JP2015067447A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録部と軸受に軸支されたローラとの間の位置精度を向上させることができる装置を提供する。【解決手段】当該装置は、搬送される記録用紙12にインク滴を吐出する記録ヘッド38を搭載したキャリッジ40と、キャリッジ40を記録用紙12の搬送方向と交差する走査方向に移動可能に支持するガイドレール57と、ガイドレール57の下方に設けられており、ガイドレール57を支持する一対のサイドフレーム84と、走査方向に延びており、記録用紙12を搬送方向に搬送する第2ローラ62と、一対のサイドフレーム84に配置され、第2ローラ62を回転可能に支持する軸受70と、下方からガイドレール57に当接する軸受70の第3突部104の上面79と、第2ローラ62を上方へ付勢するコイルばね72とを備える。【選択図】図8

Description

本発明は、ノズルからインク滴を吐出することによってシートに画像を記録するインクジェット記録装置に関する。
インクジェット記録装置の多くは、シートを挟持して搬送するローラ対を備えている。ローラ対は、モータから駆動伝達されて回転する搬送ローラと、搬送ローラと対向する位置に搬送ローラ側に付勢されて配置されており搬送ローラに従動して回転する従動ローラとを備えている。搬送ローラは、軸方向の中央部においてシートと当接し、軸方向の端部において軸受によって軸支されている。
軸受は、インクジェット記録装置のフレームによって支持されている。特許文献1には、ローラを軸支する軸受が、フレームに設けられた開口にローラの軸方向に沿って挿入されることによって、フレームに取り付けられるように構成された画像形成装置が開示されている。
特開2005−330088号公報
しかしながら、特許文献1に開示された画像形成装置のように、軸受がフレームに設けられた開口にローラの軸方向に沿って挿入されることによってフレームに取り付けられる構成の場合、以下の問題が生じる。
つまり、シートに画像を記録する記録部が、軸受が取り付けられるフレームとは別のフレームによって支持されている場合、記録部の位置決めの基準となるフレームが、軸受の位置決めの基準となるフレームと異なる。そのため、記録部と軸受に軸支されたローラとの間の位置精度が悪化してしまう。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、記録部と軸受に軸支されたローラとの間の位置精度を向上させることができる手段を提供することにある。
(1) 本発明に係るインクジェット装置は、搬送される被記録媒体にインク滴を吐出する記録ヘッドを搭載したキャリッジと、上記キャリッジを被記録媒体の搬送方向と交差する走査方向に移動可能に支持する第1支持部材と、上記第1支持部材の下方に設けられており、上記第1支持部材を支持する第2支持部材と、上記走査方向に延びており、被記録媒体を上記搬送方向に搬送する搬送ローラと、上記第2支持部材に配置され、上記搬送ローラを回転可能に支持する軸受と、上記軸受に設けられており、下方から上記第1支持部材に当接する当接部と、を備える。
本構成によれば、軸受に設けられた当接部は、下方から第1支持部材と当接している。また、第1支持部材は記録ヘッドを搭載したキャリッジを支持している。以上より、記録ヘッドと搬送ローラとは第1支持部材を基準として位置決めされるため、記録ヘッドと搬送ローラとの間の位置精度を向上させることができる。
(2) 本発明に係るインクジェット装置は、上記軸受または上記搬送ローラを上方へ付勢する付勢部材を更に備える。
本構成によれば、付勢部材が軸受または搬送ローラを上方へ付勢することによって、搬送ローラの記録ヘッドに対する位置精度を更に向上させることができる。
(3) 上記軸受は、上記搬送ローラが挿通される開口を備える。上記開口は、上記搬送方向及び上記走査方向と交差する方向に延びている。上記付勢部材は、上記搬送ローラを付勢する。
本構成によれば、開口が搬送方向及び走査方向と交差する方向に延びているため、搬送ローラを当該方向に沿って移動可能に構成することができる。そして、その場合でも、付勢部材によって搬送ローラを、開口の第1支持部材側の端部に位置決めすることができる。
(4) 上記付勢部材は、上記搬送ローラを付勢している。本発明に係るインクジェット装置は、上記記録ヘッドの下方に上記記録ヘッドと対向して設けられており、搬送される被記録媒体を支持し、下方から上記搬送ローラの軸に当接される第1被当接部を有するプラテンと、上記搬送方向における上記第1被当接部とは異なる位置で上記プラテンを上方へ付勢するプラテン付勢部材と、上記第1支持部材または上記第2支持部材における上記搬送ローラよりも上記搬送方向の上記プラテン付勢部材側に設けられており、上記プラテンに下方から当接される第2被当接部と、を更に備える。
本構成によれば、プラテンの第1被当接部は、下方から搬送ローラの軸に当接される。これにより、プラテンは、第2被当接部が第1支持部材に設けられている場合、搬送ローラを介して第1支持部材を基準として位置決めされる。その結果、プラテン、記録ヘッド、及び搬送ローラ間の位置精度を向上させることができる。なお、第2被当接部が第2支持部材に設けられている場合でも、プラテンの一部が第1支持部材を基準として位置決めされるため、プラテン、記録ヘッド、及び搬送ローラ間の位置精度を向上させることができる。
(5) 上記第2支持部材は、上端から下方へ開口された嵌合部を備える。上記軸受は、外周面から突出した第1突部と、当該第1突部と上記走査方向に間隔を空けて上記外周面から突出し且つ上記第1突部との間に上記嵌合部と嵌合する溝を形成する第2突部と、を備える。
本構成によれば、軸受は、第1突部と第2突部との間の溝が嵌合部と嵌合することにより、第2支持部材に上方から嵌め込み可能である。つまり、軸受を走査方向に沿って第2支持部材に嵌め込む必要がない。そのため、軸受を第2支持部材に取り付ける際に、軸受を走査方向に移動させるためのスペースが不要である。そのため、インクジェット記録装置の走査方向における大型化を抑制することができる。
(6) 本発明に係るインクジェット装置は、上記搬送ローラの上方に上記搬送ローラと対向して設けられており、上記搬送ローラとの間に被記録媒体を挟持して搬送する従動ローラを更に備える。上記従動ローラは、上記第1支持部材に配置されている。
本構成によれば、従動ローラは、第1支持部材に配置されているため、記録ヘッドや搬送ローラと同様に、第1支持部材を基準として位置決めされる。そのため、従動ローラ、記録ヘッド、及び搬送ローラ間の位置精度を向上させることができる。
(7) 上記搬送方向において、上記第2支持部材が上記第1支持部材を支持する位置と、上記当接部が上記第1支持部材と当接する位置とが異なる。
本構成によれば、第1支持部材は、搬送方向において異なる2箇所で支持される。これにより、第1支持部材の位置を安定させることができる。
(8) 上記第1支持部材は、上記走査方向に延びる平板部を備えている。上記当接部は、上記平板部の平面に下方から当接する。
本構成によれば、平板部は、走査方向に延びているため、キャリッジを走査方向に移動可能に支持しやすい。
(9) 上記平板部は、上記搬送方向の端部から立設する立設部を備える。
本構成によれば、立設部が設けられていることによって、平板部の剛性を強くすることができる。これにより、第1支持部材を撓みにくくすることができる。その結果、第1支持部材に支持されたキャリッジの、第1支持部材の撓みによる位置変化を低減することができる。
(10) 上記第1支持部材は、上記搬送方向において上記当接部と当接される位置と異なる位置に立設部を備える。
本構成によれば、立設部が設けられていることによって、第1支持部材の剛性を強くすることができる。これにより、第1支持部材を撓みにくくすることができる。その結果、第1支持部材に支持されたキャリッジの、第1支持部材の撓みによる位置変化を低減することができる。
本発明によれば、記録ヘッドを搭載したキャリッジと軸受に軸支された搬送ローラとの間の位置精度を向上させることができる。
図1は、本発明の実施形態の一例である複合機10の斜視図である。 図2は、プリンタ部11の内部構造を模式的に示す縦断面図である。 図3は、レバー部90の案内部95及びプラテン42周辺を模式的に示す左側面図であり、(A)にはレバー部90が後方位置の状態が示されており、(B)にはレバー部90が前方位置の状態が示されている。 図4は、一対のサイドフレーム84と案内部95と第2ローラ62と軸受70との斜視図であり、軸受70が一対のサイドフレーム84に取り付けられておらず且つレバー部90が後方位置の状態が示されている。 図5は、一対のサイドフレーム84と案内部95と第2ローラ62と軸受70との斜視図であり、軸受70が一対のサイドフレーム84に取り付けられ且つレバー部90が後方位置の状態が示されている。 図6は、レバー部90を模式的に示す平面図である。 図7は、右側のサイドフレーム84周辺を示す右側面図である。 図8は、ガイドレール57と一対のサイドフレーム84と案内部95と第2ローラ62と軸受70との斜視図であり、レバー部90が後方位置の状態が示されている。 図9は、ガイドレール57と一対のサイドフレーム84と案内部95と第2ローラ62と軸受70との斜視図であり、レバー部90が前方位置の状態が示されている。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。以下の説明においては、複合機10が使用可能に設置された状態(図1の状態)を基準として上下方向7が定義され、開口13が設けられている側を手前側(正面)として前後方向8が定義され、複合機10を手前側(正面)から見て左右方向9が定義される。
[複合機10の全体構造]
図1に示されるように、複合機10は、薄型の直方体に概ね形成されており、下部にプリンタ部11(本発明のインクジェット記録装置の一例)が設けられている。複合機10は、ファクシミリ機能及びプリント機能などの各種の機能を有している。複合機10は、プリント機能として、インクジェット方式で記録用紙12(図2参照)の片面に画像を記録する機能を有している。なお、複合機10は、記録用紙12の両面に画像を記録する機能を有していてもよい。
[給送トレイ20]
図1に示されるように、プリンタ部11は、前壁75に開口13が形成された筐体14を有している。筐体14の正面には、開口13を通じて後方へ凹んだ凹部80が形成されている。給送トレイ20が、前後方向8に移動することによって、開口13を介して凹部80へ挿入可能であり凹部80から脱抜可能である。給送トレイ20は、上側が開放された箱形状の部材である。図2に示されるように、給送トレイ20の底板22には、記録用紙12(本発明の被記録媒体の一例)が載置される。つまり、給送トレイ20は、記録用紙12を収容可能である。
[排出トレイ21]
図2に示されるように、給送トレイ20の前側且つ上側には、排出トレイ21が支持されている。排出トレイ21は、給送トレイ20と一体に前後方向8に移動する。排出トレイ21は、給送トレイ20とともに凹部80に挿入された状態において、凹部80に配置されている。当該状態において、排出トレイ21の上面には、後述する第2ローラ対44によって搬送された記録用紙12が支持される。
[給送部16]
図2に示されるように、給送部16は、凹部80に挿入された状態の給送トレイ20の底板22の上方に設けられている。給送部16は、給送ローラ25、給送アーム26、及び駆動伝達機構27を備えている。給送ローラ25は、給送アーム26の先端部で軸支されている。給送アーム26は、基端部に設けられた支軸28を中心として、矢印29の方向に回動可能である。これにより、給送ローラ25は、給送トレイ20の底板22または当該給送トレイ20に支持された記録用紙12に対して、当接及び離間が可能である。
給送ローラ25は、複数のギヤが噛合されてなる駆動伝達機構27によって、搬送用モータ(不図示)の駆動力が伝達されて回転する。これにより、給送トレイ20の底板22に載置された記録用紙12のうち、給送ローラ25と当接している最も上側の記録用紙12が、後述する搬送路65へ給送される。なお、給送ローラ25は、搬送用モータとは別に設けられたモータから駆動力を付与されて回転してもよい。
[搬送路65]
図2に示されるように、筐体14内部において、給送トレイ20の後端部から搬送路65が延出されている。搬送路65は、湾曲部33と直線部34とを備える。湾曲部33は、給送トレイ20の後端部から上方へ向かって湾曲しつつ延びている。直線部34は、前後方向8に延びている。
湾曲部33は、所定間隔を隔てて互いに対向する外側ガイド部材18と内側ガイド部材19とによって形成されている。直線部34は、記録部24が配置されている位置では所定間隔を隔てて互いに対向する記録部24とプラテン42とによって形成されている。
給送トレイ20に支持された記録用紙12は、給送ローラ25によって湾曲部33へ給送され、湾曲部33から直線部34に亘って図2に一点鎖線の矢印で示される搬送向き15に沿って搬送される。つまり、記録用紙12は、直線部34では前後方向8(本発明の搬送方向の一例)に沿って搬送される。
[記録部24]
図2に示されるように、記録部24は、直線部34の上側に設けられている。記録部24は、キャリッジ40と記録ヘッド38とを備えている。
キャリッジ40は、前後方向8に間隔を空けて配置された2つのガイドレール56、57によって左右方向9(本発明の走査方向の一例)へ往復移動可能に支持されている。キャリッジ40の移動方向は、記録用紙12の搬送方向と直交する左右方向9であるが、搬送方向と交差するのであれば左右方向9に限らない。なお、ガイドレール56、57については、後に詳細に説明される。
記録ヘッド38は、キャリッジ40に搭載されている。記録ヘッド38には、インクカートリッジ(不図示)からインクが供給される。記録ヘッド38の下面には、ノズル39が形成されている。
記録ヘッド38の下側且つ記録部24と対向する位置には、プラテン42が設けられている。プラテン42は、搬送路65の直線部34を搬送される記録用紙12を支持する部材である。なお、プラテン42については、後に詳細に説明される。
キャリッジ40が左右方向9に移動しているときに、記録ヘッド38は、ノズル39からインク滴を、搬送向き15に搬送されてプラテン42に支持された記録用紙12に向けて吐出する。これにより、当該記録用紙12に画像が記録される。
[ガイドレール56、57]
図2に示されるように、ガイドレール56は、記録ヘッド38よりも後方に設けられており、記録部24の後側部分を支持している。ガイドレール57(本発明の第1支持部材の一例)は、記録ヘッド38よりも前方に設けられており、記録部24の前側部分を支持している。
図7〜図9に示されるように、ガイドレール56、57は、左右方向9に延びている平板部51と、平板部51の前後方向8の両端部から上向きに立設した立設部83を備えている。平板部51は、前後方向8及び左右方向9の長さが上下方向7の長さよりも長い概ね平板形状である。
なお、立設部83が設けられる位置は、ガイドレール57の前後方向8の両端部に限らない。例えば、立設部83は、ガイドレール57の前後方向8の中央部に設けられていてもよい。また、立設部83は、1箇所に設けられていてもよいし複数箇所に設けられていてもよい。また、立設部83は、前後方向8において後述する軸受70の第3突起104と異なる位置に設けられていることが好ましいが、前後方向8において軸受70の第3突起104と同じ位置に設けられていてもよい。
ガイドレール57の平板部51には、公知のベルト機構(不図示)が配置されている。ベルト機構は、ガイドレール57の上面の左右両端部に配置されたプーリと、当該プーリに架け渡されたベルトとを備えている。ベルトは、キャリッジ40と当該キャリッジ40に駆動力を付与するキャリッジ駆動用モータ(不図示)とに連結されている。キャリッジ駆動用モータが駆動すると、左右方向9への駆動力がベルト機構を介してキャリッジ40に伝達される。これにより、キャリッジ40は、左右方向9へ往復移動する。
[サイドフレーム84]
図4及び図5に示されるように、プリンタ部11には、左右方向9に間隔を空けて配置された一対のサイドフレーム84(本発明の第2支持部材の一例)が設けられている。一対のサイドフレーム84は、左右方向9において、直線部34よりも左側及び右側に配置されている。サイドフレーム84は、上下方向7及び前後方向8の長さが左右方向9の長さよりも長い概ね平板形状の部材である。
図7〜図9に示されるように、一対のサイドフレーム84は、ガイドレール57の下方に設けられており、下方からガイドレール57を支持している。なお、一対のサイドフレーム84は、ガイドレール57を支持している位置よりも前方の位置69において、ガイドレール56を支持している。なお、図7〜図9において、ガイドレール56の図示は省略されている。
図4に示されるように、一対のサイドフレーム84の下端部は、対向するサイドフレーム84側、つまり左右方向9の内側へ向けて屈曲されている。この屈曲された部分の上面67には、後述するレバー部90が支持される。
また、図4に示されるように、一対のサイドフレーム84には、上端から下向きに円弧状に開口された嵌合部71が形成されている。当該嵌合部71には、後述する軸受70が嵌め込まれる。
一対のサイドフレーム84の各々には、対向するサイドフレーム84へ向けて突出した突部85(本発明の第2被当接部の一例)が設けられている。突部85は、後述する第2ローラ62よりも前方に設けられている。突部85は、後述するプラテン42の上面に下方から当接される(図3(A)参照)。
[第1ローラ対59及び第2ローラ対44]
図2に示されるように、直線部34における記録部24の記録ヘッド38よりも搬送向き15の上流側には、第1ローラ対59が配置されている。直線部34における記録部24の記録ヘッド38よりも搬送向き15の下流側には、第2ローラ対44が配置されている。
第1ローラ対59は、直線部34の下側に配置された第1ローラ60と、直線部34の上側に第1ローラ60と対向して配置されたピンチローラ61とを備えている。第1ローラ60及びピンチローラ61は、左右方向9に延びた軸を中心として回転する。ピンチローラ61は、コイルばねなどの付勢部材(不図示)によって第1ローラ60を押圧している。これにより、ピンチローラ61は、第1ローラ60が回転すると、当該回転に従動して回転する。
図2に示されるように、第2ローラ対44は、直線部34の下側に配置された第2ローラ62(本発明の搬送ローラの一例)と、直線部34の上側に第2ローラ62と対向して配置された拍車63(本発明の従動ローラの一例)とを備えている。
図4に示されるように、第2ローラ62は、左右方向9に延びた軸64と、左右方向9に間隔を空けて軸64に取り付けられたローラ部58とを備えている。つまり、第2ローラ62は、左右方向9に延びている。
図8に示されるように、拍車63は、左右方向9に間隔を空けて複数設けられている。各拍車63は、ローラ部58と対向する位置に設けられている。各拍車63は、ガイドレール57に配置されている。詳細には、左右方向9に延びた各拍車63の軸が、ガイドレール57の下面に取り付けられた支持部材73に回転可能に支持されている。
第2ローラ62は、コイルばね72(本発明の付勢部材の一例、図4参照)によって上方に付勢されている。以下に詳述する。図4に示されるように、コイルばね72は、下端を後述する移動可能なレバー部90に接続され、上端を支持片74に接続されている。これにより、コイルばね72及び支持片74は、レバー部90と一体に移動する。レバー部90が図5及び図8に示される後方位置のとき、支持片74は、下方から第2ローラ62の軸64に当接している。これにより、コイルばね72は、第2ローラ62を上方へ、つまり拍車63側へ付勢している。以上より、第2ローラ62と拍車63とは互いに当接しており、拍車63は、第2ローラ62が回転すると、当該回転に従動して回転する。
第1ローラ60及び第2ローラ62は、搬送用モータ(不図示)から駆動力が伝達されて回転する。第1ローラ対59に記録用紙12が挟持されている状態で第1ローラ60が回転すると、当該記録用紙12は、第1ローラ対59によってプラテン42上に、つまり搬送向き15に搬送される。また、第2ローラ対44に記録用紙12が挟持されている状態で第2ローラ62が回転すると、当該記録用紙12は、第2ローラ対44によって搬送向き15に搬送されて、凹部80に配置された排出トレイ21上に排出される。
第2ローラ62の軸64には、ギヤ(不図示)が当該軸64を中心として回転可能に設けられている。当該ギヤは、搬送用モータからの駆動伝達のため、搬送用モータから駆動伝達されている伝達ギヤと噛合している。軸64において当該ギヤが設けられる左右方向9の位置は、後述する軸受70と隣接する位置である。
[プラテン42]
プラテン42は、前後方向8及び左右方向9の長さが上下方向7の長さよりも長い概ね平板形状の部材である。
図3に示されるように、プラテン42の前端には、当該前端の上部から前方に延びた上側突起76(本発明の第1被当接部の一例)、及び当該前端の下部から前方に延びた下側突起77が設けられている。上側突起76及び下側突起77は、左右方向9において間隔を空けて複数設けられている。上側突起76は、左右方向9において下側突起77と同位置であってもよいし、異なる位置であってもよい。
上下方向7における上側突起76と下側突起77との間には、第2ローラ62の軸64が配置される。図3(A)に示されるように、レバー部90が後方位置であるとき、上側突起76は、コイルばね72に上方へ付勢された軸64に当接されている。これにより、プラテン42は、コイルばね72によって上方へ付勢される。
コイルばね78(本発明のプラテン付勢部材の一例)が、上側突起76よりも後方に設けられている。コイルばね78の上端は、プラテン42の下面に接続されている。コイルばね78の下端は、支持片82に接続されている。支持片82は、レバー部90のガイド面89に支持されている。図3(A)に示されるように、レバー部90が後方位置であるとき、プラテン42は、前後方向8における上側突起76とは異なる位置でコイルばね78によって上方へ付勢される。コイルばね78によって上方へ付勢されたプラテン42の上面は、一対のサイドフレーム84に設けられた突部85に下方から当接する。つまり、突部85は、付勢されたプラテン42の上方への移動を制止する。これにより、上側突起76と第2ローラ62の軸64との当接状態が維持される。
[軸受70]
図4に示されるように、軸受70は、開口106を有する円筒形状の本体部101と、本体部101の外周面105から突出した第1突部102と、第1突部102と左右方向9に間隔を空けて外周面105から突出した第2突部103と、第2突部103から更に突出した第3突部104とを備えている。
以下の軸受70の説明では、軸受が図4に示される状態であるとして、上下方向7、前後方向8、及び左右方向9を用いて説明する。
本体部101の前後方向8の長さは、嵌合部71の内径と略同一である。開口106は、概ね上下方向7(本発明の搬送方向及び走査方向と交差する方向の一例)に延びた長孔である。本実施形態において、開口106は、上端が下端よりも後方に位置するように上下方向7に対して傾斜した向きに延びている。なお、開口106の延びる方向は、前後方向8及び左右方向9と交差する方向であれば、上記に限らない。例えば、開口106は、上下方向7に延びていてもよい。
開口106の長手方向(上下方向7)の長さは、後述する第2ローラ62の上下方向7の移動距離である。また、開口106の短手方向(前後方向8)の長さは、第2ローラ62の軸64の直径と略同一である。第1突部102と第2突部103との間には、溝87が形成されている。当該溝87の幅(左右方向9の長さ)は、一対のサイドフレーム84の左右方向9の長さ、つまり嵌合部71の縁部86の厚みと略同一である。
図4及び図5に示されるように、軸受70は、第3突部104が上側となるように、一対のサイドフレーム84の嵌合部71に上方から嵌め込まれる。詳細には、嵌合部71の縁部86が第1突部102と第2突部103との間の溝87に挿入されることによって、軸受70は、嵌合部71に嵌め込まれる。つまり、溝87は嵌合部71と嵌合する。以上より、図5に示されるように、軸受70は、一対のサイドフレーム84に配置される。なお、図4には、軸受70が嵌合部71に嵌め込まれていない状態が示されており、図5には、軸受70が嵌合部71に嵌め込まれた状態が示されている。
開口106には、第2ローラ62の軸64が挿通される。第2ローラ62は、開口106に挿通された状態において回転可能である。また、上述したように、開口106は、上下方向7に延びているため、軸64は、開口106に沿って上下方向7に移動可能である。図5及び図8には、軸64が開口106の上端と当接している状態が示されており、図9には、軸64が開口106の下端と当接している状態が示されている。図9に示される状態において、軸受70は、第2ローラ62の軸64を回転可能に支持している。
図7〜図9に示されるように、軸受70が嵌合部71に嵌め込まれた状態において、第3突部104の上面79(本発明の当接部の一例)は、下方からガイドレール57の平板部51の下面88(本発明の平面の一例)に当接している。上面79の前後方向8の長さは、左右方向9の長さよりも長い。また、一対のサイドフレーム84の前後方向の長さは、左右方向9の長さよりも長い。つまり、上面79は、一対のサイドフレーム84に沿って延びている。
図8及び図9に示されるように、一対のサイドフレーム84がガイドレール57を支持する位置52は、第3突部104の上面79がガイドレール57の平板部51に下方から当接する位置よりも前方に位置している。つまり、位置52と、上面79がガイドレール57と当接する位置とは、搬送向き15において異なる。
図5に示されるように、軸受70が嵌合部71に嵌め込まれた状態において、右側の軸受70の第4突起104は、左右方向9において、右側のサイドフレーム84の位置52よりも右側に配置されており、左側の軸受70の第4突起104は、左右方向9において、左側のサイドフレーム84の位置52よりも左側に配置されている。つまり、第4突起104の上面79は、一対のサイドフレーム84がガイドレール57の平板部51を支持する位置52よりも左右方向9において外側に配置されている。
[レバー部90]
図4及び図5に示されるように、プリンタ部11には、レバー部90が配置されている。レバー部90は、一対のサイドフレーム84における屈曲された部分の上面67によって、前後方向8に移動可能に支持されている。レバー部90は、図5及び図8に示される位置である後方位置と、後方位置よりも前側の位置であって図9に示される位置である前方位置との間で移動可能である。
図6に示されるように、レバー部90は、ユーザによって把持される把持部93と、把持部93の左右両端部から後方へ延びた一対の接続部94と、一対の接続部94の後端部から後方へ延びた一対の案内部95とを備えている。
図1に示されるように、把持部93は、凹部80における開口13近傍であって、開口13の上端近傍に配置されている。図6に示されるように、把持部93は、左右方向9に延びた部材である。把持部93の左右方向9の中央部には、開口96が設けられている。ユーザは、開口96に指を入れることによって把持部93を把持することができる。
図6に示されるように、接続部94は前後方向8に長い平板形状の部材である。一対の接続部94の一方は、凹部80の右端近傍且つ上端近傍を前後方向8に延びている。一対の接続部94の他方は、凹部80の左端近傍且つ上端近傍を前後方向8に延びている。プリンタ部11の筐体14の内側壁81(図1参照)には、前後方向8に延びた溝(不図示)が設けられている。一方、一対の接続部94には、当該溝側へ延びた突起(不図示)が設けられている。そして、当該突起が上記溝に挿入される。これにより、ユーザが把持部93を把持して動かすと、接続部94及び後述する案内部95が前後方向8に移動する。なお、接続部94が筐体14に支持される構成は、上述した構成に限らない。
図4及び図5に示されるように、案内部95は、前後方向8において第2ローラ対44から第1ローラ対59の後方まで延びている。また、案内部95は、搬送路65の右端よりも右側及び搬送路65の左端よりも左側に、一対に配置されている。案内部95は、上面67に支持されている。
案内部95には、ガイド面91とガイド面89とが設けられている。ガイド面91は、前側が後側よりも高位置である傾斜面92を備えている。ガイド面89は、前側が後側よりも高位置である傾斜面98と、傾斜面98の前端と繋がっており前後方向8に延びた水平面99と、傾斜面98の後端と繋がっており前後方向8に延びた水平面100とを備えている。
[第2ローラ62及びプラテン42の移動]
以下、レバー部90の移動に伴う第2ローラ対44の上下動について説明する。図5及び図8に示されるように、レバー部90が後方位置に位置しているとき、第2ローラ62の軸64は、支持片74に支持されている。これにより、軸64は、コイルばね72によって上方へ付勢される。その結果、軸64は、下方から軸受70の開口106の上端に当接する。また、軸64は、下方からプラテン42の上側突起76に当接する(図3(A)参照)。
ユーザが、把持部93を把持して、レバー部90を前向きに引っ張ると、レバー部90は、後方位置から前方に移動する。これにより、支持片74は前方へ移動して、軸64から離間する。その結果、軸64は、自重によって傾斜面92に支持された状態となる。そして、レバー部90の前方への移動によって、軸64は、傾斜面92に沿って摺動する。軸64は、傾斜面92に沿って摺動することにより、軸受70の開口106の上端から離間して下方へ移動する。また、軸64は、プラテン42の上側突起76から離間する。そして、図9に示されるように、レバー部90が前方位置に到達した状態において、軸64は、軸受70の開口106の下端に支持された状態となる。
以下、レバー部90の移動に伴うプラテン42の上下動について説明する。上述したように、レバー部90が後方位置に位置しているとき、図3(A)に示されるように、第2ローラ62の軸64は、下方からプラテン42の上側突起76に当接する。
また、コイルばね78を介してプラテン42と接続されている支持片82は、レバー部90の水平面99に支持されている。この状態において、プラテン42は、コイルばね78によって上方へ付勢される。その結果、プラテン42の上面は、下方から一対のサイドフレーム84に設けられた突部85に当接する。
レバー部90が後方位置から前方に移動すると、上述したように、軸64は下方へ移動する。これにより、軸64は、上側突起76から離間し、上方から下側突起77を押す。その結果、プラテン42の後側は、下方へ移動する。
また、レバー部90が後方位置から前方に移動すると、支持片82は水平面99から離間して傾斜面98に支持された状態なる。レバー部90が更に前方に移動すると、支持片82は、傾斜面98に対して摺動しながら相対移動して下方へ移動する。これにより、コイルばね78及びプラテン42の前側は、下方へ移動し、プラテン42の前側は突部85から離間する。最終的に、レバー部90が前方位置に到達した状態において、支持片82は、図3(B)に示されるように、水平面100に支持された状態となる。以上のように、プラテン42は、下方へ移動する。
レバー部90が後方位置のとき、第2ローラ62と拍車63とは当接しており、記録用紙12を挟持して搬送可能である。一方、レバー部90が前方位置のとき、第2ローラ62と拍車63とは離間している。また、レバー部90が後方位置のとき、プラテン42の上下方向7の位置は、プラテン42に支持された記録用紙12と記録ヘッド38との距離が画像記録に適した距離となる位置である。
レバー部90が前方位置から後方位置に移動するとき、上述と逆の動作が実行される。つまり、軸64は、傾斜面92から離間して支持片74に支持されることにより、上方へ移動する。また、上側突起76が、移動する軸64に押されて上方へ移動する。これにより、プラテン42の後側が上方へ移動する。また、支持片82が水平面100から離間して傾斜面98を経て再び水平面99に支持されることにより、プラテン42の前側が上方へ移動する。
[実施形態の効果]
本実施形態によれば、軸受70に設けられた上面79は、下方からガイドレール57と当接している。また、ガイドレール57は記録ヘッド38を搭載したキャリッジ40を支持している。以上より、記録ヘッド38と第2ローラ62とはガイドレール57を基準として位置決めされるため、記録ヘッド38と第2ローラ62との間の位置精度を向上させることができる。以上より、記録ヘッド38を搭載したキャリッジ40と軸受70に軸支された第2ローラ62との間の位置精度を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、コイルばね72が第2ローラ62を上方へ付勢することによって、第2ローラ62の記録ヘッド38に対する位置精度を更に向上させることができる。
また、本実施形態によれば、開口106は、上端が下端よりも後方に位置するように上下方向7に対して傾斜した向きに延びている。そのため、第2ローラ62を上下方向7に沿って移動可能に構成することができる。そして、その場合でも、コイルばね72によって第2ローラ62を、開口106のガイドレール57側の端部に位置決めすることができる。
また、本実施形態によれば、プラテン42の上側突起76は、下方から第2ローラ62の軸64に当接される。これにより、プラテン42の上側突起76周辺、つまりプラテン42の前側は、ガイドレール57を基準として位置決めされる。これにより、プラテン42、記録ヘッド38、及び第2ローラ62間の位置精度を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、軸受70は、第1突部102と第2突部103との間の溝87が嵌合部71と嵌合することにより、一対のサイドフレーム84に上方から嵌め込み可能である。つまり、軸受70を左右方向9に沿って一対のサイドフレーム84に嵌め込む必要がない。そのため、軸受70を一対のサイドフレーム84に取り付ける際に、軸受70を左右方向9に移動させるためのスペースが不要である。そのため、複合機10の左右方向9における大型化を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、拍車63は、ガイドレール57に支持されているため、記録ヘッド38や第2ローラ62と同様に、ガイドレール57を基準として位置決めされる。そのため、拍車63、記録ヘッド38、及び第2ローラ62間の位置精度を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、ガイドレール57は、前後方向8において異なる2箇所で支持される。これにより、ガイドレール57の位置を安定させることができる。
また、本実施形態によれば、ガイドレール57の平板部51は、左右方向9に延びているため、キャリッジ40を左右方向9に移動可能に支持しやすい。
また、本実施形態によれば、立設部83が設けられていることによって、ガイドレール57の剛性を強くすることができる。これにより、ガイドレール57を撓みにくくすることができる。その結果、ガイドレール57に支持されたキャリッジ40の、ガイドレール57の撓みによる位置変化を低減することができる。
[変形例]
上述の実施形態では、軸受70に設けられた開口106は上下方向7に延びていたが、開口106は、上下方向7に延びておらず円形であってもよい。この場合、開口106に挿通された第2ローラ62の軸64は、上述の実施形態とは異なり、上下動しない。
上述したように、第2ローラ62が上下動しない場合、コイルばね72は、第2ローラ62ではなくて、軸受70を付勢してもよい。この場合、コイルばね72は、軸受70を介して第2ローラ62を付勢する。
上述の実施形態では、第2ローラ62が本発明の搬送ローラに相当していたが、第1ローラ60が本発明の搬送ローラに相当し、軸受70と同形状の軸受に支持されていてもよい。また、複合機10に他のローラが配置されているならば、当該ローラが本発明の搬送ローラに相当し、軸受70と同形状の軸受に支持されていてもよい。
上述の実施形態では、ガイドレール57が本発明の第1支持部材に相当していたが、ガイドレール56が本発明の第1支持部材の一例であってもよい。この場合、ガイドレール56の下方に配置された第1ローラ60が本発明の搬送ローラに相当し、第1ローラ60は軸受70と同形状の軸受に支持される。そして、当該軸受の上面がガイドレール56に下方から当接する。
上述の実施形態では、コイルばね78によって上方へ付勢されたプラテン42の上面は、一対のサイドフレーム84に設けられた突部85に下方から当接したが、当該上面は、ガイドレール56、57の何れかに下方から当接してもよい。この場合、ガイドレール56、57において当該上面に当接される部分は、本発明の第2被当接部の一例である。
上述したように、プラテン42の上面がガイドレール56、57の何れかに下方から当接した場合、プラテン42の後側は、ガイドレール56、57を基準として位置決めされる。ここで、上述の実施形態で述べたように、プラテン42の前側も、ガイドレール56、57を基準として位置決めされる。つまり、プラテン42の全域をガイドレール56を基準として位置決めすることができる。その結果、プラテン42、記録ヘッド38、及び第2ローラ62間の位置精度を向上させることができる。
上述の実施形態では、第2ローラ62が上下動可能であったが、第1ローラ60も上下動可能に構成されていてもよい。この場合、第1ローラ60を上下動させるための構成には、公知の構成を用いることが可能であるが、第2ローラ62を上下動させるための構成と同様の構成を用いてもよい。
なお、第1ローラ60、第2ローラ62、及びプラテン42を上下動させることによって、複合機10は、記録用紙12に加えて記録用紙12よりも厚みのあるCD−ROMやDVD−ROMなどの記録メディア、或いは当該記録メディアが支持されたメディアトレイを直線部34に沿って搬送することができる。また、第1ローラ60、第2ローラ62、及びプラテン42を上下動させることによって、直線部34に詰まった記録用紙12を取り出しやすくすることができる。
10・・・複合機
38・・・記録ヘッド
40・・・キャリッジ
57・・・ガイドレール
62・・・第2ローラ
70・・・軸受
72・・・コイルばね
79・・・上面
84・・・サイドフレーム

Claims (10)

  1. 搬送される被記録媒体にインク滴を吐出する記録ヘッドを搭載したキャリッジと、
    上記キャリッジを被記録媒体の搬送方向と交差する走査方向に移動可能に支持する第1支持部材と、
    上記第1支持部材の下方に設けられており、上記第1支持部材を支持する第2支持部材と、
    上記走査方向に延びており、被記録媒体を上記搬送方向に搬送する搬送ローラと、
    上記第2支持部材に配置され、上記搬送ローラを回転可能に支持する軸受と、
    上記軸受に設けられており、下方から上記第1支持部材に当接する当接部と、を備えるインクジェット記録装置。
  2. 上記軸受または上記搬送ローラを上方へ付勢する付勢部材を更に備える請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 上記軸受は、上記搬送ローラが挿通される開口を備え、
    上記開口は、上記搬送方向及び上記走査方向と交差する方向に延びており、
    上記付勢部材は、上記搬送ローラを付勢する請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 上記付勢部材は、上記搬送ローラを付勢しており、
    上記記録ヘッドの下方に上記記録ヘッドと対向して設けられており、搬送される被記録媒体を支持し、下方から上記搬送ローラの軸に当接される第1被当接部を有するプラテンと、
    上記搬送方向における上記第1被当接部とは異なる位置で上記プラテンを上方へ付勢するプラテン付勢部材と、
    上記第1支持部材または上記第2支持部材における上記搬送ローラよりも上記搬送方向の上記プラテン付勢部材側に設けられており、上記プラテンに下方から当接される第2被当接部と、を更に備える請求項2または3に記載のインクジェット記録装置。
  5. 上記第2支持部材は、上端から下方へ開口された嵌合部を備え、
    上記軸受は、外周面から突出した第1突部と、当該第1突部と上記走査方向に間隔を空けて上記外周面から突出し且つ上記第1突部との間に上記嵌合部と嵌合する溝を形成する第2突部と、を備える請求項1から4のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  6. 上記搬送ローラの上方に上記搬送ローラと対向して設けられており、上記搬送ローラとの間に被記録媒体を挟持して搬送する従動ローラを更に備え、
    上記従動ローラは、上記第1支持部材に配置されている請求項1から5のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  7. 上記搬送方向において、上記第2支持部材が上記第1支持部材を支持する位置と、上記当接部が上記第1支持部材と当接する位置とが異なる請求項1から6のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  8. 上記第1支持部材は、上記走査方向に延びる平板部を備え、
    上記当接部は、上記平板部の平面に下方から当接する請求項1から7のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  9. 上記平板部は、上記搬送方向の端部から立設する立設部を備える請求項8に記載のインクジェット記録装置。
  10. 上記第1支持部材は、上記搬送方向において上記当接部と当接される位置と異なる位置に立設部を備える請求項1から7のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
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