JP6542418B1 - エレベータの群管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】セキュリティゲートから利用者の行先階を有する号機までの移動にかかる負担を軽減して乗り遅れを防ぐ。
【解決手段】一実施形態に係るエレベータの群管理システムは、セキュリティゲートを通過する利用者を認証する認証手段と、利用者13の特性を判断する利用者判断手段と、利用者が歩行困難な特性を有すると判断された場合に、DCS運転モードから特殊運転モードに切り替え、各号機の中でセキュリティゲートに近い号機を割当号機として応答させる運転制御手段とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、セキュリティゲートと乗場行先階登録装置を備えたエレベータの群管理システムに関する。
建物のセキュリティシステムとエレベータの群管理システムを連動させたシステムとして、セキュリティゲートと乗場行先階登録装置の連動システムがある。これは、例えば複数の事務所が入るオフィスビルなどの建物において、利用者が建物の基準階などに設置されたセキュリティゲートを通過する際に、利用者が持つセキュリティカードの情報を読み込んで、正当な利用者であると認証できた場合にゲートを開くと共に利用者の行先階を自動登録するシステムである。
乗場行先階登録装置を備えたエレベータの群管理システムのことを「行先階制御システム(DCS:Destination Control System)」と呼ぶ。この行先階制御システムでは、乗場で登録された行先階に基づいて割当号機が決定される。詳しくは、行先階を含んだ乗場呼びに基づいて、各号機の中から最適な号機が選出されて、その号機に当該乗場呼びが割り当てられる。なお、乗りかごが複数台存在する場合に、「号機」と呼び、乗場呼びが割り当てられた乗りかごのことを「割当号機」と呼ぶ。
ここで、利用者の行先階に応答する号機が決定されると、その号機(割当号機)の情報がゲート上に表示される。これにより、利用者はゲートを通過するときに自分が乗車すべき号機を確認でき、その号機の乗場前で待つことができる。
特許第6029617号公報 特許第4832886号公報
しかしながら、ゲートから遠い号機が割り当てられた場合に、移動に時間を要する高齢者や車イス利用者には負担となり、乗り遅れが生じる可能性がある。自分の乗るべき号機に乗り遅れると、ゲートに戻って再度行先階を登録するか、あるいは別の号機に乗って途中で乗り換える必要がある。
本発明が解決しようとする課題は、セキュリティゲートから利用者の行先階を有する号機までの移動にかかる負担を軽減して乗り遅れを防ぐようにしたエレベータの群管理システムを提供することである。
一実施形態に係るエレベータの群管理システムは、セキュリティゲートの先に複数の号機の乗場が設けられ、上記セキュリティゲートを通過した利用者の行先階に基づいて上記各号機の中の最適な号機を応答させるDCS運転方式を備える。
このエレベータの群管理システムは、上記セキュリティゲートを通過する利用者を認証する認証手段と、この認証手段によって正当な利用者と判定された場合に当該利用者の特性を判断する利用者判断手段と、この利用者判断手段によって当該利用者が歩行困難な特性を有すると判断された場合に、DCS運転モードから特殊運転モードに切り替え、上記各号機の中で上記セキュリティゲートに近い号機を割当号機として応答させる運転制御手段とを具備する。
上記運転制御手段は、上記各号機に既に割り当てられている行先階の情報に基づいて、当該利用者と同じ行先階を除き、他の利用者の行先階が既に割り当てられている号機を割当不可として、上記セキュリティゲートに最も近い号機から順に当該利用者の行先階を割当可能な号機を検索し、該当する号機を割当号機として応答させることを特徴とする。
図1は第1の実施形態に係るエレベータの乗場の構成を示す図である。 図2は同実施形態におけるセキュリティゲートの構成を示す図である。 図3は同実施形態におけるキー入力方式の操作パネルの一例を示す図である。 図4は同実施形態における乗りかごの構成を示す図である。 図5は同実施形態におけるエレベータの群管理システムの構成を示すブロック図である。 図6は同実施形態における群管理制御装置の機能構成を示すブロック図である。 図7は同実施形態における群管理制御装置の呼び登録部の一例を示す図である。 図8は同実施形態におけるエレベータの群管理システムの動作を示すフローチャートである。 図9は同実施形態における割当制御の動作を示すフローチャートである。 図10は第2の実施形態における乗り間違えの対応処理を示すフローチャートである。 図11は同実施形態における乗り間違えの通知メッセージの一例を示す図である。 図12は第3の実施形態に係るエレベータの乗場の構成を示す図である。 図13は同実施形態における割当制御の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係るエレベータの乗場の構成を示す図である。
例えばオフィスビルの基準階において、エレベータの乗場11の手前にセキュリティゲート12が設置されている。利用者13がIDカード14によって正当な利用者(通過が許可された利用者)であることが認証されると、セキュリティゲート12を通って乗場11に進むことができる。乗場11には、複数台の号機(エレベータ)が配置されている。利用者13がセキュリティゲート12を通過するときに、IDカード14に予め記録された行先階が読み取られ、その行先階が割り当てられた号機(割当号機)が乗場11に応答する。また、セキュリティゲート12の進入口付近にカメラ15が設置されている。このカメラ15の撮影画像は、利用者13の特性(車イスの使用など)を判断するために用いられる。
図2はセキュリティゲート12の構成を示す図である。
セキュリティゲート12には、乗場11への利用者の進入を規制するための扉21が開閉自在に取り付けられている。セキュリティゲート12の入口付近には、利用者13が所持するIDカード14の情報を読み取るためのID読取装置22が設けられている。
IDカード14には、利用者13を識別するためのID(identification)情報と、その利用者13の行先階(利用階)が予め記録されている。ID読取装置22は、所謂「カードリーダー」であり、電磁案内方式などによりIDカード14に記録された情報を非接触で読み取る。
なお、ID読取装置22に代えて、例えば図3に示すようなキー入力方式の操作パネル25がセキュリティゲート12の入口側に設置された構成であっても良い。この操作パネル25には複数の数字キーと登録キーが設けられており、利用者13はこれらのキーを操作してIDの番号と行先階を登録する。
セキュリティゲート12の出口付近には、例えば液晶パネルなどからなる表示装置23が設置されている。表示装置23は、利用者13がセキュリティゲート12を通過するときに割当号機に関する情報を表示する。なお、扉21の開閉制御を含め、セキュリティゲート12に関する動作は、セキュリティゲート12に設けられたゲート制御装置24によって制御される。
図4は乗りかごの構成を示す図である。
各号機において、乗りかご31内の正面にはかごドア32が設置されており、図示せぬドアモータの駆動により開閉動作する。かごドア32の近傍に行先階ボタンなどを含む各種操作ボタンを有するかご操作盤33、表示器34やスピーカ35などが設置されている。なお、各階の全てに乗場行先階登録装置が設置された「フルDCS」では、かご操作盤33上に行先階ボタンは不要となる。
ここで、本実施形態では、乗りかご31にカメラ36とID読取装置37が設置されている。カメラ36は、図1に示すように乗場11に向けて設置されており、乗りかご31内に乗車した利用者13を撮影する。ID読取装置37は、乗りかご31内において、利用者13が持つIDカード14に記録されたID情報を非接触で読み取る。カメラ36の撮影画像またはID読取装置37によって読み取られたID情報は、各号機に対する利用者13の乗車状態(割当号機に乗車したか、どの号機に乗車したかなど)を判断するために用いられる。なお、かごドア32の開閉動作を含め、乗りかご31に関する動作は、乗りかご31の上部などに設けられたかご制御装置38によって制御される。
図5はエレベータの群管理システムの構成を示すブロック図である。
ゲート制御装置24には、図2に示した扉21の開閉制御などの他に、本システムに関わる機能として、ID認証部41、画像認識部42、利用者判断部43、記憶部44が備えられている。
ID認証部41は、利用者13がセキュリティゲート12を通過するときに、ID読取装置22によって読み取られたIDカード14のID情報に基づいて利用者13を認証する。なお、IDカード14に行先階の情報が登録されている場合には、ID読取装置22によってIDカード14からID情報と共に行先階の情報も読み出され、これらの情報がID認証部41および利用者判断部43を介して群管理制御装置61に送られる。
画像認識部42は、利用者13がセキュリティゲート12を通過するときに、カメラ15によって撮影された利用者13の画像を認識処理する。なお、ID認証の方法については、例えば正当な利用者に与えられたIDと照合するなど、一般的に知られている方法を用いるものとし、特定の方法に限定されるものはでない。画像認識の方法についても、例えば対象物を含む撮影画像から対象物の特徴(形状等)を抽出、分析するなど、一般的に知られている方法を用いるものとし、特定の方法に限定されるものはでない。
利用者判断部43は、ID認証部41によって認証された利用者13のID情報または画像認識部42の認識結果に基づいて、セキュリティゲート12を通過した利用者13の特性を判断する。
詳しくは、利用者判断部43は、利用者13のID情報に基づいて利用者管理用のデータベース44aを検索して、利用者13が歩行困難な特性を有するか否かを判断する。データベース44aに車イスや松葉杖等の歩行補助器具の使用が属性情報として登録されている場合には、歩行困難な特性を有する利用者13であると判断される。データベース44aに所定年齢以上の年齢情報が登録されている場合には、歩行困難な特性を有する利用者13であると判断される。
また、画像認識部42の認識結果を用いる場合には、例えば撮影画像に車イスや松葉杖等の歩行補助器具が含まれていれば、歩行困難な特性を有する利用者13であると判断できる。また、顔認識により年齢を解析できれば、所定年齢以上の年齢と推測される場合に歩行困難な特性を有する利用者13であると判断できる。
記憶部44には、利用者管理用のデータベース44aが設けられている。このデータベース44aには、エレベータの使用が許可された利用者たちを対象にして、予め各利用者のID,氏名,性別といった基本情報の他に、年齢情報,属性情報(例えば歩行補助器具の使用,視覚障害など)が登録されている。
かご制御装置38は、図4に示したかごドア32の開閉制御などの他に、本システムに関わる機能として、画像認識部51、ID認証部52、乗車検出部53が備えられている。なお、図5では、便宜的に1つのかご制御装置38しか図示していないが、実際には各号機毎に設けられている。
画像認識部51は、利用者13が乗りかご31に乗車したときに、カメラ15によって撮影された利用者13の画像を認識処理する。ID認証部41は、利用者13が乗りかご31に乗車したときに、ID読取装置37によって読み取られたID情報に基づいて利用者13を認証する。
乗車検出部53は、画像認識部51の認識結果またはID認証部52よって認証されたID情報に基づいて利用者13を特定し、各号機に対する当該利用者13の乗車状態を検出する。なお、各号機のかご制御装置38には、ゲート制御装置24から利用者13のID情報や画像認識情報が群管理制御装置61を介して与えられているものとする。乗車検出部53は、この利用者13のID情報または画像認識情報とかご内で得られたID情報または画像認識情報とを照合することで利用者13を特定する。
なお、図5の例では、各号機のかご制御装置38に乗車検出部53を設け、各号機毎に利用者13の乗車状態を検出する構成としたが、群管理制御装置61に乗車検出部53を設けて、群管理制御装置61側で各号機に対する利用者13の乗車状態を検出する構成としても良い。また、ゲート制御装置24に設けられた利用者判断部43と記憶部44についても、これらを群管理制御装置61に設けて、群管理制御装置61側でセキュリティゲート12を通過した利用者13の特性を判断する構成としても良い。
群管理制御装置61は、各号機の運転を統括的に制御する主制御装置であり、号機制御装置62a,62b,62c…と接続されている。号機制御装置62a,62b,62c…は、各号機毎に設けられており、それぞれに対応した乗りかご31a,31b,31c…運転を個別に制御を行う。また、この群管理制御装置61には、ゲート制御装置24および各号機のかご制御装置38が接続される。なお、号機制御装置62a,62b,62c…と各号機のかご制御装置38をそれぞれに1つの制御装置として構成しても良い。
図6は群管理制御装置61の機能構成を示すブロック図である。
群管理制御装置61には、本システムに関する機能として、呼び登録部71、運転制御部72、表示制御部73、通知部74が備えられている。
呼び登録部71は、利用者13のIDと行先階、そして、当該利用者13の特性に関する情報などを含む乗場呼び情報の登録処理を行う。図7に呼び登録部71の一例を示す。図中の登録階は利用者13が行先階を登録した階のことである。例えば、1Fに設置されたセキュリティゲート12を通じて利用者13の行先階を登録した場合には、「1F」が登録階になる。また、呼び登録部71には、運転制御部72によって決定された割当号機や運転モードに関する情報も含まれる。
運転制御部72は、DCS運転モードと特殊運転モードを有し、DCS運転モードのときは利用者13の行先階を考慮した運転制御を行い、特殊運転モードのときは利用者13の移動を考慮した運転制御を行う。表示制御部73は、運転制御部72によって利用者13の行先階が割り当てられた号機(割当号機)の情報を図2に示した表示装置23に表示する。通知部74は、利用者13の乗り間違えなどを通知する。
次に、本システムの動作について説明する。
図8は本システムの動作を示すフローチャートである。
利用者13がセキュリティゲート12を通過するとき、ID読取装置22によって利用者13が持つIDカード14からID情報が読み取られる(ステップS11)。ID情報によって利用者13を認証できなかった場合には(ステップS12のNo)、セキュリティゲート12は閉じた状態にあり、利用者13の通過が禁止される(ステップS13)。
一方、ID情報によって利用者13が正当な利用者であることが認証されると(ステップS12のYes)、セキュリティゲート12が開き、エレベータの乗場11に進むことができる(ステップS14)。このとき、IDカード14から行先階の情報が読み出されて群管理制御装置61に転送される。
ここで、図5で説明したように、ゲート制御装置24に設けられた利用者判断部43において、利用者13のID情報またはカメラ15の撮影画像を用いて利用者13の特性が判断される(ステップS15)。
この場合、例えば利用者管理用のデータベース44aに歩行補助器具の使用が属性情報として登録されていれば、利用者13のID情報に基づいてデータベース44aから当該属性情報を検索することで、利用者13が歩行困難な特性を有すると判断できる。しかし、例えば利用者13が事故などで松葉杖を一時的に使っている場合には、データベース44aに松葉杖の使用が属性情報として登録されていない可能性がある。そこで、カメラ15の撮影画像を用いる。すなわち、撮影画像に含まれる松葉杖を認識することで、利用者13が歩行困難な特性を有すると判断できる。なお、利用者13のID情報と撮影画像の両方を用いて利用者13の特性を判断する構成としても良い。
利用者判断部43によって得られた利用者13の特性情報は、群管理制御装置61に与えられ、図7に示した呼び登録部71に利用者13のID、行先階、登録階などの情報と共に記憶される。
このようにして、セキュリティゲート12を通過する利用者13の特性が判断されると、群管理制御装置61の運転制御部72は、以下のような運転制御を実行する。
すなわち、利用者13に配慮するべき特性がない場合(ステップS16のNo)、運転制御部72は、通常のDCS運転モードを実行する(ステップS17)。DCS運転モードでは、利用者13の行先階を考慮して、各号機の中から運行効率的な最適な号機が割当号機として決定される。例えば、利用者13の行先階が「10F」、登録階が「1F」であったとする。このとき、下記のように各号機に既に別の利用者の行先階が割り当てられていた場合には、利用者13と同じ行先階「10F」を有するB号機が割当号機として決定されることになる。
A号機:「2F」
B号機:「10F」,「11F」
C号機:「5F」,「6F」
利用者13と同じ行先階「10F」を有する号機がなければ、その行先階に近い階に行く号機が選ばれる。なお、DCSにおける行先階の割当制御については公知であるため、ここではその詳しい説明を省略するものとする。
割当号機が決定されると、群管理制御装置61の運転制御部72から号機制御装置62a,62b,62c…の中の該当する号機制御装置に割当信号が送られる。例えば、B号機が割当号機として決定された場合には、B号機制御装置62bに割当信号が送られ、乗りかご31bが登録階である「1F」に応答する。
このとき、図2に示したセキュリティゲート12の表示装置23には割当号機として「B号機」が表示されているので、利用者13はセキュリティゲート12を通ってB号機の乗場前で待てば良い。また、乗りかご31bには利用者13の行先階である「10F」が割り当てられているので、利用者13が乗りかご31bに乗車したときにかご内での行先階の登録操作は不要である。
一方、利用者13が車イス等を使用あるいは高齢で歩行困難な特性を有すると判断された場合には(ステップS16のYes)、運転制御部72は利用者13の移動を考慮した特殊運転モードに切替え(ステップS18)、各号機の中でセキュリティゲート12の出口に近い号機を割当号機として応答させる(ステップS19)。
詳しくは、図9のフローチャートに示すように、運転制御部72は、各号機の中でセキュリティゲート12の出口に最も近い号機の割当情報を確認する(ステップS31)。各号機の割当情報は図7に示した呼び登録部71に記憶されている。図1の例では、セキュリティゲート12の出口に最も近い号機はA号機である。したがって、運転制御部72は、まず、呼び登録部71の中からA号機の割当情報を確認し、そのA号機に利用者13の行先階を割当可能であるか否かを判断する(ステップS32)。
ここで、A号機に他の利用者の行先階が割り当てられていない場合、運転制御部72は割当可能であると判断し(ステップS32のYes)、A号機に利用者13の行先階を割り当てる(ステップS33)。なお、A号機に利用者13と同じ行先階が割り当てられている場合に割当可能であると判断しても良い。
同じ行先階を除き、A号機に他の利用者の行先階が既に割り当てられている場合には運行効率が低下するため、割当不可とする。割当不可であった場合(ステップS32のNo)、運転制御部72は、呼び登録部71の中からA号機の次にセキュリティゲート12の出口に近いB号機の割当情報を確認し(ステップS34)、利用者13の行先階を割当可能であるか否かを判断する(ステップS35)。B号機に他の利用者の行先階が割り当てられていない場合、運転制御部72は割当可能であると判断し(ステップS35のYes)、B号機に利用者13の行先階を割り当てる(ステップS36)。なお、B号機に利用者13と同じ行先階が割り当てられている場合に割当可能であると判断しても良い。
このようにして、セキュリティゲート12の出口に最も近いA号機から順に利用者13の行先階を割当可能な号機を検索し、該当する号機を割当号機として応答させる。これにより、例えば利用者13が車イスで移動している場合に、セキュリティゲート12から割当号機までの移動負担を軽減して、乗り遅れを防ぐことができる。
なお、利用者13の行先階を割当可能な号機が存在しなかった場合には、DCSと同じ割当制御により、利用者13の行先階に対応した最適な号機を割当号機として選出するか、あるいは、セキュリティゲート12の出口に最も近いA号機に利用者13の行先階を強制的に割り当てることでも良い。
図8のフローチャートに戻って、上記ステップS19で選出された割当号機が登録階に到着して戸開すると、利用者13が割当号機に乗車したか否かが判断される(ステップS20)。
詳しく説明すると、例えば割当号機がA号機であったとする。図5に示したように、かご制御装置38に設けられた乗車検出部53において、画像認識部51の認識結果またはID認証部52よって認証された利用者13のID情報に基づいて利用者13が特定され、当該利用者13がA号機の乗りかご31aに乗車したか否かが判断される。なお、利用者13のID情報と撮影画像の両方を用いて利用者13の乗車状態を検出する構成としても良い。
その結果、利用者13がA号機の乗りかご31aに乗車していた場合(ステップS20のYes)、群管理制御装置61の運転制御部72は、乗りかご31aを戸閉した後、利用者13の行先階に向けて出発させる(ステップS23)。
一方、利用者13がA号機の乗りかご31aに乗車していなかった場合には(ステップS20のNo)、運転制御部72は、規定の戸開時間を所定時間T(例えば1分)だけ延長して、利用者13の乗車を待つ(ステップS21)。この戸開延長の間に利用者13がA号機の乗りかご31aに乗車すれば(ステップS20のYes)、運転制御部72は、乗りかご31aを戸閉して出発させる(ステップS23)。所定時間Tが経過しても利用者13の乗りかご31aへの乗車を検出できなかった場合には(ステップS22のYes)、運転制御部72は、利用者13が何らかの事情で乗車を取り止めたものとみなして、乗りかご31aを戸閉して出発させる(ステップS23)。
なお、上記ステップS21で戸開延長したときに、例えば「戸開延長しています。2階行きの方はA号機へ乗車して下さい」といった乗車案内メッセージをA号機の乗りかご31aに設けられたスピーカ35を通じて音声アナウンスすることでも良い。
このように第1の実施形態によれば、利用者13がセキュリティゲート12を通過する際に、ID情報または撮影画像を用いて利用者13の特性が判断され、歩行困難な特性を有する場合に特殊運転モードに切り替えられる。特殊運転モードでは、各号機の中でセキュリティゲート12の近くの号機に利用者13の行先階が割り当てられる。したがって、セキュリティゲート12から割当号機までの移動距離を短くして利用者13の負担を軽減でき、割当号機への乗り遅れを防ぐことができる。
さらに特殊運転モードのときに戸開時間が延長されるので、利用者13の移動が健常者よりも遅くても、戸開している間に乗車できるようになる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態では、上記第1の実施形態の構成に加え、利用者が他の号機に乗り間違えた場合に通知する構成としたものである。基本的な構成および動作は上記第1の実施形態と同様であるため、ここでは乗り間違えの対応処理についてのみ説明する。
図10は第2の実施形態における乗り間違えの対応処理を示すフローチャートである。なお、この乗り間違えの対応処理は図8のステップS19の後に実行される。
すなわち、特殊運転モードにより、セキュリティゲート12の出口に近い号機に利用者13の行先階が割り当てられ、その号機が割当号機として登録階に応答する。ここで、利用者13が各号機のいずれかに乗車したとする。このとき、図5に示したかご制御装置38の乗車検出部53によって、画像情報またはID情報を用いて利用者13が認証され、その利用者13が乗車したことを示す乗車状態情報が群管理制御装置61に送られる。
群管理制御装置61の運転制御部72は、この乗車状態情報に基づいて利用者13が乗車した号機を判断する(ステップS41)、その結果、利用者13が乗車した号機が割当号機でなかった場合には(ステップS42のYes)、運転制御部72は、通知部74を介して利用者13の乗り間違えを通知する(ステップS43)。
具体的には、例えば図11に示すように、「乗り間違えています。A号機に乗って下さい。」といったように、本来乗るべき号機の案内を兼ねたメッセージを当該号機の乗りかご31に設けられたスピーカ35を通じて音声アナウンスするか、または、表示器34に表示する。なお、音声アナウンスと表示の両方で通知しても良いし、どちらか一方で通知することでも良い。
このように第2の実施形態によれば、利用者13が他の号機に乗り間違えた場合にその旨を通知することで、利用者13を本来乗るべき号機(割当号機)に乗せてから出発することできる。
なお、利用者13の乗り間違えを検出したときに、本来乗るべき号機(割当号機)への移動時間を考慮して、上記図8のステップS21で説明した戸開延長の時間Tを延ばすようにしても良い。例えばT=1分とした場合に、利用者13が乗り間違えたときにはT=1分30秒として、利用者13の乗り遅れを防ぐ。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。
上記第1の実施形態では、エレベータの乗場の手前にセキュリティゲートが1つの場合を想定して説明した。これに対し、第3の実施形態では、エレベータの乗場の手前に複数のセキュリティゲートが設けられている場合について説明する。
図12は第3の実施形態に係るエレベータの乗場の構成を示す図である。
例えばオフィスビルの基準階において、エレベータの乗場11の手前に2台のセキュリティゲート12a,12bが間隔を空けて設置されている。なお、セキュリティゲートの台数は2台に限らず、3台以上であっても良い。
セキュリティゲート12aには、乗場11への利用者の進入を規制するための扉21aが開閉自在に取り付けられている。また、セキュリティゲート12aの入口付近には利用者13が所持するIDカード14の情報を読み取るためのID読取装置22aが設けられており、出口付近には割当号機に関する情報を表示するための表示装置23aが設けられている。扉21aの開閉制御を含め、セキュリティゲート12aに関する動作は、セキュリティゲート12aに設けられたゲート制御装置24aによって制御される。
セキュリティゲート12bについても同様であり、扉21b、ID読取装置22b、表示装置23b、ゲート制御装置24bが設けられている。また、セキュリティゲート12a,12bの進入口付近には、それぞれにカメラ15a,15bが設置されている。
なお、ゲート制御装置24a,24bを含め、各装置の構成は図5および図6と同様である。また、利用者13がセキュリティゲート12aまたは12bを通過する際に、利用者13の特性を判断して特殊運転モードに切り替えるまでの処理は、図8のステップS11〜S18と同様であるため、以下では複数ゲートを有する場合での各号機に対する行先階の割当制御について、図9を用いて説明する。
図13は第3の実施形態における割当制御の動作を示すフローチャートである。
まず、群管理制御装置61の運転制御部72は、利用者13がセキュリティゲート12a,12bのどちらのゲートを通過したのかを判断する(ステップS51)。いま、例えば利用者13がセキュリティゲート12bを通過したとする。この利場合、セキュリティゲート12bのゲート制御装置24bから利用者13のIDと行先階の情報が群管理制御装置61に送られてくるので、運転制御部72は利用者13の通過ゲートがセキュリティゲート12bであると判断できる。
利用者13がセキュリティゲート12bを通過した場合、運転制御部72は、セキュリティゲート12bの出口を基準にして各号機の中でセキュリティゲート12bに最も近い号機の割当情報を確認する(ステップS52)。図12の例では、セキュリティゲート12bに最も近い号機はD号機である。したがって、運転制御部72は、まず、呼び登録部71の中からD号機の割当情報を確認し、そのD号機に利用者13の行先階を割当可能であるか否かを判断する(ステップS53)。
ここで、D号機に他の利用者の行先階が割り当てられていない場合、運転制御部72は割当可能であると判断し(ステップS53のYes)、D号機に利用者13の行先階を割り当てる(ステップS54)。なお、D号機に利用者13と同じ行先階が割り当てられている場合に割当可能であると判断しても良い。
同じ行先階を除き、D号機に他の利用者の行先階が既に割り当てられている場合には運行効率が低下するため、割当不可とする。割当不可であった場合(ステップS52のNo)、運転制御部72は、呼び登録部71の中からD号機の次にセキュリティゲート12bに近いC号機の割当情報を確認し(ステップS55)、利用者13の行先階を割当可能であるか否かを判断する(ステップS56)。C号機に他の利用者の行先階が割り当てられていない場合、運転制御部72は割当可能であると判断し(ステップS56のYes)、C号機に利用者13の行先階を割り当てる(ステップS57)。なお、C号機に利用者13と同じ行先階が割り当てられている場合に割当可能であると判断しても良い。
このようにして、利用者13が通過したセキュリティゲート12bの出口に最も近いD号機から順に利用者13の行先階を割当可能な号機を検索し、該当する号機を割当号機として応答させる。これにより、例えば利用者13が車イスで移動している場合に、その利用者13が通過したセキュリティゲート12bから割当号機までの移動負担を軽減して、乗り遅れを防ぐことができる。
なお、利用者13の行先階を割当可能な号機が存在しなかった場合には、DCSと同じ割当制御により、利用者13の行先階に対応した最適な号機を割当号機として選出するか、あるいは、セキュリティゲート12bの出口に最も近いD号機に利用者13の行先階を強制的に割り当てることでも良い。
以後の処理は図8のステップS20〜S23と同様であるため、ここではその説明を省略する。
このように第3の実施形態によれば、乗場11の手前に複数台のセキュリティゲート12a,12b…が設置されている場合であっても、利用者13の通過ゲートを基準にして、そこから近い号機に行先階を割り当てることで、上記第1の実施形態と同様に利用者13の負担を軽減でき、割当号機への乗り遅れを防ぐことができる。
以上述べた少なくとも1つの実施形態によれば、セキュリティゲートから利用者の行先階を有する号機までの移動にかかる負担を軽減して乗り遅れを防ぐようにしたエレベータの群管理システムを提供することができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11…乗場、12…セキュリティゲート、13…利用者、14…IDカード、15…カメラ、21…扉、22…ID読取装置、23…表示装置、24…ゲート制御装置、25…操作パネル、31…乗りかご、32…かごドア、33…かご操作盤、34…表示器、35…スピーカ、36…カメラ、37…ID読取装置、38…かご制御装置、41…ID認証部、42…画像認識部、43…利用者判断部、44…記憶部、44a…データベース、51…画像認識部、52…ID認証部、53…乗車検出部、61…群管理制御装置、62a〜62c…号機制御装置、71…呼び登録部、72…運転制御部、73…表示制御部、74…通知部。

Claims (10)

  1. セキュリティゲートの先に複数の号機の乗場が設けられ、上記セキュリティゲートを通過した利用者の行先階に基づいて上記各号機の中の最適な号機を応答させるDCS運転方式を備えたエレベータの群管理システムにおいて、
    上記セキュリティゲートを通過する利用者を認証する認証手段と、
    この認証手段によって正当な利用者と判定された場合に当該利用者の特性を判断する利用者判断手段と、
    この利用者判断手段によって当該利用者が歩行困難な特性を有すると判断された場合に、DCS運転モードから特殊運転モードに切り替え、上記各号機の中で上記セキュリティゲートに近い号機を割当号機として応答させる運転制御手段とを具備し
    上記運転制御手段は、
    上記各号機に既に割り当てられている行先階の情報に基づいて、当該利用者と同じ行先階を除き、他の利用者の行先階が既に割り当てられている号機を割当不可として、上記セキュリティゲートに最も近い号機から順に当該利用者の行先階を割当可能な号機を検索し、該当する号機を割当号機として応答させることを特徴とするエレベータの群管理システム。
  2. 上記セキュリティゲートの進入口付近に設置されたID読取装置と、
    予め各利用者に関する各種情報が記録されたデータベースとを備え、
    上記利用者判断手段は、
    上記ID読取装置で読み取られた利用者のID情報に基づいて上記データベースを検索し、当該利用者が歩行困難な特性を有するか否かを判断することを特徴とする請求項1記載のエレベータの群管理システム。
  3. 上記セキュリティゲートの進入口付近に設置されたカメラと、
    このカメラで撮影された利用者の画像を認識処理する画像認識手段とを備え、
    上記利用者判断手段は、
    上記画像認識手段によって得られた認識結果に基づいて当該利用者が歩行困難な特性を有するか否かを判断することを特徴とする請求項1記載のエレベータの群管理システム。
  4. 上記歩行困難な特性として、歩行補助器具の使用または年齢が含まれることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のエレベータの群管理システム。
  5. 上記セキュリティゲートは、複数のゲートを有し、
    上記運転制御手段は、
    上記各ゲートの中で利用者が通過したゲートに近い号機を割当号機として応答させることを特徴とする請求項1記載のエレベータの群管理システム。
  6. 上記運転制御手段は、
    上記各号機に既に割り当てられている行先階の情報に基づいて、当該利用者と同じ行先階を除き、他の利用者の行先階が既に割り当てられている号機を割当不可として、上記各ゲートの中で利用者が通過したゲートに最も近い号機から順に当該利用者の行先階を割当可能な号機を検索し、該当する号機を割当号機として応答させることを特徴とする請求項記載のエレベータの群管理システム。
  7. 利用者の乗車状態を検出する乗車検出手段を備え、
    上記運転制御手段は、
    上記乗車検出手段によって上記割当号機に当該利用者が乗車していない状態が検出された場合に、上記割当号機の戸開時間を一定時間延長することを特徴とする請求項1記載のエレベータの群管理システム。
  8. 上記乗車検出手段によって上記割当号機とは違う号機に当該利用者が乗車している状態が検出された場合に、当該利用者に乗り間違えを通知する通知手段をさらに具備したことを特徴とする請求項記載のエレベータの群管理システム。
  9. 上記各号機に設置されたID読取装置を備え、
    上記乗車検出手段は、
    上記ID読取装置で読み取られた利用者のID情報に基づいて、上記各号機における利用者の乗車状態を検出することを特徴とする請求項記載のエレベータの群管理システム。
  10. 上記各号機の乗りかご内に乗場に向けて設置されたカメラと、
    このカメラで撮影された利用者の画像を認識処理する画像認識手段とを備え、
    上記乗車検出手段は、
    上記画像認識手段によって得られた認識結果に基づいて、上記各号機における利用者の乗車状態を検出することを特徴とする請求項記載のエレベータの群管理システム。
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