JP2005247101A - タイヤ用滑り止め具 - Google Patents

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Yuichi Kobayashi
勇一 小林
Takumi Sekiguchi
巧 関口
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Abstract

【課題】 ユーザーが必然的に必要本数の締付バンドを使用するように規制し、走行安全性を確保するようにしたタイヤ用滑り止め具を提供する。
【解決手段】 タイヤ滑り止め用の帯状ネット1の長手方向に沿って複数の係止部2bを間欠的に取付け、これら係止部2bに複数本の伸縮性のリング状締付バンド4を掛け渡して帯状ネット4をタイヤ外周に締め付け装着するタイヤ用滑り止め具において、全ての締付バンド4、4、・・を、予め帯状ネット1の係止部2bに一括して係留しておくか、又は全ての締付バンド4、4、・・を環状部材5により束ねておきユーザーに提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明はタイヤ用滑り止め具に関し、さらに詳しくは、ユーザーが締付バンドを必然的に適正使用するように規制して走行安全性を確保するようにしたタイヤ用滑り止め具に関する。
非金属ネットからなるタイヤ用滑り止め具は、図6に示すようにタイヤ周長と同等の長さに形成されたゴムや樹脂材料からなる帯状ネット1から構成されている。帯状ネット1の両側縁のうち、タイヤ内側に相当する側(図中上側)には複数の支持部2aが間欠的に取付けられ、これらに非伸張性の締結ロープ3を掛け渡すと共に、反対側のタイヤ外側に相当する側縁部には複数の係止部2bが取付けられ、これらにゴム等からなる伸縮性のリング状締付バンド(図示せず)を掛け渡して側縁部をタイヤ軸方向に引き寄せることによって帯状ネット1をタイヤ外周に締め付け固定するようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
締付バンドには、タイヤ走行時に帯状ネット1がタイヤから離脱しないような締付強度を得るように引張強度の大きなゴム材料が使用され、帯状ネット1の大きさに応じてその太さが設計されるが、1本の締付バンドだけで必要な締付強度を得ようとすると、女性や老人などの非力な人には係止部2bへの掛け渡し作業が不可能になってしまうという問題がある。そのため、一般には締付バンド1を径の細い複数本に分割し、これらを1本ずつ掛け渡すように工夫されている。
しかしながら、一般のユーザーは上記するような設計の意図を認識することはないので、注意書や取り扱い説明書を充分確認しないまま、必要本数の締付バンドを使用せずに、規定より少ない本数で帯状ネットを装着してしまう場合がある。これにより、締付強度が不足するため走行中に帯状ネットが浮き上がったり離脱するなどのトラブルがしばしば発生する。
特開2000−203226号公報
本発明の目的は、かかる問題点を解消し、ユーザーが必然的に必要本数の締付バンドを使用するように規制し、走行安全性を確保するようにしたタイヤ用滑り止め具を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明のタイヤ用滑り止め具は、タイヤ滑り止め用の帯状ネットの長手方向に沿って複数の係止部を間欠的に取付け、これら係止部に複数本の伸縮性のリング状締付バンドを掛け渡して前記帯状ネットをタイヤ外周に締め付け装着するタイヤ用滑り止め具において、(1)前記係止部の一つに予め前記締付バンドの全数を一括して係留するようにした、又は(2)前記締付バンドの全数を環状部材により束ねておくようにした、ことを特徴とする。
本発明のタイヤ用滑り止め具は、装着に際して掛け渡すべき全ての締付バンドを、予め帯状ネットの係止部の一つに係留しておくか、又は環状部材により束ねておくようにしたので、ユーザーが誤って本来掛け渡すべき数の締付バンドを係止部に掛け渡さないような事態を防ぐことができ、常に適正な使用によって走行安全性を確保することができる。
以下、本発明の構成につき添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第一実施形態によるタイヤ用滑り止め具の連結部周辺を示す一部平面図である。
図1において、タイヤ用滑り止め具は非金属製の帯状ネット1からなり、その幅方向外側縁には長手方向に所定のピッチで支持部2a及び係止部2bが取り付けられている。タイヤ内側に相当する側の支持部2aには締結ロープ3が掛け渡され、タイヤ外側に相当する側の係止部2bのうちの一つの係止部2b(以下、係留用係止部2bという)には帯状ネット1をタイヤ軸方向に引き寄せるために必要な3本の伸縮性のリング状締付バンド4が一括して係留されている。全ての締付バンド4は、図2に示すように連結用係止部2cに係留させるようにしてもよい。
従来のタイヤ用滑り止め具では、帯状ネット1をタイヤに装着させるに際して、ユーザーが別途用意されている締付バンド4を係止部2bに掛け渡すようになっていた。本発明のタイヤ用滑り止め具では、上述するように、掛け渡すべき締付バンド4の全数(図1の実施形態では3本)を予め係留用係止部2bに係留させておくことにより、ユーザーが掛け渡すべき数の締付バンド4を係止部2bに掛け渡さない事態が生ずることがないようにしている。これにより、常に適正な使用によって走行安全性を確保することができる。
本発明において、掛け渡すべき締付バンド4の締付強度はタイヤの種類や大きさに応じて定められる。したがって、締付バンド4の設計にあっては、掛け渡しの際の作業性を考慮して1本当たりの締付バンド4の引張強さの上限を定めておき、これを基準にして掛け渡すべき締付バンド4の数を設定する。
掛け渡すべき全ての締付バンド4、4、・・は、互いに係留用係止部2b内を長手方向に摺動できるように係留させるとよい。これにより、帯状ネット1をタイヤ軸方向に引き寄せて装着するに際し、係留用係止部2b内での締付バンド4、4、・・の係留位置をその都度互いに長手方向に移動させることができ、締付バンド4の早期劣化を防止することができる。
このように締付バンド4、4、・・が係留用係止部2b内を互いに摺動できるようにするには、締付バンド4が係留用係止部2bから離脱することがないように、図3に示すように、係留用係止部2bにおける開口部の間隔wを断面が円形をなす締付バンド4の無負荷時における直径dより狭く、好ましくはw≦0.9dとなるように設定するとよい。また、このように設定しておくことにより、締付バンド4を長手方向に伸長させながら係止部2bに挿入又は取り外すことにより締付バンド4を交換することができる。なお、係留用係止部2bを除く他の係止部2bにおける開口部の間隔wは、締付バンド4を掛け渡す際に締付バンド4が係止部2bから損傷を受けて切断にまで至ることがないようにw>dとなるようにするとよい。
図4は本発明の第二実施形態によるタイヤ用滑り止め具における締付バンドを示す説明図で、図5は図4の締付バンドを束ねた状態を例示する環状部材の断面図である。
本発明の第二実施形態によるタイヤ用滑り止め具では、タイヤ用滑り止め具の附属品として別途用意する締付バンドの全数を一括して束ねておくことを特徴とする。すなわち、図4において、帯状ネット1に掛け渡されるべき全ての締付バンド4(本実施例では3本)が環状部材5により束ねられている。このように締付バンド4の全数を束ねておくことにより、ユーザーは必然的に本来掛け渡すべき全ての締付バンド4、4、・・を係止部2bに係止するようになるので、常に適正な使用による走行安全性が確保される。
本実施形態において、全ての締付バンド4、4、・・は互いに環状部材5内を長手方向に摺動できるように束ねるとよい。これにより、束ねられた締付バンド4、4、・・をそのまま係止部2bに掛け渡す場合であっても、環状部材5と締付バンド4、4、・・との接触位置を移動させることにより、係止部2b内での締付バンド4、4、・・の係止位置をその都度互いに長手方向に変化させることができるので、締付バンド4の早期劣化を防止することができる。
締付バンド4、4、・・は、環状部材5から離脱することがないように、図5に示すように、環状部材5における開口部の間隔xを断面が円形をなす締付バンド4の無負荷時における直径dより狭く、好ましくはx≦0.9dとなるように設定するとよい。また、このように設定しておくことにより、締付バンド4を長手方向に伸長させながら環状部材5に挿入又は取り外すことにより締付バンド4を交換することができると共に、締付バンド4、4、・・を環状部材5から取り外して直接係止部2bに掛け渡すことができる。
上述するように、本発明のタイヤ滑り止め具は、掛け渡すべき全ての締付バンド4、4、・・を、予め帯状ネット1の係止部2bの一つに一括して係留しておくか、又は全ての締付バンド4、4、・・を環状部材5により束ねておきユーザーに提供するもので、ユーザーが必然的に必要本数の締付バンド4、4、・・を使用するように規制することにより、使用上の単純なミスにより生じる事故を未然に防止する観点から極めて有効である。
本発明の第一実施形態によるタイヤ用滑り止め具の連結部周辺を示す一部平面図である。 本発明の第一実施形態によるタイヤ用滑り止め具における締付バンドを係止させるための他の実施例を示す説明図である。 図1のX−X矢視断面図である。 本発明の第二実施形態によるタイヤ用滑り止め具における締付バンドを示す説明図である。 図3の締付バンドを束ねた状態を示す環状部材の断面図である。 従来のタイヤ用滑り止め具の連結部周辺を示す一部平面図である。
符号の説明
1 帯状ネット
2a 支持部
2b 係止部
3 締結ロープ
4 締付バンド
5 環状部材

Claims (6)

  1. タイヤ滑り止め用の帯状ネットの長手方向に沿って複数の係止部を間欠的に取付け、これら係止部に複数本の伸縮性のリング状締付バンドを掛け渡して前記帯状ネットをタイヤ外周に締め付け装着するタイヤ用滑り止め具において、
    前記係止部の一つに予め前記締付バンドの全数を一括して係留するようにしたタイヤ用滑り止め具。
  2. 前記締付バンドが前記係留用の係止部内を長手方向に摺動自在にした請求項1に記載のタイヤ用滑り止め具。
  3. 前記係留用の係止部における開口部の間隔を、前記締付バンドの無負荷時における直径より狭くした請求項1又は2に記載のタイヤ用滑り止め具。
  4. タイヤ滑り止め用の帯状ネットの長手方向に沿って複数の係止部を間欠的に取付け、これら係止部に複数本の伸縮性のリング状締付バンドを掛け渡して前記帯状ネットをタイヤ外周に締め付け装着するタイヤ用滑り止め具において、
    前記締付バンドの全数を環状部材により束ねておくようにしたタイヤ用滑り止め具。
  5. 前記締付バンドが前記環状部材内を長手方向に摺動自在にした請求項4に記載のタイヤ用滑り止め具。
  6. 前記環状部材における開口部の間隔を、前記締付バンドの無負荷時における直径より狭くした請求項4又は5に記載のタイヤ用滑り止め具。
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