JP2004067104A - クラフト紙による自動包装方法およびその装置 - Google Patents

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中村 雄仁
Toshihiro Wada
和田 俊宏
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Abstract

【課題】クラフト紙による出来本の六面包装を自動化して効率化する。
【解決手段】被包装物Pの上面から包材Wをかぶせ、後側底面を持ち上げて垂れ下がり部を折り返すとともに後側両脇を折り返し、前方の包材先端をくわえておいて被包装物Pを前方へ移送して前面の垂れ下がり部を折り返して底面テープで固定し、前側両脇を折り返した後、両脇上下の水平方向の張り出し部分を折り返して脇面テープSで固定する。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、立方体状に積み重ねられた複数冊の書籍等の被包装物をクラフト紙を折り畳んで立方体の少なくとも両脇面を除く四面、あるいは六面すべてを覆うように自動包装する自動包装方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
立方体状に積み重ねられた同一寸法の複数冊の書籍等の被包装物を丈夫なクラフト紙で包装して発送することが行われている。図17は積み重ねられた同一寸法の複数冊の書籍等の被包装物Pを示す斜視図で、書籍を例にとれば、よく扱われるA5判ないしA4変形判の範囲として被包装物Pの寸法は小口が 148〜250 mm、天地が 210〜310 mm、高さは重ねる冊数にもよるが例えば80〜300 mmで重量は最大20kg程度である。
【0003】
従来、これを包装するのに例えば図18に示すように小口部を包装せず、四面のみを包装する「帯掛け」や、図19に示すようにクラフト紙を折り畳んで立方体の六面すべてを覆う「六面包装」(キャラメル包装ともいう)などが行われていたが、つぎのような問題点があった。
a)帯掛けの場合でも六面包装の場合でも最終の合わせ目をボンドによるのり付けで接合することが多いが、ボンドはトレイに入れて使用するため乾燥防止等の管理や、周囲への飛散防止などの手間がかかる。
b)六面包装の場合、作業が複雑なので自動化が難しく、手作業になるため能率が悪いだけでなく品質にばらつきがあり、肉体疲労が激しい。
c)包材としてクラフト紙を裁断したものを使用するので寸法によっては無駄が発生し、歩留りが悪い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような問題点を解消し、帯掛けあるいは六面包装を自動化し、連続作業で能率よく高品質の包装を行うとともに、ボンドの使用をなくし、包材としてロール状のクラフト紙を使用することで資材の歩留りを向上させるようにしたクラフト紙による四面あるいは六面自動包装方法およびその装置を実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のクラフト紙による自動包装方法は、立方体状に積み重ねられた被包装物をクラフト紙を折り畳んで立方体の六面の内少なくとも両脇面を除く四面を覆うように自動包装する自動包装方法において、被包装物の上面から包材であるクラフト紙をかぶせ、移送方向に対して前後とも被包装物よりも長く、被包装物の底面よりも下まで垂れ下がらせ、被包装物の底面を持ち上げて後方の垂れ下がり部分を被包装物の底面に向けて折り返し、続いて前方の垂れ下がり部分の先端をくわえておいて被包装物を前方に移動させることにより前方の垂れ下がり部分を被包装物の底面に向けて折り返してさきに折り返されていた後方の折り返しの下に重ね、底面テープを貼って固定することを特徴とするものであるか、あるいは、立方体状に積み重ねられた被包装物をクラフト紙を折り畳んで立方体の六面を覆うように自動包装する自動包装方法において、被包装物の幅よりも所定の包み代だけ幅の広いクラフト紙の包材を使用し、被包装物の上面から包材をかぶせ、移送方向に対して前後とも被包装物よりも長く、被包装物の底面よりも下まで垂れ下がらせ、被包装物の底面を持ち上げて後方の垂れ下がり部分を被包装物の底面に向けて折り返すとともに後側の両脇の張り出し部分を被包装物の脇面に対して折り返し、続いて前方の垂れ下がり部分の先端をくわえておいて被包装物を前方に移動させることにより前方の垂れ下がり部分を被包装物の底面に向けて折り返してさきに折り返されていた後方の折り返しの下に重ね、底面テープを貼って固定するとともに、前側の両脇の張り出し部分を被包装物の脇面に対して折り返し、両脇上下の水平方向に張り出している部分を上、下の順に折り返し、脇面テープを貼って固定することを特徴とする。
【0006】
本発明のクラフト紙による自動包装装置は、立方体状に積み重ねられた被包装物をクラフト紙を折り畳んで立方体の六面の内少なくとも両脇面を除く四面を覆うように自動包装する自動包装装置であって、受け入れた被包装物を上段テーブル高さまで上昇させる入側リフトと、包材であるクラフト紙を巻き戻して入側リフトにおける上昇前高さの被包装物の上方に供給する包材供給部と、上昇した被包装物を後方底面を持ち上げて上昇位置から前方へ押し出し、後方の包材の垂れ下がり部分を被包装物の底面に向けて折り返す下折り板を有する第2プッシャと、被包装物を移送する横送り手段を有する上段テーブルと、移送された被包装物を下降させる出側リフトと、前記上段テーブル表面にテープの先端を突出させて移送される被包装物の底面に底面テープを貼りつける底面テープ供給部とからなり、上昇した入側リフトと上段テーブルとが被包装物の前面に垂れ下がった包材の先端をはさむように接近していることを特徴とするものであるか、あるいは立方体状に積み重ねられた被包装物をクラフト紙を折り畳んで立方体の六面を覆うように自動包装する自動包装装置であって、前記第2プッシャが後側の両脇の包材の張り出し部分を被包装物の脇面に対して折り返す後折りアームを有するとともに、前記上段テーブル前端に前側の両脇の包材の張り出し部分を被包装物の脇面に対して折り返す前折りアームを備え、前記出側リフト両脇の上方から下降して被包装物の両脇上下の水平方向に張り出している部分を被包装物の脇面に対して折り返す上脇折り板と、出側リフトの下降経路両脇のサイドガイドと、前記出側リフトの下降経路両脇のサイドガイド表面にテープの先端を突出させて移送される被包装物の両脇面に脇面テープを貼りつける脇面テープ供給部とを有する前記のクラフト紙による自動包装装置である。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明においては、装置を2階建てで構成し、上昇、水平移動、下降の移送過程において六面の折り畳みを流れ作業で逐次行うようにしたので、被包装物を次々と送り込むことが可能であり、きわめて能率良く包装を行うことができる。
【0008】
【実施例】
まず本発明の六面自動包装方法を説明する。図1(a)は図17に示した被包装物に対する最終の荷姿、(b)はこれを上下転倒して、つまり底面を上にして示した斜視図で、Wは包材(クラフト紙)、Sは折り畳んだ側面を押さえる脇面テープ、Bは底面の重なり部分を押さえる底面テープで、脇面テープS、底面テープBは例えば市販の幅50mmのクラフト粘着テープである。
【0009】
図2は包装の手順を示す斜視図である。(a)は図17に示したものと同じ被包装物Pである。先ず(b)に示すように上面から包材Wをかぶせる。横移動する場合の進行方向により、左を前、右を後とする。かぶせられた包材Wは前後とも被包装物Pよりも長く、被包装物Pの底面よりも下まで垂れ下がっている。また両脇も被包装物Pの側面よりも外側に張り出している。
【0010】
つぎに(c)に示すように後方の垂れ下がり部分を折り返す。続いて(d)に示すように後側の両脇の張り出し部分を折り返す。
つぎに前方の垂れ下がり部分の先端をくわえておいて矢印方向に移動させることにより(e)に示すように前方の垂れ下がり部分を折り返し、さきに折り返されていた後方の折り返しの下に重ね、この図では見えないが底面テープBを貼って固定する。
【0011】
つづいて(f)に示すように前側の両脇の張り出し部分を折り返し、最後に(g)、(h)に示すように両脇上下の水平方向に張り出している部分を上、下の順に折り返し、脇面テープSを貼って固定する。
続いて本発明の六面自動包装装置を説明する。図3はその正面図、図4は平面図、図5は側面図である。この装置は2階建て構造となっており、被包装物Pは図1に記載した▲1▼〜▲7▼のように移動する。すなわち▲1▼〜▲2▼水平移動、▲2▼〜▲3▼は垂直上昇、▲3▼〜▲5▼は上段における水平移動、▲5▼〜▲6▼は垂直下降、▲6▼〜▲7▼は水平移動となり、1は入側装置、11はその内の入口コンベヤ、111 はその本体部分であるローラコンベヤ、2は上段装置、3は出側装置、32はその内の出側コンベヤ、4は包材、テープ等の資材供給部で41は包材供給部、42は底面テープ供給部、43は脇面テープ供給部、5はフレーム、6はスイッチ、タッチパネル、モニタ等を備えた操作盤、7は内部の作動状況を表示する表示灯である。その他の各符号は追って説明する。
【0012】
被包装物Pはローラコンベヤ111 上に置かれて装置内に送り込まれ、図示しない第1ストッパに当たって停止した最奥位置、すなわち前記▲1▼位置で同じく図示しない第1プッシャで水平方向に押され、▲2▼位置である入側リフトのリフトテーブル上に移動する。
図6は入側リフト12および包材供給部41付近を示す六面自動包装装置の部分正面図で、121 はリフトテーブル、121aはその後端の後端下降部、123 は上昇機構であるリフトシリンダ、411 はロール状に巻かれた包材Wを巻き戻すペイオフリール、412 は送り出しルート内での包材Wの送り状況を検知したりたるみを取るダンサロール、413 は包材Wを被包装物Pの天地寸法に合わせて幅方向に切断する場合等に使用するスリッタ、414 は包材Wを送るピンチロール、415 は包材Wを包装に要する所定の長さで切断するカッタ、416 は包材Wの先端部分を被包装物Pの前面まで送る開閉式のエプロンである。エプロン416 は中央で2分割されており、必要に応じて両側に開いて退避することができる。
【0013】
ペイオフリール411 から巻き戻された包材Wはピンチロール414 、エプロン416 に導かれて被包装物Pの上方を通りその前面に到達する。この間、ピンチロール414 の回転数をエンコーダで計測し、被包装物Pの寸法に対して所定の余分寸法を加え、図2(b)の状態となるだけの包材Wを送り出し、切断する。
ここでエプロン416 を送り出し方向に対し直角方向の両側に開き、その中間を通ってリフトシリンダ123 に駆動されるリフトテーブル121 が上昇すると、カットされた包材Wは被包装物Pの上に載り、被包装物Pは図6に想像線で示した前記▲3▼の位置まで上昇する。この間、包材Wがずれないよう、上押さえ124 で押さえていることが望ましい。
【0014】
リフトテーブル121 が上昇し終わった状態を図7に示す。包材Wの前後両側の垂れ下がりのうち前方のものの先端は、リフトテーブル121 と上段テーブル22とにはさまれて押さえられる。ついで、図8に示すように上段後方にある第2プッシャ21が作動し、図2(c)に示した後方下折りと(d)に示した後側脇折りとをほぼ同時に行う。図8は第2プッシャ21が被包装物Pに接近してその底面後端をすくい上げた状態を示している。
【0015】
ここで図9、10により後側脇折りを先に説明する。第2プッシャ21には被包装物Pの両脇に位置を合わせて一対の後折りアーム213 が設けられており、後折りアーム213 の所定の高さに1枚ないし複数枚のフィンガ214 が取り付けられている。後折りアーム213 は図9に記したように垂直軸周りに約90度回転できる。一対の後折りアーム213 を後方から被包装物Pに接近させ、フィンガ214 を回転させることにより図10のように包材Wの後側脇折りを行うことができる。
【0016】
つぎに後方下折りであるが、まず図11は第2プッシャ21のうちの下折り板付近を示す部分斜視図で、211 は下折り板、212 はその上面中央付近に取り付けられたくさび材、211aは下折り板211 の両脇に取り付けられたローラ、211bはこのローラ211aが乗るローラガイド、215 は第2プッシャ21を前後進させるシリンダである。ローラガイド211bはフレームの上段部分に取り付けられた固定部材であり、一方下折り板211 は第2プッシャ21の前後進する本体部分に対して上下方向に移動自在に取り付けられており、ローラガイド211bが前方の高い段付き形状となっているため、下折り板211 は前進すると同時にやや上昇し、くさび材212 とともに被包装物Pの底面後端をすくい上げる作用をする。
【0017】
図12によりこの間の動きを説明する。(a)はリフトテーブル121 が上昇したさきの図7と同じ状態である。(b)ではまずリフトテーブル121 の後端下降部121aが下降して被包装物Pの後端部下方に空間ができ、そこへ第2プッシャ21の前進により下折り板211 が進入し、さらに(c)に示すように下折り板211 が被包装物Pの後端をすくい上げると同時に垂れ下がっていた後側の包材Wを被包装物Pの下部に巻き込む。このまま被包装物Pをさらに前方へ移動させると、これまでリフトテーブル121 と上段テーブル22とにはさまれていた包材Wの前方の垂れ下がりの部分の先端が引き抜かれ、(d)に示すように後方の折り返しの下に重ねられる。
【0018】
引き続き被包装物Pを前方へ移動させる。この移動は第2プッシャ21のストロークを超えているので、別途ベルトコンベヤ等の横送り手段を設けるのが望ましい。例えばエアシリンダとタイミングベルトを組み合わせた横送り機構などがよい。上段テーブル22の中央付近、さきの▲4▼位置を通過すると、図13(a)に示すように下方から底面テープBの先端が待っており、(b)に示すように被包装物Pに同調して押し付けロール422 が上昇して底面テープBを被包装物Pの底面の押し付け、包材Wの重なり部分に貼りつける。底面テープBは図示しないカッタにより所定長さで切断される。これで図2における(e)の状態となる。
【0019】
さらに被包装物Pを前方へ移動させ、上段テーブル前端の▲5▼位置に到達すると図14に示すように図9、図10で説明したのと同様に前折りアーム232 が接近し、フィンガ232 が回転して包材Wの前側両脇の張り出し部分を折り返す。これで図2における(f)の状態となる。
▲5▼位置は出側リフト31のリフトテーブル311 の位置である。上方両脇の被包装物Pの寸法に合わせた位置に上脇折り板312 が待機している。これを下降させると、図15に示すように包材Wの両脇上端に水平方向に張り出している部分が折り曲げられる。これで図2における(g)の状態となる。
【0020】
続いてリフトテーブル311 を下降させる。下降経路両脇のサイドガイド313 は被包装物Pの寸法に合わせてあるので、下降とともに包材Wの両脇下端に水平方向に張り出している部分が折り曲げられる。さらに、サイドガイド313 には窓が設けられていて、脇面テープSの先端が突出しており、被包装物Pの下降に同調して押し付けロール432 が接近して脇面テープSを被包装物Pの両脇面に押し付け、包材Wの重なり部分に貼りつける。したがって被包装物Pが下降したときには全ての包装が完了し図2における(h)の状態となっている。
【0021】
なお入側リフトは単純に上昇させるだけなのでエアシリンダ等のリフトシリンダにより駆動するものとしたが、出側リフト31については下降途中での折り曲げやテープ貼り作業があるため速度制御を行う方がよいので、シリンダよりもモータ駆動が適している。さらに下降中は上押さえ315 により上方からも押さえるようにすることが好ましい。上押さえ315 にスタンパを組み込むことによって包材Wの上面に印字等を行うことができる。
【0022】
下降後は適宜プッシャ等を用いて出側コンベヤ32に送り出せばよい。
以上、被包装物Pを1列の積み重ねの例で説明したが、2列でも可能であり、また、以上説明した六面包装の場合に限らず、包材供給部にあるスリッタ413 を使用するなどして包材Wの幅を被包装物Pの天地寸法とすることにより、この六面自動包装装置を使用して両脇の折り畳みのない「帯掛け」包装を行うことも容易である。
【0023】
本発明の六面自動包装装置は、一見複雑なようであるが、上昇、横移動、下降という搬送工程の間に包装、折り畳み、テープ貼りがすべて効率的に行われ、毎分8個程度のピッチで極めて能率よく自動包装を行うことができる。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、六面包装作業の自動化が達成され、連続作業で能率よく高品質の包装が行えるようになるとともに、ボンドの使用がなくなり、また包材としてロール状のクラフト紙を使用することで資材の歩留りも向上するなどの、すぐれた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の六面包装による最終の荷姿を示す斜視図である。
【図2】本発明における包装の手順を示す斜視図である。
【図3】本発明の六面自動包装装置の実施例を示す正面図である。
【図4】本発明の六面自動包装装置の実施例を示す平面図である。
【図5】本発明の六面自動包装装置の実施例を示す側面図である。
【図6】本発明の六面自動包装装置の入側リフトおよび包材供給部付近を示す部分正面図である。
【図7】本発明の六面自動包装装置の入側リフトにおけるリフトテーブルが上昇した状態を示す部分正面図である。
【図8】本発明の六面自動包装装置のリフトテーブルと第2プッシャ付近を示す部分正面図である。
【図9】本発明の六面自動包装装置の後折りアーム付近を示す斜視図である。
【図10】同じく本発明の六面自動包装装置の後折りアーム付近を示す斜視図である。
【図11】本発明の六面自動包装装置の下折り板付近を示す斜視図である。
【図12】本発明の六面自動包装装置における前後の下面包材の折り畳み機構を示す上段テーブル付近の部分正面図である。
【図13】本発明の六面自動包装装置における底面テープの貼りつけ機構を示す上段テーブル付近の部分正面図である。
【図14】本発明の六面自動包装装置の前折りアーム付近を示す部分正面図である。
【図15】本発明の六面自動包装装置の出側リフト付近を示す斜視図である。
【図16】同じく本発明の六面自動包装装置の出側リフト付近を示す斜視図である。
【図17】本発明に係わる被包装物の一例を示す斜視図である。
【図18】従来行われていた帯掛け包装の荷姿を示す斜視図である。
【図19】従来行われていた六面包装の荷姿を示す斜視図である。
【符号の説明】
1  入側装置
2  上段装置
3  出側装置
4  資材供給部
5  フレーム
6   操作盤
7  表示灯
11  入口コンベヤ
12  入側リフト
21  第2プッシャ
22  上段テーブル
31  出側リフト
32  出側コンベヤ
41  包材供給部
42  底面テープ供給部
43  脇面テープ供給部
111  ローラコンベヤ
121  リフトテーブル
121a 後端下降部
123  リフトシリンダ
124 、315   上押さえ
211  下折り板
211a ローラ
211b ローラガイド
212  くさび材
213  後折りアーム
214 、232   フィンガ
215  シリンダ
231  前折りアーム
311  リフトテーブル
312  上脇折り板
313  サイドガイド
314  リフト機構
411  ペイオフリール
412  ダンサロール
413  スリッタ
414  ピンチロール
415  カッタ
416  エプロン
421  テープホルダ
422 、432   押し付けロール
B  底面テープ
G  のり付け
P  被包装物
S  脇面テープ
W  包材

Claims (5)

  1. 立方体状に積み重ねられた被包装物をクラフト紙を折り畳んで立方体の六面の内少なくとも両脇面を除く四面を覆うように自動包装する自動包装方法において、被包装物の上面から包材であるクラフト紙をかぶせ、移送方向に対して前後とも被包装物よりも長く、被包装物の底面よりも下まで垂れ下がらせ、被包装物の底面後端を持ち上げて後方の垂れ下がり部分を被包装物の底面に向けて折り返し、続いて前方の垂れ下がり部分の先端をくわえておいて被包装物を前方に移動させることにより前方の垂れ下がり部分を被包装物の底面に向けて折り返してさきに折り返されていた後方の折り返しの下に重ね、底面テープを貼って固定することを特徴とするクラフト紙による自動包装方法。
  2. 立方体状に積み重ねられた被包装物をクラフト紙を折り畳んで立方体の六面を覆うように自動包装する自動包装方法において、被包装物の幅よりも所定の包み代だけ幅の広いクラフト紙の包材を使用し、被包装物の上面から包材をかぶせ、移送方向に対して前後とも被包装物よりも長く、被包装物の底面よりも下まで垂れ下がらせ、被包装物の底面後端を持ち上げて後方の垂れ下がり部分を被包装物の底面に向けて折り返すとともに後側の両脇の張り出し部分を被包装物の脇面に対して折り返し、続いて前方の垂れ下がり部分の先端をくわえておいて被包装物を前方に移動させることにより前方の垂れ下がり部分を被包装物の底面に向けて折り返してさきに折り返されていた後方の折り返しの下に重ね、底面テープを貼って固定するとともに、前側の両脇の張り出し部分を被包装物の脇面に対して折り返し、両脇上下の水平方向に張り出している部分を上、下の順に折り返し、脇面テープを貼って固定することを特徴とするクラフト紙による自動包装方法。
  3. 立方体状に積み重ねられた被包装物(P)をクラフト紙を折り畳んで自動包装する自動包装装置であって、
    受け入れた被包装物(P)を上段テーブル(22)高さまで上昇させる入側リフト(12)と、
    包材(W)であるクラフト紙を巻き戻して入側リフト(12)における上昇前高さの被包装物(P)の上方に供給する包材供給部(41)と、
    上昇した被包装物(P)を後方底面を持ち上げて上昇位置から前方へ押し出し、後方の包材の垂れ下がり部分を被包装物(P)の底面に向けて折り返す下折り板(211 )を有する第2プッシャ(21)と、
    被包装物(P)を移送する横送り手段を有する上段テーブル(22)と、
    移送された被包装物(P)を下降させる出側リフト(31)と、
    前記上段テーブル(22)表面にテープの先端を突出させて移送される被包装物(P)の底面に底面テープ(B)を貼りつける底面テープ供給部(42)と、
    からなり、
    上昇した入側リフト(12)と上段テーブル(22)とが被包装物(P)の前面に垂れ下がった包材(W)の先端をはさむように接近していることを特徴とするクラフト紙による自動包装装置。
  4. 前記下折り板(211 )が第2プッシャ21の前後進する本体部分に対して上下方向に移動自在に取り付けられ、ローラガイド(211b)が前方の高い段付き形状で、下折り板(211 )が前進すると同時にやや上昇することを特徴とする請求項3に記載のクラフト紙による自動包装装置。
  5. 前記第2プッシャ(21)が後側の両脇の包材の張り出し部分を被包装物(P)の脇面に対して折り返す後折りアーム(213 )を有するとともに、
    前記上段テーブル(22)前端に前側の両脇の包材の張り出し部分を被包装物の脇面に対して折り返す前折りアーム(231 )を備え、
    前記出側リフト(31)両脇の上方から下降して被包装物(P)の両脇上下の水平方向に張り出している部分を被包装物(P)の脇面に対して折り返す上脇折り板(312 )と、
    出側リフト(31)の下降経路両脇のサイドガイド(313 )と、
    前記出側リフト(31)の下降経路両脇のサイドガイド(313 )表面にテープの先端を突出させて移送される被包装物の両脇面に脇面テープ(S)を貼りつける脇面テープ供給部(43)と、
    を有する請求項3または4に記載のクラフト紙による自動包装装置。
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