JP2006101809A - 海苔束製造ライン - Google Patents

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Abstract

【課題】二つ折りした海苔束の結束した形態と平海苔束をそのまま束ねた形態のいずれ形態でも対応できる海苔束製造ラインを提供する。
【解決手段】所定枚数の平海苔を重ねて集束した平海苔束を整列させる海苔集束整列装置23に平海苔束の搬出方向を転換できる方向転換装置26を設け、方向転換装置26の一方の搬出側26aに平海苔束を二つ折りに折り曲げた後に紙テープで結束する二つ折り海苔束の結束ラインを接続し、方向転換装置の他方の搬出側26bに前記平海苔束を束ね紙で平海苔束の形態で束ねる平海苔束束ねラインを接続した海苔束製造ライン。
【選択図】図1

Description

本発明は、平海苔束を二つ折りして結束する二つ折り海苔束と平海苔束のままで束ねる平海苔束のいずれでも製造できる海苔束製造ラインに関する。
海から採集された生海苔は、海苔生産者で乾海苔に加工されて出荷される。図11は従来の海苔製造ラインの一例を示す図である。
海苔乾燥装置20から1枚づつ搬出された平海苔は、反転装置21で反転(特許文献1参照)させた後、検査装置22で良否を検査して選別し(特許文献2参照)、選別された複数枚(通常10枚)の平海苔を集束装置23で重ねて集束し整列させて平海苔束にし、搬出コンベヤで搬出する。搬出された平海苔束を折曲装置24で二つに折り曲げ(特許文献3,4参照)、二つ折りした10帖分を1束(計100枚)にして、結束装置25により紙テープで結束し(特許文献5参照)、結束した36束(乾海苔3600枚)を箱詰めして出荷している。
特公平3−39939号公報 特公平7−65973号公報 実公昭60−8707号公報 特公昭59−45342号公報 実公平4−24802号公報
近年の乾海苔の需要は、二つ折りした形態の海苔束だけではなく、伸ばしたままの平海苔の形態でも増加しつつあり、海苔生産者では二つ折りの海苔及び平海苔の2形態での出荷対応が必要となっている。しかしながら、上記したように、海苔束を2つ折りにして結束するものが一般的であるため、次工程の加工業者では二つ折りの乾海苔を開いて平らにして火入れしたりし、その後、平海苔束を袋詰めしている。しかし、二つ折りの乾海苔では、二つ折りの海苔束を開き、さらに平らにするために折り癖を取る必要があるなど取り扱いに手間がかかるという問題がある。
そこで、本発明は、二つ折りした海苔束の結束した形態と平海苔束をそのまま束ねた形態のいずれの形態でも対応できる海苔束製造ラインを提供するものである。
本発明の海苔束製造ラインは、所定枚数の平海苔を重ねて集束した平海苔束を整列させる海苔集束整列装置に平海苔束の搬出方向を転換できる方向転換装置を設け、方向転換装置の一方の搬出側に平海苔束を二つ折りに折り曲げた後に紙テープで結束する二つ折り海苔束の結束ラインを接続し、方向転換装置の他方の搬出側に前記平海苔束を束ね紙で平海苔束の形態で束ねる平海苔束束ねラインを接続したことを特徴とする。
海苔集束整列装置の上流側に、海苔乾燥装置から1枚づつ搬出される平海苔を反転させる反転装置と、反転した平海苔を検査する検査装置を配置することができる。
本発明の海苔束製造ラインは、二つ折りの海苔束を結束した海苔束と束ねた平海苔束の両方の形態に対応することができる。
図1(a)は本発明の海苔束製造ラインの一例を示す図、(b)は搬出コンベヤと束ね装置と折曲装置の接続の関係を示す概略図である。
図1(a)において、海苔乾燥装置20から一枚づつ搬出される乾燥させた平海苔を反転させる反転装置21、反転された平海苔を検査する検査装置22、検査装置22を通過した平海苔を所定枚数集束し、集束した平海苔束を整列する海苔集束整列装置23が順に配置されている。海苔集束整列装置23には方向転換装置26となる搬出コンベヤが配置されている。平海苔束は、正方向・逆方向に駆動可能な搬出コンベヤからなる方向転換装置26により平海苔束束ね装置(以下「束ね装置」という)1と折曲装置24に方向転換される。
図1(b)において、海苔集束整列装置23で集束整列された平海苔束を搬出する、搬出コンベヤの一方の端部(折曲側)26aは平海苔束を二つに折り曲げる折曲装置24と二つ折りした海苔束を紙テープで結束する結束装置25を備えたラインの搬送コンベアに接続され、搬出コンベヤ26の他方の端部(束ね側)26bは平海苔束の状態で束ね紙により束ねる束ね装置1の搬送コンベヤ5に接続されており、搬出コンベヤ26を正回転あるいは逆回転させることにより、平海苔束の搬送先を束ね装置1のラインあるいは折曲装置24のラインに切り変えることができる。
前記製造ラインにおいて、二つ折り海苔束を製造する場合には、海苔乾燥装置20で乾燥した平海苔は1枚づつ搬出され反転装置21で反転後、検査装置22で検査して選別した後、海苔集束整列装置23で複数枚(通常10枚)の平海苔を重ねて平海苔束にして搬出コンベヤの一方から搬出する。搬出された平海苔束を搬送コンベヤに移し換えて折曲装置24に搬送して平海苔束を折り曲げて二つ折りし、二つ折りした海苔束を結束装置25より紙テープで結束する。
平海苔束を束ねる場合には、海苔集束整列装置23の搬出コンベヤの回転を逆にして他方から搬出し、束ね装置1の搬送コンベヤ5に移し換えて平海苔束を束ね装置1に搬送して束ね紙で束ねる。
図2は本発明の束ね装置のラインに用いる束ね装置の一実施例を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
図2において、束ね装置1の直方体のフレーム2内には、その下部に平海苔集束整列装置の搬送コンベヤから水平状態で平海苔束3を搬入し、前部から束ね紙4で束ねられた平海苔束3を搬出する搬送コンベヤ5が配置されている。束ね装置1の搬出側のフレーム2aには平海苔束3を束ねる束ね紙4を供給する束ね紙供給部6が配置されている。搬送コンベヤ5で搬入されてきた平海苔束3を搬送コンベヤ5から移し換えて保持し、束ねられた平海苔束3を搬送コンベヤ5へ戻す平海苔束支持部7が束ね装置1の両側の垂直フレーム2bに沿って昇降するエレベータ8に設けられている。さらに、平海苔束支持部7に保持された平海苔束3を束ね紙4で束ねる平海苔束束ね部9が束ね装置1の上部のフレーム枠2に設けられている。以下、各部について具体的に説明する。
(1)搬送コンベヤ
図2において、搬送コンベヤ5は平海苔束の搬送方向に平行に3本のひもコンベヤ5aで構成されている。ひもコンベヤ5aの外幅は平海苔束の幅(約21cm)の2/3程度であり、搬送されてくる平海苔束3の両側が搬送コンベヤ5からそれぞれ平海苔束の幅の1/6程度はみ出している。本発明では、平海苔束を上昇させる際には、搬送コンベヤ5からはみ出した両側をまず支持して上昇動作を開始する。
搬送コンベヤ5は、搬送されてきた平海苔束を検知する進入センサ10の信号によって停止する。ひもコンベヤ5aの間の下方にはシリンダ11aで昇降自在のストツパ11が配置され、ストツパ11は、ひもコンベヤ5aより上に上昇して搬送されてきた平海苔束を停止させ、束ねられた平海苔束が搬出される際にはひもコンベヤ5aより下に下降して平海苔束を通過させる。
さらに、ひもコンベヤ5aの間の下方には、シリンダ12aで昇降自在の平海苔束支持台12が配置されている。平海苔束3を平海苔束支持部7の支持板7aに搬送コンベヤ5からはみ出した平海苔束の両側のみを支持する際に、平海苔束支持台12は上昇して平海苔束を支持し、平海苔束が崩れて落下しないようにする。
搬送コンベヤ5の搬入側には、搬送コンベヤ5と別駆動のコンベヤ13を接続して、搬入されてくる後続の平海苔束を待機できるようにしてもよい。また、搬送コンベヤ5の終端下部には昇降自在の計測台14を配置し、計測台14を搬送コンベヤより上に上昇させて束ねられた平海苔束を載せて重量を計測できるようにしてもよい。計測台14は下部にあるロードセル部に支持され、ロードセル部の信号を重量表示部に伝達して計測重量を表示できるようにする。
(2)束ね紙供給部
図2において、束ね紙供給部6は、複数枚の束ね紙4が収納され、収納された束ね紙4が一枚づつ引き出される開口部6aを下にして着脱自在のマガジンで構成し、束ね装置1の搬出側のフレーム2aによって支持される。束ね紙供給部6は、束ね紙4を引き出す束ね紙引き出しロール6bを備えており、進入センサ10の信号によって束ね紙4に接している束ね紙引き出しロール6bが回転することにより束ね紙収納部6の開口部6aから束ね紙4を1枚づつ頭出しする。
束ね紙4は、束ね紙の重ねた端部を接着するのに熱圧着を利用する場合は、紙の表面に接着剤をコーティングした熱圧着紙を使用する。また、束ね紙の重ねた端部を接着ラベルで接着する場合は、紙製のものでもよい。
束ね紙4の幅は、特に限定されるものではなく、例えば、平海苔束3の幅約21cmの1/3〜1/2程度、あるいは、平海苔束の幅と同程度の幅であってもよい。束ね紙4の全長は平海苔束に巻いて端部を重ねて接着する長さが必要であり、例えば、50枚以下の平海苔束の場合、55cm程度であるが、束ねる平海苔束の高さに応じて長さを調節すればよい。なお、束ね紙4は短冊型のものに代えて、ロールに巻かれた連続したものを必要な長さでカットして供給してもよい。
束ね紙供給部6の開口部6aから頭出しされた束ね紙4の端部は、束ね紙の送り装置であるチャッカー15に設けられた開閉可能な開口部15aへと導かれる。チャッカー15は、束ね紙の端部が開口部15aに達すると、開口部15aは閉じて束ね紙4の端部を把持する。チャッカー15は、平海苔束支持部7を昇降させるエレベータ8の側面に設けられたガイド15bに沿って空気式ロッドレスシリンダ15cによって束ね紙4の端部を保持した状態で、上方に待機している圧縮板16と平海苔束3の間を通って束ね装置1の後部に水平に走行し、束ね紙4を束ね紙供給部6から1枚引き出す。引き出された束ね紙の端部は搬送方向と直角に水平に設けられた束ね紙支持棒6cに支持され、搬送コンベア5の上に垂れないようにする。
(3)平海苔束支持部
図2において、平海苔束支持部7は、束ね装置1の垂直フレーム2bに沿って昇降するエレベータ8に固定されている。エレベータ8はチェーン8aに固定され、スプロケット8bをモータで回転させて昇降させる。
エレベータ8の下部の両側には平海苔束を下から受けて支持する一対のL字形の支持板7aが設けられている。支持板7aは搬送コンベヤ5の巾方向へエレベータ8の下板8dに設けられたガイド(図示せず)に沿って互いに接近あるいは離れるように移動する。支持板7aはエレベータ8に固定したシリンダ7bのピストンロッド7cにより移動させる。なお、シリンダ7bはエレベータ8に固定され、エレベータ8の昇降によりシリンダ7bも昇降するので、外部から流体圧を供給するため、束ね装置1の垂直フレーム2bの開口を昇降できるように配置する。
支持板7aは、エレベータ8と一体に昇降し、下死点の待機位置にある時は搬送コンベヤ5の上面より低いレベルにあるが、対向する支持板7aの間隔を搬送コンベヤ5の外幅より僅かに広くしているので、そのまま昇降しても搬送コンベヤ5と干渉することはない。また、支持板7aは、搬送コンベアヤ5の上面より高いレベルにある時は搬送コンベヤ5と干渉しないので、そのまま搬送コンベヤ5の幅方向へ自在に動かすことができる。
エレベータ8は、束ね装置1のフレームに配置されている3個の高さセンサによって、下死点→コンベヤより上→上死点の位置で一時停止して昇降する。
エレベータ8の上板8c中央には、エレベータ8の上板8cに設けたシリンダ16aのピストンロッド16bが貫通し、その先端に固定された圧縮板16が昇降可能に配置されている。
圧縮板16は、図3に示すように、平海苔束3とほぼ同じ大きさであり、中央部の束ね紙4を押さえる部分の前後には、束ね紙4の幅を有する束ね紙4をガイドして位置決めする下向きに末広がりのテーパを有するガイド片16cが設けられている。圧縮板16の前端はストツパ11及び平海苔束3の前端と同じ位置に設定されている。
シリンダ16aにより圧縮板16は下降して、支持板7aとの間で平海苔束3を圧縮するとともに、束ね紙4を平海苔束3の中央の上部で押さえる。
(4)平海苔束束ね部
図2において、平海苔束束ね部9は、束ね紙ガイド9a、束ね紙曲げローラ9b、エアー噴出し装置9c、熱圧着用ヒータ9dで構成され、これらは束ね装置1の垂直フレーム2bに固定されている。
図4に示すように、支持板7aに支持されている平海苔束3の前面及び後面より僅かに離れた位置に、束ね装置1の垂直フレーム2bに水平に支持された束ね紙ガイド9aがそれぞれ配置されている。エレベータ8が上死点へ上昇する途中で平海苔束3の前後に垂れる束ね紙4の外側は束ね紙ガイド9aにガイドされて、平海苔束3の前後と束ね紙ガイド9aとのすきまに確実に位置する。
束ね紙ガイド9aの下方で、且つ平海苔束3を保持した支持板7aの下面のレベルに、平海苔束3の前後に垂れている束ね紙4を支持板7の下面の中央に押して曲げるための束ね紙曲げローラ9bが対向して水平に設けられている。束ね紙曲げローラ9bは束ね装置1の垂直フレーム2bに固定されたシリンダ9eにより前進・後退する。
束ね装置1の垂直フレーム2bには、束ね紙曲げローラ9bで支持板7aの下側に曲げられた束ね紙4の端部をエアー噴出により支持板7aの下面に押上げて重ねた状態を維持するエアー噴出し装置9cが配置されている。
さらに、束ね紙4の端部を重ねた部分を熱圧着する熱圧着用ヒータ9dが支持され、熱圧着用ヒータ9dは束ね紙4の熱圧着部へ出入りし、上昇して熱圧着部を押さえて加熱し熱圧着する。また、束ね紙の重ねた端部を接着ラベルで接着する場合は、熱圧着用ヒータに代えて、束ね紙4の接着部へ出入りし接着ラベルを貼着する手段を使用してもよい。
次に、平海苔束の束ね動作について説明する。図5〜10は平海苔束の束ね動作を示す模式図で、右は正面図、左は側面図であり、説明に必要な部分を図示している。
(1)乾燥装置から1枚づつ縦長で搬出される平海苔は、反転装置で反転後、形状不良や付着異物の検査をした後に計数され、10枚重なると、下方の搬出コンベヤ上に落とされる。落下した10枚の平海苔束は落下の度に(50枚の場合5回、100枚の場合10回)4辺が揃えられ、集積枚数が所定数(例えば50枚〜100枚)の束になると、平海苔束は整列機コンベヤで横長方向に搬出される。
(2)図5(a)において、平海苔束3は、海苔集束装置の搬出コンベヤと接続されている搬送コンベヤ5で束ね装置1へ搬入される。搬送コンベヤ5で搬送されてきた平海苔束3は、進入センサ10で検知され、進入センサ10の信号でタイマが作動し一定時間後に搬送コンベヤ5は停止するとともに、平海苔束3の前面はひもコンベヤ5aの間にシリンダ11aにより上昇しているストツパ11に当接する。
(3)図5(b)において、進入センサ10の信号で束ね紙収納部6の一番上の束ね紙4と接する束ね紙引き出しロール6bが回転し、束ね紙4を束ね紙収納部から1枚引き出し、頭出しする。頭出しされた束ね紙4の端部は、チャッカー15の開口部15aに入り、開口部15aを閉めて把持される。
図6(a)において、束ね紙4の端部を把持したチヤッカー15は、シリンダ15cで平海苔束3の上部と上昇している圧縮板16の下部との間を平海苔束3の搬入側へ水平に走行しセンサで検知され停止する。
(4)図6(b)において、エレベータ8を上昇させることにより支持板7aを搬送コンベヤ5のレベルより上昇させ搬送コンベヤ上の平海苔束3をコンベヤから離して浮かす。このとき、支持板7aで平海苔束3を確実に浮かすために、平海苔束支持台12もひもコンベヤ5aの間を上昇させて平海苔束3の支持を補助する。
(5)図7(a)において、支持板7aは搬送コンベヤ5より上に位置しているので、対向する支持板7aを両側から中央部に寄せて搬送コンベヤ5より狭いすきまにし、平海苔束3を支持板7aのみで安定して支持できるようにする。その間にストツパ11及び平海苔束支持台12は降下する。
(6)図7(b)において、支持板7aの上部にある圧縮板16をシリンダ16aで下降させて束ね紙4を押し下げて平海苔束3の上部に載せ、さらに圧縮板16と支持板7aの間で平海苔束3を圧縮する。この時、束ね紙4の端部は引っ張られてチャッカー15の開口部15aから外れて離れる。
図8(a)において、平海苔束3を圧縮した状態でエレベータ8を上昇させると、束ね紙4の両端が平海苔束3の前後で平海苔束3の下面より下に垂れる。
(7)図8(b)において、束ね紙4の垂れた後方の端部を束ね紙曲げローラ9bをシリンダ9eで前方へ動かして平海苔束3及び支持板7aの下側に曲げて押し込む。
次いで、図9(a)において、同様にして垂れた後方の端部を束ね紙曲げローラ9bで平海苔束3及び支持板7aの下側に曲げて押し込み、エアー噴出装置9cからエアーを噴出させて束ね紙4の端部を支持板7bの下面に押し上げて重ねる。
(8)重なった端部に一定温度に保持された熱圧着用ヒータ9dを進入させ、上昇させて当接し、熱圧着する。圧着後、熱圧着用ヒータ9dは元の位置に戻る。こうして平海苔束3は圧縮した状態で束ね紙4により束ねられる。
(9)圧縮板16で平海苔束3を圧縮させた状態で、エレベータ8を下降させ、束ねた平海苔3を支持した支持板7aを搬送コンベヤ5よりやや上の位置で停止させる。その後、図9(b)に示すように、支持板7aのすきまを搬送コンベヤ5と干渉しない幅まで広げ、圧縮板16を上昇させる。
(10)次に、図10(a)において、エレベータ8を下降させて支持板7aを搬送コンベヤ5の下部まで下降させると、束ねられた平海苔束3は搬送コンベヤ5の上に載せられる。
(11)図10(b)において、搬送コンベヤ5を駆動して束ねられた平海苔束3を搬送コンベヤ5の終端にある計測台14の上まで搬送し停止させた後、搬送コンベヤ5の下部から計測台14を上昇させて搬送コンベヤ5から浮かせて重量を計測する。その間にチャッカー15は束ね紙4の引出し位置に戻り、ストツパ11は搬送コンベヤ5の上部より上に上昇する。
重量計測が終了すると搬送コンベヤ5を駆動して束ねられた平海苔束3を束ね装置1から搬出する。
以上の工程により、束ね紙4が平海苔束3の幅(約21cm)の中央部に長さ(約19cm)方向に巻かれ、厚さ方向に圧縮した状態で束ねられた平海苔束3を得ることができる。
(a)は本発明の束ね装置を配置した海苔製造ラインの一例を示す図、(b)は方向転換装置と束ね装置と折曲装置の接続の関係を示す概略図である。 本発明の束ね装置の一実施例を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 圧縮板の斜視図である。 平海苔束束ね部の斜視図である。 平海苔束の束ね動作を示す模式図である。 平海苔束の束ね動作を示す模式図である。 平海苔束の束ね動作を示す模式図である。 平海苔束の束ね動作を示す模式図である。 平海苔束の束ね動作を示す模式図である。 平海苔束の束ね動作を示す模式図である。 従来の海苔製造ラインの一例を示す図である。
符号の説明
1:束ね装置
2:フレーム枠
2a:搬出側のフレーム
2b:垂直フレーム
3:平海苔束
4:束ね紙
5:搬送コンベヤ
5a:ひもコンベヤ
6:束ね紙供給部
6a:開口部
6b:束ね紙引き出しロール
6c:束ね紙支持棒
7:平海苔束支持部
7a:支持板
7b:シリンダ
7c: ピストンロッド
8:エレベータ
8a:チェーン
8b:スプロケット
8c:上板
8d:下板
9:平海苔束束ね部
9a:束ね紙ガイド
9b:束ね紙曲げローラ
9c:エアー噴出し装置
9d:熱圧着用ヒータ
9e:シリンダ
10:進入センサ
11:ストツパ
11a:シリンダ
12:平海苔束支持台
12a:シリンダ
13:コンベヤ
14:計測台
15:チャッカー
15a:開口部
15b:ガイド
15c:空気式ロッドレスシリンダ
16:圧縮板
16a:シリンダ
16b:ピストンロッド
16c:ガイド片
20:海苔乾燥装置
21:反転装置
22:検査装置
23:海苔集束整列装置
24:折曲装置
25:結束装置
26:方向転換装置
26a:折曲側端部
26b:束ね側端部

Claims (2)

  1. 所定枚数の平海苔を重ねて集束した平海苔束を整列させる海苔集束整列装置に平海苔束の搬出方向を転換できる方向転換装置を設け、方向転換装置の一方の搬出側に平海苔束を二つ折りに折り曲げた後に紙テープで結束する二つ折り海苔束の結束ラインを接続し、方向転換装置の他方の搬出側に前記平海苔束を束ね紙で平海苔束の形態で束ねる平海苔束束ねラインを接続したことを特徴とする海苔束製造ライン。
  2. 海苔集束整列装置の上流側に、海苔乾燥装置から1枚づつ搬出される平海苔を反転させる反転装置と、反転した平海苔を検査する検査装置を配置したことを特徴とする請求項1記載の海苔束製造ライン。
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