JP4965892B2 - 積層平海苔束結束装置 - Google Patents

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本発明は、複数の平海苔束を積層した積層平海苔束を結束する積層平海苔束結束装置に関する。
通常、乾海苔は、平海苔束(10枚)を二つ折りして結束した形態で出荷している。近年、乾海苔の需要が、二つ折りした形態だけではなく、二つ折りしないままの平海苔束の形態でも増加しつつあるため、海苔生産者では平海苔を積層した積層平海苔束の形態での出荷対応が必要となっている。積層平海苔束は、検査をし易くする、見映えをよくする、あるいは出荷後の加工業者での作業の簡素化のために、図4に示すように、積層平海苔束の上面と下面がいずれも平海苔の表(つるつるした光沢のある面)もしくは裏(ざらざらした面)となるように、平海苔の表(裏)が上面になるように重ねた上半分の積層平海苔束(50枚)L1と、平海苔の表(裏)が下面になるように重ねた積層平海苔束(50枚)L2を重ねて結束した積層平海苔束(100枚)Lが要求されている。
平海苔束を紙テープで結束できるようにするため、特許文献1には、紙テープを折り曲げて結び目を形成して平海苔束を結束することが開示されている。
特開平6−179417号公報
前記特許文献1に記載された結束装置では、前工程の平海苔束整列移送機から移送される100枚の積層平海苔束が移送コンベヤで移送中にずれたりして不揃いになったりすると、不揃いのまま結束されるおそれがある。
また、紙テープと積層平海苔束の間に紙テープを通して結び目を形成するため、複数の紙テープ取扱い手段が必要となるだけでなく、積層枚数の多い積層平海苔束では整列状態を維持するために通常の紙テープより幅の広いテープの対応が必要となるため、結束装置の構造が複雑となることが考えられる。
そこで、本発明は、積層平海苔束を整列させた状態で結び目を形成することなく結束することができる積層平海苔束結束装置を提供するものである。
本発明の積層平海苔束結束装置は、積層平海苔束を搬入するととともに、結束された積層平海苔束を搬出する搬送コンベヤを備えた積層平海苔束搬送手段と、前記搬送コンベヤ上の積層平海苔束の両側を下から支持して上昇させた後に間隔を狭めて積層平海苔束に当接させるとともに、さらに結束位置まで上昇し、結束後に積層平海苔束を搬送コンベヤへ降ろす、昇降するエレベータの下部の両側に対向して配置された前進後退可能な一対の支持板を供えた積層平海苔束支持手段と、前記支持板に支持された積層平海苔束の前後方向の整列を行う、搬送コンベアの間で起立可能な整列板を備えた積層平海苔束整列手段と、積層平海苔束の上に結束紙を供給する結束紙供給手段と、前記支持板に支持された積層平海苔束上の結束紙の上から押さえて積層平海苔束を圧縮する昇降可能な圧縮板を備えた積層平海苔束圧縮手段と、前記支持板が上昇した位置で圧縮された積層平海苔束を結束する積層平海苔束結束手段とからなる積層平海苔束結束装置において、前記結束紙供給手段が、結束紙を収納する水平の結束紙収納ケースと結束紙収納ケースから引き出された結束紙を下方に垂直にガイドする垂直ガイド板を備え、結束紙収納ケースと垂直ガイド板の間に、結束紙収納ケースの排紙側の上部に結束紙を真空吸着し、垂直ガイド板側に前進する結束紙吸着送りが設けられ、結束紙収納ケースの取り出し側の底部には開口が設けられて結束紙を結束紙吸着送りに向けて上方に押し上げる押上部材が配置され、結束紙吸着送りにより送り出された結束紙の先端を挟み込んで引き出す一対の引出ローラと、引出ローラで引き出された結束紙を下方へ方向転換させる円弧状の方向転換用ガイドと、方向転換された結束紙の先端を挟持して垂直ガイド板へ送り込む送りローラが配置され、前記垂直ガイド板の下端から頭出しされた結束紙の先端を挟持する挟持部が設けられるとともに、前記エレベータの側面に設けられたチャッカーガイドに沿って結束紙の端部を挟持したまま、上方に待機している前記圧縮板と積層平海苔束の上面の間を通って前記積層平海苔束結束手段の後部に水平に走行し、結束紙を垂直ガイド板から引き出し、停止センサで検知されて停止するチャッカーが設けられ、チャッカーが走行を開始する際には開いて通過させ、チャッカーの走行中には閉じて結束紙を支持する結束紙支持ローラが配置されていることを特徴とする。
本発明は、積層平海苔束を整列させて結束することができるので、きれいに揃った積層平海苔束が得られる。
また、結束紙を折り曲げて結び目を形成することなく結束できるので、結束手段の構造が簡単となる。
図1aは本発明の積層平海苔束結束装置の一実施例の側面概略図を、図1bは正面概略図を、図1cは平面概略図を、図1dは整列手段の一実施例の説明図を、図1eは整列手段の別実施例の説明図である。図2は圧縮板で結束紙と積層平海苔束を圧縮した状態を示す斜視図である。
本発明の積層平海苔束結束装置の各手段について説明する。
(1)積層平海苔束搬送手段
積層平海苔束結束装置(以下「結束装置」という。)の直方体のフレーム1内には、その下部に前段の工程で積層された積層平海苔束を搬入するひもコンベヤからなる第1搬送コンベヤ2と、この搬入コンベヤ2から積層平海苔束を引き継ぎ、結束後に搬出するひもコンベヤからなる第2搬送コンベヤ3が配置されている。第1搬送コンベヤ2は連続して駆動され、第2搬送コンベヤ3は積層平海苔束を受け入れた後停止し、積層平海苔束の結束後に結束された積層平海苔束を搬出するために駆動される。
第2搬送コンベヤ3のひもコンベヤの外幅は積層平海苔束の幅(約21cm)の2/3程度であり、搬送されてくる積層平海苔束の両側が第2搬送コンベヤ3からそれぞれ積層平海苔束の幅の1/6程度はみ出している。本発明では、積層平海苔束を上昇させる際には、第2搬送コンベヤ3からはみ出した両側をまず支持して上昇動作を開始する。
第2搬送コンベヤ3は、搬送されてきた積層平海苔束を検知する進入センサ(図示せず)の検知信号によってタイマーで一定時間後に支持位置で停止する。
第2搬送コンベヤ3のひもの間には、昇降可能な積層平海苔束支え4が配置されている。積層平海苔束支え4は、積層平海苔束を積層平海苔束支持部材(以下「海苔支持部材」という。)5が第2搬送コンベヤ3からはみ出した積層平海苔束の両側を支持する際に、ひもの間から上昇して積層平海苔束を支持し、積層平海苔束Lが海苔支持部材5から落下しないようにする。
(2)積層平海苔束支持手段
第2搬送コンベヤ3で搬入されてきた積層平海苔束Lを支持して上昇し、結束紙で結束された積層平海苔束を降下により第2搬送コンベヤ3へ戻す一対のL字形の海苔支持部材5が、結束装置の両側の垂直フレーム6に沿って昇降するエレベータ7の下部の両側に対向して搬送コンベヤの巾方向へ互いに接近あるいは離れるように配置される。海苔支持部材5はエレベータ7に固定したシリンダ8により互いに接近あるいは離れるように水平に移動させる。なお、シリンダ8はエレベータ7に固定され、エレベータ7の昇降によりシリンダも昇降するので、外部から流体圧を供給するためのホースが結束装置の垂直フレーム6に設けた開口(図示せず)を昇降できるようにする。
海苔支持部材5は、エレベータ7と一体に昇降し、下死点の待機位置にある時は第2搬送コンベヤ3の上面より低いレベルにあるが、対向する海苔支持部材5の間隔を第2搬送コンベヤ3の外幅より僅かに広くしているので、そのまま昇降しても第2搬送コンベヤ3と干渉することはない。また、一対のL字形の海苔支持部材5は、第2搬送コンベアヤ3の上面を超えると第2搬送コンベヤ3と干渉しないので、そのまま第2搬送コンベヤ3の幅方向へ自在に互いに接近あるいは離れるように水平移動させることができる。
エレベータ7は、垂直フレーム6に配置されている3個の高さセンサによって海苔支持部材5が第2搬送コンベヤ3のレベルより下に位置する下死点、海苔支持部材5が第2搬送コンベヤ3より上の位置、上死点の3位置でそれぞれ所定時間停止するように段階的動作で昇降する。海苔支持部材5は、下死点で停止して搬入されてくる積層平海苔束を通過させ、積層平海苔束が停止後に第2搬送コンベヤ3より上の位置に上昇して積層平海苔束を支持して停止し、水平移動により互いに接近して積層平海苔束を確実に支持した後、上死点に上昇し、結束のために停止する。
また、海苔支持部材5は、第2搬送コンベヤ3より上の位置での水平移動によって積層平海苔束に当接して幅方向の整列を行う。海苔支持部材5の海苔搬入側には整列板10に対向して海苔当接板11が形成されている。
(3)積層平海苔束整列手段
第2搬送コンベヤ3の搬出側には、図1dに示すように、回転軸9の回転により第2搬送コンベヤ3の間で起立する整列板10が配置され、整列板10は起立により海苔支持部材5に支持された積層平海苔束Lに当接する。回転軸9の回転により起立した整列板10と海苔支持部材5の海苔当接板11が積層平海苔束Lに当接して平海苔束の前後を整列させる。なお、整列板10は、結束された積層平海苔束が搬出される時には、積層平海苔束を通過させるために、第2搬送コンベヤ3より下の待機位置にある。
また、平海苔束整列手段の別実施例として、図1eに示すように、海苔支持部材5の海苔当接板11に変えて、平海苔束搬入側に整列板10に対向して、回転軸9aの回転により第2搬送コンベヤ3の間で起立する整列板10aを配置し、回転軸9の回転により起立した整列板10と回転軸9aの回転により起立した整列板10aが積層平海苔束Lに当接して平海苔束の前後を整列させる。
(4)積層平海苔束圧縮手段
積層平海苔束は平海苔を単に重ねたそのままの状態では、出荷の際の梱包・輸送や、海苔の品質(柔かさ・硬さ等)によっては、後工程の水分除去のための火入れなどに支障を来すので、適度な圧縮をする必要がある。
エレベータ7の天井板の上に設けたシリンダ12で昇降可能に海苔を押さえる積層平海苔束圧縮板(以下「圧縮板」という。)13が配置される。圧縮板13は、図2に示すように、積層平海苔束Lとほぼ同じ大きさであり、中央部の結束紙30を押さえる部分の前後には、結束紙30をガイドして位置決めする下向きに末広がりのテーパを有するガイド片14が設けられている。
シリンダ12により圧縮板13は下降して、結束紙30を積層平海苔束Lの中央の上部で押さえるとともに、海苔支持部材5との間で積層平海苔束Lを圧縮する。圧縮調整は、ストッパーやシリンダの圧力制御弁にて適度な圧力調整を行う。
(5)結束紙供給手段
複数枚の結束紙が収納される結束紙収納ケース15がフレーム1の上部の中央に水平に配置され、結束紙収納ケース15から引き出された結束紙を垂直に下方にガイドする垂直ガイド板16が配置される。
結束紙収納ケース15の排紙側の上部には、結束紙を真空吸着し、垂直ガイド板側に前進する結束紙吸着送り17が設けられ、結束紙収納ケース15の取り出し側の底部には開口が設けられ、結束紙を結束紙吸着送り17に向けて上方に押し上げる押上部材18が配置される。
結束紙収納ケース15の排紙側の出口には結束紙吸着送り17により送り出された結束紙の先端を挟み込んで回転により引き出す一対の引出ローラ19が設けられている。垂直ガイド板16の上部には、引出ローラ19で引き出された結束紙の先端を挟み込んで回転により結束紙をガイド板16に送り込む一対の送りローラ20が設けられている。引出ローラ19と送りローラ20の間には、引出ローラ19で引き出された結束紙を下方へ方向転換させて送りローラ20へガイドする円弧状の方向転換用ガイド21が配置される。
結束紙は、結束紙の重ねた端部の接着に熱圧着を利用する場合は、紙の表面に接着剤をコーティングした熱圧着紙を使用する。また、結束紙の重ねた端部を接着ラベルで接着する場合は、接着剤をコーティングしない紙でよい。
結束紙の幅は、例えば、積層平海苔束の幅約21cmの1/3〜1/2程度、あるいは、積層平海苔束の幅と同程度の幅にすることにより、結束後に積層平海苔束の形がくずれるのを防ぐことができる。結束紙の長さは積層平海苔束に巻いて端部を重ねることができる長さにする。
垂直ガイド板16の下端から頭出しされた結束紙の先端は、結束紙を搬出側に送るチャッカー22に設けられた開閉可能な挟持部23へ導かれ、結束紙の先端が挟持部23に達すると、挟持用センサで検知され、挟持部23が閉じられて挟持される。
チャッカー22は、エレベータ7の側面に設けられたチャッカーガイド24に沿って結束紙の端部を挟持したまま、上方に待機している圧縮板13と積層平海苔束の上面の間を通って結束装置の後部に水平に走行し、結束紙を垂直ガイド板16から引き出し、停止センサで検知されて停止する。チャッカー22の走行中には、引き出された結束紙の端部は搬送方向と直角に水平に設けられた一対の結束紙支持ローラ25に支持される。結束紙支持ローラ25は、チャッカー22が走行を開始する際には開いて通過させ、走行中には結束紙が垂れて走行に支障がないように閉じて結束紙を支持し、チャッカー22が所定距離走行して停止する。
(6)積層平海苔束結束手段
搬入側と搬出側のそれぞれに、積層平海苔束の前後に垂れている結束紙を前進により海苔支持部材の下面の中央に送って曲げるための結束紙曲げ部材26,27がフレーム1に固定されたシリンダ(図示せず)により前進後退可能に設けられている。
搬入側の結束紙曲げ部材26には、海苔支持部材5の下側に曲げられた結束紙の端部をエアー噴出により海苔支持部材5の下面に押上げて結束紙の先端が垂れないように重ねた状態に保持するエアー噴出ノズル(図示せず)が配置されている。
さらに、搬出側の結束紙曲げ部材27には、結束紙の端部を重ねた部分を熱圧着する熱圧着用ヒータ28が支持され、熱圧着用ヒータ28は結束紙曲げ部材27により結束紙の熱圧着部へ出入りし、押さえシリンダ29により押さえられ、テコにより回転し、上昇して熱圧着部を押さえて熱圧着する。なお、結束紙の重ねた端部を接着ラベルで接着する場合は、熱圧着用ヒータに代えて、結束紙の接着部へ出入りし接着ラベルを貼着する手段を使用してもよい。
次に、本発明の積層平海苔束結束装置の動作について説明する。
図3a〜図3lは積層平海苔束の束ね動作を示す説明図で、右は正面概略図、左は側面概略図である。
(1)図3aにおいて、結束紙収納ケース15の結束紙30が、押上部材18により押し上げられるとともに、結束紙吸着送り17により吸着され、引出ローラ19側に移動して先端が引出ローラ19へ送られる。
図3bにおいて、結束紙30は引出ローラ19により引き出され、先端が方向転換用ガイド21で下方に方向転換されて送りローラ20に挟持され、送りローラ20により垂直ガイド板16で下方へガイドされて送られる。
(2)図3cにおいて、垂直ガイド板16から引き出された結束紙30の先端は、チャッカー22に挟持される。
一方、積層平海苔束結束装置の前段のラインにおいて平海苔を積層した積層平海苔束Lが、第1搬送コンベヤ2で搬入され、図3dに示すように第2搬送コンベヤ3に移り、積層平海苔束Lが進入センサで検知され、進入センサの信号でタイマーが作動して一定時間後に第2搬送コンベヤ3が停止し、積層平海苔束Lが所定の位置に停止する。
(3)結束紙30の端部を把持したチヤッカー22は、図3dに示すように、積層平海苔束Lの上面と上昇している圧縮板13との間を積層平海苔束Lの搬出側へガイド24に沿って水平に走行し、停止センサで検知され停止する。このとき、結束紙支持ローラ25はチヤッカー22の通過時には開き、チャッカー22の通過後は閉じて結束紙30の搬入側の端部を挟んで支持する。
(4)図3eにおいて、エレベータ7に支持された海苔支持部材5を第2搬送コンベヤ3のレベルより上昇させて海苔支持部材5により第2搬送コンベヤ3上の積層平海苔束Lの両端を下から支持して第2搬送コンベヤ3上から離して浮かす。このとき、海苔支持部材5で積層平海苔束Lを確実に支持するために第2搬送コンベヤ3の間に配置された積層平海苔束支え4を上昇させて積層平海苔束Lを下から支える。
(5)図3fにおいて、対向する海苔支持部材5は第2搬送コンベヤ3より上に位置しているので、海苔支持部材5を両側から中央部に寄せて積層平海苔束Lに当接させるとともに、整列板10を回転軸9の回転により起立させて海苔支持部材5の海苔当接板11との間で積層平海苔束Lを整列させる。また、海苔支持部材5を両側から中央部に寄せることにより、積層平海苔束Lを海苔支持部材5のみで安定して支持できるようになる。その間に図3eに示す積層平海苔束支え4は第2搬送コンベヤ3の下へ降下する。
(6)海苔支持部材5を寄せて積層平海苔束Lを整列し支持した後、図3g)において、圧縮板13をシリンダ12で下降させて結束紙30を押し下げて積層平海苔束Lの上部に載せ、さらに圧縮板13と海苔支持部材5の間で積層平海苔束を圧縮する。この時、結束紙30の端部が圧縮板13と積層平海苔束Lの間に挟まれると同時にチャッカー22と結束紙支持ローラ25から開放される。また、結束紙30はガイド片14の間に保持され、ずれることはない。
(7)図3hにおいて、積層平海苔束Lを圧縮した状態でエレベータ7を上昇させると、結束紙30の両端が積層平海苔束Lの前後の下面で、搬入側の結束紙曲げ部材26、搬出側の結束紙曲げ部材27の手前に垂れる。
(8)図3iにおいて、結束紙30の垂れた端部を搬入側の結束紙曲げ部材26をシリンダで中央に動かし、積層平海苔束Lを支持する海苔支持部材5の下側に沿って押し込んで曲げ、エアー噴出装置(図示せず)からエアーを噴出させて先端が垂れないように保持する。次いで、同様にして垂れた端部を搬出側の結束紙曲げ部材27で積層平海苔束Lを支持する海苔支持部材5の下側に曲げて押し込み結束紙30の端部を海苔支持部材5の下面で重ねる。
搬出側の結束紙曲げ部材27と共に進入した一定温度に保持された熱圧着用ヒータ28を、押さえシリンダ29を下降させてテコにより押し上げて当接させて熱圧着する。圧着後、結束紙曲げ部材26および熱圧着用ヒータ28は元の位置に後退する。こうして積層平海苔束Lは圧縮した状態で結束紙30により束ねられる。
(9)図3jにおいて、圧縮板13で積層平海苔束Lを圧縮させた状態で、エレベータ7を下降させ、結束した積層平海苔束Lを支持した海苔支持部材5を第2搬送コンベヤ3よりやや上の位置で停止させる。
その後、図3kに示すように、圧縮板13をシリンダ12で上昇させるとともに、チャッカー22は搬入側の待機位置に戻る。その後、海苔支持部材5を搬送コンベヤと干渉しない幅まで拡げ、次に、エレベータ7を下降させて海苔支持部材5を搬送コンベヤ3のレベル以下まで下降させると、積層平海苔束Lは第2搬送コンベヤ3の上に載り、図3lの示すように、第2コンベヤ3が駆動して搬出される。
以上の工程により、整列された状態で、結束紙30が積層平海苔束Lの幅(約21cm)の中央部に長さ(約19cm)方向に結束された積層平海苔束を得ることができる。
本発明の積層平海苔束結束装置の一実施例の側面概略図である。 本発明の積層平海苔束結束装置の一実施例の正面概略図である。 本発明の積層平海苔束結束装置の一実施例の平面概略図である。 本発明の積層平海苔束結束装置の整列手段の一実施例の説明図である。 本発明の積層平海苔束結束装置の整列手段の別実施例の説明図である。 圧縮板で結束紙と積層平海苔束を圧縮した状態を示す斜視図である。 積層平海苔束の束ね動作を示す説明図で、右は正面概略図、左は側面概略図である。 積層平海苔束の束ね動作を示す説明図で、右は正面概略図、左は側面概略図である。 積層平海苔束の束ね動作を示す説明図で、右は正面概略図、左は側面概略図である。 積層平海苔束の束ね動作を示す説明図で、右は正面概略図、左は側面概略図である。 積層平海苔束の束ね動作を示す説明図で、右は正面概略図、左は側面概略図である。 積層平海苔束の束ね動作を示す説明図で、右は正面概略図、左は側面概略図である。 積層平海苔束の束ね動作を示す説明図で、右は正面概略図、左は側面概略図である。 積層平海苔束の束ね動作を示す説明図で、右は正面概略図、左は側面概略図である。 積層平海苔束の束ね動作を示す説明図で、右は正面概略図、左は側面概略図である。 積層平海苔束の束ね動作を示す説明図で、右は正面概略図、左は側面概略図である。 積層平海苔束の束ね動作を示す説明図で、右は正面概略図、左は側面概略図である。 積層平海苔束の束ね動作を示す説明図で、右は正面概略図、左は側面概略図である。 積層平海苔束を示す斜視図である。
符号の説明
1:フレーム 2:第1搬送コンベヤ
3:第2搬送コンベヤ 4:積層平海苔束支え
5:海苔支持部材 6:垂直フレーム
7:エレベータ 8:シリンダ
9,9a:回転軸 10,10a:整列板
11:海苔当接板 12:シリンダ
13:圧縮板 14:ガイド片
15:結束紙収納ケース 16:垂直ガイド板
17:結束紙吸着送り 18:押上部材
19:引出ローラ 20:送りローラ
21:方向転換用ガイド 22:チャッカー
23:挟持部 24:ガイド
25:結束紙支持ローラ 26:搬入側の結束紙曲げ部材
27:搬出側の結束紙曲げ部材 28:熱圧着用ヒータ
29:押さえシリンダ 30:結束紙

Claims (4)

  1. 積層平海苔束を搬入するととともに、結束された積層平海苔束を搬出する搬送コンベヤを備えた積層平海苔束搬送手段と、
    前記搬送コンベヤ上の積層平海苔束の両側を下から支持して上昇させた後に間隔を狭めて積層平海苔束に当接させるとともに、さらに結束位置まで上昇し、結束後に積層平海苔束を搬送コンベヤへ降ろす、昇降するエレベータの下部の両側に対向して配置された前進後退可能な一対の支持板を供えた積層平海苔束支持手段と、
    前記支持板に支持された積層平海苔束の前後方向の整列を行う、搬送コンベアの間で起立可能な整列板を備えた積層平海苔束整列手段と、
    積層平海苔束の上に結束紙を供給する結束紙供給手段と、
    前記支持板に支持された積層平海苔束上の結束紙の上から押さえて積層平海苔束を圧縮する昇降可能な圧縮板を備えた積層平海苔束圧縮手段と、
    前記支持板が上昇した位置で圧縮された積層平海苔束を結束する積層平海苔束結束手段とからなる積層平海苔束結束装置において、
    前記結束紙供給手段が、結束紙を収納する水平の結束紙収納ケースと結束紙収納ケースから引き出された結束紙を下方に垂直にガイドする垂直ガイド板を備え、結束紙収納ケースと垂直ガイド板の間に、結束紙収納ケースの排紙側の上部に結束紙を真空吸着し、垂直ガイド板側に前進する結束紙吸着送りが設けられ、結束紙収納ケースの取り出し側の底部には開口が設けられて結束紙を結束紙吸着送りに向けて上方に押し上げる押上部材が配置され、
    結束紙吸着送りにより送り出された結束紙の先端を挟み込んで引き出す一対の引出ローラと、引出ローラで引き出された結束紙を下方へ方向転換させる円弧状の方向転換用ガイドと、方向転換された結束紙の先端を挟持して垂直ガイド板へ送り込む送りローラが配置され、前記垂直ガイド板の下端から頭出しされた結束紙の先端を挟持する挟持部が設けられるとともに、前記エレベータの側面に設けられたチャッカーガイドに沿って結束紙の端部を挟持したまま、上方に待機している前記圧縮板と積層平海苔束の上面の間を通って前記積層平海苔束結束手段の後部に水平に走行し、結束紙を垂直ガイド板から引き出し、停止センサで検知されて停止するチャッカーが設けられ、
    チャッカーが走行を開始する際には開いて通過させ、チャッカーの走行中には閉じて結束紙を支持する結束紙支持ローラが配置されていることを特徴とする積層平海苔束結束装置。
  2. 前記積層平海苔束整列手段が、支持板に支持された積層平海苔束に当接して前後から整列させる支持板の当接板と前記整列板であることを特徴とする請求項1又は2記載の積層平海苔束結束装置。
  3. 前記積層平海苔束整列手段が、積層平海苔束に当接して前後から整列させる起立可能な対向して配置された整列板であることを特徴とする請求項1又は2記載の積層平海苔束結束装置。
  4. 積層平海苔束結束手段が、前記支持板の上昇により平海苔束の前後に垂れた結束紙の端部のそれぞれを平海苔束及び支持板の下側に曲げて押し込んで重ねる結束紙曲げ部材と、重ねた端部を接着する接着部とからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の積層平海苔束結束装置。
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