JPH06179417A - 平海苔束の結束方法およびその装置 - Google Patents

平海苔束の結束方法およびその装置

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JPH06179417A
JPH06179417A JP4353438A JP35343892A JPH06179417A JP H06179417 A JPH06179417 A JP H06179417A JP 4353438 A JP4353438 A JP 4353438A JP 35343892 A JP35343892 A JP 35343892A JP H06179417 A JPH06179417 A JP H06179417A
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flat
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face
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JP4353438A
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Mikio Furuta
幹雄 古田
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Furutetsuku Kk
Original Assignee
Furutetsuku Kk
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Publication date
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    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L17/00Food-from-the-sea products; Fish products; Fish meal; Fish-egg substitutes; Preparation or treatment thereof
    • A23L17/60Edible seaweed
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B13/00Bundling articles
    • B65B13/02Applying and securing binding material around articles or groups of articles, e.g. using strings, wires, strips, bands or tapes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B13/00Bundling articles
    • B65B13/18Details of, or auxiliary devices used in, bundling machines or bundling tools
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 平海苔束を2つ折りにすることなく、平面に
積み重ねられたままで結束でき、その結び目を2重結び
にする。 【構成】 平海苔束の支持板及び受け板4と、搬出ベル
ト2,2と、その上でテープTの結束を行なうテープガ
イド板42と、テープを送り込むテープ送り装置3と、
テープを平海苔束の上方に回し、その両端部を面合させ
るテープ回しアーム5,5と、そのテープを平海苔束の
上面に沿って押えていきながら先端を突き合せて、掛回
しテープ部から結束テープ部を立ち上げるテープ押え片
6,6と、その結束テープ部を起立状態で掛回しテープ
部と直角に折り曲げる斜め折り曲げ片7と、その結束テ
ープ部を横倒状態に折り曲げる押え折り曲げ片8と、そ
の結束テープ部を下向きに回して逆向きに折り返す下向
き折り返し片90と、その結束テープ部を上向きに回し
て掛回しテープ部の上を通し、再び逆向きに折り返す上
向き折り返し片93と、を備えている平海苔束の結束装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平海苔束をテープによ
り結束する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、海苔束結束装置としては、海苔束
を2つ折りにし、これにテープを掛け回して結束するも
のしかなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たように、海苔束を2つ折りにして結束するものしかな
かったので、平海苔の需要があっても平のままでは結束
することができないという問題があった。
【0004】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たもので、平海苔束を2つ折りにすることなく、平面に
積み重ねられたままで海苔束を結束できるようにすると
共に、その結び目を1重結びまたは2重結びとすること
ができるようにした平海苔束の結束方法およびその装置
を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明請求項1記載の平海苔束の結束方法では、平
面に積み重ねられた平海苔を結束位置に水平に固定し;
結束位置に固定した平海苔束の下面に配置したテープを
平海苔束に掛け回した後、テープの両端部を該平海苔束
の上面で面合して掛回しテープ部から結束テープ部を起
立状態に形成し;起立状態の結束テープ部を180°反
転させて掛回しテープ部に対して横起立状態で直角方向
に延長し;横起立状態の結束テープ部を90°横倒しし
た後、掛回しテープ部下面と平海苔束上面との間に折り
曲げ挿入して180°逆向きに延長することにより平海
苔束を1重結束する方法とした。請求項2記載の平海苔
束の結束方法では、請求項1記載の平海苔束の結束方法
において、180°逆向きに延長して1重結束した結束
テープ部を180°逆向きに延長して掛回しテープ部上
面側に折り曲げた後、再び掛回しテープ部に巻き回した
結束テープ部と平海苔束上面との間に折り曲げ挿入して
180°逆向きに延長することにより平海苔束を2重結
束する方法とした。また、請求項3記載の平海苔束の結
束装置では、平面に積み重ねられた平海苔束を載置した
状態で昇降する支持板及びこの支持板の上方に設けられ
た受け板と;この支持板及び受け板に形成されたテープ
掛回し用開口部と;前記支持板の下降位置に延在するよ
うに設けられた搬出ベルトと;前記受け板のテープ掛回
し用開口部に進退可能に設けられ、その上でテープの結
束が行なわれるようにしたテープガイド板と;前記支持
板に載置された平海苔束の下方にテープを送り込むテー
プ送り装置と、その送り込まれたテープの両端部を吸着
した状態で、テープを前記テープ掛回し用開口部を通っ
て平海苔束の上方に回し、テープの両端部を面合させる
1対のテープ回しアームと;そのテープの両端部を面合
した状態で、平海苔束の上方に回されたテープを平海苔
束の上面に沿って押えていきながら先端を突き合せるこ
とにより、その突き合せ部において掛回しテープ部から
結束テープ部を面合状態に立ち上げさせる一対のテープ
押え片と;その面合状態に立ち上げられた結束テープ部
を斜め下向きに挾んで180°反転することにより、結
束テープ部を横起立状態で掛回しテープ部と直角に延長
するように折り曲げる斜め折り曲げ片と;この横起立状
態に折り曲げられた結束テープ部を挾んで掛回しテープ
部上に90°横倒することにより、結束テープ部を掛回
しテープ部と直角に延長したまま横倒状態に折り曲げる
押え折り曲げ片と;その横倒状態で掛回しテープ部と直
角に延長した結束テープ部を下向きに回して前記テープ
ガイドと掛回しテープ部との間に挿入し、結束テープ部
を180°逆向きに延長するように折り返す下向き折り
返し片と;を備えている構成とした。また、請求項4記
載の平海苔束の結束装置では、請求項3記載の平海苔束
の結束装置において、前記180°逆向きに延長するよ
うに折り返された結束テープ部を上向きに回して掛回し
テープ部の上を通し、結束テープ部を再び180°逆向
きに延長するように折り返す上向き折り返し片と;を備
えている構成とした。
【0006】
【作用】本発明の平海苔束の結束装置による結束工程を
説明する。
【0007】折曲げないまま平面に積み重ねられた平海
苔束が平海苔束整列移送機から移送されて、支持板上に
載置される。このとき、支持板の下降位置には搬出ベル
トが延在しているため、平海苔束はこの搬出ベルト上に
載置される。これと同時に、テープ送り装置によって平
海苔束の下方にテープが送り込まれる。
【0008】次に、この支持板が平海苔束を載置して上
昇し、受け板との間で平海苔束を圧縮する。なお、受け
板に設けられているテープガイド板はテープ掛回し用開
口部に進出している。
【0009】次に、平海苔束の下方に送り込まれたテー
プの両端部が1対のテープ回しアームにより吸着され、
その吸着状態のままテープの両端部がテープ掛回し用開
口部を通って平海苔束の上方に回り、そのテープの両端
部が吸着状態のまま面合する。
【0010】このテープ回しアームによって平海苔束の
上方に回されたテープが、一対のテープ押え片によっ
て、この一対のテープ押え片の先端が突き合わさるまで
平海苔束の上面に沿って押えられていく。この状態で
は、テープの両端部が前記1対のテープ回しアームによ
って面合したままであることから、この突き合せ部にお
いて掛回しテープ部から結束テープ部が面合状態に立ち
上げられる。
【0011】次に、その面合状態に立ち上げられた結束
テープ部が斜め折り曲げ片によって斜め下向きに挾ま
れ、この斜め折り曲げ片が180°反転することによ
り、結束テープ部が起立状態で掛回しテープ部と直角に
延長するように折り曲げられる。
【0012】次に、この起立状態に折り曲げられた結束
テープ部は、押え折り曲げ片により挾まれ、この押え折
り曲げ片が90°横倒しすることにより、結束テープ部
が掛回しテープ部と直角に延長したまま横倒し状態に折
り曲げられる。
【0013】その横倒し状態で掛回しテープ部と直角に
延長した結束テープ部は、下向き折り返し片によって下
向きに回されながら前記テープガイドと掛回しテープ部
との間に挿入され、結束テープ部が180°逆向きに延
長するように折り返される。これにより1重の結び目が
できる。
【0014】次に、この逆向きに延長するように折り返
された結束テープ部は、上向き折り返し片によって掛回
しテープ部の上を通るように上向きに回され、結束テー
プ部が再び180°逆向きに延長するように折り返され
る。
【0015】そして、この逆向きに延長するように折り
返された結束テープ部は、再び前記下向き折り返し片に
よって下向きに回されながらテープガイドと掛回しテー
プ部との間に挿入される。これにより2重の結び目を持
った結束が完了する。
【0016】このようにして、平海苔束をテープによっ
て結束したのち、前記テープガイドがテープ掛回し用開
口部から退出し、次に、支持板が下降し、この支持板上
から結束が完了した平海苔束が搬出ベルトによって搬出
される。
【0017】
【実施例】図面は実施例の平海苔束の結束装置による結
束工程を示す斜視図で、以下、その構成及び各結束工程
を図面に基づき説明する。
【0018】図2は平海苔束Aの供給状態を示してい
る。図において、1,1は支持板で、昇降枠11の上端
にテープ掛回し用開口部12を保持して前後1対に設け
られている。また、この支持板1,1上には、左右方向
に延在した搬出ベルト2の上側移行部21が通されてい
る。
【0019】そして、図2に示すように、支持板1,1
が下降した状態で、平面に積み重ねられた平海苔束Aが
図外の平海苔束整列移送機から移送されて、搬出ベルト
2の上からこの支持板1,1上に載置される。
【0020】また、支持板1,1上に載置された平海苔
束Aの下方に位置するように、前記掛回し用開口部12
の下方にテープ受入樋31が設けられている。このテー
プ受入樋31は、テープ送り装置3に接続されている。
このテープ送り装置3には、結束用のテープTが集積状
態で収納され、そのテープTが、前記支持板1,1への
平海苔束Aの供給と同時に、テープ受入樋31に1枚づ
つ供給されて、テープTが平海苔束Aの下方に送り込ま
れる。
【0021】図3はテープTの掛け回し状態を示してい
る。図において、4は受け板で、前記支持板1,1の上
方に設けられている。この受け板4にもテープ掛回し用
開口部41が形成されている。又、この受け板4には、
テープ掛回し用開口部41内に進退可能なテープガイド
板42が設けられている。このテープガイド板42は、
結束作業時にテープ掛回し用開口部41内に進出し、こ
の上でテープTによる平海苔束Aの結束が行なわれる。
尚、このテープガイド板42は、その左右に突条43,
43が突設されて、その突条43,43間のガイド溝4
4内にテープTが通されるように形成されている。
【0022】そして、図2のようにして、支持板1,1
上に平海苔束Aが載置されると共に、テープTが平海苔
束Aの下方に送り込まれたのちは、図3に示すように、
支持板1,1が搬出ベルト2を伴って上昇するもので、
これにより受け板4との間で平海苔束Aが圧縮され、こ
の状態で結束が行なわれる。
【0023】又、図3において、5,5は左右1対のテ
ープ回しアーム5,5で、その先端にエアー吸着口5
1,51が取り付けられている。このテープ回しアーム
5,5は、エアー吸着口51,51によりテープTの両
端部を吸着し、その後、テープ掛回し用開口部12,4
1内を上昇して、エアー吸着口51,51同士を対向さ
せるように作動する。なお、52はエアーチューブであ
る。
【0024】また、前記テープ送り装置3によって平海
苔束Aの下方に送り込まれたテープTは、図3に示すよ
うに、その両端部がテープ回しアーム5,5のエアー吸
着口51,51により吸着され、その吸着状態のままテ
ープTの両端部がテープ掛回し用開口部12,41を通
って平海苔束Aの上方に回り、そのテープTの両端部が
吸着状態のまま面合する。
【0025】図4は結束テープ部T2の面合状態を示し
ている。図において、6,6は左右1対のテープ押え片
で、左右方向に延在したガイドレール61,61に摺動
自在に嵌め込まれ、通常は両テープ押え片6,6が離反
するようにスプリング62,62により付勢され、結束
作業時には、回動アーム63,63により押されて、突
き合わせ状態まで近接方向に摺動する。尚、前記ガイド
レール61,61は、前記受け板4の上面に固定された
ブラケット64,64に軸65,65によって回動自在
に取り付けられ、結束作業時に、テープ押え片6,6を
テープ掛回し用開口部41内に位置させるように回動す
る。
【0026】そして、図3のようにして、前記テープ回
しアーム5,5によって平海苔束Aの上方に回されたテ
ープTは、図4に示すように、このテープ押え片6,6
によって、その先端が突き合わさるまで平海苔束Aの上
面に沿って押えられていく。この状態では、テープTの
両端部が前記テープ回しアーム3,3のエアー吸着口5
1,51によって面合したままであることから、この突
き合せ部において掛回しテープ部(図11に示すよう
に、平海苔束Aに掛け回されたテープ部分)T1から結
束テープ部(結び目を作るテープ部分)T2が面合状態
に立ち上げられる。
【0027】図5は結束テープ部の斜め折り曲げ状態を
示している。図において、7は斜め折り曲げ片で進退可
能に形成され、結束部位の前方において、45°斜め下
向きになるように、その基部が支持アーム71を通って
180°反転可能に支持されている。また、この斜め折
り曲げ片7の先端部は二又に形成されている。72は基
部に設けられた二又開閉用コロであって、進出時に支持
アーム71に当接する。
【0028】そして、図4のように、前記テープ押え片
6,6によって面合状態に立ち上げられた結束テープ部
T2は、図5に示すように、この斜め折り曲げ片7が進
出することにより、二又に形成された先端部によって斜
め下向きに挾まれる。次に、前記エア吸着口51,51
の吸着が外れテープ回しアーム5,5が定位置へ戻ると
共に、前記斜め折り曲げ片7が180°反転することに
より、その先端部が起立状態で掛回しテープ部T1と直
角な前向きに延長するように折り曲げられる。
【0029】図6は結束テープ部の横倒状態を示してい
る。図において、8は押え折り曲げ片で、結束部位の後
方において、その基部が回転軸81に取り付けられ、こ
の回転軸81の回動によって起立状態と横倒状態との間
で90°起倒可能に設けられている。尚、82は回転軸
81の支持プレートで、押え折り曲げ片8の起倒をガイ
ドする円弧長穴83が形成されている。また、この押え
折り曲げ片8は、前後方向に進退可能に設けられ、その
先端部は二又に形成されている。
【0030】そして、図5のように、前記斜め折り曲げ
片7によって起立状態に折り曲げられた結束テープ部T
2は、図6に示すように、この押え折り曲げ片8が前方
に進出することによって斜め折り曲げ片7の上から挾ま
れる。次に、この斜め折り曲げ片7が斜め上向きに退入
したのち、押え折り曲げ片8が起立状態から横倒状態に
90°横倒することにより、結束テープ部T2は、前向
きに延長したまま横倒状態に折り曲げられる。
【0031】図7は結束テープ部の後向き折り返し状態
を示している。図において、90は下向き折り返し片
で、結束部位の前方において、支持部材91に前後方向
に摺動可能に支持されたスライド軸92の先端に取り付
けられ、その進出状態で前記テープガイド42のガイド
溝44内に侵入する。
【0032】そして、図6のように、押え折り曲げ片8
によって横倒状態で前向きに延長した結束テープ部T2
は、図7に示すように、この下向き折り返し片90が後
方に進出することにより、下向きに回されて前記テープ
ガイド42と掛回しテープ部T1との間に挿入し、結束
テープ部T2が180°逆向きの後向きに延長するよう
に折り返される。これにより1重の結び目ができる。こ
のとき、前記押え折り曲げ片8は後向きに退出する。
【0033】図8及び図9は結束テープ部の前向き折り
返し状態を示している。図において、93は上向き折り
返し片で、結束部位の後方において、前後方向に移動す
るアーム94の先端に取り付けられている。
【0034】そして、図7のように、下向き折り返し片
90によって後向きに延長した結束テープ部T2は、図
8及び図9に示すように、この上向き折り返し片93が
前方に進出することにより、掛回しテープ部T1の上を
通るように上向きに回され、結束テープ部T2が再び1
80°逆向きの前向きに延長するように折り返される。
このとき、結束テープ部T2は、前記押え折り曲げ片8
によって押えられるため、結び目が緩むことはない。
【0035】次に、図9のように、上向き折り返し片9
3によって前向きに延長した結束テープ部T2は、前記
下向き折り返し片90によって再び下向きに回されなが
らテープガイド42と掛回しテープ部T1との間に挿入
される。これにより2重の結び目を持った結束が完了す
る。
【0036】図10は結束完了状態を示している。この
ようにして、平海苔束AがテープTによって結束された
のちは、図に示すように、テープガイド42、テープ押
え片6,6、押え折り曲げ片8、下向き折り返し片9
0、上向き折り返し片93の各部がテープ掛回し用開口
部12,41から退出する。また、支持板1,1が上昇
してテープガイド板42が結束したテープ部分から抜き
取られる。
【0037】図11は結束が完了した平海苔束Aの搬出
状態を示している。この場合、支持板1,1が下降し、
この支持板1,1上から結束が完了した平海苔束Aが搬
出ベルト2,2によって搬出され、これにより結束作業
の1サイクルが終了する。以後は、支持板1,1上に平
海苔束Aが再び搬送され、この平海苔束Aを上述同様の
工程で結束していく。
【0038】以上、本発明の実施例を図面により説明し
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではな
い。例えば、支持板の昇降やテープガイド、テープ回し
アーム、テープ押え片、斜め折り曲げ片、押え折り曲げ
片、下向き折り返し片、上向き折り返し片の各部の作動
は、実施例では、カムとリンクの組み合わせによって行
なうようにしているが、エアーシリンダと位置センサの
組み合わせによって行なうようにしてもよい。
【0039】また、搬送ベルトは支持板上に延在させる
としたが、これに限らず、下降した支持板の側方位置に
配置させるようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明請求項1ま
たは3記載の平海苔束の結束方法または装置にあって
は、平海苔束を2つ折りにすることなく、平面に積み重
ねたままで1重結束することができるという効果が得ら
れる。
【0041】また、請求項2または4記載の平海苔束の
結束方法または装置にあっては、平海苔束を2つ折りに
することなく、平面に積み重ねられたままで結束できる
と共に、その結び目が2重結びとなるため、確実な結束
ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の平海苔束の結束装置を示す平面図であ
る。
【図2】平海苔束の供給状態を示す斜視図である。
【図3】テープの掛け回し状態を示す斜視図である。
【図4】結束テープ部の面合状態を示す斜視図である。
【図5】結束テープ部の斜め折り曲げ状態を示す斜視図
である。
【図6】結束テープ部の横倒状態を示す斜視図である。
【図7】結束テープ部の後向き折り返し状態を示す斜視
図である。
【図8】結束テープ部の前向き折り返し状態を示す斜視
図である。
【図9】結束テープ部の前向き折り返し状態を示す斜視
図である。
【図10】結束完了状態を示す斜視図である。
【図11】結束が完了した平海苔束の搬出状態を示す斜
視図である。
【符号の説明】
A 平海苔束 T テープ T1 掛回しテープ部 T2 結束テープ部 1 支持板 12 テープ掛回し用開口部 2 搬出ベルト 3 テープ送り装置 4 受け板 41 テープ掛回し用開口部 42 テープガイド板 5 テープ回しアーム 6 テープ押え片 7 斜め折り曲げ片 8 押え折り曲げ片 90 下向き折り返し片 93 上向き折り返し片
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面に積み重ねられた平海苔を結束位置
    に水平に固定し;結束位置に固定した平海苔束の下面に
    配置したテープを平海苔束に掛け回した後、テープの両
    端部を該平海苔束の上面で面合して掛回しテープ部から
    結束テープ部を起立状態に形成し;起立状態の結束テー
    プ部を180°反転させて掛回しテープ部に対して横起
    立状態で直角方向に延長し;横起立状態の結束テープ部
    を90°横倒しした後、掛回しテープ部下面と平海苔束
    上面との間に折り曲げ挿入して180°逆向きに延長す
    ることにより平海苔束を1重結束することを特徴とする
    平海苔束の結束方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の平海苔束の結束方法にお
    いて、180°逆向きに延長して1重結束した結束テー
    プ部を180°逆向きに延長して掛回しテープ部上面側
    に折り曲げた後、再び掛回しテープ部に巻き回した結束
    テープ部と平海苔束上面との間に折り曲げ挿入して18
    0°逆向きに延長することにより平海苔束を2重結束す
    ることを特徴とする平海苔束の結束方法。
  3. 【請求項3】 平面に積み重ねられた平海苔束を載置し
    た状態で昇降する支持板及びこの支持板の上方に設けら
    れた受け板と;この支持板及び受け板に形成されたテー
    プ掛回し用開口部と;前記支持板の下降位置に延在する
    ように設けられた搬出ベルトと;前記受け板のテープ掛
    回し用開口部に進退可能に設けられ、その上でテープの
    結束が行なわれるようにしたテープガイド板と;前記支
    持板に載置された平海苔束の下方にテープを送り込むテ
    ープ送り装置と、 その送り込まれたテープの両端部を
    吸着した状態で、テープを前記テープ掛回し用開口部を
    通って平海苔束の上方に回し、テープの両端部を面合さ
    せる1対のテープ回しアームと;そのテープの両端部を
    面合した状態で、平海苔束の上方に回されたテープを平
    海苔束の上面に沿って押えていきながら先端を突き合せ
    ることにより、その突き合せ部において掛回しテープ部
    から結束テープ部を面合状態に立ち上げさせる一対のテ
    ープ押え片と;その面合状態に立ち上げられた結束テー
    プ部を斜め下向きに挾んで180°反転することによ
    り、結束テープ部を横起立状態で掛回しテープ部と直角
    に延長するように折り曲げる斜め折り曲げ片と;この横
    起立状態に折り曲げられた結束テープ部を挾んで掛回し
    テープ部上に90°横倒することにより、結束テープ部
    を掛回しテープ部と直角に延長したまま横倒状態に折り
    曲げる押え折り曲げ片と;その横倒状態で掛回しテープ
    部と直角に延長した結束テープ部を下向きに回して前記
    テープガイドと掛回しテープ部との間に挿入し、結束テ
    ープ部を180°逆向きに延長するように折り返す下向
    き折り返し片と;を備えていることを特徴とする平海苔
    束の結束装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の平海苔束の結束装置にお
    いて、前記180°逆向きに延長するように折り返され
    た結束テープ部を上向きに回して掛回しテープ部の上を
    通し、結束テープ部を再び180°逆向きに延長するよ
    うに折り返す上向き折り返し片と;を備えていることを
    特徴とした平海苔束の結束装置。
JP4353438A 1992-12-10 1992-12-10 平海苔束の結束方法およびその装置 Pending JPH06179417A (ja)

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