JP2006119243A - 定着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、定着ベルトの過昇温に起因する画像劣化を防止し、かつ定着ベルトの熱が感光体ドラムなどの定着装置周辺の部材へ流れ該周辺部材に悪影響を及ぼすのを防止することである。
【解決手段】記録材P上の画像を定着ニップWにて熱定着する定着ローラー510及び定着ベルト531と、定着ベルト531を取り囲み定着ベルト531近傍にエアーが自然流入するのを抑制する仕切り壁601〜605と、仕切り壁601〜605により形成された閉空間600にて定着ベルト531を冷却する冷却手段と、を有する定着装置5において、冷却手段は、閉空間600に対し下方から供給ファン613にてエアーを供給するための供給ダクト612と、供給ダクト612からのエアーを定着ベルト531に向けて吹き付ける冷却ファン611と、閉空間600の上方から排出ファン615にてエアーを排出するための排出ダクト614と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、記録材に形成された未定着画像を加熱定着させる定着装置に関し、特に複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に用いられる定着装置に関するものである。
電子写真方式を利用した複写機、プリンタ等の画像形成装置においては、普通紙、コート紙、OHPシート等の記録材上に画像情報に応じて形成された未定着トナー画像を加熱溶融させて定着させる定着装置が使用されている。
定着装置としては、特開2001−201979号公報(以下、特許文献1と記す)に開示されているように、加熱手段を有する定着回転体に対して、複数の支持ロールに回転自在に張架された無端状ベルトと、この無端状ベルトの内側にその無端状ベルトをその内周側から定着回転体にむけて圧接させるように固定して配置される加圧部材と、で構成される加圧体を圧接させ、その両者間(定着回転体と加圧部材に圧接された無端状ベルトとの間)に形成される定着用ニップに記録材を通過させることにより、記録材上に形成された未定着トナー画像を定着させるベルトニップ方式が知られている。
特開2001−201979号公報
上記画像形成装置において記録材に連続して画像形成を行う場合、定着回転体と無端状ベルトとの間に形成された定着用ニップを、記録材が所定の間隔(以下、紙間と記す)をもって連続して通過する。このため、記録材が定着用ニップにない紙間時に、定着回転体から無端状ベルトが過剰な熱を受け、無端状ベルト全域の温度が過度に昇温し、この過昇温により記録材に形成された未定着のトナー画像を乱してしまうおそれがある。
また上記定着用ニップの記録材の最大通紙幅(搬送方向と直交する方向の最大長さ)に対して、小さいサイズの記録材が連続通紙された場合には、前記無端状ベルトの非通紙部の温度が通紙部の温度に対して過昇温し、無端状ベルトの長手方向(搬送方向と直交する幅方向)の温度ムラが発生する。これにより、記録材に形成された未定着のトナー画像を溶融する温度にムラが生じて画像劣化が発生し、または定着用ニップ内の摩擦係数にムラが生じて画像ズレが発生するおそれがある。このような画像不良の問題はコート紙や厚紙のような記録材の場合に特に顕著に発生する。
前述したような無端状ベルトの過昇温による画像劣化に対しては、従来から上記特許文献1のように、無端状ベルト近傍に送風ファン等の冷却装置を配置して、無端状ベルトを強制的に冷却する対応が取られている。
しかしながら、近年、画像形成装置は、装置の高速化や小型省スペース化が叫ばれ、これによって、定着装置と画像形成部との距離が近づいており、上記特許文献1のような構成では、前記冷却装置による空気の流れにより、定着装置の熱気が定着装置の周辺部材である画像形成部へと到達して、該画像形成部における感光体ドラム上のトナーが溶融して固着してしまうブロッキング等の別の問題が発生していた。
本発明の目的は、加圧ベルトの過昇温に起因する画像劣化を防止し、かつ加圧ベルトの熱が感光体ドラムなどの定着装置周辺の部材へ流れ該周辺部材に悪影響を及ぼすのを防止することである。
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、記録材上の画像を定着ニップにて熱定着する定着回転体及び加圧ベルトと、前記加圧ベルトを取り囲むように設けられ前記加圧ベルト近傍にエアーが自然流入するのを抑制する仕切り壁と、前記仕切り壁により形成された閉空間にて前記加圧ベルトを冷却する冷却手段と、を有する定着装置において、前記冷却手段は、前記閉空間に対し下方から供給ファンにてエアーを供給するための供給ダクトと、前記供給ダクトからのエアーを前記加圧ベルトに向けて吹き付ける冷却ファンと、前記閉空間の上方から排出ファンにてエアーを排出するための排出ダクトと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、加圧ベルトを閉空間にて確実に冷却して加圧ベルトの過昇温を防止し、かつ該加圧ベルトの熱が定着装置周辺の部材へ流れて該周辺部材へ悪影響を及ぼすのを防止することができ、良好な画像を得ることができる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
まず図3及び図4を用いて画像形成装置の概略構成を説明し、次に図5及び図6を用いて画像形成装置における定着装置の構成を説明し、更に図1及び図2を用いて定着装置の冷却構成について説明する。
図3及び図4には、画像形成装置として、複数の光走査手段を有する4ドラムレーザービームプリンターを例示しており、図3は画像形成装置の断面図、図4は同画像形成装置の像形成部の断面図である。図3に示すように、画像形成装置本体内には画像形成手段である4つの画像形成ステーションPa,Pb,Pc,Pdが並設されている。
上記画像形成ステーションPa,Pb,Pc,Pdはマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの各色をそれぞれ形成するものであって、これらは図4に示すように図示矢印方向に回転される像担持体である感光体ドラム1a,1b,1c,1dをそれぞれ有している。
また、各感光体ドラム1a,1b,1c,1dの周囲には、感光体ドラムに作用するプロセス手段としての、帯電器12a,12b,12c,12d、現像装置2a,2b,2c,2d、及びクリーナ4a,4b,4c,4dが、各感光体ドラム1a,1b,1c,1dの回転方向に沿って順次配設されている。
また、各感光体ドラム1a,1b,1c,1dの下方には転写部3が配設されている。この転写部3は各画像形成ステーションPa,Pb,Pc,Pdに共通の記録材搬送手段である転写ベルト31と転写用帯電器3a,3b,3c,3dを有している。
上記画像形成装置において、図3に示すように、給送ローラ等からなる記録材供給手段10により給送カセット11から供給された記録材Pは、転写ベルト31上に支持されて各画像形成ステーションPa〜Pdへ順に搬送され、前記各感光体ドラム1a〜1d上に形成された各色のトナー像が順次転写される。この転写工程が終了すると、記録材Pは転写ベルト31から分離されて定着装置5へと搬送される。定着装置5で記録材Pに転写された未定着のトナー像は熱と圧力により記録材P上に定着される。画像が定着された転写材Pは、画像形成装置本体に取り付けられたシート処理装置6に搬送される。シート処理装置6では記録材Pを排出トレイ62上に搬送ローラー61で排出し、該排出トレイ62は下方に移動することで多数枚の記録材の積載が可能となっている。また、シート処理装置6では多数枚の記録材Pをステイプルする等の処理が適宜選択的に可能である。
上記画像形成装置において、定着装置5は、図5に示すように、回転自在に配置された定着回転体である定着ローラー510を有する。定着ローラー510は、図示しない駆動源により矢印A方向に回転していて、内部に配置された加熱手段であるハロゲンヒーター520により加熱され、定着ローラー表面に配置されたサーミスター525により一定の温度になるように制御されている。
また、定着装置5は、定着ローラー510に記録材Pを圧接する加圧体であるベルトユニット53を有する。ベルトユニット53は、定着ローラー510の下方に配置されている。ベルトユニット53は、複数の支持回転体である入口ローラー532、分離ローラー533、ステアリングローラー534により回転自在に張架された加圧ベルト(無端状ベルト)である定着ベルト531を有している。分離ローラー533はSUS等の金属からなり、矢印SF方向に付勢され定着ベルト531を介して定着ローラー510と圧接している。ステアリングローラー534の長手方向一端は矢印B方向に移動可能となっていて、定着ベルト531の長手方向(搬送方向と直交する幅方向)の寄りを修正している。また、ベルトユニット53は、定着ベルト531の内面側から定着ベルト531を定着ローラー510に圧接させる加圧部材である加圧パッド部540を有している。加圧パッド部540は、入口ローラー532と分離ローラー533の間に配置され、定着ベルト531の内面側から定着ベルト531を定着ローラー510に圧接している。加圧パッド部540はSUS等の金属からなるベース541と、ベース541上方に取り付けられたシリコンゴム等からなる加圧パッド542と、加圧パッド542と定着ベルト531の間に配置されたPIフィルム等からなる摺動シート543とから構成され、矢印PF方向に定着ベルト531を介して定着ローラー510に圧接している。
また、入口ローラー532と加圧パッド部540の間にはオイルフェルト536が設けられている。オイルフェルト536にはシリコンオイルが含浸されていて、定着ベルト531の内面にオイルを塗布し、定着ベルト531と摺動シート543との摩擦力を低減している。
図6は分離ローラー近傍の拡大図である。定着ローラー510はアルミ等の金属からなる芯金511とその表層にシリコンゴム等からなる弾性層512を有している。ここで、金属からなる分離ローラー533は、加圧手段(不図示)により定着ベルト531を介して定着ローラー510に加圧されている。このため、分離ローラー533と接触している、定着ローラー510の弾性層512の端部512aが、分離ローラー533の円弧形状に沿った形状に変形する。記録材上の未定着トナー画像は、定着装置5のニップWで溶融・加圧されるため、トナーと定着ローラー表層はその表面張力により張り付いた状態となる。しかしながら、前述したように、分離ローラー533が加圧されている、定着ローラー510の弾性層512の端部512aが分離ローラー533の円弧形状に沿った形状になっているため、定着ローラー510に張り付いたトナーは弾性層端部512aの下流部512bにて剥離され、記録材は矢印Y方向に排出される。
上述したようにベルトニップ方式の定着装置5は、定着ローラー510と、定着ベルト531、加圧パッド部540、分離ローラー533とによりニップWを形成している。これにより、ニップ幅(搬送方向の長さ)を広くとれるため、記録材上の未定着トナー画像をより長い時間溶融でき、カラー画像形成装置のように多量のトナーを使用する画像形成装置には適した構成である。
次に図1と図2を用いて、定着ベルト531の冷却構成について説明する。図1は定着装置5の断面図である。図2は定着ベルトより下部を上から見た上視図であって、一部が断面になっている上視図である。
図1に示す本実施形態に係る定着装置5は、前述したように、ハロゲンヒーター520を有する定着ローラー510と、記録材Pを定着ローラー510に圧接するベルトユニット53と、を有し、未定着トナー画像を記録材Pに加熱定着する定着装置である。
更に定着装置5は、図1に示すように、前記定着ベルト531を取り囲むように設けられ前記定着ベルト531近傍にエアーが自然流入するのを抑制する仕切り壁601〜605と、前記仕切り壁601〜605により形成された閉空間600にて前記定着ベルト531を冷却する冷却手段と、を有する。
図1において、601,602,603は前述の仕切り壁であり、601はベースフレーム、602は未定着トナー画像が載った記録材を定着ニップWに導く入口ガイド、603は分離ローラー533で分離された記録材を搬送パス下流側に導く出口ガイドである。入口ガイド602と出口ガイド603は、定着ベルト531の表面近傍に配置され、ベースフレーム601に固定支持されている。更に詳しくは、入口ガイド602と出口ガイド603は、定着ベルト531の定着ローラー510側表面近傍であって、それぞれ定着ベルト531の分離ローラー533部上、入口ローラー532部上を覆うように配置されている。
図2において、604,604は前述の仕切り壁であり、604は前フレーム、605は後フレームである。前フレーム604と後フレーム605は、入口ローラー532、分離ローラー533、ステアリングローラー534(図1参照)等を、ベアリングを介して回転自在に支持しているフレームである。前フレーム604と後フレーム605は、入口ガイド602と出口ガイド603と同様に、ベースフレーム601に固定支持されている。
上述した仕切壁、すなわちベースフレーム601と入口ガイド602と出口ガイド603と前フレーム604と後フレーム605とによって、定着ベルト531を取り囲み、定着ベルト531近傍にエアーが自然流入するのを抑制する閉空間600を形成している。本実施形態では、図1及び図2に示すように、定着ベルト531の、定着ローラー510と対向し定着ニップWを形成する部分周辺以外が、取り囲まれた閉空間600を形成している。
また前記冷却手段は、図1及び図2に示すように、前記閉空間600に対し下方から供給ファン613にてエアーを供給するための供給ダクト612と、前記供給ダクト612からのエアーを前記定着ベルト531に向けて吹き付ける冷却ファン611と、前記閉空間600の上方から排出ファン615にてエアーを排出するための排出ダクト614と、を有する。
前記冷却ファン611は、前記閉空間600内の定着ベルト531の下方に固定されており、且つ定着ベルト531面に対し直交する方向にエアーを吹き付けるように配置されている。この冷却ファン611は記録材の通紙動作中に作動し、記録材が定着ニップWに無い時に、定着ベルト531が定着ローラー510から熱を受け、過昇温するのを防止する。
前記供給ダクト612は、前述したように閉空間600に対し下方からエアーを取り込むためのダクトである。この供給ダクト612は、閉空間600の定着装置前方側の下方に連結している。更に供給ダクト612は、図1に示すように、その出口近傍の形状が、エアーが前記冷却ファン611に向かうように構成されている。また前記供給ファン613は、この供給ダクト612の経路の途中に配置されている。
一方、前記排出ダクト614は、前述したように閉空間600からエアーを排出するためのダクトである。この排出ダクト614は、図1に示すように、閉空間600の上方に連結しており、温まった熱(エアー)を定着装置外に排出しやすい構成になっている。また前記排出ファン615は、この排出ダクト614の経路の途中に配置されている。
また、前記排出ダクト614による単位時間当りのエアー排出量を前記供給ダクト612による単位時間当りのエアー供給量よりも多くなるように設定している。すなわち、前記供給ファン613の風速に対して、前記排出ファン615の風速の方が速くなっており、閉空間600に多少の隙間が生じた場合でも、温まった熱が閉空間600から放熱することは無い。
上述した構成により、供給ダクト612を通して閉空間600にエアーを取り込み、そのエアーを定着ベルト531に吹き付けることにより、定着ベルト531を効率的に冷却することができ、定着ベルト531が過昇温するのを防止できる。また、定着ベルト531近傍に配置された冷却ファン611が定着ベルト531からの熱で破損することも防止することができる。そして、定着ベルト531を冷却して温まった熱を排出ダクト614を通して閉空間600から排出でき、定着ベルト531の熱が定着装置周辺の部材へ流れてしまうことがない。
すなわち、本実施形態によれば、定着ベルト531を閉空間600にて確実に冷却して定着ベルト531の過昇温を防止し、かつ該定着ベルト531の熱が定着装置周辺の部材へ流れて該周辺部材へ悪影響を及ぼすのを防止することができ、良好な画像を得ることができる。
なお前述した実施形態では、カラー画像形成のために4つの画像形成手段を使用しているが、この使用個数はこれに限定されるものではなく、必要に応じて適宜設定すれば良い。カラー画像形成装置における定着装置に限定されるものではなく、モノクロ画像形成装置における定着装置であっても本発明は有効である。
また前述した実施形態では、画像形成装置としてプリンタを例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置であっても良く、また中間転写体を使用し、該中間転写体に各色のトナー像を順次重ねて転写し、該中間転写体に担持されたトナー像を記録材に一括して転写する画像形成装置であっても良く、該画像形成装置における定着装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
本発明の実施形態における定着装置の主断面図 本発明の実施形態における定着装置の上視図 本発明の実施形態における画像形成装置の主断面図 本発明の実施形態における画像形成部の部分断面図 本発明の実施形態における定着装置の主断面図 本発明の実施形態における定着装置の拡大部分断面図
符号の説明
P …記録材
W …定着ニップ
5 …定着装置
53 …ベルトユニット
510 …定着ローラー(定着回転体)
520 …ハロゲンヒーター
531 …定着ベルト(加圧ベルト)
532 …入口ローラー(支持回転体)
533 …分離ローラー(支持回転体)
534 …ステアリングローラー(支持回転体)
600 …閉空間
601 …ベースフレーム(仕切り壁)
602 …入口ガイド(仕切り壁)
603 …出口ガイド(仕切り壁)
604 …前フレーム(仕切り壁)
605 …後フレーム(仕切り壁)
611 …冷却ファン(冷却手段)
612 …供給ダクト(冷却手段)
613 …供給ファン
614 …排出ダクト(冷却手段)
615 …排出ファン

Claims (4)

  1. 記録材上の画像を定着ニップにて熱定着する定着回転体及び加圧ベルトと、前記加圧ベルトを取り囲むように設けられ前記加圧ベルト近傍にエアーが自然流入するのを抑制する仕切り壁と、前記仕切り壁により形成された閉空間にて前記加圧ベルトを冷却する冷却手段と、を有する定着装置において、
    前記冷却手段は、前記閉空間に対し下方から供給ファンにてエアーを供給するための供給ダクトと、前記供給ダクトからのエアーを前記加圧ベルトに向けて吹き付ける冷却ファンと、前記閉空間の上方から排出ファンにてエアーを排出するための排出ダクトと、を有することを特徴とする定着装置。
  2. 前記供給ダクトの出口近傍の形状をエアーが前記冷却ファンに向かうように構成したことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記排出ダクトによる単位時間当りのエアー排出量を前記供給ダクトによる単位時間当りのエアー供給量よりも多くなるように設定したことを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 前記冷却ファンを前記加圧ベルト面に対し直交する方向にエアーを吹き付けるように配置したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の定着装置。
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