JP2023158320A - 平海苔束の集積装置 - Google Patents

平海苔束の集積装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2023158320A
JP2023158320A JP2022068084A JP2022068084A JP2023158320A JP 2023158320 A JP2023158320 A JP 2023158320A JP 2022068084 A JP2022068084 A JP 2022068084A JP 2022068084 A JP2022068084 A JP 2022068084A JP 2023158320 A JP2023158320 A JP 2023158320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bundles
stacking
flat seaweed
flat
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022068084A
Other languages
English (en)
Inventor
一美 川島
Kazumi Kawashima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawashima Packaging Machinery Ltd
Original Assignee
Kawashima Packaging Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawashima Packaging Machinery Ltd filed Critical Kawashima Packaging Machinery Ltd
Priority to JP2022068084A priority Critical patent/JP2023158320A/ja
Priority to KR1020230043879A priority patent/KR20230148747A/ko
Publication of JP2023158320A publication Critical patent/JP2023158320A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L17/00Food-from-the-sea products; Fish products; Fish meal; Fish-egg substitutes; Preparation or treatment thereof
    • A23L17/60Edible seaweed
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23PSHAPING OR WORKING OF FOODSTUFFS, NOT FULLY COVERED BY A SINGLE OTHER SUBCLASS
    • A23P30/00Shaping or working of foodstuffs characterised by the process or apparatus
    • A23P30/20Extruding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B27/00Bundling particular articles presenting special problems using string, wire, or narrow tape or band; Baling fibrous material, e.g. peat, not otherwise provided for
    • B65B27/08Bundling paper sheets, envelopes, bags, newspapers, or other thin flat articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H29/00Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
    • B65H29/12Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles by means of the nip between two, or between two sets of, moving tapes or bands or rollers
    • B65H29/14Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles by means of the nip between two, or between two sets of, moving tapes or bands or rollers and introducing into a pile
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H29/00Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
    • B65H29/20Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles by contact with rotating friction members, e.g. rollers, brushes, or cylinders
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H31/00Pile receivers
    • B65H31/30Arrangements for removing completed piles
    • B65H31/3081Arrangements for removing completed piles by acting on edge of the pile for moving it along a surface, e.g. by pushing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H5/00Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines
    • B65H5/02Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines by belts or chains, e.g. between belts or chains
    • B65H5/021Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines by belts or chains, e.g. between belts or chains by belts
    • B65H5/025Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines by belts or chains, e.g. between belts or chains by belts between belts and rotary means, e.g. rollers, drums, cylinders or balls, forming a transport nip

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Marine Sciences & Fisheries (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Edible Seaweed (AREA)

Abstract

【課題】第1に、平海苔束を多数束集積可能であると共に、第2に、自動的,スムーズ,効率的に集積され、第3に、しかもズレ,乱れ,損傷,ダメージ,折れ曲がり等の虞もない、平海苔束の集積装置を提案する。【解決手段】集積装置1は、海苔の生産工程で使用され、積上押出機2と集積機3を有している。積上押出機2は、積上部4と押出部5を備えている。積上部4は、結束されて搬入された平海苔束Aを、積み上げ可能である。押出部5は、積上部4にて積み上げられた複数束の平海苔束Aを、押し出し可能である。集積機3は、収納棚6と昇降部7と押入部8を備えている。昇降部7は、押出部5にて押し出されて搬入された積み上げられた複数束の平海苔束Aを、収納予定の収納棚6の高さ位置へと昇降動可能である。押入部8は、昇降部7にて昇降された平海苔束Aを、収納予定の収納棚6に押し入れ可能である。【選択図】図2

Description

本発明は、平海苔束の集積装置に関する。すなわち、海苔の生産工程で使用され、折曲されず平海苔のままの海苔束を集積する、平海苔束の集積装置に関するものである。
海苔(乾海苔)の生産工程では、生海苔摘採,水洗,抄き,脱水、乾燥等の前工程の後、検査,カウント,(折曲),結束等の後工程を辿って、海苔が生産されて出荷されている。
すなわち後工程において、乾燥後に検査された平海苔は、例えば10枚等の海苔束としてカウントされた後、二つ折りに折曲されてから、結束されて出荷されていた。
このような従来例1に対し、海苔束を折曲,結束することなく、平らに広げた平海苔のまま結束,出荷する従来例2も、マーケットニーズにより増加しつつある。50枚や100枚の平海苔束として、結束,出荷する従来例2も増加してきている。
すなわち、生産,出荷された海苔は、事後、2次乾燥そして焼き海苔,味付け海苔等の2次加工に、供されることも多い。
そしてその際、前述した折曲,結束していた従来例1については、結束を解き折曲を再度伸ばし、元の平海苔として乾燥,加工に供されていた。
これに対し、このような伸ばす手間を省くべく、平海苔のまま結束,出荷する従来例2も多くなってきている。
このように折曲することなく、平海苔のまま結束,出荷する従来例2としては、例えば、次の特許文献1,2中に示されたものが挙げられる。
特開2006ー101809号公報 特開2006ー101810号公報
《従来技術》
ところで、生産工程の最終段階において、結束された海苔束は、出荷に備えて集積される。すなわち結束された多数束の海苔束は、出荷に備えて集合され積み上げられて、ストックされている。
そして、上述した従来例1では、専用の集積装置が使用されていた。二つ折りに折曲,結束,出荷する従来例1では、専用の集積装置が普及しており、結束装置の次にライン化されていた。
これに対し、上述した従来例2では、専用の集積装置の開発が待たれる状況にある。
すなわち、平らに広げた平海苔のまま結束された平海苔束について、自動的,スムーズ,効率的に集合,積み上げ,ストックする集積装置の開発が待たれていた。平海苔束のズレ,乱れ,損傷,ダメージ,折れ曲がり等の虞もない集積装置の開発が、課題となっていた。
従来例2の現状は、平海苔束が多数束、テーブル等の適宜スペース上に手作業で積み上げられ、山積みストックされていた。
《本発明について》
本発明の平海苔束の集積装置は、このような実情に鑑み、上記従来技術の課題を解決すべくなされたものである。
そして本発明は、第1に、多数束の平海苔束を集積可能であると共に、第2に、自動的,スムーズ,効率的に集積され、第3に、しかもズレ,乱れ,損傷,ダメージ,折れ曲がり等の虞もない、平海苔束の集積装置を提案することを、目的とする。
《各請求項について》
このような課題を解決する本発明の技術的手段は、特許請求の範囲に記載したように、次のとおりである。
請求項1については、次のとおり。
請求項1の平海苔束の集積装置は、海苔の生産工程で使用され、積上押出機と集積機とを、有している。
該積上押出機は、積上部と押出部とを備えている。そして該積上部は、各々結束されて搬入された平海苔束を、積み上げ可能である。該押出部は、該積上部にて積み上げられた複数束の平海苔束を、押し出し可能である。
該集積機は、収納棚と昇降部と押入部とを備えている。そして該昇降部は、該積上押出機の押出部にて押し出されて搬入された積み上げられた複数束の平海苔束を、収納予定の該収納棚に見合った高さ位置へと昇降動可能である。該押入部は、該昇降部にて昇降された複数束の平海苔束を、収納予定の該収納棚に押し入れ可能である。
もって、多数束の平海苔束を該集積機に集積可能であること、を特徴とする。
請求項2については、次のとおり。
請求項2の平海苔束の集積装置では、請求項1において、該積上押出機の積上部に搬入される平海苔束は、保護紙が選択的に被せて巻き付けられると共に、結束帯にて必須的に結束されていること、を特徴とする。
請求項3については、次のとおり。
請求項3の平海苔束の集積装置では、請求項2において、該積上押出機は、該積上部に反転部が付設されている。
そして該反転部は、該積上部に搬入される平海苔束について、保護紙が巻き付けられている場合に使用され、表裏反転により該保護紙の端部を上側に被せ面を下側とすること、を特徴とする。
請求項4については、次のとおり。
請求項4の平海苔束の集積装置では、請求項2において、該積上押出機の積上部は、複数の積上部材を備えている。そして該積上部材は、搬入された平海苔束を、それぞれ一束ずつ積載可能,昇降動可能である。
もって該積上部材により、平海苔束が複数束ずつ、順次下側から積み上げられること、を特徴とする。
請求項5については、次のとおり。
請求項5の平海苔束の集積装置では、請求項2において、該積上押出機の押出部は、該積上部への平海苔束の搬入方向に対し交叉方向に向け、進退動可能である。
もって、積み上げられた複数束の平海苔束を、前進動により押し出すこと、を特徴とする。
請求項6については、次のとおり。
請求項6の平海苔束の集積装置では、請求項5において、該積上押出機は、該積上部にストッパが付設されており、該ストッパは、該積上部への平海苔束の搬入方向先端側に配されている
もって該ストッパは、搬入される平海苔束を停止位置決めすると共に、該押出部による交叉方向への押し出しと相俟って、複数束の平海苔束が整列されること、を特徴とする。
請求項7については、次のとおり。
請求項7の平海苔束の集積装置では、請求項2において、該集積機は、ストッパが付設されており、該ストッパは、複数束の平海苔束の搬入方向先端側に配されている。
もって該ストッパは、搬入される複数束の平海苔束を停止位置決めすると共に、該押入部による複数束の平海苔束の搬入方向に対し交叉方向への押し入れと相俟って、複数束の平海苔束が整列されること、を特徴とする。
請求項8については、次のとおり。
請求項8の平海苔束の集積装置は、請求項2において、該集積機の収納棚は、複数束の平海苔束を積み上げたまま収納可能な上下間隔で、複数段設けられている。これと共に、収納された複数束の平海苔束を、そのまま上下から挟んで取り出し可能であること、を特徴とする。
《作用等について》
本発明は、このような手段よりなるので、次のようになる。
(1)本発明の集積装置は、積上押出機と集積機とを有してなり、前工程で結束された平海苔束が搬送されてくる。
(2)なお、保護紙が被せて巻き付けられている平海苔束については、予め反転部にて表裏反転される。もって、端部を上側に被せ面を下側とすることにより、事後の搬送,移動時の端部の折れ曲がりが防止される。
(3)そして平海苔束は、まず、積上押出機の積上部にて、複数束単位で順次下側から積み上げられる。
(4)それから、積上押出機の押出部にて押し出される。
(5)押し出された複数束の平海苔束は、集積機の昇降部にて、収納予定の収納棚に見合った高さ位置へ昇降動される。
(6)そして、集積機の押入部にて、収納予定の収納棚に押し入れ,収納される。
(7)このような工程の繰り返しにより、多数束の平海苔束が、集積機の各収納棚に複数束単位で集積される。
(8)本発明は、このように積上部,押出部を備えた積上押出機と、収納棚,昇降部,押入部を備えた集積機とを、組み合わせて採用したことにより、平海苔束を複数束単位で集積可能,ストック可能である。
(9)そして本発明は、その工程を順に辿ることにより、平海苔束が、自動的,スムーズ,効率的に収納棚に集積される。
そして、収納棚に集積,収納された平海苔束は、複数束単位で積み上げられたまま、上下から手で挟んで取り出せ、取り出しが容易である。
(10)更に本発明は、次の各点により、平海苔束のズレ,乱れ,損傷,ダメージ,折れ曲がり等が防止される。
・積上押出機の積上部は、平海苔束を順次下側から積み上げて行くので、自由落下による上側からの積み上げに比し、これらが防止される。
・積上押出機の押出部とストッパとの組み合わせ、および、集積機の押入部とストッパとの組み合わせにより、平海苔束がX,Y方向に揃えられ整列される。
・平海苔束に巻き付けられた保護紙について、反転部による表裏反転により、折れ曲がりが防止される。
(11)さてそこで、本発明は次の効果を発揮する。
《第1の効果》
第1に、多数束の平海苔束を集積可能である。
本発明の平海苔束の集積装置は、積上部,押出部を備えた積上押出機と、収納棚,昇降部,押入部を備えた集積機とを、平海苔束に関し、初めて組み合わせて採用してなる。
もって、多数束の平海苔束を集積可能である。平海苔束を初めて多数束、積み上げストック可能となる。もって、海苔の大量処理,大量生産に資することができる。
前述したこの種従来例のように、多数束の平海苔を、手作業で適宜スペース上に山積み集積していた事態は、解消される。
《第2の効果》
第2に、自動的,スムーズ,効率的に集積可能である。
本発明の平海苔束の集積装置では、平海苔束が、積上部→押出部→昇降部→押入部の各工程を順に辿る。
もって、多数束の平海苔束が、自動的かつスムーズに収納棚に集積される。ラインを止めることもなく、連続的に集積される。多数枚の集積により、平海苔束の大量処理が可能となり、効率が向上する。
更に、収納棚に収納された平海苔束は、複数束単位で積み上げられたまま、取り出し可能である。上下から手で挟んで取り出し可能である。左右から手で挟んで取り出すのではなく、又、1束1束毎に取り出すのでもなく、複数束をまとめて取り出し可能である。このように取り出しが容易であり、この面からも効率面に優れている。
《第3の効果》
第3に、しかもズレ,乱れ,損傷,ダメージ,折れ曲がり等の虞もない。
本発明の平海苔束の集積装置では、積上部の下側からの積み上げや、押出部や押入部とストッパとによる整列により、平海苔束について、ズレ,乱れ,損傷,ダメージ等の発生が防止される。
又、平海苔束に保護紙が巻き付けられている場合、反転部による表裏反転により、事後の搬送,移動時の端部折れ曲がりが防止される。
このように、この種従来技術に存した課題がすべて解決される等、本発明の発揮する効果は、顕著にして大なるものがある。
本発明に係る平海苔束の集積装置について、発明を実施するための形態の説明に供し、積上押出機等を示し、(1)図は、正面図、(2)図は、側面図である。 同発明を実施するための形態の説明に供し、集積機を示し、(1)図は、平面図、(2)図は、側面図である。 同発明を実施するための形態の説明に供し、平海苔束の斜視図である。そして(1)図は、束ねられた状態、(2)図は、保護紙が巻き付けられた状態、(3)図は、更に結束帯で結束された状態、(4)図は、表裏反転された状態を示す。(5)図は、保護紙が巻き付けられることなく、単に結束帯で結束された状態を示す。 同発明を実施するための形態の説明に供し、積上押出機による積み上げ,押し出し工程の正面説明図である。そして(1)図,(2)図,(3)図,(4)図等は、工程1,2,3,4を示す。 同発明を実施するための形態の説明に供し、積上押出機による積み上げ,押し出し工程に関する。そして、(1)図,(2)図,(3)図等は、正面説明図であり、工程5,6,7等を示す。(1´)図,(2´)図,(3´)図等は、側面説明図であり、工程5,6,7等を示す。 同発明を実施するための形態の説明に供し、積上押出機による積み上げ,押し出し工程に関する。そして、(1)図,(2)図,(3)図等は、正面説明図であり、工程8,9,10等を示す。(1´)図,(2´)図,(3´)図等は、側面説明図であり、工程8,9,10等を示す。 同発明を実施するための形態の説明に供し、集積機による集積工程の側面説明図である。そして、(1)図,(2)図,(3)図,(4)図,(5)図,(6)図等は、集積工程1,2,3,4,5,6等を示す。 同発明を実施するための形態の説明に供し、集積機による集積工程の側面説明図である。そして、(1)図,(2)図,(3)図,(4)図等は、集積工程7,8,9,10等を示す。(5)図は、収納棚を両サイドに設置した例を示す。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。
《本発明の概要》
本発明の概要については、次のとおり。
本発明の平海苔束Aの集積装置1は、海苔の生産工程で使用され、積上押出機2と集積機3とを、有している。
そして積上押出機2は、積上部4と押出部5とを備えている。
積上部4は、各々結束されて搬入された平海苔束Aを、積み上げ可能である。押出部5は、積上部4にて積み上げられた複数束の平海苔束Aを、押し出し可能である。
集積機3は、収納棚6と昇降部7と押入部8とを備えている。
昇降部7は、積上押出機2の押出部5にて押し出されて搬入された積み上げられた複数束の平海苔束Aを、収納予定の収納棚6に見合った高さ位置へと、昇降動可能である。押入部8は、昇降部7にて昇降された複数束の平海苔束Aを、収納予定の収納棚6に押し入れ可能である。
もって、多数束の平海苔束Aを集積機3に集積可能であること、を特徴とする。
本発明の概要については、以上のとおり。以下、このような本発明について詳述する。
《平海苔束A等について》
この海苔の生産工程では、図1の(1)図,図4に示したように、平海苔束Aが前工程の結束装置9で結束されて、集積装置1へと搬送される。
平海苔束Aは、折り曲げない平海苔のまま、50枚や100枚等の束に束ねられている。1枚の平海苔は、長さ210mm(~230mm、更には275mm)×幅190mm(~200mm)等の寸法で、略長方形の薄いシート状をなす(図3の(1)図を参照)。
そして平海苔束Aは、結束装置9によりそのまま結束帯Cにて結束されるか(図3の(5)図を参照)、又は、保護紙Dを被せて巻き付け(図3の(2)図を参照)、その上から結束装置9により結束帯Cにて結束される(図3の(3)図を参照)。
このように平海苔束Aは、保護紙Dが、必要に応じ選択的に被せて巻き付けられると共に、結束帯Cにて、すべてが必須的に結束されている。
このような平海苔束Aが、前工程の結束装置9下から押出板10にて押し出され、図示例ではひもコンベア製のコンベア11に一束ずつ載せられて、集積装置1の積上押出機2の積上部4に向けて、搬送される。
平海苔束A等については、以上のとおり。
《反転部12について》
次に、反転部12について、図1の(1)図,図4を参照して、説明する。
積上押出機2は、積上部4に反転部12が付設されている。反転部12は、積上部4に搬入される平海苔束Aについて、保護紙Dが巻き付けられている場合に使用される。もって表裏反転により、保護紙Dの端部Qを上側に被せ面Eを下側とする。
このように反転部12について、更に詳述する。前述したように、積上押出機2の積上部4に搬入される平海苔束Aは、保護紙Dが、選択的に被せて巻き付けられると共に、結束帯Cにて、必須的に結束されている。
そして、保護紙Dが巻き付けられて結束されている平海苔束Aについては(図3の(3)図を参照)、反転部12で表裏反転される(図3の(4)図を参照)。これに対し、保護紙Dが巻き付けられていない平海苔束Aについては、反転部12は不要であり反転は行われない。
反転部12は、積上押出機2の積上部4へのコンベア11の途中に、組み込まれている。そして、付設されたセンサにより平海苔束Aの到達が検出されたら、平海苔束Aを、回転軸13を中心に180度回転により、反転させる(図4の(1)図~(4)図の工程を参照)。
保護紙Dは、前工程において平海苔束Aの上側から被せられ、もって巻き付けられているが、その被せ面Eを、上側(図3の(2)図,(3)図を参照)から、下側(図3の(4)図を参照)へと反転させる。
つまり、保護紙Dの端部Qを上側とすることにより、事後の搬送,移動時の端部Qの折れ曲がりを防止する。もし反転させないと、搬送,移動時に、下側のままの端部Qが、引っ掛かり,捲れて,折れ曲がる虞がある。
例えば、集積機3の収納棚6への保護紙D付の平海苔束Aの収納に関しては、収納棚6面に接触する保護紙Dの下面が、本発明では上述により平坦な被せ面Eとなる。もって、収納棚6への押し入れや取り出しに際し、移動される平海苔束Aの保護紙Dが、収納棚6面に引っ掛かり,捲れて,折れ曲がる虞はない。
反転部12については、以上のとおり。
《積上部4について》
次に、集積装置1の積上押出機2の積上部4について、図1,図5,図6等を参照して、説明する。
積上部4は、各々結束されて搬入された複数束の平海苔束Aを、積み上げ可能である。すなわち、平海苔束Aが複数束ずつ、順次下側から積み上げられる。
なお、積み上げられる複数束としては、図示された3束が代表的であるが、その他の束数も可能である。
このような積上押出機2の積上部4について、更に詳述する。まず、積上部4のストッパ14については、次のとおり。
積上押出機2は、積上部4にストッパ14が付設されており、ストッパ14は、積上部4への平海苔束Aの搬入方向F先端側に配されている。もって、搬入される平海苔束Aを停止位置決めすると共に、後述する押出部5による交叉方向Gへの押し出しと相俟って、複数束の平海苔束Aが整列されるようになっている。
すなわち平海苔束Aは、前述したように一束ずつコンベア11にて、積上部4に向けて搬送された後、ローラーコンベア製のコンベア15に移されて、更に搬送される。そして、積上部4に到達すると、搬入方向F先端側に配されたストッパ14と、センサ16の検出とに基づき、コンベヤ15の搬送が停止され、平海苔束Aが停止位置決めされる。
ところで後述するように押出部5は、このような積上部4への平海苔束Aの搬入方向Fに対し、交叉方向Gに向け複数束の平海苔束Aを押し出す(図1を参照)。そこで、ストッパ14による停止位置決めと相俟って、平海苔束Aの複数束が、X,Y方向に揃えられ整列されるようになる。
次に、積上部4の積上部材17については、次のとおり。
積上部4は、複数の積上部材17を備えており、積上部材17は、図示例では、2本ずつ2組の横シャフトよりなる。そして搬入された平海苔束Aを、それぞれ積載可能,昇降動可能となっている。
そして、2組の積上部材17は、3束のうち上位と中位の平海苔束Aについて、相互間隔を存しつつ順次積み上げ可能であると共に、事後、相互間隔を解消可能となっている。
すなわち積上部材17は、平海苔束Aの1束分の高さ寸法プラスα分だけ、段階的に上昇可能となっている。段階的上昇により、それぞれ積載した平海苔束Aを、相互間隔(α分の上下間隔)を存しつつ、順次下側から積み上げ可能となっている。(図5の各図,図6の(1)図,(1´)図の工程を参照)。
それから積上部材17は、それぞれ相互間隔分(α分)だけ降下して、相互間隔解を解消せしめる(図6の(2)図,(2´)図の工程を参照)。
なお、相互間隔が解消された平海苔束A間には、積上部材17は介在している。又、 図示例では、複数束として1束目(上位),2束目(中位),3束目(下位)の3束を、積み上げることに鑑み、積上部材17は、上位と中位用に2組使用される。
積上部4については、以上のとおり。
《積上部4の積み上げ工程》
次に、図示した積上部4の積み上げ工程について、図5,図6を参照して、説明する。
・まず、積上部4の積上部材17は、1束目の平海苔束Aが、ストッパ14やセンサ16の位置に到達,停止すると(図5の(1)図,(1´)図の工程を参照)、上位用の積上部材17が、コンベヤ15下から上昇して、これを積載して、1段階上昇させる(図5の(2)図,(2´)図の工程を参照)。
・それから、次の2束目の平海苔束Aが、ストッパ14やセンサ16に到達,停止すると(図5の(3)図,(3´)図の工程を参照)、上位用の積上部材17は、積載した1束目の平海苔束Aを、更に1段階上昇させる。
・そして、2束目の平海苔束Aを、コンベヤ15下から上昇した中位用の積上部材17が、積載して1段階上昇させる。
・しかる後、3束目の平海苔束Aが、ストッパ14やセンサ16に到達,停止することにより、複数束図示例では3束の平海苔束Aが、相互間隔を存して積み上げられる(図6の(1)図,(1´)図の工程を参照)。
・それから、上位用,下位用の両積上部材17が、それぞれ若干降下することにより、1束目と2束目の平海苔束Aが若干降下して、相互間隔が解消される。
・このようにして、複数束の平海苔束Aが、順次下側から多段に積み上げられる(図6の(2)図,(2´)図の工程を参照)。3束目(下位)の平海苔束Aの上に、1束目(上位)と2束目(中位)の平海苔束Aが、積上部材17にて積み上げられる。
・なお、図示例では複数束として3束の例について説明したが、それ以外の複数束の場合についても、積上部材17の数を増減することにより、図示例に準じた工程が実施される。
積上部4の積み上げ工程については、以上のとおり。
《押出部5について》
次に、積上押出機2の押出部5について、図1,図6の(2)図,(3)図を参照して、説明する。
押出部5は、積上部4にて積み上げられると共に相互間隔が解消された複数束の平海苔束Aを、押し出し可能である。積上部4への平海苔束Aの搬入方向Fに対し、交叉方向Gに向け、押し出し可能である。
図示例の押出部5は、前後2本の縦シャフトよりなり、平海苔束Aの搬入方向Fつまりコンベア11,15による搬入方向Fに対し交叉する方向Gに向け、前進後退動可能となっている。そして前進動により、複数束の平海苔束Aを集積機3に向けて押し出す。
なお、前述したように、このような押出部5による押し出しと、搬入される平海苔束Aのストッパ14による停止位置決めとにより、複数束の平海苔束Aが整列される。
押出部5については、以上のとおり。
《駆動機構18,25について》
次に、積上押出機2の駆動機構18,25の図示例について、図1,図5,図6等を参照して、説明する。
まず、積上押出機2の積上部4の駆動機構18については、次のとおり。
積上部4の駆動機構18は、縦コンベア19,縦シャフト20,駆動スライド21,フリースライド22等を、備えている。
駆動スライド21は、縦シャフト20にて案内されつつ、平行配設された縦コンベア19に付設されており、昇降動される。フリースライド22は、縦シャフト20にて案内されつつ、駆動スライド21にほぼ従動して、昇降動される。
フリースライド22は、積み上げられる平海苔束Aに見合った個数だけ設けられ(3束が積み上げられる図示例の場合は、1束目と2束目用に個数は2)、それぞれ積上部材17の基部が取り付けられている。駆動スライド21とフリースライド22は、共に上下スライド可能にガイド用の縦シャフト20に取り付けられている。
そして各フリースライド22は、駆動スライド21下に固設された引っ掛け用の各係止片23上に、それぞれ載せられている。すなわちフリースライド22は、駆動スライド21側の係止片23上に、載せられキャッチされている。
図示例の駆動機構18の工程については、次のとおり。
・フリースライド22そして積上部材17は、縦コンベア19にて駆動スライド21が上昇されると、その係止片23にて持ち上げられ、もって従動してそれぞれ上昇する。
・もって前述したように、積上部材17にて、平海苔束Aが、相互間隔を存して積み上げられる(図5の各図,図6の(1)図の工程を参照)。
・この積み上げ状態から、駆動スライド21が降下開始されると、駆動スライド21上に乗せられたフリースライド22そして積上部材17も、従動して降下開始する。
・降下開始された積上部材17が、その下の平海苔束Aに接触すると、積上部材17そしてフリースライド22は、降下停止する。
・これにより、フリースライド22と駆動スライド21間に、僅かな間隔が生じる。そして、付設されたセンサ24の検出に基づき、駆動スライド21そして縦コンベア19も、降下停止する。
・もって、前述したように積み上げられた複数束の平海苔束Aは、相互間隔が解消される(図6の(2)図,(2´)図の工程を参照)。
積上押出機2の押出部5の駆動機構25については、次のとおり。
押出部5の駆動機構25は、横コンベア26,横シャフト27,横スライド28等を備えている。
横スライド28は、横シャフト27にて案内されつつ、横コンベア26にて前進後退動可能となっている。そして横スライド28に、押出部5の下端部が取り付けられている。
横コンベア26と横シャフト27は、平行配設されると共に、コンベア11,15の搬入方向Fに対し交叉する方向Gに配設けられている。
そこで、横スライド28そして押出部5の前進動により、積み上げられた複数束の平海苔束Aを、押し出し可能となっている。(図6の(3)図,(3´)図の工程を参照)。
駆動機構18,25については、以上のとおり。
《集積機3について》
次に、集積装置1の集積機3について、図2,図5,図6等を参照して、説明する。
集積機3の昇降部7は、積上押出機2の押出部5から押し出されて搬入された積み上げられた複数束の平海苔束Aを、収納予定の収納棚6に見合った高さ位置へと、昇降動可能である。
集積機3の押入部8は、昇降部7にて昇降された複数束の平海苔束Aを、収納予定の収納棚6に押し入れ可能である。
このような集積機3について、更に詳述する。まず、昇降部7のストッパ29について述べる。集積機3は、ストッパ29が付設されており、ストッパ29は、昇降部7への平海苔束Aの搬入方向H先端側に配されている。
もって、搬入される複数束の平海苔束Aを停止位置決めすると共に、押入部8による押し入れと相俟って、複数束の平海苔束Aが整列される。すなわち、積み上げられた複数束の平海苔束Aは、前述したように積上押出機2の押出部5から押し出された後、搬入コンベア30にて集積機3の昇降部7に向けて搬送される。
そして集積機3入口、つまり収納棚6前面下に到達すると、搬入方向H先端側に配されたストッパ29とセンサ31の検出とに基づき、搬入コンベア30の搬送が停止され、複数束の平海苔束Aが停止位置決めされる。
ところで後述するように、集積機3の押入部8は、複数束の平海苔束Aを、搬入方向Hに対し交叉方向Jに向けて、収納棚6に押し入れる。そこで、ストッパ29による停止位置決めと相俟って、複数束の平海苔束Aが、X,Y方向に揃えられ整列される。
集積機3の昇降部7は、搬入コンベア30にて搬入された複数束の平海苔束Aを、目標とする収納予定の収納棚6に見合った高さ位置へと、昇降動可能である。
集積機3の押入部8は、収納棚6に対し進退動可能であり、待機位置からの前進動により、昇降部7にて昇降された複数束の平海苔束Aを、収納予定の収納棚6に対し押し入れ,収納可能である。図示例の押入部8は、板状をなし昇降部7に基部が組み付けられている。
集積機3の集積工程については、次のとおり。
・昇降部7は、センサ31の検出に基づき駆動オンして上昇し、ストッパ29にて停止位置決めされていた平海苔束Aを、図示例では最下段の1段目の収納棚6の高さ位置へと、持ち上げる(図7の(1)図,(2)図の工程を参照)。
・昇降部7の駆動機構は、例えば、エンコーダを使用した検出制御に基づき、モータをインバータ制御することにより、停止位置を適切に選択,設定,一定化し、管理,維持される。サーボモータやパルスモータの利用も考えられる。
・収納予定の収納棚6に見合った高さ位置に到達した複数束の平海苔束Aは、押入部8により、その収納棚6に対し押し入れ,収納される(図7の(3)図,(4)図の工程を参照)。
・それから、同じ工程を繰り返して、その収納棚6に、複数束の平海苔束Aが、押し入れ,収納される(図7の(5)図,(6)図,図8の(1)図の工程を参照)。
・その収納棚6が満杯になったら、次の収納棚6について、図示例では2段目の収納棚6について、同じ工程を繰り返して、複数束の平海苔束Aが押し入れ,収納される(図8の(2)図,(3)図の工程を参照)。
・このような工程を辿り、多数束の平海苔束Aが、集積機3の各収納棚6に集積される(図8の(4)図を参照)。
・なお、収納棚6の数や奥行長さを変更することにより、集積可能な平海苔束Aの束数つまり集積総量を、自由に設定可能である。
・又、押入部8の待機位置を左右に切換え可能としておけば、収納棚6を左右両サイドに設けることも可能である(図8の(5)図を参照)。
集積機3については、以上のとおり。
《作用等》
本発明は、以上説明したように構成されている。そこで、以下のようになる。
(1)本発明の平海苔束Aの集積装置1は、海苔を平海苔のまま曲げないで出荷する、海苔の生産工程で使用される。そして、積上押出機2と集積機3とを、有している。
そして平海苔束Aは、前工程の結束装置9で結束されて、集積装置1へと一束ずつ搬送されてくる(図4の(1)図の工程を参照)。
(2)集積装置1は、手前に反転部4が付設されている(図1の(1)図を参照)。反転部4は、搬入される平海苔束Aについて、保護紙Dが被せて巻き付けられている場合に使用される。
そして表裏反転により、保護紙Dの端部Qを上側、被せ面Eを下側とすることにより、事後の搬送,移動時における端部Qの折れ曲がりを、防止する(図4の(2)図,(3)図の工程を参照)(図3の(3)図,(4)図も参照)。
(3)それから平海苔束Aは、積上押出機2の積上部4に搬入される。もって積上部4にて、複数束単位で、相互間隔を存しつつ順次下側から積み上げられた後、相互間隔が解消される。
例えば3束等、複数束単位で多段に積み上げられる。(図4の(4)図,図5の各図,図6の(1)図,(1´)図,(2)図,(2´)図等の工程を参照)。
(4)しかる後、多段に積み上げられた複数束の平海苔束Aは、押出部5にて積上部4から押し出される(図6の(3)図,(3´)図の工程を参照)。
(5)このように、積上押出機2の押出部5にて押し出された複数束の平海苔束Aは、搬入コンベア30を介した後、集積機3の昇降部7にて昇降動される。集積機3の収納予定の収納棚6に見合った高さ位置へと、図示例では上昇される(図7の(1)図,(2)図の工程を参照)。
(6)そして集積機3の押入部8が、昇降部7にて上昇された複数束の平海苔束Aを、収納予定の収納棚6に、押し入れ,収納する(図7の(3)図,(4)図を参照)。
(7)事後、このような工程が繰り返される(図7の(5)図,(6)図,図8の(1)図,(2)図,(3)図等の工程を参照)。
もって多数束の平海苔束Aが、集積機3の各収納棚6に、複数束単位で集積される(図8の(4)図の工程を参照)。
(8)さてそこで、本発明の集積装置1は、以下のようになる。
まず本発明は、積上部4,押出部5を備えた積上押出機2と、収納棚6,昇降部7,押入部8を備えた集積機3とを、初めて組み合わせて採用したことを、特徴とする。
もって、多数束の平海苔束Aを、複数束単位で集積機3に集積可能、積み上げストック可能である。
(9)又、本発明の集積装置1において、平海苔束Aは、→積上押出機2の積上部4→押出部5→集積機3の昇降部7→押入部8の各工程を順に辿る。
これにより、多数枚の平海苔束Aが、自動的,スムーズ,効率的に、収納棚6に集積される。ラインを止めることもなく、連続的に集積される。
又、集積機3の収納棚6は、複数束の平海苔束Aを、内部に積み上げたまま収納可能な上下間隔で、複数段設けられている。
そして、収納,集積された複数束の平海苔束Aを、積み上げたまま、上下から手で挟んで取り出し可能である。1束毎でなく例えば3束を(左右でなく)上下で1度にまとめて取り出し可能である。このように、取り出しが容易である。
(10)更に、本発明の集積装置1によると、次のようになる。
・積上押出機2の積上部4は、順次下側から平海苔束Aを積み上げて行くので、平海苔束Aの、ズレ,乱れ,損傷,ダメージ発生が防止される。これによらず、もしも上側からの自由落下により積み上げると、落下により、これらが発生し易い。
・積上押出機2の押出部5による押し出しと、ストッパ14との組み合わせにより、平海苔束Aが、X,Y方向で整列され、ズレ,乱れ,損傷,ダメージ発生が防止される。
・集積機3の押入部8による押し入れと、ストッパ29との組み合わせにより、平海苔束Aが、X,Y方向で整列され、ズレ,乱れ,損傷,ダメージ発生が防止される。
・平海苔束Aに保護紙Dが巻き付けられている場合、反転部12による表裏反転により、その引っ掛かり,捲れによる折れ曲がりが防止される。
すなわち保護紙Dは、平海苔束Aに対し、上側から被せられて巻き付けられているが、そのままだと、搬送,移動中に下端部Qが、他に引っ掛かり,捲れて,折れ曲がる事故 が発生し易い(図3の(3)図を参照)。
そこで反転部12により、その被せ面Eを上側から下側に反転させ、端部Qを上側に平坦な被せ面Eを下側とすることにより、折れ曲がりは防止される。
本発明の作用等については、以上のとおり。
《他の実施例》
第1に、以上説明した実施例(図示例)の集積装置1では、保護紙Dが、平海苔束Aに巻き付けられていた。しかし本発明は、これに限定されるものではなく、次の実施例の集積装置1も可能である。
すなわち、保護紙Dが巻き付けられていない平海苔束A(図3の(5)図を参照)を、積上押出機2で積み上げて集積機3で集積するようにした例も、可能である。
第2に、以上説明した実施例(図示例)の集積装置1では、保護紙Dが巻き付けられた平海苔束Aは、反転部12で表裏反転されていた。しかし本発明は、これに限定されるものではなく、次の実施例の集積装置1も可能である。
すなわち、保護紙Dが巻き付けられた平海苔束Aを表裏反させることなく、被せ面Eを上側に端部Q下側としたまま、積上押出機2で積み上げて集積機3で集積するようにした例も、可能である。
第3に、以上説明した実施例(図示例)の集積装置1では、平海苔束Aは、3束ずつ積み上げられていた。しかし本発明は、これに限定されるものではなく、次の実施例の集積装置1も可能である。
すなわち、2束,4束,その他の複数束単位の平海苔束Aを、積上押出機2で積み上げて集積機3で集積するようにした例も、可能である。
A 平海苔束
B 複数束
C 結束帯
D 保護紙
E 被せ面
F 搬入方向
G 交叉方向
H 搬入方向
J 交叉方向
Q 保護紙端部
1 集積装置
2 積上押出機
3 集積機
4 積上部
5 押出部
6 収納棚
7 昇降部
8 押入部
9 結束装置
10 押出板
11 コンベア
12 反転部
13 回転軸
14 ストッパ
15 コンベア
16 センサ
17 積上部材
18 駆動機構
19 縦コンベア
20 縦シャフト
21 駆動スライド
22 フリースライド
23 係止片
24 センサ
25 駆動機構
26 横コンベア
27 横シャフト
28 横スライド
29 ストッパ
30 搬入コンベア
31 センサ

Claims (8)

  1. 海苔の生産工程で使用される平海苔束の集積装置であって、積上押出機と集積機とを、有しており、
    該積上押出機は、積上部と押出部とを備えており、該積上部は、各々結束されて搬入された平海苔束を、積み上げ可能であり、該押出部は、該積上部にて積み上げられた複数束の平海苔束を、押し出し可能であり、
    該集積機は、収納棚と昇降部と押入部とを備えており、該昇降部は、該積上押出機の押出部にて押し出されて搬入された積み上げられた複数束の平海苔束を、収納予定の該収納棚に見合った高さ位置へと昇降動可能であり、該押入部は、該昇降部にて昇降された複数束の平海苔束を、収納予定の該収納棚に押し入れ可能であり、
    もって、多数束の平海苔束を該集積機に集積可能であること、を特徴とする平海苔束の集積装置。
  2. 請求項1において、該積上押出機の積上部に搬入される平海苔束は、保護紙が選択的に被せて巻き付けられると共に、結束帯で必須的に結束されていること、を特徴とする平海苔束の集積装置。
  3. 請求項2において、該積上押出機は、該積上部に反転部が付設されており、
    該反転部は、該積上部に搬入される平海苔束について、保護紙が巻き付けられている場合に使用され、表裏反転により該保護紙の端部を上側に被せ面を下側とすること、を特徴とする平海苔束の集積装置。
  4. 請求項1において、該積上押出機の積上部は、複数の積上部材を備えており、
    該積上部材は、搬入された平海苔束を、それぞれ一束ずつ積載可能,昇降動可能であり、該積上部材により、平海苔束が複数束ずつ、順次下側から積み上げられること、を特徴とする平海苔束の集積装置。
  5. 請求項1において、該積上押出機の押出部は、該積上部への平海苔束の搬入方向に対し交叉方向に向け、進退動可能であり、
    積み上げられた複数束の平海苔束を、前進動により押し出すこと、を特徴とする平海苔束の集積装置。
  6. 請求項5において、該積上押出機は、該積上部にストッパが付設されており、
    該ストッパは、該積上部への平海苔束の搬入方向先端側に配され、もって、搬入される平海苔束を停止位置決めすると共に、該押出部による交叉方向への押し出しと相俟って、複数束の平海苔束が整列されること、を特徴とする平海苔束の集積装置。
  7. 請求項1において、該集積機は、ストッパが付設されており、
    該ストッパは、複数束の平海苔束の搬入方向先端側に配され、もって、搬入される複数束の平海苔束を停止位置決めすると共に、該押入部による複数束の平海苔束の搬入方向に対し交叉方向への押し入れと相俟って、複数束の平海苔束が整列されること、を特徴とする平海苔束の集積装置。
  8. 請求項1において、該集積機の収納棚は、複数束の平海苔束を積み上げたまま収納可能な上下間隔で、複数段設けられると共に、収納された複数束の平海苔束を、そのまま上下から挟んで取り出し可能であること、を特徴とする平海苔束の集積装置。
JP2022068084A 2022-04-18 2022-04-18 平海苔束の集積装置 Pending JP2023158320A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022068084A JP2023158320A (ja) 2022-04-18 2022-04-18 平海苔束の集積装置
KR1020230043879A KR20230148747A (ko) 2022-04-18 2023-04-04 평김 다발의 집적장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022068084A JP2023158320A (ja) 2022-04-18 2022-04-18 平海苔束の集積装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023158320A true JP2023158320A (ja) 2023-10-30

Family

ID=88509283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022068084A Pending JP2023158320A (ja) 2022-04-18 2022-04-18 平海苔束の集積装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2023158320A (ja)
KR (1) KR20230148747A (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4551175B2 (ja) 2004-10-07 2010-09-22 ニシハツ産業株式会社 平海苔束束ね装置
JP4533079B2 (ja) 2004-10-07 2010-08-25 ニシハツ産業株式会社 海苔束製造ライン

Also Published As

Publication number Publication date
KR20230148747A (ko) 2023-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7850415B2 (en) Machine for palletizing objects such as packing cases
EP1462394B2 (de) Ladungsträger-Beladevorrichtung
EP2655222B1 (de) Tablar-handhabungsstation und verfahren zum manuellen be- und entladen von tablaren
US4083461A (en) System for storing of printing products and for transporting them to a treatment machine
EP0742166B1 (de) Verfahren und Vorrichtung zum Depalettieren
US5299691A (en) Spacing sheet for handling material
US20050265816A1 (en) Machine for palletizing objects such as packing cases having a stacking unit provided with a retractable base
US5730579A (en) Bundle feed apparatus for delivering multiple bundles to a load former
US4120406A (en) Apparatus for forming a stack composed of layers of round-section elongated items
JPH07187330A (ja) 自動倉庫における双方向移載装置
JP2023158320A (ja) 平海苔束の集積装置
EP0963928B1 (en) Apparatus for temporarily storing manufactured items, particularly mattresses
US5492444A (en) Method and apparatus for storing imbricated sheets upon a pallet
CN219970099U (zh) 一种捆扎下料机
JP2024005695A (ja) 海苔束製造ライン
JP2015013721A (ja) パレット交換装置
TWI693057B (zh) 洗滌機之收料結構與洗滌機
DE3906873A1 (de) Vorrichtung und verfahren zum stapeln und umwickeln von gegenstaenden
EP2236440A1 (en) Storage rack with a machine for automatic pickup/deposition of items by means of forks
DE3838201A1 (de) Verfahren und maschine zum stapeln von flachen paketen zylindrischer gegenstaende, insbesondere von muenzrollen
KR101377871B1 (ko) 자동창고로의 토트박스 저장 및 회수를 위한 로드 장치
CN115924520A (zh) 层码系统
JPH01133818A (ja) マガジン格納装置
JP2023057577A (ja) 海苔束の整列,搬送装置、および整列,搬送方法
JPH0610054B2 (ja) パレタイザー