JP2006231441A - 打ち抜き金型 - Google Patents

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JP2006231441A JP2005047676A JP2005047676A JP2006231441A JP 2006231441 A JP2006231441 A JP 2006231441A JP 2005047676 A JP2005047676 A JP 2005047676A JP 2005047676 A JP2005047676 A JP 2005047676A JP 2006231441 A JP2006231441 A JP 2006231441A
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Shozo Omori
昭三 御守
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Abstract

【課題】 原反の順送りをスムーズに行うことができることを課題とする。
【解決手段】 ダイ44に形成された貫通孔50の周縁にある角部(周縁部)は、面取りされている。これにより、ダイ44に貫通孔50を形成する際に、貫通孔50の周縁部50Aにバリが生じても、面取りすることでバリが削り取られる。したがって、バリによりダイ44の載置面上を順送りされる被加工部材52の送りが妨げられることがない。また、被加工部材52に傷が付く恐れもない。
【選択図】 図4

Description

本発明は、プレスによって原反を打ち抜く打ち抜き金型に関する。
従来から、コンピューター等のデータ記録再生媒体として使用されている磁気テープ等の記録テープを単一のリールに巻装し、そのリールをケース内に収容している記録テープカートリッジが知られている。この記録テープの先端には、リーダーピンやリーダーテープ、リーダーブロックといったリーダー部材が設けられており、ドライブ装置側に設けられた引出手段でリーダー部材を記録テープカートリッジの開口から引き出して、このリーダー部材に固着された記録テープをドライブ装置側の巻取リールに巻装するようになっている(特許文献1参照)。
ところで、リーダー部材として用いられるリーダーテープは、通常100〜200μmの厚みのPETからなる原反シートをパンチとダイからなる打ち抜き金型で打ち抜くことで成形される。
原反シートは、ダイの表面に載置されて所定の方向に等ピッチで順送りされる。一方、ダイには、パンチが嵌合する貫通孔が形成されており、図5(A)に示すように、貫通孔を形成する際に、貫通孔の角部にバリ状の突起が発生することがある。このとき、原反シートがこの突起によって送りを妨げられる。また、原反シートが突起に接触して、原反シートに傷がついてしまい、原反シートを打ち抜いて成形された製品に傷が残ることがある。
特開2004−342203号公報
本発明は、原反の順送りをスムーズに行うことができることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の打ち抜き金型は、被加工部材が載置される載置面に貫通孔が形成されたダイと、前記貫通孔に嵌合されて、前記載置面に載置された被加工部材を打ち抜くパンチと、を有することを特徴とする打ち抜き金型において、前記貫通孔の前記被加工部材の送り方向と略直交する角部は、面取りされていることを特徴としている。
請求項1の発明では、ダイに形成された貫通孔の被加工部材の送り方向と略直交する角部は面取りされている。これにより、ダイに貫通孔を形成する際に、貫通孔の被加工部材の送り方向と略直交する角部にバリが生じても、面取りすることでバリが削り取られる。したがって、バリによりダイの載置面上を順送りされる被加工部材の送りが妨げられることがない。また、被加工部材に傷が付く恐れもない。
請求項2に記載の打ち抜き金型は、前記面取りされた角部の深さは、前記被加工部材の厚み以上とされていることを特徴としている。
請求項2の発明では、面取りの深さを被加工部材の厚み以上とすることで、貫通孔を形成した際に載置面に発生するバリを、確実に除去することができる。
請求項3に記載の打ち抜き金型は、被加工部材が載置される載置面に貫通孔が形成されたダイと、前記貫通孔に嵌合されて、前記載置面に載置された被加工部材を打ち抜くパンチと、を有することを特徴とする打ち抜き金型において、前記貫通孔の周縁にある角部には、前記載置面に平行となる段差面が設けられ、該段差面の立面と該載置面とで形成される角部は面取りされていることを特徴としている。
請求項3の発明では、載置面に平行となる段差面の略直角の角部が、パンチの打ち抜き面の角部と嵌合する部分、すなわち、ダイの切刃に相当する。したがって、被加工部材に効果的にせん断力が働くので、被加工部材の打ち抜きがスムーズに行われ、打ち抜かれた製品の端面を高精度に成形できる。
また、ダイの刃先に相当する部分が摩耗した際に、載置面に平行となる段差面を研削すれば良い。これにより、載置面を研削する必要がないので、載置面の位置が変化することがなく、原反の送り位置がずれる心配がない。また、研削する面積が小さいので、研削時間が短縮されて製造コストの削減に繋がる。
本発明は、上記構成としたので、原反の順送りをスムーズに行うことができることができる。
本実施形態に係る打ち抜き金型40について説明する。ここでは、図1に示すように、例えば、磁気テープカートリッジ10(図8参照)に搭載されるリーダーテープ30を成形する打ち抜き金型40を例にとって説明する。
図2に示すように、打ち抜き金型40は、パンチ42をホルダするパンチホルダ46と、ダイ44をホルダするダイホルダ48を有している。パンチホルダ46とダイホルダ48は、図示しないガイドポストによって位置決めされており、パンチホルダ46はダイホルダ48に対して垂直方向に移動可能とされている。
パンチ42にはつば部42Aが設けられており、このつば部42Aはパンチホルダ46の段部46Aに図示しないボルトで固定されている。これにより、パンチホルダ46の移動に伴って、パンチ42はダイ44に対して上下方向に移動する構成となっている。
図2及び図3(A)に示すように、ダイ44には、パンチ42が嵌合可能な貫通孔50が形成されている。これにより、パンチ42が下降すると、ダイ44の貫通孔50に嵌合されるようになっている。また、貫通孔50にはパンチ押さえプレート51が設けられており、パンチ42が下降したとき、このパンチ押さえプレート51によって、パンチ42が支持される構成となっている。なお、図3以降では、パンチ42のつば部42Aの図示は省略する。
図3(B)に示すように、ダイ44のパンチ42に対向する面には、被加工部材52(シート状のPET)が載置される。そして、パンチ42が下降して、ダイ44に形成された貫通孔50に嵌合すると、パンチ42の打ち抜き面の外形形状に沿ってせん断力が作用して、被加工部材52が打ち抜かれる。
パンチ42の打ち抜き面は、後述するリーダーテープ30と同形状となっている。すなわち、打ち抜き面42Bの長手方向の一方の端部は、リーダーテープ30の張出部34(図8参照)に対応する形状の突出部58が形成されている。また、パンチ42の一方の端部には、リーダーテープ30の孔部32を形成するためのパンチ42が嵌合能な孔部56が設けられている。このような形状のパンチ42とダイ44によって被加工部材52が打ち抜かれることで、図に示すような形状のリーダーテープ30が形成される。
図4及び図5に示すように、ダイ44の貫通孔50の周縁部50Aは面取りされて、テーパ面60が形成されている。このとき、貫通孔50とテーパ面60とによって、角部62が形成される。そして、図5(B)に示すように、この角部62と、パンチ42の打ち抜き面42Bの角部42Cとによって被加工部材52が挟み込まれて打ち抜かれる。
このように、貫通孔50の周縁部50Aにテーパ面60を設けることで、ダイ44に貫通孔50を形成する際に、図5(A)に示すように、ダイ44の貫通孔50の周縁部50Aにバリが発生しても、図5(B)に示すように、このバリが削り取られる。したがって、ダイ44の載置面44A上の被加工部材52の送りが妨げられることがない。また、被加工部材52に傷が付く恐れもない。
また、テーパ面60は、載置面44Aから角部62までの距離Mが、被加工部材の厚みtよりも大きくなる(t≦Mとなるように)ように形成されている。これにより、貫通孔50を形成した際に貫通孔50の周縁部50Aに発生したバリを、確実に除去することができる。
なお、本実施形態では、図4及び図5に示すように、貫通孔50の周縁部50Aを面取りしてテーパ面60を設ける構成としたが、図6に示すように、載置面44Aに平行となる段差面70を周縁部50Aに形成して、段差面70の立面70Aと載置面44Aとで形成される角部72を面取りしてテーパ面74を形成してもよい。
これにより、載置面44Aに平行となる段差面70と、貫通孔50で形成されるの略直角の角部76が、パンチ42(図5参照)の打ち抜き面42Bの角部42Cと嵌合する部分、すなわち、ダイ44の切刃に相当する。したがって、パンチ42の打ち抜き面42Bの角部42Cと、ダイ44の角部76とに挟み込まれた被加工部材52に効果的にせん断力が働くので、被加工部材52の打ち抜きがスムーズに行われ、リーダーテープ30(図3参照)の端面を高精度に成形できる。
また、角部76が摩耗した際に、段差面70を研削すれば良い。これにより、載置面44Aを研削する必要がないので、載置面44Aの位置が変化することがなく、被加工部材52の送り位置がずれる心配がない。さらに、載置面44Aを研削する場合と比較して研削する面積が小さいので、研削時間が短縮される。
さらに、上記形態以外にも、図7(B)に示すように、貫通孔50の周縁部50Aを面取りしてテーパ面80を形成し、図7(C)に示すように、テーパ面80と貫通孔50とで形成された角部82に載置面44Aと平行となる段差面84を形成してもよい。
また、本実施形態では、貫通孔50の周縁部50Aを面取りしてテーパ面60を設ける構成としたが、少なくとも被加工部材52の送り方向と略直交する角部にテーパ面を設けることで、被加工部材52の送りが妨げられるのを防止できる。
以上のような構成の打ち抜き金型40で成形されたリーダーテープ30が搭載された記録テープカートリッジ10について、図8を用いて簡単に説明する。なお、説明の便宜上、記録テープを磁気テープTとし、記録テープカートリッジ10を磁気テープカートリッジ10とする。また、図において、磁気テープカートリッジ10のドライブ装置への装填方向を矢印Aで示し、それを磁気テープカートリッジ10の前方向(前側)とする。そして、矢印Aと直交する矢印B方向を右方向(右側)とする。
磁気テープカートリッジ10は、略矩形箱状のケース12を有している。ケース12の内部には、リール20が回転可能に収容されている。このリール20は、軸心部を構成する有底円筒状のリールハブ22と、その上端部に設けられる上フランジ24とが一体に成形され、下フランジ26がリールハブ22の下端部に超音波溶着されて構成されている。そして、そのリールハブ22の外周面に、情報記録再生媒体としての磁気テープTが巻回され、上フランジ24及び下フランジ26によって、その巻回された磁気テープTの幅方向の端部が保持されている。
また、ケース12の壁12Aには、リール20に巻装された磁気テープTを引き出すための開口18が形成されており、この開口18から引き出される磁気テープTの自由端部には、プラスチック製のリーダーテープ30が、接続用テープとしてのスプライステープ28によって取り付けられている。
リーダーテープ30は、ドライブ装置の引出部材(図示省略)が磁気テープTを引き出すために係合する被引出部材であり、その先端近傍には引出部材が係合する孔部32が穿設されている。そして、その孔部32の後端よりも若干後方寄りの上下両サイドには、それぞれ上下方向に向かって張り出す張出部34が形成されている。この張出部34が、開口18近傍の上ケース14の内面及び下ケース16の内面にそれぞれ形成された図示しない収納凹部に収納(挿入)されることにより、リーダーテープ30がケース12内において、壁12Bに沿って配置(保持)される構成である。
なお、本実施形態では、記録テープカートリッジ10に搭載されるリーダーテープ30を打ち抜く打ち抜き金型40を例にとって説明したが、特にリーダーテープ30の打ち抜き金型40に限定されるものではなく、原反(被加工部材)から製品を打ち抜く打ち抜き金型であれば、本発明を適用することが可能である。
打ち抜き金型の概略斜視図である。 打ち抜き金型の概略側面図である。 リーダーテープの打ち抜き金型の概略斜視図であり、(A)打ち抜く前の状態を示す図であり、(B)打ち抜いた状態を示す図である。 リーダーテープ打ち抜き金型のダイを示す部分斜視図である。 リーダーテープの打ち抜き金型の概略断面図である。 その他の形態におけるリーダーテープの打ち抜き金型の概略断面図である。 その他の形態におけるリーダーテープの打ち抜き金型の概略断面図である。 打ち抜き金型で成形されたリーダーテープが搭載された磁気テープカートリッジの概略斜視図である。
符号の説明
10 記録テープカートリッジ
30 リーダーテープ
40 打ち抜き金型
42 パンチ
44A 載置面
44 ダイ
45 凹部
50 貫通孔
50A 周縁部(角部)
52 被加工部材
60 テーパ面
70 段差面
70A 立面
74 テーパ面
80 テーパ面
84 段差面
T 磁気テープ(記録テープ)

Claims (3)

  1. 被加工部材が載置される載置面に貫通孔が形成されたダイと、
    前記貫通孔に嵌合されて、前記載置面に載置された被加工部材を打ち抜くパンチと、を有することを特徴とする打ち抜き金型において、
    前記貫通孔の前記被加工部材の送り方向と略直交する角部は、面取りされていることを特徴とする打ち抜き金型。
  2. 前記面取りされた角部の深さは、前記被加工部材の厚み以上とされていることを特徴とする請求項1に記載の打ち抜き金型。
  3. 被加工部材が載置される載置面に貫通孔が形成されたダイと、
    前記貫通孔に嵌合されて、前記載置面に載置された被加工部材を打ち抜くパンチと、を有することを特徴とする打ち抜き金型において、
    前記貫通孔の周縁にある角部には、前記載置面に平行となる段差面が設けられ、該段差面の立面と該載置面とで形成される角部は面取りされていることを特徴する打ち抜き金型。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015151174A (ja) * 2014-02-18 2015-08-24 Ckd株式会社 ブリスター包装機

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