JP2715169B2 - 単板の仕組み装置 - Google Patents

単板の仕組み装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は合板の製造工程において、5プライ等の合
板を構成する各単板を合板の構成順序に重ね合せる単板
の仕組み装置に関する。
(従来の技術) 従来の単板の仕組み手段としては、特公昭52−24096
号公報の木質合板製造における単板の貼り合せ装置及び
特公昭59−8201号公報の合板の自動製造方法及び装置等
がある。
(発明が解決しようとする課題) 前者の特公昭52−24096号公報の木質合板製造におけ
る単板の貼り合わせ装置は、グルースプレッダーの搬出
側に上下一対の回転ドラムを配設し、グルースプレッダ
ーにより接着剤の塗布された単板を回転ドラムにより反
転搬送される2枚の単板で挟んで同時に重ね合せるもの
である。この装置の場合に回転ドラムにより単板を反転
させるので、反転時に単板をドラムに密着保持させる針
群や押圧ロールによって単板に割れ裂け等の損傷を与え
たり、また糊付けされた単板と回転ドラムにより反転搬
送される単板との間に塗布ロールのスリップによって速
度誤差を生じて正確な重ね合せができない等の問題点が
あった。後者の特公昭59−8201号公報の合板の自動製造
方法及び装置は、糊付け装置の搬出側に中板を仕組堆積
台上へ搬送堆積する手段と仕組堆積台の上方に表板及び
裏板を支持する開閉及び走行停止自在な複数段の支持コ
ンベアと支持コンベアの中央部上方に各支持コンベア上
の表板及び裏板を加圧落下させる昇降自在な単板加圧体
を備え、搬送堆積手段による中板の仕組堆積台上への堆
積と単板加圧体による表板及び裏板の仕組堆積台上への
堆積を交互に行って仕組堆積台上において各単板の重ね
合わせを行うものであり、中板と表裏板の仕組堆積台上
への堆積が二工程となって高能率な仕組みが期待でき
ず、また能率を挙げるために急速な加圧体の落下を行う
と表裏板に損傷を与える等の問題点があった。
(課題を解決するための手段) 心単板を搬送しながら接着剤を塗布する糊付け機の搬
出側に心単板を載置搬送する前取コンベアを設け、前取
コンベアの上方に前取コンベアにより搬送される心単板
の後端を押送するフック付コンベアを設け、前取コンベ
アの下方に裏単板又はたて中心単板を繊維と直交する方
向に斜め上向きに吸着又は刺着搬送してフック付コンベ
アにより押圧される心単板を載置重合する上方傾斜吸着
又は刺着コンベアを設け、上方傾斜吸着又は刺着コンベ
アに続いては搬出コンベアを設け、搬出コンベアの上方
に表単板を繊維と直交する方向に斜め下向に吸着又は刺
着搬送して搬出コンベアにより搬送される裏単板又はた
て中心単板に心単板を重ねた重合単板上に重ね合せる下
方傾斜吸着又は刺着コンベアを設ける。
(作用) 心単板の繊維方向の搬送はフック付コンベアの押送り
により、裏単板、たて中心単板及び表単板の繊維と直交
する方向の搬送は吸着又は刺着搬送によるから、各単板
の重ね合わせは単板に衝撃を与えたり苛酷な搬送を行う
ことなくまた速度誤差を生ずることなく姿勢を維持した
状態で確実に且つ正確に行われ、また心単板の裏単板又
はたて中心単板への載置重合は上方傾斜吸着又は刺着コ
ンベアにより、重合単板への表単板の重ね合せは下方傾
斜吸着又は刺着コンベアによるから、何れの場合も円滑
且つ安定して行われる。
(実施例) 図面は5プライの合板を製造する場合の単板の仕組み
の実施例を示すもので、以下5プライ合板の単板仕組み
について説明する。
糊付け機1は、心単板Cの表裏両面に接着剤Gを塗布
するもので、上下一対の塗布ロール1a、各塗布ロール1a
にそれぞれ接触して塗布量を規制するドクターロール1b
及び糊タンク1Cから構成され、心単板Cはその堆積山Ca
から上ロールが昇降自在なピンチロール2、木口面を規
制するストッパー3によってその姿勢が修正されて繊維
方向に糊付け機1に送り込まれてその表裏両面に接着剤
Gが塗布される。
糊付け機1の搬出側には多数の回転円板等からなる前
取コンベア4を配設し、糊付け機1により接着剤Gの塗
布された心単板Cは前取コンベア4に載置されて継続し
て繊維方向に搬送さる。前取コンベア4はその後方に適
宜に設定さる第1の会合点P1に向って心単板Cを搬送で
きるように設け、またその送り速度は後述のフック付コ
ンベア等において設定される各単板重合時の所定のメー
ティング速度より遅くする。
上方傾斜吸着コンベア5は、前取コンベア4の下方に
その搬出端に近接して設けたもので、3組の回転車5a,5
b,5cにそれぞれ少なくとも2条の無端の穴明ベルト5dを
張設し、回転車5aと回転車5b間の部位において上向き傾
斜の搬送路を形成し、この上向き傾斜の搬送路にはダク
ト5eを介して排風機(図示省略)に接続された吸引箱5f
を備え、穴明ベルト5dはこの傾斜面に接して走行し、吸
引箱5fの上向き傾斜面に設けた吸気5g、穴明ベルト5dに
付した開口5hを介して、上向き傾斜の搬送路において裏
単板B又はたて中心単板Dを繊維と直交する方向に吸着
搬送できるように構成したものである。そして上方傾斜
吸着コンベア5は回転車5bの軸を駆動するモーター、ク
ラッチブレーキ等からなる間欠駆動機構5mによって間欠
的に走行駆動され、走行時は所定のメーティング速度に
設定され、またその上向き傾斜の搬送路におてい裏単板
B又はたて中心単板Dを前記第1の会合点P1に向って前
取コンベア4の搬送方向と同方向に吸着搬送できるよう
に形成する。
上方傾斜吸着コンベア5への裏単板B及びたて中心単
板Dの給送は、例えば堆積山Baの裏単板B及び堆積山Da
のたて中心単板Dをそれぞれ自動で又は人手によって繊
維方向に送り出し、ローラーコンベア6b,6d、昇降ロー
ラコンベア7b,7d、クロスコンベア8、中継コンベア
9、姿勢修正コンベア10、中継コンベア11を介して行
う。昇降ローラコンベア7b,7dとクロスコンベア8は、
この種単板の直角方向の方向転換に常用されるものであ
って、昇降ローラコンベア7b,7dはそれぞれの機枠7b−
1,7d−1を昇降させる流体圧シリンダー等の作動機構7b
−2,7d−2によって各ローラーコンベア6b,6dから単板
を受取る上昇位置とクロスコンベア8の搬送面をよぎる
下降位置との間を昇降し、各ローラコンベア6b,6dから
受取った裏単板B及びたて中心単板Dをクロスコンベア
8上へ移載するものである。各昇降ローラコンベア7b,7
dの末端部付近に設けたストッパー7b−3,7d−3は裏単
板B及びたて中心単板Dの木口端の位置規制を行うもの
である。
各堆積山Ba,Daからの裏単板B及びたて中心単板Dの
送り出しはほぼ同時に行い、クロスコンベア8には裏単
板Bとたて中心単板Dをほぼ同時に移載し、クロスコン
ベア8によって裏単板Bとたて中心単板Dは繊維と直交
する方向に搬送され、裏単板Bは中継コンベア9を介し
て姿勢修正コンベア10へ、たて中心単板Dは中継コンベ
ア9へ移送される。姿勢修正コンベア10は、例えば左右
2条の上下一対の無端帯によって形成し、左右の無端帯
を同時及び個々に間欠駆動可能に構成し、走路の左右に
搬送方面と直交する一線上に2個の単板検知器を備え、
単板検知器が単板の前端縁を検出するとその単板検知器
側の無端帯を停止させるようにして単板の前端縁を搬送
方向とほぼ直交するように修正するものである。姿勢の
修正された裏単板B又はたて中心単板Dは中継コンベア
11を介して上方傾斜吸着コンベア5へ送り込まれる。中
継コンベア11に付設した揺動コンベア11aは単板を中継
コンベア11から上方傾斜吸着コンベア5へ円滑に移送さ
せるものである。なお、裏単板B及びたて中心単板Dの
姿勢修正を上方傾斜吸着コンベア5によって行うことも
できるもので、この場合実施例のように2条の穴明ベル
ト5dを用い、姿勢修正コンベア10と同様に左右の穴明ベ
ルト5dを同時及び別個に間欠駆動可能に構成し、左右2
個の単板検知器を設けて同様に裏単板B又はたて中心単
板Dの前端縁を搬送方向とほぼ直交するように姿勢を修
正するのである。
フック付コンベア12は、前取コンベア4の上方に設け
たもので、前取コンベア4の前端部付近上方の前位の回
転車12aと上方傾斜吸着コンベア5の後端部付近上方の
後位の回転車12bに2条の無端帯12Cを張設し、各無端帯
12Cにそれぞれ搬送方向と直交する方向に同位相となる
ように2組のフック12d,12eを付設し、後位の回転車12b
を駆動するモータ、クラッチブレーキ等からなる間欠駆
動機構12mによって走行駆動し、走行時には上方傾斜吸
着コンベア5と同速の所定のメーティング速度で走行さ
せ、フック12d又はフック12eによって心単板Cをその後
端において前取コンベア4の搬送方向と同方向に押送す
るように構成したものである。
会合点P1における裏単板B又はたて中心単板Dの上へ
の心単板Cの重ね合せは、上方傾斜吸着コンベア5によ
って上向き傾斜の搬送路を吸着搬送される裏単板B又は
たて中心単板Dの前端縁を検出する単板検出器13と、フ
ック付コンベア12によって前取コンベア4上を押送され
る心単板Cの前端縁を検出する単板検知器14とを備え、
単板検知器13の検出信号によって間欠駆動機構5mを作動
して裏単板B又はたて中心単板Dを上向き傾斜の搬送路
の所定の位置に停止し、単板検知器14が心単板Cの前端
縁を検出するとその信号により間欠駆動機構5mを作動し
て上方傾斜吸着コンベア5を発進させることによって行
う。この場合裏単板B又はたて中心単板Dの走行は吸着
搬送により、また心単板Cの走行はフックの押送による
から、何れも確実に安定して行われ、上方傾斜吸着コン
ベア5とフック付コンベア12は同速走行であるから、単
板検知器13,14の位置設定によって、第1の会合点P1に
おける裏単板B又はたて中心単板Dと心単板Cの正確な
会合と重ね合わせが行われる。なお、フック付コンベア
12による心単板Cの押送は、前取コンベア4上の適宜の
位置に単板検知器を備え、その心単板Cの検出信号によ
って間欠駆動機構12mを作動してフック付コンベア12を
発進させ、フック12d又はフック12eによって心単板Cの
後端押送を行う。
第1の会合点P1において裏単板B又はたて中心単板D
の上に心単板Cが重ね合された重合単板は上方傾斜吸着
コンベア5に続いて設けられた所定のメーティング速度
で走行される搬出コンベア15へ移送される。
5プライの合板を構成する場合には、上方傾斜吸着コ
ンベア5とフック付コンベア12によって先ず裏単板Bに
心単板Cを重ね合せ、この重合単板を搬出コンベア15の
末端付近に設けた進退バー16によって案内して重合単板
の堆積山Eaに堆積する。この堆積は人手又は適宜の機械
的手段によって行う。次いて上方傾斜吸着コンベア5と
フック付コンベア12によってたて中心単板Dの上に心単
板Cを重ね合せ、この重合単板の上に搬出コンベア15の
末端付近に適宜に設定される第2の会合点Pにおいて後
述の下方傾斜吸着コンベアにより表単板Aを重ね合せ、
この三枚合せの重合単板を前記裏単板Bと心単板Cの上
に重ね合せることによって5プライの合板を形成する。
なお、3プライ合板を構成する場合には、上方傾斜吸着
コンベア5によって裏単板Bのみを給送し、裏単板Bに
心単板Cを重ね合わせた重合単板の上に下方傾斜吸着コ
ンベアにより表単板Aを重ね合せることによって構成さ
れる。
下方傾斜吸着コンベア17は、搬出コンベア15の上方に
設けたもので、3組の回転車17a,17b,17cにそれぞれ少
なくとも2条の無端の穴明ベルト17dを張設し、回転車1
7aと回転車17b間の部位において下向き傾斜の搬送路を
形成し、この下向き傾斜の搬送路にはダクト17eを介し
て排風機(図示省略)に接続された吸引箱17fを備え、
穴明ベルト17dは吸引箱17fの下向き傾斜面に接して走行
し、吸引箱17fの下向き傾斜面に設けた吸気孔17g、穴明
ベルト17dに付した開口17hを介して、下向き傾斜の搬送
路において表単板Aを繊維と直交する方向に吸着搬送で
きるように構成したものである。そして下方搬送吸着コ
ンベア17は回転車17aの軸を駆動するモーター、クラッ
チブレーキ等からなる間欠駆動機構17mによって間欠的
に走行駆動され、走行時は所定のメーティング速度に設
定され、また下向き傾斜の搬送路において表単板Aを前
記第2の会合点P2に向って吸着搬送できるように形成す
る。
下方傾斜吸着コンベア17への表単板Aの給送は、例え
ば裏単板Bの場合と同様の構成のローラコンベア6a、昇
降ローラコンベア7a、その機枠7a−1を昇降させる作動
機構7a−2,ストッパー7a−3,クロスコンベア8aを備え、
堆積山Aaから繊維方向に送り出した表単板Aをローラコ
ンベア6a、昇降ローラコンベア7aを介して方向を転換し
てクロスコンベア8aへ移載し、修正コンベア10と同様の
構成の修正コンベア10a及び揺動コンベア10a−1を介し
て行う。なお、表単板Aの姿勢修正は、上方傾斜吸着コ
ンベア5の場合と同様に下方傾斜吸着コンベア17によっ
て行うこともできるものである。
下方傾斜吸着コンベア17によって吸着搬送される表単
板Aを搬出コンベア15によって搬送されるたて中心単板
Dに心単板Cを重ね合せた重合単板の上への第2の会合
点P2における重ね合わせは、下方傾斜吸着コンベア17に
よって下向き傾斜の搬送路を吸着搬送される表単板Aの
前端縁を検出する単板検知器18と搬出コンベア15によっ
て搬送されるたて中心単板Dと心単板Cの重合単板の前
端縁を検出する単板検知器19を備え、単板検知器18の検
出信号によって間欠駆動機構17mを作動して表単板Aを
下向き傾斜の搬送路の所定の位置に停止させ、単板検知
器19が重合単板の前端縁を検出するとその信号により間
欠駆動機構17mを作動して下方傾斜器コンベア17を発進
させることによって行う。この場合重合単板の前端縁と
表単板Aの前端縁が第2の会合点P2において正確に一致
するように単板検知器18と単板検知器19の位置を設定す
る。そしてこの重ね合せにおいても表単板Aは吸着搬送
されるから確実に安定して行われ、また下方傾斜吸着コ
ンベア17と搬出コンベア15は同速のメーティング速度で
走行するから第2の会合点P2における重合単板への表単
板Aの正確な会合と重ね合せが行われる。なお、搬出コ
ンベア15によって搬送される重合単板は裏単板Bに心単
板Cを重ねたものとたて中心単板Dに心単板Cを重ねた
ものとが交互に搬送されるから、単板検知器19は1回お
きに信号を発信するように制御し、また実施例では、裏
単板Bは上方傾斜吸着コンベア5によって搬送し、表単
板Aは下方傾斜吸着コンベア17によって搬送する構成で
あるが、これを逆にしても同様に5プライ、3プライ等
の合板を構成することができるものである。
第3図に示す図は、上方傾斜吸着コンベア5に代えて
上方傾斜刺着コンベア20を、下方傾斜吸着コンベア17に
代えて下方傾斜刺着コンベア21を備えて構成したもので
あって、上方傾斜刺着コンベア20は、回転車20a,20b,20
cに複数条の無端帯20dを張設し、各無端帯20dには多数
の針状体Nを付設し、回転車20aと回転車20b間の部位に
おいて上向き傾斜の搬送路を形成し、回転車20Cの軸を
駆動するモーター、クラッチブレーキ等からなる間欠駆
動軌溝20mによって間欠的に走行駆動し、走行時には所
定のメーティング速度と同速とし、回転車20aの部位に
は進退自在な押圧ロール20eを備えて、押圧ロール20eに
よって中継コンベア11から搬送されて来る裏単板B又は
たて中心単板Dに針状体Nを刺着し、上向き傾斜の搬送
路において裏単板B又はたて中心単板Dを繊維と直交す
る方向に刺着搬送するように構成したものである。下方
傾斜刺着コンベア21は、回転車21a,21b,21c,21dに複数
条の無端帯21eを張設し、各無端帯21eに多数の針状体N
を付設し、回転車21aと回転車21b間の部位において下向
き傾斜の搬送路を形成し、回転車21dの軸を駆動する。
モーター、クラッチブレーキ等からなる間欠駆動機構21
mによって間欠的に走行駆動し、走行時には所定のメー
ティング速度と同速とし、進退自在な押圧ロール21fに
よって無端帯21eの背面を押圧して修正コンベア10aから
搬送されて来る表単板Aに針状体Nを刺着し、下向き傾
斜の搬送路において表単板Aを繊維と直交する方向に刺
着搬送するように構成したものである。
上方傾斜刺着コンベア20による裏単板B又はたて中心
単板Dへの心単板Cの重ね合せは、上方傾斜吸着コンベ
ア5による場合と同様に、単板検知器13による検出信号
によって裏単板B又はたて中心単板Dを上向き傾斜の搬
送路の所定の位置に停止させ、単板検知器14による前取
コンベア4に載置されてフック付コンベア12によって押
送される心単板Cの前端縁の検出信号により上方傾斜刺
着コンベア20を発進させ、第1の会合点P1において裏単
板B又はたて中心単板Dの上に心単板Cを重ね合せ、針
状体Nに刺着された裏単板B又はたて中心単板Dは回転
車20C付近に設けた離脱体20fにより針状体Nが離脱さ
れ、重合単板は搬出コンベア15へ移送される。下方傾斜
刺着コンベア21による表単板Aの重合単板上への重ね合
せは、下方傾斜吸着コンベア17による場合と同様に、単
板検知器18による検出信号によって単板Aを下向き傾斜
の搬送路の所定の位置に停止させ、単板検知器19による
搬出コンベア15によって搬送される重合単板の前端縁の
検出信号により下方傾斜刺着コンベア21を発進させ、刺
着された表単板Aは回転車21a付近に設けた離脱体21gに
よって針状体Nから離脱され、第2の会合点P2において
重合単板の上に表単板Aを重ね合うわせるのである。こ
れらの上方傾斜刺着コンベア20及び下方傾斜刺着コンベ
ア21によって裏単板B又はたて中心単板D及び表単板A
をそれぞれ第1の会合点P1又は第2の会合点P2に刺着搬
送する場合においても、各単板を確実に且つ安定して搬
送することができて正確な重ね合せを行うことができる
のである。なお、上方傾斜刺着コンベア20及び下方傾斜
刺着コンベア21による場合には、姿勢修正を行うと単板
に損傷を与えるおそれがあるので、前工程において姿勢
修正を行うことが望ましい。
(発明の効果) 各単板の重ね合わせに際して、心単板の繊維方向の搬
送はフックを同位相に付したフック付コンベアの押送に
よって行い、裏単板又はたて中心単板及び表単板の繊維
と直交する方向へ搬送は上方傾斜及び下方傾斜吸着又は
刺着コンベアにより保持して行うから、各単板の重ね合
せは姿勢を維持した状態で正確且つ確実にまた円滑安定
して行われて、常に良好な単板仕組みがなされ、各単板
の走行時に重ね合せを行うから、高能率な仕組みがなさ
れ、また上方傾斜及び下方傾斜の吸着又は刺着コンベア
によるから、敷地面積が少なくて済み、さらに各単板に
衝撃を与えたり苛酷な搬送を行わないから、単板を損傷
することがない等の諸効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は側面図,第2
図は第1図の平面図,第3図は刺着コンベアによる実施
例の一部を示す側面図である。 1…糊付け機、4…前取コンベア,5…上方傾斜吸着コン
ベア、12…フック付コンベア、13,14…単板検知器、15
…搬出コンベア,17…下方傾斜吸着コンベア、18,19…単
板検知器、20…上方傾斜刺着コンベア、21…下方傾斜刺
着コンベア、A…表単板、B…裏単板、C…心単板、D
…たて中心単板、N…針状体、P1…第1の会合点、P2…
第2の会合点。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】心単板を繊維方向に搬送しながらその表裏
    両面に接着剤を塗布する糊付け機と、該糊付け機の搬出
    側に設けられ接着剤の塗布された心単板を載置搬送する
    多数の円板等からなる前取コンベアと、該前取コンベア
    の上方に設けられ前取コンベア上の心単板をその繊維方
    向に前取コンベアの後方に適宜に設定される第1の会合
    点に向って押送する少なくとも2条の無端帯に同位相に
    フックを付設した間欠駆動のフック付コンベアと、裏単
    板又は裏単板とたて中心単板を交互に繊維と直交する方
    向に斜め上向きに吸着又は刺着搬送しながら前記第1の
    会合点において前記フック付コンベアにより押送される
    心単板を載置重合可能に設けた少なくとも2条の無端帯
    からなる間欠駆動の上方傾斜吸着又は刺着コンベアと、
    該上方傾斜吸着又は刺着コンベアに続いて設けられ裏単
    板又はたて中心単板に心単板を重ねた重合単板を載置搬
    送する搬出コンベアと、該搬出コンベアの上方に設けら
    れ表単板を繊維と直交する方向に斜め下向きに吸着又は
    刺着搬送しながら搬出コンベア上に適宜に設定される第
    2の会合点において搬出コンベアにより搬送される重合
    単板上に載置重合可能に設けた少なくとも2条の無端帯
    からなる間欠駆動の下方傾斜吸着又は刺着コンベアとか
    ら構成したことを特徴とする単板の仕組み装置。
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