JP2006112462A - 変速機の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両のアクセルペダルの反力の大きさが変更されることにより運転者に警報が発せられるに際して、運転者が意図していない変速が行われることが抑制される。
【解決手段】車両のアクセルペダル113から運転者に与えられる力が変えられることにより運転者に警報が発せられるに際して、変速機10を制御する変速機の制御装置であって、前記警報の発生に際してアクセルペダルから運転者に与えられる力が変えられたときには、前記運転者に与えられる力が変えられていないときに比べて、前記変速機が変速され難くなるように前記変速機を制御する。上記において、前記運転者に与えられる力が変えられたときには、前記運転者に与えられる力が変えられていない状態から変わる過渡状態、前記運転者に与えられる力が変わっている定常状態、及び前記警報の発生の終了に際して前記運転者に与えられる力が前記変えられていない状態に復帰した状態が含まれる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、変速機の制御装置に関し、特に、車両のアクセルペダルの反力の大きさが変更されることにより運転者に警報が発せられるに際して、変速機を制御する変速機の制御装置に関する。
特開平10−166890号公報(特許文献1)には、アクセルペダルの操作量を検出する操作量検出手段と、アクセルペダルの操作反力の大きさを可変設定する操作反力可変設定手段と、この操作反力可変設定手段の動作を制御する主制御部と、前方車両との車間距離を検出する車間距離検出手段とを備えた警報装置が開示されている。その警報装置では、主制御部が、車間距離検出手段の出力に基づいて、操作反力可変設定手段を可変制御する操作反力可変制御機能を有する。
特開平10−166890号公報
AT車では、通常、エンジン負荷(アクセル開度又はスロットル開度)と車速に基づいて、変速段が切り替えられる。このことから、アクセルペダルの反力が変更されたり、アクセルペダルの反力が変動(振動)すると、運転者が意図していない変速が発生し、違和感を生じる場合がある。
アクセルペダルから運転者に与える力を変更させて警報を発する場合において、運転者が意図していない変速が行われることが抑制されることが望まれている。
本発明の目的は、車両のアクセルペダルの反力の大きさが変更されることにより運転者に警報が発せられるに際して、運転者が意図していない変速が行われることが抑制されるように変速機を制御する変速機の制御装置を提供することである。
本発明の変速機の制御装置は、車両のアクセルペダルから運転者に与えられる力が変えられることにより運転者に警報が発せられるに際して、変速機を制御する変速機の制御装置であって、前記警報の発生に際してアクセルペダルから運転者に与えられる力が変えられたときには、前記運転者に与えられる力が変えられていないときに比べて、前記変速機が変速され難くなるように前記変速機を制御することを特徴としている。
本発明の変速機の制御装置において、前記運転者に与えられる力が変えられたときには、前記運転者に与えられる力が変えられていない状態から変わる過渡状態、前記運転者に与えられる力が変わっている定常状態、及び前記警報の発生の終了に際して前記運転者に与えられる力が前記変えられていない状態に復帰した状態が含まれることを特徴としている。
本発明の変速機の制御装置は、車両のアクセルペダルから運転者に与えられる力が変えられることにより運転者に警報が発せられるに際して、変速機を制御する変速機の制御装置であって、前記警報の発生に際してアクセルペダルから運転者に与えられる力が変えられた状態から前記運転者に与えられる力が変えられていない状態に復帰した時点から、前記復帰した時点の後、所定時間が経過した時点までの間は、前記運転者に与えられる力が変えられた状態になる前、又は、前記所定時間が経過した後に比べて、前記変速機が変速され難くなるように前記変速機を制御することを特徴としている。
本発明によれば、運転者が意図していない変速が行われることが抑制されることができる。
以下、本発明の変速機の制御装置の一実施形態につき図面を参照しつつ詳細に説明する。
(第1実施形態)
本実施形態の目的は、車両のアクセルペダルの反力の大きさが変更されることにより運転者に警報が発せられるに際して、運転者が意図していない変速が行われることが抑制されるように変速機を制御する変速機の制御装置を提供することである。
以下に、車両のアクセルペダルの反力の大きさが変更されることにより運転者に警報が発せられるに際して、運転者が意図していない変速が行われるケース(1)〜(4)について説明する。
(1) 例えば、警報の発生に際して、アクセルペダルの反力が増大するように変化している場合において、運転者がそのアクセルペダルの反力に抗してアクセルペダルを踏んでいるときに、警報の終了等に伴いアクセルペダルの反力が元の状態に復帰する(相対的に減少する)と、相対的にアクセルペダルから運転者に与えられる力が弱くなり、運転者はアクセルペダルを踏み込み過ぎてしまい、変速線図のダウン点を横切って、変速機がパワーダウンシフトする場合がある。
(2) または、アクセルペダルの反力の増大によって、相対的にアクセルペダルから運転者に与えられる力が強くなり、運転者が意図していないにも関わらず、アクセルペダルの位置が手前に戻されると、変速線図のアップ点を横切って、変速機はオフアップする場合がある。
(3) また、アクセルペダルの反力が変動(振動)している場合において、運転者がそのアクセルペダルの振動に抗して、アクセルペダルを踏んでいるときに、アクセルペダルの反力が一時的に又は完全に元の状態に戻る(ないしは振動が停止する)と、相対的にアクセルペダルから運転者に与えられる力が弱くなり、上記(1)と同様に、運転者はアクセルペダルを踏み込み過ぎてしまい、変速機がパワーダウンシフトする場合がある。
(4) また、アクセルペダルの反力の変動(振動)によって、相対的にアクセルペダルから運転者に与えられる力が強くなり、運転者が意図していないにも関わらず、アクセルペダルの位置が手前に戻されると、上記(2)と同様に、変速機はオフアップする場合がある。
上記において、特に、パワーダウンシフトでは、ステップ的な駆動力の増加が発生するため、路面状態によっては車両安定性が悪化する可能性がある。
上記(2)、(4)のケースは、例えば、ステップ状に増大するように変化するアクセルペダルの反力の立ち上がり時(過渡状態、増大途中)において、アクセルペダルの位置が手前に戻されることにより、発生する場合がある。
上記(3)、(4)のケースは、アクセルペダルの反力が変動している(反力の変動が定常状態である)ときに、発生する場合がある。
上記(1)のケースは、アクセルペダルの反力が増大している状態から元の状態に復帰したときに、運転者がアクセルペダルを踏み込み過ぎてしまうことにより、発生する場合がある。
上記のような場合に、ハードウェアの制御により、運転者が意図していない変速が行われることが抑制されるようにすることが考えられるが、そうすると、複雑化・高コスト化は免れない。
図1から図4−2を参照して、第1実施形態について説明する。本実施形態では、先方のコーナを旋回するに先立って、そのコーナの大きさRとコーナの入口までの距離に基づいて、運転者に減速の必要性を報知する警報が発生するに際して、変速機が制御される。
本実施形態では、車両走行状態に基づいて、車両のアクセルペダルから運転者に与えられる力が変えられることにより運転者に警報が発せられるに際して、変速機を制御する変速機の制御装置であって、前記警報の発生に際してアクセルペダルから運転者に与えられる力が変えられたときには、前記運転者に与えられる力が変えられていないときに比べて、前記変速機が変速され難くなるように変速機が制御される。
上記において、前記運転者に与えられる力が変えられたときには、前記運転者に与えられる力が変えられていない状態から変わる過渡状態、前記運転者に与えられる力が変わっている定常状態、及び前記警報の発生の終了に際して前記運転者に与えられる力が前記変えられていない状態に復帰した状態が含まれる。これにより、上記(1)〜(4)のケースにおいて、運転者が意図していない変速が抑制される。
本実施形態の構成としては、以下に詳述するように、変速段ないしは変速比を変更可能な有段又は無段の変速機と、変速点(又は変速比)を制御する変速点制御手段と、車両走行状態(自車速、車間距離、先方のコーナRやコーナまでの距離など)を検出する車両走行状態検出手段と、アクセルの操作状況を判断するアクセル操作状況判断手段と、アクセルペダルの反力を変更制御するアクセル反力制御手段と、車両走行状態検出手段及びアクセル操作状況判断手段の出力に基づいて、アクセル反力制御手段を制御し、警告を行うとともに変速点制御手段を制御する手段とが前提となる。
図2において、符号10は有段の自動変速機、40はエンジン、200はブレーキ装置である。自動変速機10は、電磁弁121a、121b、121cへの通電/非通電により油圧が制御されて5段変速が可能である。図2では、3つの電磁弁121a、121b、121cが図示されるが、電磁弁の数は3に限定されない。電磁弁121a、121b、121cは、制御回路130からの信号によって駆動される。
アクセル開度センサ114は、アクセルペダル113の開度を検出する。エンジン回転数センサ116は、エンジン40の回転数を検出する。車速センサ122は、車速に比例する自動変速機10の出力軸120cの回転数を検出する。シフトポジションセンサ123は、シフトポジションを検出する。パターンセレクトスイッチ117は、変速パターンを指示する際に使用される。加速度センサ90は、車両の減速度(減速加速度)を検出する。
車間距離計測部100は、車両前部に搭載されたレーザーレーダーセンサ又はミリ波レーダーセンサなどのセンサを有し、前車との車間距離を計測する。相対車速計測部115は、ミリ波レーダーセンサなどのセンサを有し、前車と自車の相対車速を直接計測することができる。ここで、相対車速とは、(自車速−前車速)である。車間距離計測部100と相対車速計測部115は、単一の(同一の)ミリ波レーダーにより構成される。
ナビゲーションシステム装置95は、自車両を所定の目的地に誘導することを基本的な機能としており、演算処理装置と、車両の走行に必要な情報(地図、直線路、カーブ、登降坂、高速道路など)が記憶された情報記憶媒体と、自立航法により自車両の現在位置や道路状況を検出し、地磁気センサやジャイロコンパス、ステアリングセンサを含む第1情報検出装置と、電波航法により自車両の現在位置、道路状況などを検出するためのもので、GPSアンテナやGPS受信機などを含む第2情報検出装置等を備えている。
制御回路130は、アクセル開度センサ114、エンジン回転数センサ116、車速センサ122、シフトポジションセンサ123、加速度センサ90の各検出結果を示す信号を入力し、また、パターンセレクトスイッチ117のスイッチング状態を示す信号を入力し、また、ナビゲーションシステム装置95からの信号を入力し、車間距離計測部100、相対車速計測部115からの信号を入力する。
制御回路130は、周知のマイクロコンピュータによって構成され、CPU131、RAM132、ROM133、入力ポート134、出力ポート135、及びコモンバス136を備えている。入力ポート134には、上述の各センサ114、116、122、123、90からの信号、上述のスイッチ117からの信号、ナビゲーションシステム装置95、車間距離計測部100、相対車速計測部115からの信号が入力される。出力ポート135には、電磁弁駆動部138a、138b、138c、アクセル反力制御部139及びブレーキ制御回路230へのブレーキ制動力信号線L1が接続されている。ブレーキ制動力信号線L1では、ブレーキ制動力信号SG1が伝達される。
ROM133には、予め図1及び図3のフローチャートに示す動作(制御ステップ)が記述されたプログラムが格納されているとともに、図4−1及び図4−2に示す自動変速機10の変速段を変速するための変速マップ(変速線図)及び変速制御の動作(図示せず)が格納されている。制御回路130は、入力した各種制御条件に基づいて、自動変速機10の変速を行う。
ブレーキ装置200は、制御回路130からブレーキ制動力信号SG1を入力するブレーキ制御回路230によって制御されて、車両を制動する。ブレーキ装置200は、油圧制御回路220と、車両の車輪204、205、206、207に各々設けられる制動装置208、209、210、211とを備えている。各制動装置208、209、210、211は、油圧制御回路220によって制動油圧が制御されることにより、対応する車輪204、205、206、207の制動力を制御する。油圧制御回路220は、ブレーキ制御回路230により、制御される。
油圧制御回路220は、ブレーキ制御信号SG2に基づいて、各制動装置208、209、210、211に供給する制動油圧を制御することで、ブレーキ制御を行う。ブレーキ制御信号SG2は、ブレーキ制動力信号SG1に基づいて、ブレーキ制御回路230により生成される。ブレーキ制動力信号SG1は、自動変速機10の制御回路130から出力され、ブレーキ制御回路230に入力される。ブレーキ制御の際に車両に与えられるブレーキ力は、ブレーキ制動力信号SG1に含まれる各種データに基づいてブレーキ制御回路230により生成される、ブレーキ制御信号SG2によって定められる。
ブレーキ制御回路230は、周知のマイクロコンピュータによって構成され、CPU231、RAM232、ROM233、入力ポート234、出力ポート235、及びコモンバス236を備えている。出力ポート235には、油圧制御回路220が接続されている。ROM233には、ブレーキ制動力信号SG1に含まれる各種データに基づいて、ブレーキ制御信号SG2を生成する際の動作が格納されている。ブレーキ制御回路230は、入力した各制御条件に基づいて、ブレーキ装置200の制御(ブレーキ制御)を行う。
まず、図2から図4−2を参照して、本実施形態の第1動作例について説明する。
ここでは、自車が先方のコーナに進入するに際して、現時点の自車速が高くコーナまでの距離が近いことから、減速が必要であると判定された場合に、アクセルペダル113の反力を制御して、アクセルペダル113から運転者に与える力を制御することにより運転者に警報を発生するに際して、変速機を制御する動作について説明する。
図4−1に示す変速線図は、通常時に使用される通常変速線図である。図4−1に示すように、アクセル開度と車速に基づいて、アップ線(アップ点)を超えたときに自動変速機10の変速段がアップシフトされ、ダウン線(ダウン点)を超えたときにダウンシフトされる。図4−2に示す変速線図は、後述するように、アクセルペダル113の反力が増大又は変動するように制御され(図3のステップS40)、運転者に対して警告が出されたときに使用される補正変速線図である。
図4−2及び図4−1に示すように、補正変速線図では、通常変速線図に比べて、ダウン点が高負荷側に設定され、また、アップ点が低負荷側に設定されている。即ち、補正変速線図では、通常変速線図に比べて、同じ車速であるときに、自動変速機10がダウンシフトされるには、アクセル開度がより大きな値に変化する必要があり、アップシフトされるには、アクセル開度がより小さな値に変化する必要がある。
これにより、アクセルペダル113の反力が増大又は変動するように制御されているときに(図3のステップS40)、補正変速線図が使用されると(ステップS50)、上記(1)又は(3)のケースとして上述したように、運転者がアクセルペダル113を踏込み過ぎた場合に相対的に自動変速機10がパワーダウンシフトし難くなる。また、アクセルペダル113の反力が増大又は変動するように制御されているときに(図3のステップS40)、補正変速線図が使用されると(ステップS50)、上記(2)又は(4)のケースとして説明したように、運転者が意図していないにも関わらず、アクセルペダル113の位置が手前に戻された(アクセル開度が小さくされた)ときに、自動変速機10が相対的にオフアップし難くなる。
これらのことから、アクセルペダル113から運転者に与える力を変更させて警報が発せられるに際して、変速機を制御する変速機の制御装置において、運転者が意図していない変速が行われることが抑制される。以下、図3を参照して、具体的な動作について説明する。
[ステップS10]
ステップS10では、制御回路130がナビゲーションシステム装置95から入力したデータに基づいて、先方にコーナがあるか否かが判定される。その判定の結果、先方にコーナがあると判定されれば(ステップS10−Y)、ステップS20に進み、そうではないと判定されれば(ステップS10−N)、ステップS60に進む。
[ステップS20]
ステップS20では、制御回路130により、アクセル開度センサ114からの信号に基づいて、アクセルが非全閉(ON)の状態か否かが判定される。ステップS20の結果、アクセルが非全閉の状態であると判定されれば(ステップS20−Y)、ステップS30に進む。アクセルが非全閉である場合(ステップS20−Y)に、運転者に減速操作を促すべく、本実施形態の警告を行う可能性がある。一方、アクセルが非全閉の状態であると判定されなければ(ステップS20−N)、ステップS60に進む。
[ステップS30]
ステップS30では、制御回路130により、必要減速度が計算により求められ、その必要減速度が設定値よりも大きいか否かが判定される。必要減速度は、先方のコーナを予め設定された所望の旋回Gで旋回するために(所望の車速でコーナに進入するために)必要とされる減速度である。必要減速度については、図5を参照して後述する。
ステップS30の判定に際して判定基準となる上記設定値は、上記ステップS10で検出された先方のコーナを旋回するに際して、そのコーナを安全に旋回することが可能な可能性を判定するためのものである。即ち、上記設定値は、そのコーナの半径又は曲率Rの大きさや、そのコーナまでの距離に基づいて設定される。必要減速度が上記設定値よりも大きい場合とは、現時点において今すぐにアクセルを戻してブレーキを踏まないと、そのコーナの旋回が困難な場合に対応する。
ステップS30の判定の結果、必要減速度が上記設定値よりも大きいと判定された場合(ステップS30−Y)には、ステップS40に進み、そうでない場合(ステップS30−N)には、ステップS60に進む。
[ステップS40]
ステップS40では、制御回路130のアクセル反力制御部139によりアクセルペダル113の反力が制御される。即ち、ステップS40において、アクセル反力制御部139は、アクセルペダル113の反力が増大するように制御する。または、これに代えて、アクセル反力制御部139は、アクセルペダル113の反力が変動(振動)するように制御する。これにより、アクセルペダル113から運転者に与えられる力が変更され、運転者に対して警告/警報(コーション)が出され、運転者に減速操作(アクセルオフ→ブレーキオン)が促される。この場合、アクセルペダル113の反力の制御以外の方法を併用して、運転者に対する警告を出してもよい。ステップS40の次に、ステップS50が行われる。
[ステップS50]
ステップS50では、制御回路130により、自動変速機10の変速点が補正される。即ち、ステップS50において、制御回路130では、自動変速機10の変速線図として、補正変速線図(図4−2)が使用される。
上述したように、アクセルペダル113の反力が増大又は変動するように制御されているときに(ステップS40)、補正変速線図が使用されると(ステップS50)、以下の効果が得られる。即ち、ステップS40により、アクセルペダル113から運転者に与えられる力が変更されたことの影響を受けて、運転者が意図しているよりもアクセルペダル113を踏込み過ぎた場合であっても、相対的にパワーダウンシフトし難くなる。同様に、ステップS40により、アクセルペダル113から運転者に与えられる力が変更されたことの影響を受けて、運転者が意図していないにも関わらず、アクセルペダル113の位置が手前に戻された(アクセル開度が小さくされた)ときであっても、相対的にオフアップし難くなる。ステップS50の次に、本制御フローはリセットされる。
[ステップS60]
ステップS60では、アクセル反力制御部139により、アクセルペダル113の反力が元の状態に復帰するように制御される。即ち、ステップS60において、アクセル反力制御部139は、上記ステップS40において開始した、アクセルペダル113の反力が増大するような制御、又はアクセルペダル113の反力が変動(振動)するような制御を停止する。これにより、アクセルペダル113の反力は、通常時(アクセルペダル113の反力の変更による警報を発生させていない時)の値となる。
なお、ステップS60では、アクセルペダル113の反力が増大又は変動するような制御が行われていない場合(上記ステップS40が実行されていない場合)には、そのままとされる。ステップS60の次に、ステップS70が行われる。
[ステップS70]
ステップS70では、制御回路130により、上記ステップS60が行われてから、所定時間が経過したか否かが判定される。その判定の結果、上記ステップS60が行われてから、所定時間が経過したと判定された場合(ステップS70−Y)には、ステップS80に進み、そうでない場合(ステップS70−N)には、本制御フローはリセットされる。そのリセットの後は、ステップS10、ステップS20、又はステップS30経由で、ステップS70が行われ、そのステップS60では、既にそれまでのサイクルの制御フローにおいてアクセルペダル113の反力の復帰が行われている場合には、そのままとされる。
ステップS70における上記所定時間の経過を待っている間に、ステップS10、ステップS20、又はステップS30が肯定的に判定されれば、再度、アクセルペダル113の反力が増大又は変動するように制御され(ステップS40)、自動変速機10の変速点が補正される(ステップS50)。
[ステップS80]
ステップS80において、制御回路130は、自動変速機10の変速点を復帰させる。即ち、ステップS80において、制御回路130では、自動変速機10の変速線図として、通常変速線図(図4−1)が使用される。なお、ステップS80では、自動変速機10の変速点が補正されていない場合(上記ステップS50が実行されていない場合)には、そのままとされる。ステップS80の次に、本制御フローはリセットされる。
上記ステップS70において、上記ステップS60が行われてから、上記所定時間が経過するまで(ステップS70−N)の間は、ステップS80が行われないため、自動変速機10の変速線図としては、引き続き、補正変速線図(図4−2)が使用される(ステップS50)。これにより、上記(1)又は(3)のケースとして説明したように、アクセルペダル113の反力が元の状態に戻り(ステップS60)、アクセルペダル113の反力が相対的に減少したと同時又は直後に、運転者がアクセルペダル113を踏込み過ぎてしまった場合であっても、自動変速機10がパワーダウンシフトする可能性を抑制することができる。
次に、図1を参照して、本実施形態の第2の動作例について説明する。
ここでは、自車の先方のコーナに進入するに際して、現時点の自車速が高くコーナまでの距離が近いことから、減速が必要であると判定された場合に、アクセルペダル113の反力を制御して、アクセルペダル113から運転者に与える力を制御することにより運転者に警報を発生する動作と、ブレーキ装置200のみを用いて減速制御を行う動作を連動させるに際して、変速機を制御する動作について説明する。
図5は、本実施形態の減速制御を説明するためのチャートである。図5には、第1及び第2制御実施境界線La、Lb、必要減速度401a、401b、道路形状上面視、アクセル開度301a、301b、アクセルペダルの反力305a、305b、車両に作用する減速度303、目標減速度304、ブレーキ制御量(ブレーキでの減速度)302が示されている。
図5において、横軸は距離を示しており、「道路形状上面視」に示すように、自車の先方のコーナ402は、符号Dの地点403から存在している。そのコーナ402を予め設定された所望の旋回Gで旋回するために、コーナ402の入口403において、コーナ402の半径(又は曲率)R405に対応した、目標車速406にまで減速されている必要がある。即ち、目標車速406は、コーナ402のR405に対応した値である。
第1制御実施境界線Laは、アクセルが全閉の状態ではないときに(図1のステップS10−N)、先方のコーナ402を安全に旋回できる可能性が低いと判定される(ステップS140−Y)ための基準線である。即ち、本実施形態において、アクセルペダル113の反力を制御して運転者に警告を与える制御の要否は、第1制御実施境界線Laに基づいて、判定される。その判定では、図5において、現在の車速とコーナ402の入口403までの距離との関係で、第1制御実施境界線Laよりも上方に位置すれば、アクセルペダル113の反力を制御して運転者に警告を与える制御が必要と判定され、第1制御実施境界線Laよりも下方に位置すれば、その制御は不要と判定される。
第1制御実施境界線Laは、現在の車速とコーナ402の入口403までの距離との関係で、今すぐにアクセルペダル113を戻して(全閉にして)ブレーキを踏まないとコーナ402を旋回困難である(コーナ402を所望の旋回Gで旋回できない)範囲に対応した線である。なお、第2制御実施境界線Lbの意味については後述する。
図5の符号Aの時点でアイドル接点がONになるとする。まず、符号Abが作動点であるとする。符号Abに対応する場所(時点)では、図示はしないが、アクセルがOFF(アクセル開度が全閉)の状態で、かつ符号302に示すように、ブレーキがOFF(ブレーキ力がゼロ)の状態である。
[ステップS10]
ステップS10では、制御回路130により、アクセル開度センサ114からの信号に基づいて、アクセルがOFFの状態(全閉)か否かが判定される。ステップS10の結果、アクセルがOFFの状態であると判定されれば、ステップS15に進む。アクセルが全閉である場合(ステップS10−Y)に、運転者に減速の意図があると判断されて、本実施形態の減速制御が行われる。一方、アクセルがOFFの状態であると判定されなければ、ステップS120に進む。本例では、上記のように、符号Abの位置(時点)にてアクセル開度がゼロ(全閉)とされているため、ステップS15に進む。
[ステップS15]
ステップS15では、制御回路130のアクセル反力制御部139により、アクセルペダル113の反力が元の状態に復帰するように制御される。即ち、ステップS15において、アクセル反力制御部139は、後述するステップS170において開始した、アクセルペダル113の反力が増大するような制御、又はアクセルペダル113の反力が変動(振動)するような制御を停止する。これにより、アクセルペダル113の反力は、通常時(アクセルペダル113の反力の変更による警報を発生させていない時)の値となる。
なお、ステップS15では、アクセルペダル113の反力が増大又は変動するような制御が行われていない場合(上記ステップS170が実行されていない場合)には、そのままとされる。
また、ステップS15において、制御回路130は、自動変速機10の変速点を復帰させる。即ち、ステップS15おいて、制御回路130では、自動変速機10の変速線図として、通常変速線図(図4−1)が使用される。なお、ステップS15では、自動変速機10の変速点が補正されていない場合(後述するステップS180が実行されていない場合)には、そのままとされる。ステップS15の次に、ステップS20が行われる。
[ステップS20]
ステップS20では、制御回路130により、フラグFがチェックされる。その結果、フラグFが0であればステップS30に進み、フラグFが1であればステップS70に進み、フラグFが2であればステップS80に進む。本制御フローが実行されたときに、最初は、フラグFが0であるので、ステップS30に進む。
[ステップS30]
ステップS30では、制御回路130により、必要減速度が計算により求められる。必要減速度は、先方のコーナを予め設定された所望の旋回Gで旋回するために(所望の車速でコーナに進入するために)必要とされる減速度である。図5において、符号Abの作動点についての必要減速度は、符号401bで示されている。図5において、必要減速度401bは、車速と、「車両G(車両に作用する減速度)」の2箇所に示されている。
上記ステップS10においてアクセルが全閉であると判定された符号Abの場所の車速から、コーナ402の入口403で要求される目標車速406まで減速するには、必要減速度401bで示すような減速が必要とされる。制御回路130は、車速センサ122から入力した現在の車速と、ナビゲーションシステム装置95から入力した、現在位置からコーナ402の入口403までの距離及びコーナ402のR405に基づいて、必要減速度401を算出する。必要減速度401bを示す信号は、ブレーキ制動力信号SG1として、制御回路130からブレーキ制動力信号線L1を介してブレーキ制御回路230に出力される。
なお、ステップS30では、制御回路130がナビゲーションシステム装置95から入力したデータに基づいて、先方にコーナが無いと判定すれば、必要減速度は求められない。ステップS30の次に、ステップS40が実行される。
[ステップS40]
ステップS40では、制御回路130により、例えば第2制御実施境界線Lbに基づいて、本例の減速制御の要否が判定される。その判定では、図5において、現在の車速とコーナ402の入口403までの距離との関係で、第2制御実施境界線Lbよりも上方に位置すれば、本減速制御が必要と判定され、第2制御実施境界線Lbよりも下方に位置すれば、本減速制御は不要と判定される。ステップS40の判定の結果、本減速制御が必要と判定された場合には、ステップS50に進み、本制御が不要と判定された場合には、本制御フローはリセットされる。
第2制御実施境界線Lbは、現在の車速とコーナ402の入口403までの距離との関係で、予め設定された通常制動による減速度を超えた減速度が車両に作用しない限り、コーナ402の入口403において目標車速406に到達できない(コーナ402を所望の旋回Gで旋回できない)範囲に対応した線である。即ち、第2制御実施境界線Lbよりも上方に位置する場合には、コーナ402の入口403において目標車速406に到達するためには、予め設定された通常制動による減速度を超えた減速度が車両に作用することが必要である。
そこで、第2制御実施境界線Lbよりも上方に位置する場合には、本実施形態のコーナRに対応した減速制御が実行されて(ステップS50)、減速度の増大によって、運転者によるブレーキの操作量がなくても、ないしは操作量が相対的に小さくても(フットブレーキを少ししか踏まなくても)、コーナ402の入口403において目標車速406に到達できるようにしている。
本実施形態の第2制御実施境界線Lbとしては、従来一般のコーナRに対応した変速点制御に使用される制御実施境界線がそのまま適用可能である。第2制御実施境界線Lbは、ナビゲーションシステム装置95から入力した、コーナ402のR405とコーナまでの距離を示すデータに基づいて、制御回路130により作成される。
本実施形態では、図5において、アクセル開度301がゼロとされた符号Abに対応する時点(場所)は、第2制御実施境界線Lbよりも上方に位置するため、本減速制御が必要と判定され(ステップS40−Y)、ステップS50に進む。
[ステップS50]
ステップS50では、制御回路130により、初期目標減速度が設定される。この初期目標減速度は、必要減速度401bに到達するまでの目標減速度である。図5においては、実減速度303が必要減速度401bに到達する場所(時点)(符号Cに対応する場所)までの実減速度303に一致する線304に対応している。即ち、初期目標減速度304は、符号Aに対応する場所から符号Cに対応する場所まで、スイープアップするように設定される。初期目標減速度304は、急激な制動によるショック・違和感を抑制するため、本減速制御の初期(図5の初期フェーズ)は徐々に減速度を増大させるようにしている。ステップS50の次に、ステップS60が実行される。
[ステップS60]
ステップS60では、ブレーキのフィードバック制御がブレーキ制御回路230により実行される。ブレーキのフィードバック制御とは、目標減速度と実減速度303との偏差に応じてブレーキ力302を制御することを意味する。ここで、ステップS60における「目標減速度」には、ステップS50で求められた初期目標減速度304と、後述するステップS80で再度求められる目標減速度の両方が含まれる。
符号302に示すように、ブレーキのフィードバック制御は、符号Abに対応する場所(時点)にて開始される。即ち、符号Abに対応する場所(時点)から初期目標減速度304を示す信号がブレーキ制動力信号SG1として制御回路130からブレーキ制動力信号線L1を介してブレーキ制御回路230に出力される。ブレーキ制御回路230は、制御回路130から入力したブレーキ制動力信号SG1に基づいて、ブレーキ制御信号SG2を生成し、そのブレーキ制御信号SG2を油圧制御回路220に出力する。
油圧制御回路220は、ブレーキ制御信号SG2に基づいて、制動装置208、209、210、211に供給する油圧を制御することで、ブレーキ制御信号SG2に含まれる指示通りのブレーキ力(ブレーキ制御量302)を発生させる。
ステップS60のブレーキ装置200のフィードバック制御において、目標値は初期目標減速度304であり、制御量は車両の実減速度303であり、制御対象はブレーキ(制動装置208、209、210、211)であり、操作量はブレーキ制御量302である。車両の実減速度303は、加速度センサ90等により検出される。
即ち、ブレーキ装置200では、車両の実減速度303が初期目標減速度304となるように、ブレーキ制動力(ブレーキ制御量302)が制御される。
ステップS60のブレーキ制御は、上記の初期目標減速度304に対するフィードバック制御に代えて、スウィープ制御であってもよい。即ち、ブレーキ力を予め決められていた所定の勾配で増加させる(スウィープ制御)方法でもよい。図5の符号A〜Cに対応する場所(時点)において、ブレーキ力302が所定の勾配で増加し、それに伴い、現在の減速度303は増加し、Cに対応する時点にて、現在の減速度303が必要減速度401bに達するまで(ステップS70−Y)、ブレーキ力302は増加し続ける。
ステップS50の初期目標減速度304又はスウィープ制御の上記所定の勾配は、ブレーキ制御信号SG2の生成時に参照されるブレーキ制動力信号SG1によって定められる。上記所定の勾配は、ブレーキ制動力信号SG1に含まれる、本減速制御の開始時(図5の符号Abに対応する時点の直前)のアクセルの戻し速度、アクセルを戻す前の開度に基づいて変更されることができる。例えば、アクセル戻し速度又はアクセルを戻す前の開度が大きい場合には、上記勾配は大きくされることができる。また、ブレーキ制動力信号SG1に路面の摩擦係数μを示すデータを含ませることによって、例えば、路面の摩擦係数μが低い場合には、上記勾配は小さくされることができる。また、車速によって変更することも可能で車速が大きいほど大きくすることができる。
[ステップS70]
ステップS70では、制御回路130により、実減速度303が必要減速度401b以上になったか否かが判定される。その判定の結果、実減速度303が必要減速度401b以上であれば、ステップS80に進み、そうでなければ、ステップS200に進む。
本制御フローが実施された最初の段階では、実減速度303は必要減速度401b以上ではないため(ステップS70−N)、ステップS200でフラグFが1にセットされて、本制御フローはリセットされる。再度の制御フローでは、アクセルが全閉である場合(ステップS10−Y)には、フラグFが1であるので(ステップS20−1)、ステップS70に進み、ステップS70の条件が成立するまで繰り返される。
ステップS70の条件が成立したら(ステップS70−Y)、ステップS80に進む。図5では、符号Cに対応する時点で、実減速度303が必要減速度401b以上となっている。なお、ステップS70以降においても、ステップS60のブレーキ制御は、ステップS100にてブレーキ制御が終了するまで継続して実行される。
[ステップS80]
ステップS80では、制御回路130により、必要減速度401bが再計算により求められ、その求められた必要減速度401bに応じて、目標減速度が設定される。即ち、図5の符号Cに対応する場所(時点)以降は、実減速度303(初期目標減速度304)のスウィープアップ領域は終了する。
ステップS80において、制御回路130は、ステップS30と同様に、先方のコーナ402を予め設定された所望の旋回Gで旋回するために(所望の車速406でコーナ402に進入するために)必要とされる減速度として、必要減速度401bを求める。ステップS30の後に、減速制御(ブレーキ制御)が始まると(ステップS60)、車速や現在位置も変化するので、その変化に応じた必要減速度401bが再度求められる。
ステップS80では、目標減速度は、ステップS80において算出された必要減速度401bと同じ値又は近い値が設定される。一度、実減速度303が必要減速度401bに到達した後であるので(ステップS70−Y)、目標減速度が再計算された必要減速度401bと同じ又は近い値となり、急激な制動によるショック・違和感は相対的に少ないためである。
[ステップS90]
ステップS90では、制御回路130により、車両がコーナ402に進入したか否かが判定される。制御回路130は、ナビゲーションシステム装置95から入力した、車両の現在位置とコーナ402の入口403の位置を示すデータに基づいて、ステップS90の判定を行う。ステップS90の判定の結果、コーナ402に進入を開始した後であれば、ステップS100に進み、そうでない場合にはステップS210に進む。
本制御フローが実施された最初の段階では、車両はコーナ402に進入していないため(ステップS90−N)、ステップS210でフラグFが2にセットされて、本制御フローはリセットされる。再度の制御フローでは、アクセルが全閉である場合(ステップS10−Y)には、フラグFが2であるので(ステップS20−2)、ステップS80に進み、ステップS90の条件が成立するまで繰り返される。
ステップS90の条件が成立したら(ステップS90−Y)、ステップS100に進む。図5では、符号Dに対応する場所(時点)で、車両がコーナ402に進入している。
[ステップS100]
ステップS100では、制御回路130により、ブレーキ制御が終了される。車両がコーナ402に進入した後は、ブレーキによる制動力が車両に作用しない方が運転者にとって違和感が少ないためである。そのブレーキ制御の終了に際しては、ブレーキ力302がスウィープダウン(漸減)するように行われる。ブレーキ制御の終了は、ブレーキ制動力信号SG1によってブレーキ制御回路230に伝達される。図5では、コーナ進入が確認された場所(時点)(コーナ進入時点D)でブレーキ制御が終了されている。ステップS100の次には、ステップS110が行われる。
なお、上記においては、本減速制御が行われているときに運転者によりブレーキ操作が行われた場合の取り扱いには、触れていないが、運転者によりブレーキが操作されたときには、運転者によるブレーキ操作に従うことにし、ブレーキ制御が中止されるようにすることができる。
[ステップS110]
ステップS110では、制御回路130により、フラグFが0にセットされる。ステップS110の次には、本制御フローはリセットされる。
[ステップS120]
ステップS120では、制御回路130により、ブレーキ制御の終了指令が出力される。ステップS120は、アクセルが非全開であると判定されたときに(ステップS10−N)、行われるが、以下では、アクセルが非全開であると判定された状況ごとに分けて説明する。
まず、本制御フローが実施された最初の段階(本減速制御が実行されていない段階)、即ち、フラグFが0であるときに、アクセルが非全開であると判定された場合(ステップS10−N)について説明する。この場合、本制御(ブレーキ力の制御を含む)が開始されていないので、ステップS120では、ブレーキ制御を終了させるまでもなく、そのままの状態である。ステップS120に次いで、ステップS130にてフラグFがチェックされ、この場合にはフラグFは0であるので(ステップS130−0)、ステップS140以降に進む。ステップS140以降については、後述する。
次に、ステップS70又はステップS90にて、それぞれの条件が成立するのを待っている段階で、アクセルが踏まれて非全開であると判定された場合(ステップS10−N)について説明する。この場合、ブレーキ制御が終了され(ステップS120)、次いで、フラグFがチェックされ(ステップS130)、この場合にはフラグFは1又は2であるので(ステップS130−1or2)、フラグFが0にセットされてから(ステップS190)、本制御フローはリセットされる。一度、減速制御(ステップS60)が開始された後に、アクセルが踏込まれた場合であるため、ここでは運転者の意思を優先させて、減速制御を終了させるロジックとされている。
[ステップS140]
ステップS140は、減速制御が開始される前、即ちステップS70やステップS90の成立待ちではなくフラグFが0であるときであって(ステップS130−0)、アクセルが非全閉であるときに(ステップS10−N)、行われる。この場合の作動点を図5の符号Aaで示す点とする。ステップS140では、先方のコーナ402を安全に旋回できる可能性が判定される。その判定に際しては、上記第1制御実施境界線Laが使用される。
図5において、作動点Aaに関して、現在の車速とコーナ402の入口403までの距離との関係で、第1制御実施境界線Laよりも上方に位置すれば、アクセルペダル113の反力の制御による警告の発生が必要と判定され、第1制御実施境界線Laよりも下方に位置すれば、本警告の発生は不要と判定される。ステップS140の判定の結果、本警告の発生が必要と判定された場合(ステップS140−Y)には、ステップS150に進み、本警告の発生が不要と判定された場合(ステップS140−N)には、ステップS170に進む。
[ステップS150]
ステップS150では、上記図3のステップS40と同様に、制御回路130のアクセル反力制御部139によりアクセルペダル113の反力が制御される。即ち、アクセル反力制御部139は、アクセルペダル113の反力が増大するように、または、アクセルペダル113の反力が変動(振動)するように制御する。これにより、アクセルペダル113から運転者に与えられる力が変更され、運転者に対して警告/警報(コーション)が出される。ステップS150の次に、ステップS160が行われる。
[ステップS160]
ステップS160では、上記図3のステップS50と同様に、制御回路130により、自動変速機10の変速点が補正される。即ち、ステップS160において、制御回路130では、自動変速機10の変速線図として、補正変速線図(図4−2)が使用される。
上述したように、アクセルペダル113の反力が増大又は変動するように制御されているときに(ステップS150)、補正変速線図が使用されると(ステップS160)、以下の効果が得られる。即ち、ステップS150により、アクセルペダル113から運転者に与えられる力が変更されたことの影響を受けて、運転者が意図しているよりもアクセルペダル113を踏込み過ぎた場合であっても、相対的にパワーダウンシフトし難くなる。同様に、ステップS150により、アクセルペダル113から運転者に与えられる力が変更されたことの影響を受けて、運転者が意図していないにも関わらず、アクセルペダル113の位置が手前に戻された(アクセル開度が小さくされた)ときであっても、相対的にオフアップし難くなる。ステップS160の次に、本制御フローはリセットされる。
[ステップS170]
ステップS170では、上記図3のステップS60と同様に、アクセル反力制御部139により、アクセルペダル113の反力が元の状態に復帰するように制御される。即ち、ステップS170において、アクセル反力制御部139は、上記ステップS150において開始した、アクセルペダル113の反力が増大するような制御、又はアクセルペダル113の反力が変動(振動)するような制御を停止する。これにより、アクセルペダル113の反力は、通常時(アクセルペダル113の反力の変更による警報を発生させていない時)の値となる。
なお、ステップS170では、アクセルペダル113の反力が増大又は変動するような制御が行われていない場合(上記ステップS150が実行されていない場合)には、そのままとされる。ステップS170の次に、ステップS175が行われる。
[ステップS175]
ステップS175では、上記図3のステップS70と同様に、制御回路130により、上記ステップS170が行われてから、所定時間が経過したか否かが判定される。その判定の結果、上記ステップS170が行われてから、所定時間が経過したと判定された場合(ステップS175−Y)には、ステップS180に進み、そうでない場合(ステップS175−N)には、本制御フローはリセットされる。そのリセットの後は、ステップS10、ステップS120、ステップS130、ステップS140及びステップS170経由で、ステップS175が行われ、そのステップS170では、既にそれまでのサイクルの制御フローにおいてアクセルペダル113の反力の復帰が行われている場合には、そのままとされる。
ステップS175における上記所定時間の経過を待っている間に、ステップS10が肯定的に判定されれば、減速制御が行われる可能性があり(ステップS15以降)、ステップS140が肯定的に判定されれば、再度、アクセルペダル113の反力が増大又は変動するように制御され(ステップS150)、自動変速機10の変速点が補正される(ステップS160)。
[ステップS180]
ステップS180において、上記図3のステップS80と同様に、制御回路130は、自動変速機10の変速点を復帰させる。即ち、ステップS180において、制御回路130では、自動変速機10の変速線図として、通常変速線図(図4−1)が使用される。なお、ステップS180では、自動変速機10の変速点が補正されていない場合(上記ステップS160が実行されていない場合)には、そのままとされる。ステップS180の次に、本制御フローはリセットされる。
上記ステップS175において、上記ステップS170が行われてから、上記所定時間が経過するまで(ステップS175−N)の間は、ステップS180が行われないため、自動変速機10の変速線図としては、引き続き、補正変速線図(図4−2)が使用される(ステップS160)。これにより、上記(1)又は(3)のケースとして説明したように、アクセルペダル113の反力が元の状態に戻り(ステップS150)、アクセルペダル113の反力が相対的に減少したと同時又は直後に、運転者がアクセルペダル113を踏込み過ぎてしまった場合であっても、自動変速機10がパワーダウンシフトする可能性を抑制することができる。
図5の符号305aは、上記ステップS150において、アクセルペダル113の反力が増大するように制御された例を示しており、符号301aは、その場合のアクセル開度の例を示している。この例では、符号Bの時点でステップS150が開始され、アクセルペダル113の反力がステップ状に増大するように制御され、その反力の増大の影響を受けて、符号Bの時点よりも僅かに遅れて、アクセル開度301aが小さくなっている(アクセル開度301aが手前に戻されている)。その後、符号Cの時点でステップS170が行われ、アクセルペダル113の制御が終了すると、アクセルペダル113の反力305aは、元の(アクセルペダル113の反力の制御開始前の)状態の値に戻る。これにより、アクセルペダル113から運転者に与えられる力が相対的に小さくなるため、運転者は、アクセルペダル113を踏込み過ぎてしまい、アクセル開度301aは、急に大きくなっている。
上記の場合、アクセル開度301aは、アクセルペダル113の反力の制御が開始された時点(符号B)の直後や、その制御が終了した時点(符号C)の直後には、運転者の意図によらずに手前に戻されたり、アクセルペダル113が踏み込まれ過ぎたりするが、アクセルペダル113の反力の制御が開始された時点(符号B)から、その制御が終了した時点(符号C)の後、上記所定時間が経過するまでは、補正変速線図(図4−2)が使用されるため、オフアップやパワーダウンシフトが行われ難くなっている。これにより、アクセルペダル113の反力の制御が行われる場合において、運転者の意図によらない変速が行われ難くされている。
図5の符号305bは、上記ステップS150において、アクセルペダル113の反力が変動するように制御された例を示しており、符号301bは、その場合のアクセル開度の例を示している。この例では、符号Bの時点でステップS150が開始され、アクセルペダル113の反力が増減するように制御され、その反力の増減の影響を受けて、符号Bの時点よりも僅かに遅れて、アクセル開度301bが増減している。このアクセルペダル113の反力が増減するように制御された場合においても、運転者の意図によらず、アクセル開度が変化してしまう可能性があるが、アクセルペダル113の反力の制御が開始された時点(符号B)から、その制御が終了した時点(符号C)の後、上記所定時間が経過するまでは、補正変速線図(図4−2)が使用されるため、オフアップやパワーダウンシフトが行われ難くなっている。
なお、上記実施形態では、アクセルペダル113の反力が制御されたときには(図3のステップS40、図1のステップ150)、変速点を操作することとしたが(図3のステップS50、図1のステップ160)、これに代えて、例えば、ダウンシフトの禁止又はアップシフトの禁止のようにロジック的な対応をとることも可能である(後述する第2実施形態においても同様)。この場合にあっても、アクセルペダル113から運転者に与えられる力が変更されたことの影響を受けて、運転者が意図していない変速が行われるのを抑制することができる。なお、本出願において、「変速が行われ難い」とは、例えば、変速点の操作(図3のステップS50、図1のステップ160)により、変速が行われ難い場合のみならず、変速が禁止される場合も含まれる。
また、上記実施形態では、コーナ制御を例にとって説明したが、本実施形態は、広く、車両走行状態に基づく制御に適用可能である(後述する第2実施形態においても同様)。例えば、自車の前方の前方車両との位置関係を適正にするための制御(追従制御が含まれる)や、自車の車速が法定速度や道路状況や交通状況や天候等に基づき設定された速度よりも高い場合に行われる制御のような、車速走行状態に基づく制御に適用可能である。この場合、自車の前方の前方車両との位置関係を適正にするための制御に際しては、車間距離計測部100や相対車速計測部115が使用され、相対車速や衝突時間に基づいて、アクセルペダル113の反力が制御されて、運転者に警報が発せられる。
更に、上記図1の実施形態では、減速制御がブレーキ装置200を用いて行われたが、上記ブレーキ装置200に代えて、パワートレーン系に設けたMG装置(モータジェネレータ)による回生ブレーキなどの他の、車両に制動力を生じさせる制動装置を用いても可能である。更に、減速制御は、ブレーキ装置200の作動と自動変速機10の協調制御により行われることができる。
(第2実施形態)
次に、図6を参照して、第2実施形態について説明する。
第2実施形態において、上記第1実施形態と同様の内容については、説明を省略し、相違点のみについて説明する。
図6は、上記図3に対応したものである。上記第1実施形態では、アクセルペダル113の反力の制御の開始時(図3のステップS40)からその制御の終了後所定時間経過時まで(図3のステップS70−Y)、運転者の意図によらないオフアップ及びパワーダウンシフトの両方が抑制されるように、アップ点とダウン点の両方の変速点が変更された(図3のステップS50、図4−2)。
これに対して、第2実施形態では、アクセルペダル113の反力の制御の終了時(図6のステップS50)からその制御の終了後所定時間経過時まで(ステップS70−Y)、運転者の意図によらないパワーダウンシフトのみが抑制されるように、ダウン点の変速点のみが変更される(ステップS60、ダウン点のみが変更された変速線図は図示せず)。
第2実施形態では、ステップS50において、アクセルペダル113の反力の制御の終了(図3のステップS60と同じ)が実行されたときに、パワーダウンシフトが抑制されるように、ダウン点のみが変更されるため(ステップS60)、アクセルペダル113の反力の制御の終了に伴い、アクセルペダル113の反力が相対的に減少することにより、運転者がアクセルペダル113を踏込み過ぎてしまうことによるパワーダウンシフトの抑制に効果的である。アクセルペダル113の反力の制御の終了後所定時間経過後は、アクセルペダル113の反力の制御の終了に伴い、運転者が意図によらずアクセルを踏込み過ぎてしまうことがなくなるため、ダウン点が元の状態に戻される(ステップS80)。
本発明の変速機の制御装置の第1実施形態の第2動作例を示すフローチャートである。 本発明の変速機の制御装置の第1実施形態の概略構成図である。 本発明の変速機の制御装置の第1実施形態の第1動作例を示すフローチャートである。 本発明の変速機の制御装置の第1実施形態で使用される通常変速線図を示す図である。 本発明の変速機の制御装置の第1実施形態で使用される補正変速線図を示す図である。 本発明の変速機の制御装置の第1実施形態の第2動作例を示す図である。 本発明の変速機の制御装置の第2実施形態の動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 自動変速機
40 エンジン
90 加速度センサ
95 ナビゲーションシステム装置
100 車間距離計測部
115 相対車速計測部
113 アクセルペダル
114 アクセル開度センサ
116 エンジン回転数センサ
122 車速センサ
123 シフトポジションセンサ
130 制御回路
131 CPU
133 ROM
139 アクセル反力制御部
200 ブレーキ装置
230 ブレーキ制御回路
301a、301b アクセル開度
302 ブレーキ力(自動ブレーキ)
303 現在の減速度
304 初期目標減速度
305a、305b アクセルペダルの反力
401a、401b 必要減速度
402 コーナ
403 入口
405 コーナR
406 目標車速
La 第1制御実施境界線
Lb 第2制御実施境界線
L1 ブレーキ制動力信号線
SG1 ブレーキ制動力信号
SG2 ブレーキ制御信号

Claims (3)

  1. 車両のアクセルペダルから運転者に与えられる力が変えられることにより運転者に警報が発せられるに際して、変速機を制御する変速機の制御装置であって、
    前記警報の発生に際してアクセルペダルから運転者に与えられる力が変えられたときには、前記運転者に与えられる力が変えられていないときに比べて、前記変速機が変速され難くなるように前記変速機を制御する
    ことを特徴とする変速機の制御装置。
  2. 請求項1記載の変速機の制御装置において、
    前記運転者に与えられる力が変えられたときには、前記運転者に与えられる力が変えられていない状態から変わる過渡状態、前記運転者に与えられる力が変わっている定常状態、及び前記警報の発生の終了に際して前記運転者に与えられる力が前記変えられていない状態に復帰した状態が含まれる
    ことを特徴とする変速機の制御装置。
  3. 車両のアクセルペダルから運転者に与えられる力が変えられることにより運転者に警報が発せられるに際して、変速機を制御する変速機の制御装置であって、
    前記警報の発生に際してアクセルペダルから運転者に与えられる力が変えられた状態から前記運転者に与えられる力が変えられていない状態に復帰した時点から、前記復帰した時点の後、所定時間が経過した時点までの間は、前記運転者に与えられる力が変えられた状態になる前、又は、前記所定時間が経過した後に比べて、前記変速機が変速され難くなるように前記変速機を制御する
    ことを特徴とする変速機の制御装置。
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