JP2006099445A - 現金引出管理方法、現金引出管理プログラム及び現金支払機 - Google Patents

現金引出管理方法、現金引出管理プログラム及び現金支払機 Download PDF

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Abstract

【課題】 利用者の取引処理を管理して、オフラインであっても現金の引出を行うことができる現金引出管理方法、現金引出管理プログラム及び現金支払機を提供する。
【解決手段】 管理コンピュータ21は、携帯電話端末30から受信した預金口座の暗証番号に基づいてユーザ認証をした後、現金引出金額を利用者の預金口座から減算し、現金引出金額データ及び有効期限データを含む予約券データ50を携帯電話端末30に送信して格納させる。現金引出を行う場合には、携帯電話端末30から予約券データ50を現金自動預払機10に送信する。現金自動預払機10は、予約券データ50が有効期限を経過していない場合、その現金引出金額の現金を利用者に提供する。管理コンピュータ21は、有効期限内に予約券データ50を用いて現金引出が行われなかった場合には、減算した現金引出金額を元の預金口座に返却する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、現金引出管理方法、現金引出管理プログラム及び現金支払機に関する。
現在、利用者が自分の預金口座から現金の引き出しや預け入れを行う場合、現金自動預払機を用いて行う。現金自動預払機は、通常、預金口座の取引処理を管理している管理コンピュータにオンラインで接続されている。そして、この現金自動預払機を用いて現金を引き出す場合には、現金自動預払機に、キャッシュカードを挿入するとともに、口座の開設時に設定した暗証番号を入力する。現金自動預払機は、挿入されたキャッシュカードから預金口座を特定するデータを取得し、このデータと入力された暗証番号データをオンラインで管理コンピュータに送信する。管理コンピュータは、受信したデータに基づいてユーザ認証を行い、ユーザ認証が完了した場合には、顧客の口座残高を確認し現金自動預払機に通知を行う。現金自動預払機は、ユーザ認証が完了し、利用者が要求した引出金額の確認が通知された場合に、現金の提供を行う。
また、金融処理を行うための金融コンテンツをアプリケーションとして携帯電話端末に組込むことにより、携帯電話端末を利用して現金自動預払機から現金を迅速に引き出すための技術も開示されている(例えば、特許文献1参考。)。この特許文献1では、ICチップを内蔵する携帯電話端末を用いる。そして、携帯電話端末の入力手段を用いて銀行口座に係る暗証番号及び現金自動預払機における金融処理に係る情報を携帯電話端末に入力し、ICチップに書き込む。そして、携帯電話端末のデータ転送手段を用いて、ICチップから現金自動預払機へ非接触にてデータ転送する。現金自動預払機は転送された入力情報に基づいて金融処理を実行する。従って、携帯電話端末をキャッシュカードの代わりに用いて現金自動預払機を操作することができる。
特開2001−297198号公報(第1頁、図1)
ネットバンキングが拡大している今日においても現金が必要になることが多い。また、特許文献1に記載のように、キャッシュカードに代えて常時携帯している携帯電話端末を利用して現金を引き出したいというニーズもある。
しかし、特許文献1に記載の技術においても、現金自動預払機は、利用者の認証や口座の残高確認のためにオンラインでホストシステムに接続されている。このような現金自動預払機を設置する場合には、多大なネットワークの敷設やそのネットワークの維持管理コストが必要になる。従って、容易かつ効率的に現金を引き出すことのできる現金支払機を設置し、利用者にとって利便性の高いサービスを提供するための技術が求められていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、オフラインにおいても現金支払機を用いて利用者に現金の提供を行うことができる現金引出管理方法、現金引出管理プログラム及び現金支払機を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、利用者の預金口座データを記憶する預金口座データ記憶手段と、前記預金口座に関する取引処理を管理し、利用者端末とデータの送受信が可能な管理コンピュータを用いて、現金支払機における処理を管理するための管理方法であって、前記管理コンピュータが、利用者の預金口座データと引出予
定金額データとを含む現金引出依頼を利用者端末から受信する受信段階と、前記預金口座データに基づいて特定される預金口座の残高から、前記引出予定金額を減算するホールド段階と、現金を引き出すときに現金支払機に送信される引出予定金額データと引出可能な期限に関する有効期限データとを含む予約券データを前記利用者端末に送信する送信段階と、前記予約券データを特定するための予約券発行データと、この予約券の引出予定金額を減算した前記預金口座を特定するデータとを関連付けて記録する記録段階と、前記有効期限内に前記現金支払機が取得した予約券データ又は前記有効期限後の前記利用者端末の予約券データに基づいて、前記予約券データが使用されなかったことを検知した場合には、前記予約券データに関連付けられた前記預金口座に、前記引出予定金額を加算するホールド解除段階と、を含むことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の現金引出管理方法において、前記記録段階は、前記予約券データに含まれる有効期限データを、その予約券発行データに関連付けて記録し、前記ホールド解除段階は、前記記録段階において記録された有効期限データに基づいて、前記予約券の有効期限内に現金支払機において予約券データが回収されていないことを、その有効期限後に検知することにより実行することを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の現金引出管理方法において、前記現金支払機は、この現金支払機において取引処理を行った取引処理履歴データを記録した記録媒体を取り出し可能な形態で内蔵しており、前記ホールド解除段階は、前記現金支払機から前記記録媒体が取り出された取出日に関するデータと、前記現金支払機において現金が引き出されたときに取得した予約券データとを、前記記録媒体から取得する記録データ取得段階を含み、予約券データの有効期限と、現金支払機の前記記録媒体の取出日とを比較し、すべての取出日が有効期限を経過している場合にホールド解除を実行することを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載の現金引出管理方法において、前記送信段階は、現金支払機に前記予約券データを送信するときの認証に用いるパスワードデータを送信することを含むことを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、利用者の預金口座データを記憶する預金口座データ記憶手段と、前記預金口座に関する取引処理を管理し、利用者端末とデータの送受信が可能な管理コンピュータを用いて、現金支払機における処理を管理するための管理プログラムであって、前記管理コンピュータを、利用者の預金口座データと引出予定金額データとを含む現金引出依頼を利用者端末から受信する受信手段、前記預金口座データに基づいて特定される預金口座の残高から、前記引出予定金額を減算するホールド手段、現金を引き出すときに現金支払機に送信される引出予定金額データと引出可能な期限に関する有効期限データとを含む予約券データを前記利用者端末に送信する送信手段、前記予約券データを特定するための予約券発行データと、この予約券の引出予定金額を減算した前記預金口座を特定するデータとを関連付けて記録する記録手段、及び前記有効期限内に前記現金支払機が取得した予約券データ又は前記有効期限後の前記利用者端末の予約券データに基づいて、前記予約券データが使用されなかったことを検知した場合には、前記予約券データに関連付けられた前記預金口座に、前記引出予定金額を加算するホールド解除手段として機能させることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の現金引出管理プログラムにおいて、前記記録手段は、前記予約券データに含まれる有効期限データを、その予約券発行データに関連付けて記録し、前記ホールド解除手段は、前記記録手段において記録された有効期限データに基づいて、前記予約券の有効期限内に現金支払機において予約券データが回収されていないことを、その有効期限後に検知することにより実行することを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の現金引出管理プログラムにおいて、前記現金支払機は、この現金支払機において取引処理を行った取引処理履歴データを記録した記録媒体を取り出し可能な形態で内蔵しており、前記ホールド解除手段は、前記現金支払機から前記記録媒体が取り出された取出日に関するデータと、前記現金支払機において現金が引き出されたときに取得した予約券データとを、前記記録媒体から取得する記録データ取得手段を含み、予約券データの有効期限と、現金支払機の前記記録媒体の取出日とを比較し、すべての取出日が有効期限を経過している場合にホールド解除を実行することを要旨とする。
請求項8に記載の発明は、請求項5〜7のいずれか1つに記載の現金引出管理プログラムにおいて、前記送信手段は、現金支払機に前記予約券データを送信するときの認証に用いるパスワードデータを送信することを含むことを要旨とする。
請求項9に記載の発明は、利用者の預金口座に関する取引処理を管理する管理コンピュータと取引処理を行う現金支払機であって、前記現金支払機が、利用者端末から、利用者の預金口座から引き出される引出予定金額及び引出可能な有効期限に関するデータを含む予約券データを受信する外部通信手段と、前記管理コンピュータに提供する取引処理履歴データを記録するために取り出し可能な記録媒体に、データを記録する書込手段と、前記外部通信手段で受信した予約券データに含まれる有効期限と、現在の日付とを比較し、有効期限を経過していない場合には、前記予約券データに含まれる引出予定金額データに基づいて利用者に現金を提供し、前記書込手段を用いて前記予約券データを前記記録媒体に記録する制御手段とを備えることを要旨とする。
(作用)
請求項1又は5に記載の発明によれば、管理コンピュータは、利用者から現金引出依頼を受信したときには、その引出予定金額を、現金支払機において現金が引き出される前に、利用者の預金口座から減算してホールドする。利用者端末は、現金支払機から現金を引き出すときには、管理コンピュータから受信した予約券データを用いる。このため、現金支払機は、管理コンピュータとはオフラインであっても、予約券データに含まれる引出予定金額に基づいて、利用者に現金を提供することができる。また、管理コンピュータは、利用者の預金口座の残高から引出予定金額分だけを減算するので、減算された預金口座の残高から、利用者が他の現金支払機において現金を引き出すこともできる。更に、利用者が現金引出依頼を行って予約券データを取得しても、それを使用しない場合には、管理コンピュータは、現金引出依頼によって利用者の口座から減算された引出予定金額を加算して、ホールド解除を行う。すなわち、管理コンピュータは、使用されなかった予約券に関する引出予定金額を口座に戻すことにより、利用者の利便性を図ることができる。よって、オフランの現金支払機において、利用者に現金引出のサービスを行えるので、利用者の利便性を図ることができる。
請求項2又は6に記載の発明によれば、管理コンピュータは、予約券発行データに関連付けて記録された有効期限データに基づいて、予約券の有効期限内に現金支払機において予約券データが回収されていないことを、その有効期限後に検知することによりホールド解除を実行する。このため、発行した予約券データを利用者が使用せずに現金引出を行わなかったことを、管理コンピュータが記録した有効期限データに基づいて把握することができる。従って、管理コンピュータは、利用者端末にアクセスしなくても、利用者が予約券データを使用しなかったことを検知できるので、ホールドした引出予定金額を利用者の預金口座に速やかに戻すことができる。
請求項3又は7に記載の発明によれば、現金支払機は、この現金支払機において取引処
理を行った取引処理データを記録した記録媒体を着脱可能に内蔵している。管理コンピュータは、現金支払機から前記記録媒体が取り出された取出日に関するデータと、前記現金支払機において現金が引き出されたときに取得した予約券データとを、前記記録媒体から取得する。管理コンピュータは、予約券データの有効期限を、すべての現金支払機の前記記録媒体の取出日が経過している場合には、利用者の口座のホールドを解除する。従って、現金支払機の取出日を把握することにより、予約券が使用されたか否かを迅速に知ることができるので、速やかに利用者の口座のホールドを解除することができる。
請求項4又は8に記載の発明によれば、利用者が現金支払機から現金を引き出すために、予約券データを送信するときには、管理コンピュータから送信されたパスワードデータを用いて認証が行われる。認証が正しく行われない場合には、予約券データが現金支払機に送信されないため、現金支払機から現金を引き出すことができない。このため、利用者端末の予約券データを他人が取得したとしても、この予約券データを用いて現金支払機から現金を引き出すことを抑制し、現金支払機がオフラインであっても現金引出の安全性を高めることができる。
請求項9に記載の発明によれば、取引処理を行う現金支払機は、外部通信手段と書込手段と制御手段とを備える。外部通信手段は、利用者端末から、利用者の預金口座から引き出される引出予定金額及び引出可能な有効期限に関するデータを含む予約券データを受信する。書込手段は、管理コンピュータに提供する取引処理履歴データを記録する着脱可能な記録媒体に、データを記録する。制御手段は、外部インターフェース部で受信した予約券データに含まれる有効期限と、現在の日付とを比較し、有効期限を経過していない場合には、前記予約券データに含まれる引出予定金額データに基づいて利用者に現金を提供し、前記書込手段を用いて前記予約券データを前記記録媒体に記録する。このため、現金支払機は、オフラインであっても、有効期限が経過していない予約券データに含まれる引出予定金額データに基づいて、利用者に現金を提供することができる。また、現金支払機は管理コンピュータには利用者端末から取得した予約券データを提供することができるので、有効期限が経過して使用されなかった予約券を管理コンピュータが効率的に検知して、ホールドした現金引出金額を速やかに利用者の預金口座に戻すことができる。従って、現金支払機がオフラインであっても、利用者の利便性を図るサービスを提供することができる。
本発明によれば、オフラインであっても現金支払機を用いて利用者に現金の提供を行うことができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図1〜図6に従って説明する。本実施形態では、例えば、現金支払機としての現金自動預払機(ATM:automated-teller machine)10を用いた現金管理システムについて説明する。この現金自動預払機10は、金融機関などにおいて取引処理を管理するホストシステム20とは接続されておらず、いわゆるオフラインになっている。
図1に示すように、現金自動預払機10は、タッチパネルディスプレイを備え、このタッチパネルディスプレイを介して利用者に対して各種情報を表示したり、利用者から取引指示を受け付けたりする。現金自動預払機10は、利用者との間で紙幣や硬貨の受け渡しを行うために用いられる現金取扱部と、利用者のキャッシュカードを収容するカード取扱部と、利用者の通帳を収容する通帳取扱部が設けられている。また、本実施形態の現金自動預払機10は、外部通信手段として、赤外線データ通信(IrDA規格)等を用いてデータ伝送を行う外部インターフェース部16を有する。
現金自動預払機10は、制御手段としての制御部を内蔵している。この制御部は、現金取扱部を用いて紙幣や硬貨の入出金を管理し、カード取扱部又は通帳取扱部に挿入されたキャッシュカード又は通帳からのデータの読み出しや書き込みを行う。また、制御部は、外部インターフェース部16を介して、他の赤外線データ通信を行う端末とデータの送受信を行う。
更に、現金自動預払機10は、記録媒体としての磁気テープMTに、取引処理履歴データを記録する書込手段としてのデータ書込部を備える。そして、制御部は、この書込手段を用いて、利用者と現金自動預払機10との間で行われた取引内容を磁気テープMTに記録する。この磁気テープMTは、所定日毎に、新たな磁気テープMTと交換されて、取引内容が記録された磁気テープMTは、ホストシステム20へと送付される。
ホストシステム20は、管理コンピュータ21を備えている。管理コンピュータ21は、図示しないCPU、RAM及びROM等を有し、後述する処理(受信段階、ホールド段階、送信段階、記録段階及び記録データ取得段階を含むホールド解除段階を含む処理)を行う。そして、このための現金引出管理プログラムを実行することにより、管理コンピュータ21は、受信手段、ホールド手段、送信手段、記録手段及び記録データ取得手段を含むホールド解除手段等として機能する。
管理コンピュータ21は、預金口座データ記憶手段としての預金口座データ記憶部22、ATM管理データ記憶部23及び予約券発行データ記憶部24に接続されている。
預金口座データ記憶部22には、図2に示すように、預金口座データ220が記録されている。この預金口座データ220は、銀行の預金口座が開設されると記録される。預金口座データ220は、預金口座識別子、顧客識別子、暗証番号及び口座残高に関するデータを含む。
預金口座識別子データ領域には、預金口座を特定するための識別子に関するデータが記録される。この預金口座識別子は、支店、預金種目及び口座番号に関するデータを含んで構成される。
顧客識別子データ領域には、この預金口座を有する利用者を特定するための識別子に関するデータが記録される。
暗証番号データ領域には、この預金口座の利用時に用いる暗証番号に関するデータが記録される。本実施形態では、後述するように、この暗証番号は、予約券発行時及び現金引出のときのユーザ認証に用いられる。
口座残高データ領域には、この預金口座の残高に関するデータが記録される。
また、ATM管理データ記憶部23には、図3に示すように、オフラインのATMを管理するためのATM管理データ230が記録されている。このATM管理データ230は、オフラインの現金自動預払機10から、その現金自動預払機10において行われた取引内容が記録された磁気テープMTが回収されると記録される。このATM管理データ230は、現金自動預払機識別子及び最終取出日に関するデータが記録されている。
現金自動預払機識別子データ領域には、磁気テープMTに記録された取引内容を行ったオフラインの現金自動預払機10を特定するための識別子に関するデータが記録される。
最終取出日データ領域には、磁気テープMTが、現金自動預払機10から取り出された最近の日付に関するデータが記録される。本実施形態では、磁気テープMTは、定期的に、現金自動預払機10の取扱時刻の終了後に取り出されて交換される。従って、ホストシステム20は、この最終取出日までのオフラインの現金自動預払機10の処理内容を把握
することができる。
予約券発行データ記憶部24には、図4に示すように、現金を引き出すための予約券発行データ240が記録される。この予約券発行データ240は、オフラインの現金自動預払機10を用いて現金引出を希望する利用者に対して予約券を発行する場合に記録される。この予約券発行データ240は、予約券識別子、預金口座識別子、発行金額、有効期限及びパスワードに関するデータを含む。
予約券識別子データ領域には、予約券を特定するための識別子に関するデータが記録される。
預金口座識別子データ領域には、オフラインの現金自動預払機10によって現金の引出を希望する利用者の預金口座を特定するための識別子に関するデータが記録される。この預金口座の残高に基づいて、現金を引き出すための予約券が発行される。
発行金額データ領域には、この予約券によって現金を引き出すことができる金額に関するデータが記録される。この発行金額データは、利用者からの依頼により利用者が現金を引き出すことを希望した引出予定金額データに対応する。
有効期限データ領域には、この予約券の有効期限に関するデータが記録される。この有効期限前であれば、この予約券を用いて現金自動預払機10から現金を引き出すことができる。
パスワードデータ領域には、この予約券を利用するときに入力されるパスワードに関するデータが記録される。このパスワードは、ユーザによって設定され、後述する予約券データに含められる。
一方、ホストシステム20にネットワークNを介して、利用者端末としての携帯電話端末30が接続可能となっている。この携帯電話端末30は、ディスプレイや操作ボタンなどを備えている。携帯電話端末30は、ディスプレイに画面を表示することにより、予約券の発行や現金引出依頼を行うために、預金口座識別子やパスワードなどの入力や指示の入力を促す。携帯電話端末30は、操作ボタンを介して、パスワードや顧客識別子の入力や指示を受け付ける。
また、携帯電話端末30は、ホストシステム20から受信した予約券データ50を記憶するメモリを内蔵する。予約券データ50の予約券識別子、有効期限、発行金額及びパスワードに関するデータは、予約券発行データ記憶部24に予約券発行データ240として記録されているデータと同一である。すなわち、予約券データ50は、この予約券を特定するための予約券識別子、この予約券が利用できる有効期限、この予約券を用いて現金引出の可能な金額、この予約券を使用するときに用いられるパスワードに関するデータを含む。ここで、予約券データ50は、携帯電話端末30においては改竄できないようにされている。このうち、予約券識別子、有効期限、発行金額に関するデータは、現金自動預払機10で復号化できるように暗号化されている。そして、携帯電話端末30は、予約券データ50のパスワードデータを用いて、予約券を用いた現金引出処理において利用権限の認証を行う。
更に、携帯電話端末30は外部インターフェース部を備える。この外部インターフェース部は、他の装置(ここでは、現金自動預払機10)と、赤外線データ通信を行う。
次に、本実施形態におけるオフラインの現金自動預払機10を用いた金銭管理システムについて説明する。本実施形態では、現金引出処理及びオフラインの現金自動預払機10の管理処理の順に説明する。
(現金引出処理)
まず、図5を用いて、利用者がオフラインの現金自動預払機10を用いて、現金を引き出す場合の現金引出処理について説明する。
利用者がオフラインの現金自動預払機10から現金の引き出しを希望する場合には、携帯電話端末30を用いて予約券の発行を依頼する。ここにおいて、利用者は、まず、自分の携帯電話端末30をネットワークNを介してホストシステム20に接続させてアクセスを行う(ステップS1−1)。このとき、携帯電話端末30は、ホストシステム20に対して、利用者の預金口座識別子及びその預金口座の暗証番号を送信する。
ホストシステム20は、利用者のユーザ認証を行う(ステップS1−2)。具体的には、管理コンピュータ21は、受信した預金口座識別子を有する預金口座データ220を預金口座データ記憶部22から特定する。そして、管理コンピュータ21は、この預金口座データ220の暗証番号データが受信した暗証番号のデータと一致するかを比較する。比較した結果、一致しない場合には、管理コンピュータ21は、その旨を携帯電話端末30に送信し、アクセスを拒否する。
一方、比較した結果、一致した場合には、管理コンピュータ21は、利用者に対して、依頼内容を選択させるためのメニュー画面データを携帯電話端末30に送信する。このメニュー画面データを用いて、携帯電話端末30は、利用者に対して依頼内容の選択を促す。ここで、利用者は、予約券の発行依頼を選択し、これとともに、引落金額を入力する。更に、利用者は、オフラインの現金自動預払機10から現金を引き出すときに必要となる予約券のパスワードを設定する。
次に、携帯電話端末30は、ホストシステム20に対して予約券発行依頼を行う(ステップS1−3)。この予約券発行依頼には、携帯電話端末30は、利用者が設定したパスワード及び引落金額に関するデータが含まれる。
そして、ホストシステム20の管理コンピュータ21は、残高ホールド処理を行う(ステップS1−4)。具体的には、管理コンピュータ21は、携帯電話端末30から送信された予約券発行依頼に含まれた引落金額データに対応する金額を、特定した利用者の預金口座データ220の残高から一時的に引き落とす。そして、管理コンピュータ21は、残高金額から引落金額分を減額した金額を新たな預金口座データ220の残高として預金口座データ記憶部22に記録する。この場合、予約券を発行した金額に関しては、予約券の発行者(ここでは、金融機関)側に一時的に確保される。
次に、管理コンピュータ21は、予約券発行データ240を予約券発行データ記憶部24に記録する。具体的には、まず、管理コンピュータ21は、発行する予約券に予約券識別子を付与する。そして、予約券発行データ240には、この予約券識別子、預金口座識別子、発行金額、有効期限及びパスワードに関するデータを含める。本実施形態では、有効期限として、ホストシステム20が予約券発行依頼を受けた日付から所定期間(例えば3日)後の年月日を用いる。
そして、ホストシステム20の管理コンピュータ21は、予約券の発行を行う(ステップS1−5)。ここで、管理コンピュータ21は、予約券データ50を生成して、携帯電話端末30に送信する。具体的には、管理コンピュータ21は、予約券発行データ240の予約券識別子、有効期限、発行金額及びパスワードに関するデータを予約券発行データ記憶部24から抽出する。そして、管理コンピュータ21は、これら抽出したデータを合成して暗号化した予約券データ50を生成して、携帯電話端末30に送信する。
次に、予約券データ50を受信した携帯電話端末30は、予約券を格納する(ステップS1−6)。具体的には、携帯電話端末30は、ホストシステム20から受信した予約券データ50を内蔵メモリに記憶させる。
次に、予約券の発行を受けた利用者は、現金を引き出す場合の処理を説明する。この場合、現金の引き出しを行うオフラインの現金自動預払機10に対して、携帯電話端末30を用いて現金引出依頼を行う(ステップS1−7)。具体的には、携帯電話端末30の外部インターフェース部から、現金自動預払機10の外部インターフェース部16に対して、赤外線データ通信を行うことにより、携帯電話端末30は現金引出依頼を現金自動預払機10に送信する。
現金引出依頼を受信した現金自動預払機10は、携帯電話端末30に対して予約券の要求を行う(ステップS1−8)。
予約券の要求を受けた携帯電話端末30は、利用者に対してパスワードの入力を要求する(ステップS1−9)。具体的には、携帯電話端末30は、ディスプレイに暗証番号の入力画面を表示することによりパスワードの入力を要求する。そこで、利用者は、ステップS1−3において設定したパスワードを入力画面に入力する。そして、入力画面に表示された入力完了のボタンを選択する。
この場合、携帯電話端末30は、入力されたパスワードと、予約券データ50に含まれているパスワードと一致しているか否かを判断する(ステップS1−10)。そして、パスワードが一致しない場合(ステップS1−10において「NO」の場合)には、携帯電話端末30は、予約券の使用を拒否し、処理を終了する。この場合、携帯電話端末30は、暗証番号が一致しない旨をディスプレイに表示する。
一方、パスワードが一致する場合(ステップS1−10において「YES」の場合)には、携帯電話端末30は、予約券の移転を行う(ステップS1−11)。具体的には、携帯電話端末30は、内蔵メモリに記憶していた予約券データ50をホストシステム20に送信する。そして、携帯電話端末30は、送信が完了すると、内蔵メモリに記憶していた予約券データ50を削除する。
予約券データ50を受信した現金自動預払機10は、この予約券が有効期限内であるか否かを判断する(ステップS1−12)。具体的には、現金自動預払機10は、受信した予約券データ50を復号化し、その予約券データ50に含まれる有効期限を取得する。そして、取得した有効期限と現在の年月日とを比較し、有効期限が到来しているか否かを判断する。
有効期限をすでに経過している場合(ステップS1−12において「NO」の場合)には、現金自動預払機10は、現金の提供を拒否する。具体的には、現金自動預払機10は、そのタッチパネルディスプレイに「予約券の有効期限が切れており、ご使用できません」等を含む画面を表示する。そして、現金の提供を拒否した依頼処理履歴データを予約券データ50とともに、磁気テープMTに記録する。
一方、まだ有効期限を経過していない場合(ステップS1−12において「YES」の場合)には、現金自動預払機10は、予約券データ50の発行金額の現金を利用者に提供する(ステップS1−13)。具体的には、現金自動預払機10は、発行金額の現金を現金取扱部から排出するとともに、この依頼処理履歴データを磁気テープMTに記録する。依頼処理履歴データには、携帯電話端末30から回収した予約券データ50とともに、現金自動預払機10が処理を行った日付に関するデータを含める。以上により、現金引出処
理が完了する。
(オフラインの現金自動預払機10の管理処理)
次に、図6を用いて、オフラインの現金自動預払機10を管理するホストシステム20の管理処理について説明する。
現金自動預払機10においては、定期的に磁気テープMTが取り出されて交換される。この磁気テープMTが取り出されるときに、現金自動預払機10の現金自動預払機識別子及び最終取出日に関するデータが磁気テープMTに記録される。そして、この磁気テープMTは、ホストシステム20に送付される。
ホストシステム20の管理コンピュータ21は、送付された磁気テープMTから、記録データを取得する(ステップS2−1)。この記録データには、現金自動預払機10を特定するための現金自動預払機識別子、取出日及び処理内容が含まれる。ここで、処理内容には、磁気テープMTが内蔵されていた現金自動預払機10における各種取引の処理内容及び処理を行った時刻が含まれている。また、この磁気テープMTには、回収された予約券データ50が記録されている。
そこで、管理コンピュータ21は、ATM管理データ記憶部23に記録されたATM管理データ230を更新する(ステップS2−2)。具体的には、管理コンピュータ21は、記録データに含まれる現金自動預払機識別子を有するATM管理データ230をATM管理データ記憶部23から特定する。そして、管理コンピュータ21は、記録データに記録されている取出日を、特定したATM管理データ230の最終取出日として記録する。
次に、管理コンピュータ21は、引落確定処理を行う(ステップS2−3)。具体的には、現金提供を行った予約券データ50の予約券識別子と同じ予約識別子を有する予約券発行データ240を予約券発行データ記憶部24から削除する。なお、ステップS1−12において有効期限が切れ現金提供が行われなかった予約券データ50が回収されている場合には、後述するホールド解除処理を行う(ステップS2−6)。
その後、管理コンピュータ21は、有効期限が到来した予約券があるか否かを判断する(ステップS2−4)。具体的には、管理コンピュータ21は、予約券発行データ記憶部24に記録されている予約券発行データ240と、現在の時刻とを比較する。
そして、有効期限が到来した予約券がない場合(ステップS2−4において「NO」の場合)には、管理処理を終了する。
一方、有効期限が到来した予約券がある場合(ステップS2−4において「YES」の場合)には、管理コンピュータ21は、すべての現金自動預払機10の磁気テープMTの最終取出日が、予約券の有効期限を経過しているか否かを判断する(ステップS2−5)。具体的には、管理コンピュータ21は、ATM管理データ記憶部23に記録されているすべての現金自動預払機10の磁気テープMTの最終取出日と、有効期限が到来した予約券の有効期限とを比較する。
そして、ATM管理データ230の最終取出日の中に、その予約券の有効期限よりも前の日付がある場合(ステップS2−5において「NO」の場合)には、処理を終了する。これは、まだ回収されていない磁気テープMTに、その予約券についての処理内容が記録されている可能があるためである。
一方、すべてのATM管理データ230の最終取出日が、予約券の有効期限よりも後になっている場合(ステップS2−5において「YES」の場合)には、ホールド解除処理
を行う(ステップS2−6)。すなわち、この予約券は有効期限を経過しても使用されていないため、管理コンピュータ21は、予約券発行データ記憶部24に記録していた発行金額を、その元の預金口座に戻す。具体的には、管理コンピュータ21は、有効期限が経過した予約券発行データ240の預金口座識別子に基づいて、預金口座データ記憶部22の預金口座データ220を特定する。特定した預金口座データ220の口座残高に、予約券発行データ240の発行金額を加算した値を新たな口座残高として預金口座データ220に記録する。更に、管理コンピュータ21は、その予約券発行データ240を予約券発行データ記憶部24から削除する。以上により、ホストシステム20におけるオフラインの現金自動預払機10の管理処理が完了する。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
・ 本実施形態では、管理コンピュータ21は、予約券発行依頼(ステップS1−3)に基づいて、発行金額を利用者の預金口座から減額する残高ホールド処理を行い(ステップS1−4)、予約券データ50を携帯電話端末30に送信して予約券の発行を行う(ステップS1−5)。携帯電話端末30は、発行金額データ及び有効期限データを含む予約券データ50を格納し(ステップS1−6)、予約券データ50を現金自動預払機10に送信する。現金自動預払機10は、予約券データ50が有効期限内の場合(ステップS1−12において「YES」の場合)には、予約券データ50の発行金額の現金を利用者に提供する(ステップS1−13)。従って、管理コンピュータ21は、オフラインの現金自動預払機10において現金が引き出される前に、利用者の預金口座から引出予定金額を減算する。このため、現金自動預払機10は、管理コンピュータ21とオフラインであっても、予約券データ50に含まれる引出予定金額に基づいて、利用者に現金を提供することができる。
また、管理コンピュータ21は、すべてのATM管理データ230の最終取出日が有効期限よりも後になっている予約券がある場合(ステップS2−5において「YES」の場合)には、発行金額を元の預金口座に返金するホールド解除処理を行う(ステップS2−6)。このため、利用者が予約券発行依頼を行って予約券データを取得しても、現金の引出を行わない場合には、管理コンピュータ21は、現金引出依頼によって利用者の預金口座から減算された引出予定金額を返還することができる。従って、管理コンピュータは、使用されなかった予約券に関する金額を戻すことにより、利用者の利便性を高くすることができる。そして、有効期限経過後に、予約券に不使用を確認できた場合には、預金口座から減額した引出予定金額を速やかに返却することができる。
・ 本実施形態では、管理コンピュータ21は、オフラインの現金自動預払機10から現金引出を行うときに用いられる予約券の発行するとき(ステップS1−5)に、通常の現金引出処理において行われるユーザ認証(ステップS1−2)を行う。管理コンピュータ21は、現金引出を行う利用者を確認した上で予約券の発行をするため、現金の引出時にオンラインにより利用者認証を確認できないオフラインの現金自動預払機10においても、より確実に現金の提供を行うことができる。
・ 本実施形態では、管理コンピュータ21は、予約券の発行のとき(ステップS1−5)に、予約券を特定する予約券識別子及び発行金額とともに、その予約券の有効期限を予約券発行データ240として予約券発行データ記憶部24に記録する。管理コンピュータ21は、この予約券発行データ240に記録された予約券の有効期限データと、各現金自動預払機10の磁気テープMTの記録データとを用いて、予約券データに基づいて現金が引き出されたか否かを判断する。そして、管理コンピュータ21は、予約券の発行を行っても、利用者が現金自動預払機10から現金の引出を行わなかった場合には、その発行金額を利用者の預金口座に返還する。従って、利用しなかった金額は返還されるため、利用者の利便性を図ることができる。
・ 本実施形態では、現金自動預払機10から予約券の要求を受けた携帯電話端末30は、予約券データ50を携帯電話端末30に送信する前に、パスワードの入力要求を行う(ステップS1−9)。そして、携帯電話端末30に入力されたパスワードが、携帯電話端末30に格納されている予約券データ50のパスワードと一致する場合にのみ、携帯電話端末30は、予約券データ50を現金自動預払機10に送信する。パスワードが一致せず、認証が正しく行われない場合には、携帯電話端末30から予約券データ50を送信することができないため、現金自動預払機10から現金を引き出すことができない。従って、携帯電話端末30に格納した予約券データ50を他人が取得しても、この予約券データ50を用いて現金を引き出すことを抑止し、現金引出の安全性を高めることができる。
・ 本実施形態では、携帯電話端末30は、入力されたパスワードと予約券データ50に含まれているパスワードが一致する場合(ステップS1−10において「YES」の場合)に、予約券データ50を現金自動預払機10に送信する。このため、正確なパスワードを入力しない限り、予約券データ50は携帯電話端末30に格納されたままになる。従って、利用者がパスワードの入力を間違った場合、正しいパスワードを入力し直すことができる。
・ 本実施形態では、携帯電話端末30が現金自動預払機10に送信するときに要求するパスワードは、予約券発行依頼を行う(ステップS1−3)ときに、利用者が設定する。このため、他人に知られ難いパスワードや利用者が忘れ難いパスワードや利用者の都合がよいパスワード等を設定することができる。また、予約券の発行を受ける度に、パスワードを変更することも可能となるので、そのときに都合のよいパスワードを設定して、その予約券を用いて現金引出を行うこともできる。
・ 本実施形態では、予約券データ50が有効期限内であるか否かは、現金自動預払機10が判断する(ステップS1−12)。このため、有効期限をすでに経過したために使用できない予約券データ50も、携帯電話端末30から現金自動預払機10に移転される。従って、不使用となった予約券データ50が現金自動預払機10の磁気テープMTに記録された場合には、この予約券データ50に基づいて、管理コンピュータ21はホールド解除処理を行うことができる。よって、管理コンピュータ21は、その予約券データ50の有効期限より前の最終取出日の現金自動預払機10があったとしても、その不使用となった予約券データ50に基づいてホールド解除処理を迅速に行うことができる。また、不使用となった予約券データ50を携帯電話端末30から削除することもできる。
また、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 上記実施形態においては、利用者は、予約券データ50に含まれる発行金額をオフラインの現金自動預払機10から引き出した。引き出す金額はこれに限られず、この予約券データ50に含まれる発行金額を、利用者が引き出し可能な最大金額とし、利用者が発行金額より少ない金額を引き出すことができるようにしてもよい。この場合、現金自動預払機10は、携帯電話端末30から受信した予約券データ50が有効期限内であった場合(ステップS1−12において「YES」の場合)には、利用者に引出金額の入力を要求する。そして、利用者が発行金額よりも低額の金額を入力した場合には、その金額に対応する現金を提供するとともに、その提供した提供金額を予約券データ50に関連付けて磁気テープMTに記録する。管理コンピュータが、磁気テープMTから記録データを読み取ったときに、予約券データ50に関連付けて提供金額が記録されている場合には、この提供金額を発行金額から減算した分を利用者の預金口座に戻すようなホールド解除処理を行ってもよい。このため、引き出す金額を変更した場合にも、必要な金額だけを引き出すことができるので、利用者の利便性を向上させることができる。
○ 上記実施形態においては、携帯電話端末30は、現金自動預払機10に予約券データ50を送信するときに、パスワードの入力要求を行い(ステップS1−9)、携帯電話端末30においてパスワードが一致するか否か(ステップS1−10)の認証を行った。パスワードの認証はこれに限られず、現金自動預払機10において行ってもよい。具体的には、携帯電話端末30は、現金自動預払機10から予約券の要求があった場合(ステップS1−8)、予約券データ50を現金自動預払機10に送信する。なお、このとき、有効期限内の予約券データ50がある場合には、送信する予約券データ50を利用者に選択させてもよい。予約券データ50を受信した現金自動預払機10は、そのタッチパネルディスプレイにおいて、パスワードデータの入力を要求する。現金自動預払機10は、入力されたパスワードデータと、予約券データ50のパスワードデータが一致した場合には、有効期限内の予約券データ50の発行金額に基づいて現金を提供する。この場合、パスワードデータを間違えたときには、予約券データ50が回収されることになるため、セキュリティをより高めることができる。
○ 上記実施形態においては、すべての現金自動預払機10の磁気テープMTの最終取出日が有効期限を経過した場合(ステップS2−5において「YES」の場合)、管理コンピュータ21は、使用されなかった予約券についてのホールド解除処理を行った。これに代えて、管理コンピュータ21は、有効期限が十分に経過している場合に、その発行した予約券が使用されなかったとしてホールド解除処理を行ってもよい。例えば、磁気テープMTは遅くとも3日毎に交換され、その磁気テープMTが現金自動預払機10から取り出されてから遅くても2日後には、管理コンピュータ21が記録データを取得できる運用を行う場合を想定する。この場合、予約券の有効期限を2日とすると、予約券が発行してから10日以内に、予約券データ50の記録データを取得しなかった場合には、発行した予約券が使用されなかったとしてホールド解除処理を行ってもよい。これにより、管理コンピュータ21は、ステップS2−4、ステップS2−5を実行せずにホールド解除処理を行うことができる。
○ 上記実施形態においては、すべての現金自動預払機10の磁気テープMTの最終取出日が有効期限を経過した場合には、管理コンピュータ21は、使用されなかった予約券のホールド解除処理を行った。これに代えて、管理コンピュータ21が、使用されなかった予約券を携帯電話端末30から直接、回収し、そのときにホールド解除処理を行ってもよい。例えば、管理コンピュータ21は、有効期限が切れている予約券の予約券データ50を格納している携帯電話端末30からアクセスがあった場合に、その予約券データ50を携帯電話端末30から移転させる。管理コンピュータ21は、移転した予約券データ50に基づいて、ホールド解除処理を行い、発行金額を預金口座に返還してもよい。この場合、管理コンピュータ21は、予約券データ50を移転させることにより、予約券データ50を携帯電話端末30において削除することができる。これにより、携帯電話端末30のメモリを有効活用できる。
更に、管理コンピュータ21は、すべての現金自動預払機10からの磁気テープMTの記録データを取得するよりも前に、携帯電話端末30から新たな現金引出依頼があった場合には、不使用となった予約券データ50に基づく発行金額のホールド解除を迅速に行うことができる。なお、この場合、携帯電話端末30は、現金自動預払機10に対して使用可能な有効期限内の予約券データ50のみを送信するようにしてもよい。
○ 上記実施形態においては、携帯電話端末30から予約券を現金自動預払機10に移転させるために入力要求されるパスワードは、予約券発行依頼(ステップS1−3)を行うときに利用者が設定した。これに限らず、パスワードは、管理コンピュータ21が設定してもよい。この場合、管理コンピュータ21は、パスワードとして預金口座の暗証番号を用いて、預金口座の暗証番号をパスワードとしたことを利用者に通知してもよい。これ
により、利用者はパスワードの設定を省略することができる。
○ 上記実施形態においては、現金自動預払機10が管理コンピュータ21に接続されていない、オフラインの現金自動預払機10を用いた。これに限らず、通常はオンラインであるが、所定期間、オフラインとなる現金自動預払機10に適用してもよい。例えば、金融機関の営業時間はオンラインで管理コンピュータ21に接続されており、営業時間終了後にはオフラインとなる現金自動預払機であってもよい。この場合にも、オフライン時に受け付けた予約券データ50を用いて、利用者に現金を提供することができる。
本発明の実施形態のシステム概略図。 預金口座データ記憶部に記録されたデータの説明図。 ATM管理データ記憶部に記録されたデータの説明図。 予約券発行データ記憶部に記録されたデータの説明図。 本実施形態の現金引出処理の処理手順の流れ図。 本実施形態の現金自動預払機の管理処理の処理手順の流れ図。
符号の説明
MT…記録媒体としての磁気テープ、10…現金支払機としての現金自動預払機、16…外部インターフェース部、21…管理コンピュータ、22…預金口座データ記憶手段としての預金口座データ記憶部、30…利用者端末としての携帯電話端末、50…予約券データ、220…預金口座データ、240…予約券発行データ。

Claims (9)

  1. 利用者の預金口座データを記憶する預金口座データ記憶手段と、前記預金口座に関する取引処理を管理し、利用者端末とデータの送受信が可能な管理コンピュータを用いて、現金支払機における処理を管理するための管理方法であって、
    前記管理コンピュータが、
    利用者の預金口座データと引出予定金額データとを含む現金引出依頼を利用者端末から受信する受信段階と、
    前記預金口座データに基づいて特定される預金口座の残高から、前記引出予定金額を減算するホールド段階と、
    現金を引き出すときに現金支払機に送信される引出予定金額データと引出可能な期限に関する有効期限データとを含む予約券データを前記利用者端末に送信する送信段階と、
    前記予約券データを特定するための予約券発行データと、この予約券の引出予定金額を減算した前記預金口座を特定するデータとを関連付けて記録する記録段階と、
    前記有効期限内に前記現金支払機が取得した予約券データ又は前記有効期限後の前記利用者端末の予約券データに基づいて、前記予約券データが使用されなかったことを検知した場合には、前記予約券データに関連付けられた前記預金口座に、前記引出予定金額を加算するホールド解除段階と、
    を含むことを特徴とする現金引出管理方法。
  2. 前記記録段階は、前記予約券データに含まれる有効期限データを、その予約券発行データに関連付けて記録し、
    前記ホールド解除段階は、前記記録段階において記録された有効期限データに基づいて、前記予約券の有効期限内に現金支払機において予約券データが回収されていないことを、その有効期限後に検知することにより実行することを特徴とする請求項1に記載の現金引出管理方法。
  3. 前記現金支払機は、この現金支払機において取引処理を行った取引処理履歴データを記録した記録媒体を取り出し可能な形態で内蔵しており、
    前記ホールド解除段階は、
    前記現金支払機から前記記録媒体が取り出された取出日に関するデータと、前記現金支払機において現金が引き出されたときに取得した予約券データとを、前記記録媒体から取得する記録データ取得段階を含み、
    予約券データの有効期限と、現金支払機の前記記録媒体の取出日とを比較し、すべての取出日が有効期限を経過している場合にホールド解除を実行することを特徴とする請求項2に記載の現金引出管理方法。
  4. 前記送信段階は、現金支払機に前記予約券データを送信するときの認証に用いるパスワードデータを送信することを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の現金引出管理方法。
  5. 利用者の預金口座データを記憶する預金口座データ記憶手段と、前記預金口座に関する取引処理を管理し、利用者端末とデータの送受信が可能な管理コンピュータを用いて、現金支払機における処理を管理するための管理プログラムであって、
    前記管理コンピュータを、
    利用者の預金口座データと引出予定金額データとを含む現金引出依頼を利用者端末から受信する受信手段、
    前記預金口座データに基づいて特定される預金口座の残高から、前記引出予定金額を減算するホールド手段、
    現金を引き出すときに現金支払機に送信される引出予定金額データと引出可能な期限に
    関する有効期限データとを含む予約券データを前記利用者端末に送信する送信手段、
    前記予約券データを特定するための予約券発行データと、この予約券の引出予定金額を減算した前記預金口座を特定するデータとを関連付けて記録する記録手段、及び
    前記有効期限内に前記現金支払機が取得した予約券データ又は前記有効期限後の前記利用者端末の予約券データに基づいて、前記予約券データが使用されなかったことを検知した場合には、前記予約券データに関連付けられた前記預金口座に、前記引出予定金額を加算するホールド解除手段
    として機能させることを特徴とする現金引出管理プログラム。
  6. 前記記録手段は、前記予約券データに含まれる有効期限データを、その予約券発行データに関連付けて記録し、
    前記ホールド解除手段は、前記記録手段において記録された有効期限データに基づいて、前記予約券の有効期限内に現金支払機において予約券データが回収されていないことを、その有効期限後に検知することにより実行することを特徴とする請求項5に記載の現金引出管理プログラム。
  7. 前記現金支払機は、この現金支払機において取引処理を行った取引処理履歴データを記録した記録媒体を取り出し可能な形態で内蔵しており、
    前記ホールド解除手段は、
    前記現金支払機から前記記録媒体が取り出された取出日に関するデータと、前記現金支払機において現金が引き出されたときに取得した予約券データとを、前記記録媒体から取得する記録データ取得手段を含み、
    予約券データの有効期限と、現金支払機の前記記録媒体の取出日とを比較し、すべての取出日が有効期限を経過している場合にホールド解除を実行することを特徴とする請求項6に記載の現金引出管理プログラム。
  8. 前記送信手段は、現金支払機に前記予約券データを送信するときの認証に用いるパスワードデータを送信することを含むことを特徴とする請求項5〜7のいずれか1つに記載の現金引出管理プログラム。
  9. 利用者の預金口座に関する取引処理を管理する管理コンピュータと取引処理を行う現金支払機であって、
    前記現金支払機が、
    利用者端末から、利用者の預金口座から引き出される引出予定金額及び引出可能な有効期限に関するデータを含む予約券データを受信する外部通信手段と、
    前記管理コンピュータに提供する取引処理履歴データを記録するために取り出し可能な記録媒体に、データを記録する書込手段と、
    前記外部通信手段で受信した予約券データに含まれる有効期限と、現在の日付とを比較し、有効期限を経過していない場合には、前記予約券データに含まれる引出予定金額データに基づいて利用者に現金を提供し、前記書込手段を用いて前記予約券データを前記記録媒体に記録する制御手段と
    を備えることを特徴とする現金支払機。
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