JP4517710B2 - 変速機の制御装置 - Google Patents
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Description
前記第2トリガ条件は、ブレーキONであることを特徴としている。
本実施形態は、複数の変速点制御が同時期に作動する可能性があり、ダウンシフト開始条件として、アクセルOFFをトリガとする変速点制御と、ブレーキONをトリガとする変速点制御が混在する場合に、ブレーキONのトリガ条件をアクセルOFFのトリガ条件に読み替え、アクセルOFFのみで最終目標変速段となるようにするものである。
本実施形態では、第1変速制御手段がコーナ制御を行う際のトリガ条件は、アクセルOFFとし、第2変速制御手段が追従制御を行う際のトリガ条件は、ブレーキONとする。
まず、ステップS1に示すように、制御回路130では、車間距離計測部100から入力した車間距離を示す信号に基づいて、自車が前方の車両に接近中であるか否かを判定する。即ち、自車がこのまま走行すると、前方車両と衝突する、又は非常に接近し過ぎる場合に備えてダウンシフトが必要であるか否かが判定される。ステップS1の結果、自車が前方車両に接近中であると判定されれば、ステップS2に進む。一方、自車が前方車両に接近中であると判定されなければ、本制御フローは終了する。
ステップS2では、制御回路130により、現時点でアクセルOFFがされた場合の追従制御の目標変速段が求められる。予めROM133に、追従制御用変速段決定マップ(図3)が登録されている。ステップS2では、図3の追従制御用変速段決定マップが参照されて、目標変速段が求められる。
ステップS3では、制御回路130により、自車の先方の所定距離内に所定の半径(又は曲率)R以下のコーナがあるか否かが判定される。その判定の結果、所定距離内に所定のR以下のコーナがあると判定されれば、ステップS4に進み、そうでない場合には、本制御フローはリターンされる。制御回路130は、ナビゲーションシステム装置95から入力した、現在位置情報と、地図情報から、上記ステップS3の判定を行う。
ステップS4では、制御回路130により、現時点でブレーキONがされた場合のコーナ制御による目標変速段が求められる。予めROM133に、コーナ制御用変速段決定マップ(図4)が登録されている。ステップS4では、図4のコーナ制御用変速段決定マップが参照されて、目標変速段が求められる。図4には、コーナの半径(又は曲率)Rと、自車の走行路の道路勾配に基づいて、コーナ制御におけるダウンシフト先の変速段が定められている。
ステップS5では、制御回路130により、上記ステップS2で求めた追従制御による目標変速段と、上記ステップS4で求めたコーナ制御による目標変速段が比較される。その比較の結果、ブレーキONをトリガ条件とする変速点制御(本例ではコーナ制御)の目標変速段の方が低速段であれば、ステップS6に進み、そうでない場合には、本制御はリターンされる。上記例では、追従制御による目標変速段が4速で、コーナ制御による目標変速段が3速であるため、ステップS6に進む。
ステップS6では、制御回路130により、コーナ制御のトリガ条件が、ブレーキONからアクセルOFFに変更される。これにより、コーナ制御と追従制御のトリガ条件がアクセルOFFに一本化(一元化)される。
ステップS7では、制御回路130により、スロットル開度センサ114からの信号に基づいて、アクセルがOFFの状態(全閉)か否かが判定される。ステップS7の結果、アクセルがOFFの状態であると判定されれば、ステップS8に進む。アクセルが全閉である場合(ステップS7−Y)に、本実施形態の減速制御(追従制御及びコーナ制御)が行われる。一方、アクセルがOFFの状態であると判定されなければ、ステップS1に戻る。
ステップS8では、制御回路130により、上記のステップS2で求めた追従制御の目標変速段と、ステップS4で求めたコーナ制御の目標変速段のうち、より低速用(ロー側、ギヤ比が大きい側)であるコーナ制御の変速段が選択され、その変速段への変速指令が出力される。上記の例では、ステップS2の追従制御の目標変速段としては、4速が選択され、ステップS4のコーナ制御の目標変速段としては、3速が選択されているため、ステップS8では、より低速用のコーナ制御の3速が選択される。
降坂制御のトリガ条件としては、ブレーキONが適当である。
(2)コーナ制御
コーナ制御のトリガ条件としては、ブレーキON、アクセルOFFのいずか一方を採ることができる。
(3)交差点制御
交差点制御のトリガ条件としては、ブレーキONが適当である。
(4)追従制御
追従制御のトリガ条件としては、アクセルOFFが適当である。
40 エンジン
90 加速度センサ
95 ナビゲーションシステム装置
100 車間距離計測部
114 スロットル開度センサ
115 相対車速検出・推定部
116 エンジン回転数センサ
118 道路勾配計測・推定部
122 車速センサ
123 シフトポジションセンサ
130 制御回路
131 CPU
133 ROM
Claims (6)
- 第1走行パラメータに関する第1制御許可条件と、第1トリガ条件とに基づいて、変速段又は変速比を制御する第1変速制御手段と、
第2走行パラメータに関する第2制御許可条件と、第2トリガ条件とに基づいて、変速段又は変速比を制御する第2変速制御手段とを備え、
前記第1トリガ条件は、前記第1制御許可条件が成立したときに、前記第1変速制御手段による制御が開始されるための条件であり、
前記第2トリガ条件は、前記第2制御許可条件が成立したときに、前記第2変速制御手段による制御が開始されるための条件であり、
前記第1制御許可条件及び前記第2制御許可条件が成立したときに、前記第1走行パラメータに基づいて選択された変速段又は変速比に比べて、前記第2走行パラメータに基づいて選択された変速段又は変速比が相対的に低速用の変速段又は変速比であるときに、前記変速段又は変速比の制御が開始されるための条件は、前記第2トリガ条件に代えて前記第1トリガ条件に変更される
ことを特徴とする変速機の制御装置。 - 請求項1記載の変速機の制御装置において、
前記第1トリガ条件は、前記第2トリガ条件に比べて時間的に先に成立する内容である
ことを特徴とする変速機の制御装置。 - 請求項1または2に記載の変速機の制御装置において、
前記第1トリガ条件は、アクセルOFFであり、
前記第2トリガ条件は、ブレーキONである
ことを特徴とする変速機の制御装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の変速機の制御装置において、
前記第1制御許可条件及び前記第2制御許可条件が成立したときに、前記第1トリガ条件が成立した場合には、前記第1走行パラメータに基づいて選択された変速段又は変速比及び前記第2走行パラメータに基づいて選択された変速段又は変速比のうち、相対的に低速用の変速段又は変速比に変速される
ことを特徴とする変速機の制御装置。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の変速機の制御装置において、
前記第1走行パラメータは、前方車両との車間距離に関するものであり、
前記第2走行パラメータは、車両前方のカーブに関するもの、道路勾配に関するもの、又は、車両前方の交差点に関するものである
ことを特徴とする変速機の制御装置。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の変速機の制御装置において、
前記第1走行パラメータは、車両前方のカーブに関するものであり、
前記第2走行パラメータは、道路勾配に関するもの、又は、車両前方の交差点に関するものである
ことを特徴とする変速機の制御装置。
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