JP4551175B2 - 平海苔束束ね装置 - Google Patents

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Description

本発明は、平海苔束を束ねる平海苔束束ね装置に関する。
海から採集された生海苔は、海苔生産者で乾海苔に加工されて出荷される。図11は従来の海苔製造ラインの一例を示す図である。
海苔乾燥装置20から1枚づつ搬出された平海苔は、反転装置21で反転(特許文献1参照)させた後、検査装置22で良否を検査して選別した後、集束装置23で複数枚(通常10枚)の平海苔を重ねて集束し整列させて平海苔束にし、折曲装置24で乾海苔束を折り曲げて二つ折りし(特許文献2,3参照)、二つ折りした10帖分を1束(計100枚)にして、結束装置25により紙テープで結束し(特許文献4参照)、結束した36束(乾海苔3600枚)を箱詰めして出荷している。
近年の乾海苔の需要が、二つ折りした形態だけではなく、伸ばしたままの平海苔の形態でも増加しつつあり、海苔生産者では平海苔の形態での出荷対応が必要となっている。しかしながら、上記したように、海苔束を2つ折りにして結束するものしかなかったので、平海苔の需要があっても平らのままでは結束することができない。そのため、次工程の加工業者では二つ折りの乾海苔を開いて平らにして火入れし、その後平海苔束の状態で袋詰めしている。しかし、二つ折りの乾海苔は、開いて平海苔にし、折り癖がついているために癖取りをする必要がある。
そこで、平海苔束を2つ折りにすることなく、平面に積み重ねられたままで平海苔束を紙テープで結束できるようにするため、特許文献5には、紙テープの結び目を1重結びまたは2重結びとする平海苔束の結束方法及び装置について開示されている。
特公平3−39939号公報 実公昭60−8707号公報 特公昭59−45342号公報 実公平4−24802号公報 特開平6−179417号公報
従来の結び目を形成する平海苔束の結束方法では、テープと平海苔束の間にテープを通して結び目を形成するために工程が複雑となるだけでなく、複数の紙テープ取扱い手段が必要となるため、束ね装置が複雑な構造となるという問題があった。また、結び目の形成により結束がゆるくなるために平海苔束の保持性が悪くなる場合があった。
そこで、本発明は、平海苔束を、結び目を形成することなく簡単に束ねることができるとともに、平海苔束をしっかりと保持できる平海苔束束ね装置を提供するものである。
本発明の平海苔束束ね装置は、ひもコンベヤで構成され、搬送されてきた平海苔束を検知する進入センサの信号によって停止する搬送コンベヤと、3個の高さセンサによって、下死点、コンベヤより上、上死点の各位置で一時停止して昇降するエレベータと、前記エレベータに固定されて一体に昇降し、前記搬送コンベヤで水平に搬入されてきた平海苔束の両側を下から受けて搬送コンベヤより上に上昇させた後に間隔を狭めて平海苔束を支持する、対向して配置された一対の支持板と、前記搬送コンベヤの間に、平海苔束の両側を前記支持板で下から受けて搬送コンベヤより上に上昇させる際に平海苔束を支持する平海苔束支持台と、前記ひもコンベヤの間の下方に昇降自在に配置され、ひもコンベヤより上に上昇して搬送されてきた平海苔束を前記支持板で支持する位置で停止させ、束ねられた平海苔束が搬出される際にはひもコンベヤより下に下降して平海苔束を通過させる昇降自在のストッパーと、複数枚の熱圧着紙からなる束ね紙が収納され、平海苔束の搬出側のフレームによって支持され、前記進入センサの信号によって回転する束ね紙引き出しロールを備え、この束ね紙引き出しロールにより一枚ずつ引き出される開口部を下にして着脱自在のマガジンで構成されている束ね紙を供給する束ね紙供給部と、前記束ね紙供給部から頭出しされた束ね紙の端部を把持した状態で、前記エレベータの側面に設けられたガイドに沿って平海苔束の上を走行して束ね紙を束ね紙供給部から引き出して束ね紙を送り込む前進後退可能な束ね紙送り装置と、引き出された束ね紙の端部を、搬送方向と直角に水平に設けられた束ね紙支持棒と、エレベータに設けたシリンダのピストンロッドの先端に昇降可能に配置されて前記支持板上を昇降し、支持板に支持された平海苔束の上に送り込まれている束ね紙を平海苔束上に押さえる部分の前後に、束ね紙の幅を有する束ね紙をガイドして位置決めする下向きに末広がりのテーパを有するガイド片が設けられた、平海苔束を圧縮する圧縮板と、前記支持板の上昇により平海苔束の前後に垂れた束ね紙の端部のそれぞれを平海苔束及び支持板の下側に曲げて押し込んで重ねる束ね紙曲げローラと、束ね紙の端部を平海苔束及び支持板の下側に曲げて押し込んで重さねられた状態をエアーの噴出により維持するエアー噴射装置と、束ね紙の重ねた端部を接着する熱圧着ヒータとからなることを特徴とする。
本発明の平海苔束束ね装置(以下「束ね装置」という。)は、結び目を形成することなく平海苔束を束ね紙で巻いて重なった端部を接着するだけなので、簡単に且つ短時間で平海苔束を束ねることができる。また、平海苔束を圧縮して束ね紙で結び目を形成することなく束ねるので、束ね紙がゆるむことがないので、平海苔束をしっかりと保持することができる。
図1は本発明の束ね装置の一実施例を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
図1において、束ね装置1の直方体のフレーム2内には、その下部に平海苔集束整列装置の搬送コンベヤから水平状態で平海苔束3を搬入し、前部から束ね紙4で束ねられた平海苔束3を搬出する搬送コンベヤ5が配置されている。束ね装置1の搬出側のフレーム2aには平海苔束3を束ねる束ね紙4を供給する束ね紙供給部6が配置されている。搬送コンベヤ5で搬入されてきた平海苔束3を搬送コンベヤ5から移し換えて保持し、束ねられた平海苔束3を搬送コンベヤ5へ戻す平海苔束支持部7が束ね装置1の両側の垂直フレーム2bに沿って昇降するエレベータ8に設けられている。さらに、平海苔束支持部7に保持された平海苔束3を束ね紙4で束ねる平海苔束束ね部9が束ね装置1の上部のフレーム枠2に設けられている。以下、各部について具体的に説明する。
(1)搬送コンベヤ
図1において、搬送コンベヤ5は平海苔束の搬送方向に平行に3本のひもコンベヤ5aで構成されている。ひもコンベヤ5aの外幅は平海苔束の幅(約21cm)の2/3程度であり、搬送されてくる平海苔束3の両側が搬送コンベヤ5からそれぞれ平海苔束の幅の1/6程度はみ出している。本発明では、平海苔束を上昇させる際には、搬送コンベヤ5からはみ出した両側をまず支持して上昇動作を開始する。
搬送コンベヤ5は、搬送されてきた平海苔束を検知する進入センサ10の信号によって停止する。ひもコンベヤ5aの間の下方にはシリンダ11aで昇降自在のストツパ11が配置され、ストツパ11は、ひもコンベヤ5aより上に上昇して搬送されてきた平海苔束を停止させ、束ねられた平海苔束が搬出される際にはひもコンベヤ5aより下に下降して平海苔束を通過させる。
さらに、ひもコンベヤ5aの間の下方には、シリンダ12aで昇降自在の平海苔束支持台12が配置されている。平海苔束3を平海苔束支持部7の支持板7aに搬送コンベヤ5からはみ出した平海苔束の両側のみを支持する際に、平海苔束支持台12は上昇して平海苔束を支持し、平海苔束が崩れて落下しないようにする。
搬送コンベヤ5の搬入側には、搬送コンベヤ5と別駆動のコンベヤ13を接続して、搬入されてくる後続の平海苔束を待機できるようにしてもよい。また、搬送コンベヤ5の終端下部には昇降自在の計測台14を配置し、計測台14を搬送コンベヤより上に上昇させて束ねられた平海苔束を載せて重量を計測できるようにしてもよい。計測台14は下部にあるロードセル部に支持され、ロードセル部の信号を重量表示部に伝達して計測重量を表示できるようにする。
(2)束ね紙供給部
図1において、束ね紙供給部6は、複数枚の束ね紙4が収納され、収納された束ね紙4が一枚づつ引き出される開口部6aを下にして着脱自在のマガジンで構成し、束ね装置1の搬出側のフレーム2aによって支持される。束ね紙供給部6は、束ね紙4を引き出す束ね紙引き出しロール6bを備えており、進入センサ10の信号によって束ね紙4に接している束ね紙引き出しロール6bが回転することにより束ね紙収納部6の開口部6aから束ね紙4を1枚づつ頭出しする。
束ね紙4は、束ね紙の重ねた端部を接着するのに熱圧着を利用する場合は、紙の表面に接着剤をコーティングした熱圧着紙を使用する。また、束ね紙の重ねた端部を接着ラベルで接着する場合は、紙製のものでもよい。
束ね紙4の幅は、特に限定されるものではなく、例えば、平海苔束3の幅約21cmの1/3〜1/2程度、あるいは、平海苔束の幅と同程度の幅であってもよい。束ね紙4の全長は平海苔束に巻いて端部を重ねて接着する長さが必要であり、例えば、50枚以下の平海苔束の場合、55cm程度であるが、束ねる平海苔束の高さに応じて長さを調節すればよい。なお、束ね紙4は短冊型のものに代えて、ロールに巻かれた連続したものを必要な長さでカットして供給してもよい。
束ね紙供給部6の開口部6aから頭出しされた束ね紙4の端部は、束ね紙送り装置であるチャッカー15に設けられた開閉可能な開口部15aへと導かれる。チャッカー15は、束ね紙の端部が開口部15aに達すると、開口部15aは閉じて束ね紙4の端部を把持する。チャッカー15は、平海苔束支持部7を昇降させるエレベータ8の側面に設けられたガイド15bに沿って空気式ロッドレスシリンダ15cによって束ね紙4の端部を保持した状態で、上方に待機している圧縮板16と平海苔束3の間を通って束ね装置1の後部に水平に走行し、束ね紙4を束ね紙供給部6から1枚引き出す。引き出された束ね紙の端部は搬送方向と直角に水平に設けられた束ね紙支持棒6cに支持され、搬送コンベア5の上に垂れないようにする。
(3)平海苔束支持部
図1において、平海苔束支持部7は、束ね装置1の垂直フレーム2bに沿って昇降するエレベータ8に固定されている。エレベータ8はチェーン8aに固定され、スプロケット8bをモータで回転させて昇降させる。
エレベータ8の下部の両側には平海苔束を下から受けて支持する一対のL字形の支持板7aが設けられている。支持板7aは搬送コンベヤ5の巾方向へエレベータ8の下板8dに設けられたガイド(図示せず)に沿って互いに接近あるいは離れるように移動する。支持板7aはエレベータ8に固定したシリンダ7bのピストンロッド7cにより移動させる。なお、シリンダ7bはエレベータ8に固定され、エレベータ8の昇降によりシリンダ7bも昇降するので、外部から流体圧を供給するため、束ね装置1の垂直フレーム2bの開口を昇降できるように配置する。
支持板7aは、エレベータ8と一体に昇降し、下死点の待機位置にある時は搬送コンベヤ5の上面より低いレベルにあるが、対向する支持板7aの間隔を搬送コンベヤ5の外幅より僅かに広くしているので、そのまま昇降しても搬送コンベヤ5と干渉することはない。また、支持板7aは、搬送コンベアヤ5の上面より高いレベルにある時は搬送コンベヤ5と干渉しないので、そのまま搬送コンベヤ5の幅方向へ自在に動かすことができる。
エレベータ8は、束ね装置1のフレームに配置されている3個の高さセンサによって、下死点→コンベヤより上→上死点の位置で一時停止して昇降する。
エレベータ8の上板8c中央には、エレベータ8の上板8cに設けたシリンダ16aのピストンロッド16bが貫通し、その先端に固定された圧縮板16が昇降可能に配置されている。
圧縮板16は、図2に示すように、平海苔束3とほぼ同じ大きさであり、中央部の束ね紙4を押さえる部分の前後には、束ね紙4の幅を有する束ね紙4をガイドして位置決めする下向きに末広がりのテーパを有するガイド片16cが設けられている。圧縮板16の前端はストツパ11及び平海苔束3の前端と同じ位置に設定されている。
シリンダ16aにより圧縮板16は下降して、支持板7aとの間で平海苔束3を圧縮するとともに、束ね紙4を平海苔束3の中央の上部で押さえる。
(4)平海苔束束ね部
図1において、平海苔束束ね部9は、束ね紙ガイド9a、束ね紙曲げローラ9b、エアー噴出し装置9c、熱圧着用ヒータ9dで構成され、これらは束ね装置1の垂直フレーム2bに固定されている。
図3に示すように、支持板7aに支持されている平海苔束3の前面及び後面より僅かに離れた位置に、束ね装置1の垂直フレーム2bに水平に支持された束ね紙ガイド9aがそれぞれ配置されている。エレベータ8が上死点へ上昇する途中で平海苔束3の前後に垂れる束ね紙4の外側は束ね紙ガイド9aにガイドされて、平海苔束3の前後と束ね紙ガイド9aとのすきまに確実に位置する。
束ね紙ガイド9aの下方で、且つ平海苔束3を保持した支持板7aの下面のレベルに、平海苔束3の前後に垂れている束ね紙4を支持板7の下面の中央に押して曲げるための束ね紙曲げローラ9bが対向して水平に設けられている。束ね紙曲げローラ9bは束ね装置1の垂直フレーム2bに固定されたシリンダ9eにより前進・後退する。
束ね装置1の垂直フレーム2bには、束ね紙曲げローラ9bで支持板7aの下側に曲げられた束ね紙4の端部をエアー噴出により支持板7aの下面に押上げて重ねた状態を維持するエアー噴出し装置9cが配置されている。
さらに、束ね紙4の端部を重ねた部分を熱圧着する熱圧着用ヒータ9dが支持され、熱圧着用ヒータ9dは束ね紙4の熱圧着部へ出入りし、上昇して熱圧着部を押さえて加熱し熱圧着する。また、束ね紙の重ねた端部を接着ラベルで接着する場合は、熱圧着用ヒータに代えて、束ね紙4の接着部へ出入りし接着ラベルを貼着する手段を使用してもよい。
次に、平海苔束の束ね動作について説明する。図4〜9は平海苔束の束ね動作を示す模式図で、右は正面図、左は側面図であり、説明に必要な部分を図示している。
(1)乾燥装置から1枚づつ縦長で搬出される平海苔は、反転装置で反転後、形状不良や付着異物の検査をした後に計数され、10枚重なると、下方の搬出コンベヤ上に落とされる。落下した10枚の平海苔束は落下の度に(50枚の場合5回、100枚の場合10回)4辺が揃えられ、集積枚数が所定数(例えば50枚〜100枚)の束になると、平海苔束は搬出コンベヤで横長方向に搬出される。
(2)図4(a)において、平海苔束3は、海苔集束装置の搬出コンベヤと接続されている搬送コンベヤ5で束ね装置1へ搬入される。搬送コンベヤ5で搬送されてきた平海苔束3は、進入センサ10で検知され、進入センサ10の信号でタイマが作動し一定時間後に搬送コンベヤ5は停止するとともに、平海苔束3の前面はひもコンベヤ5aの間にシリンダ11aにより上昇しているストツパ11に当接する。
(3)図4(b)において、進入センサ10の信号で束ね紙収納部6の一番上の束ね紙4と接する束ね紙引き出しロール6bが回転し、束ね紙4を束ね紙収納部から1枚引き出し、頭出しする。頭出しされた束ね紙4の端部は、チャッカー15の開口部15aに入り、開口部15aを閉めて把持される。
図5(a)において、束ね紙4の端部を把持したチヤッカー15は、シリンダ15cで平海苔束3の上部と上昇している圧縮板16の下部との間を平海苔束3の搬入側へ水平に走行しセンサで検知され停止する。
(4)図5(b)において、エレベータ8を上昇させることにより支持板7aを搬送コンベヤ5のレベルより上昇させ搬送コンベヤ上の平海苔束3をコンベヤから離して浮かす。このとき、支持板7aで平海苔束3を確実に浮かすために、平海苔束支持台12もひもコンベヤ5aの間を上昇させて平海苔束3の支持を補助する。
(5)図6(a)において、支持板7aは搬送コンベヤ5より上に位置しているので、対向する支持板7aを両側から中央部に寄せて搬送コンベヤ5より狭いすきまにし、平海苔束3を支持板7aのみで安定して支持できるようにする。その間にストツパ11及び平海苔束支持台12は降下する。
(6)図6(b)において、支持板7aの上部にある圧縮板16をシリンダ16aで下降させて束ね紙4を押し下げて平海苔束3の上部に載せ、さらに圧縮板16と支持板7aの間で平海苔束3を圧縮する。この時、束ね紙4の端部は引っ張られてチャッカー15の開口部15aから外れて離れる。
図7(a)において、平海苔束3を圧縮した状態でエレベータ8を上昇させると、束ね紙4の両端が平海苔束3の前後で平海苔束3の下面より下に垂れる。
(7)図7(b)において、束ね紙4の垂れた後方の端部を束ね紙曲げローラ9bをシリンダ9eで前方に動かし、平海苔束3及び支持板7aの下側に曲げて押し込む。
次いで、図8(a)において、同様にして垂れた前方の端部を束ね紙曲げローラ9bで平海苔束3及び支持板7aの下側に曲げて押し込み、エアー噴出装置9cからエアーを噴出させて束ね紙4の端部を支持板7aの下面に押し上げて重ねる。
(8)重なった端部に一定温度に保持された熱圧着用ヒータ9dを進入させ、上昇させて当接し、熱圧着する。圧着後、熱圧着用ヒータ9dは元の位置に戻る。こうして平海苔束3は圧縮した状態で束ね紙4により束ねられる。
(9)圧縮板16で平海苔束3を圧縮させた状態で、エレベータ8を下降させ、束ねた平海苔3を支持した支持板7aを搬送コンベヤ5よりやや上の位置で停止させる。その後、図8(b)に示すように、支持板7aのすきまを搬送コンベヤ5と干渉しない幅まで広げ、圧縮板16を上昇させる。
(10)次に、図9(a)において、エレベータ8を下降させて支持板7aを搬送コンベヤ5の下部まで下降させると、束ねられた平海苔束3は搬送コンベヤ5の上に載せられる。
(11)図9(b)において、搬送コンベヤ5を駆動して束ねられた平海苔束3を搬送コンベヤ5の終端にある計測台14の上まで搬送し停止させた後、搬送コンベヤ5の下部から計測台14を上昇させて搬送コンベヤ5から浮かせて重量を計測する。その間にチャッカー15は束ね紙4の引出し位置に戻り、ストツパ11は搬送コンベヤ5の上部より上に上昇する。
重量計測が終了すると搬送コンベヤ5を駆動して束ねられた平海苔束3を束ね装置1から搬出する。
以上の工程により、束ね紙4が平海苔束3の幅(約21cm)の中央部に長さ(約19cm)方向に巻かれ、厚さ方向に圧縮した状態で束ねられた平海苔束3を得ることができる。図10は本発明の束ね装置を配置した海苔製造ラインの一例を示す図である。図11に示す、従来の二つ折り海苔束の海苔製造ラインに束ね装置を配置する。
二つ折り海苔束を製造する場合には、海苔乾燥装置20で乾燥した平海苔は1枚づつ搬出され反転装置21で反転後、検査装置22で検査して選別した後、海苔集束装置23で複数枚(通常10枚)の平海苔を重ねて集束して平海苔束にし、搬送コンベヤで折曲装置24に搬送して平海苔束を折り曲げて二つ折りし、二つ折りした海苔束を結束装置25によって紙テープで結束する。
平海苔束を束ねる場合には、海苔集束装置23から搬送コンベヤで搬送される平海苔束を束ね装置1に送って束ねる。平海苔束の搬送の切替は、方向転換装置26を配置して行うことができる。
本発明の束ね装置の一実施例を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 圧縮板の斜視図である。 平海苔束束ね部の斜視図である。 平海苔束の束ね動作を示す模式図である。 平海苔束の束ね動作を示す模式図である。 平海苔束の束ね動作を示す模式図である。 平海苔束の束ね動作を示す模式図である。 平海苔束の束ね動作を示す模式図である。 平海苔束の束ね動作を示す模式図である。 本発明の束ね装置を配置した海苔製造ラインの一例を示す図である。 従来の海苔製造ラインの一例を示す図である。
符号の説明
1:束ね装置
2:フレーム枠
2a:搬出側のフレーム
2b:垂直フレーム
3:平海苔束
4:束ね紙
5:搬送コンベヤ
5a:ひもコンベヤ
6:束ね紙供給部
6a:開口部
6b:束ね紙引き出しロール
6c:束ね紙支持棒
7:平海苔束支持部
7a:支持板
7b:シリンダ
7c: ピストンロッド
8:エレベータ
8a:チェーン
8b:スプロケット
8c:上板
8d:下板
9:平海苔束束ね部
9a:束ね紙ガイド
9b:束ね紙曲げローラ
9c:エアー噴出し装置
9d:熱圧着用ヒータ
9e:シリンダ
10:進入センサ
11:ストツパ
11a:シリンダ
12:平海苔束支持台
12a:シリンダ
13:コンベヤ
14:計測台
15:チャッカー(束ね紙送り装置)
15a:開口部
15b:ガイド
15c:空気式ロッドレスシリンダ
16:圧縮板
16a:シリンダ
16b:ピストンロッド
16c:ガイド片
20:海苔乾燥装置
21:反転装置
22:検査装置
23:海苔集束装置
24:折曲装置
25:結束装置
26:方向転換装置

Claims (1)

  1. ひもコンベヤで構成され、搬送されてきた平海苔束を検知する進入センサの信号によって停止する搬送コンベヤと、
    3個の高さセンサによって、下死点、コンベヤより上、上死点の各位置で一時停止して昇降するエレベータと、
    前記エレベータに固定されて一体に昇降し、前記搬送コンベヤで水平に搬入されてきた平海苔束の両側を下から受けて搬送コンベヤより上に上昇させた後に間隔を狭めて平海苔束を支持する、対向して配置された一対の支持板と、
    前記搬送コンベヤの間に、平海苔束の両側を前記支持板で下から受けて搬送コンベヤより上に上昇させる際に平海苔束を支持する平海苔束支持台と、
    前記ひもコンベヤの間の下方に昇降自在に配置され、ひもコンベヤより上に上昇して搬送されてきた平海苔束を前記支持板で支持する位置で停止させ、束ねられた平海苔束が搬出される際にはひもコンベヤより下に下降して平海苔束を通過させる昇降自在のストッパーと、
    複数枚の熱圧着紙からなる束ね紙が収納され、平海苔束の搬出側のフレームによって支持され、前記進入センサの信号によって回転する束ね紙引き出しロールを備え、この束ね紙引き出しロールにより一枚ずつ引き出される開口部を下にして着脱自在のマガジンで構成されている束ね紙を供給する束ね紙供給部と、
    前記束ね紙供給部から頭出しされた束ね紙の端部を把持した状態で、前記エレベータの側面に設けられたガイドに沿って平海苔束の上を走行して束ね紙を束ね紙供給部から引き出して束ね紙を送り込む前進後退可能な束ね紙送り装置と、
    引き出された束ね紙の端部を、搬送方向と直角に水平に設けられた束ね紙支持棒と、
    エレベータに設けたシリンダのピストンロッドの先端に昇降可能に配置されて前記支持板上を昇降し、支持板に支持された平海苔束の上に送り込まれている束ね紙を平海苔束上に押さえる部分の前後に、束ね紙の幅を有する束ね紙をガイドして位置決めする下向きに末広がりのテーパを有するガイド片が設けられた、平海苔束を圧縮する圧縮板と、
    前記支持板の上昇により平海苔束の前後に垂れた束ね紙の端部のそれぞれを平海苔束及び支持板の下側に曲げて押し込んで重ねる束ね紙曲げローラと、
    束ね紙の端部を平海苔束及び支持板の下側に曲げて押し込んで重さねられた状態をエアーの噴出により維持するエアー噴射装置と、
    束ね紙の重ねた端部を接着する熱圧着ヒータとからなることを特徴とする平海苔束束ね装置。
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