JP2006117178A - タイヤ用滑り止め具 - Google Patents

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関口  巧
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Abstract

【課題】 車体とタイヤ内側面とのクリアランスが狭い場合であっても、タイヤへの装着を容易にするタイヤ用滑り止め具を提供する。
【解決手段】 タイヤ外周に巻き付ける滑り止め具2において、滑り止め具2のタイヤ内側縁部に取り付ける締付部材1を、弾性回復性を有するジョイントレス構造の環状体で構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明はタイヤ用滑り止め具に関し、さらに詳しくは、車体とタイヤ内側面とのクリアランスが狭い場合であっても、タイヤへの装着を容易にするタイヤ用滑り止め具に関する。
非金属製のタイヤ用滑り止め具をタイヤに装着するには、一般に滑り止め具をタイヤの外周に巻き付けると共に、その両側縁部をそれぞれタイヤ軸方向に引き寄せる締付部材を取り付けるようにしている。上記両側縁部の締付部材のうち、タイヤ内側の締付部材は、滑り止め具の側縁部に沿って間欠的に取付けられた金具に非伸張性の締結ロープを挿通すると共に、その締結ロープの両端部に互いに係合し合う連結金具を取り付けた構成になっている。また、反対側のタイヤ外側の締付部材は、滑り止め具の側縁部に沿って間欠的に取付けられた係止部にリング状のゴムバンドを掛け渡すように構成されている(例えば、特許文献1参照。)。
上記滑り止め具のタイヤへの装着作業は、滑り止め具をタイヤ外周に巻き付けた後、まず両手をタイヤと車体との隙間に差し込み、滑り止め具のタイヤ内側縁部に取り付けられている締結ロープの両端部を引張って滑り止め具をタイヤ軸方向に引き寄せ、締結ロープの両端部の連結金具を係合させる。次いで、タイヤ内側に引き込まれた滑り止め具をタイヤ外側に引き寄せ、その外側縁部に間欠的に設けられた係止部にゴムバンドを掛け渡すようにしている。
しかるに、近年のタイヤの大径化や偏平化が進むにつれて、車体とタイヤとの隙間(クリアランス)はますます狭小化する傾向にあり、締付ロープの径より大きい上記連結金具が車体に接触するという問題が起こっている。さらには、滑り止め具をタイヤに装着するに際して、両手をタイヤと車体との隙間に差し込むことが難しくなるために、締付ロープの連結操作が難しくなり、滑り止め具を装着することができなくなるという問題が発生している。
特開2000−203226号公報
本発明の目的は、上述する従来の問題点を解消し、車体とタイヤ内側面とのクリアランスが狭い場合であっても、タイヤへの装着を容易にするタイヤ用滑り止め具を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明のタイヤ用滑り止め具は、タイヤ外周に巻き付ける滑り止め具において、前記滑り止め具のタイヤ内側縁部に取り付ける締付部材を、弾性回復性を有するジョイントレス構造の環状体で構成したことを要旨とする。
本発明のタイヤ用滑り止め具によれば、タイヤ内側縁部に取り付ける締付部材を、弾性回復性を有するジョイントレス構造の環状体で構成したので、滑り止め具の装着に際して両手をタイヤの内側に差し込まなくて済むようになり、車体とタイヤ内側面とのクリアランスの狭い場合であってもタイヤへの装着を可能にすることができる。
以下、本発明の構成につき添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態によるタイヤ用滑り止め具をタイヤに装着した状態の一例を示すタイヤ内側の側面図であり、図2は図1のX−X矢視断面図である。
図1において、タイヤ内側に取り付ける締結部材(以下、締結ロープという)1は弾性回復性を有するジョイントレス構造からなる環状体で構成され、この環状体が滑り止め具2のタイヤTの内側の側縁部に沿って間欠的に取付けられた複数のフック部3に固定されている。締結ロープ1と滑り止め具2のタイヤ内側の側縁部とは、図2に示すように、金属などからなるフック部3に加締められて連結されている。
このように構成することにより、締付ロープ1には連結部が存在しないため、締付ロープ1自体の占める容積が少なくて済むことから、車体とタイヤ内側とのクリアランスの狭い場合であっても、滑り止め具2のタイヤTへの装着を可能にすることができる。
図1の実施形態では、滑り止め具2がタイヤ周方向に分割して配置した分割ネット形態である場合を例示したが、滑り止め具2の形態はこれに限定されることなく、タイヤ周方向に連続する帯状ネット形態でもよく、あるいはタイヤ幅方向に延びる帯状部材をタイヤ周上に間隔をおいて配置したラダー形態であってもよい。
本発明の締付ロープ1を連結した滑り止め具2をタイヤTに装着するには、タイヤが接地状態の場合には、まずタイヤ内側の上半分に滑り止め具2の半周分が掛かるように被せ、次いでタイヤTを半回転だけ転動させて、上記タイヤの上半分を接地させた後、締付ロープ1を若干拡径させながら滑り止め具2の残り半分をタイヤの残り半分に被せるようにすればよい。さらに、車両をジャッキアップして滑り止め具2の装着位置を矯正すれば、滑り止め具2を確実にタイヤTの外周に嵌め込むことができる。
その後、従来と同様に、タイヤ外側の滑り止め具2の側縁部に沿って間欠的に取り付けられた係止部4(図2参照)にゴム等からなる伸縮性のリング状締付バンドを掛け渡してタイヤ外側の側縁部をタイヤ軸方向に引き寄せることによって滑り止め具2をタイヤTの外周に締め付け固定する。したがって、滑り止め具2の装着に際して締付ロープ1には若干の伸長性が要求され、装着後の締付ロープ1には緊締性が要求されることから、締付ロープ1は弾性回復性を有するジョイントレス構造の環状体で構成されている。なお、上述する一連の装着作業は、車両をジャッキアップさせて行なうことができる。
本発明において、締結ロープ1を構成する環状体は、ゴム又は樹脂の成形体で構成するとよい。この環状体はゴム又は樹脂の一体物で構成するほか、その周上の一部に金属などからなるコイルスプリングを組合わせることができる。また、ゴム又は樹脂の一体物で構成する場合には、 その内部に金属などからなるコイルスプリングを埋設させることができる。さらに、締結ロープ1を構成する環状体自体を金属などからなるコイルスプリングで構成することができる。これにより、滑り止め具2のタイヤTへの装着を可能にすると共に、走行時における滑り止め具2のずれや遠心力に伴なう浮き上がりを確実に防止することができる。さらに、締結ロープ1を構成する環状体をゴム又は樹脂の成形体で構成する場合には、締結ロープ1の腐蝕を防いで耐久性を向上することができる。
また、環状体を構成するゴム又は樹脂の20℃における100%モジュラスを2.5〜4.5MPaに設定するとよい。これにより、滑り止め具2のタイヤTへの装着と走行時における滑り止め具2のずれや浮き上がりの抑制とをバランスよく保持することができる。
本発明における締結ロープ1を構成する環状体の大きさは、あらかじめ滑り止め具2をタイヤTに装着した状態を想定して設定されるが、図3に示すように、環状体の直径Dがタイヤ外径DTの65〜85%に相当する大きさになるように設定するとよい。これにより、滑り止め具2がタイヤTの中心線CLからタイヤ軸方向にずれるのを防止して、安定した滑り止め効果を得ることができる。
本発明において、締結ロープ1を構成する環状体には、図4(a)及び(b)に示すように、フック部3に掛け止め可能な貫通孔1a又は凹凸部1b(図では凸部)を形成するとよい。さらに、環状体に貫通孔1aを形成する場合には、貫通孔1aの周囲に補強層を埋設するとよい。これにより、滑り止め具2とフック3との連結位置をあらかじめ明示しておくことができ、特に滑り止め具2を分割ネット形態又はラダー形態とする場合におけるフック3の滑り止め具2への連結作業を容易にすることができる。
上述するように、本発明の締付ロープは、締結ロープを弾性回復性を有するジョイントレス構造の環状体で構成すると共に、この環状体を滑り止め具のタイヤ内側の側縁部に取付けられた複数のフック部に固定することにより、車体とタイヤ内側とのクリアランスの狭い場合であっても、滑り止め具のタイヤへの装着を可能にするもので、滑り止め具を分割ネット形態又はラダー形態とする場合に特に好適である。
本発明の実施形態によるタイヤ用滑り止め具をタイヤに装着した状態の一例を示すタイヤ内側の側面図である。 図1のX−X矢視断面図である。 本発明の実施形態によるタイヤ用滑り止め具をタイヤに装着した状態を示す断面図である。 (a)及び(b)は本発明の他の実施形態によるタイヤ内側に取り付ける締結部材を示す側面図である。
符号の説明
1 締付部材
1a 貫通孔
1b 凹凸部
2 滑り止め具
3 フック部
4 係止部
T タイヤ

Claims (5)

  1. タイヤ外周に巻き付ける滑り止め具において、
    前記滑り止め具のタイヤ内側縁部に取り付ける締付部材を、弾性回復性を有するジョイントレス構造の環状体で構成したタイヤ用滑り止め具。
  2. 前記環状体がゴム又は樹脂の成形体若しくはコイルスプリングからなる請求項1に記載のタイヤ用滑り止め具。
  3. 前記ゴム又は樹脂の20℃における100%モジュラスが2.5〜4.5MPaである請求項2に記載のタイヤ用滑り止め具。
  4. 前記環状体の直径をタイヤ外径の65〜85%に設定した請求項1、2又は3に記載のタイヤ用滑り止め具。
  5. 前記環状体の周方向に複数の貫通孔又は凹凸部を間欠的に形成した請求項1〜4のいずれかに記載のタイヤ用滑り止め具。
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