JP2006116290A - ミシンの送り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被縫製物の送りを適正に行う。
【解決手段】 針板11上の被縫製物の送りを行う送り歯41を保持する送り台42と、全回転して送り台に上下方向の揺動駆動力を付与する上下送り軸43と、送り台に送り方向の揺動駆動力を付与する水平送り軸46と、水平送り軸の水平揺動幅を調節する送り量調節機構52と、を備え、上下送り軸を水平送り軸よりも被縫製物の搬送方向上流側に配置する。上下送り軸43の送り台42側の端部は、水平送り軸46の送り台42側の端部或いは全回転釜31の送り台42側の端部よりも縦胴部22側となるように形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、針板の下方から出没する送り歯の送り動作を行うミシンの送り装置に関する。
ミシンは、縫い針の上下動と同期して駆動する各構成については、上下動の主駆動源であるミシンモータから各部にその駆動力を伝達して活用し、駆動源の単一化を図っている(なお、ここでいう同期とは自然数倍の周期又は周波数で駆動するものも含むものとする)。そして、ミシンアーム部側において縫い針の上下動と同期して駆動する構成については、ミシンモータによりミシンアーム内で全回転駆動する上軸を介して各部にその駆動力が付与され、ミシンベッド部側において縫い針の上下動と同期して駆動する構成については、ミシンアーム内で上軸と同速同方向に全回転駆動する下軸を介して各部にその駆動力が付与されるようになっている。
ミシンベッド部内で縫い針の上下動と同期して駆動する構成としては、縫い糸を下糸と絡げる釜、針板上の被縫製物の送りを行う送り歯等が挙げられる。そして、釜は、釜軸により上軸の二倍速且つ逆回転で回転駆動される。また、送り歯は、上下送り軸及び水平送り軸により上下の揺動と送り方向の揺動とが同じ周期且つ適正な位相で組み合わされて付与され、長円軌跡を描く運動を行う。かかる長円軌跡の上部を通過する際に送り歯の上端部が針板に設けられた貫通穴から突出することで被縫製物の送りが行われる。
ミシンベッド部内のスペースの有効活用や部品点数の軽減の観点からは、下軸が上述の釜軸、上下送り軸、水平送り軸のいずれかとしても機能することが望ましい。しかし、釜軸は上軸の二倍速逆回転で駆動され、水平送り軸はその送り幅を調節する調節機構を介して動力が付与されることが望ましいことから、下軸は上下送り軸としても共用されている。
即ち、従来のミシンは、図6に示すように、ミシンベッド部内において、釜軸101を挟んで、被縫製物の送り方向上流側に水平送り軸102が配設され、下流側に上下送り軸103が配設されていた(例えば、特許文献1参照)。
そして、上下送り軸103は、上軸と同方向同速度でミシンモータに回転駆動されると共に偏心カム104により上下方向の往復駆動に変換して送り歯105を保持する送り台106に上下動作を伝達していた。
また、水平送り軸102は、上下送り軸103の回転駆動を水平方向の往復揺動に変換すると共にその往復範囲を調節可能な周知の伝達機構により送り台106に水平往復動作を伝達していた。
また、釜軸101は、上下送り軸103から周知の伝達機構により二倍速逆回転の回転駆動力が伝達され、釜の回転駆動を行っていた。
特開2000−176189号公報
ところで、上記従来のミシンにあっては、送り歯105を擁する送り台106の送り方向一端部から送り方向の往復移動動作が付与され、他端部から上下方向の往復移動動作が付与される構造のため、送り歯の送り方向上流側端部と下流側端部とではその上下動変位が異なっている。図7のA1は送り歯105の送り方向下流端部の移動軌跡を示し、B1は送り歯105の送り方向上流側端部の移動軌跡を示す。また、図中の横軸は針板上面の高さを示す。図示の如く、送り歯の送り方向下流側端部では、上下送り軸103から近いことから、その上下動変位が大きくなっていることが分かる。
一方、ミシンの針板上には縫製時において上方から被縫製物を押圧して押さえる布押さえ107が設けられている。かかる布押さえ107は、その送り方向における中間位置が重心となり、当該重心に対して送り方向下流側の位置で支持棒108により下方に押圧支持されている。
このような布押さえ107に対して、送り歯105により送り方向下流側の方が大きな変異で上方移動力が付与されると、弾性的に押圧支持されている布押さえ107に跳ね上がりが発生し、被縫製物の送りが適正に送られなくなるという不都合が生じていた。
また、これを抑制しようと、図7に示すように、送り歯105の上流端部と下流端部とで針板からの突出高さが一致するように調整すると、上下方向の変異が小さい上流側において、長円の長軸側頂点位置が針板上方に現れ、図7の符号hの距離だけ送り方向に戻りを生じてしまうおそれがあるという問題があった。その結果、送り歯の上流側端部と下流側端部とで送り量に差が生じ、この場合もまた被縫製物の適正な送りが行われないという不都合が生じていた。
請求項1記載の発明は、針板上の被縫製物の送りを行う送り歯を保持する送り台と、全回転することで送り台に対して上下方向の揺動の駆動力を付与する上下送り軸と、釜軸を挟んで上下送り軸の反対側に配置されると共に送り台に送り方向の揺動の駆動力を付与する水平送り軸と、水平送り軸の水平揺動幅を調節する送り量調節機構と、を備えると共に、上下方向の揺動と送り方向の揺動の合成により送り歯に長円運動を行わせることで被縫製物の送りを行うミシンの送り装置において、上下送り軸を水平送り軸よりも被縫製物の搬送方向上流側に配置する、という構成を採っている。
上記構成において「全回転」とは、所定角度範囲で往復回動を行う場合と異なり、連続して同じ方向に回転を行うことをいう。
上記構成では、上下送り軸が水平送り軸よりも送り方向上流側に配置されているため、送り方向上流側が下流側よりも上下動変位が大きくなる状態で送り歯を移動させることができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明と同様の構成を備えると共に、上下送り軸はタイミングベルトにより全回転の駆動力を付与される、という構成を採っている。
上記構成では、上下送り軸がタイミングベルトを介して駆動源或いは上軸から回転駆動力が伝達される。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明と同様の構成を備えると共に、上下送り軸には釜軸に回転駆動力を付与する歯車機構が併設されている、という構成を採っている。
上記構成では、上下送り軸に付与された回転駆動力が歯車機構により、容易にその回転方向や回転速度を変換されて釜軸に伝達される。
請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3の何れか一項に記載の発明と同様の構成を備えると共に、前記上下送り軸の送り台側の端部は、前記水平送り軸の送り台側の端部よりも縦胴部側に位置する、という構成を採っている。
上記構成では、上下送り軸の送り台側の端部に配置され、全回転運動を行うことで高温となる部位が、水平送り軸の送り台側の端部よりも縦胴部側に配置される。
請求項5記載の発明は、請求項4に記載の発明と同様の構成を備えると共に、前記上下送り軸の送り台側の端部は、前記釜軸に連結される釜の縦胴部とは逆側の端部よりも縦胴部側に位置する、という構成を採っている。
上記構成では、上下送り軸の送り台側の端部に配置され、全回転運動を行うことで高温となる部位が、釜軸に連結される釜の縦胴部とは逆側の端部よりも縦胴部側に配置される。
請求項6記載の発明は、請求項1から請求項5の何れか一項に記載の発明と同様の構成を備えると共に、前記釜軸の縦胴部とは逆側の端部には、内釜と回転する外釜とからなる釜が設けられ、前記内釜を押さえる内釜押さえは、前記上下送り軸の送り台側の端部よりも縦胴部と逆側に延設されている、という構成を採っている。
上記構成では、釜軸の縦胴部とは逆側の端部には内釜と外釜とからなる釜が配設され、該内釜を押さえる内釜押さえは上下送り軸の送り台側の端部よりも縦胴部と逆側で固定される。
請求項1記載の発明は、上下送り軸が水平送り軸よりも送り方向上流側に配置されているため、送り方向上流側が下流側よりも上下動変位が大きくなる状態で送り歯を移動させることができる。
このため、その重心位置よりも送り方向下流側を支点として押圧支持されている布押さえは送り歯の上端部の運動に容易に追従することができ、跳ね上がりの発生が抑制される。これにより、適正に被縫製物を送ることが可能となる。
また、上述の効果に伴い、従来のように、送り歯の上流端部の上死点位置を高位置に設定することで戻りを発生する事態を回避でき、かかる観点からも被縫製物の送りを適正に行うことが可能となる。
請求項2記載の発明は、タイミングベルトにより回転駆動されることにより、ドライ化(液体潤滑剤の不使用化)に容易に対応すると共に、歯車伝達の場合に比して、構造の容易化、部品点数の軽減、設置の省スペース化が図ることが可能となる。
また、タイミングベルトにより上軸との連動を図った場合には、当該上軸と上下送り軸との同速同方向回転の連動をより簡易な構成で実現することが可能となる。
請求項3記載の発明は、上下送り軸に歯車機構を併設したことにより、上下送り軸に付与された回転駆動力を容易にその回転方向や回転速度について変換を行い、釜軸に伝達することが可能となる。
また、歯車機構を設けたため、上軸と釜軸との回転方向や回転速度が異なる場合であっても、上下送り軸と下軸として上軸と同側同方向に回転駆動させることができ、装置の簡易化を図ることが可能となる。
請求項4記載の発明は、上下送り軸の送り台側の端部が水平送り軸の送り台側の端部よりも縦胴部側に位置するように配置したことにより、例えば、ボビンの交換など作業者によるミシンの釜部分等へのアクセスを容易とすることが可能となる。
また、上下送り軸を水平送り軸よりも被縫製物の搬送方向上流側に配置することにより、被縫製物の搬送方向の上流側で作業者が作業する場合に、全回転を行うことで高温化する恐れがあるが、その場合にも上下送り軸の送り台側の端部を作業者から遠ざけることができる。
請求項5記載の発明は、上送り軸の送り台側の端部が釜軸に連結される釜の縦胴部とは逆側の端部よりも縦胴部側に位置するように配置したことにより、作業者によるミシンの釜部分等へのアクセスをさらに容易とすることが可能となる。
また、上下送り軸を水平送り軸よりも被縫製物の搬送方向上流側に配置することにより、被縫製物の搬送方向の 上流側で作業者が作業する場合に、全回転を行うことで高温化する恐れがあるが、その場合にも上下送り軸の送り台側の端部を作業者から遠ざけることができる。
請求項6記載の発明は、内釜を押さえる内釜押さえが上下送り軸の送り台側の端部よりも縦胴部と逆側となるように配置したことにより、作業者による内釜押さえへのアクセスを容易とすることができ、当該内釜押さえを容易に調節することが可能となる。
[第一の実施形態]
(発明の実施形態の全体構成)
以下、図1乃至図5に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の実施形態たるミシン10の後述するベッド部21内の要部構成のみを平面視して図示した構成図、図2は図1におけるV−V線に沿った断面図、図3は図1におけるW−W線に沿った断面図である。
上記ミシン10は、縫い針を上下動させる図示しない上下動機構と、その駆動源となる図示しないミシンモータと、全回転釜31により縫い糸に挿通された縫い糸に下糸を絡げる釜機構30と、縫い針の上下動似合わせて針板11上の被縫製物たる布地を送る送り装置40と、送り装置40の上下送り軸43から釜機構30に回転駆動力を伝達する歯車機構60と、針板11上の布地を上方から押圧して保持する布押さえ19と、上記各構成を支持する本体フレーム20とを備えている。
(本体フレーム)
本体フレーム20は、ミシン10の全体において下部に位置するベッド部21と、ミシンベッド部21の長手方向の一端部において上方に立設された縦胴部22と、縦胴部22の上端部からベッド部21と同方向に延設された図示しないアーム部とを備えている。
なお、ベッド部21はミシン10を水平面上に設置した状態でその長手方向が水平となる。そして、以下の説明において、ベッド部21の長手方向をY軸方向とし、水平面に平行であると共にY軸方向に直交する方向をX軸方向とし、X軸及びY軸方向に直交する方向をZ軸方向とする。
(針板及び布押さえ)
針板11は、図3に示すように、ベッド部21の上面であって縦胴部22とは逆側の端部に設けられている。かかる針板11には縫い針が挿通される針穴と後述する送り装置40の送り歯41が出没する貫通穴11aが形成されている。
布押さえ19は針板11の針穴及び貫通穴11aの真上となる位置に配置されており、当該布押さえ19を支持する布押さえ棒18を介して下方に押圧されている。かかる布押さえ19はその長手方向がX軸方向に沿った状態で針板11上に配置され、布押さえ19の長手方向における中間位置よりも布送り方向の下流側(図3における左方)に幾分ずれた位置で支持されている。また、布押さえ19は、布押さえ棒18の下端部に対してY軸方向に沿った支軸ピンを介して連結されており、布押さえ19の両端部を上下方向に幾分揺動可能となっている。
また、布押さえ19の長手方向における丁度中間位置には上下動する縫い針を通過させる切り欠き(図示略)が形成されており、当該切り欠きが縫い針の針落ち位置と一致する配置で布押さえ棒18に支持されている。
(上下動機構及びミシンモータ)
上下動機構は、アーム部の内側に配設され、ミシンモータに回転駆動されると共にY軸方向に沿って配設された上軸12と、縫い針を下端部で保持する針棒と、上軸12の回転駆動力を上下動の往復駆動力に変換して針棒に伝達する周知の伝達機構とを備えている。そして、上軸12には、縦胴部22側の端部に、後述する送り装置40の上下送り軸43に回転駆動力を伝達するためのタイミングベルト13を掛け渡すプーリ14が固定装備されている。かかるタイミングベルト13は、縦胴部22内において、Z軸方向に対して幾分斜めに傾斜した状態で掛け渡されている。
ミシンモータは、アーム部の縦胴部側の端部の内側に設けられ、上軸12を回転駆動する。ミシンモータはその出力軸を上軸12の一端部に直結しても良いし、歯車等の伝達機構を介して連結しても良い。
(釜機構)
釜機構30は、ベッド部21の内部に設けられており、前述した全回転釜31と、その一端部において全回転釜31を保持すると共にベッド部21内でY軸方向に沿った状態で回転可能に支持された釜軸32とを備えている。
釜軸32は、全回転釜31の配置に対応すべく、図1に示すように、ベッド部21内においてX軸方向の中央位置であってY軸方向に平行に配置されている。また、釜軸32は、全回転釜31とは逆側の端部において歯車機構60から全回転釜31の回転駆動力が入力されるようになっている。
全回転釜31は、縫い針から縫い糸を捕捉してループの形成を行う剣先を備えており、全回転釜31の回転による剣先の通過軌跡が、丁度、縫い針の針落ち位置の脇を通るように、全回転釜31は針板11の針穴の真下近傍に配置されている。
また、全回転釜31は、前述した剣先を備えて回転する外釜31aと、外釜31aに内嵌された内釜31bとを備えている。
外釜31aは、釜軸32により回転駆動力を付与されることで回転可能となっている。
内釜31bは、一端がベッド部21に固定された内釜押さえ33の他端部と係合されることで軸周り方向の回転が規制されている。内釜押さえ33は、その一端即ち基端部が後述する水平送り軸46の送り台42側の端部よりも縦胴部22と逆側においてベッド部21にスライド移動可能に取り付けられている。また、内釜押さえ33は、その一端から他端にわたって曲成され、当該他端部が内釜31bの縦胴部22と逆側の端部に係合されている。このためミシン10の作業者は、ベッド部21に対する内釜押さえ33の取り付け位置を、ベッド部21の下方からネジ33aを緩め、長穴33bが形成された内釜押さえ33をベッド部21に形成されたガイド溝21aに沿ってX軸方向に移動して位置調節することで内釜31bのベッド部21に対する係止角度を調節することができるようになっている。
(送り装置)
送り装置40は、図2及び図3に示すように、貫通穴11aから針板11上面に出没して布地を所定方向に送る送り歯41と、送り歯41を保持する送り台42と、送り台42を上下方向(Z軸方向)に沿って往復させるための回転駆動力が上軸12から伝達される上下送り軸43と、上下送り軸43の回転駆動力を偏心カム44により上下方向の往復駆動力に変換して送り台42に伝達する偏心ロッド45と、送り台42を送り方向(X軸方向)に沿って往復させるための往復回動駆動力が上下送り軸43から伝達される水平送り軸46と、水平送り軸46の往復回動駆動力を送り方向の往復駆動力に変換して送り台42に伝達する水平送りアーム47と、上下送り軸43の回転駆動力を往復回動駆動力に変換して水平送り軸46に伝達する伝達機構48とを備えている。
上下送り軸43は、ベッド部21内においてY軸方向に沿って回転可能に支持されており、前述した釜軸32よりも布地の送り方向上流側(図2及び図3における右方)に配置されている。かかる上下送り軸43の縦胴部22側の一端部には上軸12からタイミングベルト13を介して全回転の回転駆動力が伝達されるプーリ15が固定装備されている。かかるプーリ15は前述した上軸のプーリ14と歯数が同数であり、上下送り軸43には上軸12と同方向(図2及び図3における時計回転方向)で同速度の回転駆動力が伝達される。
また、上下送り軸43の他端部は針板11の下方まで伸びており、当該他端部には偏心カム44が固定装備されている。そして、この偏心カム44を介して偏心ロッド45の一端部が上下送り軸43に連結されている。かかる偏心ロッド45は、その一端部が円形の偏心カム44に対して相対的に回転可能に連結されており、他端部が送り台42の一端部に回動可能に連結されている。かかる偏心ロッド45は、送り台42との連結端部が上下送り軸43との連結端のほぼ上方に位置しているため、上下送り軸43が全回転で駆動すると、偏心カム44によりその偏心量の二倍のストロークで上下方向に沿った往復移動の駆動力を送り台42の一端部に付与することになる。
また、上下送り軸43の他端部は、その先端即ち当該上下送り軸43の送り台42側の端部が後述する水平送り軸46の先端よりも縦胴部22側となるように構成されている(図1、図8参照)。つまり、図1及び図8に示す上下送り軸43は、その左端が図1及び図8における水平送り軸46の左端よりも右側となるように構成されている。
さらに、上下送り軸43の縦胴部22側の一端部近傍には、伝達機構48が設けられている。図4は伝達機構48が備える水平送り軸46に伝達する往復回動角度を調節するための送り量調節機構52を示す斜視図である。図3及び図4に基づいて伝達機構48について説明する。
伝達機構48は、上下送り軸43に固定装備された偏心カム49と、偏心カム49を介して上下送り軸43に一端部が連結された偏心ロッド50と、水平送り軸46に固定装備されると共に当該水平送り軸46を中心として揺動を行う揺動アーム51と、偏心ロッド50の他端部と揺動アーム51の揺動端部との間を連結すると共に水平送り軸46に伝達する往復回動角度の大きさを調節することが可能な送り量調節機構52とを備えている。
偏心ロッド50は、その一端部が円形の偏心カム49に対して相対的に回転可能に連結されており、他端部が送り量調節機構52に連結されている。かかる偏心ロッド50は、その長手方向がおおむねX軸方向に沿うように配置されており、上下送り軸43が全回転で駆動すると、偏心カム49によりその偏心量の二倍のストロークでその長手方向に沿って往復動作を行う。かかる偏心ロッド50の往復動作が送り量調節機構52及び揺動アーム51を介して水平送り軸46への往復回動駆動力として伝達される。
送り量調節機構52は、偏心ロッド50の他端部と揺動アーム51とを連結する一対の第一のリンク体53と、偏心ロッド50の他端部の往復運動方向をいずれかの方向に誘導する一対の第二のリンク体54と、第二のリンク体54による誘導方向を調節するブラケット部材55と、当該調節のためにブラケット部材55を任意の方向に回動させる図示しない調節ツマミとを備えている。
上記第一のリンク体53は、その一端部が偏心ロッド50の他端部に、その他端部が揺動アーム51の揺動端部それぞれ回動可能に連結されている。
第二のリンク体54は、その一端部が偏心ロッド50の他端部に、その他端部がブラケット部材55の回動端部に連結されている。
ブラケット部材55は、その基端部が本体フレーム20内に回動可能に支持されており、その回動端部は第二のリンク体54の他端部に回動可能に連結されている。そして、送り量調節機構52の上記各構成の回動連結部はいずれもその回動軸がY軸方向を向いている。
調節ツマミは、その手動操作部が本体フレーム20の外部に突出した状態で設けられ、手動操作部とは逆側の端部がブラケット部材55に係合している。そして、調節ツマミは手動操作部により回転操作を加えることができ、その正逆の回転方向に応じて、ブラケット部材55の回動端部を時計方向又は反時計方向に回動させることができる。
上記送り量調節機構52では、第一のリンク体53と第二のリンク体54とそれぞれの長手方向が一致する状態、つまり各リンク体53,54が丁度重なる状態で偏心ロッド50の駆動力が揺動アーム51に伝わらない状態となる。このとき、水平送り軸46は回動を行わないので、布送りが行われない状態となる。従って、各リンク体53,54が重なるように、ブラケット部材55が回動調節された位置を当該ブラケット部材55の中立位置として、調節ツマミにより、ブラケット部材55を時計方向又は反時計方向に回動させることで、その回動角度に応じた送り量で正方向又は逆方向の送りを行うための駆動力を水平送り軸46に付与することが可能となっている。
水平送り軸46は、ベッド部21内においてY軸方向に沿って回転可能に支持されており、前述した釜軸32よりも布地の送り方向下流側(図2及び図3における左方)に配置されている。かかる水平送り軸46の縦胴部22側の一端部には前述した送り量調節機構52を介して上下送り軸43から往復回動駆動力が付与され、他端部から水平送りアーム47を介して送り台41にX軸方向に沿った往復駆動力を伝達する。
水平送りアーム47は、その基端部が水平送り軸46の針板11側の端部に固定連結され、その揺動端部はほぼ上方に向けられた状態で送り台42に連結されている。
送り台42は、針板下方に配設され、布送り方向(X軸方向)における一端部が偏心ロッド45を介して上下送り軸43に連結され、他端部が水平送りアーム47を介して水平送り軸46に連結されている。また、送り台42の長手方向中間位置の上部には送り歯41が固定装備されている。
これにより、送り台42はその一端部から上下方向に往復駆動力が付与され、他端部からは同じ周期で送り方向の往復駆動力が付与される。そして、これらの往復駆動力を合成することでX−Z平面沿って長円運動を行うこととなる。この送り歯42に伴って送り歯41も長円運動を行い、当該長円運動軌跡の上部領域を通過する際に送り歯41の先端部が針板1の貫通穴11aから上方に突出し、布地を送ることを可能としている。
また、送り台42は、上下送り軸43側の端部がやや縦胴部22側に曲成(オフセット)された状態で取り付けられている。
(歯車機構)
歯車機構60は、送り装置40の上下送り軸43に固定装備された主動歯車61と、釜機構30の釜軸32に固定装備された従動歯車62を備えている。
これら手動歯車61と従動歯車62とは互いに噛合すると共に主動歯車61の歯数が従動歯車62の二倍に設定されている。これにより、歯車機構60は、釜軸32を介して全回転釜31を上軸12及び上下送り軸43の二倍の回転速度で両軸12,43の逆方向に回転させる。
(ミシンの動作説明)
上記構成からなるミシン10では、ミシンモータが回転駆動を開始すると、上軸12がミシンモータの回転出力に応じた回転数で回転駆動し、上下動機構は上軸12の回転数と同じ周波数で縫い針を上下させる。
一方、上軸12の回転駆動力はタイミングベルト13を介して送り装置40の上下送り軸43に伝達され、当該上下送り軸43は上軸と同方向同回転速度で回転駆動を行う。上下送り軸43は偏心カム44及び偏心ロッド45を介して送り台42及び送り歯41を縫い針の上下動と同期して上下動させる。
また、上下送り軸43の回転駆動力が伝達機構48により往復の回動駆動力となって水平送り軸46に伝達される。これにより、水平送り軸46は水平送りアーム47を介して送り台42及び送り歯41を縫い針の上下動と同期して送り方向に沿って往動させる。
これにより、送り装置40は、送り歯41に対して上下動及び送り方向に沿った往動の駆動力を合成して付与し、その結果、送り歯42を長円運動させることとなる。そして、この長円運動軌跡の上部を通過する際に送り歯が針板11の貫通穴11aから上方に突出し、布押さえ19に押圧された布地を下方から送り方向に沿って送ることとなる。
また、送り装置40には送り方向の往動の位相を調節可能な送り量調節機構48が設けられていることから、その調節ツマミを手動操作することで、正送り方向(図2及び図3における左方)又は逆送り方向の送りピッチを自在に設定することができ、また送りピッチを0に設定することもできる。
従って、送り装置40では設定された送りピッチで縫い針の上下動に同期して布地を送る。
また、上下送り軸43の回転駆動力は歯車機構60を介して釜軸32及び全回転釜31に伝達され、これにより、全回転釜31が縫い針の上下動に対して二倍の回転速度で且つ上軸12及び上下送り軸43とは逆方向に回転を行うこととなる。
これら上下動機構、送り装置40及び釜機構30の協働により、縫い針が上下動するたびに全回転釜31が縫い糸を捕捉して下糸を絡げ、且つ縫い針に同期して設定ピッチで布地が送られて縫製が実行される。
(実施形態の効果説明)
図5のA2は送り歯41の正送り方向下流端部の移動軌跡を示し、B2は送り歯41の正送り方向上流側端部の移動軌跡を示す。また、図中の横軸は針板上面の高さを示す。
上記ミシン10では、上下送り軸43を水平送り軸46よりも正送り方向上流側に配置したことから、送り歯42の上流側端部の移動軌跡B2を下流側の移動軌跡A2よりもその上下動変位について大きくすることが可能となった。
一方、布押さえ19はその重心位置(長手方向中間位置)よりも正送り方向下流側で布押さえ棒18に押圧支持されていることから、下流側端部の方が上下動変位が小さくなるように送り歯41が上下動を行うと、送り歯41の上端の運動に容易に追従し、その跳ね上がりの発生を抑制することが可能となる。つまり、これにより、適正により設定されたピッチに忠実に被縫製物を送ることが可能となる。
また、布押さえ19の跳ね上がりを抑制することが可能となるので、送り歯41の上流端部の上死点位置を高位置に設定する必要がなくなり、布地の送りに戻りを発生する事態を回避でき、かかる観点からも布地の送りを適正に行うことが可能となる。
また、上軸12と上下送り軸43とをタイミングベルト13により連動させることにより、これらの間に歯車を介在させる必要をなくし、ドライ化(液体潤滑剤の不使用化)に容易に対応することが可能となる。また、タイミングベルトにより各軸12,43を連動させると、歯車伝達の場合に比して、構造の容易化、部品点数の軽減、設置の省スペース化が図ることが可能となる。さらに、タイミングベルト13により上軸12と上下送り軸43との連動を図った場合には、当該上軸13と上下送り軸43との同速同方向回転の連動をより簡単な構成で実現することが可能となる。
また、上下送り軸43の送り台42側の端部が水平送り軸46の送り台42側の端部よりも縦胴部22側となるように配置したことで、作業者による全回転釜31部分へのアクセスが容易となる。また、上下送り軸43を水平送り軸46よりも被縫製物の搬送方向上流側に配置することにより、被縫製物の搬送方向の上流側で作業者が作業する場合に、全回転を行うことで高温化する恐れがある上下送り軸43の送り台42側の端部を作業者から遠ざけることができる。
また、内釜31bを押さえる内釜押さえ33を上下送り軸43の送り台42側の端部よりも縦胴部22と逆側に配置することで、作業者による内釜押さえ33へのアクセスが容易となり、内釜押さえ33を容易に調節することが可能となる。
[第二の実施形態]
次に、本発明の第二の実施形態について説明する。なお、本実施形態において、上述した第一の実施形態と同一の構成については同一の符号を用い、重複する説明についてはその記載を省略する。
本実施形態たるミシン100において、一端にプーリ15を装備された上下送り軸430の他端部は、その先端即ち当該上下送り軸430の送り台420側の端部が全回転釜31の縦胴部22とは逆側の端部よりも縦胴部22側となるように構成されている点において前述したミシン10と異なっている(図9参照)。つまり、図9に示す上下送り軸430は、その送り台420側の端部が図9における全回転釜31の左端よりも右側となるように構成されている。 また、送り台420は、上下送り軸430側の端部が縦胴部22側に曲成(オフセット)された状態で取り付けられている。これにより、作業者によるミシン100の全回転釜31部分へのアクセスがより一層容易となる。従って、全回転するために高温となる恐れがある上下送り軸430の先端部、(図9における左端部)への作業者の接触を防止することが可能となる。
発明の実施形態たるミシンのベッド部内の要部構成のみを平面視して図示した構成図である。 図1におけるV−V線に沿った断面図である。 図1におけるW−W線に沿った断面図である。 伝達機構における水平送り軸に伝達する往復回動角度を調節するための送り量調節機構を示す斜視図である。 送り歯の正送り方向下流端部の移動軌跡と上流側端部の移動軌跡とを並べて示した線図である。 従来のミシンの送り装置の主要な構成を示す構成図である。 従来のミシンにおける送り歯の正送り方向下流端部の移動軌跡と上流側端部の移動軌跡とを並べて示した線図である。 図1における全回転釜31近傍を示す要部拡大図である。 本発明の第二の実施形態におけるミシン100を示す要部拡大図である。
符号の説明
10 ミシン
11 針板
13 タイミングベルト
14,15 プーリ
31 全回転釜
31a 外釜
31b 内釜
32 釜軸
33 内釜押さえ
40 送り装置
41 送り歯
42 送り台
43 上下送り軸
46 水平送り軸
52 送り量調節機構
60 歯車機構

Claims (6)

  1. 針板上の被縫製物の送りを行う送り歯を保持する送り台と、
    全回転することで前記送り台に対して上下方向の揺動の駆動力を付与する上下送り軸と、
    釜軸を挟んで前記上下送り軸の反対側に配置されると共に前記送り台に送り方向の揺動の駆動力を付与する水平送り軸と、
    水平送り軸の水平揺動幅を調節する送り量調節機構と、を備えると共に、
    前記上下方向の揺動と送り方向の揺動の合成により前記送り歯に長円運動を行わせることで被縫製物の送りを行うミシンの送り装置において、
    前記上下送り軸を前記水平送り軸よりも被縫製物の搬送方向上流側に配置したことを特徴とするミシンの送り装置。
  2. 前記上下送り軸はタイミングベルトにより全回転の駆動力を付与されることを特徴とする請求項1記載のミシンの送り装置。
  3. 前記上下送り軸には前記釜軸に回転駆動力を付与する歯車機構が併設されていることを特徴とする請求項1又は2記載のミシンの送り装置。
  4. 前記上下送り軸の送り台側の端部は、前記水平送り軸の送り台側の端部よりも縦胴部側に位置することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載のミシンの送り装置。
  5. 前記上下送り軸の送り台側の端部は、前記釜軸に連結される釜の縦胴部とは逆側の端部よりも縦胴部側に位置することを特徴とする請求項4に記載のミシンの送り装置。
  6. 前記釜軸の縦胴部とは逆側の端部には、内釜と回転する外釜とからなる釜が設けられ、前記内釜を押さえる内釜押さえは、前記上下送り軸の送り台側の端部よりも縦胴部と逆側で固定されていることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載のミシンの送り装置。
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