JP2006100687A - 発光ダイオードの実装構造 - Google Patents

発光ダイオードの実装構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2006100687A
JP2006100687A JP2004286957A JP2004286957A JP2006100687A JP 2006100687 A JP2006100687 A JP 2006100687A JP 2004286957 A JP2004286957 A JP 2004286957A JP 2004286957 A JP2004286957 A JP 2004286957A JP 2006100687 A JP2006100687 A JP 2006100687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
emitting diode
package
mounting structure
pad
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004286957A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuo Hirokawa
拓郎 広川
Hiroyasu Numaya
宏康 沼屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
Priority to JP2004286957A priority Critical patent/JP2006100687A/ja
Publication of JP2006100687A publication Critical patent/JP2006100687A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Led Device Packages (AREA)

Abstract

【課題】 発光ダイオードが発する熱を良好に放熱することが可能な発光ダイオードの実装構造を提供するものである。
【解決手段】 発光素子13と、この発光素子13に接続する端子14とを収納するパッケージ11からなる発光ダイオード1と、金属製のベース部材21と、このベース部材21に形成される絶縁層22と、この絶縁層22上に形成され端子14と電気的に接続するパッド23とを有する硬質基板2とを備え、端子14をパッド23に接続した発光ダイオードの実装構造において、パッケージ11の裏面15と硬質基板2との間に熱伝導部材41を設けたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発光ダイオードの実装構造に関し、特に、その発光ダイオードが発する熱を良好に放熱する発光ダイオードの実装構造に関する。
従来の発光ダイオードの実装構造は、発光素子に接続したパッケージの端子を基板のパッドに電気的に接続したものであった(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−270537号公報(図2)
近年では、発光ダイオードを例えば液晶表示パネルのバックライト装置に適用するようになってきている。このようなバックライト装置に使用される発光ダイオードは、光量を得るために電流を多く流す必要があるが、発光ダイオードは電流を多く流すと発熱量が多くなり、自身の発した熱により、発光素子が劣化しやすくなるなどの問題点が発生するおそれがある。従来の発光ダイオードの実装構造では、基板が放熱性の良い金属製であっても、発光ダイオードから基板へと熱が伝わる部分が発光ダイオードの端子と基板のランドの接続部分しかなく、充分な熱の伝達ができず、発光ダイオードの発熱量に対して、十分な放熱を行うことができなかった。このため、光源として光量を向上させるために発光ダイオードの数を増やすことが考えられるが、これはコストの上昇を招くことになる。
そこで、本発明は、この点に鑑みてなされたもので、その主な目的は、発光ダイオードが発する熱を良好に放熱することが可能な発光ダイオードの実装構造を提供するものである。
本発明は前記目的を達成するため、発光素子と、この発光素子に接続する端子とを収納するパッケージからなる発光ダイオードと、金属製のベース部材と、このベース部材に形成される絶縁層と、この絶縁層上に形成され前記端子と電気的に接続するパッドとを有する硬質基板とを備え、前記端子を前記パッドに接続した発光ダイオードの実装構造において、前記パッケージの裏面と前記硬質基板との間に熱伝導部材を設けたものである。
また、発光素子と、この発光素子に接続する端子とを収納するパッケージからなる発光ダイオードと、可撓性を有する絶縁基材と、この絶縁基材上に形成され前記端子と電気的に接続するパッドとを有する可撓性基板と、この可撓性基板の背後に設けられる金属製の補強部材とを備え、前記端子を前記パッドに接続した発光ダイオードの実装構造において、前記可撓性基板の前記パッケージの裏面に対応する部分に、その一部を取り除いた貫通部を設け、この貫通部を介して、前記パッケージの裏面と前記補強部材との間に熱伝導部材を設けたものである。
また、発光素子と、この発光素子に接続する端子とを収納するパッケージからなる発光ダイオードと、金属製のベース部材と、このベース部材に形成される絶縁層と、この絶縁層上に形成され前記端子と電気的に接続するパッドと、このパッドを露出するように前記絶縁層上に形成されるレジスト層とを有する硬質基板とを備え、前記端子を前記パッドに接続した発光ダイオードの実装構造において、前記パッケージの側面と接触する熱伝導部材を前記硬質基板上に設けたものである。
また、前記パッケージ周囲の前記レジスト層に、その一部を取り除いた除去部を設け、この除去部を介して、前記熱伝導部材を前記絶縁層に接触させたものである。
また、前記パッケージの裏面と前記硬質基板との間に熱伝導部材を設けたものである。
また、発光素子と、この発光素子に接続する端子とを収納するパッケージからなる発光ダイオードと、可撓性を有する絶縁基材と、この絶縁基材上に形成され前記端子と電気的に接続するパッドとを有する可撓性基板と、この可撓性基板の背後に設けられる金属製の補強部材とを備え、前記端子を前記パッドに接続した発光ダイオードの実装構造において、前記パッケージの側面と接触する熱伝導部材を前記可撓性基板上に設けたものである。
また、前記パッケージ周囲の前記可撓性基板に、その一部を取り除いた抜き部を設け、この抜き部を介して、前記熱伝導部材と前記補強部材とを接触させたものである。
また、前記可撓性基板の前記パッケージの裏面に対応する部分に、その一部を取り除いた貫通部を設け、この貫通部を介して、前記パッケージの裏面と前記補強部材との間に前記熱伝導部材を設けたものである。
また、前記熱伝導部材が弾性を有するものである。
また、前記パッケージの裏面に対応する前記硬質基板の絶縁層にパッドを形成し、このパッド上に金属からなる前記熱伝導部材を設けたものである。
また、前記金属からなる熱伝導部材が半田である。
また、前記半田と接触する前記パッケージの裏面に、金属からなる接触用の端子を形成したものである。
以上、本発明によれば、初期の目的を達成することができ、発光ダイオードが発する熱を良好に放熱することが可能な発光ダイオードの実装構造を提供することができる。
本発明の発光ダイオードの実装構造は、発光素子13と、この発光素子13に接続する端子14とを収納するパッケージ11からなる発光ダイオード1と、金属製のベース部材21と、このベース部材21に形成される絶縁層22と、この絶縁層22上に形成され端子14と電気的に接続するパッド23とを有する硬質基板2とを備え、端子14をパッド23に接続した発光ダイオードの実装構造において、パッケージ11の裏面15と硬質基板2との間に熱伝導部材41を設けたものである。このように構成したことによって、発光ダイオードの発光素子が発する熱を良好に放熱することが可能な発光ダイオードの実装構造を提供することができる。
また、発光素子13と、この発光素子13に接続する端子15とを収納するパッケージ11からなる発光ダイオード1と、可撓性を有する絶縁基材51と、この絶縁基材51上に形成され端子14と電気的に接続するパッド52とを有する可撓性基板5と、この可撓性基板5の背後に設けられる金属製の補強部材54とを備え、端子14をパッド52に接続した発光ダイオードの実装構造において、可撓性基板5のパッケージ11の裏面15に対応する部分に、その一部を取り除いた貫通部55を設け、この貫通部55を介して、パッケージ11の裏面15と補強部材54との間に熱伝導部材42を設けたものである。このように構成したことによって、発光ダイオードの発光素子が発する熱を良好に放熱することが可能な発光ダイオードの実装構造を提供することができる。
また、発光素子13と、この発光素子13に接続する端子14とを収納するパッケージ11からなる発光ダイオード1と、金属製のベース部材21と、このベース部材21に形成される絶縁層22と、この絶縁層22上に形成され端子14と電気的に接続するパッド23と、このパッド23を露出するように絶縁層22上に形成されるレジスト層24とを有する硬質基板2とを備え、端子14をパッド23に接続した発光ダイオードの実装構造において、パッケージ11の側面17と接触する熱伝導部材43を硬質基板2上に設けたものである。このように構成したことによって、発光ダイオードの発光素子が発する熱を良好に放熱することが可能な発光ダイオードの実装構造を提供することができる。
また、パッケージ11周囲のレジスト層24に、その一部を取り除いた除去部26を設け、この除去部26を介して、熱伝導部材43を絶縁層22に接触させたものである。このように構成したことによって、発光ダイオードの発光素子が発する熱を良好に放熱することが可能な発光ダイオードの実装構造を提供することができる。
また、パッケージ11の裏面15と硬質基板2との間に熱伝導部材41を設けたものである。このように構成したことによって、発光ダイオードの発光素子が発する熱を良好に放熱することが可能な発光ダイオードの実装構造を提供することができる。
また、発光素子13と、この発光素子13に接続する端子14とを収納するパッケージ11からなる発光ダイオード1と、可撓性を有する絶縁基材51と、この絶縁基材51上に形成され端子14と電気的に接続するパッド52とを有する可撓性基板5と、この可撓性基板5の背後に設けられる金属製の補強部材54とを備え、端子14をパッド52に接続した発光ダイオードの実装構造において、パッケージ11の側面17と接触する熱伝導部材43を可撓性基板5上に設けたものである。このように構成したことによって、発光ダイオードの発光素子が発する熱を良好に放熱することが可能な発光ダイオードの実装構造を提供することができる。
また、パッケージ11周囲の可撓性基板5に、その一部を取り除いた抜き部56を設け、この抜き部56を介して、熱伝導部材43と補強部材54とを接触させたものである。このように構成したことによって、発光ダイオードの発光素子が発する熱を良好に放熱することが可能な発光ダイオードの実装構造を提供することができる。
また、可撓性基板5のパッケージ11の裏面15に対応する部分に、その一部を取り除いた貫通部55を設け、この貫通部55を介して、パッケージ11の裏面15と補強部材54との間に熱伝導部材42を設けたものである。このように構成したことによって、発光ダイオードの発光素子が発する熱を良好に放熱することが可能な発光ダイオードの実装構造を提供することができる。
また、熱伝導部材が弾性を有するものである。このように構成したことによって、発光ダイオードの発光素子が発する熱を良好に放熱することが可能な発光ダイオードの実装構造を提供することができる。
また、パッケージ11の裏面15に対応する硬質基板2の絶縁層22に放熱パッド25を形成し、この放熱パッド25上に金属からなる熱伝導部材41を設けたものである。このように構成したことによって、発光ダイオードの発光素子が発する熱を良好に放熱することが可能な発光ダイオードの実装構造を提供することができる。
また、金属からなる熱伝導部材41が半田である。このように構成したことによって、発光ダイオードの発光素子が発する熱を良好に放熱することが可能な発光ダイオードの実装構造を提供することができる。
また、半田44と接触するパッケージ11の裏面15に、金属からなる接触用の端子18を形成したものである。このように構成したことによって、発光ダイオードの発光素子が発する熱を良好に放熱することが可能な発光ダイオードの実装構造を提供することができる。
以下、図1に基づいて、本発明の第1実施例を説明する。
本実施例の発光ダイオードの実装構造は、発光ダイオード1を硬質基板2に実装したものである。
発光ダイオード1は、熱伝導率のよいセラミックからなる直方体のパッケージ11を備えており、このパッケージ11は凹部12を備えており、この凹部12の底に発光素子13を備えている。また、パッケージ11内には発光素子13が接続する端子14を備えており、この端子14の一部がパッケージ11の裏面15に露出している。また、パッケージ11の凹部12内には、エポキシ樹脂などの透光性の部質よりなる透光性保護体16が設けられている。
硬質基板2は、金属製で本実施例ではアルミニウムからなるベース部材21と、このベース部材21に形成される絶縁層22と、この絶縁層22上に形成され端子14と電気的に接続するパッド23および図示していない配線パターンと、パッド23を露出し、前記配線パターンを覆うように絶縁層22上に形成されるレジスト層24とを備えている。
発光ダイオード1の端子14を硬質基板2のパッド23に半田3で接合することによって、発光ダイオード1を硬質基板2に実装している。
本実施例では、発光ダイオード1のパッケージ11の裏面15に対応する硬質基板2の絶縁層22上に放熱用パッド25を形成し、この放熱パッド25上に金属(本実施例ではアルミニウム)からなる熱伝導部材41を設けたものである。このアルミニウムからなる熱伝導部材41は、金属製であるので熱伝導性が良好であり、発光ダイオード1のパッケージ11の裏面15と硬質基板2との間に設けられて、発光ダイオード1と硬質基板2とにそれぞれ接触している。このため発光ダイオード1の発光素子13が発する熱を、従来の発光ダイオードの端子と基板のパッドの接続部分に加えて、発光素子13直下のパッケージ11の裏面から金属からなる硬質基板2に伝えることができるので、発光ダイオード1を良好に放熱することができる。
次に本実施例の製造方法を説明する。まず、硬質基板2の形成方法は、第1に、アルミニウムからなるベース部材21の全面に絶縁層22を形成する。第2に、絶縁層22上に、絶縁層22の全面を覆うようにパッド23と前記配線パターンとを形成する導電層を形成する。第3に、熱伝導部材41を、前記導電層の全面をおおうように形成する。第4に、熱伝導部材41の必要部分以外をエッチングなどの処理によって除去する。第5に、パッド23と前記配線パターンの必要部分以外をエッチングなどの処理によって除去する。第6に、パッド23などの部分を除いて、レジスト層24を形成する。以上によって、硬質基板2が形成される。
次に、発光ダイオード1と硬質基板2との実装方法を説明する。第1に、硬質基板2のパッド23上に、クリーム半田をスクリーン印刷などによって形成する。第2に、パッド23上に、発光ダイオード1の端子14が接触するように、硬質基板2上に発光ダイオード1を載せる。このとき、発光ダイオード1は前記クリーム半田の接着力によって、硬質基板2に仮固定されている。第3に、リフロー処理によって、前記クリーム半田を溶融して発光ダイオード1を硬質基板2に固定する。以上によって、発光ダイオード1が硬質基板2に実装される。
このように構成したことによって、発光ダイオード1の発光素子13が発する熱を良好に放熱することが可能な発光ダイオードの実装構造を提供することができる。
次に、本発明の第2実施例を図2を用いて説明する。なお、前記第1実施例と同一及び相当箇所には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
本実施例の発光ダイオードの実装構造は、発光ダイオード1を可撓性基板5に実装したものである。
可撓性基板5は、ポリイミドなどの可撓性を有する絶縁基材51と、この絶縁基材51上に形成され端子14と電気的に接続するパッド52および図示していない配線パターンと、パッド52を露出し、前記配線パターンを覆うように絶縁基材51上に形成されるポリイミドなどの可撓性を有するカバーフィルム53とを備えている。そして、この可撓性基板5の背後には、アルミニウムなどの金属からなる板状の補強部材54とを備えている。可撓性基板5は補強部材54に接着剤によって固定されている。
発光ダイオード1の端子14を可撓性基板5のパッド52に半田3で接合することによって、発光ダイオード1を可撓性基板5に実装している。
本実施例では、可撓性基板5の発光ダイオード1のパッケージ11の裏面15に対応する部分に、その一部を取り除いた貫通部55を形成してある。この貫通部55を設けた補強部材54上に、熱伝導性の良好な熱伝導部材42が設けられている。この熱伝導部材42はシリコンゴムなどの弾性を有する部材であり、本実施例では平板のようなシート形状である。この熱伝導部材42は、発光ダイオード1のパッケージ11の裏面15と補強部材54との間に設けられて、発光ダイオード1と補強部材54とにそれぞれ接触している。このため、発光ダイオード1の発光素子13が発する熱を、発光素子13直下のパッケージ11の裏面から可撓性基板5を介さずに直接金属からなる補強部材54に伝えることができるので、発光ダイオード1を良好に放熱することができる。また、熱伝導部材42が弾性を有することで、パッケージ11の裏面15に密着することができ、パッケージ11から熱伝導部材42に熱が良好に伝わることができる。
次に本実施例の製造方法を説明する。まず、可撓性基板5の形成方法は、第1に、絶縁基材51上に、絶縁基材51の全面を覆うようにパッド52と前記配線パターンとを形成する導電層を形成する。第2に、パッド52と前記配線パターンの必要部分以外をエッチングなどの処理によって除去する。第3に、パッド52などの部分を除いて、カバーフィルム53を形成する。そして、第4に、貫通部54を可撓性基板5を打ち抜いて形成する。以上によって、可撓性基板5が形成される。この可撓性基板5を補強部材54に接着する。
次に、発光ダイオード1と硬質基板2との実装方法を説明する。第1に、硬質基板2のパッド23上に、クリーム半田をスクリーン印刷などによって形成する。第2に、貫通部55を形成した補強部材54上に熱伝導部材42を設置する。第3に、パッド52上に、発光ダイオード1の端子14が接触するように、可撓性基板5上に発光ダイオード1を載せる。このとき、発光ダイオード1は前記クリーム半田の接着力によって、可撓性基板5に仮固定されている。第4に、リフロー処理によって、前記クリーム半田を溶融して発光ダイオード1を可撓性基板5に固定する。以上によって、発光ダイオード1が可撓性基板5に実装される。
このように構成したことによって、発光ダイオードの発光素子が発する熱を良好に放熱することが可能な発光ダイオードの実装構造を提供することができる。
次に、本発明の第3実施例を図3を用いて説明する。なお、前記各実施例と同一及び相当箇所には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
本実施例の発光ダイオードの実装構造は、第1実施例と同様に、発光ダイオード1を硬質基板2に実装したものである。
本実施例では、硬質基板2を覆うように、硬質基板2上に熱伝導部材43が設けられている。この熱伝導部材43はシリコンゴムなどの弾性を有する部材であり、本実施例では平板のような形状で、発光ダイオード1に対応する部分には、貫通した孔431が形成されており、この孔431内に、発光ダイオード1が設けられている。この孔431内に設けられた発光ダイオード1は、その直方体のパッケージ11の4つの側面17で、熱伝導部材43と接触している。このように構成したことによって、発光ダイオード1のパッケージ11の側面17から熱伝導部材43を介して硬質基板2に熱を伝えることができ、発光ダイオードの発光素子が発する熱を良好に放熱することが可能な発光ダイオードの実装構造を提供することができる。
また、本実施例の硬質基板2には、発光ダイオード1のパッケージ11周囲のレジスト層24に、その一部を取り除いた除去部26を設け、この除去部26を介して、熱伝導部材43が絶縁層24に接触している。このように構成したことによって、発光ダイオードの発光素子が発する熱をより良好に放熱することが可能な発光ダイオードの実装構造を提供することができる。
また、図示していないが、本実施例に、さらに、第1実施例のように、パッケージ11の裏面15と硬質基板2との間に熱伝導性の良好な熱伝導部材41を設けてもよい。このように構成したことによって、発光ダイオードの発光素子が発する熱が硬質基板2に伝わりやすくなり、より良好に放熱することが可能な発光ダイオードの実装構造を提供することができる。
また、本実施例では、発光ダイオード1のパッケージ11は直方体であったが、パッケージの形状は限定されるものではなく、熱伝導部材43に接する側面を備える形状であれば、どのような形状であってもよく、例えば、円柱状のものであっても良い。
次に、本発明の第4実施例を図4を用いて説明する。なお、前記各実施例と同一及び相当箇所には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
本実施例の発光ダイオードの実装構造は、第2実施例と同様に、発光ダイオード1を補強部材54を備えた可撓性基板5に実装したものである。
本実施例では、可撓性基板5を覆うように、可撓性基板5上に熱伝導部材43が設けられている。この熱伝導部材43はシリコンゴムなどの弾性を有する部材であり、本実施例では平板のような形状で、発光ダイオード1に対応する部分には、貫通した孔431が形成されており、この孔431内に、発光ダイオード1が設けられている。この孔431内に設けられた発光ダイオード1は、その直方体のパッケージ11の4つの側面17で、熱伝導部材43と接触している。このように構成したことによって、発光ダイオード1のパッケージ11の側面17から熱伝導部材43を介して補強部材54に熱を伝えることができ、発光ダイオードの発光素子が発する熱を良好に放熱することが可能な発光ダイオードの実装構造を提供することができる。
また、本実施例の可撓性基板5には、発光ダイオード1のパッケージ11周囲のカバーフィルム53に、その一部を取り除いた抜き部56を設け、この抜き部56を介して、熱伝導部材43が補強部材54に接触している。このように構成したことによって、可撓性基板5を介さずに直接金属からなる補強部材54に伝えることができるので、発光ダイオードの発光素子が発する熱をより良好に放熱することが可能な発光ダイオードの実装構造を提供することができる。
また、図示していないが、本実施例に、さらに、第2実施例のように、パッケージ11の裏面15と可撓性基板5との間に熱伝導性の良好な熱伝導部材42を設けてもよい。このように構成したことによって、発光ダイオードの発光素子13が発する熱が可撓性基板5に伝わりやすくなり、より良好に放熱することが可能な発光ダイオードの実装構造を提供することができる。
また、本実施例も第3実施例と同様に、発光ダイオード1のパッケージ11は直方体であったが、パッケージの形状は限定されるものではなく、熱伝導部材43に接する側面を備える形状であれば、どのような形状であってもよく、例えば、円柱状のものであっても良い。
次に、本発明の第5実施例を図5を用いて説明する。なお、前記各実施例と同一及び相当箇所には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
本実施例の発光ダイオードの実装構造は、第1、第3実施例と同様に、発光ダイオード1を硬質基板2に実装したものである。
本実施例が前記第1実施例と異なる点は、硬質基板2の放熱パッド25上に設ける熱伝導部材44として、半田(リフロー処理を行う前はクリーム半田)を設けた点である。熱伝導部材44に半田を用いたことにより、発光ダイオード1のパッケージ11の裏面15との密着性を高めることができ、発光ダイオード1の発光素子13が発する熱を、硬質基板2により良好に伝えることができるので、発光ダイオード1を良好に放熱することができる。また、熱伝導部材44に半田を用いることで、発光ダイオード1の端子14と硬質基板2のパッド23とを接続する半田3を塗布するときに、同時に熱伝導部材44の半田を塗布することができるので、製造工程を増やすことがなく造り勝手がよい。
このように構成したことによって、発光ダイオード1の発光素子13が発する熱を良好に放熱することが可能な発光ダイオードの実装構造を提供することができる。
また、本実施例では、この端子18の面積は端子14と同一面積で、また、パッド23と放熱パッド25も同一面積である。このように構成することにより、パッド23、放熱パッド25上に熱導電部材44であるクリーム半田を塗布する量を同量とすることができ、発光ダイオード1を実装した時に均一の高さとなるので、発光ダイオード1の傾きなどの製造上の不具合の発生を防止することができる。
なお、本第5実施例の変形例として図6に示すように、熱伝導部材44と接触する発光ダイオード1のパッケージ11の裏面15に、金属からなる接触用の端子18を形成したものである。このように構成したことにより、半田44からなる熱伝導部材44が金属の端子18になじみやすいので、第5実施例よりも発光ダイオード1のパッケージ11の裏面15との密着性を高めることができ、発光ダイオード1の発光素子13が発する熱を、硬質基板2により良好に伝えることができるので、発光ダイオード1を良好に放熱することができる。
なお、第1実施例では、絶縁層22上に放熱パッド25を設け、この放熱パッド25上に、金属からなる熱伝導部材41を設け、発光ダイオード1で発生した熱を絶縁層22を介して硬質基板2に伝えていたが、前記実施例に限定されるものではなく、第2実施例に記載の熱伝導部材42を絶縁層22上に設けたものであってもよい。このように構成することによって、第1実施例の硬質基板2に比べて構成の簡単な硬質基板を使用することができ、より安価な発光ダイオードの実装構造を提供することができる。
また、前記各実施例の熱伝導部材44は、前記各実施例に限定されるものではなく、熱伝導率が高く、発光ダイオード1のパッケージ11や基板2、5に密着するものであれば、どのようなものであってもよい。例えば、ゲル状の物体でもよいし、また、グリースなどであってもよい。
本発明の第1実施例の断面図。 本発明の第2実施例の断面図。 本発明の第3実施例の断面図。 本発明の第4実施例の断面図。 本発明の第5実施例の断面図。 本発明の第5実施例の変形例の断面図。
符号の説明
1 発光ダイオード
2 硬質基板
3 半田
5 可撓性基板
11 パッケージ
12 凹部
13 発光素子
14 端子
15 裏面
16 透光性保護体
17 側面
18 端子
21 ベース部材
22 絶縁層
23 パッド
24 レジスト層
25 放熱パッド
26 除去部
41,42,43 熱伝導部材
51 絶縁基材
52 パッド
53 カバーフィルム
54 補強部材
55 貫通部
56 抜き部
431 孔

Claims (12)

  1. 発光素子と、この発光素子に接続する端子とを収納するパッケージからなる発光ダイオードと、金属製のベース部材と、このベース部材に形成される絶縁層と、この絶縁層上に形成され前記端子と電気的に接続するパッドとを有する硬質基板とを備え、前記端子を前記パッドに接続した発光ダイオードの実装構造において、前記パッケージの裏面と前記硬質基板との間に熱伝導部材を設けたことを特徴とする発光ダイオードの実装構造。
  2. 発光素子と、この発光素子に接続する端子とを収納するパッケージからなる発光ダイオードと、可撓性を有する絶縁基材と、この絶縁基材上に形成され前記端子と電気的に接続するパッドとを有する可撓性基板と、この可撓性基板の背後に設けられる金属製の補強部材とを備え、前記端子を前記パッドに接続した発光ダイオードの実装構造において、前記可撓性基板の前記パッケージの裏面に対応する部分に、その一部を取り除いた貫通部を設け、この貫通部を介して、前記パッケージの裏面と前記補強部材との間に熱伝導部材を設けたことを特徴とする発光ダイオードの実装構造。
  3. 発光素子と、この発光素子に接続する端子とを収納するパッケージからなる発光ダイオードと、金属製のベース部材と、このベース部材に形成される絶縁層と、この絶縁層上に形成され前記端子と電気的に接続するパッドと、このパッドを露出するように前記絶縁層上に形成されるレジスト層とを有する硬質基板とを備え、前記端子を前記パッドに接続した発光ダイオードの実装構造において、前記パッケージの側面と接触する熱伝導部材を前記硬質基板上に設けたことを特徴とする発光ダイオードの実装構造。
  4. 前記パッケージ周囲の前記レジスト層に、その一部を取り除いた除去部を設け、この除去部を介して、前記熱伝導部材を前記絶縁層に接触させたことを特徴とする請求項3に記載の発光ダイオードの実装構造。
  5. 前記パッケージの裏面と前記硬質基板との間に熱伝導部材を設けたことを特徴とする請求項3または4に記載の発光ダイオードの実装構造。
  6. 発光素子と、この発光素子に接続する端子とを収納するパッケージからなる発光ダイオードと、可撓性を有する絶縁基材と、この絶縁基材上に形成され前記端子と電気的に接続するパッドとを有する可撓性基板と、この可撓性基板の背後に設けられる金属製の補強部材とを備え、前記端子を前記パッドに接続した発光ダイオードの実装構造において、前記パッケージの側面と接触する熱伝導部材を前記可撓性基板上に設けたことを特徴とする発光ダイオードの実装構造。
  7. 前記パッケージ周囲の前記可撓性基板に、その一部を取り除いた抜き部を設け、この抜き部を介して、前記熱伝導部材と前記補強部材とを接触させたことを特徴とする請求項6に記載の発光ダイオードの実装構造。
  8. 前記可撓性基板の前記パッケージの裏面に対応する部分に、その一部を取り除いた貫通部を設け、この貫通部を介して、前記パッケージの裏面と前記補強部材との間に前記熱伝導部材を設けたことを特徴とする請求項6または7に記載の発光ダイオードの実装構造。
  9. 前記熱伝導部材が弾性を有することを特徴とする請求項1、2、5および8のいずれかに記載の発光ダイオードの実装構造。
  10. 前記パッケージの裏面に対応する前記硬質基板の絶縁層にパッドを形成し、このパッド上に金属からなる前記熱伝導部材を設けたことを特徴とする請求項1または5に記載の発光ダイオードの実装構造。
  11. 前記金属からなる熱伝導部材が半田であることを特徴とする請求項10に記載の発光ダイオードの実装構造。
  12. 前記半田と接触する前記パッケージの裏面に、金属からなる接触用の端子を形成したことを特徴とする請求項11に記載の発光ダイオードの実装構造。
JP2004286957A 2004-09-30 2004-09-30 発光ダイオードの実装構造 Pending JP2006100687A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004286957A JP2006100687A (ja) 2004-09-30 2004-09-30 発光ダイオードの実装構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004286957A JP2006100687A (ja) 2004-09-30 2004-09-30 発光ダイオードの実装構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006100687A true JP2006100687A (ja) 2006-04-13

Family

ID=36240178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004286957A Pending JP2006100687A (ja) 2004-09-30 2004-09-30 発光ダイオードの実装構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006100687A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007150268A (ja) * 2005-10-31 2007-06-14 Toyoda Gosei Co Ltd 発光装置
JP2008084860A (ja) * 2006-09-25 2008-04-10 Samsung Electronics Co Ltd バックカバー、これを有するバックライトアセンブリ、及び表示装置
WO2009001671A1 (ja) * 2007-06-22 2008-12-31 Nippon Seiki Co., Ltd. プリント配線板
WO2012042333A1 (ja) 2010-09-27 2012-04-05 パナソニック電工Sunx株式会社 Ledモジュール
WO2012056669A1 (ja) * 2010-10-26 2012-05-03 パナソニック株式会社 照明装置
JP2015136092A (ja) * 2013-12-18 2015-07-27 日本電波工業株式会社 発振器
US9549458B2 (en) 2010-10-06 2017-01-17 Lg Innotek Co., Ltd. Radiant heat circuit board, heat generating device package having the same, and backlight unit
JP2018037566A (ja) * 2016-09-01 2018-03-08 エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド 光源装置および表示装置
CN111048650A (zh) * 2012-05-23 2020-04-21 亮锐控股有限公司 可表面安装的半导体器件
KR20200046337A (ko) * 2018-10-24 2020-05-07 엘지이노텍 주식회사 노광기용 조명 장치

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007150268A (ja) * 2005-10-31 2007-06-14 Toyoda Gosei Co Ltd 発光装置
KR101340437B1 (ko) 2006-09-25 2013-12-11 삼성디스플레이 주식회사 표시장치용 백커버, 이를 갖는 백라이트 어셈블리 및표시장치
JP2008084860A (ja) * 2006-09-25 2008-04-10 Samsung Electronics Co Ltd バックカバー、これを有するバックライトアセンブリ、及び表示装置
TWI502243B (zh) * 2006-09-25 2015-10-01 Samsung Display Co Ltd 用於實密型顯示器裝置之背光總成及罩蓋
US8398291B2 (en) 2006-09-25 2013-03-19 Samsung Display Co., Ltd. Backlight assembly and cover for a compact display apparatus
WO2009001671A1 (ja) * 2007-06-22 2008-12-31 Nippon Seiki Co., Ltd. プリント配線板
JP2009004612A (ja) * 2007-06-22 2009-01-08 Nippon Seiki Co Ltd プリント配線板
WO2012042333A1 (ja) 2010-09-27 2012-04-05 パナソニック電工Sunx株式会社 Ledモジュール
US8866183B2 (en) 2010-09-27 2014-10-21 Panasonic Industrial Devices Sunx Co., Ltd. LED module
KR101779205B1 (ko) * 2010-10-06 2017-09-26 엘지이노텍 주식회사 방열회로기판 및 이를 포함하는 발열소자 패키지
US9549458B2 (en) 2010-10-06 2017-01-17 Lg Innotek Co., Ltd. Radiant heat circuit board, heat generating device package having the same, and backlight unit
CN103026517A (zh) * 2010-10-26 2013-04-03 松下电器产业株式会社 照明装置
US8974082B2 (en) 2010-10-26 2015-03-10 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Illumination device
JP2012094611A (ja) * 2010-10-26 2012-05-17 Panasonic Corp 照明装置
WO2012056669A1 (ja) * 2010-10-26 2012-05-03 パナソニック株式会社 照明装置
CN111048650A (zh) * 2012-05-23 2020-04-21 亮锐控股有限公司 可表面安装的半导体器件
JP2015136092A (ja) * 2013-12-18 2015-07-27 日本電波工業株式会社 発振器
JP2018037566A (ja) * 2016-09-01 2018-03-08 エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド 光源装置および表示装置
US10957837B2 (en) 2016-09-01 2021-03-23 Lg Display Co., Ltd. Light source device and display device
JP7029882B2 (ja) 2016-09-01 2022-03-04 エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド 光源装置および表示装置
KR20200046337A (ko) * 2018-10-24 2020-05-07 엘지이노텍 주식회사 노광기용 조명 장치
KR102666945B1 (ko) * 2018-10-24 2024-05-17 엘지이노텍 주식회사 노광기용 조명 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008091714A (ja) 半導体装置
JP3713088B2 (ja) 表示装置
KR20110033632A (ko) 리지드-플렉서블 회로기판 및 그 제조방법
JP2008004745A (ja) 電子装置
JP2007329338A (ja) 電子機器における放熱構造
JP2010177404A (ja) 発光装置用の冷却構造
JP2009004129A (ja) 基板及び照明装置
JP2008109044A (ja) 配線回路基板および電子部品装置
JP2006278766A (ja) 発光素子の実装構造及び実装方法
JP2006100687A (ja) 発光ダイオードの実装構造
JP4983386B2 (ja) Cof用配線基板
US20070193773A1 (en) Flexible printed circuit board and electronic component assembly
JP2004079949A (ja) メモリモジュール内発熱半導体素子の放熱装置
US7385285B2 (en) Light assembly
JP2012253073A (ja) 半導体装置
JP2004031854A (ja) 放熱構造
JP2008166711A (ja) 半導体装置およびその製造方法並びに半導体装置の実装構造
KR20080004734A (ko) 발열소자의 방열구조
JP4193702B2 (ja) 半導体パッケージの実装構造
JP2005072104A (ja) パワーモジュールの放熱構造
KR102162812B1 (ko) 인쇄회로기판 및 이를 포함하는 표시장치
JP2011071550A (ja) 電子装置
JP2008108774A (ja) 電子装置
JP6322764B2 (ja) 回路基板の実装構造体および回路基板の実装方法
JP3714808B2 (ja) 半導体装置