JP2006112658A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP2006112658A
JP2006112658A JP2004297752A JP2004297752A JP2006112658A JP 2006112658 A JP2006112658 A JP 2006112658A JP 2004297752 A JP2004297752 A JP 2004297752A JP 2004297752 A JP2004297752 A JP 2004297752A JP 2006112658 A JP2006112658 A JP 2006112658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerator
board
substrate
insulating material
heat insulating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004297752A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4301135B2 (ja
Inventor
Hideki Yoshida
英樹 吉田
Makoto Ashida
誠 芦田
Toshihiko Nagamori
敏彦 永盛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home and Life Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Home and Life Solutions Inc filed Critical Hitachi Home and Life Solutions Inc
Priority to JP2004297752A priority Critical patent/JP4301135B2/ja
Priority to CN 200510108288 priority patent/CN1760610A/zh
Publication of JP2006112658A publication Critical patent/JP2006112658A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4301135B2 publication Critical patent/JP4301135B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D29/00Arrangement or mounting of control or safety devices
    • F25D29/005Mounting of control devices

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

【課題】 箱体の上部外面の背面側角部に制御基板を設置する冷蔵庫において、該角部から冷蔵庫内部への熱漏洩を、少なくする。
【解決手段】 制御基板20の構成部品を複数のプリント基板に分けて実装し、該複数の基板21,23を接続手段22で相互に接続するとともに、複数の基板21,23の内、最も高さの高い構成部品を実装した基板23を箱体12の天井壁12aと背面壁12bが交わる角部を断熱材15側に後退させて形成した後退部12cに設置し、残りの基板21を冷蔵庫上面12a2若しくは冷蔵庫背面12b2に設置する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、制御基板を有する冷蔵庫に関する。
制御基板を有する冷蔵庫にあっては、特許文献1記載のように、冷蔵庫の上面板と背面板が交わる稜線部分の内部に基板収納空間を設け、この基板収納空間に制御基板を収納する方法が知られている。この方法によれば、制御基板を収納する基板収納空間が冷蔵庫の上面に突出しないので、冷蔵庫の外形寸法が小さくなって据付性が向上するとともに、冷蔵庫の上面に突出部を有しないことから意匠効果が向上する効果もあった。
特開平6−221752号公報(第2頁及び図1)
上記従来技術の構成では、冷蔵庫の上面板と背面板が結合される稜線部内側に、基板収納空間を形成するため、その部分の断熱材が部分的に抉り取られた状態になる。その結果、その位置の断熱材厚さが薄くなり、その部分から冷蔵庫内への熱漏洩量が増加する恐れがあった。つまり、前述の特許文献1の場合について説明すると、冷蔵庫の上面板と背面板が結合される稜線部内側に形成された基板収納空間内に収納される制御基板は、制御基板に組み込まれる構成部品すべてを、構成部品高さの如何にかかわらず、1枚のプリント基板に実装した形態としてある。したがって、構成部品の内、最大高さの構成部品が収まり、かつすべての構成部品を組み込むことのできる面積の制御基板を収納できるように、前記基板収納空間の大きさを設定する必要がある。
一方、前記基板収納空間の前記稜線方向の長さは、冷凍サイクルのための管、部品を収納するスペースを確保するため、前記稜線全長とすることはできず、制限がある。このため、前述のような基板収納空間の大きさを確保するためには、前記稜線方向に直交する方向の幅を大きくすることになる。この幅を大きくすると、前記空間と冷蔵庫内部空間の間の断熱材厚さが薄くなり易く、その断熱材厚さが薄くなった部分から冷蔵庫内への熱漏洩量が、冷蔵庫背面壁、天井壁よりも増加する恐れがあった。
また、通常、前記構成部品には通電により発熱するものが含まれているので、前記空間を形成する上面板や背面板を放熱性の良い金属板で構成しても、前記空間は冷蔵庫周辺の外気よりは高温度となり、前記断熱材が薄くなった部分から冷蔵庫内への熱漏洩量が増加し省エネ上、好ましくない。
本発明の課題は、箱体の上部外面の背面側角部に制御基板を設置する冷蔵庫において、該角部から冷蔵庫内部への熱漏洩を少なくすることである。
上記の課題は、それぞれ断熱材を内装した天井壁と背面壁を備えてなる冷蔵庫の箱体と、前記冷蔵庫を制御する制御基板とを有してなり、前記制御基板はそれぞれ構成部品が実装された複数の基板に分割され、前記複数の基板のうち、最も高さの高い構成部品を実装した基板が前記天井壁と背面壁が交わる角部の外面を内側に後退させて形成されている後退部に設置され、他の基板は前記後退部以外の冷蔵庫上面もしくは背面に設置されている冷蔵庫により達成される。ここでいう構成部品の高さは、基板に実装された状態での、基板面からの高さである。
上記構成によれば、制御基板はそれぞれ構成部品が実装された複数の基板に分割され、該複数の基板の内、最も高さの高い構成部品が実装された基板だけが前記箱体の天井壁と背面壁が交わる角部の外面を内側に後退させて形成されている後退部に設置されるので、基板設置のために必要な後退部のスペースが少なくて済む。したがって、後退部形成のために前記角部を断熱材側に後退させる量が少なくて済み、前記角部で減らさなければならない断熱材の厚みが少なくてすむから、天井壁と背面壁が交わる角部における冷蔵庫内への熱漏洩を減らすことが可能になる。
前記複数の基板のうち、最も高さの高い構成部品を実装した基板以外の基板は、冷蔵庫上面に設置してもよいし、冷蔵庫背面に設置してもよい。
また、前記制御基板を構成する複数の基板のうち、実装された構成部品の最大高さが最も低い基板を冷蔵庫上面に設置し、残りの基板を前記後退部に設置するようにしてもよい。この場合も、前記箱体の天井壁と背面壁が交わる角部を断熱材側に後退させた後退部に設置する基板の面積が減り、基板設置のために必要な後退部のスペースが少なくて済む。したがって、前記角部を断熱材側に後退させる量が少なくて済み、前記角部で減らさなければならない断熱材の厚みが少なくてすむから、前記角部における冷蔵庫内への熱漏洩を減らすことが可能になる。
実装された構成部品の最大高さが最も低い基板を冷蔵庫上面に設置し、残りの基板を前記後退部に設置する場合、前記後退部を一端が冷蔵庫背面につながる平坦面と、一端が前記平坦面に、他端が冷蔵庫上面につながる傾斜面を備えて形成し、後退部に設置される基板のうち、最も高さの高い構成部品を実装した基板を前記平坦面に、他の基板を前記傾斜面に、それぞれ設置するようにしてもよい。このように構成すれば、最も断熱材の厚さを削る必要のある後退部平坦面の広さを小さくすることができ、減らさなければならない断熱材の厚みが少なくてすむから、冷蔵庫内への熱漏洩を減らすことが可能になる。
制御基板を複数の基板に分割して構成しても、基板相互を接続する接続手段を設けることにより、複数の基板を接続して一つのまとまりとすることができ、ハンドリングが煩雑になるのが避けられる。接続手段として、基板相互間を電気的に接続する配線を兼用してもよい。
また、前記複数の基板がそれぞれ個別に固定部材を介して前記冷蔵庫上面、若しくは後退部、若しくは冷蔵庫背面に設置するように構成されている場合、前記固定部材を相互に、固定部材と一体もしくは別体の係止具により接続するようにしてもよい。こうすれば、基板のハンドリングの際に、基板相互間に導設されている配線に、余分な荷重をかける恐れがなくなる。
前記係止具は、接続する基板の底面が相互になす角度を変えられるように構成されていることが望ましい。こうすれば、基板に構成部品を組み込む時は平面的コンベアもしくは平面的作業台で組み立て加工等ができるので、製造工程コスト上有利である。また、基板組み立て後、該基板を傾斜の異なる場所に設置できるので、制御基板として融通性のある標準部品を設定でき、部品標準化上効果がある。
本発明によれば、箱体の上部の天井壁と背面壁が交わる角部に制御基板を設置する冷蔵庫において、該角部から冷蔵庫内部への熱漏洩を少なくすることができる。
以下本発明の実施の形態について、図1〜図11を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態について、図1〜図3を参照しながら説明する。図1に示す冷蔵庫は、外箱13と、内箱14と、外箱13と内箱14との間に充填した断熱材15と、を含んでなる箱体12を備えて構成されている。箱体12の天井壁12aと背面壁12bが交差する角部の外箱13を断熱材側に、言い換えると図上下方に後退させて後退部12cが形成されている。内箱14は、その製造上の必要性から、稜線や角部に面取り部若しくは丸み部であるR1部が形成されているから、外箱13を後退させる前の前記角部の断熱材厚さは、他の壁面より厚くなっている。後退部12c及びその近くの天井壁12a上に、冷蔵庫の運転制御をする制御基板20が設置され、制御基板20を覆うようにカバー25が設けられている。
制御基板20は、その構成部品21b1、21b2、21b3、や23b1、23b2、23b3等を複数のプリント基板21a、23aに分けて実装したもので、以下、プリント基板21aに構成部品21b1、21b2、21b3を実装したものを基板21、プリント基板23aに構成部品23b1、23b2、23b3を実装したものを基板23という。基板21と基板23が、接続手段22で一連になるように接続されて制御基板20が構成されている。尚、接続手段22としては、基板21と基板23との間を電気的に接続する配線を兼用してもよいし、或いは、配線とは別の係止具で結合してもよい。本実施の形態では、基板23が前記後退部12cに、基板21が後退部12c近くの天井壁12a上に、それぞれ配置されている。
構成部品を複数のプリント基板21a、23aに分けて実装するときの、どの構成部品をプリント基板21aに取り付け、どの構成部品をプリント基板23aに取り付けるかの分け方は、上述の基板21、23の配置位置の選定に伴って決められる。本実施の形態では、基板23が後退部12cに配置されるので、構成部品自身の高さが比較的高いもの及び該高さの高い構成部品関係の制御関係部品等がプリント基板23aに実装され、後退部12c近くの天井壁12a上に配置される基板21には、構成部品自身の高さが比較的低いもの及び該高さの低い構成部品関係の制御関係部品等が実装されている。言い換えると、プリント基板21a、23aの大きさが予め設定され、プリント基板23aには、高さが最も高い構成部品及びその構成部品に接近して配置されるべき構成部品が実装され、スペースに余裕があれば、残りの構成部品の中で高さが高いもの及びその構成部品に接近して配置されるべき構成部品が、順に実装される。そして、プリント基板21aには、残りの構成部品が実装される。なお、ここでいう構成部品自身の高さは、構成部品が基板に実装された状態での、基板面から測った構成部品の高さである。
すなわち、構成部品自身の高さの関係が、図3で示すように、後退部12cに配置される基板23に取り付けられる構成部品の最大高さをh5、天井壁12a上に配置される基板21に取り付けられる構成部品の最大高さをh3としたとき、h5>h3となるように分けられている。
プリント基板21a、23aには、図2に示すように、後述する基板の固定部材16、固定部材17にプリント基板21a、23aを係止するための穴21c、穴23cが設けられている。
図3は図1におけるA部の拡大断面図であり、制御基板20を冷蔵庫に組み込んだ状態を示している。図示のように、箱体12の天井壁12aと背面壁12bが交差する角部の外箱13を断熱材側に、言い換えると、天井壁12aの上面(以下、冷蔵庫上面という)12a2から図上下方に、寸法h8だけ後退させて後退部12cが形成されている。後退部12cの底面は、上端側が冷蔵庫上面12a2につながる後退部傾斜面12c1と、後退部傾斜面12c1の下端側につながる平坦な後退部平坦面12c2からなっている。
後退部12cは、断熱材が厚くなっている箱体12の上部背面側の稜線の角部に、その断熱材厚さt2として、天井壁の断熱材厚さt1や背面壁の断熱材厚さt4のいずれか少ない方の厚さとほぼ同等の厚さを確保しつつ、後退部平坦面12c2が寸法h8だけ冷蔵庫上面12a2から低くなるように形成してある。この場合、後退部平坦面12c2の図上横方向の幅を変えることで、断熱材厚さt2を前記同等の厚さにしたまま、寸法h8を変えることができる。
そして、後退部平坦面12c2に固定部材17を介して基板23を設置してあり、冷蔵庫上面12a2に、基板23と接続手段22で接続された基板21が、固定部材16を介して設置してある。前記固定部材17には、固定部材17と一体或いは別体に、基板23を固定部材17に係止するための係止部17aが形成されており、同様に、固定部材16には、固定部材16と一体或いは別体に、基板21を固定部材16に係止するための係止部16aが形成されている。
また、前記寸法h8は、基板21を冷蔵庫上面12a2に設置し、基板23を後退部平坦面12c2に設置したとき、基板23の上端の冷蔵庫上面12a2からの高さが、基板21の上端の冷蔵庫上面12a2からの高さh1よりも低くならないように設定してある。つまり、図3に示すように、固定部材17を介して後退部平坦面12c2に設置した基板23の上端の後退部平坦面12c2からの高さをh6とし、固定部材16を介して冷蔵庫上面12a2に設置された基板21の上端の冷蔵庫上面12a2からの高さh1とすると、寸法h8は、前記断熱材厚さの条件を満たすように設定されている。
前記寸法h8を、前記断熱材厚さt2として、天井壁の断熱材厚さt1や背面壁の断熱材厚さt4のいずれか少ない方の厚さとほぼ同等の厚さを確保できる最大値にしたとき、前記h6、h8、h1の関係は、次の三つのいずれかになる。1)h6−h8<h1
2)h6−h8=h1
3)h6−h8>h1
上記2)で示される状態が望ましく、上記1)の場合は、h8を小さくするか、基板21に組み込まれている構成部品のなかで高さの高いものを基板23に移すことで、上記2)で示される状態にするのが望ましい。h8を小さくすれば断熱材厚さt2の値を大きくできる。また、基板21に組み込まれている構成部品のなかで高さの高いものを基板23に移すと、h1の値が小さくなり、冷蔵庫上面12a2へのカバー25の突出量を少なくできる。上記3)の場合は、後退部平坦面12c2の幅を狭くするとともに、基板23の基板の幅を最大高さの構成部品が搭載できる最小の幅にすることで、前記h8を大きくし、h6−h8の値をh1に近づけるのがよい。
また、固定部材16には、基板21の構成部品とカバー25が当接しないようにストッパー16bが設けられ、ストッパー16bの高さは、カバー25に外力等による変形が生じてもカバー25と基板21とが当接しないように、基板21の構成部品の高さより寸法h2だけ高くしてある。
次に、図4を参照して、前記角部の断熱材厚さについて説明する。冷蔵庫の箱体12の内箱14の成形方法として、例えば真空成形或いは圧空成形にて絞り加工をする。この場合、内箱14の原料である一枚の合成樹脂製の素材シートを加熱しながら絞り加工する関係上、絞り加工する内箱14内面の角部、例えば天井面と背面が交わる角部には、ある程度の大きさの面取り部若しくは丸み部が必要となる。
図4の(a)に示す断面図は、角部に半径(R2)=30mmの丸み部を設けた例である。図4の(a)の天井壁12aの断熱材厚さ寸法t25及び背面壁12bの断熱材厚さ寸法t24をそれぞれ32mmとすると、天井壁12aと背面壁12bが交わる角部の断熱材厚さ寸法t21は約57mmとなる。該角部の断熱材厚さを内面側から測って前記t24やt25と同じ32mmになるようにすると、前記角部に断熱材のない三角柱状の空間12gが形成され、空間12gの、前記丸み部のR2の中心と、冷蔵庫上面12a2と冷蔵庫背面12b2の交点Qとを結ぶ直線に沿って測った寸法t23は約25mmとなる。従って、前記空間12g内に納まるように前記後退部12cを配置し、後退部12cに基板23を設置すれば、前記角部の断熱材厚さを天井壁12aあるいは背面壁12b並みに確保できるので、省エネ上効果のある構成を提供できる。
図4の(b)に示す例は、図4の(a)の場合において、絞り加工する内箱内面に、丸み部に代えて、面取り部M2を設けたものである。面取り部M2の上端位置から下端位置までの距離を垂直方向に測った距離をt16、水平方向に測った距離をt17とする。天井壁12aの断熱材厚さt11を30mm、背面壁12bの断熱材厚さt12を35mmとし、面取り部M2の大きさとして、t16=t17=30mmとすると、交点Qから面取り部M2に対して垂直方向に測った角部の断熱材厚さt13は約67mmとなる。該角部の断熱材厚さを面取り部M2内面側から面取り部M2に垂直方向に測って前記t12と同じ35mmになるようにすると、前記角部に断熱材のない三角柱状の空間12hが形成され、空間12hの、交点Qから面取り部M2に対して垂直方向に測った大きさ寸法t15は約32mmとなる。
従って、前記空間12h内に納まるように前記後退部12cを配置し、基板23を後退部12c内に設置すれば、角部の断熱材厚さとして背面壁12b並みの厚さを確保できるので、省エネ上効果のある構成を提供できる。
尚、上述した丸み部のR2寸法や面取り部M2の寸法を、0mmに設定したとしても、後退部12cを設ける前の上記角部の断熱材厚さは、天井壁12aと背面壁12bのいずれか薄いほうの断熱材厚さの少なくとも√2倍の厚さであり、後退部12cを設ける余地があることは自明である。
以上述べたように、本実施の形態は、制御基板の構成部品を複数の基板に分けて実装し、該複数の基板の内、最も高さの高い構成部品を実装した基板だけを箱体の天井壁12aと背面壁12bが交わる角部の外箱13を断熱材側に後退させた後退部12c内に設置し、他の基板を後退部12c以外の冷蔵庫上面12a2に設置したので、後退部の広さを小さくすることができた。その結果、前記角部の断熱材厚さとして、少なくとも、冷蔵庫の天井壁の断熱材厚さと背面壁の断熱材厚さのいずれか少ない以上の厚さを確保することができ、後退部を形成した角部からの熱漏洩を、他の壁面と同等にする効果が得られた。
また、分割された複数の基板間に接続手段22を設けて相互に接続したので、基板を製造工程上の保管箱等に出し入れするときに、或いは、基板を冷蔵庫に組み込むときに、必要な基板をまとめて取り扱うことができ、分割された基板を一つづつ選び出す必要がなく、作業時のハンドリング性がよい。
また、複数の基板の内、最も高さの高い構成部品を実装した基板以外の基板を冷蔵庫上面12a2に設置し、後退部12cに設置した前記最も高さの高い構成部品を実装した基板の最大高さと、冷蔵庫上面12a2に設置した基板の最大高さが同じなので、基板を覆うカバー25の上面を平らにでき、外観意匠上も好ましい。同時に、冷蔵庫上面12a2の凸部寸法が小さくて済むので、据付性が向上する。
(第2の実施の形態)
次に本発明の第2の実施の形態について図5を参照しながら説明する。尚、第1の実施の形態と同一の構成要素については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る冷蔵庫の供用状態の姿勢での、冷蔵庫上面と冷蔵庫背面が交わる部分の縦断面図である。図において、冷蔵庫の運転制御をする制御基板30は、それぞれ構成部品を実装した基板31と基板33からなり、基板31と基板33とは、接続手段32で連結されている。構成部品を基板31と基板33に分けて実装するとき、基板33に組み込まれるものとして、高さが最も高い構成部品及び該最も高さの高い構成部品関係の制御関係部品等がまず選定され、順次高さの低い構成部品が同様に選定される。基板33を構成するプリント基板に組み込むことができる限度になるまで上記手順を繰り返して基板33に組み込まれる構成部品が選定された。基板31には、残りのものが組み込まれている。
基板33を構成するプリント基板の大きさは、前記第1の実施の形態の場合と同様に、断熱材の厚さを考慮して設定される後退部の大きさで決まる。
本実施の形態では、箱体12の天井壁12aと背面壁12bが交わる角部の外箱13を冷蔵庫背面12b2より後述する寸法h38だけ断熱材側に水平方向に後退させて、後退部傾斜面12e1、後退部平坦面12e2を備えた後退部12eが形成されている。後退部平坦面12e2は一端が冷蔵庫上面12a2につながる垂直面をなし、他端が後退部傾斜面12e1につながっている。後退部傾斜面12e1は、一端が後退部平坦面12e2につながり、他端が後退部平坦面12e2につながる端部よりも低い位置で冷蔵庫背面12b2につながっている。
この後退部平坦面12e2に基板33が固定部材37を介して設置され、後退部傾斜面12e1につながる冷蔵庫背面12b2に、基板31が固定部材36を介して設置されている。なお、前述した後退部寸法h38は、基板31と基板33を設置する位置関係が、基板31の冷蔵庫背面12b2からの最大出っ張り寸法をh31、基板33の後退部平坦面12e2からの最大出っ張り寸法をh36としたとき、h36―h38≧h31となるように設定してある。
なお、後退部12eの深さ寸法h38は、後退部傾斜面12e1と後退部平坦面12e2に接する断熱材の最小厚さt32、すなわち、後退部傾斜面12e1と後退部平坦面12e2と内箱14の最短距離を、天井壁断熱厚さt31や背面壁断熱厚さt34とほぼ同等の厚さに確保して後退部12eからの熱漏洩量が増加しないように設定されている。天井壁断熱厚さt31と背面壁断熱厚さt34が異なる場合には、いずれか少ない方の厚さ以上の厚さを確保するようにすればよい。
本実施の形態では、冷蔵庫箱体の天井壁12aと背面壁12bとが交差する稜線の角部の外箱13を断熱材側に後退させて後退部12eを形成し、前記複数の基板の内、最も高さの高い構成部品を実装した基板だけを後退部12eに設置したので、基板を設置するために必要な前記後退部12eの広さが低減された。その結果、後退部12e形成のために削減される断熱材厚さが少なくて済み、箱体12の前記角部に基板を設置しても前記角部の断熱材厚さがあまり薄くならず、角部から冷蔵庫内への熱漏洩を低減できる効果がある。
また、複数の基板に分割された制御基板の内、最も高さの高い構成部品を実装した基板以外の基板31を冷蔵庫背面12b2に設置し、前記基板31の冷蔵庫背面12b2からの最大出っ張り量をh31、基板33の後退部平坦面12e2からの最大出っ張り寸法をh36としたとき、寸法h38を、h36―h38≧h31となるように設定してあるから、基板を覆うカバー35の高さ寸法(冷蔵庫背面12b2からの出っ張り量)を同じにでき、外箱外に制御基板を設置したことによる外観意匠の低下も抑制できる。さらに、冷蔵庫背面12b2からの出っ張り寸法が小さくて済むので、冷蔵庫の据付性が向上する。
(第3の実施の形態)
次に本発明の第3の実施の形態について図6〜図7を参照しながら説明する。なお、第1の実施の形態と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図6は本発明の第3の実施の形態に係る冷蔵庫の供用状態の姿勢での、冷蔵庫の天井壁12aと冷蔵庫の背面壁12bが交わる部分の縦断面図である。図において、冷蔵庫の運転制御をする制御基板40は、それぞれ構成部品を実装した基板41と基板43からなっている。構成部品を基板41と基板43に分けて実装するとき、基板43に組み込まれるものとして、高さが最も高い構成部品及び該最も高さの高い構成部品関係の制御関係部品等がまず選定され、順次高さの低い構成部品が同様に選定される。基板43を構成するプリント基板に組み込むことができる限度になるまで上記手順を繰り返して基板43に組み込まれる構成部品が選定された。基板41には、残りのものが組み込まれている。
箱体12の天井壁12aと背面壁12bが交わる角部の外箱13には、外箱13を内側、つまり断熱材側に後退させて冷蔵庫上面12a2に対して後述する角度θだけ傾斜した後退部傾斜面12f1が形成され、この後退部傾斜面12f1と、天井壁12aと背面壁12bの延長面に囲まれた領域を後退部12fと呼ぶ。前記後退部傾斜面12f1に基板43が固定部材47を介して設置されている。後退部傾斜面12f1とつながる冷蔵庫上面12a2に、基板41が固定部材46を介して設置してある。
なお、後退部傾斜面12f1と冷蔵庫背面12b2の交点Rと冷蔵庫上面12a2の高さの差h49及び前記θは、基板41の冷蔵庫上面12a2からの最大高さ寸法をh41とし、基板43の冷蔵庫上面12a2からの出っ張り高さ寸法をh47としたとき、h47=h41若しくはh41<h47」となり、かつ、後退部傾斜面12f1と内箱14の最短距離、すなわち稜線角部の最小断熱材厚さt42が、天井壁断熱厚さt41や背面壁断熱厚さt44とほぼ同等の厚さを確保できる値となるように構成されている。天井壁断熱厚さt41と背面壁断熱厚さt44が異なる場合は、いずれか小さいほうの厚み以上となるようにすればよい。
しかし、基板43の大きさh46の程度によっては、前記断熱材厚さt42をその周辺の断熱材厚さより薄く設定する場合もあるが、本発明の範疇であることは自明である。
図7は本実施の形態における制御基板の構成を示す。図7において、は基板41と基板43は、配線40bで繋がれている。基板41を箱体に固定するための固定部材46と、基板43を箱体に固定するための固定部材47とは、可撓性を有する接続手段40aで接続されている。接続手段40aは、制御基板40の製造時や冷蔵庫に組み込み時、或いは、制御基板40の保管箱への出し入れや修理時等のハンドリング時に、基板41と基板43とに、互いを分離するような外力が加わっても、配線40bに該外力が直接加わらないように構成されている。
接続手段40aはまた、固定部材46と固定部材47の位置関係を変えられるように構成されている。例えば、基板41や基板43からなる制御基板40を製造するときは、図7に示すように、固定部材46の底面46aと固定部材47の底面47aとがほぼ平行、且つ、ほぼ同一面になるように形成されており、例えば、冷蔵庫に組み込んだ時は、前述した図6に示すように、固定部材46の底面46aと固定部材47の底面47aとが、ほぼ前述の傾斜角度θとなるように構成されている。前記接続手段40aは、固定部材46と固定部材47を合成樹脂等で成形して形成する場合、該固定部材と同一の材料で同時成形してもよいし、或いは、固定部材46と固定部材47を別個に形成した後、固定部材46と固定部材47とに接着や溶着等、或いは係止具等を使用して結合してもよい。
本実施の形態によっても、前記第2の実施の形態と同様に、箱体12の天井壁12aと背面壁12bが交わる角部に基板を設置しても前記角部の断熱材厚さがあまり薄くならず、前記角部から冷蔵庫内への熱漏洩を低減できる効果がある。
また、基板を冷蔵庫に取り付ける際に、基板と冷蔵庫取り付け面との介在させる固定部材同士を固定部材と一体もしくは別体の接続手段40aにより相互に接続したので、基板を予め固定部材に組み付けて置くことにより、製造工程上の保管箱等に制御基板を出し入れするときに、或いは、制御基板を冷蔵庫に組み込むときに、ハンドリングによって配線40bへ付加される応力が低減され、冷蔵庫の電気的信頼性が向上する。
また、前記接続手段40aを屈曲可能に構成して、固定部材に組み付けられた基板相互の底面の相対角度を変えられるようにしたので、基板組立て時は平面的コンベアもしくは平面的作業台で組み立て加工等ができ、冷蔵庫へ取り付けるときは、一方の基板の取り付け面が他方の基板の取り付け面に対して傾斜していても容易に取り付けることができる。したがって、制御基板として融通性のある標準部品を設定でき、部品標準化上効果がある。
(第4の実施の形態)
次に本発明の第4の実施の形態について図8から図9を参照しつつ説明する。なお、第1の実施の形態と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図8の(a)に、本発明の第4の実施の形態に係る制御基板50を構成する基板を示す。図示のように、冷蔵庫の運転制御をする制御基板50は、構成部品をそれぞれ実装した基板51、基板52及び基板53で構成されている。基板53は、構成部品自身の高さが最も高いもの及び該高さの最も高い構成部品関係の制御関係部品等が実装されたもので、基板51は、実装された構成部品の最大高さが、分割された三つの基板の中で最も低いものである。したがって、基板52は、実装された構成部品の最大高さが、基板51に実装された構成部品の最大高さよりも高く、基板53に実装された構成部品の最大高さよりも低いものである。
図8の(b)は、図8の(a)に示す各基板を冷蔵庫に取り付ける際に用いられる固定部材を示し、各固定部材の幅、長さは、取り付ける基板に対して最小限の寸法になっている。前記基板51、52、53は、それぞれ図示の固定部材56、57、58により、冷蔵庫の所定位置に固定される。固定部材56、57、58にそれぞれ設けられた接続手段56a、57a、58aは、前記各固定部材を相互に接続するものであり、各固定部材と一体若しくは別体に形成されている。
図9は本発明の第4の実施の形態に係る冷蔵庫の供用状態の姿勢での、冷蔵庫の天井壁12aと冷蔵庫の背面壁12bが交わる部分の縦断面図である。箱体12の天井壁12aと冷蔵庫の背面壁12bが交わる角部の外箱13を、寸法h8とだけ図上下方に後退させて後退部平坦面12g1、後退部傾斜面12g2が形成されている。後退部平坦面12g1の一端は冷蔵庫背面段差面12b3につながり、他端は後退部傾斜面12g2の低い側の端部につながっている。後退部傾斜面12g2の高い側の端部は、冷蔵庫上面段差面12a3につながっており、冷蔵庫上面段差面12a3の延長面、冷蔵庫背面12b2の延長面、後退部平坦面12g1、後退部傾斜面12g2で囲まれる領域が、後退部12gとなっている。なお、本実施の形態では、前記冷蔵庫上面段差面12a3は冷蔵庫上面12a2に対して段差を設けて1段低く、冷蔵庫上面12a2と平行面をなして形成されており、冷蔵庫背面段差面12b3は冷蔵庫背面12b2に対して段差を設けて1段断熱材側に後退した、冷蔵庫背面12b2と平行面をなして形成されている。これらの段差は、制御基板を覆うカバー55の端部が冷蔵庫上面12a2、冷蔵庫背面12b2と同一面をなして接続されるように設けられたものである。
後退部平坦面12g1に前述した基板53が固定部材58を介して設置され、冷蔵庫上面段差面12a3に前述した基板51が固定部材56を介して設置されている。後退部傾斜面12g2には前述の基板52が固定部材57を介して設置されている。そして、後退部平坦面12g1の幅は、固定部材58を取り付けるのに必要な最小幅で、後退部傾斜面12g2の幅は、固定部材57を介して基板52を取り付けるのに必要な最小幅となっている。
寸法h8は、基板51の冷蔵庫上面段差面12a3からの最大高さをh1、基板53の後退部平坦面12g1からの最大高さをh6としたとき、後退部平坦面12g1、後退部傾斜面12g2に接する断熱材の最小厚さt2が、背面壁12bの断熱材厚さt4、天井壁12aの断熱材厚さt1のいずれか小さい方以上であり、かつ、h6−h8≧h1となるように設定されている。また、図9に示すように、固定部材57を介して設置された基板52の冷蔵庫上面段差面12a3からの最大高さをh55とすると、基板51の冷蔵庫上面段差面12a3からの最大高さh1との関係がh55≦h1となるように構成してある。
以上述べたように、本実施の形態は、箱体12の天井壁12aと背面壁12bが交わる角部をh8寸法だけ断熱材側に後退させて後退部平坦面12g1と後退部傾斜面12g2を形成し、後退部平坦面12g1に高さの最も高い構成部品を実装した基板53を設置し、冷蔵庫上面段差面12a3に、実装された構成部品の最大高さが最も低い基板51を設置し、後退部傾斜面12g2に、実装された構成部品の最大高さが基板51に実装された構成部品の最大高さよりも高く、基板53に実装された構成部品の最大高さよりも低い基板52を設置したので、箱体12の前記角部の断熱材厚さがあまり薄くならず、省エネ上有利な冷蔵庫を提供できる。また、実装された構成部品の最大高さが基板51と基板53の中間の高さを有する基板52を後退部傾斜面12g2に設置したので、カバー55と箱体12との間に形成される空間を有効に活用できる。
(第5の実施の形態)
次に本発明の第5の実施の形態について図10、図11を参照しつつ説明する。本実施の形態が前記第4の実施の形態と異なる点は、後退部12kに加えて冷蔵庫上面12a2より1段低い冷蔵庫上面後退面12a4が形成されている点と、三つに分割された基板のうち、実装された構成部品の最大高さが最も低い基板が冷蔵庫上面12a2に設置され、実装された構成部品の最大高さが最も高い基板が冷蔵庫箱体中最も断熱材厚さの厚くなる隅部に形成された後退部12kに設置され、残りの基板が前記冷蔵庫上面後退面12a4に設置されている点である。他の構成要素は前記第4の実施の形態と同じなので説明を省略する。
図10の(a)は、本実施の形態における、冷蔵庫の運転制御をする制御基板60が、構成部品を三つのプリント基板に分けて実装してある基板61、62、63からなることを示している。基板63にはその構成部品自身の高さが最も高いもの及び該高さの最も高い構成部品関係の制御関係部品等が実装され、該基板63自身の大きさは、後述する冷蔵庫の隅部に設けた後退部12kに収納できるだけの大きさ寸法となるように構成されている。そして、基板61は実装された構成部品の最大高さが最も低い基板であり、基板62は、実装された構成部品の最大高さが、基板61に実装された構成部品の最大高さと基板63に実装された構成部品の最大高さの間の高さのものである。
図10の(b)は、本実施の形態における固定部材66、67、68を示し、それぞれ前記基板61、62、63を保持して冷蔵庫の所定位置に固定するための固定部材である。固定部材66、67、68には、固定部材を相互に接続する接続手段66a、67a、68aが、各固定部材と一体若しくは別体にて形成されている。
図11に、本実施の形態における冷蔵庫の供用状態での姿勢における上部背面の角部を見た斜視図を示す。図において、冷蔵庫箱体の天井壁71と背面壁72とが交差する箱体の角部に設けられた冷蔵庫上面後退面12a4は、前述した基板62をその固定部品67と共に収納する大きさに構成され、基板62が固定部品67を介して固定されている。冷蔵庫箱体の天井壁71と背面壁72及び側壁73とが交差する箱体の角部の一部である箱体の隅部に設けられた後退部12kは、前述した基板63をその固定部品68と共に収納する大きさに構成され、基板63が固定部品68を介して後退部平坦面12k1に固定されている。冷蔵庫上面12a2には前述した基板61が固定部品66を介して固定されている。
本実施の形態によれば、箱体の中でもその構造上最も断熱材の厚い箇所に設けられた後退部12kに、高さの最も高い構成部品を実装した基板63が設置されるので、該部の断熱材厚さがあまり薄くならず、該部からの熱漏洩量の少ない省エネ上有利な冷蔵庫を提供できる。また、三つの基板のうち、実装された構成部品の最大高さが中間の高さである基板62を箱体の前記角部に設けられた冷蔵庫上面後退面12a4に設置するので、冷蔵庫上面後退面12a4の冷蔵庫上面12a2との段差を比較的小さくでき、該部の断熱材厚さを確保し易くなるので、冷蔵庫の省エネ上有利な冷蔵庫を提供できる。
本発明の第1の実施の形態を示す縦断面図である。 本発明の第1の実施の形態における部分の詳細を示す斜視図である。 図1におけるA部を拡大して示す断面図である。 箱体の角部の断熱材の厚さを示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態を示す縦断面図である。 本発明の第3の実施の形態を示す縦断面図である。 本発明の第3の実施の形態における部分の詳細を示す断面図である。 本発明の第4の実施の形態における部分の詳細を示す斜視図である。 本発明の第4の実施の形態を示す縦断面図である。 本発明の第5の実施の形態における部分の詳細を示す斜視図である。 本発明の第5の実施の形態を示す斜視図である。
符号の説明
12 箱体
12a 天井壁
12a2 冷蔵庫上面
12b 背面壁
12b2 冷蔵庫背面
12c 後退部
12c1 後退部傾斜面
12c2 後退部平坦面
12e 後退部
12f 後退部
12k 後退部
13 外箱
14 内箱
15 断熱材
16 固定部材
16a 係止部
16b ストッパー
17 固定部材
17a 係止部
20 制御基板
21 基板
21a プリント基板
21b1〜21b3 基板の構成部品
21c 穴
22 接続手段23 基板
23a プリント基板
23b1〜23b3 基板の構成部品
23c 穴
25 カバー

Claims (7)

  1. それぞれ断熱材を内装した天井壁と背面壁を備えてなる冷蔵庫の箱体と、前記冷蔵庫を制御する制御基板とを有してなり、前記制御基板はそれぞれ構成部品が実装された複数の基板に分割され、前記複数の基板のうち、最も高さの高い構成部品が実装された基板が、前記天井壁と背面壁が交わる角部の外面を内側に後退させて形成されている後退部に設置され、他の基板は前記後退部以外の冷蔵庫上面もしくは背面に設置されている冷蔵庫。
  2. それぞれ断熱材を内装した天井壁と背面壁を備えてなる冷蔵庫の箱体と、前記冷蔵庫を制御する制御基板とを有してなり、前記制御基板はそれぞれ構成部品が実装された複数の基板に分割され、前記複数の基板のうち、実装された構成部品の最大高さが最も低い基板が冷蔵庫上面もしくは背面に設置され、他の基板は前記天井壁と背面壁が交わる角部の外面を内側に後退させて形成されている後退部に設置されている冷蔵庫。
  3. 請求項2に記載の冷蔵庫において、前記後退部が、一端が冷蔵庫背面につながる平坦面と、一端が前記平坦面に、他端が冷蔵庫上面につながる傾斜面とを備えて形成され、後退部に設置されている基板のうち、最も高さの高い構成部品を実装した基板が前記平坦面に、他の基板が前記傾斜面に、それぞれ設置されていることを特徴とする冷蔵庫。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項記載の冷蔵庫において、前記複数の基板に、基板相互を接続する接続手段が設けられていることを特徴とする冷蔵庫。
  5. 請求項4に記載の冷蔵庫において、前記接続手段が、基板相互間を電気的に接続する配線であることを特徴とする冷蔵庫。
  6. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の冷蔵庫において、前記複数の基板はそれぞれ個別に固定部材を介して前記冷蔵庫上面、若しくは後退部、若しくは冷蔵庫背面に設置されており、前記固定部材は相互に、固定部材と一体もしくは別体の係止具により接続されていることを特徴とする冷蔵庫。
  7. 請求項6に記載の冷蔵庫において、前記係止具は、接続する基板の底面が相互になす角度を変えられるように構成されていることを特徴とする冷蔵庫。
JP2004297752A 2004-10-12 2004-10-12 冷蔵庫 Expired - Fee Related JP4301135B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004297752A JP4301135B2 (ja) 2004-10-12 2004-10-12 冷蔵庫
CN 200510108288 CN1760610A (zh) 2004-10-12 2005-10-10 冰箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004297752A JP4301135B2 (ja) 2004-10-12 2004-10-12 冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006112658A true JP2006112658A (ja) 2006-04-27
JP4301135B2 JP4301135B2 (ja) 2009-07-22

Family

ID=36381316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004297752A Expired - Fee Related JP4301135B2 (ja) 2004-10-12 2004-10-12 冷蔵庫

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4301135B2 (ja)
CN (1) CN1760610A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009228917A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
JP2015049587A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 サンデン株式会社 自動販売機用のフラップ及び該フラップを備えた自動販売機
CN113686076A (zh) * 2020-05-18 2021-11-23 东芝生活电器株式会社 冰箱
JP7481163B2 (ja) 2020-05-18 2024-05-10 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104296494B (zh) * 2014-10-13 2018-01-16 合肥美的电冰箱有限公司 冰箱
CN105627668B (zh) * 2015-12-25 2018-05-29 青岛海尔股份有限公司 冰箱
CN116255768A (zh) * 2021-12-09 2023-06-13 博西华电器(江苏)有限公司 制冷器具

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59152385U (ja) * 1983-03-31 1984-10-12 三洋電機株式会社 貯蔵庫
JPS6370086A (ja) * 1986-09-10 1988-03-30 三菱電機株式会社 インバ−タ冷蔵庫等の電気部品取付構造
JPS6357490U (ja) * 1986-10-02 1988-04-16
JPS6357489U (ja) * 1986-10-02 1988-04-16
JPS646690A (en) * 1987-06-26 1989-01-11 Matsushita Refrigeration Refrigerator
JPH01136866U (ja) * 1988-03-11 1989-09-19
JPH0587443A (ja) * 1991-09-26 1993-04-06 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
JP2002195745A (ja) * 2000-12-21 2002-07-10 Sharp Corp 冷蔵庫

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59152385U (ja) * 1983-03-31 1984-10-12 三洋電機株式会社 貯蔵庫
JPS6370086A (ja) * 1986-09-10 1988-03-30 三菱電機株式会社 インバ−タ冷蔵庫等の電気部品取付構造
JPS6357490U (ja) * 1986-10-02 1988-04-16
JPS6357489U (ja) * 1986-10-02 1988-04-16
JPS646690A (en) * 1987-06-26 1989-01-11 Matsushita Refrigeration Refrigerator
JPH01136866U (ja) * 1988-03-11 1989-09-19
JPH0587443A (ja) * 1991-09-26 1993-04-06 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
JP2002195745A (ja) * 2000-12-21 2002-07-10 Sharp Corp 冷蔵庫

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009228917A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
JP4695663B2 (ja) * 2008-03-19 2011-06-08 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫
JP2015049587A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 サンデン株式会社 自動販売機用のフラップ及び該フラップを備えた自動販売機
CN113686076A (zh) * 2020-05-18 2021-11-23 东芝生活电器株式会社 冰箱
JP7481163B2 (ja) 2020-05-18 2024-05-10 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫
JP7481162B2 (ja) 2020-05-18 2024-05-10 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫
CN113686076B (zh) * 2020-05-18 2024-05-31 东芝生活电器株式会社 冰箱

Also Published As

Publication number Publication date
CN1760610A (zh) 2006-04-19
JP4301135B2 (ja) 2009-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7369415B2 (en) Multilayer electronic circuit device
US10244645B2 (en) Electronic control unit with a housing stabilizing element and housing for electronic control unit
KR102552749B1 (ko) 기판 유닛과 기판 어셈블리 및 그것을 이용한 카메라 모듈
JP4407759B2 (ja) 電子制御装置
JP4301135B2 (ja) 冷蔵庫
CN109565943B (zh) 电气设备及电气设备系统
JP2007184206A (ja) 電子装置
JP2009302422A (ja) 半導体素子の取付構造
JP2005142215A (ja) 筐体の蓋の変形防止構造
US11637395B2 (en) Socket structure
JP4501418B2 (ja) 電子制御装置
JP7293881B2 (ja) 電子制御装置
JPWO2018105086A1 (ja) 冷蔵庫の扉及びこの扉を備えた冷蔵庫
JP6121879B2 (ja) 制御ユニット
JP2005178474A (ja) 油封入機器と制御ユニットの取付構造
JP2017174992A (ja) 電子制御ユニット
EP1542521B1 (en) An electronic device
JP2007324223A (ja) 発熱素子の取付構造
JP2021069217A (ja) インバータ装置
JP2008059804A (ja) 電子制御装置
JP6999866B1 (ja) 電力変換装置
JP2010276225A (ja) 冷蔵庫
JP4825248B2 (ja) 電子制御装置
JP7251971B2 (ja) 電子制御装置
JP2007234549A (ja) 電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20060911

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060915

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090324

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090413

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120501

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4301135

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130501

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees