギヤを含むギヤ列の軸どうしの平行度に誤差があっても、新たな構成部品を付加することなく簡易な構成でもって、回転力を振動や騒音等の発生もなく安定して伝達することができる駆動伝達装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明(第1発明)の駆動伝達装置は、駆動回転する駆動ギヤと被伝達ギヤとに噛み合って従動回転するように軸孔を通る軸に取り付けられた中継ギヤを有する駆動伝達装置において、前記中継ギヤの軸孔を、その軸方向における1箇所で前記軸の周面と線状に接触し得る形状としたことを特徴とするものである。
【0012】
また、本発明(第2発明)の駆動伝達装置は、駆動回転する駆動ギヤと被伝達ギヤとに噛み合って従動回転するように軸孔を通る軸に取り付けられた中継ギヤを有する駆動伝達装置において、前記軸を、その軸方向における1箇所で前記軸孔の内周面と線状に接触し得る形状としたことを特徴とするものである。
【0013】
この両発明の伝達装置は、その特徴的な構成を組み合わせて併用するものであっても構わない。また、この両発明の駆動伝達装置は、上記駆動ギヤ、被伝達ギヤおよび中継ギヤを有するものであって、各ギヤの軸の平行度に誤差がある場合であっても安定した回転が求められる技術分野であれば、特に制約されることなく適用することが可能である。例えば、電子写真方式、静電記録方式等を利用したプリンタ、複写機等の画像形成装置に適用可能であり、その画像形成装置おいて高度の回転精度が求められる回転体、すなわち感光ドラム、中間転写ロール等の回転体を回転駆動させる駆動装置として適用すると特に有効である。
【0014】
【発明の実施の形態】
≪実施の形態1≫
図1は、本発明の実施の形態1に係る駆動伝達装置を示す概要図である。
【0015】
この駆動伝達装置1Aは、電子写真方式を利用した画像形成装置に使用されるロール(具体的には感光ドラム)20に駆動モータ10の回転力を伝達するための装置である。すなわち、この装置1Aは、駆動モータ10の駆動軸11に固定して取り付けられる駆動ギヤ12と、駆動対象のロール20の軸21に固定して取り付けられた被伝達ギヤ22との間に、両ギヤ12、22に噛み合って回転するように軸孔33Aを通る軸31に取り付けられたアイドラギヤ32を配置してなるものである。駆動モータ10とロール20は第1支持フレーム41に取り付けられており、そのうちロール20は軸受け23を介して取り付けられている。アイドラギヤ32の軸31は第2支持フレーム42に直立した状態で形成されている。この例ではギヤ12、22、32としていずれも平歯車を使用している。
【0016】
そして、この駆動伝達装置1Aにおいては、特に、図1や図2に示すように、そのアイドラギヤ32の軸孔33Aをその軸線方向L2における1箇所で軸31の周面と線状に接触し得る孔形状にしている。この例示では、軸31の外径Dとほぼ同じ孔径からなる軸孔33Aの中央部33aから、その軸孔33Aの両側開口端部33b,33cにむけて孔径Eが単調に増加するテーパー状に形成された両側テーパー型の形状に形成されている。この結果、軸孔33Aは、その中央部32aが中心側にむけて三角形状に隆起し、山の稜線のごとき形状になっている。また、軸31については、少なくとも軸孔33に差し込まれる部分が円柱形状からなるものを使用している。
【0017】
このような軸孔33Aの構成により、アイドラギヤ32は、その軸孔31の中央部33aのみが軸31の周面と線状(円状又は楕円を描く線又は少し幅をもった領域)に接触するようになっている。この結果、軸孔の中央部33a以外の部位は、軸31の周面との間に隙間Sが存在することになる。この結果、アイドラギヤ32は、軸孔の中央部33aで回転自在に支持される一方で、その中央部33aを支点として前記隙間Sの範囲内で軸31に対して任意に傾いた状態になり得るようになっている。
【0018】
しがたって、この駆動伝達装置1Aにあっては、アイドラギヤ32の軸31が例えばその支持フレーム42の傾きにより(支持フレーム41と非平行の状態にある場合)本来の軸心線に対して傾いた(倒れた)状態にある場合、その軸31と駆動ギヤ12の駆動軸11や被伝達ギヤ22の軸21との平行度に誤差が生じることになるが、アイドラギヤ32そのものが駆動ギヤ12と被伝達ギヤ22とに平行した正常な状態で噛み合う一方で、軸31の傾いた分が軸孔33Aの中央部33aを支点としてテーパー状部分による隙間S内に適宜変位して位置するようになる(図1)。これによって、アイドラギヤ32の軸31の傾き分が軸孔33のテーパー状部分の存在で形成される隙間Sによって解消されるとともに、その軸31が軸孔33Aの中央部33aで線状に接触してガタなく支持されることでアイドラギヤ32の回転時における振動や騒音の発生が抑えられる。
【0019】
なお、この実施の形態1においては、アイドラギヤ32の軸孔33として、前記両側テーパー型の形状からなる軸孔33Aに代えて、例えば図3に例示するような形状の軸孔としてもよい。
【0020】
図3a,3bに示す軸孔33B,33Cは、その軸孔の一端開口部33b,33cが軸31の周面と線状に接触し得るように形成し、その一端開口部から他端開口部33c,33bにむけて軸径が単調に増加するテーパー状に形成したもの(いわば片側テーパー型の形状)である。この場合には、アイドラギヤ32が、その軸孔33B,33Cの各一端開口部33b,33cにおいて回転自在に支持される一方で、その各一端開口部33b,33cを支点としてその各他端開口部にむかうテーパー状部分により軸31との間で発生する隙間Sの範囲内で軸31に対して任意に傾いた状態になり得る。
【0021】
また、図3cに示す軸孔33Dは、その中央部33aからその両端開口部33b,33cにむけて所定の割合で孔径が増加する曲面形状(クラウン形状)に形成したものである。この場合には、アイドラギヤ32が、その軸孔33Dの丸みを帯びた曲面状の中央部33aで回転自在に支持される以外は、前記軸孔33Aの場合とほぼ同様の状態に置かれるようになる。
【0022】
この他、アイドラギヤ32の軸孔33については、その軸心線L2の1箇所で軸31の周面と線状に接触する部位以外の部位が軸31との間に当該軸31の傾きを吸収し得るようなスペースからなる隙間Sを形成し得る形状であれば特に制約されるものではない。例えば、軸孔33の孔径が段階的に増加するような多段状の形状や、孔径が一度に増加した後に一定となるような形状であっても構わない。
【0023】
≪実施の形態2≫
図4は、本発明の実施の形態2に係る駆動伝達装置を示す概要図である。この駆動伝達装置1Bは、アイドラギヤ34の軸孔33を特定の形状にすること(図1や図2の軸孔33A)に代えて、その軸31を特定の形状にする以外は実施の形態1に係る伝達装置1Aと同じ構成からなるものである。図中において共通する構成部品等には同じ符号を付している。
【0024】
この駆動伝達装置1Bにおいては、図4や図5に示すように、アイドラギヤ32の軸31Aをその軸線方向L2における1箇所で軸孔33の内周面と線状に接触し得る形状にしている。この例では、その軸31の基端部31bが軸孔33の内径Eよりも少し大きい外径D1からなるもので、それ以外の軸の先端部31aにむかうにつれて外径Dが軸孔33の内径Eよりも小径になるように単調に減少して先細りする片側テーパー型の形状に形成されている。また、軸孔33については円筒形状からなるものを使用している。
【0025】
このような軸31Aの構成により、アイドラギヤ32は、軸31Aのテーパー状の一部分がその軸孔の一端部33bの内周面と線状(円状又は楕円を描く線又は少し幅をもった領域)に接触するようになっている。この結果、その軸孔33の軸31Aと接触している一端部33b以外の部位は、軸31Aのテーパー状部分との間に隙間Sが存在することになる。この結果、アイドラギヤ32は、軸孔の一端部33bで軸31Aにより回転自在に支持される一方で、その一端部33bを支点として前記隙間Sの範囲内で軸31Aに対して任意に傾いた状態になり得るようになっている。
【0026】
しがたって、この駆動伝達装置1Bにあっては、アイドラギヤ32の軸31Aが例えばその支持フレーム42の傾きにより本来の軸心線に対して傾いた状態にある場合、その軸31Aと駆動ギヤ12の駆動軸11や被伝達ギヤ22の軸21との平行度に誤差が生じることになるが、アイドラギヤ32そのものが駆動ギヤ12と被伝達ギヤ22とに平行した正常な状態で噛み合う一方で、軸31Aの傾いた分が軸孔32の一端部33bを支点としてテーパー状部分による隙間S内に適宜変位して位置するようになる(図4)。これによって、アイドラギヤ32の軸31Aの傾き分が軸31のテーパー状部分の存在で形成される隙間Sによって解消されるとともに、その軸31Aが軸孔32の一端部33bで線状に接触してガタなく支持されることでアイドラギヤ32の回転時における振動や騒音の発生が抑えられる。
【0027】
なお、この実施の形態2においては、アイドラギヤ32の軸31として、前記片側テーパー型の形状からなる軸31Aに代えて、例えば図6に例示するような形状の軸孔としてもよい。
【0028】
図6aに示す軸31Bは、その中央部31cが軸孔33の内径Eとほぼ同じ外径からなり、その中央部31cから基端部31bと先端部31aの双方にむけて外径が単調に減少するテーパー状に形成された両側テーパー型の形状に形成したものである。この場合には、アイドラギヤ32が、その軸孔33が軸31Bの中央部孔33cにおいて回転自在に支持される一方で、その中央部31cを支点としてその軸線線L2の両側にむかうテーパー状部分により軸孔33との間で発生する隙間Sの範囲内で当該軸31Bに対して任意に傾いた状態になり得る。
【0029】
また、図6bに示す軸31Cは、その先端部31aと基端部32bの双方から中央部31cにむけて所定の割合で外径が緩やかに増加する曲面形状(紡錘型、逆クラウン形状)に形成したものである。中央部31cの最大径部は、軸孔33の内径Eとほぼ同じ寸法になる。この場合には、アイドラギヤ32が、その軸31Cの丸みを帯びた曲面状の中央部31cで回転自在に支持される以外は、前記軸31Bの場合とほぼ同様の状態に置かれるようになる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の駆動伝達装置によれば、新たな構成部品を付加することなく、軸孔または軸の形状を特定の形状にするという簡易な構成でもって、回転力を振動や騒音等の発生もなく安定して伝達することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る駆動伝達装置の要部を示す概要図。
【図2】(a)はアイドラギヤの軸孔の構成を示す断面説明図、(b)は(a)の矢印M方向から見たときの概略正面図。
【図3】アイドラギヤの軸孔の他の構成例を示す概略断面図。
【図4】実施の形態2に係る駆動伝達装置の要部を示す概要図。
【図5】(a)はアイドラギヤの軸の構成を示す概略説明図、(b)は(a)の矢印M方向から見たときの概略正面図。
【図6】アイドラギヤの軸の他の構成例を示す概略断面図。
【図7】従来の駆動伝達装置の要部構成とその課題現象を示す概要図。
【図8】従来の課題現象を回避するために考えられる方策例を示す要部説明図。
【符号の説明】
1A,1B…駆動伝達装置、12…駆動ギヤ、22…被伝達ギヤ、31,31A,31B,31C…軸、32…アイドラギヤ(中継ギヤ)、34,34A,34B,34B,34C,34D…軸孔、L2…軸線方向(軸方向)。
Claims (2)
- 駆動回転する駆動ギヤと被伝達ギヤとに噛み合って従動回転するように軸孔を通る軸に取り付けられた中継ギヤを有する駆動伝達装置において、
前記中継ギヤの軸孔を、その軸方向における1箇所で前記軸の周面と線状に接触し得る形状としたことを特徴とする駆動伝達装置。 - 駆動回転する駆動ギヤと被伝達ギヤとに噛み合って従動回転するように軸孔を通る軸に取り付けられた中継ギヤを有する駆動伝達装置において、
前記軸を、その軸方向における1箇所で前記軸孔の内周面と線状に接触し得る形状としたことを特徴とする駆動伝達装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002261022A JP2004100758A (ja) | 2002-09-06 | 2002-09-06 | 駆動伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002261022A JP2004100758A (ja) | 2002-09-06 | 2002-09-06 | 駆動伝達装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004100758A true JP2004100758A (ja) | 2004-04-02 |
Family
ID=32261506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002261022A Pending JP2004100758A (ja) | 2002-09-06 | 2002-09-06 | 駆動伝達装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004100758A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012208458A (ja) * | 2010-09-15 | 2012-10-25 | Ricoh Co Ltd | 駆動伝達装置および画像形成装置 |
DE102020118867B3 (de) | 2020-07-16 | 2022-01-05 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Lenkvorrichtung für ein Fahrzeug und damit ausgestattetes Fahrzeug |
-
2002
- 2002-09-06 JP JP2002261022A patent/JP2004100758A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012208458A (ja) * | 2010-09-15 | 2012-10-25 | Ricoh Co Ltd | 駆動伝達装置および画像形成装置 |
DE102020118867B3 (de) | 2020-07-16 | 2022-01-05 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Lenkvorrichtung für ein Fahrzeug und damit ausgestattetes Fahrzeug |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6705475B2 (ja) | 駆動伝達装置及び画像形成装置 | |
JP2005222054A (ja) | 分離型現像器,現像器およびそれらの駆動装置 | |
JP6493327B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH07257776A (ja) | 駆動伝達装置及び画像形成装置 | |
JP2851861B2 (ja) | 感光体ドラム及びこの感光体ドラムを有するプロセスカートリッジ及びこのプロセスカートリッジが着脱可能な画像形成装置 | |
JP2004100758A (ja) | 駆動伝達装置 | |
US6704529B2 (en) | Image forming apparatus having improved driving arrangement | |
TWM486074U (zh) | 具結構卡合之成像裝置 | |
JP6570697B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
US20080226344A1 (en) | Power transmission device, drive transmitting apparatus of image forming apparatus using the same, and image forming apparatus using the same | |
JP2007286535A (ja) | 駆動装置およびそれを用いた画像形成装置 | |
US20050146090A1 (en) | Drive transmission mechanism and drive transmission mechanism for printer apparatus | |
JP2000046153A (ja) | 多段歯車、歯車装置及び画像形成装置 | |
JPH0989051A (ja) | 回転伝達機構 | |
JP2007298702A (ja) | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP4649132B2 (ja) | はす歯歯車を用いた動力伝達装置と該動力伝達装置を備えた画像形成装置 | |
JP2006171200A (ja) | 感光体ドラム機構およびプロセスカートリッジおよび画像形成装置 | |
JP2005258039A (ja) | 画像形成装置及び画像形成ユニット | |
JP2004205909A (ja) | ドラムユニット | |
JP2003028241A (ja) | 駆動装置および画像形成装置 | |
JPH02156280A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2001125329A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004021055A (ja) | レーザプリンタ | |
JP6157294B2 (ja) | 駆動装置及び画像形成装置 | |
JP2008233748A (ja) | 駆動装置、画像形成装置、プロセスカートリッジおよび定着装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425 Effective date: 20050509 |