JPS598201B2 - 合板の自動製造方法及び装置 - Google Patents

合板の自動製造方法及び装置

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JPS598201B2
JPS598201B2 JP4400176A JP4400176A JPS598201B2 JP S598201 B2 JPS598201 B2 JP S598201B2 JP 4400176 A JP4400176 A JP 4400176A JP 4400176 A JP4400176 A JP 4400176A JP S598201 B2 JPS598201 B2 JP S598201B2
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plate
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照明 青戸
由則 小羽
陛可 久野
俊一 鈴木
義昭 山田
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Meinan Machinery Works Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は合板の自動製造方法及び装置に関するものであ
り、更に詳細には、糊を塗布した中板と表板及び裏板と
の一側端面(歩留り等に有効な、合板の長辺に相当する
側の端面)を一致させるよう重ね合わせる、所謂単板の
仕組堆積方法及び装置に関するものである。
従来、合板の製造工程に於ける単板の仕組堆積は、次の
作業工程を反復する事から成っている。
■)一定寸法に裁断して糊付装置の前位に複数枚堆積し
た中板を、最上位のものから一枚づつ繊維と同方向に糊
付装置へ挿入して糊付した後に、糊付装置の搬送方向下
手側に設定した仕組堆積位置の仕組堆積台上へ、繊維と
直交するいずれか一方の端面を、所定位置、即ち定規に
揃えて堆積する工程。
2)予め繊維と平行な端面を揃えて重ね合わせて、仕組
堆積位置の近傍に複数組堆積した表板及び裏板を、最上
位のものから一組づつ取り出し、揃えてある端面を前記
定規に一致させながら中板上に堆積する工程。
そして、各単板の一側端面が定規に揃っていないと、合
板が不良となったり単板の歩留りが低下する事から、前
記作業は熟練した多数の作業者を必要とし、合板工場に
於ける合理化を阻害する要因となっていた。
そこで、最近この仕組堆積作業を省略化する為に種々の
方法或いは機械装置、所謂レイアップ装置が開発提案さ
れているが、継続的に稼動している装置が無い事からも
明らかな如く、いまだ十分な性能を発揮するには至って
いない。
即ち、前記工程の内で最も自動化が困難な点は、表板及
び裏板の繊維と平行な端面を揃えると共に、該揃えた端
面を定規に一致させながら仕組堆積台の中板上に堆積す
る点であり、在来の方法或いは装置は、例えば(特公昭
48−37808号公報、発明の名称、合板の糊付け仕
組力法および装置)に開示される如く、手作業による場
合と同様に、予め表板と裏板とを一旦重ね合わせた後に
、該重ね合わせた表板と裏板とを再度中板上に重ね合わ
せるよう構成したものであるが、公知の通り、単板の重
さ・表面粗さ・しわ・寸法誤差等の各種条件は、一枚毎
に相違するので、コンベア等の移送途上に於ける停止時
には、移送速度に関連して、停止位置に誤差が生じる傾
向があり、前記公報に開示される如く、各単板を多数回
にわたって停止せしめる場合には、停止時に於ける誤差
が集積して拡大する欠点があるので、移送速度を著しく
低速にする必要があり、更に表板及び裏板の移送方向が
、中板を揃える定規に平行であると、表板及び裏板の形
状のひずみに起因する重ね合わせの誤差も発生するので
、結果的に仕組能率・単板歩留りり・合板品質等を低下
せしめる不都合を招来する欠点があった。
本発明は前記従来の方法或いは装置の欠点を払低すべく
開発したものであり、糊付した中板と表板及び裏板とを
正確に能率良く仕組堆積することのできる方法及び装置
を提供し、合板工場に於ける仕組堆積処理工程の合理化
を図らんとするものである。
即ち、本発明の第1番目の発明に係る合板の自動製造方
法は、糊付装置によって糊付された後に、該糊付装置の
搬送方向下手側に設定された仕組堆積位置の仕組堆積台
上へ、繊維と直交するいずれか一方の端面を所定位置に
揃えて堆積される中板の上方に、開閉及び走行停止自在
な複数段の支持コンベアによって、表板と裏板とを各別
に繊維と直交方向に搬送すると共に、該表板及び裏板の
繊維と平行な端面を前記所定位置の垂直線上に揃えて停
止せしめ、次いで前記支持コンベアの上方に配設した昇
降自在な単板加圧体を下降させると共に、支持コンベア
を開閉して支持を解除する事により、表板及び裏板を前
記中板上に強制的に落下せしめ、各単板の一側端面を一
致させるよう仕組堆積するものであり、また本発明の第
2番目の発明に係る合板の自動製造装置は、中板に糊を
塗布する糊付装置の搬送方向下手側に設定された仕組堆
積位置で、順次堆積される中板並びに表板及び裏板をほ
ぼ一定の高さで受け止めるべく、該仕組堆積位置に設置
した昇降自在な仕組堆積台と,糊付装置によって糊付さ
れ、適宜手段によって前記仕組堆積台上へ堆積される中
板の、繊維と直交するいずれか一方の端面を尚接せしめ
て所定位置に揃えるべく、仕組堆積台の近傍へ中板の搬
送方向と直交状に配設した定規と、仕組堆積台上に堆積
される中板の上方へ、表板及び裏板を繊維と直交方向に
搬送すると共に、該表板及び裏板の繊維と平行な端面が
前記定規の垂直線上に到達した事を検知する端面検知器
からの端面検知信号に基づき、表板及び裏板の搬送を停
止して支持を解除すべく、仕組堆積台の上方に配設した
開閉及び走行停止自在な複数段の支持コンベアと、前記
端面検知器からの端面検知信号に基づき、支持コンベア
上の表板及び裏板を加圧落下せしめるべく、支持コンベ
アの中央部上方に配設した昇降自在な単板加圧体と、前
記支持コンベアへ表板及び裏板を繊維と直交方向に搬入
すべく、該支持コンベアに連接した複数段の搬入コンベ
アとから成り、該搬入コンベアを介して支持コンベア上
に搬送した表板及び裏板を、前記単板加圧体によって二
枚同時に中板の上に落下堆積せしめるようにしたもので
あって、いずれも、別々の位置で表板と裏板との繊維に
平行な端面を、中板の繊維と直交する端而を合わせる定
規の垂直線上に揃え、而も強制落下による重ね合わせと
同時に仕組堆積を完了させるようにする事により、換言
すれば、表板と裏板との繊維に平行な端面を、各別に且
つ直接、定規の垂直線上に揃え、而も強制落下によって
、重ね合わせと仕組堆積とを一度に行なう事により、単
板の性質等に影響される事なく、精度良い仕組堆積を能
率的に行ない得るようにしたものである。
以下本発明を図面に例示した実施の一例に基づいて詳述
子れば次の通りである。
第1図は本発明に係る装置を説明する為の概略側面説明
図である。
図中1は糊付装置であって、その前位の堆積台2上に載
置された堆積山A′の最上位から、適宜手段により矢印
aで示すように繊維と同方向に供給される中板Aに糊を
塗布する。
4は糊付装置1の搬送方向下手側に設定した仕組堆積位
置Pへ設置された昇降自在な仕組堆積台であり、コンベ
ア3を介して糊付装置1から供給される中板Aと、後述
する支持コンベアEを介して供給される表板B及び裏板
Cとを、常時ほぼ一定の高さX−Xで受け止める。
33は仕組堆積台4の始端側近傍へ中板Aの搬送方向と
直交状に配設した定規であって、後述する中板受取装置
D等の適宜手段を用いて、中板Aの繊維と直交する端面
を当接せしめ、該端面を所定位置に揃える。
Eは仕組堆積台4の上方に配設された開閉及び走行停止
自在な複数段の支持コンベアであって、後述する搬入コ
ンベア10.11を介して搬入される表板B及び裏板C
を、所定位置、即ち繊維と平行な端面が前記定規33の
垂直線Y−Y上に揃う位置まで搬送した後に停止し、該
垂直線Y−Y上に表板B及び裏板Cの繊維と平行な端面
が到達したことを検知する端面検知器17,17aから
の端面検知信号に基づき、間歇的に開閉して、表板B及
び裏板Cの支持を解除する。
該支持コンベアEの構成を更に詳述すると、該支持コン
ベアEを形成する上段コンベアE“と下段コンベアE′
は、例えば第2図・第3図及び第4図に例示する如く、
表板B及び裏板Cの進行を妨げない位置で連結された上
下一対のスライドビーム6,6′を複数個、図示する如
く左右対称的に配設し、各スライドビーム6,6′の内
側に遊転自在に配設した複数個のプーリー23・・23
へ、複数条の搬送ベルト7・・7を回装すると共に、搬
入側のプーリー23上には、表裏板B−Cの厚みよりも
狭い間隔Wを隔てて、後述する搬入コンベア1o,ii
と同速度で駆動される送り口,ル32を、また定規33
の垂直線Y−Y上に位置するプーリー23上には、ベル
ト26を用いて駆動軸25により駆動されるプー’J
− 2 6 aに摩擦シュー27を介してスリップ可能
に連結され、送りロール32よりも著しく低速度で駆動
されると共に、前記端面検知器17,17aからの端面
検知信号に基づく流体シリンダー等の作動機構2Bの作
動に伴い、揺動アーム30を介してプーリー23から隔
離せしめられる駆動輪24をそれぞれ対設し、更に各駆
動輪24の近傍へ、表板B及び裏板Cの進行を定規33
の垂直線Y−Y上の位置で阻止するストッパー31を隣
接する事により、表板B及び裏板Cが搬送ベルト7と送
りロール32との間に介在している場合は、該送りロー
ル32と同速度で、また表板B及び裏板Cが送りロール
32から外れた場合は、駆動輪24と同速度でそれぞれ
走行し、他方表板B及び裏板Cの進行カストッパー31
に阻止され、駆動輪24がスリツプした場合と、端面検
知器17,17aからの端面検知信号に基づく作動機構
28の作動に伴って、駆動輪24がプーリー23から隔
離せしめられた場合には、走行を停止するよう構成され
ている。
また更に、前記複数個のスライドビーム6,6′の左右
双方を、仕組堆積位置Pの前後に複数条配設したレール
5を転動するコロ18を有する複数個の保持板18aで
保持すると共に、該左右のスライドビーム6,6′へ、
前記端面検知器17,17aからの端面検知信号に基づ
くクラッチブレーキ等の間歇駆動機構(図示省略)の作
動に伴い、動力伝達用のチェーン22.22aを介して
間歇的に回動せしめられる複数条のチェーン19,19
2と、該チェーン19,192の常態に於ける点21.
21aへ連結された複数個の作動杆20とから成る往復
作動機構、或いは図示は省略したが、前記端面検知器1
7,17aからの端面検知信号に基づき往復作動する流
体シリンダー等から成る往復作動機構を直接又は間接的
に接続する事により、表板B及び裏板Cの繊維と平行な
端面が定規33の垂直線Y−Y上に到達した時に、前記
上段コンベアE“と下段コンベアE′とは間歇的に開閉
して、表板B及び裏板Cの支持を開放するよう構成され
ている。
8は前記支持コンベアEの中央部上方に配設された昇降
自在な単板加圧体であって、前紀端面検知器17.17
aからの信号に基づく流体シリンダー等の昇降機構9の
作動に伴い、ガイド9′を基準として昇降し、支持コン
ベアE上の表板B及び裏板Cを仕組堆積台4に堆積され
た中板A上へ強制的に落下堆積せしめる。
10は前記支持コンベアEの上段コンベアE“に連結さ
れた搬入コンベアであって、上段コンベアE“の近傍に
配設された単板検知機16からの単板検知信号並びに、
前記端面検知器17aからの端面検知信号に基づくクラ
ッチブレーキ等の間歇駆動機構14aの作動に伴い間歇
的に回動せしめられ、その前位の堆積台13上に載置さ
れた堆積山C′の最上位から、適宜手段により繊維と直
交方向に供給される裏板Cを、支持コンベアEの上段コ
ンベアE“へ搬入する。
11は前記支持コンベアEの下段コンベアE′に連結さ
れた搬入コンベアであって、下段コンベアE′の近傍に
配設された単板検知機16aからの単板検知信号並びに
、前肥端面検知器17からの端面検知信号に基づくクラ
ッチブレーキ等の間歇駆動機構14の作動に伴い間歇的
に回動せしめられ、その前位の堆積台12上に載置され
た堆積山B′の最上位から、適宜手段により繊維と直交
方向に供給される表板βを、支持コンベアEの下段コン
ベアE′へ搬入する。
本発明に係る装置は例えば前述の如く構成するものであ
るが、第1図に例示した実施例装置には一層能率的に仕
組堆積が行ない得る改良装置を付加する事ができ、また
一部付加されているので、合わせてそれらについて説明
する。
即ち、堆積山A′・B′・C′の最上位から各単板A−
B−Cを供給する手段としては、図示は省略したが、例
えばバキューム等を利用した吸着式挿入装置、或いは単
板を突刺する突刺体等を利用した刺着式挿入装置等公知
の挿入装置を用いて行なうのが至便である。
また各搬入コンベア10・11の搬送方向上手側には、
定規出し装置K、例えば第7図に例示する如く、搬入コ
ンベア10・11の搬送方向と平行状に備えた回転定規
45と、該回転定規45に対する間隔が進行方向下手側
に向かって順次狭くなるように配設した上下一対の搬送
体46とから成り、表板B及び裏板Cの端部を搬送体4
6で狭持して繊維と直交する端面を回転定規45に押し
付けるようにした定規出し装置、或いは第8図及び第8
a図に例示する如く、搬入コンベア10・11の搬送方
向と平行状に備えた回転定規45と、搬入コンベア10
・11の搬送面へ出没自在に、而も搬送方向と直交状に
備えた複数個の規制体47とから成り、表板B及び裏板
Cの繊維と直交する端面を回転定規45に押し付けつつ
、表板B及び裏板Cの繊維と平行な端面を規制体4Tで
規制するようにした定規出し装置等の公知の定規出し装
置Kを備えて、予め表板B及び裏板Cの姿勢を規制する
のが好ましい。
また仕組堆積装置Pの仕組堆積台4と支持コンベアEと
の間には、中板受取装置D、例えば第2図及び第5図に
例示する如く、機枠35で保持して仕組堆積位置Pの両
側に並設した一対のガイドレール34と、該ガイドレー
ル34の下位ガイド面34aに接して転動ずるようガイ
ドロール38を有する複数の保持部材37で両端を保持
すると共に、該ガイドレール34の下位ガイド面34a
に接する部分36aの直径よりも、中板Aを支持する部
分36bの直径を犬とした回転軸36と、該回転軸36
を仕組堆積位置Pの中央部よりも適宜距離lだけ定規3
3と反対側に離れた位置から、定規33と反対側の仕組
堆積位置Pを外れる位置まで往復移動させるよう各保持
部材37に連結した往復作動機構、例えば図示する如く
、スプロケット39へ回装されたチェーン40に連結さ
れた作動杆41、中板Aの通過を検出するようコンベア
3の近傍に配設された単板検出器15からの単板通過信
号に基づき、動力伝達用チェーン42を介して前記チェ
ーン40を間歇回動せしめるクラッチブレーキ等の間歇
駆動機構43等を備えた往復作動機構、若しくは図示は
省略したが、中板Aの通過を検出するようコンベア3の
近傍に配設された単板検出器15からの単板通過信号に
基づき、間歇的に往復作動する流体シリンダー等の往復
作動機構と、中板Aの進行を規制するよう仕組堆積位置
Pの終端部上方に揺動可能に備えた規制板44とから成
り、コンベア3を介して糊付装置1から供給される中板
Aの進行を前記規制板44で規制し、仕組堆積位置Pの
中央部よりも適宜距離lだけ定規33と反対側に離れた
位置で待機する回転軸36上へ、進行方向下手側が下っ
た状態に落下させると共に、往復作動機構により仕組堆
積位置Pを外れる位置まで回転軸36を往動せしめ、該
回転軸36の、ガイドレール34の下位ガイド面34a
に接する部分36,aの直径と中板Aを支持する部分3
6bの直径との相違による往復動速度と外周速度の差に
よって、第6図からも明らかなように、中板Aの進行方
向下手側の繊維と直交する端面を定規33に押し付けつ
つ、該中板Aを仕組堆積台4上に既に堆積された裏板C
上へ堆積するようにした中板受取装置D、或はその他の
中板受取装置を備えて、中板Aの堆積を自動的に行なう
ようにするのが望ましい。
また更には、搬入コンベア10又は11のいずれか一方
、例えば図示する如く搬入コンベア10の上方へ別の搬
入コンベアJを配設し、図示しない場所に堆積した縦中
板を、裏板Cとは別に支持コンベアEの上段コンベアE
“へ搬入し、仕組堆積台4上に既に堆積された中板A上
に落下せしめる事により、5プライ以上の合板を製造す
る事も可能である。
以上明らかなように本発明に係る装置は種々の改良を加
えて用いる事ができるが、いずれにしても第1図に例示
した実施例装置の作用は次に述べる通りである。
即ち、先ず準備工程として通常の作用とは別に、搬入コ
ンベア10、支持コンベアEの上段コンベアE“、単板
加圧体8等を用いて裏板Cのみを仕組堆積台4上に堆積
した後に、糊付装置によって糊付した中板Aを中板堆積
装置Dを用いて前記裏板C上に堆積する。
この準備工程によって、仕組堆積台4上には裏板Cと中
板Aが第9図に図示する如く繊維方向を直交させた状態
で堆積される。
以上の準備工程を終えた後に、堆積山A′及びB′の最
上位から各一枚ずつ取り出した表板B及び裏板Cを、搬
入コンベア10及び11へ挿入すると、表板Bは支持コ
ンベアEの下段コンベアE′ヘ、また裏板Cは支持コン
ベアEの上段コンベアE“へそれぞれ搬入され、搬送ベ
ルト7と送りロール32との間に介在している場合は、
該送りロール32と同速度で、また送りロール32から
外れた場合は、駆動輪24と同速度で、繊維と平行な端
面が定規33の垂直線Y−Y上に配設されたストッパー
31に当接するまで搬送され、次いで該表板B及び裏板
Cの繊維と平行な端面が定規33の垂直線Y−Y上に到
達した事を検知する端面検知器17,17aからの端面
検知信号に基づき、単板加圧体8が昇降機構9によって
下降せしめられると共に、作動帰構28の作動による駆
動輪24の隔離に伴って走行を停止した支持コンベアE
の上段コンベアE“及び下段コンベアE′が往復作動機
構によって開閉せしめられる事により、第10図からも
明らかなように、表板B及び裏板Cは単板加圧体8によ
って下方に弓状にたわまされつつ、前記糊付された中板
A上に重ね合わされる。
該工程によって仕組堆積台4上には、第11図に図示す
るように裏板C・中板A・表板B・裏板Cの順序で各単
板が堆積され、裏板C・中板A・表板Bを一組hとして
3プライ合板に仕組堆積される。
次いで堆積山A′の最上位から取り出して糊付装置1で
糊付した中板Aを、中板受取装置Dによって搬送方向下
手側の繊維と直交する端面を定規33へ押し付けつつ、
既に堆積された裏板C上に堆積する工程と、前述と同様
に表板B及び裏板Cを前記糊付された中板A上に重ね合
わせる工程とを交互に繰り返し行なう事により、仕組堆
積台4上に複数組の合板を製造する事ができ、仮に各単
板の取り出しを人手によって行なうとしても、従来の如
き注意を要する複雑な作業がないので、非熟練者により
著しく能率的な仕組堆積が行ない得るのは勿論のこと、
別々の位置で、表板と裏板との繊維に平行な端面を、中
板の繊維と直交する端面を合わせる定規の垂直線上に揃
え、而も強制落下による重ね合わせと同時に仕組堆積を
完了させるようにしたものであるから、換言すれば、表
板と裏板との繊維に平行な端面を、各別に且つ直接、定
規の垂直線上に揃え、而も強制落下によって、重ね合わ
せと仕組堆積とを一度に行なうものであるから、表板と
裏板との形態に影響されることなく、極めて精度の良い
仕組堆積を行なうことができ、従来の如く単板歩留りや
合板品質等を低下せしめる不都合を招来する虞れもなく
なるので、合板工場に於ける仕組堆積処理工程を従来に
比べて合理化することができる。
また糊付した中板Aを裏板C上に重ね合わせる工程に続
いて、図示しない場所に堆積した縦中板を糊付した中板
A上に堆積する工程と、糊付した中板Aを縦中板上に堆
積する工程とを適数回行なった後に、糊付した中板A上
に表板B及び裏板Cを堆積する事によって、5プライ以
上の合板を製造する事も可能である。
尚、表板及び裏板を搬送する支持コンベアを停止せしめ
る手段としては、実施例に例示する如く、定規の垂直線
上の位置で表板及び裏板の進行を阻止するストッパーを
備えると共に、表板及び裏板自体の端部の有無を情報源
としてベルトを駆動・停止させる駆動輪を備えて行なう
方が、電気的信号を利用してベルトを駆動・停止させる
手段よりも確実で好ましく、更に該支持コンベアの駆動
を、実施例に例示する如く、表板及び裏板自体の有無を
情報源として搬入コンベアと同速度でベルトを駆動・停
止させる送りロールと、該送りロールよりも著しく遅い
速度でベルトを駆動・停止させる駆動輪とを備えて、搬
送時には高速度で又停止時には低速度で行なうようにす
れば、停止に伴って発生する慣性力による単板への悪影
響を回避しつつ能率的な仕組堆積が行い得るので効果的
であるが、必ずしも限定するものではなく、図示は省略
したが、定規を中板の進行方向上手側に備えると共に、
端面検知器を表板及び裏板の進行方向下手側に備え、表
板及び裏板の進行方向末端部を端面検知器で検知し、電
気的信号を利用してベルトを駆動・停止させるように構
成しても差支えない。
また支持コンベアの上段コンベアと下段コンベアとは必
ずしも連結されていなくても差支えなく、図示は省略し
たが、上段コンベアと下段コンベアとの連結を断つと共
に、それぞれに往復作動機構を接続し、表板及び裏板の
繊維と平行な端面が定規の垂直線上に到達した事を検知
する端面検知器からの端面検知信号に基づき、上段コン
ベアと下段コンベアとを同時に開閉せしめるようにして
も差支えない。
また単板加圧体の下面へゴム被覆等の摩擦増大処理を施
せば、落下時に於ける単板のずれを防止する事ができ効
果的である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を説明する為のものであって、第1図は本
発明に係る装置を説明する為の概略側面説明図、第2図
は第1図に図示した装置の部分斜視説明図、第3図は第
1図に例示した装置の部分側面説明図、第4図は第1図
に例示した装置の部分平面説明図、第5図は中板受取装
置の側面説明図、第6図は中板受取装置の作用説明図、
第7図は定規出し装置の平面説明図、第8図は定規出し
装置の他の実施例の側面説明図、第8a図は第8図の平
面図、第9図及び第11図は単板の堆積状態を説明する
為の斜視説明図、第10図は表板及び裏板の堆積作用を
説明する為の正面説明図である。 A・・・・・・中板、A′・・・・・・中板の堆積山、
B・・・・・・表板、B′・・・・・・表板の堆積山、
C・・・・・・裏板、C′・・・・・・裏板の堆積山、
D・・・・・・中板受取装置、E・・・・・・支持コン
ベア、E′・・・・・・下段コンベア、E″・・・・・
・上段コンベア、K・・・・・・定規出し装置、P・・
・・・・仕組堆積位置、1・・・・・・糊付装置、4・
・・・・・仕組堆積台、8・・・・・・単板加圧体、1
0,11・・・・・・搬入コンベア、17,17a・・
・・・・端面検知器、24・・・・・・駆動論、31・
・・・・・ストッパー、32・・・・・・送りロール、
33・・・・・・定規、36・・・・・・回転軸。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 糊付装置によって糊付された後に、該糊付装置の搬
    送方向下手側に設定された仕組堆積位置の仕組堆積台上
    へ、繊維と直交するいずれか一方の端面を所定位置に揃
    えて堆積される中板の上方に、開閉及び走行停止自在な
    複数段の支持コンベアによって、表板と裏板とを各別に
    繊維と直交方向に搬送すると共に、該表板及び裏板の繊
    維と平行な端面を前記所定位置の垂直線上に揃えて停止
    せしめ、次いで前記支持コンベアの上方に配設した昇降
    自在な単板加圧体を下降させると共に、支持コンベアを
    開閉して支持を解除する事により、表板及び裏板を前記
    中板上へ強制的に落下せしめ、各単板の一側端面を一致
    させるよう仕組堆積する事を特徴とする合板の自動製造
    方法。 2 中板に糊を塗布する糊付装置の搬送方向下手側に設
    定された仕組堆積位置で、順次堆積される中板並びに表
    板及び裏板をほぼ一定の高さで受け止めるべく、該仕組
    堆積位置に設置した昇降自在な仕組堆積台と、糊付装置
    によって糊付され、適宜手段によって前記仕組堆積台上
    へ堆積される中板の、繊維と直交するいずれか一方の端
    面を当接せしめて所定位置に揃えるべく、仕組堆積台の
    近傍への中板の搬送方向と直交状に配設した定規と、仕
    組堆積台上に堆積される中板の上方へ、表板及び裏板を
    繊維と直交方向に搬送すると共に、該表板及び裏板の繊
    維と平行な端面が前記定規の垂直線上に到達した事を検
    知する端面検知器からの端面検知信号に基づき、表板及
    び裏板の搬送を停止して支持を解除すべく、前記仕組堆
    積台の上方に配設した開閉及び走行停止自在な複数段の
    支持コンベアと、前記端面検知器からの端面検知信号に
    基づき、支持コンベア上の表板及び裏板を加圧落下せし
    めるべく、支持コンベアの中央部上方に配設した昇降自
    在な単板加圧体と、前記支持コンベアへ表板及び裏板を
    繊維と直交方向に搬入すべく、該支持コンベアに連接し
    た複数段の搬入コンベアとから成る合板の自動製造装置
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JPH067287U (ja) * 1991-07-31 1994-01-28 春日電機株式会社 電気機器の固定構造

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