JP2002284389A - シート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置

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JP2002284389A
JP2002284389A JP2001085422A JP2001085422A JP2002284389A JP 2002284389 A JP2002284389 A JP 2002284389A JP 2001085422 A JP2001085422 A JP 2001085422A JP 2001085422 A JP2001085422 A JP 2001085422A JP 2002284389 A JP2002284389 A JP 2002284389A
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sheet
conveying
roller
transport
bearing
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Soichi Hiramatsu
壮一 平松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート搬送精度の向上、或いは搬送ローラの
小型化及びコストダウンが可能なシート搬送装置及びこ
れを備えた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 搬送ローラ14の軸部14aを介して搬
送ローラ14を回転自在に支持する軸受け20が、搬送
ローラ14の軸部14aに接する少なくとも2つの接触
部20aを有することにより、搬送ローラ14の微小移
動によるシート搬送精度の劣化を防ぐようにする。ま
た、搬送ローラ14を、搬送ローラ軸部近傍のみが搬送
力を有するように構成することにより、偏芯精度の影響
を少なくするようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート搬送装置及
びこれを備えた画像形成装置に関し、特に搬送ローラの
軸部を支持する構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像記録装置の一例として、記録
ヘッドを搭載したキャリッジをシート搬送方向と直交す
る方向(以下、シート幅方向という)に移動してシート
表面に記録を行う、いわゆるシリアル記録装置がある。
そして、このようなシリアル記録装置では、シートをキ
ャリッジの下方に搬送するためのシート搬送装置を備え
ており、このシート搬送装置によるシートの搬送とキャ
リッジによる記録とを交互に繰り返しながらシート上に
画像を記録していくようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年では画
像の高画質性等の理由から記録ヘッドの画素ピッチをよ
り小さくし、高精細な印字を実現する一方、シート搬送
装置に対してはシートの搬送精度を向上させるという要
求が高まっている。
【0004】ここで、従来のシート搬送装置において
は、シート搬送手段として搬送ローラを備えると共に、
この搬送ローラを、その軸部を装置本体に設けられ、軸
部の直径よりもわずかに大きい直径を有する円筒形の軸
受けにて支持することにより、回転自在に支持するよう
にしたものがある。
【0005】そして、このような構成の場合、搬送ロー
ラの軸部と軸受けとが一接触線でのみ接するようにな
る。例えば、搬送ローラが静止状態のとき、搬送ローラ
にシートを圧接させるピンチローラの圧接方向と圧力、
搬送ローラ自身の自重等により、搬送ローラの軸部と軸
受けとの接触線は所定の位置に位置するようになってい
る。
【0006】一方、搬送ローラが回転中、もしくは回転
中から静止状態へ移る時等はその回転加速度、摩擦係数
等さらにいろいろの条件が加わり、また静止中も同様で
あるが、搬送ローラの軸部もしくは軸受けの真円度等微
妙な形状によって接触線の位置が変化する。そして、こ
のような接触線の位置の変化は搬送ローラの微妙な位置
の変化を意味しており、このような搬送ローラの微妙な
位置の変化は、より高精度な搬送精度を実現する際の問
題となっている。
【0007】また、搬送ローラの軸部と軸受けとの間の
摩擦負荷が安定していない場合には、回転中から静止状
態へ移る時等において静止位置のばらつきが生じてしま
い、さらに摩擦負荷が大きい場合には、搬送ローラの回
転負荷が増し、高速化が阻害されるようになる。
【0008】またさらに、搬送ローラの軸部近辺におい
て、搬送ローラの周り全周に軸受けのための設置空間を
必要とするため、軸受けの位置等を制限する問題があっ
た。例えば、強度が弱い搬送ローラ等を両端部のみの支
持とした場合、搬送ローラが中央部にて撓んでしまい、
キャリッジとシートとの距離が一定に保てなかったり、
搬送ローラの搬送精度の悪化を招いたして高精度な印字
に悪影響を及ぼしてしまうことから、このような搬送ロ
ーラ中央部の撓みの発生を防ぐため、例えば搬送ローラ
中央部に軸受けを配置することが考えられる。
【0009】しかし、このように搬送ローラ中央部に軸
受けを配置する場合、既述したように軸部近辺において
搬送ローラの周り全周に軸受けのための設置空間が必要
となると、この軸受けによりシートの搬送が阻害される
等の問題が生じてしまう。
【0010】一方、シートの搬送精度を向上させる要求
に対応するための他の方法として搬送ローラの部品精度
を上げる等の試みがなされている。特に、搬送ローラの
回転中心のズレを示す偏芯精度を向上させることがシー
トの搬送精度をあげるために有効であることがわかって
いる。
【0011】このため、例えば軸部を形成する金属シャ
フトの周囲に薄膜のコーティング等を設けることによっ
て搬送力を発生させるもの、また金属シャフトの表面に
凹凸を設ける事によって搬送力を発生させるもの等、い
わゆる金属ローラといった搬送ローラが提案されてい
る。そして、このような搬送ローラはその回転中心とな
る軸部と、搬送力を持った搬送部が略同径にて形成され
ているため、搬送部に対する回転中心のズレはかなり小
さくなっている。
【0012】しかしながら、このような金属ローラにお
いても、例えば軸受け近くの搬送部であれば回転中心の
ズレはほとんどないが、例えば軸受けから離れた搬送部
においては搬送ローラの真直度等の影響が大きくなり、
回転中心のズレが大きくなってしまう問題があった。
【0013】また一方、搬送精度を上げるため、シート
を搬送ローラに圧接させるためのピンチローラの圧接力
も上げる必要が生じてきており、これに伴い装置の小型
化、コストダウンが要求される中、所定圧力にても変形
を起こさない小型化された搬送ローラの構成が要求され
ている。
【0014】そこで、本発明はこのような現状に鑑みて
なされたものであり、シート搬送精度の向上、或いは搬
送ローラの小型化及びコストダウンが可能なシート搬送
装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目
的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、シートを搬送
するシート搬送装置において、前記シートを搬送する搬
送ローラと、前記搬送ローラを、該搬送ローラの軸部を
介して回転自在に支持する軸受けと、を備え、前記軸受
けは前記搬送ローラの軸部に接する少なくとも2つの接
触部を有することを特徴とするものである。
【0016】また本発明は、前記軸受けの、前記搬送ロ
ーラの軸部に接する接触部の少なくとも1つは該搬送ロ
ーラの軸部の径よりも大径の湾曲凹部であることを特徴
とするものである。
【0017】また本発明は、前記軸受けの、前記搬送ロ
ーラの軸部に接する接触部の少なくとも1つは平面部で
あることを特徴とするものである。
【0018】また本発明は、前記軸受けの、前記搬送ロ
ーラの軸部に接する接触部の少なくとも1つは湾曲凸部
であることを特徴とするものである。
【0019】また本発明は、前記軸受けの、前記搬送ロ
ーラの軸部に接する接触部の少なくとも1つは該搬送ロ
ーラの軸部のシート搬送方向後端、或いはその近傍に接
することを特徴とするものである。
【0020】また本発明は、シートを搬送するシート搬
送装置において、前記シートを搬送する搬送ローラと、
前記搬送ローラを、該搬送ローラの軸部を介して回転自
在に支持する軸受けと、を備え、前記軸受けは前記搬送
ローラと共に回転しながら該搬送ローラを支持する回転
体により構成されていることを特徴とするものである。
【0021】また本発明は、シートを搬送するシート搬
送装置において、前記シートを搬送する搬送ローラと、
前記搬送ローラを、該搬送ローラの軸部を介して回転自
在に支持する軸受けと、前記搬送ローラの中央部を該搬
送ローラと共に回転しながら下方より支持する回転体
と、を備え、前記回転体により前記搬送ローラの上下方
向の位置決めを行い、かつ前記軸受けにより該搬送ロー
ラのシート搬送方向の位置決めを行うようにしたことを
特徴とするものである。
【0022】また本発明は、シートを搬送するシート搬
送装置において、前記シートに当接して該シートを搬送
する複数の搬送部を有した搬送ローラと、前記搬送ロー
ラを、該搬送ローラの軸部を介して回転自在に支持する
軸受けと、前記搬送ローラの、少なくとも中央部に位置
する搬送部の間の部分を下方より支持する支持部と、を
備え、前記支持部の前記シートに望む部分の少なくとも
一部が開放されていることを特徴とするものである。
【0023】また本発明は、前記支持部は前記搬送ロー
ラの軸部に接する少なくとも2つの接触部を有すること
を特徴とするものである。
【0024】また本発明は、シートを搬送するシート搬
送装置において、前記シートを搬送する搬送ローラと、
前記搬送ローラを、該搬送ローラの軸部を介して回転自
在に支持する軸受けと、を備え、前記搬送ローラは前記
搬送ローラ軸部近傍のみが搬送力を有するように構成さ
れていることを特徴とするものである。
【0025】また本発明は、前記搬送ローラ軸部近傍の
みが搬送力を有するよう前記搬送ローラ軸部近傍にピン
チローラを圧接することを特徴とするものである。
【0026】また本発明は、シートを搬送するシート搬
送装置において、前記シートを搬送する搬送ローラと、
前記搬送ローラを、該搬送ローラの軸部を介して回転自
在に支持する軸受けと、前記搬送ローラに圧接するピン
チローラと、を備え、前記搬送ローラは突起部を有し、
前記突起部を挟むようにピンチローラを圧接させること
を特徴とするものである。
【0027】また本発明は、前記突起部を前記搬送ロー
ラの軸部近傍及び中央部に設けたことを特徴とするもの
である。
【0028】また本発明は、シートを搬送するシート搬
送装置において、前記シートに当接して該シートを搬送
する複数の搬送部を有した搬送ローラを備え、前記搬送
部間を連結する連結部の剛性を弱くすることを特徴とす
るものである。
【0029】また本発明は、前記連結部の剛性を弱くす
るよう該連結部を前記搬送部よりも細く形成することを
特徴とするものである。
【0030】また本発明は、前記連結部の剛性を弱くす
るよう該連結部をプラスチックにて形成し、前記搬送部
を金属にて形成することを特徴とするものである。
【0031】また本発明は、前記搬送ローラを金属とモ
ールドの2色成型にて形成することを特徴とするもので
ある。
【0032】また本発明は、前記連結部の剛性を弱くす
るよう前記搬送部を、前記連結部を構成するプラスチッ
クの軸に金属板を巻き付けて形成することを特徴とする
ものである。
【0033】また本発明は、画像形成部と、前記画像形
成部にシートを搬送するシート搬送装置とを備えた画像
形成装置において、前記シート搬送装置は上記ののいず
れかに記載のものであることを特徴とするものである。
【0034】また本発明のように、搬送ローラの軸部を
介して搬送ローラを回転自在に支持する軸受けが、搬送
ローラの軸部に接する少なくとも2つの接触部を有する
ことにより、搬送ローラの微小移動によるシート搬送精
度の劣化を防ぐようにする。また、搬送ローラを、搬送
ローラ軸部近傍のみが搬送力を有するように構成するこ
とにより、偏芯精度の影響を少なくするようにする。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。
【0036】まず、本発明の第1の実施の形態について
説明する。
【0037】図1は本実施の形態の第1の実施例に係る
シート搬送装置を備えた画像形成装置の一例である記録
装置の斜視図である。
【0038】同図において、50はインクジェット方式
により記録を行う記録装置であり、この記録装置50は
記録ヘッド1と、記録ヘッド1にインクを供給するイン
クタンク7とが連結一体化された画像形成部であるイン
クカートリッジ1Aを備えている。
【0039】なお、この記録ヘッド1は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギーとして熱エネルギーを発生する手
段を備え、その熱エネルギーによりインクの状態変化を
生起させる方式を用いることにより記録の高密度化、高
精細化を達成している。
【0040】そして、この記録ヘッド1は、同図に示す
ように下向きにインクを吐出する姿勢でキャリッジ2に
搭載されており、キャリッジ2をガイド軸3に沿って移
動させながらインク液滴を吐出して記録用紙のような不
図示のシート上に画像を形成していくようになってい
る。
【0041】なお、キャリッジ2のシート幅方向の移動
(往復移動)はキャリッジモータ4の回転によりタイミ
ングベルト5を介して行われる。また、キャリッジ2に
は係合爪6が設けられており、この係合爪6をインクタ
ンク7の係合穴7aと係合することにより、インクタン
ク7はキャリッジ2に固定される。
【0042】また、記録ヘッド1による1走査分の記録
が終了すると、記録動作を中斬し、プラテン8上に位置
するシートをフィードモータ9の駆動により搬送ローラ
14にて所定量だけ搬送し、次いで再びキャリッジ2を
ガイド軸3に沿って移動させながら次の1走査分の画像
形成を行う。なお、シートを搬送するためのフィードモ
ータ9の駆動力は搬送ローラ14に伝達されるほかに、
自動給紙装置(ASF)13へも伝達される。
【0043】一方、装置本体51の一側部(右側)には
記録ヘッド1のインク吐出状態を良好に保つための回復
動作を行う回復機器10が配設されており、この回復機
器10には記録ヘッド1を塞ぐキャップ11、記録ヘッ
ド1のインク吐出面を拭うワイパー12及び記録ヘッド
1のインク吐出ノズルからインクを吸引するための不図
示の吸引ポンプなどが設けられている。
【0044】図2は、このような記録装置50の制御ブ
ロック図であり、同図において、1700は記録信号を
入力するインターフェイス、1701はMPU、170
2はMPU1701が実行する制御プログラムを格納す
るROM、1703は各種データを保存しておくDRA
Mである。
【0045】1704は記録ヘッド1に対する記録デー
タの供給制御を行うゲートアレイ(G.A)であり、こ
のゲートアレイ1704はインターフェイス1700、
MPU1701、DRAM1703間のデータ転送制御
も行う。1705は記録ヘッド1を駆動するヘッドドラ
イバ、1706,1707はそれぞれフィードモータ
9、キャリッジモータ4を駆動するためのモータドライ
バである。
【0046】そして、インターフェイス1700に記録
信号が入るとモータドライバ1706,1707が駆動
されるとともに、ゲートアレイ1704とMPU170
1との間で記録信号がプリント用に記録データに変換さ
れてヘッドドライバ1705に送られ、この記録データ
にしたがって記録ヘッド1が駆動され、記録が行われ
る。
【0047】なお、1710は記録動作や記録装置の状
態に係わる種々のメッセージを表示するLCD1711
や記録動作や記録装置の状態を知らせる種々の色のLE
Dランプ1712を備えた表示部である。
【0048】ところで、図3はシート搬送装置の構成を
示す側面図であり、同図において、14aは搬送ローラ
14の両端に設けられた搬送ローラ軸部、20はこの搬
送ローラ軸部14aを介して搬送ローラ14を回転可能
に支持する軸受けである。
【0049】また、同図において、21は搬送ローラ1
4の上方の設置されたピンチローラであり、このピンチ
ローラ21はピンチローラバネ22の圧接力によってシ
ート23を搬送ローラ14に圧接している。そして、こ
のようにピンチローラ21によって圧接されたシート2
3は搬送ローラ14の回転に伴い、同図において矢印に
示す方向に搬送されるようになっている。
【0050】一方、軸受け20の内周部には搬送ローラ
軸部14aに接する少なくとも2つ、本実施例において
は、2つの接触部を構成する軸受け円弧部20aと、そ
の他の円弧部分20bが形成されている。なお、本実施
例においては、この軸受け円弧部20aは、搬送ローラ
軸部14aの外周径よりかなり大きな円弧で形成された
湾曲凹部を構成するものである。また、その他の円弧部
分20bは搬送ローラ軸部14aの外周に対して隙間が
できるよう形成されている。
【0051】ここで、搬送ローラ14は既述したように
ピンチローラ21にて下方に押されていることから、搬
送ローラ軸部14aは2つの軸受け円弧部20aの方向
に押圧されることになり、このようにピンチローラ21
によって押圧されることにより、搬送ローラ軸部14a
は2つの軸受け円弧部20aに安定して線接触する。な
お、同図において、20cは接触線を示している。
【0052】そして、このように搬送ローラ軸部14a
が少なくとも2つの軸受け円弧部20aに安定して線接
触することにより、搬送ローラ14は常に軸受け20の
同じ位置に位置するようになる。これにより、搬送ロー
ラ14の位置は安定し、変化することは無くなり、この
結果、搬送ローラ14の微小移動によるシート搬送精度
の劣化を防ぐことができ、シート搬送精度を向上させる
ことができる。
【0053】次に、本実施の形態の第2の実施例を図4
を用いて説明する。なお、図4において、図3と同一符
号は同一又は相当部分を示している。
【0054】同図において、20dは軸受け20の内周
部に設けられ、搬送ローラ軸部14aと接する少なくと
も2つの接触部を構成する軸受け直線部であり、このよ
うに軸受け円弧部20bの代わりに平面部である軸受け
直線部20dを設けるようにしても搬送ローラ軸部14
aは軸受け20(軸受け直線部20d)に安定して接触
を続ける。これにより、搬送ローラ14の位置が変化す
ることは無くなり、この結果、搬送ローラ14の微小移
動によるシート搬送精度の劣化を防ぐことができる。
【0055】次に、本実施の形態の第の3の実施例を図
5を用いて説明する。なお、図5において、図3と同一
符号は同一又は相当部分を示している。
【0056】同図において、20eは軸受け20の内周
部に設けられ、搬送ローラ軸部14aと接触する2つの
接触部を構成する軸受け円弧部であり、この軸受け円弧
部20eは中心が軸受け外周の外方向にある円弧にて形
成されている。
【0057】そして、このように軸受け円弧部20aの
代わりに、中心が軸受け外周の外方向にある湾曲凸面を
構成する軸受け円弧部20eを設けるようにしても、搬
送ローラ軸部14aは軸受け20(軸受け円弧部20
e)に安定して接触を続ける。これにより、搬送ローラ
14の位置が変化することは無くなり、この結果、搬送
ローラ14の微小移動によるシート搬送精度の劣化を防
止することができる。
【0058】次に、本実施の形態の第4の実施例を図6
にて説明する。なお、図6において、図4と同一符号は
同一又は相当部分を示している。
【0059】本実施例においては、同図に示すように軸
受け直線部20dの1つを搬送ローラ軸部14aのシー
ト搬送方向後面に接する位置、或いはその近傍に設置し
てある。そして、軸受け直線部20dの1つを、このよ
うな位置に設置することにより、搬送ローラ14がシー
トを搬送する際、シート搬送方向とは逆の反力を受け、
図中矢印A方向へ移動しようとする力を受け止めること
ができる。このため、搬送ローラ14の位置はより安定
し、変化することが無くなる。
【0060】なお、本実施例では、軸受け直線部20d
の1つを搬送ローラ軸部14aのシート搬送方向後面に
接する位置、或いはその近傍に設置した場合について、
述べてきたが、軸受け円弧部20a,20eの1つを搬
送ローラ軸部14aのシート搬送方向後面に接する位
置、或いはその近傍に設置するようにしても良い。
【0061】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0062】図7は、本実施の形態を説明するための図
である。なお、図7において、図3と同一符号は同一又
は相当部分を示している。
【0063】同図において、24は、既述した軸受け2
0の代わりに設けられ、搬送ローラ軸部14aを回転自
在に支持する複数(2つ)の回転体である回転軸受けで
あり、この回転軸受け24により搬送ローラ軸部14a
を介して回転自在に支持された搬送ローラ14は図中矢
印方向に回転し、これに伴いシート23は矢印に示す方
向に搬送されるようになっている。
【0064】ところで、このように搬送ローラ軸部14
aが回転する時、回転軸受け24も図中矢印方向に回転
することになる。そして、このように回転軸受け24が
回転することにより、搬送ローラ軸部14aに摩擦負
荷、或いは不安定な負荷を与えることがなくなり、この
結果、搬送ローラ14が、回転中から静止状態へ移る時
等における静止位置のばらつきの発生を防ぐことができ
ると共に、シート搬送速度の高速化を図ることが可能と
なる。
【0065】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。
【0066】図8は、本実施の形態を説明するための図
である。なお、図8において、図3と同一符号は同一又
は相当部分を示している。
【0067】同図において、24Aは搬送ローラ14の
長手方向中央部を下方より支持する支持部であり、この
支持部24Aは搬送ローラ14の回転に伴って回転する
ようになっている。
【0068】そして、このように支持部24Aによって
搬送ローラ14の中央部を支持することにより、搬送ロ
ーラ14の上下方向の位置決めを行うことができ、これ
により、例えば強度が弱い搬送ローラ14の場合でも、
搬送ローラ14の中央部が撓むのを防ぐことができる。
これにより、キャリッジ2とシート23との距離を一定
に保つことができると共に、搬送ローラ14の搬送精度
の悪化を防ぐことができ、高精度な印字を行うことがで
きる。
【0069】なお、同図において、25は支持部24A
を回転自在に支持するホルダであり、このホルダ25に
より図9に示すように搬送ローラ14により上方からの
力を受ける支持部24Aの上下方向の位置決めを行うよ
うにしている。
【0070】一方、30は搬送ローラ14の長手方向両
端部を回転自在に支持する固定の軸受けである。ここ
で、この軸受け30は、図10に示すように搬送ローラ
軸部14aの前後方向の移動を規制するため対向して立
設された規制部30aを有しており、この軸受け30
(規制部30a)により搬送ローラ14のシート搬送方
向の位置決めを行っている。
【0071】そして、このように支持部24Aによって
搬送ローラ14の上下方向の位置決めを行うと共に軸受
け30によって搬送ローラ14のシート搬送方向の位置
決めを行うことにより、搬送ローラ14の位置は安定
し、変化することが無くなり、この結果、搬送ローラ1
4の微小移動によるシート搬送精度の劣化を解消するこ
とができる。
【0072】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。
【0073】図11は、本実施の形態を説明するための
図である。なお、図11において、図8と同一符号は同
一又は相当部分を示している。
【0074】同図において、14bは搬送ローラ14
の、シートに当接してシートを搬送する複数の搬送部で
あり、31Aは搬送ローラ14の搬送ローラ軸部14a
を支持する軸受けである。また、31Bは、長手方向中
央部において搬送ローラ14の搬送部14bの間の部分
に位置する搬送ローラ軸部14aを支持する支持部であ
る軸受けであり、この軸受け31Bによって搬送ローラ
14を支持することにより、強度が弱い搬送ローラ14
でも、搬送ローラ14の中央部が撓むのを防ぐことがで
きる。
【0075】ここで、本実施例においては、これら3つ
の軸受け31A,31Bには、それぞれ例えば図12に
示すような上部が開放されたV字形状の溝31aが形成
されており、このようなV字形状の溝31aを形成する
ことにより、例えば搬送ローラ14の中央部に軸受け3
1Bを配置した場合でも搬送ローラ14の周り全周に軸
受け31Bを設置するための空間を確保する必要がなく
なる。これにより、軸受けの設置位置を自在に選択する
ことができる。また、軸受け31A,31Bは搬送ロー
ラ軸部14aに接する少なくとも2つの接触部を有する
ので、搬送ローラ14の位置を安定させることができ
る。
【0076】これにより、シート23の搬送を阻害する
ことなく、キャリッジ2とシート23との距離を一定に
保つことができると共に、搬送ローラ14の搬送精度の
悪化を防ぐことができ、高精度な印字を行うことができ
る。さらに、このように搬送ローラ14の中央部を支持
するようにすることにより、ピンチローラ21により所
定の圧力をかける際、搬送ローラ14及び搬送ローラ軸
部14aを大径化することなく、撓みを防止することが
できる。これにより、搬送ローラ14の小型化及びコス
トダウンが可能になる。
【0077】なお、軸受け31A,31Bの形状として
は、図12に示すもの以外でも、搬送ローラ14の周り
全周に軸受け31Bを設置するための空間を確保する必
要がなくなるならば、例えば図13に示すように上部が
開放された、搬送ローラ軸部14aの外径よりもわずか
に大きい径を持った挿通孔31bを備えたものとしても
良い。
【0078】次に、本発明の第5の実施の形態について
説明する。
【0079】図14は、本実施の形態を示すものであ
り、同図において、34は搬送ローラである。そして、
この搬送ローラ34は両端にある搬送ローラ軸部34a
を介して軸受け35により回転自在に支持されている。
【0080】また、36は搬送ローラ34の上方の設置
されたピンチローラであり、このピンチローラ36は不
図示のピンチローラバネの圧接力によって不図示のシー
トを搬送ローラ34に圧接している。そして、ピンチロ
ーラ36により搬送ローラ34に圧接されたシートは搬
送ローラ34の回転に伴い搬送されるようになってい
る。
【0081】ところで、このピンチローラ36は搬送ロ
ーラ34の両端、すなわち軸受け20の近傍にのみ設置
されている。このため、搬送ローラ34の長手方向中央
部でのシート搬送力はほとんどなく、左右端である軸受
け35の近傍においてのみ、搬送ローラ34のシート搬
送力が発生する構成となっている。
【0082】そして、このように構成することにより、
搬送ローラ34は軸受け35に支持されている搬送ロー
ラ軸部34aの中心を回転中心とした回転運動を行うよ
うになり、この結果、撓み等により搬送ローラ34の長
手方向中央部でのズレ量が大きくなった場合でも、軸受
け35近傍のズレ量は極小さなものとなる。これによ
り、偏芯精度のシートの搬送精度に与える悪影響を極小
さなものとすることができる。
【0083】次に、本発明の第6の実施の形態について
説明する。
【0084】図15は、本実施の形態を示すものであ
り、同図おいて、34Aは搬送ローラ軸部34aを形成
する金属シャフトの周囲に不図示の薄膜のコーティング
や凹凸を設ける事によって搬送力を発生させる搬送ロー
ラの一例である金属ローラであり、この金属ローラ34
A(搬送ローラ軸部34a)の中央部と左右の合計3ケ
所には突起部34bが設けられている。
【0085】35Aは金属ローラ34Aを回転自在に支
持する軸受けであり、この軸受け35Aの、金属ローラ
34Aの突起部34bに臨む位置には金属ローラ34A
の突起部34bと干渉しない形状を有する凹部35aが
形成されている。また、36Aはピンチローラであり、
このピンチローラ36Aの、金属ローラ34Aの突起部
34bに臨む位置には金属ローラ34Aの突起部34b
と干渉しない形状を有する凹部36aが形成されてい
る。
【0086】そして、このような構成の軸受け35Aと
ピンチローラ36Aを金属ローラ34Aの突起部34b
に臨む位置に設置することにより、軸受け35A近傍の
ズレ量は極小さなものとなるため、シート搬送精度に与
える悪影響を極小さなものとすることができる。なお、
このような構成の場合、2つの突起部間がシートと当接
してシートを搬送する搬送部となる。
【0087】次に、本発明の第7の実施の形態について
説明する。
【0088】図16は、本実施の形態の第1の実施例を
説明するための図である。
【0089】同図において、40は搬送ローラであり、
この搬送ローラ40は長手方向中央及び長手方向両端部
の3ケ所にシートに当接してシートを搬送する複数の搬
送部40aを有している。そして、この搬送部40aの
上面にはピンチローラ21が圧接し、また搬送部40a
の両側には各々略同径の軸部40bが設けられている。
さらに、この搬送ローラ軸部40bは、各々軸受け41
によって回転可能に支持されている。
【0090】一方、各搬送部40aは、金属部である軸
部40bの径よりも細い連結部40cにて連結されてお
り、この連結部40cにより回転力が伝達されるように
なっている。ここで、本実施例においては、連結部40
cは小径化されているため、自在に撓むことが可能とな
っており、このように撓むことにより3ケ所の軸受け4
1にて位置決めする際の誤差を吸収することができるよ
うになっている。
【0091】このように、搬送部40aの近傍にて搬送
ローラ40を軸受け41により支持することにより、シ
ート搬送精度の向上を図ることができると共に、各軸受
け41での位置決め誤差の逃げをも実現することができ
る。さらに、このように搬送ローラ40の中央部を支持
するようにすることにより、ピンチローラ21により所
定の圧力をかける際、搬送ローラ40(連結部40c)
を大径化することなく、撓みを防止することができる。
これにより、搬送ローラ40の小型化及びコストダウン
が可能になる。
【0092】なお、搬送ローラ軸部40bの小径化によ
り形成された金属の連結部40cを例えばプラスチック
のモールド材等によって形成することによって、より弾
性をあげ、撓み易くすることも可能である。そして、こ
のような金属部とプラスチック部は例えば一体成形等の
モールド成形技術によっても形成可能である。
【0093】次に、本実施の形態の第2の実施例につい
て図17を用いて説明する。なお、図17において、図
16と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
【0094】同図において、44は搬送ローラであり、
この搬送ローラ44はプラスチックのモールド材等によ
って形成された1本の搬送ローラ軸部45の長手方向中
央及び長手方向両端部の3ケ所に、表面が凹凸に加工さ
れた金属板を外周に巻き付けることにより形成された複
数の搬送部40aを備えている。
【0095】ここで、この搬送ローラ44は、各々の搬
送部40aの左右どちらかの近傍に設けられた軸受け4
1によって回転可動に支持されている。そして、このよ
うに構成することにより、複数の搬送部40aはその近
傍にて軸受け41に支持されるようになり、これにより
シート搬送精度の向上がはかられると共に各軸受け41
での位置決め誤差の逃げをも実現することができる。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、軸
受けが搬送ローラの軸部に接する少なくとも2つの接触
部を有することにより、搬送ローラの微小移動によるシ
ート搬送精度の劣化を解消することができ、これにより
シート搬送精度の向上を図ることができる。また、搬送
ローラを、搬送ローラ軸部近傍のみが搬送力を有するよ
うに構成することにより、偏芯精度の影響を少なくする
ことができ、これによりシート搬送精度の向上を図るこ
とができる。
【0097】さらに、搬送ローラの中央部を下方より支
持するようにすることにより、搬送ローラ及び搬送ロー
ラ軸部を大径化することなく、撓みを防止することがで
き、これにより搬送ローラの小型化及びコストダウンを
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の第1の実施例に係
るシート搬送装置を備えた画像形成装置の一例である記
録装置の斜視図。
【図2】上記記録装置の制御ブロック図。
【図3】上記シート搬送装置の構成を示す側面図。
【図4】上記第1の実施の形態の第2の実施例を説明す
る図。
【図5】上記第1の実施の形態の第3の実施例を説明す
る図。
【図6】上記第1の実施の形態の第4の実施例を説明す
る図。
【図7】本発明の第2の実施の形態を説明する図。
【図8】本発明の第3の実施の形態を説明する図。
【図9】図8のB−B方向矢視図。
【図10】図8のA方向矢視図。
【図11】本発明の第4の実施の形態を説明する図。
【図12】図11のB−B方向矢視図。
【図13】上記第4の実施の形態の他の実施例を説明す
る図。
【図14】本発明の第5の実施の形態を説明する図。
【図15】本発明の第6の実施の形態を説明する図。
【図16】本発明の第7の実施の形態の第1の実施例を
説明する図。
【図17】上記第7の実施の形態の第2の実施例を説明
する図。
【符号の説明】
1A インクカートリッジ 14 搬送ローラ 14a 搬送ローラ軸部 14b 搬送部 20 軸受け 20a 軸受け円弧部 20d 軸受け直線部 20e 軸受け円弧部 21 ピンチローラ 24 回転軸受け 24A 支持部 30 軸受け 30a 規制部 31A,31B 軸受け 31a 溝 31b 挿通孔 34 搬送ローラ 34A 金属ローラ 34b 突起部 35 軸受け 35A 軸受け 35a 凹部 36 ピンチローラ 36A ピンチローラ 36a 凹部 40 搬送ローラ 40a 搬送部 40c 連結部 41 軸受け 44 搬送ローラ 50 記録装置

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを搬送するシート搬送装置におい
    て、 前記シートを搬送する搬送ローラと、 前記搬送ローラを、該搬送ローラの軸部を介して回転自
    在に支持する軸受けと、 を備え、 前記軸受けは前記搬送ローラの軸部に接する少なくとも
    2つの接触部を有することを特徴とするシート搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 前記軸受けの、前記搬送ローラの軸部に
    接する接触部の少なくとも1つは該搬送ローラの軸部の
    径よりも大径の湾曲凹部であることを特徴とする請求項
    1記載のシート搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記軸受けの、前記搬送ローラの軸部に
    接する接触部の少なくとも1つは平面部であることを特
    徴とする請求項1記載のシート搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記軸受けの、前記搬送ローラの軸部に
    接する接触部の少なくとも1つは湾曲凸部であることを
    特徴とする請求項1記載のシート搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記軸受けの、前記搬送ローラの軸部に
    接する接触部の少なくとも1つは該搬送ローラの軸部の
    シート搬送方向後端、或いはその近傍に接することを特
    徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート
    搬送装置。
  6. 【請求項6】 シートを搬送するシート搬送装置におい
    て、 前記シートを搬送する搬送ローラと、 前記搬送ローラを、該搬送ローラの軸部を介して回転自
    在に支持する軸受けと、 を備え、 前記軸受けは前記搬送ローラと共に回転しながら該搬送
    ローラを支持する回転体により構成されていることを特
    徴とするシート搬送装置。
  7. 【請求項7】 シートを搬送するシート搬送装置におい
    て、 前記シートを搬送する搬送ローラと、 前記搬送ローラを、該搬送ローラの軸部を介して回転自
    在に支持する軸受けと、 前記搬送ローラの中央部を該搬送ローラと共に回転しな
    がら下方より支持する回転体と、 を備え、 前記回転体により前記搬送ローラの上下方向の位置決め
    を行い、かつ前記軸受けにより該搬送ローラのシート搬
    送方向の位置決めを行うようにしたことを特徴とするシ
    ート搬送装置。
  8. 【請求項8】 シートを搬送するシート搬送装置におい
    て、 前記シートに当接して該シートを搬送する複数の搬送部
    を有した搬送ローラと、 前記搬送ローラを、該搬送ローラの軸部を介して回転自
    在に支持する軸受けと、 前記搬送ローラの、少なくとも中央部に位置する搬送部
    の間の部分を下方より支持する支持部と、 を備え、 前記支持部の前記シートに望む部分の少なくとも一部が
    開放されていることを特徴とするシート搬送装置。
  9. 【請求項9】 前記支持部は前記搬送ローラの軸部に接
    する少なくとも2つの接触部を有することを特徴とする
    請求項8記載のシート搬送装置。
  10. 【請求項10】 シートを搬送するシート搬送装置にお
    いて、 前記シートを搬送する搬送ローラと、 前記搬送ローラを、該搬送ローラの軸部を介して回転自
    在に支持する軸受けと、 を備え、 前記搬送ローラは前記搬送ローラ軸部近傍のみが搬送力
    を有するように構成されていることを特徴とするシート
    搬送装置。
  11. 【請求項11】 前記搬送ローラ軸部近傍のみが搬送力
    を有するよう前記搬送ローラ軸部近傍にピンチローラを
    圧接することを特徴とする請求項10記載のシート搬送
    装置。
  12. 【請求項12】 シートを搬送するシート搬送装置にお
    いて、 前記シートを搬送する搬送ローラと、 前記搬送ローラを、該搬送ローラの軸部を介して回転自
    在に支持する軸受けと、 前記搬送ローラに圧接するピンチローラと、 を備え、 前記搬送ローラは突起部を有し、前記突起部を挟むよう
    にピンチローラを圧接させることを特徴とするシート搬
    送装置。
  13. 【請求項13】 前記突起部を前記搬送ローラの軸部近
    傍及び中央部に設けたことを特徴とする請求項12記載
    のシート搬送装置。
  14. 【請求項14】 シートを搬送するシート搬送装置にお
    いて、 前記シートに当接して該シートを搬送する複数の搬送部
    を有した搬送ローラを備え、 前記搬送部間を連結する連結部の剛性を弱くすることを
    特徴とするシート搬送装置。
  15. 【請求項15】 前記連結部の剛性を弱くするよう該連
    結部を前記搬送部よりも細く形成することを特徴とする
    請求項14記載のシート搬送装置。
  16. 【請求項16】 前記連結部の剛性を弱くするよう該連
    結部をプラスチックにて形成し、前記搬送部を金属にて
    形成することを特徴とする請求項14記載のシート搬送
    装置。
  17. 【請求項17】 前記搬送ローラを金属とモールドの2
    色成型にて形成することを特徴とする請求項16記載の
    シート搬送装置。
  18. 【請求項18】 前記連結部の剛性を弱くするよう前記
    搬送部を、前記連結部を構成するプラスチックの軸に金
    属板を巻き付けて形成することを特徴とする請求項14
    記載のシート搬送装置。
  19. 【請求項19】 画像形成部と、前記画像形成部にシー
    トを搬送するシート搬送装置とを備えた画像形成装置に
    おいて、 前記シート搬送装置は前記請求項1乃至18のいずれか
    1項に記載のものであることを特徴とする画像形成装
    置。
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