JP2006120993A - Icチップおよびこれが実装されたシート - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、接着剤を用いて基材上に実装されるICチップおよびこれが実装されたシートに関し、ICチップの実装に際して接着剤の流動速度に依存せずにはみ出しを抑制して四隅まで充填させ、またさらなる接着力の向上を図ることを目的とする。
【解決手段】ICチップ11の所定処理回路(14〜16)等が形成される回路形成面12、またはその背面13における基材への接着面に、少なくとも四隅に向かって当該基材への押圧時の接着剤を拡散させる所定形状のガイド溝19形成させる構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、接着剤を用いて基材上に実装されるICチップおよびこれが実装されたシートに関する。
近年、ICチップが微小化しており、特にICカードやICタグ等に使用されるICチップの微小化が進んでいる。また、上記ICカードやICタグに用いられるICチップがRFID(Radio Frequency Identification)と称される非接触型ICメディアとして使用されるものには、チップ自体にアンテナを有するものまである。このようなICチップをICカードやICタグ等に搭載させるためには、基材への接着剤による実装に際して確実に固着する必要があると共に、接着剤のはみ出しを極力抑えることが望まれる。
従来、ICカードやICタグ等にICチップを搭載させる場合、当該ICカードやICタグ等のベースとなる基材上に接着剤を用いて実装させることが一般的に行われている。実装は、主に基材上に所定量の接着剤を滴下し、その接着剤上に当該ICチップを押圧して当該接着剤を広がらせて固着させる方法が一般的に知られている。しかし、ICチップの基材上への実装の確実性を図ることが基本的課題であるが、上記の方法では、接着剤が同心円上に広がってICチップの四隅まで廻らず、固着の確実性が図られないという課題が残る。そこで、接着剤をICチップの四隅まで行き渡らせ、かつ接着剤のはみ出しを抑制する手法が以下の特許文献に開示されている。
特開平8−236555号公報
上記特許文献には、ICチップの実装方法について、基板上に塗布された接着剤上にICチップを圧接することで、拡散流動する接着剤が、ICチップの角隅部で流動速度が拡散速度より大となって角隅部まで充填させるというものである。具体的には、基板上のICチップ搭載エリアの角隅部に対応する部分に、各4つの突起部を形成させることで流動速度を大とさせる。これによって、角隅部まで接着剤を充填させるというものである。原理的には、突起部のコーナ部で拡散した接着剤が抑圧され、当該突起部間で抑圧が解放されることで流動速度が大となるものと考えられる。また、縁辺部に突縁部を形成し、またはチップ外周部に下向気流を吹き付けることで接着剤のはみ出しを防止しようとするものである。
ところで、通常の接着剤で固着するICチップや上記特許文献で使用されているICチップの接着面は鏡面に近い平坦度であることから、たとえ角隅部まで接着剤が充填されても接着力に限界がある。また、上記特許文献で開示されているように接着剤のはみ出しを突縁部や下向気流で防止するということは多めの接着剤を塗布することを予定したものであり、この場合、ICチップの角隅部分では接着剤の流動速度を増大させていることから隅角部からの当該接着剤のはみ出し量をコントロールすることが実際的に困難であるという問題がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、ICチップの実装に際して接着剤の流動速度に依存せずにはみ出しを抑制して四隅まで充填させ、またさらなる接着力の向上を図るICチップおよびこれが実装されたシートを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、所定の基材上の所定位置に接着剤が塗布され、押圧して当該接着剤を拡散させて実装されるためのICチップであって、所定処理回路が形成される面、またはその背面における前記基材への接着面に、少なくとも四隅に向かって前記押圧時に前記接着剤を拡散させる所定形状の拡散ガイド手段が所定数形成される構成とする。
請求項2の発明では、「前記拡散ガイド手段は、溝状形態または突状形態である」構成である。
請求項3の発明では、所定の基材上の所定位置に接着剤を塗布し、当該接着剤にICチップを押圧させることで当該接着剤を拡散させ、当該ICチップを実装させたシートであって、前記ICチップの所定処理回路が形成される面、またはその背面における前記基材への接着面には、少なくとも四隅に向かって所定形状の拡散ガイド手段が所定数形成されており、前記押圧時に当該拡散ガイド手段が四隅まで前記接着剤を拡散ガイドさせて当該ICチップを実装させた構成とする。
本発明によれば、ICチップの所定処理回路が形成される面、またはその背面における基材への接着面に、少なくとも四隅に向かって当該基材への押圧時の接着剤を拡散させる所定形状の拡散ガイド手段を所定数形成させることにより、ICチップの実装に際して接着剤の流動速度に依存せずにはみ出しを抑制して四隅まで充填させて接着、実装の確実性を向上させることができ、拡散ガイド手段によって接着剤との接触面積が増大することからさらなる接着の確実性を図ることができるものである。
以下、本発明の最良の実施形態を図により説明する。
図1に、本発明に係るICチップの第1実施形態の構成図を示す。図1(A)は回路形成面の斜視概略図、図1(B)はその背面の斜視図である。図1(A)、(B)において、ICチップ11はウエハより作製されたものであり、一方面が所定回路が形成された回路形成面12であり、他方面が接着面(実装面)となる背面13である。回路形成面12は、その表面に例えばデジタル回路部14、記憶回路部15、アナログ回路部16およびランド17A,17Bが形成されると共に、当該ランド17A,17B間にアンテナコイル18が所定数巻回状態で形成されている。
上記ICチップ11の寸法は、一例として一般的な2mm〜3mm四方の厚さ150μmである。なお、図には表れていないが、回路形成面12上には、厚さ50μm程度の保護層が形成されている。このICチップは、所定の周波数を用いて非接触でデータの授受を行う前述のRFIDである。
一方、背面13には、四隅に向かって拡散ガイド手段であるガイド溝19が各対角で形成される。上記ガイド溝19は、例えば、レーザ加工により深さ15μm〜35μmで形成される。レーザ加工には、例えば、レーザ発生機構およびスキャン機構を備えた既存のシステムが使用され、レーザ発生機構として例えば既存のCO2レーザ、YAGレーザ等の適宜選択されたレーザ光を発生させる機構があり、また、スキャン機構として二次元的にレーザ光をスキャンさせるガルバノスキャン機構がある。
そこで、図2に、本発明に係るICチップの基材上への実装の説明図を示す。図2(A)において、例えば、ICカードを作製する場合として、基材21のチップ搭載の実装エリア22に、上記ICチップ11の背面のガイド溝19に対応した位置(例えば中央、および中央より上下左右に対応する位置の5カ所)に、例えばディスペンサ等により接着剤23がそれぞれ塗布される。接着剤23としては、絶縁性を前提とした例えば熱硬化性樹脂や紫外線硬化性樹脂の従前より使用されているものである。
続いて、図2(B)に示すように、基材21の実装エリア22であって、塗布された接着剤23上に上記ICチップ11のガイド溝19が形成された背面13を押圧していく。すると、接着剤23は、塗布中心点より同心円上に拡散して行き、ガイド溝19部分で当該溝に沿って四隅に向かって拡散し、当該ICチップ11の四隅までを含んだ背面13全体に接着剤23が行き渡るものである(図2(C))。そして、上記のようにICチップ11が実装された基材21に、当該ICチップ11側に被覆材や保護材を取り付けることで、図2(D)に示すように、ICチップ11が実装されたシートとしてのICカード31が作製されるものである。
このように、接着剤23はガイド溝19によりガイドされて他の部分(ガイド溝のない部分)と共に、一定速で拡散されることから、四隅部分と縁辺部分とからのはみ出し量を一体的に考慮すればよく、ICチップ11からの接着剤23のはみ出し量を容易に調整することができるものである。すなわち、ICチップの実装に際して接着剤の流動速度に依存せずにはみ出しを抑制して四隅まで充填させることによって接着、実装の確実性を向上させることができると共に、ガイド溝19によって背面13の接着剤23に対する接触面積が増大することによってさらなる接着の確実性を図ることができるものである。
次に、図3に、本発明に係るICチップの第2実施形態の構成図を示す。図3(A)におけるICチップ11は、背面13に、中心部分から四隅に向かって所定長さの拡散ガイド手段であるガイド突部41をそれぞれ形成したもので、チップ寸法や回路形成面12については図1と同様であり、説明を省略する。上記各ガイド突部41は、厚さ15μm〜35μmで形成されるもので、例えば、上述のレーザ加工により平面状から当該ガイド突部41以外の部分を削り取って形成されるものである。
上記のようなICチップ11は、図3(B)に示すように、基材21のチップ搭載の実装エリア22に、上記ICチップ11の背面の各ガイド突部41に対応した位置(例えば中央、および当該各ガイド突部41上に対応する位置の5カ所)に、ディスペンサ等により接着剤23がそれぞれ塗布される。そして、上述の図2(B)のように、基材21の実装エリア22であって、塗布された接着剤23上に上記ICチップ11のガイド突部41が形成された背面13を押圧していくと、接着剤23は、塗布中心点より同心円上に拡散して行く。すなわち、中央の接着剤23が同心円上に拡散し、当該各ガイド突部41上の接着剤がそれぞれ沿って四隅に向かって拡散することにより、当該ICチップ11の四隅まで含んだ背面13全体に接着剤23が行き渡るものである
このように、拡散ガイド手段としてガイド突部41を四隅に向かって形成させることによっても、前記同様に、接着剤23は他の部分(ガイド溝のない部分)と共に、一定速で拡散されるもので、四隅部分と縁辺部分とからのはみ出し量を一体的に考慮すればよく、ICチップの実装に際して接着剤の流動速度に依存せずにはみ出しを抑制して四隅まで充填させることによって接着、実装の確実性を向上させることができると共に、ガイド突部41によって背面13の接着剤23に対する接触面積が増大することによってさらなる接着の確実性を図ることができるものである。
次に、図4に、本発明に係るICチップの第3実施形態の構成図を示す。図4(A)におけるICチップ11は、背面13に、周縁近傍に所定幅の拡散ガイド手段である環状ガイド突部42形成したもので、環状形状の角部のそれぞれが縁辺部分から四隅に向かって形成されたものとなる。このようなICチップ11のチップ寸法や回路形成面12については図1と同様であり、説明を省略する。上記環状ガイド突部42は、厚さ15μm〜35μmで形成されるもので、上記同様にレーザ加工により平面状から当該環状ガイド突部42以外の部分を削り取って形成されるものである。
上記のようなICチップ11は、図4(B)に示すように、基材21のチップ搭載の実装エリア22に、上記ICチップ11の背面の環状ガイド突部42に対応した位置(例えば中央、および当該環状ガイド突部42の四隅上に対応する位置の5カ所)に、ディスペンサ等により接着剤23がそれぞれ塗布される。そして、上述の図2(B)のように、基材21の実装エリア22であって、塗布された接着剤23上に上記ICチップ11のガイド突部41が形成された背面13を押圧していくと、接着剤23は、塗布中心点より同心円上に拡散して行く。すなわち、中央の接着剤23が同心円上に拡散し、当該環状ガイド突部42上の接着剤がそれぞれ沿って四隅に向かって拡散することにより、当該ICチップ11の四隅までを含んだ背面13全体に接着剤23が行き渡るものである
このように、拡散ガイド手段として環状ガイド突部42を形成させることによっても、前記同様に、接着剤23は他の部分(ガイド溝のない部分)と共に、一定速で拡散されるもので、四隅部分と縁辺部分とからのはみ出し量を一体的に考慮すればよく、ICチップの実装に際して接着剤の流動速度に依存せずにはみ出しを抑制して四隅まで充填させることによって接着、実装の確実性を向上させることができると共に、ガイド突部41によって背面13の接着剤23に対する接触面積が増大することによってさらなる接着の確実性を図ることができるものである。
次に、図5に、本発明に係るICチップの第4実施形態の構成図を示す。図5(A)において、ICチップ11は、上記同様の0.5mm四方の厚さ150μmのもので、一方面の回路形成面12が接着面(実装面)となる。回路形成面12は、上記同様に、例えばデジタル回路部14、記憶回路部15およびアナログ回路部16が形成されるものであるが、図1(A)のようなアンテナコイルは形成されず、外部端子としてのランド17C,17Dが形成されたものである。また、ランド17C,17D以外の部分には上記同様の厚さ50μm程度の保護層が形成される。
上記保護層上であって、ランド17C,17Dが形成されていない対角線上に、中心部分から対角隅に向かって所定長さの拡散ガイド手段であるガイド突部41がそれぞれ形成される。また、ランド17Cの両側であって、当該隅に向かって所定幅、所定長さの拡散ガイド手段であるガイド突部43Aがそれぞれ形成される。さらに、ランド17Dの両側であって、当該隅に向かって所定幅、所定長さの拡散ガイド手段であるガイド突部43Bがそれぞれ形成されるものである。これらガイド突部43A,43Bは、上述と同様に、例えば、上述のレーザ加工により平面状から当該ガイド突部43A,43B以外の部分を厚さ15μm〜35μmで削り取って形成されるものである。
上記のようなICチップ11は、図5(B)に示すように、基材21のチップ搭載の実装エリア22に実装するものであるが、当該実装面には実装エリア22上に上記ランド17C,17Dに対応して電気的に接続するランド51A,51Bが形成されると共に、当該ランド51A,51B間に所定数巻回されたアンテナコイル52が形成される。なお、当該アンテナコイル52が交差する部分には絶縁部53が形成されることによって電気的短絡が防止される。このアンテナコイル52は、基材21上に例えば導電性インキにより例えばスクリーン印刷によって形成することができる。
そこで、基材21の実装エリア22上であって、例えば中央と、上記ICチップ11の各ガイド突部41,43A,43B上に対応した位置(6カ所)に、ディスペンサ等により接着剤23がそれぞれ塗布される。そして、基材21の実装エリア22上であって、塗布された接着剤23上に上記ICチップ11のランド17Cと基材21のランド51Aとを対応させると共に、ランド17Dとランド51Bとを対応させて押圧していくと、接着剤23は、塗布中心点より同心円上に拡散して行く。すなわち、中央の接着剤23が同心円上に拡散し、当該各ガイド突部41,43A,43B上の接着剤23がそれぞれガイド突部41,43A,43Bに沿って四隅に向かって拡散していく。そして、上記ランド17Cとランド51A、およびランド17Dとランド51Bとが電気的に接続され、実装エリア22上で当該ICチップ11の四隅までを含んだ回路形成面12全体に接着剤23が行き渡るものである
このように、回路形成面12側を実装させる場合として、当該回路形成面12上に拡散ガイド手段としてガイド突部41,43A,43Bを四隅に向かって形成させることによっても、前記同様に、接着剤23は他の部分(ガイド溝のない部分)と共に、一定速で拡散されるもので、四隅部分と縁辺部分とからのはみ出し量を一体的に考慮すればよく、ICチップの実装に際して接着剤の流動速度に依存せずにはみ出しを抑制して四隅まで充填させることによって接着、実装の確実性を向上させることができると共に、ガイド突部41,43A,43Bによって回路形成面12の接着剤23に対する接触面積が増大することによってさらなる接着の確実性を図ることができるものである。
なお、上記各実施形態では、ICチップ11の寸法を一般的な2mm〜3mmとして説明せいたが、これに限らずいずれのサイズのICチップにも適用することができるものである。また、上記各実施形態において、基材21への接着剤23の塗布を複数点とすることにより、最終的な接着剤形状(四隅への行き渡らせやはみ出し量の調整)を整えることができるものであり、各実施形態で示される拡散ガイド手段が設けられることで、実装面が単に平面である場合よりも接着剤形状を整えるための塗布点数を少なくさせることができるものである。このことは、特にチップサイズが小さくなるほど有利である。
本発明のICチップは、微小なICチップを実装するシートとしてのICカード、ICタグやICチケット等に適用可能である他に、それより大のICチップの基板や所定シートの基材に接着剤を用いて実装させるのに適する。
本発明に係るICチップの第1実施形態の構成図である。 本発明に係るICチップの基材上への実装の説明図である。 本発明に係るICチップの第2実施形態の構成図である。 本発明に係るICチップの第3実施形態の構成図である。 本発明に係るICチップの第4実施形態の構成図である。
符号の説明
11 ICチップ
12 回路形成面
13 背面
18,52 コイルアンテナ
19 ガイド溝
21 基材
23 接着剤
41,43 ガイド突部
42 環状ガイド突部

Claims (3)

  1. 所定の基材上の所定位置に接着剤が塗布され、押圧して当該接着剤を拡散させて実装されるためのICチップであって、
    所定処理回路が形成される面、またはその背面における前記基材への接着面に、少なくとも四隅に向かって前記押圧時に前記接着剤を拡散させる所定形状の拡散ガイド手段が所定数形成されることを特徴とするICチップ。
  2. 請求項1記載のICチップであって、前記拡散ガイド手段は、溝状形態または突状形態であることを特徴とするICチップ。
  3. 所定の基材上の所定位置に接着剤を塗布し、当該接着剤にICチップを押圧させることで当該接着剤を拡散させ、当該ICチップを実装させたシートであって、
    前記ICチップの所定処理回路が形成される面、またはその背面における前記基材への接着面には、少なくとも四隅に向かって所定形状の拡散ガイド手段が所定数形成されており、前記押圧時に当該拡散ガイド手段が四隅まで前記接着剤を拡散ガイドさせて当該ICチップを実装させたことを特徴とするシート。
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