JP2005330088A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品の取り付け時の作業性の向上を図りながら、送り精度を向上させ、かつ、部品点数を削減することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】送りローラ軸受部6aは、フレーム1の軸受取付部1gの外面に当接する当接部6cと、フレーム1の軸受取付部1gの内面に係合する係合部6eと、送りローラ2の軸方向に対する移動を規制するための規制部6gとを含む。また、プラテンローラ軸受部6bは、送りローラ軸受部6aと一体的に形成されるとともに、フレーム1の軸受取付部1hの外面に当接する当接部6dと、フレーム1の軸受取付部1hの内面に係合する係合部6fとを含む。また、送りローラ軸受部6aの当接部6cがフレーム1の軸受取付部1gの外面に当接するとともに、係合部6eがフレーム1の軸受取付部1gの内面に係合した状態で、ねじりコイルバネ15による押圧力により、押さえローラ3および送りローラ2を介して、送りローラ軸受部6aが押圧される。また、送りローラ軸受部6aの押さえローラ3と対向する部分は、開口している。
【選択図】図5

Description

この発明は、画像形成装置に関し、特に、送りローラおよび押さえローラを備えた画像形成装置に関する。
従来、送りローラおよび押さえローラを備えた画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
上記特許文献1には、送りローラの上方に押さえローラを配置し、押さえローラの自重によって用紙を送りローラに接触させることによって、用紙を搬送するように構成したローラ搬送装置(画像形成装置)が開示されている。
また、上記特許文献2には、フィードローラ(送りローラ)をプレスローラ(押さえローラ)で押圧するために、プレスローラをそれぞれ取り付けた5つの押圧部材を、ネジによってフレームに取り付けた用紙搬送装置(画像形成装置)が開示されている。
また、従来、画像形成装置の一例として、熱転写プリンタが知られている。図15は、従来の一例による熱転写プリンタの全体構成を示した斜視図である。図16は、図15に示した従来の熱転写プリンタの平面図である。図17〜図20は、図15に示した従来の熱転写プリンタの構造を説明するための図である。図15〜図20を参照して、従来の一例による熱転写プリンタの構造について説明する。
従来の熱転写プリンタは、図15および図16に示すように、金属製のフレーム101と、用紙を送るための金属製の送りローラ102と、送りローラ102に所定の押圧力で接触する金属製の押さえローラ103と、離間部材104と、樹脂製のフレームカバー105と、送りローラ102を回転可能に支持する樹脂製の送りローラ軸受106と、押さえローラ103を回転可能に支持する樹脂製の押さえローラ軸受107と、送りローラ102に取り付けられる送りローラギア108と、押さえローラ軸受107を支持する金属製の軸受支持板109と、引張りコイルバネ110と、送りローラ102などを駆動するためのモータ111と、印字を行うためのサーマルヘッド112と、プラテンローラ113と、プラテンローラ113を回転可能に支持する樹脂製のプラテンローラ軸受114と、ねじりコイルバネ115と、サーマルヘッド112を駆動させるためのモータ116と、インクシート巻取りギア117と、ローラ軸118と、ローラ軸118に取り付けられたゴム製の給排紙ローラ119と、ローラ軸118に取り付けられるローラ軸ギア120と、モータブラケット121と、中間ギア122、123および124とを備えている。
また、図15に示すように、フレーム101の一方側面101aには、モータブラケット121が取り付けられている。また、フレーム101の他方側面101bには、インクシート(図示せず)を取り付けるためのインクシート挿入部101cが設けられている。また、フレーム101の他方側面101bには、引張りコイルバネ110の一方端が取り付けられるバネ取付孔101dが設けられている。また、送りローラ102は、図17に示すように、フレーム101の一方側面101a側の軸受支持部102aと、フレーム101の他方側面101b側の軸受支持部102bと、ギア挿入部102cと、用紙搬送部102dとを有する。この送りローラ102の軸受支持部102aおよび102bは、送りローラ102の最外周の軸径よりも小さい軸径を有する。また、軸受支持部102aは、フレームカバー105と一体的に形成された送りローラ軸受部105aに回転可能に支持されている。このフレームカバー105は、フレーム101の一方側面101aにネジ
130(図15参照)によって取り付けられている。また、軸受支持部102bは、送りローラ軸受106に回転可能に支持されている。この送りローラ軸受106は、図19および図20に示すように、フレーム101の他方側面101bにネジ131によって取り付けられている。また、軸受支持部102aの外側のギア挿入部102cは、図15および図17に示すように、小判形状に加工されているとともに、送りローラギア108の挿入孔108aに嵌め込まれている。これにより、送りローラ102と送りローラギア108とを空回りしないように連結することが可能になる。また、送りローラ102の用紙搬送部102dの表面には、図17に示すように、転造加工によって所定の高さを有する凸部が形成されている。
また、押さえローラ103の軸受支持部103aおよび103bは、押さえローラ103の最外周の軸径よりも小さい軸径を有する。また、押さえローラ103の軸受支持部103aおよび103bには、押さえローラ103の直径よりも大きい直径を有する金属製の離間部材104が取り付けられている。この離間部材104は、送りローラ102の最外周面に接触することによって、送りローラ102の用紙搬送部102dの凸部の先端が押さえローラ103に接触するのを防止する機能を有する。また、押さえローラ103の軸受支持部103aおよび103bは、押さえローラ軸受107により回転可能に支持されている。この押さえローラ軸受107は、フレーム101の一方側面101aおよび他方側面101bのそれぞれの内側に設けられた軸受支持板109に取り付けられている。この軸受支持板109は、図15に示すように、支持部109aを中心として回動可能にフレーム101の一方側面101aおよび他方側面101bに取り付けられている。また、軸受支持板109のバネ取付部109bには、押さえローラ103を送りローラ102に対して押圧させる方向に付勢するための引張りコイルバネ110の他方端が取り付けられている。なお、この引張りコイルバネ110の一方端は、フレーム101のバネ取付孔101dに取り付けられている。
また、サーマルヘッド112は、フレーム101の一方側面101aおよび他方側面101bの内側に、支持軸112aを中心として回動可能に取り付けられている。この支持軸112aには、図16に示すように、ねじりコイルバネ115が取り付けられている。このねじりコイルバネ115は、サーマルヘッド112をプラテンローラ113から離間させる方向に付勢する機能を有する。また、サーマルヘッド112は、モータ116からの駆動力が中間ギア124および図示しない押圧機構を介して伝達されるので、用紙搬送時には、図15の矢印E方向に回動し、プラテンローラ113を押圧する。また、サーマルヘッド112の下部に設けられたヘッド部112bは、図18に示すように、プラテンローラ113に対向するように配置されている。このプラテンローラ113は、フレーム101の一方側面101a側の軸受支持部113aとフレーム101の他方側面101b側の軸受支持部113bとを有する。また、軸受支持部113aは、フレームカバー105と一体的に形成されたプラテンローラ軸受部105bに回転可能に支持されている。また、軸受支持部113bは、プラテンローラ軸受114に回転可能に支持されている。このプラテンローラ軸受114は、図19および図20に示すように、フレーム101の他方側面101bにネジ132によって取り付けられている。
また、送りローラギア108には、図15および図16に示すように、モータ111からの駆動力が中間ギア122を介して伝達される。このモータ111は、モータブラケット121に取り付けられている。また、モータ111は、送りローラ102と、インクシート巻取りローラ(図示せず)と、ローラ軸118とを駆動させるための駆動源として機能する。また、送りローラギア108は、中間ギア122および123に係合している。この中間ギア123は、送りローラギア108からの駆動力をインクシート巻取りローラ(図示せず)に嵌め込まれたインクシート巻取りギア117に伝達する。また、中間ギア123は、送りローラギア108からの駆動力をローラ軸ギア120を介して、給排紙ロ
ーラ119が取り付けられたローラ軸118にも伝達する。
次に、図15および図16を参照して、従来の一例による熱転写プリンタの用紙の送り動作について説明する。従来の熱転写プリンタの用紙の送り動作としては、図15および図16に示すように、モータ111の駆動力が中間ギア122を介して送りローラギア108に伝達される。これにより、送りローラ102が回転する。また、モータ111の駆動力は、送りローラギア108から中間ギア123を介してインクシート巻取りギア117に伝達されるので、インクシート(図示せず)が巻き取られる。また、モータ111の駆動力は、送りローラギア108から複数の中間ギア123を介してローラ軸ギア120にも伝達されるので、用紙(図示せず)は給紙方向または排紙方向に搬送される。また、サーマルヘッド112は、印画時には、モータ116によってプラテンローラ113を押圧する方向(矢印E方向)に回動し、逆方向(矢印H方向)への用紙搬送時には、プラテンローラ113から離間する方向(矢印F方向)に回動する。その結果、用紙(図示せず)は、印画時には、サーマルヘッド112とプラテンローラ113とに挟まれるとともに、送りローラ102および押さえローラ103によって正方向(矢印G方向)に搬送される。また、逆方向(矢印H方向)への用紙搬送時には、用紙(図示せず)は、送りローラ102および押さえローラ103によって逆方向(矢印H方向)に搬送される。
特開平8−231078号公報 特開平11−20980号公報
図15〜図20に示した従来の熱転写プリンタでは、送りローラ軸受106およびプラテンローラ軸受114を、フレーム101の他方側面101bにそれぞれネジ131および132によって取り付けるため、送りローラ軸受106およびプラテンローラ軸受114の取り付け時の作業性が悪いという問題点があった。また、送りローラ軸受106およびプラテンローラ軸受114をフレーム101の他方側面101bに取り付けるためのネジ131および132が必要であるため、部品点数が多くなるという問題点があった。
また、上記特許文献1に開示された構造では、押さえローラで送りローラを押圧する機構を設けずに押さえローラの自重のみによって用紙を送りローラに接触させるので、用紙と送りローラの表面との間で生じる摩擦力が小さい。このため、用紙搬送時に、送りローラが用紙に対して空回りしやすいので、用紙の送り精度が悪くなるという問題点がある。
また、上記特許文献2に開示された構造では、送りローラを押さえローラで押圧するために、プレスローラをそれぞれ取り付けた5つの押圧部材を5つのネジによってフレームに取り付けるので、押圧部材の取り付け時の作業性が悪いという問題点がある。また、プレスローラをそれぞれ取り付けた5つの押圧部材と5つのネジが必要なので、その分、部品点数が多くなるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、軸受の取り付け時の作業性の向上を図りながら、送り精度を向上させ、かつ、部品点数を削減することが可能な画像形成装置を提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
この発明の第1の局面による画像形成装置は、金属製のフレームと、用紙を送るための送りローラと、送りローラに接触するように対向配置される押さえローラと、押さえローラを送りローラに押圧するための押圧手段と、用紙に印字を行うための印字ヘッドと、印字ヘッドに対向するように配置されるプラテンローラと、送りローラの軸受支持部およびプラテンローラの軸受支持部をそれぞれ回転可能に支持する樹脂製の送りローラ軸受およ
び樹脂製のプラテンローラ軸受とを備えた画像形成装置において、フレームは、送りローラ軸受が取り付けられる第1開口部を有する第1軸受取付部とプラテンローラ軸受が取り付けられる第2開口部を有する第2軸受取付部とを含み、送りローラ軸受は、フレームの第1軸受取付部の外面に当接する第1当接部と、フレームの第1軸受取付部の内面に係合する第1係合部と、送りローラの軸方向に対する移動を規制するための規制部とを含み、プラテンローラ軸受は、送りローラ軸受と一体的に形成されるとともに、フレームの第2軸受取付部の外面に当接する第2当接部と、フレームの第2軸受取付部の内面に係合する第2係合部とを含み、送りローラ軸受の第1当接部がフレームの第1軸受取付部の外面に当接するとともに、第1係合部がフレームの第1軸受取付部の内面に係合した状態で、押圧手段による押圧力により、押さえローラおよび送りローラを介して、送りローラ軸受が押圧され、送りローラ軸受の押さえローラと対向する部分は、開口している。
この第1の局面による画像形成装置では、上記のように、送りローラ軸受に、フレームの第1軸受取付部の外面に当接する第1当接部と、フレームの第1軸受取付部の内面に係合する第1係合部とを設けるとともに、送りローラ軸受の第1当接部をフレームの第1軸受取付部の外面に当接させ、かつ、第1係合部をフレームの第1軸受取付部の内面に係合させた状態で、押圧手段による押圧力により、押さえローラおよび送りローラを介して、送りローラ軸受を押圧することによって、送りローラ軸受は、押さえローラの押圧力に抗する方向に移動するのが抑制されるので、送りローラ軸受の第1係合部がフレームの第1軸受取付部の内面から外れるのを有効に抑制することができる。これにより、ネジ止めを行うことなく、送りローラ軸受をフレームに固定することができるので、送りローラ軸受の取り付け時の作業性を向上させることができる。また、送りローラ軸受をフレームに固定するためのネジが不要になるので、その分、部品点数を削減することができる。また、プラテンローラ軸受を、送りローラ軸受と一体的に形成することによって、プラテンローラ軸受を別途設ける場合に比べて、部品点数をより削減することができる。また、プラテンローラ軸受を送りローラ軸受と一体的に形成する場合に、プラテンローラ軸受に、フレームの第2軸受取付部の外面に当接する第2当接部と、フレームの第2軸受取付部の内面に係合する第2係合部とを設けることによって、送りローラ軸受の第1係合部およびプラテンローラ軸受の第2係合部の両方により、フレームとの係合が行われるので、送りローラ軸受およびプラテンローラ軸受がフレームから外れるのをより抑制することができる。これにより、ネジ止めを行うことなく、送りローラ軸受およびプラテンローラ軸受をフレームに固定することができる。その結果、送りローラ軸受およびプラテンローラの取り付け時の作業性をより向上させることができるとともに、プラテンローラ軸受を固定するためのネジが不要になる分、より部品点数を削減することができる。また、押さえローラを送りローラに押圧するための押圧手段を備えることによって、用紙搬送時に、用紙と送りローラの表面との間で生じる摩擦力が大きくなるので、送りローラが用紙に対して空回りするのを抑制することができる。これにより、用紙の送り精度を向上させることができる。また、送りローラ軸受に、送りローラの軸方向に対する移動を規制するための規制部を設けることによって、送りローラの軸方向に対する移動を規制するための部材を別途設ける場合に比べて、部品点数をさらに削減することができる。また、送りローラ軸受の押さえローラと対向する部分を、開口することによって、送りローラを、軸方向に対して垂直な方向から送りローラ軸受の開口した部分に取り付けることができる。これにより、軸受支持部の外側にギアを取り付けた送りローラを送りローラ軸受に取り付ける際にも、軸方向に対して垂直な方向から送りローラの軸受支持部を送りローラ軸受の開口した部分に取り付ければよいので、送りローラを送りローラ軸受に取り付ける際にギアが送りローラ軸受に当接して取り付けが困難になるという不都合が生じない。その結果、ギアを送りローラに取り付けた状態で送りローラを送りローラ軸受に取り付けることができるので、ギアの取り付け時の作業性をさらに向上させることができる。
この発明の第2の局面による画像形成装置は、用紙を送るための送りローラと、送りロ
ーラに接触するように対向配置される押さえローラと、送りローラの軸受支持部を回転可能に支持する送りローラ軸受と、送りローラ軸受が取り付けられる第1開口部を有する第1軸受取付部を含むフレームと、押さえローラを送りローラに押圧するための押圧手段とを備え、送りローラ軸受は、フレームの第1軸受取付部の外面に当接する第1当接部と、フレームの第1軸受取付部の内面に係合する第1係合部とを含み、送りローラ軸受の第1当接部がフレームの第1軸受取付部の外面に当接するとともに、第1係合部がフレームの第1軸受取付部の内面に係合した状態で、押圧手段による押圧力により、押さえローラおよび送りローラを介して、送りローラ軸受が押圧されている。
この第2の局面による画像形成装置では、上記のように、送りローラ軸受に、フレームの第1軸受取付部の外面に当接する第1当接部と、フレームの第1軸受取付部の内面に係合する第1係合部とを設けるとともに、送りローラ軸受の第1当接部をフレームの第1軸受取付部の外面に当接させ、かつ、第1係合部をフレームの第1軸受取付部の内面に係合させた状態で、押圧手段による押圧力により、押さえローラおよび送りローラを介して、送りローラ軸受を押圧することによって、送りローラ軸受は、押さえローラの押圧力に抗する方向に移動するのが抑制されるので、送りローラ軸受の第1係合部がフレームの第1軸受取付部の内面から外れるのを有効に抑制することができる。これにより、ネジ止めを行うことなく、送りローラ軸受をフレームに固定することができるので、送りローラ軸受の取り付け時の作業性を向上させることができる。また、送りローラ軸受をフレームに固定するためのネジが不要になるので、その分、部品点数を削減することができる。また、押さえローラを送りローラに押圧するための押圧手段を備えることによって、用紙搬送時に、用紙と送りローラの表面との間で生じる摩擦力が大きくなるので、送りローラが用紙に対して空回りするのを抑制することができる。これにより、用紙の送り精度を向上させることができる。
上記第2の局面による画像形成装置において、好ましくは、送りローラ軸受は樹脂製であり、用紙に印字を行うための印字ヘッドと、印字ヘッドに対向するように配置されるプラテンローラと、プラテンローラの軸受支持部を回転可能に支持する樹脂製のプラテンローラ軸受とをさらに備え、プラテンローラ軸受は、送りローラ軸受と一体的に形成されている。このように構成すれば、プラテンローラ軸受を別途設ける場合に比べて、部品点数をより削減することができる。
上記第2の局面による画像形成装置において、好ましくは、フレームは、プラテンローラ軸受が取り付けられる第2開口部を有する第2軸受取付部をさらに含み、プラテンローラ軸受は、フレームの第2軸受取付部の外面に当接する第2当接部と、フレームの第2軸受取付部の内面に係合する第2係合部とを含む。このように構成すれば、送りローラ軸受の第1係合部およびプラテンローラ軸受の第2係合部の両方により、フレームとの係合が行われるので、送りローラ軸受よおびプラテンローラ軸受がフレームから外れるのをより抑制することができる。これにより、ネジ止めを行うことなく、送りローラ軸受およびプラテンローラ軸受をフレームに固定することができる。その結果、送りローラ軸受およびプラテンローラの取り付け時の作業性をより向上させることができるとともに、プラテンローラ軸受を固定するためのネジが不要になる分、より部品点数を削減することができる。
上記第2の局面による画像形成装置において、好ましくは、送りローラ軸受は、送りローラの軸方向に対する移動を規制するための規制部をさらに含む。このように構成すれば、送りローラの軸方向に対する移動を規制するための部材を別途設ける場合に比べて、部品点数をさらに削減することができる。
上記第2の局面による画像形成装置において、好ましくは、送りローラ軸受の押さえロ
ーラと対向する部分は、開口している。このように構成すれば、送りローラを、軸方向に対して垂直な方向から送りローラ軸受の開口した部分に取り付けることができる。これにより、軸受支持部の外側にギアを取り付けた送りローラを送りローラ軸受に取り付ける際にも、軸方向に対して垂直な方向から送りローラの軸受支持部を送りローラ軸受の開口した部分に取り付ければよいので、送りローラを送りローラ軸受に取り付ける際にギアが送りローラ軸受に当接して取り付けが困難になるという不都合が生じない。その結果、ギアを送りローラに取り付けた状態で送りローラを送りローラ軸受に取り付けることができるので、ギアの取り付け時の作業性をさらに向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による熱転写プリンタの全体構成を示した斜視図である。図2は、図1に示した一実施形態による熱転写プリンタのモータおよび各ギアを示した正面図である。図3は、図1に示した一実施形態による熱転写プリンタの平面図である。図4〜図10は、図1に示した熱転写プリンタの詳細な構造を説明するための図である。図1〜図10を参照して、本発明の一実施形態による熱転写プリンタの構造について説明する。なお、本実施形態では、本発明の画像形成装置の一例としての熱転写プリンタについて説明する。
本発明の一実施形態による熱転写プリンタは、図1〜図3に示すように、金属製のフレーム1と、用紙を送るための金属製の送りローラ2と、送りローラ2に所定の押圧力で接触する金属製の押さえローラ3と、離間部材4と、樹脂製のフレームカバー5と、樹脂製の送りローラ軸受部6aおよびプラテンローラ軸受部6bを含む軸受6と、押さえローラ3を回転可能に支持する樹脂製の押さえローラ軸受7と、送りローラ2に取り付けられる送りローラギア8と、押さえローラ軸受7を支持する金属製の軸受支持板9と、引張りコイルバネ10と、送りローラ2などを駆動するためのモータ11と、印字を行うためのサーマルヘッド12と、プラテンローラ13と、ねじりコイルバネ14と、サーマルヘッド12を駆動させるためのモータ15と、インクシート巻取りギア16と、ローラ軸17と、ローラ軸17に取り付けられたゴム製の給排紙ローラ18と、ローラ軸17に取り付けられるローラ軸ギア19と、モータブラケット20と、中間ギア21〜24とを備えている。なお、サーマルヘッド12は、本発明の「印字ヘッド」の一例であり、引張りコイルバネ10は、本発明の「押圧手段」の一例である。
また、図1に示すように、フレーム1の一方側面1aには、モータブラケット20が取り付けられている。また、フレーム1の他方側面1bには、インクシート(図示せず)を取り付けるためのインクシート挿入部1cが設けられている。また、フレーム1の他方側面1bには、引張りコイルバネ10の一方端が取り付けられるバネ取付孔1dが設けられている。また、フレーム1の他方側面1bには、図7および図10に示すように、軸受6が取り付けられる開口部1eおよび1fをそれぞれ有する軸受取付部1gおよび1hが設けられている。なお、開口部1eは、本発明の「第1開口部」の一例であり、開口部1fは、本発明の「第2開口部」の一例である。また、軸受取付部1gは、本発明の「第1軸受取付部」の一例であり、軸受取付部1hは、本発明の「第2軸受取付部」の一例である。
また、送りローラ2は、図5に示すように、フレーム1の一方側面1a側の軸受支持部2aと、フレーム1の他方側面1b側の軸受支持部2bと、ギア挿入部2cと、用紙搬送部2dとを有する。この送りローラ2の軸受支持部2aおよび2bは、送りローラ2の最外周の軸径と実質的に同一の軸径を有する。また、軸受支持部2aは、フレームカバー5と一体的に形成された送りローラ軸受部5aに回転可能に支持されている。この送りロー
ラ軸受部5aは、上部が開口している。また、フレームカバー5は、フレーム1の一方側面1aにネジ30(図1参照)によって取り付けられている。また、送りローラ2の軸受支持部2bは、軸受6の送りローラ軸受部6aに回転可能に支持されている。また、軸受支持部2aの外側のギア挿入部2cは、図2および図5に示すように、小判形状に加工されているとともに、送りローラギア8の挿入孔8aに嵌め込まれている。これにより、送りローラ2と送りローラギア8とを空回りしないように連結することが可能になる。また、送りローラ2の用紙搬送部2dの表面には、図5に示すように、転造加工によって所定の高さを有する凸部が形成されている。
また、押さえローラ3の軸受支持部3aおよび3bは、押さえローラ3の最外周の軸径よりも小さい軸径を有する。また、押さえローラ3の軸受支持部3aおよび3bには、押さえローラ3の直径よりも大きい直径を有する金属製の離間部材4が取り付けられている。これにより、離間部材4を送りローラ2の最外周面に接触させることによって、送りローラ2の用紙搬送部2dの凸部の先端が押さえローラ3に接触するのを防止している。また、押さえローラ3の軸受支持部3aおよび3bは、押さえローラ軸受7により回転可能に支持されている。この押さえローラ軸受7は、送りローラ2と対向する部分が開口している。また、押さえローラ軸受7は、フレーム1の一方側面1aおよび他方側面1bのそれぞれの内側に設けられた軸受支持板9に取り付けられている。この軸受支持板9は、図4に示すように、支持部9aを中心として回動可能にフレーム1の一方側面1aおよび他方側面1bに取り付けられている。また、軸受支持板9のバネ取付部9bには、押さえローラ3を送りローラ2に対して押圧させる方向に付勢するための引張りコイルバネ10の他方端が取り付けられている。なお、この引張りコイルバネ10の一方端は、フレーム1のバネ取付孔1d(図1参照)に取り付けられている。
また、サーマルヘッド12は、図1および図3に示すように、フレーム1の一方側面1aおよび他方側面1bの内側に、支持軸12aを中心として回動可能に取り付けられている。また、フレーム1の一方側面1a側の支持軸12aには、ねじりコイルバネ14が取り付けられている。このねじりコイルバネ14は、サーマルヘッド12をプラテンローラ13から離間させる方向に付勢する機能を有する。また、サーマルヘッド12は、図2および図3に示すように、モータ15からの駆動力が中間ギア24および図示しない押圧機構を介して伝達されるので、用紙搬送時には、図1の矢印A方向に回動し、プラテンローラ13を押圧する。また、サーマルヘッド12の下部に設けられたヘッド部12bは、図6に示すように、プラテンローラ13に対向するように配置されている。このプラテンローラ13は、フレーム1の一方側面1a側の軸受支持部13aとフレーム1の他方側面1b側の軸受支持部13bとを有する。また、軸受支持部13aは、フレームカバー5と一体的に形成されたプラテンローラ軸受部5bに回転可能に支持されている。また、軸受支持部13bは、軸受6のプラテンローラ軸受部6bに回転可能に支持されている。
ここで、本実施形態では、図7および図10に示すように、軸受6には、送りローラ軸受部6aと、プラテンローラ軸受部6bと、当接部6cおよび6dと、係合部6eおよび6fと、規制部6gとが形成されている。なお、送りローラ軸受部6aは、本発明の「送りローラ軸受」の一例であり、プラテンローラ軸受部6bは、本発明の「プラテンローラ軸受」の一例である。また、当接部6cは、本発明の「第1当接部」の一例であり、当接部6dは、本発明の「第2当接部」の一例である。また、係合部6eは、本発明の「第1係合部」の一例であり、係合部6fは、本発明の「第2係合部」の一例である。また、送りローラ軸受部6aは、押さえローラ3と対向する部分が開口している。また、送りローラ軸受部6aは、フレーム1の他方側面1bの開口部1eに取り付けられている。また、送りローラ軸受部6aは、送りローラ2の軸受支持部2bを回転可能に支持している。また、プラテンローラ軸受部6bは、フレーム1の他方側面1bの開口部1fに取り付けられている。また、プラテンローラ軸受部6bは、プラテンローラ13の軸受支持部13b
を回転可能に支持している。また、図8および図9に示すように、当接部6cおよび6dは、それぞれフレーム1の軸受取付部1gおよび1hの外面に当接するように形成されている。また、係合部6eおよび6fは、それぞれ送りローラ軸受部6aおよびプラテンローラ軸受部6bの下部に形成されている。また、係合部6eおよび6fは、それぞれフレーム1の軸受取付部1gおよび1hの内面に、高さ方向に対して約1mm〜約1.5mm係合するように形成されている。また、規制部6gは、当接部6cの内部に形成されるとともに、送りローラ2の軸方向に対する移動を規制するように形成されている。
また、送りローラギア8には、図2および図3に示すように、駆動源としてのモータ11からの駆動力が中間ギア21を介して伝達される。このモータ11は、モータブラケット20に取り付けられている。また、モータ11は、送りローラ2とインクシート巻取りローラ(図示せず)とローラ軸17とを駆動させるための駆動源として機能する。また、送りローラギア8は、中間ギア22および23にも係合している。この中間ギア22は、送りローラギア8からの駆動力をインクシート巻取りローラ(図示せず)に嵌め込まれたインクシート巻取りギア16に伝達する。また、中間ギア23は、送りローラギア8からの駆動力をローラ軸ギア19を介して、給排紙ローラ18が取り付けられたローラ軸17にも伝達する。
図11は、本発明の一実施形態による熱転写プリンタの軸受のフレームの他方側面に対する組立工程を説明するための斜視図である。図12および図13は、本発明の一実施形態による熱転写プリンタの送りローラの送りローラ軸受部に対する組立工程を説明するための断面図である。次に、図7〜図13を参照して、本実施形態による熱転写プリンタの軸受6および送りローラ2の組立工程について説明する。まず、図10に示すように、軸受6の送りローラ軸受部6aおよびプラテンローラ軸受部6bをフレーム1の他方側面1bの開口部1eおよび1fに挿入する。これにより、軸受6の当接部6cおよび6dは、図7〜図9に示すように、それぞれフレーム1の軸受取付部1gおよび1hの外面に当接した状態になる。この状態から図11に示すように、軸受6の送りローラ軸受部6aおよびプラテンローラ軸受部6bを下側に移動させる。これにより、係合部6eおよび6fは、それぞれフレーム1の軸受取付部1gおよび1hの内面に係合する。また、図12に示すように、送りローラ2のギア挿入部2cを、送りローラギア8の挿入孔8aに嵌め込む。そして、この状態で、送りローラ2の軸受支持部2aおよび2bをフレーム1の一方側面1aから水平方向に挿入する。その後、送りローラ2を上方から垂直下方に移動させることにより、送りローラ軸受部5aおよび6aの開口した部分に取り付ける。これにより、図13に示す状態になる。このようにして、軸受6および送りローラ2の組立が行われる。
次に、図1〜図3を参照して、本発明の一実施形態による熱転写プリンタの用紙の送り動作について説明する。まず、図2および図3に示すように、モータ11の駆動力が中間ギア21を介して送りローラギア8に伝達される。これにより、送りローラ2が回転する。また、モータ11の駆動力は、送りローラギア8から中間ギア22を介してインクシート巻取りギア16に伝達されるので、インクシート(図示せず)が巻き取られる。また、モータ11の駆動力は、送りローラギア8から複数の中間ギア23を介してローラ軸ギア19にも伝達されるので、用紙(図示せず)は給紙方向または排紙方向に搬送される。また、サーマルヘッド12は、印画時には、モータ11によってプラテンローラ13を押圧する方向(矢印A方向)に回動し、逆方向(矢印D方向)への用紙搬送時には、プラテンローラ13から離間する方向(矢印B方向)に回動する。その結果、用紙(図示せず)は、印画時には、サーマルヘッド12とプラテンローラ13とに挟まれるとともに、送りローラ2および押さえローラ3によって正方向(矢印C方向)に搬送される。また、逆方向(矢印D方向)への用紙搬送時には、用紙(図示せず)は、送りローラ2および押さえローラ3によって逆方向(矢印D方向)に搬送される。
本実施形態では、上記のように、送りローラ軸受部6aに、フレーム1の軸受取付部1gの外面に当接する当接部6cと、フレーム1の軸受取付部1gの内面に係合する係合部6eとを設けるとともに、送りローラ軸受部6aの当接部6cをフレーム1の軸受取付部1gの外面に当接させ、かつ、係合部6eをフレーム1の軸受取付部1gの内面に係合させた状態で、引張りコイルバネ10による押圧力により、押さえローラ3および送りローラ2を介して、送りローラ軸受部6aを押圧することによって、送りローラ軸受部6aは、押さえローラ3の押圧力に抗する方向(上方向)に移動するのが抑制されるので、送りローラ軸受部6aの下部に設けられた係合部6eがフレーム1の軸受取付部1gの内面から外れるのを有効に抑制することができる。これにより、ネジ止めを行うことなく、送りローラ軸受部6aをフレーム1に固定することができるので、送りローラ軸受部6aの取り付け時の作業性を向上させることができる。また、送りローラ軸受部6aをフレーム1に固定するためのネジが不要になるので、その分、部品点数を削減することができる。
また、本実施形態では、プラテンローラ軸受部6bを、送りローラ軸受部6aと一体的に形成することによって、プラテンローラ軸受部6bを別途設ける場合に比べて、部品点数をより削減することができる。
また、本実施形態では、プラテンローラ軸受部6bを送りローラ軸受部6aと一体的に形成する場合に、プラテンローラ軸受部6bに、フレーム1の軸受取付部1hの外面に当接する当接部6dと、フレーム1の軸受取付部1hの内面に係合する係合部6fとを設けることによって、送りローラ軸受部6aの係合部6eおよびプラテンローラ軸受部6bの係合部6fの両方により、フレーム1との係合が行われるので、送りローラ軸受部6aおよびプラテンローラ軸受部6bがフレーム1から外れるのをより抑制することができる。これにより、ネジ止めを行うことなく、送りローラ軸受部6aおよびプラテンローラ軸受部6bをフレーム1に固定することができる。その結果、送りローラ軸受部6aおよびプラテンローラ軸受部6bの取り付け時の作業性をより向上させることができるとともに、プラテンローラ軸受部6bを固定するためのネジが不要になる分、より部品点数を削減することができる。
また、本実施形態では、押さえローラ3を送りローラ2に押圧するための引張りコイルバネ10を備えることによって、用紙搬送時に、用紙と送りローラ2の表面との間で生じる摩擦力が大きくなるので、送りローラ2が用紙に対して空回りするのを抑制することができる。これにより、用紙の送り精度を向上させることができる。
また、本実施形態では、送りローラ軸受部6aに、送りローラ2の軸方向に対する移動を規制するための規制部6gを設けることによって、送りローラ2の軸方向に対する移動を規制するための部材を別途設ける場合に比べて、部品点数をさらに削減することができる。
また、本実施形態では、送りローラ軸受部5aおよび6aの上部を、開口することによって、送りローラ2を、上方から送りローラ軸受部5aおよび6aの開口した部分に取り付けることができる。これにより、送りローラ2の軸受支持部2aの外側に送りローラギア8を取り付けた送りローラ2を送りローラ軸受部5aに取り付ける際にも、上方から送りローラ2の軸受支持部2aおよび2bを送りローラ軸受部5aおよび6aの開口した部分に取り付ければよいので、送りローラ2を送りローラ軸受部5aおよび6aに取り付ける際に送りローラギア8が送りローラ軸受部5aに当接して取り付けが困難になるという不都合が生じない。その結果、送りローラギア8を送りローラ2に取り付けた状態で送りローラ2を送りローラ軸受部5aおよび6aに取り付けることができるので、送りローラギア8の取り付け時の作業性をさらに向上させることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、画像形成装置の一例として熱転写プリンタを示したが、本発明はこれに限らず、送りローラおよび押さえローラを有する画像形成装置であれば、熱転写プリンタ以外の他の画像形成装置にも適用可能である。
また、上記実施形態では、プラテンローラ軸受を送りローラ軸受と一体的に形成した例を示したが、本発明はこれに限らず、図14に示すように、送りローラ軸受31とプラテンローラ軸受32とを別体で形成してもよい。この場合、送りローラ軸受31は、軸受部31aと当接部31bと係合部31cとを含む。また、プラテンローラ軸受32は、軸受部32aと当接部32bとを含み、係合部を含まない。そして、送りローラ軸受31は、フレーム1の開口部1eに対して、係合部31cにより固定され、プラテンローラ軸受32は、フレーム1の開口部1iに対してネジ33により固定される。
また、上記実施形態では、送りローラの軸方向に対する移動を規制するための規制部を送りローラ軸受と一体的に形成した例を示したが、本発明はこれに限らず、送りローラの軸方向に対する移動を規制するための部材を別途設けてもよい。
また、上記実施形態では、送りローラの軸受支持部の軸径を送りローラの最外周の軸径と実質的に同一であるように例を示したが、本発明はこれに限らず、送りローラの軸受支持部の軸径を送りローラの最外周の軸径と異なる軸径に形成してもよい。
本発明の一実施形態による熱転写プリンタの全体構成を示した斜視図である。 図1に示した一実施形態による熱転写プリンタのモータおよび各ギアを示した正面図である。 図1に示した一実施形態による熱転写プリンタの平面図である。 図1に示した一実施形態による熱転写プリンタの押さえローラが送りローラを押圧する機構を示した斜視図である。 図3の100−100の線に沿った断面図である。 図3の200−200の線に沿った断面図である。 図1に示した一実施形態による熱転写プリンタの軸受のフレームの他方側面に対する取付構造を示した斜視図である。 図7の300−300の線に沿った断面図である。 図7の400−400の線に沿った断面図である。 図1に示した一実施形態による熱転写プリンタのフレームの他方側面および軸受の詳細な構造を説明するための斜視図である。 図1に示した一実施形態による熱転写プリンタの軸受のフレームの他方側面に対する組立工程を説明するための斜視図である。 図1に示した一実施形態による熱転写プリンタの送りローラの送りローラ軸受部に対する組立工程を説明するための断面図である。 図1に示した一実施形態による熱転写プリンタの送りローラの送りローラ軸受部に対する組立工程を説明するための断面図である。 本発明の変形例による熱転写プリンタの軸受を説明するための斜視図である。 従来の一例による熱転写プリンタの全体構成を示した斜視図である。 図15に示した従来の一例による熱転写プリンタの平面図である。 図16の500−500の線に沿った断面図である。 図16の600−600の線に沿った断面図である。 図15に示した従来の一例による熱転写プリンタの軸受のフレームの他方側面に対する取付構造を示した斜視図である。 図15に示した従来の一例による熱転写プリンタの軸受のフレームの他方側面に対する取り付けを説明するための斜視図である。
符号の説明
1 フレーム
1e 開口部(第1開口部)
1f 開口部(第2開口部)
1g 軸受取付部(第1軸受取付部)
1h 軸受取付部(第2軸受取付部)
2 送りローラ
2b 軸受支持部
3 押さえローラ
6a 送りローラ軸受部(送りローラ軸受)
6b プラテンローラ軸受部(プラテンローラ軸受)
6c 当接部(第1当接部)
6d 当接部(第2当接部)
6e 係合部(第1係合部)
6f 係合部(第2係合部)
6g 規制部
10 引張りコイルバネ(押圧手段)
12 サーマルヘッド(印字ヘッド)
13 プラテンローラ
13b 軸受支持部

Claims (6)

  1. 金属製のフレームと、用紙を送るための送りローラと、前記送りローラに接触するように対向配置される押さえローラと、前記押さえローラを前記送りローラに押圧するための押圧手段と、前記用紙に印字を行うための印字ヘッドと、前記印字ヘッドに対向するように配置されるプラテンローラと、前記送りローラの軸受支持部および前記プラテンローラの軸受支持部をそれぞれ回転可能に支持する樹脂製の送りローラ軸受および樹脂製のプラテンローラ軸受とを備えた画像形成装置において、
    前記フレームは、前記送りローラ軸受が取り付けられる第1開口部を有する第1軸受取付部と前記プラテンローラ軸受が取り付けられる第2開口部を有する第2軸受取付部とを含み、
    前記送りローラ軸受は、前記フレームの前記第1軸受取付部の外面に当接する第1当接部と、前記フレームの前記第1軸受取付部の内面に係合する第1係合部と、前記送りローラの軸方向に対する移動を規制するための規制部とを含み、
    前記プラテンローラ軸受は、前記送りローラ軸受と一体的に形成されるとともに、前記フレームの前記第2軸受取付部の外面に当接する第2当接部と、前記フレームの前記第2軸受取付部の内面に係合する第2係合部とを含み、
    前記送りローラ軸受の前記第1当接部が前記フレームの前記第1軸受取付部の外面に当接するとともに、前記第1係合部が前記フレームの前記第1軸受取付部の内面に係合した状態で、前記押圧手段による押圧力により、前記押さえローラおよび前記送りローラを介して、前記送りローラ軸受が押圧され、
    前記送りローラ軸受の前記押さえローラと対向する部分は、開口している、画像形成装置。
  2. 用紙を送るための送りローラと、
    前記送りローラに接触するように対向配置される押さえローラと、
    前記送りローラの軸受支持部を回転可能に支持する送りローラ軸受と、
    前記送りローラ軸受が取り付けられる第1開口部を有する第1軸受取付部を含むフレームと、
    前記押さえローラを前記送りローラに押圧するための押圧手段とを備え、
    前記送りローラ軸受は、前記フレームの前記第1軸受取付部の外面に当接する第1当接部と、前記フレームの前記第1軸受取付部の内面に係合する第1係合部とを含み、
    前記送りローラ軸受の前記第1当接部が前記フレームの前記第1軸受取付部の外面に当接するとともに、前記第1係合部が前記フレームの前記第1軸受取付部の内面に係合した状態で、前記押圧手段による押圧力により、前記押さえローラおよび前記送りローラを介して、前記送りローラ軸受が押圧されている、画像形成装置。
  3. 前記送りローラ軸受は樹脂製であり、
    前記用紙に印字を行うための印字ヘッドと、
    前記印字ヘッドに対向するように配置されるプラテンローラと、
    前記プラテンローラの軸受支持部を回転可能に支持する樹脂製のプラテンローラ軸受とをさらに備え、
    前記プラテンローラ軸受は、前記送りローラ軸受と一体的に形成されている、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記フレームは、前記プラテンローラ軸受が取り付けられる第2開口部を有する第2軸受取付部をさらに含み、
    前記プラテンローラ軸受は、前記フレームの前記第2軸受取付部の外面に当接する第2当接部と、前記フレームの前記第2軸受取付部の内面に係合する第2係合部とを含む、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記送りローラ軸受は、前記送りローラの軸方向に対する移動を規制するための規制部をさらに含む、請求項2〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記送りローラ軸受の前記押さえローラと対向する部分は、開口している、請求項2〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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