JP2007107705A - 車両用駆動力制御装置 - Google Patents

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Kunihiro Iwatsuki
邦裕 岩月
Kazuyuki Shiiba
一之 椎葉
Koichi Hara
弘一 原
Koyo Ikeda
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Abstract

【課題】自動車専用道路の本線に対して接続される接続道路を走行するに際して車両の駆動力を制御する場合に、運転者に対する違和感を抑制することが可能な車両用駆動力制御装置を提供すること。
【解決手段】自動車専用道路の本線に対して接続される接続道路を走行するに際して車両の駆動力を制御する車両用駆動力制御装置であって、前記車両が走行しようとしている道路又は走行している道路の勾配(S70)又は曲がり度合い(S50)、前記車両の車速(S20)、予め設定された基準点までの距離(S90)のうちの少なくともいずれか一つに基づいて、前記車両の駆動力を制御する。前記接続道路は、前記自動車専用道路の本線から退出するための道路であり、前記車両の運転者による減速意図が検出されたときに、前記車両の駆動力を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用駆動力制御装置に関し、特に、高速道路を含む自動車専用道路の本線に対して接続される接続道路を走行するに際して車両の駆動力を制御する車両用駆動力制御装置に関する。
特開平10−141491号公報(特許文献1)には、ナビゲーションシステムに記憶されている道路情報に基づき、高速道路から分岐するランプウエイでシフトダウン制御を行い、減速を補助する車両制御装置が開示されている。同装置において、ナビゲーション処理部は、道路情報から道路属性の異なる高速道路と一般道を接続するランプウエイを検出し、ランプウエイを含む制御区間内に進入したことを確認した上、車速と、アクセルオフ、ブレーキオン等の運転操作に基づき、運転者の減速の意志を確認し、変速段の上限値を決定する。
特開平10−141491号公報
例えば、高速道路を含む自動車専用道路の本線(以下、専用道路本線)からの退出や専用道路本線への合流に際して、専用道路本線に対して接続される接続道路を走行するときに、車両の駆動力を制御してドライバビリティの向上を図ることが求められている。このような接続道路の走行に際しての駆動力制御が行われる場合、状況によっては、必ずしも運転者の感覚と合致せず違和感を生ずる場合がある。
本発明の目的は、自動車専用道路の本線に対して接続される接続道路を走行するに際して車両の駆動力を制御する場合に、運転者に対する違和感を抑制することが可能な車両用駆動力制御装置を提供することである。
本発明の車両用駆動力制御装置は、自動車専用道路の本線に対して接続される接続道路を走行するに際して車両の駆動力を制御する車両用駆動力制御装置であって、前記車両が走行しようとしている道路又は走行している道路の勾配又は曲がり度合い、前記車両の車速、予め設定された基準点までの距離のうちの少なくともいずれか一つに基づいて、前記車両の駆動力を制御することを特徴としている。
本発明の車両用駆動力制御装置において、前記車両が走行しようとしている道路又は走行している道路の勾配又は曲がり度合い、前記車両の車速、前記基準点までの距離のうちの少なくともいずれか一つに基づいて、前記車両の駆動力を制御する際の制御量が可変となるように制御することを特徴としている。
本発明の車両用駆動力制御装置において、前記接続道路は、前記自動車専用道路の本線から退出するための道路であり、前記車両の運転者による減速意図が検出されたときに、前記車両の駆動力を制御することを特徴としている。
本発明の車両用駆動力制御装置において、前記接続道路は、前記自動車専用道路の本線に合流するための道路であり、前記車両の駆動力の制御として、前記車両に相対的に大きな駆動力が発生するように制御することを特徴としている。
本発明の車両の減速制御装置において、前記車両が前記接続道路を走行しているときに前記車両の駆動力を制御することを特徴としている。
本発明の車両用駆動力制御装置において、前記基準点までの距離が予め設定された所定値よりも小さいときに前記車両の駆動力を制御することを特徴としている。
本発明の車両用駆動力制御装置において、前記車両が走行しようとしている道路又は走行している道路の勾配が予め設定された所定値よりも小さいときに前記車両の駆動力を制御することを特徴としている。
本発明の車両用駆動力制御装置において、前記車両が走行しようとしている道路又は走行している道路の曲がり度合いが予め設定された所定値よりも小さいときに前記車両の駆動力を制御することを特徴としている。
本発明の車両用駆動力制御装置において、前記接続道路は、一般道、前記自動車専用道路に設けられた駐車エリア、又は他の前記自動車専用道路の本線に接続されていることを特徴としている。
本発明の車両用駆動力制御装置において、前記基準点は、前記接続道路の終点又は中間点、前記自動車専用道路の料金所、駐車エリア、若しくは、前記自動車専用道路の本線と前記接続道路との接続点の位置に基づいて設定されることを特徴としている。
本発明の車両用駆動力制御装置において、前記車両が走行しようとしている道路又は走行している道路の登坂勾配が予め設定された第1設定値よりも大きい場合には、前記道路の登坂勾配が前記第1設定値よりも大きくない場合に比べて前記車両に作用する減速度が小さくなるように前記制御量を制御することを特徴としている。
本発明の車両用駆動力制御装置において、前記車両が走行しようとしている道路又は走行している道路の降坂勾配が予め設定された第2設定値よりも大きい場合には、前記道路の降坂勾配が前記第2設定値よりも大きくない場合に比べて前記車両に作用する減速度が大きくなるように前記制御量を制御することを特徴としている。
本発明の車両用駆動力制御装置において、前記車両が走行しようとしている道路又は走行している道路の予め設定された基準点までの距離が予め設定された第1設定値よりも長い場合には、前記距離が前記第1設定値よりも長くない場合に比べて前記車両に作用する減速度が小さくなるように前記制御量を制御することを特徴としている。
本発明の車両用駆動力制御装置において、前記車両が走行しようとしている道路又は走行している道路の予め設定された基準点までの距離が予め設定された第2設定値よりも短い場合には、前記距離が前記第2設定値よりも短くない場合に比べて前記車両に作用する減速度が大きくなるように前記制御量を制御することを特徴としている。
本発明の車両用駆動力制御装置において、前記車両が走行しようとしている道路又は走行している道路の曲がり度合いが予め設定された設定値よりも大きい場合には、前記道路の曲がり度合いが前記設定値よりも大きくない場合に比べて前記車両に作用する減速度が大きくなるように前記制御量を制御することを特徴としている。
本発明の車両用駆動力制御装置において、前記駆動力の制御は前記車両の変速機の変速制御によって行われ、前記車両の車速が予め設定された前記第1設定値よりも高い場合には、前記車速が前記第1設定値よりも高くない場合に比べて前記変速機のダウンシフト量が少なくなるように前記制御量を制御することを特徴としている。
本発明の車両用駆動力制御装置において、前記駆動力の制御は前記車両の変速機の変速制御によって行われ、前記車両の車速が予め設定された前記第2設定値よりも低い場合には、前記車速が前記第2設定値よりも低くない場合に比べて前記変速機のダウンシフト量が多くなるように前記制御量を制御することを特徴としている。
本発明の車両用駆動力制御装置によれば、自動車専用道路の本線に対して接続される接続道路を走行するに際して車両の駆動力を制御する場合に、運転者に対する違和感を抑制することが可能となる。
以下、本発明の車両用駆動力制御装置の一実施形態につき図面を参照しつつ詳細に説明する。
以下に述べる実施形態は、高速道路を含む自動車専用道路の本線(以下、専用道路本線)からの退出や専用道路本線への合流に際して、専用道路本線に対して接続される接続道路を走行するときに、車両の駆動力を制御する車両用駆動力制御装置に関する。
ここで、接続道路とは、その一端側が専用道路本線に対して接続されるとともに、その他端側が[1]自動車専用道路以外の一般道路(第1及び第2実施形態)、[2]自動車専用道路に設けられた駐車エリア(第3実施形態)、又は、[3]他の専用道路本線(第4実施形態)に接続されている。自動車専用道路に設けられた駐車エリアに接続された接続道路は、自動車専用道路の一部ではあるが、自動車専用道路の本線ではなく支線である。同様に、他の専用道路本線に接続された接続道路は、自動車専用道路の支線を構成している。
(第1実施形態)
図1から図5を参照して、第1実施形態について説明する。
図3は、専用道路本線に接続された接続道路を模式的に示す平面図である。高速道路(専用道路本線)101と一般道路102との間に、接続道路103が接続されている。接続道路103は、高速道路101から一般道路102への退出路である。接続道路103は、高速道路101の退出分岐点Aから分岐するように設けられ、その終端位置(一般道路102の直前)に、高速道路101の料金所105が設けられている。
退出分岐点Aにて高速道路101から接続道路103に進入する際、アクセルOFFがなされると、変速機の高速段が規制(ダウンシフト)されて減速制御(駆動力制御:退出制御)がなされる。これにより減速が補助されてドライバビリティが向上する。
上記のような接続道路を走行するに際しての駆動力制御が行われた場合、接続道路によっては、必ずしも運転者の感覚と合致せず違和感を生ずる場合がある。
例えば、図4に示すように、接続道路203の距離、即ち高速道路101の退出分岐点Aから料金所105までの距離が非常に長い場合、運転者は、接続道路203の走行に際して、一旦車速調整等のためにアクセルOFFをすることで高速段が規制されたとすると、料金所105までずっと低速段で走行することになり、エンジン回転数の上昇に伴いエンジン音がうるさいという問題が生じる。この場合、たとえ、ある程度の車速に到達した時点でアップシフトを許可するように構成したとしても、そのアップシフトがなされるタイミングは、運転者の意図とは大きく異なる可能性が高い。
また、図5は、高速道路101の退出分岐点Aから先の接続道路303が登坂路であり(符号Bで示す点で高速道路101上を横切る)、その後に料金所105が設けられているケースを示している。この場合、接続道路303を走行するに際して、運転者がアクセルOFFをすることで高速段が規制されたとすると、減速度が過度に大きくなり、運転者に違和感を与えるという問題がある。
そこで、本実施形態では、登坂勾配が予め設定された所定値以下であり、かつ接続道路の基準点(例えば終点、本例では料金所)までの距離が予め設定された所定値以下の領域でのみ、接続道路を走行するに際しての駆動力制御が許可されるようにした。これにより、図4に示すケースにおいて、接続道路203の終点までの距離が所定値を超える場合には、接続道路203を走行するに際しての駆動力制御が行われないため、運転者に違和感を与えることが抑制される。同様に、図5に示すケースにおいて、接続道路303の登坂勾配が所定値を超える場合には、接続道路303を走行するに際しての駆動力制御が行われないため、運転者に違和感を与えることが抑制される。
本実施形態の構成としては、以下に詳述するように、(1)〜(6)の5つの構成を備えていることが前提となる。
(1)車両の減速度を制御可能な手段(変速段又は変速比、ないしはブレーキ、回生ブレーキ、電子制御スロットルなど)
(2)専用道路本線に対して接続された接続道路を走行するか否か、又は走行してしているか否かを判定可能な手段(ナビゲーションシステム装置又はカメラなど)
(3)接続道路の予め設定された基準点(終点を含む)までの距離を検出又は推定する手段
(4)接続道路の道路勾配を検出又は推定する手段
(5)運転者の減速意図(アクセルオフやブレーキオンなど)を検出可能な手段
(6)上記(2)〜(5)の判定結果(検出又は推定結果)に基づいて、上記(1)を制御可能な手段
図2において、符号10は6速の自動変速機、40はエンジンである。自動変速機10は、電磁弁121a、121b、121cへの通電/非通電により油圧が制御されて変速が可能である。図2では、3つの電磁弁121a、121b、121cが図示されるが、電磁弁の数は3に限定されない。電磁弁121a、121b、121cは、制御回路130からの信号によって駆動される。
スロットル開度センサ114は、エンジン40の吸気通路41内に配置されたスロットルバルブ43の開度を検出する。エンジン回転数センサ116は、エンジン40の回転数を検出する。車速センサ122は、車速に比例する自動変速機10の出力軸120cの回転数を検出する。シフトポジションセンサ123は、シフトポジションを検出する。パターンセレクトスイッチ117は、変速パターンを指示する際に使用される。加速度センサ90は、車両の減速度(減速加速度)を検出する。
ナビゲーションシステム装置95は、自車両を所定の目的地に誘導することを基本的な機能としており、演算処理装置と、車両の走行に必要な情報(地図、直線路、カーブ、登降坂、高速道路など)が記憶された情報記憶媒体と、自立航法により自車両の現在位置や道路状況を検出し、地磁気センサやジャイロコンパス、ステアリングセンサを含む第1情報検出装置と、電波航法により自車両の現在位置、道路状況などを検出するためのもので、GPSアンテナやGPS受信機などを含む第2情報検出装置等を備えている。
道路勾配計測・推定部118は、CPU131の一部として設けられることができる。道路勾配計測・推定部118は、加速度センサ90により検出された加速度に基づいて、道路勾配を計測又は推定するものであることができる。また、道路勾配計測・推定部118は、平坦路での加速度を予めROM133に記憶させておき、実際に加速度センサ90により検出した加速度と比較して道路勾配を求めるものであることができる。
制御回路130は、スロットル開度センサ114、エンジン回転数センサ116、車速センサ122、シフトポジションセンサ123、加速度センサ90の各検出結果を示す信号を入力し、また、パターンセレクトスイッチ117のスイッチング状態を示す信号を入力し、また、ナビゲーションシステム装置95からの信号を入力する。
制御回路130は、周知のマイクロコンピュータによって構成され、CPU131、RAM132、ROM133、入力ポート134、出力ポート135、及びコモンバス136を備えている。入力ポート134には、上述の各センサ114、116、122、123、90からの信号、上述のスイッチ117からの信号、ナビゲーションシステム装置95からの信号が入力される。出力ポート135には、電磁弁駆動部138a、138b、138cが接続されている。
ROM133には、予め図1のフローチャートに示す動作(制御ステップ)が記述されたプログラムが格納されているとともに、自動変速機10の変速段を変速するための変速マップ及び変速制御の動作(図示せず)が記述されたプログラムが格納されている。制御回路130は、入力した各種制御条件に基づいて、自動変速機10の変速を行う。
図1及び図2を参照して、本実施形態の動作を説明する。
ここでは、図3から図5に示したように、高速道路101からの退出路(接続道路)103、203、303を走行する場合について説明する。
[ステップS10]
ステップS10では、制御回路130により、自車両が走行しようとしている道路、又は自車両が走行している道路が退出路であるか否かが判定される。制御回路130は、ナビゲーションシステム装置95から入力した自車両の位置情報と道路情報に基づいて、このステップS10の判定を行う。
なお、制御回路130は、ナビゲーションシステム装置95からの情報に代えて、退出路の入口(退出分岐点A)近傍又は自車両内に設けられたカメラ(図示せず)による撮像結果に基づいて、ステップS10の判定を行うことができる。ステップS10の判定の結果、自車両が走行しようとしている道路が退出路であると判定された場合には、ステップS20に進み、そうでない場合にはステップS140に進む。
[ステップS20]
ステップS20において、制御回路130は、車速センサ122により検出された自車両の車速Vが予め設定された速度V1以下であるか否かを判定する。その判定の結果、自車速Vが速度V1以下である場合には、ステップS50に進み、そうでない場合には、ステップS30に進む。自車速Vが高い場合には、エンジンブレーキが大きく効くため、後述するステップS120における変速段の高速段規制(ダウンシフト制御)は不要であると考えられるためである。また、自車速Vが高い場合に高速段規制(ステップS120)が行われると、車両挙動が不安定になる可能性があるためである。
[ステップS50]
ステップS50において、制御回路130は、自車両が非旋回中であるか否かを判定する。その判定は、ナビゲーションシステム装置95から入力した信号(例えば走行中の道路の曲がり度合い)に基づいて、行うことができる。これに代えて、制御回路130は、自車両の操舵角に関する情報、ヨーレート、又は車両に作用する横加速度に基づいて、現在、自車両が非旋回中であるか否かの判定を行うことができる。
ステップS50の判定の結果、自車両が旋回中(コーナリング中)であると判定された場合には、ステップS60に進み、非旋回中であると判定された場合にはステップS70に進む。自車両が旋回中に変速段の高速段規制(ステップS120)を行うと、車両挙動が不安定になる可能性があるためである。
なお、ステップS50では、自車両が非旋回中であるか否かに加えて、自車両が走行しようとする道路の曲がり度合いが予め設定された所定値よりも小さいか(コーナの曲率半径が設定値よりも大きいか、コーナの曲率が設定値よりも小さいか)否かを判定し、自車両が非旋回中であり、かつ自車両が走行しようとする道路の曲がり度合いが予め設定された所定値よりも小さいときに、ステップS70に進むことができる。自車両が走行しようとする道路の曲がり度合いが予め設定された所定値よりも大きいときに変速段の高速段規制(ステップS120)を行うと、車両挙動が不安定になる可能性があるためである。
[ステップS70]
ステップS70において、制御回路130の道路勾配計測・推定部118は、自車両が走行している道路又は走行しようとしている道路の登坂勾配αが予め設定された所定値α1以下であるか否かを判定する。ここで、自車両が走行している道路又は走行しようとしている道路は、専用道路本線及び接続道路のいずれをも含むことができる。
ステップS70の判定の結果、自車両が走行している道路又は走行しようとしている道路の登坂勾配αが所定値α1以下である場合には、ステップS90に進み、そうでない場合にはステップS80に進む。
登坂勾配αが大きいときに変速段の高速段規制を行うと、減速度が過大となり、運転者に違和感を与えるためである。図5において、自車両が走行している道路又は走行しようとしている道路の登坂勾配αが所定値α1を超えている場合には、ステップS80に進み、原則として(後述するフラグF=0であれば)、変速段の高速段規制は行われないようになっている。
[ステップS90]
ステップS90において、制御回路130は、現在の自車両の位置又は退出分岐点Aから、退出路における予め設定された基準点までの距離Lが、予め設定された所定値L1以下であるか否かが判定される。本例では、上記基準点は退出路の終点近傍に設けられた料金所105の位置とする。また、本例では、現在の自車両の位置から料金所105までの距離、及び退出分岐点Aから料金所105までの距離のうちの小さい方の距離を上記距離Lとすることができる。
ステップS90の判定の結果、距離Lが所定値L1以下である場合にはステップS100に進み、そうでない場合にはステップS140に進む。距離Lが大きい場合に変速段の高速段規制(ステップS120)を行うと、長い距離をずっと低速段で走ることになり、エンジン音がうるさいという問題があるため、距離Lが所定値L1を超える場合には、変速段の高速段規制(ステップS120)を行わない。図4のケースでは、接続道路203において自車両の位置から料金所105までの距離Lが所定値L1よりも大きい場合には、ステップS140に進む。
[ステップS100]
ステップS100では、制御回路130により、スロットル開度センサ114からの信号に基づいて、アクセルがOFFの状態(全閉)か否かが判定される。ステップS100の結果、アクセルがOFFの状態であると判定されれば、ステップS120に進む。アクセルが全閉である場合(ステップS100−Y)に、運転者に減速の意図があると判断されて、本実施形態の減速制御が行われる。一方、アクセルがOFFの状態であると判定されなければ、ステップS110に進む。なお、ステップS100では、アクセルOFFに代えて、ブレーキONを検出することにより、運転者の減速意図を検出してもよい。
[ステップS120]
ステップS120では、制御回路130により、変速段の高速段規制が行われる。ステップS120が行われる前までは、原則として、車速Vとスロットル開度から変速段マップに基づいて決定された変速段になっているが、ステップS120が実行されると、予め設定された高速段が規制される。
例えば、予め設定された高速段が5速変速段であるケースでは、上記変速段マップに従って決定された変速段が5速以上である場合には、5速変速段が規制されて4速変速段にダウンシフト制御される。一方、上記変速段マップに従って決定された変速段が4速以下である場合には、5速変速段の規制(高速段規制)に影響されず、そのままの変速段とされる。
ステップS120において、高速段規制が行われた後の変速段が決定されると、制御回路130のCPU131から電磁弁駆動部138a〜138cにその変速段へのダウンシフト指令(変速指令)が出力される。ダウンシフト指令に応答して、電磁弁駆動部138a〜138cは、電磁弁121a〜121cを通電又は非通電にする。これにより、自動変速機10では、ダウンシフト指令に指示される変速が実行される。
なお、ステップS120では、上記変速段マップそのものを変更してもよい。即ち、ステップS120では、高速段規制がマップに反映された変速段マップに切り替えて使用し、車速Vとスロットル開度に基づいて、変速段を決定することができる。ここで、高速段規制がマップに反映された変速段マップとは、例えば、上記例と同様に、規制される高速段が5速変速段である場合、マップ内において、本来、車速とスロットル開度に従うと5速変速段以上であるべき領域の値が4速変速段になっているマップである。ステップS120の次には、ステップS130に進む。
[ステップS130]
ステップS130では、制御回路130により、フラグFが1にセットされる。フラグFが1であるとは、ステップS120による高速段規制が実行された状態を示している。一方、フラグFが0であるとは、ステップS120による高速段規制が実行されていない状態を示している。ステップS130の次に、本制御フローはリターンされる。
[ステップS140]及び[ステップS150]
上記ステップS10にて否定的に判定された場合には、ステップS140において、上記ステップS120で実行された高速段規制が解除される。または、上記ステップS120において、高速段規制がマップに反映された変速段マップに切り替えて使用された場合には、元の変速段マップに復帰させる。なお、上記ステップS120において高速段規制が実行されていない場合には、そのままとされる。ステップS140の次には、フラグFが0にセットされた後(ステップS150)、本制御フローはリターンされる。
[ステップS30]
上記ステップS20にて否定的に判定された場合には、ステップS30においてフラグFがチェックされる。その結果、フラグFが0である場合(上記ステップS120による高速段規制が実行されていない場合)には、上記ステップS140が実行される。一方、フラグFが1である場合(上記ステップS120による高速段規制が実行されている場合)には、ステップS40に進む。
[ステップS40]
ステップS40では、車速Vが予め設定された速度V2よりも高いか否かが判定される。その判定の結果、車速Vが速度V2よりも高い場合には、上記ステップS140に進み、そうでない場合にはステップS50に進む。速度V2は、上記ステップS20で用いられた速度V1よりも高い値に設定されている。
上記ステップS120の高速段規制が実行された後(フラグF=1)は、ハンチングの抑制のためヒステリシスが設定されており、車速Vが上記速度V1を超える場合であっても(ステップS20−N)上記速度V2以下の範囲内である場合(ステップS40−N)には、他の要件(ステップS50、ステップS70、ステップS90、ステップS100)を満たすことを条件に高速段規制(ステップS120)を継続して実行させるようにしている。
[ステップS60]
上記ステップS50にて否定的に判定された場合には、ステップS60にて、フラグFがチェックされ、その結果、フラグFが0である場合(上記ステップS120による高速段規制が実行されていない場合)には、上記ステップS140が実行される。一方、フラグFが1である場合(上記ステップS120による高速段規制が実行されている場合)には、ステップS70に進む。
高速段規制(ステップS120)の制御が開始された後であれば(ステップS60−1)、旋回中であっても(ステップS50−N)、車両の安定性が悪化する可能性は小さいため、高速段規制(ステップS120)の制御を復帰(ステップS140)させないようにしている。
[ステップS80]
上記ステップS70にて否定的に判定された場合には、ステップS80にて、フラグFがチェックされ、その結果、フラグFが0である場合(上記ステップS120による高速段規制が実行されていない場合)には、上記ステップS140が実行される。一方、フラグFが1である場合(上記ステップS120による高速段規制が実行されている場合)には、ステップS90に進む。
高速段規制(ステップS120)の制御が開始された後であれば(ステップS80−1)、登坂勾配αが予め設定された勾配α1を超えている場合であっても(ステップS70−N)、車両の減速度が過大となる可能性は小さいため、高速段規制(ステップS120)の制御を復帰(ステップS140)させないようにしている。
[ステップS110]
ステップS100において否定的に判定された場合には、ステップS110にて、フラグFがチェックされ、その結果、フラグFが0である場合(上記ステップS120による高速段規制が実行されていない場合)には、上記ステップS140が実行される。一方、フラグFが1である場合(上記ステップS120による高速段規制が実行されている場合)には、ステップS120に進む。
高速段規制(ステップS120)の制御が開始された後であれば(ステップS110−1)、一時的なアクセル操作があっても(ステップS100−N)、高速段規制(ステップS120)の制御を継続させることとしている。
上記説明した図1の制御フローによれば、その制御フローの実行が開始された直後の段階において、上記ステップS20〜ステップS90のいずれかのステップにおいて、否定的に判定されることにより変速段の高速段規制の制御(ステップS120)が実行されない場合であっても、その後、上記ステップS20〜ステップS90の全てにおいて肯定的に判定されれば、変速段の高速段規制の制御(ステップS120)が実行される。
即ち、例えば、図4の接続道路203において、料金所105までの距離Lが所定値L1を超えていた状態(ステップS90−N)から所定値L1以下になった場合(ステップS90−Y)には、その時点において変速段の高速段規制の制御(ステップS120)が実行される。同様に、例えば、図5の接続道路303において、登坂勾配αが所定値α1を超えていた状態(ステップS70−N)から所定値α1以下になった場合(ステップS70−Y)には、その時点において変速段の高速段規制の制御(ステップS120)が実行される。
本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
高速道路101からの退出に際して、登坂勾配αが予め設定された所定値α1以下であり(ステップS70−Y)、かつ接続道路(退出路103、203、303)の基準点(本例では料金所105)までの距離Lが予め設定された所定値L1以下(ステップS90−Y)の領域でのみ、接続道路103、203、303を走行するに際しての駆動力制御(ステップS120)が許可されるようにした。
これにより、図4に示すケースにおいて、接続道路203の基準点である料金所105までの距離が所定値L1を超える場合には、接続道路203を走行するに際しての駆動力制御(ステップS120)が行われないため、運転者に違和感を与えることが抑制される。同様に、図5に示すケースにおいて、接続道路303の登坂勾配αが所定値α1を超える場合には、接続道路303を走行するに際しての駆動力制御(ステップS120)が行われないため、運転者に違和感を与えることが抑制される。
なお、上記第1実施形態に係る上記退出制御において、図1の上記ステップS90の距離Lは、図3から図5の接続道路103、203、303の終点に位置する料金所105までの距離であったが、それに限定されるものではなく、接続道路において予め設定された基準点までの距離であればよい。例えば、高速道路からの退出路(接続道路)において、その終点に料金所が設置されることなく(高速道路に入るときに高速料金を前払いしている場合など)、そのまま一般道路と例えばT字路や交差点などで接続されている場合には、その一般道路との接続点が上記基準点に設定されることができる。
(第2実施形態)
次に、図6〜図9を参照して、第2実施形態について説明する。
第2実施形態において、上記第1実施形態と共通する部分についての説明は省略する。
図7から図9は、一般道路から高速道路への合流路(接続道路)を走行する場合について説明するための図である。
図7は、専用道路本線に接続された接続道路を模式的に示す平面図である。高速道路(専用道路本線)401と一般道路402との間に、接続道路403が接続されている。接続道路403は、一般道路402から高速道路401への合流路である。接続道路403は、一般道路402の合流分岐点Cから分岐するように設けられ、その終端位置(高速道路401の直前)に、高速道路401の料金所405が設けられている。
合流分岐点Cにて一般道路402から接続道路403に進入する際、アクセルOFFがなされると、変速機の高速段が規制(ダウンシフト)されて駆動力制御(合流制御)がなされる。これによって、大きな駆動トルクが与えられてドライバビリティが向上する。
上記のような接続道路を走行するに際しての駆動力制御が行われた場合、接続道路によっては、必ずしも運転者の感覚と合致せず違和感を生ずる場合がある。
例えば、図8に示すように、接続道路503の距離、即ち一般道路402の合流分岐点Cから料金所405までの距離が非常に長い場合、運転者は、接続道路503の走行に際して、一旦車速調整等のためにアクセルOFFをすることで高速段が規制されたとすると、料金所405までずっと低速段で走行することになり、エンジン回転数の上昇に伴いエンジン音がうるさいという問題が生じる。この場合、たとえ、ある程度の車速に到達した時点でアップシフトを許可するように構成したとしても、そのアップシフトがなされるタイミングは、運転者の意図とは大きく異なる可能性が高い。
また、図9は、一般道路402の合流分岐点Cから先の接続道路603が登坂路であり(符号Dで示す点で一般道路402上を横切る)、その後に料金所405が設けられているケースを示している。この場合、接続道路603を走行するに際して、運転者がアクセルOFFをすることで高速段が規制されたとすると、減速度が過度に大きくなり、運転者に違和感を与えるという問題がある。
そこで、本実施形態では、登坂勾配が予め設定された所定値以下であり、かつ接続道路の基準点(例えば終点、本例では料金所)までの距離が予め設定された所定値以下の領域でのみ、接続道路を走行するに際しての駆動力制御が許可されるようにした。これにより、図8に示すケースにおいて、接続道路503の終点までの距離が所定値を超える場合には、接続道路503を走行するに際しての駆動力制御が行われないため、運転者に違和感を与えることが抑制される。同様に、図9に示すケースにおいて、接続道路603の登坂勾配が所定値を超える場合には、接続道路603を走行するに際しての駆動力制御が行われないため、運転者に違和感を与えることが抑制される。
次に、図6を参照して、第2実施形態の動作について説明する。
[ステップSA10]
ステップSA10では、制御回路130により、自車両が走行しようとしている道路、又は自車両が走行している道路が合流路であるか否かが判定される。制御回路130は、ナビゲーションシステム装置95から入力した自車両の位置情報と道路情報に基づいて、このステップSA10の判定を行う。なお、制御回路130は、ナビゲーションシステム装置95からの情報に代えて、合流路の入口(合流分岐点C)近傍又は自車両内に設けられたカメラ(図示せず)による撮像結果に基づいて、ステップSA10の判定を行うことができる。ステップSA10の判定の結果、自車両が走行しようとしている道路が合流路であると判定された場合には、ステップSA20に進み、そうでない場合にはステップSA150に進む。
ステップSA20、ステップSA50、ステップSA70、ステップSA90及びステップSA110は、それぞれ、上記図1のステップS20、ステップS70、ステップS90、ステップS100及びステップS50に対応するため、その詳細な説明を省略するが、本実施形態においても、登坂勾配αが予め設定された勾配α2を超えている場合(ステップSA50−N)や、接続道路403、503、603の基準点(本例では終点:料金所405の位置)までの距離Lが予め設定された距離L2を超えている場合(ステップSA70−N)には、原則として、後述するステップSA130において高速段を規制する制御が行われない。運転者に違和感を与えないようにするためである。
[ステップSA80]
ステップSA80では、制御回路130により、現在の変速段が予め設定された規制変速段未満であるか否かが判定される。その判定の結果、肯定的に判定された場合には、ステップSA130に進み、そうでない場合にはステップSA90に進む。本例において、規制変速段は、6速変速段であるとする。
本実施形態のような合流制御の場合、車両の発進後で現在の変速段が規制変速段以上となっていれば、無条件に高速段を規制する制御(ステップSA130)を行うことは好ましくない。不意のダウンシフトによって運転者に違和感を与える可能性が高いからである。そのため、ステップSA80では、現在の変速段が規制変速段である場合には、所定の要件(ステップSA90及びステップSA110)を満たしたときのみ、高速段を規制する制御(ステップSA130)を行うこととしている。
[ステップSA90]、[ステップSA110]及び[ステップSA130]
上記現在の変速段が規制変速段未満ではない場合(ステップSA80−N)には、運転者がアクセルオフの状態であり(ステップSA90−Y)、かつ自車両が非旋回中である(ステップSA110−Y)場合に限り、高速段規制の制御(ステップSA130)を許可することとしている。運転者の減速意図が検出された場合(ステップSA90−Y)であって、非旋回中であれば(ステップSA110−Y)、高速段規制制御を行っても問題が生じないためである。
一方、上記現在の変速段が規制変速段未満である場合(ステップSA80−Y)には、ステップSA90及びステップSA110の判定を行うことなく、高速段規制の制御(ステップSA130)が実行される。なお、合流制御の場合のステップSA130では、高速段規制、低速段に変速しやすくする制御、高速段に変速されにくくする制御のいずれかを行うことによって、相対的に大きな駆動力が発生するようにすることができる。ここで、相対的に大きな駆動力が発生することには、正駆動力、被駆動力を含むものであり、被駆動力の場合には相対的に大きな減速度が発生することと等価である。
本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
高速道路101への合流に際して、登坂勾配αが予め設定された所定値α2以下であり(ステップSA50−Y)、かつ接続道路(合流路403、503、603)の基準点(本例では料金所405)までの距離Lが予め設定された所定値L2以下(ステップSA70−Y)の領域でのみ、接続道路403、503、603を走行するに際しての駆動力制御(ステップSA130)が許可されるようにした。
これにより、図8に示すケースにおいて、接続道路503の基準点である料金所405までの距離が所定値L2を超える場合には、接続道路503を走行するに際しての駆動力制御(ステップSA130)が行われないため、運転者に違和感を与えることが抑制される。同様に、図9に示すケースにおいて、接続道路603の登坂勾配αが所定値α2を超える場合には、接続道路603を走行するに際しての駆動力制御(ステップSA130)が行われないため、運転者に違和感を与えることが抑制される。
(第3実施形態)
図10を参照して、第3実施形態について説明する。
第3実施形態は、接続道路が専用道路本線と駐車エリア(パーキングエリア又はサービスエリア)とを接続する退出路又は合流路である場合である。
上記第1実施形態に係る退出制御において、図1の上記ステップS90の距離Lは、図3から図5の接続道路103、203、303の終点に位置する料金所105までの距離であったが、それに限定されるものではなく、接続道路において予め設定された基準点までの距離であればよい。
例えば、図10に示すように、高速道路600から退出してパーキングエリア又はサービスエリア602に進むための退出路601を考える。この場合、上記基準点は、例えば、退出路601の終点(パーキングエリア又はサービスエリア602の入口)Hに設定されることができる。このとき、現在の自車両の位置から退出路601の終点Hまでの距離、及び高速道路600からの退出分岐点Gから退出路601の終点Hまでの距離のうちの小さい方の距離を上記ステップS90における上記距離Lとすることができる。
また、上記第2実施形態に係る合流制御において、図6の上記ステップSA70の距離Lは、図7から図9の接続道路403、503、603の終点である料金所405までの距離であったが、それに限定されるものではなく、接続道路において予め設定された基準点までの距離であればよい。
例えば、図10に示すように、パーキングエリア又はサービスエリア602から高速道路600に合流するための合流路603を考える。この場合、上記基準点は、例えば、合流路603の終点(高速道路本線600への合流分岐点)Jに設定されることができる。このとき、現在の自車両の位置から合流路603の終点Jまでの距離、及びパーキングエリア又はサービスエリア602の出口Iから合流路603の終点Jまでの距離のうちの小さい方の距離を上記ステップS90における上記距離Lとすることができる。また、パーキングエリア又はサービスエリア602に入るときと、パーキングエリア又はサービスエリア602から高速道路600に合流するときのそれぞれの場合にあわせてパーキングエリア又はサービスエリア602と高速道路600との合流地点までの距離として制御を行ってもよい。
本実施形態によれば、接続道路が専用道路本線とパーキングエリア又はサービスエリアとを接続する退出路又は合流路である場合に、上記第1又は第2実施形態の効果と同等の効果を奏することができる。
(第4実施形態)
図11を参照して、第4実施形態について説明する。
第4実施形態は、接続道路が専用道路本線同士を接続する道路であるケースである。例えば、接続道路が高速道路同士を接続するジャンクションである場合である。
上記第1実施形態に係る退出制御において、図1の上記ステップS90の距離Lは、図3から図5の接続道路103、203、303の終点に位置する料金所105までの距離であったが、それに限定されるものではなく、接続道路において予め設定された基準点までの距離であればよい。例えば、図11に示すように、ある高速道路501と他の高速道路502同士を接続するジャンクション(接続道路)513の場合、上記基準点は、例えば、ジャンクション513の中間位置Eに設定されることができる。
この場合、現在の自車両の位置からジャンクション513の中間位置Eまでの距離、及び高速道路501からの退出分岐点Dから中間位置Eまでの距離のうちの小さい方の距離を上記ステップS90における上記距離Lとすることができる。中間位置Eは、高速道路501からの退出に際しての接続道路513の仮想的な終点として捉えることができ、これにより、上記第1実施形態の接続道路103、203、303の終点である料金所105と対応させて考えることができる。
また、上記第2実施形態に係る合流制御において、図6の上記ステップSA70の距離Lは、図7から図9の接続道路403、503、603の終点である料金所405までの距離であったが、それに限定されるものではなく、接続道路において予め設定された基準点までの距離であればよい。例えば、図11のジャンクション513の場合、上記基準点は、例えば、ジャンクション513における高速道路502への合流分岐位置Fに設定されることができる。
この場合、現在の自車両の位置からジャンクション513における高速道路502への合流分岐位置Fまでの距離、及び中間位置Eからジャンクション513における高速道路502への合流分岐位置Fまでの距離のうちの小さい方の距離を上記ステップSA70における上記距離Lとすることができる。中間位置Eは、高速道路502への合流に際しての仮想的な合流路の始点と捉えることができ、これにより、上記第2実施形態の接続道路403、503、603の始点である合流分岐点Cと対応させて考えることができる。また、ジャンクション513における高速道路502への合流分岐位置Fを高速道路502への合流に際しての仮想的な合流路の終点として捉えることができ、これにより、上記第2実施形態の接続道路403、403、403の終点である料金所405と対応させて考えることができる。
上記のように、第4実施形態では、高速道路501からの退出分岐点Dから中間位置Eまでの走行に際しては、高速道路501からの退出に対する退出制御が実行され、中間位置Eから高速道路502への合流分岐位置Fまでの走行に際しては、高速道路502への合流に対する合流制御が実行されることができる。また、ジャンクション513のうち、高速道路501からの退出分岐点Dから中間位置Eまでの領域は、高速道路501の支線と考えることができ、中間位置Eか高速道路502への合流分岐位置Fまでの領域は、高速道路502の支線と考えることができる。
本実施形態によれば、接続道路が専用道路本線同士を接続するジャンクションである場合に、上記第1又は第2実施形態の効果と同等の効果を奏することができる。
(第5実施形態)
第5実施形態では、上記第1から第4実施形態において、上記退出制御又は合流制御が行われるときの上記変速段の高速段規制の制御量が可変となるように制御される。即ち、
上記退出制御又は合流制御として上記変速段の高速段規制がなされる場合に、規制される高速段が一律に設定されてているのではなく、以下の[1]〜[4]のうちの少なくともいずれか一つに基づいて、上記変速段の高速段規制の際の制御量(規制される高速段)が可変となるように制御される。
[1]自車両が走行しようとしている道路(専用道路本線及び接続道路のいずれをも含む。以下同じ)又は走行している道路(専用道路本線及び接続道路のいずれをも含む。以下同じ)の道路勾配
[2]現在の自車両の位置若しくは退出分岐点又は合流分岐点から、退出路又は合流路における予め設定された基準点までの距離
[3]自車両が走行しようとしている道路又は走行している道路の曲がり度合い(コーナの曲率半径又は曲率)
[4]自車両の車速
本実施形態では、上記図1のステップS120又は図6のステップSA130において実行される上記変速段の高速段規制の制御の一部として、上記高速段規制の制御量(規制される高速段)が可変に制御される。以下、その制御内容について、具体的に説明する。
[1]道路勾配について
予め設定された第1設定値よりも登坂勾配が大きい場合には、そうでない場合に比べて、高速段の規制量を少なくする。登坂勾配が大きい場合には、高速段規制の規制量を少なくし、高速段規制の結果として行われるダウンシフトのダウンシフト量を小さくする。登坂勾配が大きい場合に、そうでない場合と同じダウンシフト量だけダウンシフトすると、減速度が過大となり、運転者に違和感を与える可能性があるためである。一方、予め設定された第2設定値よりも降坂勾配が大きい場合には、そうでない場合に比べて、高速段規制の規制量を多くする。降坂勾配が大きい場合に、そうでない場合と同じダウンシフト量だけダウンシフトすると、減速度が過小となり、運転者に違和感を与える可能性があるためである。
[2]退出路又は合流路における基準点までの距離について
上記第1から第4実施形態では、退出路又は合流路における予め設定された基準点までの距離Lがそれぞれ、予め設定された所定値L1又はL2以下である場合(ステップS90又は図6のステップSA70−Y)に、上記図1のステップS120又は図6のステップSA130において、上記変速段の高速段規制が行われる。この場合、ステップS120又はステップSA130では、上記所定値L1又はL2の範囲内において、上記距離Lが予め設定された第1設定値よりも長い場合には、そうでない場合に比べて、高速段の規制量を少なくする。距離Lが長い場合には、高速段規制の規制量を少なくし、高速段規制の結果として行われるダウンシフトのダウンシフト量を小さくする。距離Lが長い場合には、例えば退出分岐点又は合流分岐点近傍でアクセルオフがなされた後にアクセルが踏まれるため、あまりに低速段であると、走り難いためである。一方、距離Lが予め設定された第2設定値(<上記第1設定値)よりも小さい場合には、そうでない場合に比べて、高速段の規制量を増やす。短い距離Lにおいて車速を、予め設定された上記基準点にて望ましいとされる設定車速(例えば基準点が料金所である場合の設定車速はゼロ、基準点がETC料金所であれば設定車速はETC料金所を通過可能な車速(例えば時速20km))まで落とすためには、ダウンシフト量を大きくする必要があるためである。
[3]道路の曲がり度合いについて
上記図1のステップS120又は図6のステップSA130において、自車両が走行しようとしている道路又は走行している道路の曲がり度合いが予め設定された設定値よりも大きい(コーナの曲率半径が小さい又は曲率が大きい)場合には、そうでない場合に比べて、高速段の規制量を増やす。ダウンシフト量を大きくして大きな減速度を作用させて車速を十分に落とすことにより、コーナを安全に旋回可能にするためである。なお、本実施形態の上記退出制御又は合流制御と、(上記退出制御又は合流制御以外の)通常一般のコーナ制御とは併用されることができ、その場合には、両制御による変速段のミニマムセレクト(より低速段の選択)により、制御後の変速段を決定することができる。
[4]自車両の車速について
上記第1から第4実施形態では、原則として、自車両の車速Vがそれぞれ、予め設定された所定値V1又はV3以下である場合(ステップS20又は図6のステップSA20−Y)に、上記図1のステップS120又は図6のステップSA130において、上記変速段の高速段規制が行われる。この場合、ステップS120又はステップSA130では、原則として、上記所定値V1又はV3の範囲内において、車速Vが予め設定された第1設定値よりも高い場合には、そうでない場合に比べて、高速段の規制量を少なくする。車速Vが高い場合には、エンジンブレーキがよく効くため、ダウンシフト量は少なくてよい。一方、車速Vが予め設定された第2設定値よりも低い場合には、そうでない場合に比べて、高速段規制の規制量を多くする。車速Vが低速である場合には、エンジンブレーキがあまり効かないためである。
以上に述べたように、第5実施形態において、上記退出制御又は合流制御は、道路勾配、基準点までの距離、道路の曲がり度合い及び車速のうちの少なくとも一つに基づいて、上記高速段規制の制御量が可変に制御される。
更に、この場合、第5実施形態の上記退出制御又は合流制御では、上記基準点までの道路の勾配、曲がり度合い、距離、及び車速に基づいて、車速を、予め設定された上記基準点にて望ましいとされる設定車速(例えば基準点が料金所である場合の設定車速はゼロ、基準点がETC料金所であれば設定車速はETC料金所を通過可能な車速(例えば時速20km))まで落とすために必要なダウンシフト量を決定することができる。
また、上記実施形態においては、変速機として、有段の自動変速機10を用いた例について説明したが、無段変速機(CVT)にも適用することが可能である。また、上記実施形態では、減速手段として、自動変速機10のダウンシフトを用いたが、これに代えて、またはこれと併せて、ブレーキ装置またはモータジェネレータ(MG)による制動力を用いることができる。
更に、上記においては、車両が減速すべき量を示す減速度は、減速加速度を用いて説明したが、減速トルクをベースに制御を行うことも可能である。
本発明の車両用駆動力制御装置の第1実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の車両用駆動力制御装置の第1実施形態の概略構成図である。 本発明の車両用駆動力制御装置の第1実施形態において、専用道路本線に接続された接続道路を模式的に示す平面図である。 本発明の車両用駆動力制御装置の第1実施形態において、専用道路本線に接続された他の接続道路を模式的に示す平面図である。 本発明の車両用駆動力制御装置の第1実施形態において、専用道路本線に接続された更に他の接続道路を模式的に示す平面図である。 本発明の車両用駆動力制御装置の第2実施形態の動作を示すタイムチャートである。 本発明の車両用駆動力制御装置の第2実施形態において、専用道路本線に接続された接続道路を模式的に示す平面図である。 本発明の車両用駆動力制御装置の第2実施形態において、専用道路本線に接続された他の接続道路を模式的に示す平面図である。 本発明の車両用駆動力制御装置の第2実施形態において、専用道路本線に接続された更に他の接続道路を模式的に示す平面図である。 本発明の車両用駆動力制御装置の第3実施形態において、専用道路本線に接続された接続道路を模式的に示す平面図である。 本発明の車両用駆動力制御装置の第4実施形態において、専用道路本線に接続された接続道路を模式的に示す平面図である。
符号の説明
10 自動変速機
40 エンジン
90 加速度センサ
95 ナビゲーションシステム装置
101 高速道路
102 一般道路
103 接続道路
105 料金所
114 スロットル開度センサ
116 エンジン回転数センサ
117 パターンセレクトスイッチ
118 道路勾配計測・推定部
122 車速センサ
123 シフトポジションセンサ
130 制御回路
131 CPU
133 ROM
203 接続道路
303 接続道路
401 高速道路
402 一般道路
403 接続道路
405 料金所
501 高速道路
502 高速道路
503 接続道路
513 接続道路
600 高速道路
601 退出路
602 パーキングエリア又はサービスエリア
603 接続道路
A 退出分岐点
C 合流分岐点
D 退出分岐点
E 中間位置
F 合流分岐点
G 退出分岐点
H 退出路の終点
I パーキングエリア又はサービスエリアの出口
J 合流路の終点
L 距離

Claims (17)

  1. 自動車専用道路の本線に対して接続される接続道路を走行するに際して車両の駆動力を制御する車両用駆動力制御装置であって、
    前記車両が走行しようとしている道路又は走行している道路の勾配又は曲がり度合い、前記車両の車速、予め設定された基準点までの距離のうちの少なくともいずれか一つに基づいて、前記車両の駆動力を制御する
    ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  2. 請求項1記載の車両用駆動力制御装置において、
    前記車両が走行しようとしている道路又は走行している道路の勾配又は曲がり度合い、前記車両の車速、前記基準点までの距離のうちの少なくともいずれか一つに基づいて、前記車両の駆動力を制御する際の制御量が可変となるように制御する
    ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用駆動力制御装置において、
    前記接続道路は、前記自動車専用道路の本線から退出するための道路であり、
    前記車両の運転者による減速意図が検出されたときに、前記車両の駆動力を制御する
    ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  4. 請求項1又は2に記載の車両用駆動力制御装置において、
    前記接続道路は、前記自動車専用道路の本線に合流するための道路であり、
    前記車両の駆動力の制御として、前記車両に相対的に大きな駆動力が発生するように制御する
    ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の車両の減速制御装置において、
    前記車両が前記接続道路を走行しているときに前記車両の駆動力を制御する
    ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  6. 請求項1から5のいすれか1項に記載の車両用駆動力制御装置において、
    前記基準点までの距離が予め設定された所定値よりも小さいときに前記車両の駆動力を制御する
    ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の車両用駆動力制御装置において、
    前記車両が走行しようとしている道路又は走行している道路の勾配が予め設定された所定値よりも小さいときに前記車両の駆動力を制御する
    ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の車両用駆動力制御装置において、
    前記車両が走行しようとしている道路又は走行している道路の曲がり度合いが予め設定された所定値よりも小さいときに前記車両の駆動力を制御する
    ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の車両用駆動力制御装置において、
    前記接続道路は、一般道、前記自動車専用道路に設けられた駐車エリア、又は他の前記自動車専用道路の本線に接続されている
    ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の車両用駆動力制御装置において、
    前記基準点は、前記接続道路の終点又は中間点、前記自動車専用道路の料金所、駐車エリア、若しくは、前記自動車専用道路の本線と前記接続道路との接続点の位置に基づいて設定される
    ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  11. 請求項2記載の車両用駆動力制御装置において、
    前記車両が走行しようとしている道路又は走行している道路の登坂勾配が予め設定された第1設定値よりも大きい場合には、前記道路の登坂勾配が前記第1設定値よりも大きくない場合に比べて前記車両に作用する減速度が小さくなるように前記制御量を制御する
    ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  12. 請求項2記載の車両用駆動力制御装置において、
    前記車両が走行しようとしている道路又は走行している道路の降坂勾配が予め設定された第2設定値よりも大きい場合には、前記道路の降坂勾配が前記第2設定値よりも大きくない場合に比べて前記車両に作用する減速度が大きくなるように前記制御量を制御する
    ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  13. 請求項2記載の車両用駆動力制御装置において、
    前記車両が走行しようとしている道路又は走行している道路の予め設定された基準点までの距離が予め設定された第1設定値よりも長い場合には、前記距離が前記第1設定値よりも長くない場合に比べて前記車両に作用する減速度が小さくなるように前記制御量を制御する
    ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  14. 請求項2記載の車両用駆動力制御装置において、
    前記車両が走行しようとしている道路又は走行している道路の予め設定された基準点までの距離が予め設定された第2設定値よりも短い場合には、前記距離が前記第2設定値よりも短くない場合に比べて前記車両に作用する減速度が大きくなるように前記制御量を制御する
    ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  15. 請求項2記載の車両用駆動力制御装置において、
    前記車両が走行しようとしている道路又は走行している道路の曲がり度合いが予め設定された設定値よりも大きい場合には、前記道路の曲がり度合いが前記設定値よりも大きくない場合に比べて前記車両に作用する減速度が大きくなるように前記制御量を制御する
    ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  16. 請求項2記載の車両用駆動力制御装置において、
    前記駆動力の制御は前記車両の変速機の変速制御によって行われ、
    前記車両の車速が予め設定された前記第1設定値よりも高い場合には、前記車速が前記第1設定値よりも高くない場合に比べて前記変速機のダウンシフト量が少なくなるように前記制御量を制御する
    ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  17. 請求項2記載の車両用駆動力制御装置において、
    前記駆動力の制御は前記車両の変速機の変速制御によって行われ、
    前記車両の車速が予め設定された前記第2設定値よりも低い場合には、前記車速が前記第2設定値よりも低くない場合に比べて前記変速機のダウンシフト量が多くなるように前記制御量を制御する
    ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
JP2005302244A 2005-10-17 2005-10-17 車両用駆動力制御装置 Pending JP2007107705A (ja)

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