JP2006117398A - エレベータの群管理制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 同一乗場にて複数の利用者が別々のカード認証を実施した際、認証毎に別のエレベータを選択し応答させるエレベータの群管理制御装置を得る。
【解決手段】 全階床または予め決められた特定の階床の乗場に情報記憶可能な仕組みを持つ記録情報を読取り可能な情報読取装置5を有し、記録情報を検出し認証する情報読取手段6と、情報読取装置が設置された階床から記録情報を情報読取装置に読み取らせることにより乗場呼びを登録する乗場呼び登録手段7と、乗場呼びに対して応答すべきエレベータを選択し、かつ同一階にて複数の記録情報が情報読取装置で読み取られた際に各読み取り処理毎に別のエレベータを選択する機能を有するエレベータ選択手段8と、選択されたエレベータにおいて記録情報に記憶された特定階床のかご内行先呼びを自動登録するかご呼び自動登録手段9とを備える。
【選択図】 図2

Description

この発明は、複数台のエレベータを一つの群として運行管理を実施するエレベータの群管理制御装置に関するものである。
通常、エレベータは不特定の人が利用可能であり、エレベータ乗場にて乗場呼び釦を登録すると、エレベータが当階床に応答し、利用客がエレベータかごに乗り込みかご内の行先釦の内、目的階の釦を押すと、かごが目的階へ向かって走行することにより、利用客は目的階へ移動することが出来る。
しかし、ビルによってはセキュリティ等の目的で、各フロアに出入りすることの出来る人を制限したり禁止する場合がある。禁止する方法例としては、監視盤等の外部スイッチによる信号や、指定した時刻になると入るタイマーの信号などにより、予め設定した階床へのかご呼び登録や乗場呼び登録を不可にすることである。前記例では全ての利用者に対して呼び登録を制限するものであるが、特定の人のみ呼び登録をすることが可能である例としては、かご内呼び釦を登録する際に予め設定した暗証番号を同じ釦にて登録することで該当階へのかご呼び登録を許可する技術がある。また、エレベータ乗場またはかご内に読取装置を設け、予め定められた情報を記憶させた磁気カード、ICカード、タグ等を読取装置に読ませたり、利用者の指紋を予め登録し、指紋照合装置に利用者の指紋を照合させることにより目的階へのかご呼び登録制限や乗場呼び登録制限が一時的に解除されたり、該当呼びを自動登録する技術がある。例えばその一例としては、前述したような、予め目的階情報を記憶させたカードを、先ず乗場設置の読取装置に読み込ませることにより、乗場呼び登録が可能となり、応答したかご内に設置の読取装置に読み込ませることにより、目的階へのかご呼び登録がなされる技術である(例えば、特許文献1参照)。この技術ではカード認証を受けていない階床へのかご呼びはかご内行先釦を操作しても登録不可となる。また、他の一例としては、予め設定した複数の階床をカードに記憶し、かご内に設置された読取装置によりカード情報を読み取らせると、カードに記憶した複数階へのかご呼び登録制限が一時的に解除され、利用客は解除された階床の中から目的階の行先釦を押下することによりかご呼び登録を可能とした技術である(例えば、特許文献2参照)。この技術では、複数の階床を目的階とする可能性のある利用客が、目的階に応じて複数のカードを持ち歩く不便さを解決したものである。更にエレベータ内乗車中のセキュリティ性を重視した他の技術としては、特定の乗車階及び目的階以外の呼び登録及び応答を禁止させることにより、途中階で別人が乗込み同乗することを阻止している(例えば、特許文献3参照)。
特開昭52−27151号公報 特開昭52−44937号公報 特開平11−292407号公報
通常、同方向を目的階とする乗場呼びには、同一エレベータが選択され、利用者は同一エレベータに乗り込み、各々の目的階へと向かうことになる。カード認証により認証した本人のみが目的階へ行くことが許可されるようなセキュリティの施された状況下においては、同一号機に別々の目的階へ行こうとする複数の利用者が乗合わせることについて、セキュリティ上問題視されることもある。前述した従来の技術の中で、途中階の呼びへの応答を阻止することにより複数の利用者が同乗することを回避させる技術があるが、同一乗場から別々の目的階を持った利用者が相次いでカード認証による乗場呼びを登録した場合、その目的階が同一方向であれば同一エレベータが選択され応答するケースが発生し、結果的に各利用者は同一エレベータに同乗することになる。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、同一乗場にて複数の利用者が別々のカード認証を実施した際、認証毎に別のエレベータを選択し応答させるエレベータの群管理制御装置を提供するものである。
また、第2の目的は、複数台のエレベータが応答するので、利用者がどちらのエレベータに乗込めば良いのか戸惑うことも想定されるため、該当乗場に、カード認証時に応答するエレベータの号機名称を表示するエレベータの群管理制御装置を得るものである。
更に、第3の目的は、同一目的階への複数のカード認証が実施された場合は、同一のエレベータを選択することにより、必要以上にエレベータの運行効率を低下させることを防止したエレベータの群管理制御装置を得るものである。
この発明に係るエレベータの群管理制御装置は、複数台のエレベータを設置し、各エレベータが一つの群として運行を管理され、乗場呼びを登録すると、群内のエレベータの中から応答すべきエレベータを選択し、該乗場呼びに応答させるようにしたものにおいて、
全階床または予め決められた特定の階床の乗場に情報記憶可能な仕組みを持つ記録情報を読取り可能な情報読取装置を有し、記録情報を検出し認証する情報読取手段と、情報読取装置が設置された階床から記録情報を情報読取装置に読み取らせることにより乗場呼びを登録する乗場呼び登録手段と、乗場呼びに対して応答すべきエレベータを選択し、かつ同一階にて複数の記録情報が情報読取装置で読み取られた際に各読み取り処理毎に別のエレベータを選択する機能を有するエレベータ選択手段と、選択されたエレベータにおいて記録情報に記憶された特定階床のかご内行先呼びを自動登録するかご呼び自動登録手段とを備えたものである。
この発明は、エレベータ乗場に情報読取装置を設置し、乗場にて記録情報の認証を行うことにより、目的階へ向かう方向の乗場呼び自動登録と、かごが到着した時にかご内の行先呼びを自動で登録し、複数の利用者が同一時期に同じ階床から同じ方向へエレベータを利用する場合、別々のエレベータに乗車することにより同乗することを避け、セキュリティ性を向上させることが可能となる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの群管理制御装置の概略構成を示すシステム構成図、図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの群管理制御装置に実装される機能を示すブロック図、図3はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの群管理制御装置の動作フローを示すフローチャートである。
この発明の実施の形態1について図を用いて説明する。
図1において、エレベータの群管理制御装置1は、同一群内に存在する各エレベータの各台制御装置の情報や乗場釦情報、カード認証情報などを取り込み、乗場呼びが発生した際に群内のいずれかのエレベータを選択するための評価演算を実施し、該エレベータに対して呼びの割当指令を出力するといった、同一群内エレベータの動作を統括する役割を持つものである。各台制御装置2は、各エレベータ3の走行・停止や戸開・戸閉などの動作を制御し、また群管理制御装置1からの割当指令を受けて、乗場呼びが登録された階床へ走行するといった、各エレベータ個別の動作を司る役割を持つものである。各エレベータ3はエレベータ乗場から見たエレベータ単体を示している。この実施の形態1の図では一例として2台のエレベータが同一の群内に存在するケースを表している。乗場行先釦4は、通常上方向と下方向に別れた2釦が1組となった状態でエレベータ乗場に設置される。利用客は、行きたい階床の方向となる釦を押すことにより、該当方向へサービスするエレベータが応答し、該エレベータに乗り込むことにより目的階へ向かうことが出来る。尚、最上階には下方向釦、最下階には上方向釦のみ用意された乗場釦が設置される。カード読取装置等からなる情報読取装置5は、予め目的階などの情報を記録したカード等を本装置に読み取らせることにより、該カードのデータが群管理制御装置1へ伝送され、目的階情報などを基に群管理制御装置1が応答すべきエレベータ3を選択し、選択されたエレベータの各台制御装置2に対して割当指令を伝送する。尚、情報読取装置5については、一例として非接触式カード読取装置として挙げているが、例えば磁気カード読取式(接触式)の装置であっても良いし、カードタイプではなくタグタイプに情報を登録し、非接触で読み取らせる装置であることも考えられる。また、図1では、乗場行先釦4が各台制御装置2と接続され、カード読取装置5が群管理制御装置1と接続されたブロック構成図としているが、乗場行先釦4が群管理装置1と接続され、カード読取装置5が各台制御装置2と接続されるブロック構成図であってもよい。
図2において、カード読取装置5は、エレベータ乗場に設置され、カード情報を読み取るための装置である。カード読取手段6は、カードに記録された情報をカード読取装置5を介して読み取った情報が群管理制御装置1に伝送され、群管理制御装置1内にて該情報を検出し認証する手段である。乗場呼び登録手段7は、カード読取手段6にて読み取ったカード情報に記録されている目的階情報を検出し、読取を実施した階床における乗場呼びを登録する手段である。エレベータ選択手段8は、カード読取手段6にて検出した目的階情報及び乗場呼び登録手段7にて登録した乗場呼び情報を元に、該当階に割当てるエレベータ号機を決定する手段である。これは通常の群管理制御装置1にて実施している割当評価値演算等により割当対象号機を決定するものである。かご内行先呼び登録手段9は、エレベータ選択手段8にて割当てられた号機が該当階に到着した際、利用客が該エレベータに乗り込んだ際に行先呼びを自動登録する手段である。自動登録する行先呼びは、カード読取手段6によって検出した目的階情報に基づいて登録する。選択号機名称表示手段10は、後述する実施の形態2の発明に関連している選択号機の名称を乗場に設置された表示装置に表示するものである。選択号機名称表示装置11は、後述する実施の形態2の発明に関連し、選択号機名称表示手段10にて出力された選択号機名称を表示するものであり、カード読取装置5が設置されているエレベータ乗場に併設されるものである。
次に、この発明の実施の形態1におけるエレベータの群管理制御装置の動作フローを図3により説明する。図3はカード情報の読取から割当てかごの選択までの処理を示している。
先ず、ステップS1にてカード読取の検出有無を判断する。乗場にてカードが読み取られ、該情報が群管理制御装置1に伝送されたことを検出した時はステップS2へ進み、検出が無ければ処理を終了する。ステップS2ではステップS1にて読み取られたカード情報を群管理制御装置1内において解析する。この解析により、カードが読み取られた階床及び目的階などの情報を得ることになる。次にステップS3へ進むと、ステップS2にて得た情報によって該当乗場において、目的階へ向かう方向の乗場呼びを自動登録する。ステップS4ではステップS5からステップS8までのループ処理のカウンタとなるNに0を代入する。次にステップS5へ進み、Nの値が同一群内で群管理されているかご台数以下であるかを判断する。このループ処理は設置かご台数分繰り返すので、Nが設置台数以上になるとループ処理を抜けてステップS9へ進む。Nの値が設置台数以下である場合はステップS6へ進む。群内の各エレベータには予め号機番号を付けておき、例えばNの値に連動して0号機から開始し、4台設置であれば3号機まで番号が振られることになる。そして、ステップS6ではN号機が既に乗場呼びを登録する階に同方向の割当を持っているかを判断する。割当を既に持っている、すなわち前のカード読取により選択されたエレベータであるのであれば、ステップS7へ進み、該当号機を今回の割当候補から除外する。ステップS8にてNの値をインクリメントし、ループの先頭であるステップS5へ戻る。このループ処理を設置号機分繰返し実施し、処理を終えるとステップS9へ進む。ステップS9では先のループ処理にて割当候補から除外したエレベータ号機を除いた号機の中から、該当乗場呼びに応答すべきかごを選択するため割当評価演算を実施する。そしてステップS10へ進むと、評価演算の結果、選択する号機を1台に決定し、該当号機に対して割当指令を出力し、該当乗場呼びに応答させる。尚、実際にはこの後、該当号機が該当階へ応答し、戸開して利用客が乗り込んだ時に、該当目的階のかご内行先呼びを登録する処理を行う。
この実施の形態1によれば、複数の利用者が同一時期に同じ階床から同じ方向へエレベータを利用する場合、別々のエレベータに乗車することにより同乗することを避けられ、セキュリティ性を向上させることが可能となる。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2におけるエレベータの群管理制御装置の乗場に適用される装置の構成と表示内容を示す正面図、図5は表示内容が異なる状態を示す図4相当図、図6はこの発明の実施の形態2におけるエレベータの群管理制御装置の動作フローを示すフローチャートである。
図4において、カードにより乗場呼びを登録した際、応答すべく選択されたエレベータの号機番号を、エレベータ乗場に備え付けられた選択号機名称表示器に表示させる機能を備えたものである。各エレベータ3を乗場から見た例であり、この実施の形態2では2台のエレベータが同一群内に設置されている。各エレベータ3の右上側には予め割振られた号機番号を示した号機標識12がそれぞれ設けられている。また、エレベータ乗場の乗場行先釦4及びカード読取装置5の上方には、エレベータ選択手段8により選択された号機番号を表示するための選択号機名称表示器13が設けられている。そして、この選択号機名称表示器13には号機標識12にて示した号機番号のいずれかが表示されることになる。利用者はカード読取装置5にて予め目的階などの情報を記憶させたカードを読み取らせる。そして群管理制御装置1にて応答すべくエレベータの号機が決定した時に、その選択された号機名称を選択号機名称表示器13に表示する。この実施の形態2の図4では、1号機が選択された場合を示しており、この場合「1号機にお乗りください」などの表示を出力して、利用客に対して案内する。尚、乗場行先釦4を設置しているが、通常カードなどにより乗場を登録するケースでは、セキュリティのためカードにて認証をしないと呼びが登録できない仕様になっているケースが多い。その場合、該乗場行先釦4は押下しても実質機能は無いが、例えば夜間セキュリティをかけているビルにおいて昼間は一時的にセキュリティを解除するような場合には該乗場行先釦が有効になるといった使い方も考えられる。
図5は選択号機名称表示器13の表示内容が異なる状態を示すものであり、カードによる乗場呼びを登録する際、候補かごが存在しない場合は、存在するまでの間、割当を保留にし、その旨をエレベータ乗場に設置された選択号機名称表示器13に表示させるものである。図4の場合と同様に、各エレベータ3を乗場から見た例であり、この実施の形態2では2台のエレベータが同一群内に設置されている。各エレベータ3の右上側には予め割振られた号機番号を示した号機標識12がそれぞれ設けられている。また、エレベータ乗場の乗場行先釦4及びカード読取装置5の上方には、エレベータ選択手段8により選択された号機番号を表示するための選択号機名称表示器13が設けられている。そして、この選択号機名称表示器13には号機標識12にて示した号機番号のいずれかが表示されることになる。利用者はカード読取装置5にて予め目的階などの情報を記憶させたカードを読み取らせる。そして群管理制御装置1にて応答すべくエレベータの号機が決定した時に、選択された号機名称を選択号機名称表示器13に表示する。この実施の形態2の図5では、選択号機名称表示器13を、選択された号機番号を表示するのではなく、選択すべく候補かごが存在しない場合にその旨の表示を行っている。例えば、カード読取装置5にてカードを読み取らせた際、既に他のカードにて応答すべく号機が選択され、その結果今回のカードによって登録する乗場呼びに対して応答すべきエレベータが存在しない場合、選択号機名称表示器13にて「しばらくお待ちください」など号機選択を実施せず保留している状態を利用客に対して案内する。その後、割当てる号機が存在した時に、改めて選択された号機番号を選択号機名称表示器13に表示する。
次に、この発明の実施の形態2におけるエレベータの群管理制御装置の動作フローを図6により説明する。図6はカードを読み取ってから割当を一時保留し、その後改めて割当を実施するまでの処理を示している。
先ず、ステップS11にてある乗場におけるカード読取検出がなされたか否かを判断する。読み取りがなされていなければ処理を終了し、読み取りが実施されればステップS12へ進む。ステップS12ではステップS11にて読み取られ、その情報が群管理制御装置1に取込まれた際に、該当情報を解析する処理を行う。この処理にて、カードに記録されている目的階情報や、カードが読み込まれた階床の情報などを検出する。その後ステップS13へ進むと、割当候補かごを選定する処理を実施する。ここでの処理は、実施の形態1で述べた図3に示した動作フローの処理と同等であるため、この場での説明は割愛する。続いてステップS14へ進むと、ステップS13にて割当候補かごを選定した結果、候補かごが1台以上存在するか否かを判断する。候補かごが存在しなければステップS15へ進み、存在すればステップS16へと進む。ステップS15では、割当候補かごが1台も存在しないので、割当を一時保留する。この処理の時に図5にて説明したように、乗場に設置された選択号機名称表示器13に対し、「しばらくお待ちください」などの号機選択を保留した旨の表示を実施し、保留している状態を利用客に対して案内する。そしてステップS13へ戻り、再度割当候補かごの選定処理を実行する。ステップS16では、ステップS14の処理にて割当候補かごが存在した場合の処理を行う。この場合、候補かごの中から該当乗場呼びに応答すべきエレベータを評価値演算等により1台に決定する。
この実施の形態2によれば、複数のカード認証により複数台のエレベータが同時に選択された場合でも、認証時に選択されたエレベータの号機番号を表示装置に出力することにより、各利用者が乗込むべきエレベータがどの号機であるかの認識が容易に持てるため、乗り込むエレベータ号機を間違える危険性を回避することが出来る。また、選択すべきエレベータが存在しなくても、カード認証による乗場呼び登録は保持し、利用者に対しては保留している旨報知させるため、エレベータが選択されなくても不信感を抱くことを避けられる。
実施の形態3.
図7はこの発明の実施の形態3におけるエレベータの群管理制御装置の動作フローを示すフローチャートである。
図7はカード読み取りから割当号機の決定までの処理を示している。
先ず、ステップS21にて、ある乗場にてカードが読み取られたかを検出する。読み取られていなければ処理を終了し、読み取られたならばステップS22へ進む。ステップS22ではステップS21にて読み取られたカード情報を群管理制御装置1へ伝送し、群管理制御装置1が該当データを検出した際、カードに記録されている目的階情報や、カードが読み取られた階床などの情報を検出し解析する。続いてステップS23へ進むと、該当階に既に乗場呼びが登録されているか否かを判断する。ここで、既に乗場呼びが登録されていればステップS24へ進み、登録されていなければステップS26へと進む。ステップS24は、既に該当階において乗場呼びが登録されている場合の処理であり、その既に登録されている乗場呼びにおける目的階が、今回登録しようとしている乗場呼びにおける目的階と同一階か否かを判断する。同一階であればステップS25へ進み、同一階でなければステップS26へ進む。ステップS24では既に登録されている乗場呼びの目的階と、今回登録しようとしている乗場呼びの目的階とが同一である場合の処理であり、この場合、既に登録されている乗場呼びに対する割当号機と同一号機を今回の乗場呼びに対する割当号機に設定する。また、ステップS26では、ステップS23にて既に乗場呼びが登録されていない場合と、ステップS24にて既に登録された乗場呼びにおける目的階と今回の乗場呼びにおける目的階とが同一でない場合に実行される処理である。この場合、改めて割当候補かごを選定し、ステップS27にて割当評価演算等により1台のエレベータに割当を決定し、該当エレベータに対して割当指令を行う。この処理は既に実施の形態1の発明に対する説明として、図3にて実施している内容と重複するので、説明を割愛する。
この実施の形態3によれば、複数のカード認証を同一時期に実施する際、後から認証したカードの目的階が既に認証しエレベータを選択したカードと同一階であれば、既に選択されたエレベータと同一エレベータを選択号機として指定する。これにより、同一目的階であれば複数の利用者が同乗しても差し支えないケースにおいては、同じ号機を選択することにより他のエレベータを他のサービスに向けることが可能になるため、エレベータの運行効率の低下を最小限に抑えることが出来る。
この発明の実施の形態1におけるエレベータの群管理制御装置の概略構成を示すシステム構成図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの群管理制御装置に実装される機能を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの群管理制御装置の動作フローを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2におけるエレベータの群管理制御装置の乗場に適用される装置の構成と表示内容を示す正面図である。 表示内容が異なる状態を示す図4相当図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータの群管理制御装置の動作フローを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3におけるエレベータの群管理制御装置の動作フローを示すフローチャートである。
符号の説明
1 群管理制御装置
2 各台制御装置
3 エレベータ単体
4 乗場行先釦
5 カード読取装置(情報読取装置)
6 カード読取手段(情報読取手段)
7 乗場呼び登録手段
8 エレベータ選択手段
9 かご内行先呼び登録手段
10 選択号機名称表示手段
11 選択号機名称表示装置
12 号機標識
13 選択号機名称表示器

Claims (4)

  1. 複数台のエレベータを設置し、各エレベータが一つの群として運行を管理され、乗場呼びを登録すると、群内のエレベータの中から応答すべきエレベータを選択し、該乗場呼びに応答させるようにしたエレベータの群管理制御装置において、
    全階床または予め決められた特定の階床の乗場に情報記憶可能な仕組みを持つ記録情報を読取り可能な情報読取装置を有し、前記記録情報を検出し認証する情報読取手段と、
    前記情報読取装置が設置された階床から前記記録情報を前記情報読取装置に読み取らせることにより乗場呼びを登録する乗場呼び登録手段と、
    前記乗場呼びに対して応答すべきエレベータを選択し、かつ同一階にて複数の記録情報が前記情報読取装置で読み取られた際に各読み取り処理毎に別のエレベータを選択する機能を有するエレベータ選択手段と、
    選択されたエレベータにおいて前記記録情報に記憶された特定階床のかご内行先呼びを自動登録するかご呼び自動登録手段と、
    を備えたことを特徴とするエレベータの群管理制御装置。
  2. 該当乗場にて複数の利用者が別々に記録情報を情報読取手段に読み取らせて乗場呼びを登録した際、その都度選択されたエレベータの号機名称を表示させる選択号機名称表示手段を備え、前記エレベータの選択された号機名称を乗場に表示する選択号機名称表示器を該当乗場に設置したことを特徴とする請求項1記載のエレベータの群管理制御装置。
  3. 複数の利用者が情報読取手段による情報認証を実施して乗場呼びを登録した場合に、各記録情報の認証毎に別のエレベータを選択するエレベータ選択手段は、同一群内のエレベータが全て選択されている状態で、更に認証を実施した場合、エレベータの選択を保留し、選択が可能になった時点で改めて選択を実施する機能を設け、選択を保留している間、選択号機名称表示手段により該乗場設置の選択号機名称表示器に選択を保留している旨を案内することを特徴とする請求項2記載のエレベータの群管理制御装置。
  4. 複数の利用者が情報読取手段による情報認証を実施して乗場呼びを登録した場合に、各記録情報の認証毎に別のエレベータを選択するエレベータ選択手段は、記憶された目的階情報が同一階の複数の認証である場合は同一エレベータを選択する機能を備えたことを特徴とする請求項1記載のエレベータの群管理制御装置。
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